JPH0219139B2 - - Google Patents
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- JPH0219139B2 JPH0219139B2 JP6658881A JP6658881A JPH0219139B2 JP H0219139 B2 JPH0219139 B2 JP H0219139B2 JP 6658881 A JP6658881 A JP 6658881A JP 6658881 A JP6658881 A JP 6658881A JP H0219139 B2 JPH0219139 B2 JP H0219139B2
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は常温において水素ガスを発生してポリ
オルガノシロキサン弾性フオームを形成する組成
物に関し、特に使用上十分かつ適切な可使時間を
有し、所要の発泡倍率の弾性フオームを形成可能
なポリジオルガノシロキサン組成物に関する。 ポリオルガノシロキサンフオームは耐熱性、低
温可撓性、耐オゾン性、耐紫外線性にすぐれてい
ること、軽量であることなどの諸特性を生かし
て、耐熱性、衝撃吸収材、耐熱保温材、耐熱ガス
ケツト等幅広い用途に使用されている。さらに近
年建造物の断熱化の要求に伴い、そのすぐれた耐
候性、耐熱性、耐寒性や圧縮セツト率の極めて小
さいことを生かして、建築物壁面間隙部の断熱充
填シール材として使用することも検討されつつあ
り、この種の用途においては、現場において施工
が行われる関係から、少なくとも5分、好ましく
は10〜20分程度の可使時間を有するフオーム形成
材が要求される。 水素ガスを発生してポリオルガノシロキサンフ
オームを形成するのに使用し得る技術として、特
公昭45−11839号公報に記載された方法がある。
この方法は、ケイ素原子に結合するアミノキシ基
を有するケイ素化合物、末端がシラノール基で閉
塞されたポリジオルガノシロキサン、およびケイ
素−水素結合含有ケイ素化合物を有効成分とする
ものであり、アミノキシ基含有ケイ素化合物とシ
ラノール基末端閉塞ポリジオルガノシロキサンと
の硬化反応により生成するヒドロキシルアミン
が、ケイ素−水素結合と反応する際に発生する水
素ガスを利用したものである。この方法は、前述
の有効成分3者の混合によりフオーム形成が開始
されるものであるが、混合から発泡、増粘が開始
するまでの時間、すなわち可使時間を施工作業に
必要なだけ得ようとすると、破泡防止効果が発揮
されるだけの硬化状態に達する前に発泡反応がそ
のピークを過ぎてしまうため、必要とされる発泡
倍率が得られないという問題があり、逆に発泡倍
率を上げるために、発泡反応がピークに達する以
前に破泡効果が発揮されるまで硬化を促進させる
と、今度は混合中や作業中に発泡、増粘が始まつ
てしまうという問題があつた。そのため、せいぜ
い1〜2分程度の可使時間で使用せざるを得ず、
しかも得られるフオームは発泡倍率などの物性が
不十分であつた。 またポリオルガノシロキサンフオーム形成にお
いて、水素発生により生じた気泡が破れないため
には、組成物がある程度の粘度を有して破泡防止
効果が奏されることが重要である。即ち、発泡と
増粘硬化の速度とがバランス良く進行しなけれ
ば、所要の発泡倍率を有するフオームは得難い。
この点前記先行技術の場合、発泡の初期におい
て、破泡防止効果が有効に発揮される程に組成物
の粘度が高まつておらず、破泡が起り、結局発泡
倍率の低いフオームが形成される一原因となつて
いた。 本発明は、上述したような、従来のオルガノシ
ロキサンフオームの欠点を解消すべくなされたも
のである。 即ち、本発明の目的は、施工作業上必要かつ適
切な可使時間を備えた、常温で弾性フオームを形
成するポリオルガノシロキサン組成物を提供する
ことにある。 本発明の別の目的は、発泡反応の初期から適切
な破泡防止効果が発揮され、発泡と増粘・硬化が
バランス良く進行して高発泡倍率の弾性フオーム
が得られる、ポリオルガノシロキサン組成物を提
供することにある。 すなわち本発明は、 (A) 末端がシラノール基で閉塞され、25℃におけ
る粘度が500〜200000cstであるポリジオルガノ
シロキサン100重量部、 (B) 分子中に平均2個を超える数の、ケイ素原子
に結合したオルガノアミノキシ基を有するアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物0.1〜50重量部、 (C) 分子中に平均2個を超える数のケイ素−水素
結合を有し、該ケイ素−水素結合がケイ素原子
の数に対して10%以上存在するケイ素−水素結
合含有ポリオルガノシロキサン0.1〜50重量部、 (D) 煙霧質シリカ1〜30重量部、および (E) イソシアナト基含有有機化合物0.005〜10重
量部 から成ることを特徴とする、常温で弾性フオーム
を形成するポリオルガノシロキサン組成物であ
る。 本発明のシロキサン組成物は、約5分以上の可
使時間を有し、その間の混合や施工作業の間発泡
も増粘も抑制されるので、極めて作業性にすぐれ
ている。可使時間は、組成物の成分、配合比を変
えることにより用途に応じて調節することがで
き、一般に好ましいとされる10〜20分の可使時間
とすることも容易である。作業完了後に初めて発
泡が開始するが、発泡当初から破泡防止効果が適
切に発揮され、その後発泡と増粘・硬化がバラン
ス良く進行するため、約3倍以上の高発泡倍率で
整泡性の良好な弾性フオームが得られる。 本発明で用いられる(A)成分は、室温で硬化しう
る縮合型ポリシロキサン組成物に用いられる、シ
ラノール基末端閉塞ポリジオルガノシロキサン
で、発泡、硬化前の組成物の混合性、破泡防止効
果、形成される弾性フオームの物理的性質を得る
目的から、25℃における粘度が500〜200000cstの
範囲であることが必要であり、1000〜50000cstの
範囲であることが好ましい。粘度が500cstより低
い場合はシロキサンフオームの柔軟性が得られ
ず、また、破泡防止効果が不完全となり、逆に
200000cstより高い場合は、使用時の混合性や作
業性が低下するからである。 このシラノール基末端閉塞ポルジオルガノシロ
キサンのケイ素原子に直接結合せる有機基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基のようなアルキル
基、ビニル基、アリル基のようなアルケニル基、
フエニル基のようなアリール基、β−フエニルエ
チル基のようなアラルキル基、および3,3,3
−トリフルオロプロピル基、クロロメチル基、β
−シアノエチル基のような1価の置換炭化水素基
などが例示されるが、合成の容易さからメチル
基、ビニル基、またはフエニル基のような1価の
炭化水素基が一般的には有利である。中でもメチ
ル基は原料中間体が最も容易に得られるばかりで
なく、シロキサンの重合度の割に最も低い粘度を
与え、硬化前の組成物の作業性と硬化後の弾性フ
オームの物性のバランスを有利にするので、全有
機基の85%以上がメチル基であることが好まし
く、実質的にすべての有機基がメチル基であるこ
とがさらに好ましい。ただし、硬化後の弾性フオ
ームに耐寒性や耐熱性を必要とするときは、有機
基の一部にフエニル基を用いることが推奨され
る。 本発明に用いられる(B)成分のアミノキシ基含有
有機ケイ素化合物は、(A)成分のシラノール基末端
閉塞ポリジオルガノシロキサンの末端のシラノー
ル基との間で脱ヒドロキシルアミン反応を行うこ
とによつて、該ポリジオルガノシロキサンの架橋
および鎖長延長を行うと同時に発泡反応に必要な
ヒドロキシルアミンを供給するもので、シラン誘
導体でも、鎖状、環状ないし分岐状のシロキサン
誘導体でもよい。アミノキシ基の数は、少なくと
も鎖長延長と同時に架橋を行わせしめる目的か
ら、分子中に平均2個を越える数存在することが
必要であり、弾性フオーム形成が短時間のうちに
行われ、また比較的硬質の弾性フオームを与える
組成物を得たい場合には、分子中に3個、4個あ
るいはそれ以上の個数存在するものを使用するこ
とが好ましい。アミノキシ基に結合せる有機基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、シクロヘキシル基のような1価の炭化水素基
2個か、ブチレン基、アミレン基のような2価の
炭化水素基1個が例示されるが、原料の入手のし
やすさ、合成の容易さ、反応性、および放出する
オルガノヒドロキシルアミンの揮散のしやすさか
ら、エチル基であることが好ましい。かかるアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物の例として、次の
ものが挙げられる。なお、以下簡単のために、各
種有機ケイ素化合物に関して次の略号を用いる。 (略号) Me:メチル基、Et:エチル基、Bu:ブチル
基、Vi:ビニル基、Ph:フエニル基 Si(ONEt2)4,MeSi(ONEt2)3,PhSi
(ONMe2)3,PhSi(ONEt2)3,
オルガノシロキサン弾性フオームを形成する組成
物に関し、特に使用上十分かつ適切な可使時間を
有し、所要の発泡倍率の弾性フオームを形成可能
なポリジオルガノシロキサン組成物に関する。 ポリオルガノシロキサンフオームは耐熱性、低
温可撓性、耐オゾン性、耐紫外線性にすぐれてい
ること、軽量であることなどの諸特性を生かし
て、耐熱性、衝撃吸収材、耐熱保温材、耐熱ガス
ケツト等幅広い用途に使用されている。さらに近
年建造物の断熱化の要求に伴い、そのすぐれた耐
候性、耐熱性、耐寒性や圧縮セツト率の極めて小
さいことを生かして、建築物壁面間隙部の断熱充
填シール材として使用することも検討されつつあ
り、この種の用途においては、現場において施工
が行われる関係から、少なくとも5分、好ましく
は10〜20分程度の可使時間を有するフオーム形成
材が要求される。 水素ガスを発生してポリオルガノシロキサンフ
オームを形成するのに使用し得る技術として、特
公昭45−11839号公報に記載された方法がある。
この方法は、ケイ素原子に結合するアミノキシ基
を有するケイ素化合物、末端がシラノール基で閉
塞されたポリジオルガノシロキサン、およびケイ
素−水素結合含有ケイ素化合物を有効成分とする
ものであり、アミノキシ基含有ケイ素化合物とシ
ラノール基末端閉塞ポリジオルガノシロキサンと
の硬化反応により生成するヒドロキシルアミン
が、ケイ素−水素結合と反応する際に発生する水
素ガスを利用したものである。この方法は、前述
の有効成分3者の混合によりフオーム形成が開始
されるものであるが、混合から発泡、増粘が開始
するまでの時間、すなわち可使時間を施工作業に
必要なだけ得ようとすると、破泡防止効果が発揮
されるだけの硬化状態に達する前に発泡反応がそ
のピークを過ぎてしまうため、必要とされる発泡
倍率が得られないという問題があり、逆に発泡倍
率を上げるために、発泡反応がピークに達する以
前に破泡効果が発揮されるまで硬化を促進させる
と、今度は混合中や作業中に発泡、増粘が始まつ
てしまうという問題があつた。そのため、せいぜ
い1〜2分程度の可使時間で使用せざるを得ず、
しかも得られるフオームは発泡倍率などの物性が
不十分であつた。 またポリオルガノシロキサンフオーム形成にお
いて、水素発生により生じた気泡が破れないため
には、組成物がある程度の粘度を有して破泡防止
効果が奏されることが重要である。即ち、発泡と
増粘硬化の速度とがバランス良く進行しなけれ
ば、所要の発泡倍率を有するフオームは得難い。
この点前記先行技術の場合、発泡の初期におい
て、破泡防止効果が有効に発揮される程に組成物
の粘度が高まつておらず、破泡が起り、結局発泡
倍率の低いフオームが形成される一原因となつて
いた。 本発明は、上述したような、従来のオルガノシ
ロキサンフオームの欠点を解消すべくなされたも
のである。 即ち、本発明の目的は、施工作業上必要かつ適
切な可使時間を備えた、常温で弾性フオームを形
成するポリオルガノシロキサン組成物を提供する
ことにある。 本発明の別の目的は、発泡反応の初期から適切
な破泡防止効果が発揮され、発泡と増粘・硬化が
バランス良く進行して高発泡倍率の弾性フオーム
が得られる、ポリオルガノシロキサン組成物を提
供することにある。 すなわち本発明は、 (A) 末端がシラノール基で閉塞され、25℃におけ
る粘度が500〜200000cstであるポリジオルガノ
シロキサン100重量部、 (B) 分子中に平均2個を超える数の、ケイ素原子
に結合したオルガノアミノキシ基を有するアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物0.1〜50重量部、 (C) 分子中に平均2個を超える数のケイ素−水素
結合を有し、該ケイ素−水素結合がケイ素原子
の数に対して10%以上存在するケイ素−水素結
合含有ポリオルガノシロキサン0.1〜50重量部、 (D) 煙霧質シリカ1〜30重量部、および (E) イソシアナト基含有有機化合物0.005〜10重
量部 から成ることを特徴とする、常温で弾性フオーム
を形成するポリオルガノシロキサン組成物であ
る。 本発明のシロキサン組成物は、約5分以上の可
使時間を有し、その間の混合や施工作業の間発泡
も増粘も抑制されるので、極めて作業性にすぐれ
ている。可使時間は、組成物の成分、配合比を変
えることにより用途に応じて調節することがで
き、一般に好ましいとされる10〜20分の可使時間
とすることも容易である。作業完了後に初めて発
泡が開始するが、発泡当初から破泡防止効果が適
切に発揮され、その後発泡と増粘・硬化がバラン
ス良く進行するため、約3倍以上の高発泡倍率で
整泡性の良好な弾性フオームが得られる。 本発明で用いられる(A)成分は、室温で硬化しう
る縮合型ポリシロキサン組成物に用いられる、シ
ラノール基末端閉塞ポリジオルガノシロキサン
で、発泡、硬化前の組成物の混合性、破泡防止効
果、形成される弾性フオームの物理的性質を得る
目的から、25℃における粘度が500〜200000cstの
範囲であることが必要であり、1000〜50000cstの
範囲であることが好ましい。粘度が500cstより低
い場合はシロキサンフオームの柔軟性が得られ
ず、また、破泡防止効果が不完全となり、逆に
200000cstより高い場合は、使用時の混合性や作
業性が低下するからである。 このシラノール基末端閉塞ポルジオルガノシロ
キサンのケイ素原子に直接結合せる有機基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基のようなアルキル
基、ビニル基、アリル基のようなアルケニル基、
フエニル基のようなアリール基、β−フエニルエ
チル基のようなアラルキル基、および3,3,3
−トリフルオロプロピル基、クロロメチル基、β
−シアノエチル基のような1価の置換炭化水素基
などが例示されるが、合成の容易さからメチル
基、ビニル基、またはフエニル基のような1価の
炭化水素基が一般的には有利である。中でもメチ
ル基は原料中間体が最も容易に得られるばかりで
なく、シロキサンの重合度の割に最も低い粘度を
与え、硬化前の組成物の作業性と硬化後の弾性フ
オームの物性のバランスを有利にするので、全有
機基の85%以上がメチル基であることが好まし
く、実質的にすべての有機基がメチル基であるこ
とがさらに好ましい。ただし、硬化後の弾性フオ
ームに耐寒性や耐熱性を必要とするときは、有機
基の一部にフエニル基を用いることが推奨され
る。 本発明に用いられる(B)成分のアミノキシ基含有
有機ケイ素化合物は、(A)成分のシラノール基末端
閉塞ポリジオルガノシロキサンの末端のシラノー
ル基との間で脱ヒドロキシルアミン反応を行うこ
とによつて、該ポリジオルガノシロキサンの架橋
および鎖長延長を行うと同時に発泡反応に必要な
ヒドロキシルアミンを供給するもので、シラン誘
導体でも、鎖状、環状ないし分岐状のシロキサン
誘導体でもよい。アミノキシ基の数は、少なくと
も鎖長延長と同時に架橋を行わせしめる目的か
ら、分子中に平均2個を越える数存在することが
必要であり、弾性フオーム形成が短時間のうちに
行われ、また比較的硬質の弾性フオームを与える
組成物を得たい場合には、分子中に3個、4個あ
るいはそれ以上の個数存在するものを使用するこ
とが好ましい。アミノキシ基に結合せる有機基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、シクロヘキシル基のような1価の炭化水素基
2個か、ブチレン基、アミレン基のような2価の
炭化水素基1個が例示されるが、原料の入手のし
やすさ、合成の容易さ、反応性、および放出する
オルガノヒドロキシルアミンの揮散のしやすさか
ら、エチル基であることが好ましい。かかるアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物の例として、次の
ものが挙げられる。なお、以下簡単のために、各
種有機ケイ素化合物に関して次の略号を用いる。 (略号) Me:メチル基、Et:エチル基、Bu:ブチル
基、Vi:ビニル基、Ph:フエニル基 Si(ONEt2)4,MeSi(ONEt2)3,PhSi
(ONMe2)3,PhSi(ONEt2)3,
【式】
Et2NOMe2SiSiMe2ONEt2,
Et2NOMe2SiOSiMe2ONEt2,
Et2NOMe2SiOSiMe2ONEt2,
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
このようなアミノキシ基含有有機ケイ素化合物
の添加量は、(A)成分100重量部に対して0.1〜50重
量部、好ましくは1〜30重量部の範囲から選ばれ
る。本脱ヒドロキシルアミン反応は、(A)成分のシ
ラノール基に対して(B)成分のアミノキシ基が少な
い場合は、下式の重縮合反応が速やかに進み、硬
化速度は速くなる。 (式中、Rは1価炭化水素基を表わし、mは2
以上、nは1以上の整数を表わす) 一方、シラノール基に対してアミノキシ基が多
い場合は、先ず、次式の反応が優先的に起る。 (式中、R、m及びnは前記と同じである) 次に、このポリジアミノキシシロキサン
の添加量は、(A)成分100重量部に対して0.1〜50重
量部、好ましくは1〜30重量部の範囲から選ばれ
る。本脱ヒドロキシルアミン反応は、(A)成分のシ
ラノール基に対して(B)成分のアミノキシ基が少な
い場合は、下式の重縮合反応が速やかに進み、硬
化速度は速くなる。 (式中、Rは1価炭化水素基を表わし、mは2
以上、nは1以上の整数を表わす) 一方、シラノール基に対してアミノキシ基が多
い場合は、先ず、次式の反応が優先的に起る。 (式中、R、m及びnは前記と同じである) 次に、このポリジアミノキシシロキサン
【式】は大気中の湿分を吸収し
て、下式の通り重縮合し、徐々に硬化が進む。
このため、アミノキシ基含有有機ケイ素化合物
の添加量が0.1重量部に満たないと、シラノール
基末端閉塞ポリジオルガノシロキサンとの反応に
よる硬化速度が早くなつて十分な作業時間が得ら
れないばかりでなく、発泡倍率も低いものとな
る。また、添加量が50重量部を越えると、硬化速
度が著しく遅滞し、硬化性が低下するばかりでな
く、破泡防止効果の発現が遅いためにいつたん成
長したフオームが潰れてしまい、必要とされる発
泡倍率が得られず、また整泡性も不良となる。 (C)のケイ素−水素結合含有ポリオルガノシロキ
サンは、(A)成分と(B)成分の反応生成物であるオル
ガノヒドロキシルアミンと反応して水素ガスを生
成し、その水素ガスの起泡力によつてフオーム形
成に寄与するものである。必要とされる発泡倍率
を得る目的から、分子中に含まれる全ケイ素原子
の平均10%以上、好ましくは25〜100%がケイ素
−水素結合を有していることが必要で、かつ発泡
と平行して増粘、硬化反応を行わせしめ、最終的
に弾性フオーム硬化物を形成せしめる目的から、
分子中に平均2個を超える数のケイ素−水素結合
を含有していることが必要である。高発泡倍率の
弾性フオームを得たい場合にはケイ素−水素結合
を有するケイ素原子の割合が高く、分子中の個数
も多いシロキサンを使用することが有利である。
すなわち、分子中に3個、4個あるいはそれ以上
の数の水素−ケイ素結合を有する多価水素−ケイ
素結合含有シロキサンを使用することにより、発
泡開始と同時にすみやかに増粘してすぐれた破泡
防止効果を発揮させることが可能となり、整泡性
の良好な、比較的硬質の、圧縮セツト率の極めて
小さい弾性フオームを形成することができる。こ
のようなケイ素−水素結合含有オルガノシロキサ
ンは、ケイ素−水素結合含有シロキサン単位から
なる重合体、または該単位と必要に応じてトリオ
ルガノシロキサン単位、ジオルガノシロキサン単
位、モノオルガノシロキサン単位および/または
SiO2単位との共重合体であり、鎖状、分岐状、
環状、網状のいずれであつてもよい。ケイ素原子
に直接結合せる有機基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ヘキシル基のようなアルキル
基、フエニル基のようなアリール基、3,3,3
−トリフルオロプロピル基、クロロメチル基のよ
うな1価の置換炭化水素基などが例示されるが、
合成の容易さからメチル基、またはフエニル基の
ような1価の炭化水素基が一般的には有利であ
る。中でもメチル基は原料中間体が最も容易に得
られるばかりでなく、(A)成分との混合性の配慮か
ら、全有機基の85%以上がメチル基であることが
好ましく、すべての有機基がメチル基であること
がさらに好ましい。(C)成分の配合量は、(A)成分
100重量部に対して0.1〜50重量部であることが必
要で、好ましくは1〜30重量部である。(C)成分が
0.1重量部未満では、起泡力が劣るため所要の発
泡倍率が得られず、50重量部を超えると特に深部
における破泡防止効果の発現が遅れるためその部
分の整泡性が不良となり、それぞれ好ましくな
い。 本発明の(D)成分である煙霧質シリカは、本発明
において特に特徴的な成分であり、特に発泡の当
初において系の見掛粘度の増加に寄与することに
より、破泡防止効果を発揮させるものである。そ
の結果、高発泡倍率と良好な整泡性をフオームに
もたらす。また(D)成分は、組成物の流動性を適度
に調整する役割をも果たす。(D)成分は、シリコー
ン弾性体の補強性充填材として常用される煙霧質
シリカと同じものでよく、四塩化ケイ素やオルガ
ノクロロシランの焼成によつて得られるものが一
般的である。これら煙霧質シリカは未処理のもの
でもよく、またヘキサオルガノジシロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、オルガノク
ロロシラン、ヘキサメチルジシラザン等で表面処
理されたものでもよい。通常シリコーンゴムの充
填剤として用いられる他の無機質微粉末、すなわ
ち沈澱シリカ、シリカアエロゲル、粉砕シリカ、
ケイソウ土、炭酸カルシウムなどは、上記のよう
なすぐれたフオーム形成能が得られない。(D)成分
の使用量は(A)成分100重量部に対して1〜30重量
部の範囲であることが必要であり、3〜15重量部
の範囲であることが好ましい。(D)成分の量がこれ
より少ないと十分な破泡防止効果が発揮されず、
これより多いと均一な組成物を得ることが困難に
なるばかりでなく、組成物の粘度が高くなつて作
業性の低下を来たす。 本発明の(E)成分であるイソシアナト基含有有機
化合物は、本発明の組成物において、(A)〜(D)の各
成分を混合する際に、ただちに発泡が開始するこ
とを抑制して、必要とされる可使時間を組成物に
付与するための必須の成分である。(E)成分の発泡
抑制効果は、(A)成分と(B)成分との硬化反応によつ
て発生するオルガノヒドロキシルアミンが、(C)成
分と反応する前に、以下に示す反応を優先的に行
つてオルガノヒドロキシアミンを硬化中の組成物
中より除去し、オルガノヒドロキシルアミンと(C)
成分との反応による水素ガスの発生を抑制するこ
とによつてもたらされるものと推測される。 (ただし、式中、R,R′は炭化水素基を示す) (B)成分の大部分がこの反応を行つて失なわれる
と、次いでヒドロキシルアミンと(C)成分との反応
が始まり発泡が開始する。また、(D)成分と、(A)成
分および(B)成分との相互作用による破泡防止効果
も、同様に(E)成分の消費された後に発現され始め
る。(E)成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し
て0.005〜10重量部の範囲で選定することにより、
必要とされる可使時間を組成物に付与することが
できるが、0.01〜5重量部の範囲で選ばれること
が好ましい。(E)成分の量がこれより少ないと、混
合中や作業中に発泡が開始してしまうばかりでな
く、増粘による破泡防止効果が発現されるため可
使時間が短かくなり、逆にこれより多いと、(A)成
分と(B)成分との反応によつて生成するオルガノヒ
ドロキシルアミンのかなりの部分が(E)成分と反応
して失なわれてしまい、そのためオルガノヒドロ
キシルアミンの絶対量が不足して十分な発泡倍率
が得られなくなる。本発明に使用される(E)成分と
しては、
の添加量が0.1重量部に満たないと、シラノール
基末端閉塞ポリジオルガノシロキサンとの反応に
よる硬化速度が早くなつて十分な作業時間が得ら
れないばかりでなく、発泡倍率も低いものとな
る。また、添加量が50重量部を越えると、硬化速
度が著しく遅滞し、硬化性が低下するばかりでな
く、破泡防止効果の発現が遅いためにいつたん成
長したフオームが潰れてしまい、必要とされる発
泡倍率が得られず、また整泡性も不良となる。 (C)のケイ素−水素結合含有ポリオルガノシロキ
サンは、(A)成分と(B)成分の反応生成物であるオル
ガノヒドロキシルアミンと反応して水素ガスを生
成し、その水素ガスの起泡力によつてフオーム形
成に寄与するものである。必要とされる発泡倍率
を得る目的から、分子中に含まれる全ケイ素原子
の平均10%以上、好ましくは25〜100%がケイ素
−水素結合を有していることが必要で、かつ発泡
と平行して増粘、硬化反応を行わせしめ、最終的
に弾性フオーム硬化物を形成せしめる目的から、
分子中に平均2個を超える数のケイ素−水素結合
を含有していることが必要である。高発泡倍率の
弾性フオームを得たい場合にはケイ素−水素結合
を有するケイ素原子の割合が高く、分子中の個数
も多いシロキサンを使用することが有利である。
すなわち、分子中に3個、4個あるいはそれ以上
の数の水素−ケイ素結合を有する多価水素−ケイ
素結合含有シロキサンを使用することにより、発
泡開始と同時にすみやかに増粘してすぐれた破泡
防止効果を発揮させることが可能となり、整泡性
の良好な、比較的硬質の、圧縮セツト率の極めて
小さい弾性フオームを形成することができる。こ
のようなケイ素−水素結合含有オルガノシロキサ
ンは、ケイ素−水素結合含有シロキサン単位から
なる重合体、または該単位と必要に応じてトリオ
ルガノシロキサン単位、ジオルガノシロキサン単
位、モノオルガノシロキサン単位および/または
SiO2単位との共重合体であり、鎖状、分岐状、
環状、網状のいずれであつてもよい。ケイ素原子
に直接結合せる有機基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ヘキシル基のようなアルキル
基、フエニル基のようなアリール基、3,3,3
−トリフルオロプロピル基、クロロメチル基のよ
うな1価の置換炭化水素基などが例示されるが、
合成の容易さからメチル基、またはフエニル基の
ような1価の炭化水素基が一般的には有利であ
る。中でもメチル基は原料中間体が最も容易に得
られるばかりでなく、(A)成分との混合性の配慮か
ら、全有機基の85%以上がメチル基であることが
好ましく、すべての有機基がメチル基であること
がさらに好ましい。(C)成分の配合量は、(A)成分
100重量部に対して0.1〜50重量部であることが必
要で、好ましくは1〜30重量部である。(C)成分が
0.1重量部未満では、起泡力が劣るため所要の発
泡倍率が得られず、50重量部を超えると特に深部
における破泡防止効果の発現が遅れるためその部
分の整泡性が不良となり、それぞれ好ましくな
い。 本発明の(D)成分である煙霧質シリカは、本発明
において特に特徴的な成分であり、特に発泡の当
初において系の見掛粘度の増加に寄与することに
より、破泡防止効果を発揮させるものである。そ
の結果、高発泡倍率と良好な整泡性をフオームに
もたらす。また(D)成分は、組成物の流動性を適度
に調整する役割をも果たす。(D)成分は、シリコー
ン弾性体の補強性充填材として常用される煙霧質
シリカと同じものでよく、四塩化ケイ素やオルガ
ノクロロシランの焼成によつて得られるものが一
般的である。これら煙霧質シリカは未処理のもの
でもよく、またヘキサオルガノジシロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、オルガノク
ロロシラン、ヘキサメチルジシラザン等で表面処
理されたものでもよい。通常シリコーンゴムの充
填剤として用いられる他の無機質微粉末、すなわ
ち沈澱シリカ、シリカアエロゲル、粉砕シリカ、
ケイソウ土、炭酸カルシウムなどは、上記のよう
なすぐれたフオーム形成能が得られない。(D)成分
の使用量は(A)成分100重量部に対して1〜30重量
部の範囲であることが必要であり、3〜15重量部
の範囲であることが好ましい。(D)成分の量がこれ
より少ないと十分な破泡防止効果が発揮されず、
これより多いと均一な組成物を得ることが困難に
なるばかりでなく、組成物の粘度が高くなつて作
業性の低下を来たす。 本発明の(E)成分であるイソシアナト基含有有機
化合物は、本発明の組成物において、(A)〜(D)の各
成分を混合する際に、ただちに発泡が開始するこ
とを抑制して、必要とされる可使時間を組成物に
付与するための必須の成分である。(E)成分の発泡
抑制効果は、(A)成分と(B)成分との硬化反応によつ
て発生するオルガノヒドロキシルアミンが、(C)成
分と反応する前に、以下に示す反応を優先的に行
つてオルガノヒドロキシアミンを硬化中の組成物
中より除去し、オルガノヒドロキシルアミンと(C)
成分との反応による水素ガスの発生を抑制するこ
とによつてもたらされるものと推測される。 (ただし、式中、R,R′は炭化水素基を示す) (B)成分の大部分がこの反応を行つて失なわれる
と、次いでヒドロキシルアミンと(C)成分との反応
が始まり発泡が開始する。また、(D)成分と、(A)成
分および(B)成分との相互作用による破泡防止効果
も、同様に(E)成分の消費された後に発現され始め
る。(E)成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し
て0.005〜10重量部の範囲で選定することにより、
必要とされる可使時間を組成物に付与することが
できるが、0.01〜5重量部の範囲で選ばれること
が好ましい。(E)成分の量がこれより少ないと、混
合中や作業中に発泡が開始してしまうばかりでな
く、増粘による破泡防止効果が発現されるため可
使時間が短かくなり、逆にこれより多いと、(A)成
分と(B)成分との反応によつて生成するオルガノヒ
ドロキシルアミンのかなりの部分が(E)成分と反応
して失なわれてしまい、そのためオルガノヒドロ
キシルアミンの絶対量が不足して十分な発泡倍率
が得られなくなる。本発明に使用される(E)成分と
しては、
【式】
【式】OCN−(CH2)6−
NCO,
【式】
【式】などのイソシアナト基を
もつた単量体や、
などのアダクト体、
(ただし、式中mは0〜100の数を示す)
などの多量体、
(ただし、式中pは3〜50の数を示す)
などのウレタンポリマー、
Me3SiNCO,Me2Si(NCO)2,PhSi(NCO)3、
などの有機ケイ素化合物などが例示される。
本発明の組成物は、通常(A),(C)および(D)より成
る部分、(B)および(E)より成る部分とに分けて2つ
の容器に別々に保存し、使用時に両者を混合する
ことにより発泡硬化を行わせる2包装型として使
用される。 本発明の組成物は、補強性や流動性を適度に調
整することを目的として無機質充填材を含有する
ことができる。これら無機質充填材としては、粉
砕石英、ケイソウ土、炭酸カルシウム、タルク、
クレー、焼成クレー、アルミナなどが例示され
る。また、自己消火性を付与するためには、白金
または塩化白金酸のような白金系化合物を添加す
ることが好ましい。その際充填材として水酸化ア
ルミニウムを使用することが有利であり、別に末
端がトリオルガノシリル基で閉塞され、フエニル
基を有するポリオルガノシロキサンを併用した
り、フエニル基を有する(A)成分や(C)成分を用いた
り、あるいはカーボンブラツクを併用することに
より、自己消火性を強化することができる。(A)成
分として末端がシラノール基で閉塞され、かつフ
エニル基を含むポリオルガノシロキサンを用いる
場合、該ポリオルガノシロキサンの有機基のう
ち、0.1〜25モル%がフエニル基であることが好
ましい。フエニル基の量が0.1モル%未満では自
己消火性を向上する効果がなく、25モル%を超え
ると、シロキサンフオームの柔軟性などのフオー
ムの物性を適正に保つために、(A)の粘度、ひいて
は未硬化の組成物の見掛粘度を著しく高くせざる
を得ず、作業性を害する結果となるからである。 本発明の組成物は、必要とされる可使時間を付
与することが可能であることから、建造物外壁目
地の断熱充填シールをはじめとする、作業に時間
を要する用途に適する。 以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例中、部はいずれも重量部を示す。 実施例 1 25℃における粘度が27000cstのシラノール基末
端閉塞ポリジメチルシロキサン100部に、煙霧質
シリカ10部を混練して、ベースコンパウンドC−
1を得た。また、同じポリジメチルシロキサン
100部に平均粒径0.5μの炭酸カルシウム75部、平
均粒径1.2μの粉砕石英100部、または湿式シリカ
15部をそれぞれ混練して、ベースコンパウンドC
−2,C−3,C−4を得た。次いでこれらのベ
ースコンパウンドC−1〜C−4それぞれ100部
に対し、第1表に示すケイ素−水素結合含有ポリ
オルガノシロキサン、アミノキシ基含有ケイ素化
合物、およびイソシアナト基含有化合物を均一に
混合して試料100〜111を調製した。ただし、試料
100〜103はベースコンパウンドとしてC−2〜C
−4を用いたすなわち充填材が煙霧質シリカでは
ない比較例、試料100、104はイソシアナト基含有
化合物を添加しない比較例である。こうして得ら
れた各試料を直ちに底面直径5cmのポリプロピレ
ン製円筒容器内に注ぎ、可使時間(混合から発
泡、増粘の開始するまでの時間)、最終発泡倍率、
整泡性、および表層部のスキン形成の良否を観察
した。それらの結果を第1表に併せて示す。なお
混合および発泡は、23℃、相対湿度:60%の雰囲
気中で行つた。
る部分、(B)および(E)より成る部分とに分けて2つ
の容器に別々に保存し、使用時に両者を混合する
ことにより発泡硬化を行わせる2包装型として使
用される。 本発明の組成物は、補強性や流動性を適度に調
整することを目的として無機質充填材を含有する
ことができる。これら無機質充填材としては、粉
砕石英、ケイソウ土、炭酸カルシウム、タルク、
クレー、焼成クレー、アルミナなどが例示され
る。また、自己消火性を付与するためには、白金
または塩化白金酸のような白金系化合物を添加す
ることが好ましい。その際充填材として水酸化ア
ルミニウムを使用することが有利であり、別に末
端がトリオルガノシリル基で閉塞され、フエニル
基を有するポリオルガノシロキサンを併用した
り、フエニル基を有する(A)成分や(C)成分を用いた
り、あるいはカーボンブラツクを併用することに
より、自己消火性を強化することができる。(A)成
分として末端がシラノール基で閉塞され、かつフ
エニル基を含むポリオルガノシロキサンを用いる
場合、該ポリオルガノシロキサンの有機基のう
ち、0.1〜25モル%がフエニル基であることが好
ましい。フエニル基の量が0.1モル%未満では自
己消火性を向上する効果がなく、25モル%を超え
ると、シロキサンフオームの柔軟性などのフオー
ムの物性を適正に保つために、(A)の粘度、ひいて
は未硬化の組成物の見掛粘度を著しく高くせざる
を得ず、作業性を害する結果となるからである。 本発明の組成物は、必要とされる可使時間を付
与することが可能であることから、建造物外壁目
地の断熱充填シールをはじめとする、作業に時間
を要する用途に適する。 以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例中、部はいずれも重量部を示す。 実施例 1 25℃における粘度が27000cstのシラノール基末
端閉塞ポリジメチルシロキサン100部に、煙霧質
シリカ10部を混練して、ベースコンパウンドC−
1を得た。また、同じポリジメチルシロキサン
100部に平均粒径0.5μの炭酸カルシウム75部、平
均粒径1.2μの粉砕石英100部、または湿式シリカ
15部をそれぞれ混練して、ベースコンパウンドC
−2,C−3,C−4を得た。次いでこれらのベ
ースコンパウンドC−1〜C−4それぞれ100部
に対し、第1表に示すケイ素−水素結合含有ポリ
オルガノシロキサン、アミノキシ基含有ケイ素化
合物、およびイソシアナト基含有化合物を均一に
混合して試料100〜111を調製した。ただし、試料
100〜103はベースコンパウンドとしてC−2〜C
−4を用いたすなわち充填材が煙霧質シリカでは
ない比較例、試料100、104はイソシアナト基含有
化合物を添加しない比較例である。こうして得ら
れた各試料を直ちに底面直径5cmのポリプロピレ
ン製円筒容器内に注ぎ、可使時間(混合から発
泡、増粘の開始するまでの時間)、最終発泡倍率、
整泡性、および表層部のスキン形成の良否を観察
した。それらの結果を第1表に併せて示す。なお
混合および発泡は、23℃、相対湿度:60%の雰囲
気中で行つた。
【表】
【表】
実施例 2
末端がシラノール基で閉塞され、全二官能シロ
キシ単位のうち5モル%がジフエニルシロキシ単
位、残余がジメチルシロキシ単位で、25℃におけ
る粘度が12000cstのポリジオルガノシロキサン
100部、煙霧質シリカ7.5部、平均粒径1.6μの水酸
化アルミニウム微粉末75部を混合してベースコン
パウンドを得た。こうして得られたベースコンパ
ウンド100部に対して、第2表に示すケイ素−水
素結合含有ポリオルガノシロキサン、アミノキシ
基含有ケイ素化合物、およびイソシアナト基含有
化合物を混合して試料20〜25を調製した。ただ
し、試料20はイソシアナト基含有化合物を添加し
ない比較例である。実施例1と同様にして発泡開
始時間および最終発泡倍率を測定し、整泡性およ
び表層部のスキン形成の良否を観察した。それら
の結果を第2表に示す。 また、第2表の試料21〜25に、さらに白金の重
量で0.00005部に相当する塩化白金酸水溶液を添
加混合してそれぞれ試料21′〜25′を調製した。こ
れらを発泡硬化させて得られた弾性フオームを幅
12.5mm、厚さ約2mmの短冊状に切り出し、長さが
2cmのメタンガス燃焼炎の中心直上1cmの位置に
10秒間設置後炎から外し、炎から外してから試料
の輝きが消えるまでの時間(1回目自己消火時
間)を測定した。その結果を第3表に示す。表中
の2回目自己消火時間とは1回目が消火して直ち
に試料を再び炎中に10秒間設置後、炎から外して
1回目と同様にして測定したものである。
キシ単位のうち5モル%がジフエニルシロキシ単
位、残余がジメチルシロキシ単位で、25℃におけ
る粘度が12000cstのポリジオルガノシロキサン
100部、煙霧質シリカ7.5部、平均粒径1.6μの水酸
化アルミニウム微粉末75部を混合してベースコン
パウンドを得た。こうして得られたベースコンパ
ウンド100部に対して、第2表に示すケイ素−水
素結合含有ポリオルガノシロキサン、アミノキシ
基含有ケイ素化合物、およびイソシアナト基含有
化合物を混合して試料20〜25を調製した。ただ
し、試料20はイソシアナト基含有化合物を添加し
ない比較例である。実施例1と同様にして発泡開
始時間および最終発泡倍率を測定し、整泡性およ
び表層部のスキン形成の良否を観察した。それら
の結果を第2表に示す。 また、第2表の試料21〜25に、さらに白金の重
量で0.00005部に相当する塩化白金酸水溶液を添
加混合してそれぞれ試料21′〜25′を調製した。こ
れらを発泡硬化させて得られた弾性フオームを幅
12.5mm、厚さ約2mmの短冊状に切り出し、長さが
2cmのメタンガス燃焼炎の中心直上1cmの位置に
10秒間設置後炎から外し、炎から外してから試料
の輝きが消えるまでの時間(1回目自己消火時
間)を測定した。その結果を第3表に示す。表中
の2回目自己消火時間とは1回目が消火して直ち
に試料を再び炎中に10秒間設置後、炎から外して
1回目と同様にして測定したものである。
【表】
【表】
【表】
実施例 3
実施例1で調製した試料13,15および17を発泡
硬化して得られた弾性フオームを、常温で7日間
養生した後12×12×50mmの角柱形に切り出した。
こうして得られた角柱形弾性フオームを東芝シリ
コーン(株)製シリコーンーリング材トスシール371
−Cを用いて50×50mm、5mm厚のガラス板2枚の
間に挾んで貼り付け、第1図に示す試験体を作成
した。図中、1は前記のガラス板、2はトスシー
ル371−C、3は前記弾性フオームの試験片であ
る。作成した試験体は常温で7日間養生した後繰
り返し疲労試験器に取り付け、±20%の目地幅伸
縮繰り返しを10000回与えたが、いずれの弾性フ
オームにも亀裂の発生等の異常は発生しなかつた
(JISA5758に準拠)。 実施例 4 実施例1および2で調製した試料13,15,17,
23および25を、混合後直ちに、15×15mm、100mm
長の、あらかじめ内側に東芝シリコーン(株)製プラ
イマーME120を塗布乾燥させておいた二次電解
着色アルミ製のU型アルミ溝内に充填し、発泡硬
化させた。その後、常温で7日間養生を行なつた
後、弾性フオームのアルミ材に対する接着性を観
察したところ、いずれの試料も良好な接着性を示
しており、無理に剥がそうとすると弾性フオーム
の部分で凝集破壊した。 実施例 5 25℃における粘度が4500cstのシラノール基末
端閉塞ポリジメチルシロキサン100部に、ヘキサ
メチルジシラザンで表面処理された煙霧質シリカ
10部、平均粒径0.6μのステアリン酸処理膠質炭酸
カルシウム50部、および
硬化して得られた弾性フオームを、常温で7日間
養生した後12×12×50mmの角柱形に切り出した。
こうして得られた角柱形弾性フオームを東芝シリ
コーン(株)製シリコーンーリング材トスシール371
−Cを用いて50×50mm、5mm厚のガラス板2枚の
間に挾んで貼り付け、第1図に示す試験体を作成
した。図中、1は前記のガラス板、2はトスシー
ル371−C、3は前記弾性フオームの試験片であ
る。作成した試験体は常温で7日間養生した後繰
り返し疲労試験器に取り付け、±20%の目地幅伸
縮繰り返しを10000回与えたが、いずれの弾性フ
オームにも亀裂の発生等の異常は発生しなかつた
(JISA5758に準拠)。 実施例 4 実施例1および2で調製した試料13,15,17,
23および25を、混合後直ちに、15×15mm、100mm
長の、あらかじめ内側に東芝シリコーン(株)製プラ
イマーME120を塗布乾燥させておいた二次電解
着色アルミ製のU型アルミ溝内に充填し、発泡硬
化させた。その後、常温で7日間養生を行なつた
後、弾性フオームのアルミ材に対する接着性を観
察したところ、いずれの試料も良好な接着性を示
しており、無理に剥がそうとすると弾性フオーム
の部分で凝集破壊した。 実施例 5 25℃における粘度が4500cstのシラノール基末
端閉塞ポリジメチルシロキサン100部に、ヘキサ
メチルジシラザンで表面処理された煙霧質シリカ
10部、平均粒径0.6μのステアリン酸処理膠質炭酸
カルシウム50部、および
【式】で表されるオルガノシ
ロキサン7.5部を混合してチクソートロピツク性
を有するコンパウンドを得た。こうして得られた
コンパウンド100部に対し、あらかじめ10重量%
のOCN(−CH2)−6NCOを添加した
を有するコンパウンドを得た。こうして得られた
コンパウンド100部に対し、あらかじめ10重量%
のOCN(−CH2)−6NCOを添加した
【式】7部を添加混合し、
5分間撹拌した後、直ちに第2図に示すように、
あらかじめ東芝シリコーン(株)製プライマー
YP7502を塗布乾燥させておいたALC(軽重発泡
コンクリート)垂直目地21に充填し、仕上げを
行つた。22は発泡ポリエチレン製バツクアツプ
材で、23は充填した組成物である。施工には約
3分間を要し、施工完了から約10分後に発泡が開
始した。施工性は良好で、施工時、施工後、発泡
時、硬化後、いずれの時期においてもスランプ
(たれ流れ)の発生は認められなかつた。施工後
4日目に試料打設目地を分解して観察した結果、
発泡倍率は約3倍であり、ALCに対する接着性
も良好であつた。なお、混合施工雰囲気は温度23
℃、相対湿度62%であつた。
あらかじめ東芝シリコーン(株)製プライマー
YP7502を塗布乾燥させておいたALC(軽重発泡
コンクリート)垂直目地21に充填し、仕上げを
行つた。22は発泡ポリエチレン製バツクアツプ
材で、23は充填した組成物である。施工には約
3分間を要し、施工完了から約10分後に発泡が開
始した。施工性は良好で、施工時、施工後、発泡
時、硬化後、いずれの時期においてもスランプ
(たれ流れ)の発生は認められなかつた。施工後
4日目に試料打設目地を分解して観察した結果、
発泡倍率は約3倍であり、ALCに対する接着性
も良好であつた。なお、混合施工雰囲気は温度23
℃、相対湿度62%であつた。
第1図は実施例3にて用いた繰り返し疲労試験
用試験体を表す図で、第2図は実施例5にて用い
たALC垂直目地への充填状態を表す水平断面図
である。 1……ガラス、2……トスシール371、3……
試料(弾性フオーム)、21……ALC、22……
発泡ポリエチレン製バツクアツプ材、23……試
料(発泡硬化前)。
用試験体を表す図で、第2図は実施例5にて用い
たALC垂直目地への充填状態を表す水平断面図
である。 1……ガラス、2……トスシール371、3……
試料(弾性フオーム)、21……ALC、22……
発泡ポリエチレン製バツクアツプ材、23……試
料(発泡硬化前)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 末端がシラノール基で閉塞され、25℃に
おける粘度が500〜200000cstであるポリジオル
ガノシロキサン100重量部、 (B) 分子中に平均2個を超える数の、ケイ素原子
に結合したオルガノアミノキシ基を有するアミ
ノキシ基含有有機ケイ素化合物0.1〜50重量部、 (C) 分子中に平均2個を超える数のケイ素−水素
結合を有し、該ケイ素−水素結合がケイ素原子
の数に対して10%以上存在する、ケイ素−水素
結合含有ポリオルガノシロキサン0.1〜50重量
部、 (D) 煙霧質シリカ1〜30重量部、および (E) イソシアナト基含有有機化合物0.005〜10重
量部 から成ることを特徴とする、常温で弾性フオーム
を形成するポリオルガノシロキサン組成物。 2 (A)の25℃における粘度が1000〜50000cstであ
る、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 (A)の有機基の85%以上がメチル基である、特
許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 (A)の有機基がすべてメチル基である、特許請
求の範囲第3項記載の組成物。 5 (B)のオルガノアミノキシ基がジエチルアミノ
キシ基である、特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 6 (B)の量が(A)100重量部に対し1〜30重量部で
ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7 (C)の有機基がメチル基である、特許請求の範
囲第1項記載の組成物。 8 (C)の量が(A)100重量部に対し1〜30重量部で
ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 9 (D)の量が(A)100重量部に対し3〜15重量部で
ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 10 (E)の量が(A)100重量部に対し0.01〜5重量
部である、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 11 さらに白金または白金化合物を添加して成
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 12 (A)の有機基の0.1〜25モル%がフエニル基
である、特許請求の範囲第11項記載の組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6658881A JPS57180641A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Polyorganosiloxane composition capable of forming elastic foam at normal temperature |
| US06/372,684 US4367293A (en) | 1981-04-30 | 1982-04-28 | Composition forming elastic foam at room temperature |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6658881A JPS57180641A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Polyorganosiloxane composition capable of forming elastic foam at normal temperature |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57180641A JPS57180641A (en) | 1982-11-06 |
| JPH0219139B2 true JPH0219139B2 (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=13320241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6658881A Granted JPS57180641A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Polyorganosiloxane composition capable of forming elastic foam at normal temperature |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57180641A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119463496A (zh) * | 2024-07-01 | 2025-02-18 | 湖南北思孚新材料有限公司 | 一种发泡硅橡胶及其组成的防火材料 |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6658881A patent/JPS57180641A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57180641A (en) | 1982-11-06 |
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