JPH0219352B2 - - Google Patents
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- JPH0219352B2 JPH0219352B2 JP60178171A JP17817185A JPH0219352B2 JP H0219352 B2 JPH0219352 B2 JP H0219352B2 JP 60178171 A JP60178171 A JP 60178171A JP 17817185 A JP17817185 A JP 17817185A JP H0219352 B2 JPH0219352 B2 JP H0219352B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- ring
- spiral groove
- rotating
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
「産業上の利用分野」
本発明は回転軸の軸封装置、特にメカニカルシ
ールのように端面シールを行ない有毒とか可燃性
の気体或は液体のように絶対に漏らしては困る流
体の軸封装置に関する。
ールのように端面シールを行ない有毒とか可燃性
の気体或は液体のように絶対に漏らしては困る流
体の軸封装置に関する。
「従来の技術」
従来のこの種の装置例を縦断面図の第5図に示
す。図において、ケーシング4内の空間Hは高圧
の密封流体が封ぜられており、Aはケーシング4
の外部側の大気のある空間であつて、空間Hの密
封流体を大気側空間Aへ流出するのを防止しよう
とするものであり、回転軸3に一体又は固定され
た回転リング1の密封面11と静止リング17の
密封面27が流体潤滑あるいは境界潤滑状態で摺
動するようになつている。
す。図において、ケーシング4内の空間Hは高圧
の密封流体が封ぜられており、Aはケーシング4
の外部側の大気のある空間であつて、空間Hの密
封流体を大気側空間Aへ流出するのを防止しよう
とするものであり、回転軸3に一体又は固定され
た回転リング1の密封面11と静止リング17の
密封面27が流体潤滑あるいは境界潤滑状態で摺
動するようになつている。
静止リング17はケーシング4に対してばね5
で軸方向に押されているが、ケーシング4に不図
示の廻り止め部材で係止され回転はしないように
なつている。また静止リング17がケーシング4
に滑合し、軸方向にすべるところにはOリング8
が設けてあり、空間Hと空間Lを分けている。空
間Lと大気側空間Aはケーシング4に密封固定し
たカバー14の端面にフローテイングリングシー
ル6がケーシング4とフローテイングリングシー
ル6の間の軸方向に配したばね15により圧接さ
れている。
で軸方向に押されているが、ケーシング4に不図
示の廻り止め部材で係止され回転はしないように
なつている。また静止リング17がケーシング4
に滑合し、軸方向にすべるところにはOリング8
が設けてあり、空間Hと空間Lを分けている。空
間Lと大気側空間Aはケーシング4に密封固定し
たカバー14の端面にフローテイングリングシー
ル6がケーシング4とフローテイングリングシー
ル6の間の軸方向に配したばね15により圧接さ
れている。
空間Hの密封流体の圧力pに対してp+△p
(△pは数Kg/cm2)の軸封用の加圧液体が供給孔
7をとおり空間Lに供給されており、回転リング
1と静止リング17の密封面11,27間は端面
シール効果により、上記△pの圧力差によつて、
空間Lの液体が空間Hへ漏洩するのを防止すると
共にフローテイングリングシール6と回転軸3間
の摺動面により空間Lの液体の大気側空間Aへの
漏洩を抑えている。
(△pは数Kg/cm2)の軸封用の加圧液体が供給孔
7をとおり空間Lに供給されており、回転リング
1と静止リング17の密封面11,27間は端面
シール効果により、上記△pの圧力差によつて、
空間Lの液体が空間Hへ漏洩するのを防止すると
共にフローテイングリングシール6と回転軸3間
の摺動面により空間Lの液体の大気側空間Aへの
漏洩を抑えている。
「発明が解決しようとする問題点」
この装置は高圧流体を密封する場合にはそれ
を封じ込む液体の圧力を上昇するための特別の供
給装置を必要とする。密封流体とそれを封じ込
む液体の差圧を常に一様に制御する必要がある。
接触形シールであるために密封条件が厳しけれ
ばどうしても信頼性に欠け、寿命が短かい。空
間Lは高圧でありシール6で漏れることにより大
気圧状態になるため損失が大である。摺動面に
セラミツク等の硬質材料を用いる場合に、薄肉の
摺動面部材を端面にはりつける際、熱膨張の違い
で硬質材料に変形あるいは応力が発生する場合が
ある。等の問題を持つている。
を封じ込む液体の圧力を上昇するための特別の供
給装置を必要とする。密封流体とそれを封じ込
む液体の差圧を常に一様に制御する必要がある。
接触形シールであるために密封条件が厳しけれ
ばどうしても信頼性に欠け、寿命が短かい。空
間Lは高圧でありシール6で漏れることにより大
気圧状態になるため損失が大である。摺動面に
セラミツク等の硬質材料を用いる場合に、薄肉の
摺動面部材を端面にはりつける際、熱膨張の違い
で硬質材料に変形あるいは応力が発生する場合が
ある。等の問題を持つている。
本発明は回転軸の軸封を端面シールで行うよう
な構成の軸封装置における上記問題点を解消し、
信頼性高く、特別な昇圧装置を必要としない軸封
装置を提供することを目的とする。
な構成の軸封装置における上記問題点を解消し、
信頼性高く、特別な昇圧装置を必要としない軸封
装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明は回転軸とともに回転する回転リングと
ケーシング側に取付けられた非回転部材との間に
端面の摺動面を形成し、該摺動面が押圧されて摺
動し該摺動面により密封を行う軸封装置におい
て、非回転部材と回転リングの間に中心孔を回転
軸が挿通する環状で平板の中間リングを挾持し、
中間リングと回転リング、又は中間リングと非回
転部材の何れかの対向面の何れかの側に軸封用液
体の存する中心側に開放され外周側に行止まるス
パイラル溝を外周側で動圧が発生する方向に捩つ
て設け、残りの対向面の何れかの側に前記スパイ
ラル溝と同様の軸封用液体をスパイラル溝の中心
側開放端側に排除する方向のスパイラル溝を設け
た軸封装置である。
ケーシング側に取付けられた非回転部材との間に
端面の摺動面を形成し、該摺動面が押圧されて摺
動し該摺動面により密封を行う軸封装置におい
て、非回転部材と回転リングの間に中心孔を回転
軸が挿通する環状で平板の中間リングを挾持し、
中間リングと回転リング、又は中間リングと非回
転部材の何れかの対向面の何れかの側に軸封用液
体の存する中心側に開放され外周側に行止まるス
パイラル溝を外周側で動圧が発生する方向に捩つ
て設け、残りの対向面の何れかの側に前記スパイ
ラル溝と同様の軸封用液体をスパイラル溝の中心
側開放端側に排除する方向のスパイラル溝を設け
た軸封装置である。
「作用」
回転軸が回転すると中間リングの両面では回転
軸の回転方向により何れか一方の面は相手回転リ
ング又は非回転部材との間の摺動面で低圧側の液
体がスパイラル溝の開放端から巻き込まれてスパ
イラル溝の行止まる外周側へ移動して昇圧すると
共に残りの面とその相手非回転部材又は回転リン
グとの接触面ではスパイラル溝の作用により低圧
側に液体が移動しようとして真空圧が発生して吸
着し、前記の軸封用の液体がスパイラル溝の行止
まる側で昇圧した摺動面では摺動面を押圧してい
る力に対抗した液膜が形成され、高圧側の密封流
体の軸封が行われる。
軸の回転方向により何れか一方の面は相手回転リ
ング又は非回転部材との間の摺動面で低圧側の液
体がスパイラル溝の開放端から巻き込まれてスパ
イラル溝の行止まる外周側へ移動して昇圧すると
共に残りの面とその相手非回転部材又は回転リン
グとの接触面ではスパイラル溝の作用により低圧
側に液体が移動しようとして真空圧が発生して吸
着し、前記の軸封用の液体がスパイラル溝の行止
まる側で昇圧した摺動面では摺動面を押圧してい
る力に対抗した液膜が形成され、高圧側の密封流
体の軸封が行われる。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は縦断面図である。第5図の従来例と同様
ケーシング内の空間Hには高圧の密封流体が封ぜ
られており、Aはケーシング4の外部側の大気側
空間である。空間Lには封入液体が供給されてい
るが空間Hの密封流体と同圧以下の圧力でもよく
大気圧と等しくてもよい。又空間Lには密封用の
液体が封入されているのみでも差支えない。
第1図は縦断面図である。第5図の従来例と同様
ケーシング内の空間Hには高圧の密封流体が封ぜ
られており、Aはケーシング4の外部側の大気側
空間である。空間Lには封入液体が供給されてい
るが空間Hの密封流体と同圧以下の圧力でもよく
大気圧と等しくてもよい。又空間Lには密封用の
液体が封入されているのみでも差支えない。
回転軸3に一体又は固定された回転リング11
の密封面11と中間リング2の密封面21が液膜
を介して摺動する摺動面になつている。非回転部
材のリテーナ16とケーシング4間には軸方向に
ばね5が配され、ばね5によりリテーナ16を介
して中間リング2は回転リング1に向つて軸方向
に押されているがリテーナ16はケーシング4に
不図示の回り止め部材で係止され回転しないよう
になつている。またリテーナ16がケーシング4
に滑合している部分にはOリング8が設けてあり
空間Hと空間Lと分けている。空間Lと大気側空
間Aは、回転軸3に滑合しているフローテイング
リングシール6がケーシング4に密封固定したカ
バー12の端面にケーシング4とフローテイング
リングシール6の間の軸方向に配したばね15に
より圧接されていることにより密封遮断されてい
る。
の密封面11と中間リング2の密封面21が液膜
を介して摺動する摺動面になつている。非回転部
材のリテーナ16とケーシング4間には軸方向に
ばね5が配され、ばね5によりリテーナ16を介
して中間リング2は回転リング1に向つて軸方向
に押されているがリテーナ16はケーシング4に
不図示の回り止め部材で係止され回転しないよう
になつている。またリテーナ16がケーシング4
に滑合している部分にはOリング8が設けてあり
空間Hと空間Lと分けている。空間Lと大気側空
間Aは、回転軸3に滑合しているフローテイング
リングシール6がケーシング4に密封固定したカ
バー12の端面にケーシング4とフローテイング
リングシール6の間の軸方向に配したばね15に
より圧接されていることにより密封遮断されてい
る。
中間リング2の密封面21は正面図の第2図に
示すように平面の頂部9aとスパイラル溝9bが
交互に並ぶスパイラル溝部9とその外側に位置し
て頂部9aと同一平面のフラツト部10から成
る。スパイラル溝9bは中心側が突抜けており、
外周側が行止まるようになつている。
示すように平面の頂部9aとスパイラル溝9bが
交互に並ぶスパイラル溝部9とその外側に位置し
て頂部9aと同一平面のフラツト部10から成
る。スパイラル溝9bは中心側が突抜けており、
外周側が行止まるようになつている。
中間リング2の背面22は表面から見て第2図
においてスパイラル溝9bのねじれ方向が逆にな
つた形をしている。
においてスパイラル溝9bのねじれ方向が逆にな
つた形をしている。
中間リング2には回転軸3が挿通しているがそ
の挿通部分は空間Lの密封用の液体が回転軸3と
リテーナ16間の〓間を通じて移動し、更に中間
リング2と回転軸3間を通ずようになつており、
中間リング2と回転軸3のはめあいは滑合を含み
滑合よりも大きな〓間があればよい。このはめあ
いが滑合でない場合は中間リング2の回転の可能
性を妨げないように中間リング2の外周に接近し
て支持体13が円周上に設けられている。
の挿通部分は空間Lの密封用の液体が回転軸3と
リテーナ16間の〓間を通じて移動し、更に中間
リング2と回転軸3間を通ずようになつており、
中間リング2と回転軸3のはめあいは滑合を含み
滑合よりも大きな〓間があればよい。このはめあ
いが滑合でない場合は中間リング2の回転の可能
性を妨げないように中間リング2の外周に接近し
て支持体13が円周上に設けられている。
中間リング2は常圧焼結製炭化珪素SiC、窒化
珪素Si3N4等のセラミツクス製で耐熱、耐摩耗、
耐食性に優れている。回転リング1、リテーナ1
6はアルミナセラミツクス、超硬合金、ステンレ
ス、高鉛青銅、普通鋳鉄或は中間リング2と同材
料で作られる。
珪素Si3N4等のセラミツクス製で耐熱、耐摩耗、
耐食性に優れている。回転リング1、リテーナ1
6はアルミナセラミツクス、超硬合金、ステンレ
ス、高鉛青銅、普通鋳鉄或は中間リング2と同材
料で作られる。
7はケーシング4に設けた空間Lへ密封用に用
いる液体の供給孔であり、空間Lには低圧液体が
充満している。
いる液体の供給孔であり、空間Lには低圧液体が
充満している。
回転軸3の回転方向は第2図において反時計方
向の回転であつてポンピング作用によりスパイラ
ル溝9bは中心側の開放端より液体を巻き込み、
外周に向つて動圧が発生して昇圧し、スパイラル
溝9bの終端部(最外周部)では空間Hの密封流
体の圧力よりもわずかに高い圧力が発生し、また
密封面11,21間には液膜が形成され、両密封
面11,21間は流体潤滑される。
向の回転であつてポンピング作用によりスパイラ
ル溝9bは中心側の開放端より液体を巻き込み、
外周に向つて動圧が発生して昇圧し、スパイラル
溝9bの終端部(最外周部)では空間Hの密封流
体の圧力よりもわずかに高い圧力が発生し、また
密封面11,21間には液膜が形成され、両密封
面11,21間は流体潤滑される。
一方中間リング2の背面22のスパイラル溝は
回転軸3の上記回転につれて共に回転しようとす
るが、その溝の向きが密封面21側とは逆方向に
形成されているので動圧効果が生ぜず、スパイラ
ル溝部にある液が中心孔側に排除されようとして
背面22とリテーナ16の端部との間に吸着力が
働くので中間リング2がリテーナ16に完全に密
着され静止する。
回転軸3の上記回転につれて共に回転しようとす
るが、その溝の向きが密封面21側とは逆方向に
形成されているので動圧効果が生ぜず、スパイラ
ル溝部にある液が中心孔側に排除されようとして
背面22とリテーナ16の端部との間に吸着力が
働くので中間リング2がリテーナ16に完全に密
着され静止する。
密封面11,21間の流体潤滑の液膜の圧力は
空間Hの密封流体が浸入しないか、もしくは空間
L側の液体が微小量空間H側へ洩れるようにす
る。このようにすることにより、空間H側の密封
流体が有害、或は自体有害でなくとも洩れること
により重大な支障を及ぼすものである場合に特効
がある。
空間Hの密封流体が浸入しないか、もしくは空間
L側の液体が微小量空間H側へ洩れるようにす
る。このようにすることにより、空間H側の密封
流体が有害、或は自体有害でなくとも洩れること
により重大な支障を及ぼすものである場合に特効
がある。
密封面11,21の負荷をW、スパイラル溝9
b終端部の圧力をpgとすると、完全に密封面1
1,21に流体膜が形成された場合には W=apg …… となる。aはスパイラル溝9bの溝形状、溝本
数、溝深さ等によつて決まる係数である。一方、
密封面11,21の押付荷重Wは密封圧力pとば
ね5のばね荷重Fによつて W=S・p+F …… となる。Sは空間Hの密封流体の圧力による中間
リング2の回転リング1に対する押付部の面積で
π(r2 2−r1 2):ただし、2r2=中間リング2の外
径、2r1=リテーナ16とケーシング4の嵌合部
の直径である。及びからapg=S・p+Fと
なる。S=a=kであるようにSを決めるとF=
k(pg−p)となり密封面のフラツト部10にお
ける差圧△p=(pg−p)・はばね荷重Fを決めれ
ば密封圧力に依らずに常に一定となる。また密封
面11,21の流体膜の厚さはできる限り薄くな
るようにスパイラル溝9bの溝形状、溝深さを決
めるものとする。従つて密封面11,21ではス
パイラル溝9bのポンピング作用により密封流体
の圧力pに対して△p(数Kgf/cm2)だけ常に高
い圧力まで昇圧されて密封流体を封じ込みかつ密
封面11,21のすきまを極力小さくしてその漏
れを少なくしてある。なお△pの値は回転数、密
封圧力及び封入液体の種類には依存せず、ばね5
のばね荷重の大きさによつてのみ決まる。
b終端部の圧力をpgとすると、完全に密封面1
1,21に流体膜が形成された場合には W=apg …… となる。aはスパイラル溝9bの溝形状、溝本
数、溝深さ等によつて決まる係数である。一方、
密封面11,21の押付荷重Wは密封圧力pとば
ね5のばね荷重Fによつて W=S・p+F …… となる。Sは空間Hの密封流体の圧力による中間
リング2の回転リング1に対する押付部の面積で
π(r2 2−r1 2):ただし、2r2=中間リング2の外
径、2r1=リテーナ16とケーシング4の嵌合部
の直径である。及びからapg=S・p+Fと
なる。S=a=kであるようにSを決めるとF=
k(pg−p)となり密封面のフラツト部10にお
ける差圧△p=(pg−p)・はばね荷重Fを決めれ
ば密封圧力に依らずに常に一定となる。また密封
面11,21の流体膜の厚さはできる限り薄くな
るようにスパイラル溝9bの溝形状、溝深さを決
めるものとする。従つて密封面11,21ではス
パイラル溝9bのポンピング作用により密封流体
の圧力pに対して△p(数Kgf/cm2)だけ常に高
い圧力まで昇圧されて密封流体を封じ込みかつ密
封面11,21のすきまを極力小さくしてその漏
れを少なくしてある。なお△pの値は回転数、密
封圧力及び封入液体の種類には依存せず、ばね5
のばね荷重の大きさによつてのみ決まる。
回転軸3が上記と逆方向に回転すると中間リン
グ2の背面22、リテーナ16との間において、
該背面22のスパイラル溝9bの作用により外周
側に向つて空間Lの軸封用の液体を巻込み昇圧
し、フラツト部10では密封流体に対抗する圧力
の液膜が形成されると共に回転リング1と中間リ
ング2間では軸封用の液体がスパイラル溝9bの
中心側へ向つて排除されようとして回転リング1
と中間リング2は吸着する。このように回転軸3
の正逆回転に対して軸封可能であるが、摺動面の
当りを考慮すると実用上一方向回転が適当であ
る。
グ2の背面22、リテーナ16との間において、
該背面22のスパイラル溝9bの作用により外周
側に向つて空間Lの軸封用の液体を巻込み昇圧
し、フラツト部10では密封流体に対抗する圧力
の液膜が形成されると共に回転リング1と中間リ
ング2間では軸封用の液体がスパイラル溝9bの
中心側へ向つて排除されようとして回転リング1
と中間リング2は吸着する。このように回転軸3
の正逆回転に対して軸封可能であるが、摺動面の
当りを考慮すると実用上一方向回転が適当であ
る。
空間Lに封じ込む液体は密封流体が気体である
場合には油、水、その他の液体を、液体である場
合には他の安全な清浄液体を選ぶ。特に後者で異
物を含む液体を清浄な同種液体で密封することは
効果が大きく、また密封流体のある空間H側に漏
れた空間Lの封入液体は、空間Hの密封流体が気
体である場合には容易に分離でき効果大であり、
液体の場合には少量混入しても構わない場合につ
いて効果大である。
場合には油、水、その他の液体を、液体である場
合には他の安全な清浄液体を選ぶ。特に後者で異
物を含む液体を清浄な同種液体で密封することは
効果が大きく、また密封流体のある空間H側に漏
れた空間Lの封入液体は、空間Hの密封流体が気
体である場合には容易に分離でき効果大であり、
液体の場合には少量混入しても構わない場合につ
いて効果大である。
空間Lに封じ込む液体は大気圧状態にあつても
良く、低揚程ポンプで供給するか、あるいはポン
プにこの密封装置を使用する場合にはポンプの吸
込側にある低圧状態の液体そのものを導入しても
良い。またこの液体は低圧状態にあるのでフロー
テイングリングシール6等の簡易なシールで漏れ
を極力制限する。この大気圧側のシールはメカニ
カルシールあるいは他のシールでも勿論良くて状
況によつて選定する。スパイラル溝は中間リング
2側にあつたが回転リング或はリテーナ側でもよ
く同一回転方向に対して中間リング2の片側で動
圧、他の片側で吸着力が発生する方向に該スパイ
ラル溝が設けてあればよい。この実施例ではスパ
イラル溝9bの深さは3〜50μmとしており、摺
動面の液膜厚さは1〜3μm程度である。
良く、低揚程ポンプで供給するか、あるいはポン
プにこの密封装置を使用する場合にはポンプの吸
込側にある低圧状態の液体そのものを導入しても
良い。またこの液体は低圧状態にあるのでフロー
テイングリングシール6等の簡易なシールで漏れ
を極力制限する。この大気圧側のシールはメカニ
カルシールあるいは他のシールでも勿論良くて状
況によつて選定する。スパイラル溝は中間リング
2側にあつたが回転リング或はリテーナ側でもよ
く同一回転方向に対して中間リング2の片側で動
圧、他の片側で吸着力が発生する方向に該スパイ
ラル溝が設けてあればよい。この実施例ではスパ
イラル溝9bの深さは3〜50μmとしており、摺
動面の液膜厚さは1〜3μm程度である。
第3図は本発明の他の実施例の縦断面図であ
る。前述の実施例におけるスパイラル溝部9での
流れが外向き流れであるのに対し、この実施例で
は内向き流れとなつている。
る。前述の実施例におけるスパイラル溝部9での
流れが外向き流れであるのに対し、この実施例で
は内向き流れとなつている。
空間Hは密封流体が存し、空間Lには該密封流
体を密封するための液体が存し、空間Aには大気
が存する。
体を密封するための液体が存し、空間Aには大気
が存する。
ケーシング4に対する中間リング2の取付関係
及び回転軸3に対する中間リング2の関係は前実
施例と同じである。空間Lは回転リング1側に構
成され、ケーシング4に密封固定した部材4′に
対して密封固定したカバー14に対してフローテ
イングリングシール6が押圧され、フローテイン
グリングシール6と回転軸3間が回転シールとな
つている。
及び回転軸3に対する中間リング2の関係は前実
施例と同じである。空間Lは回転リング1側に構
成され、ケーシング4に密封固定した部材4′に
対して密封固定したカバー14に対してフローテ
イングリングシール6が押圧され、フローテイン
グリングシール6と回転軸3間が回転シールとな
つている。
第4図は中間リング2の正面図である。中間リ
ング2に設けたスパイラル溝9bは外周に突抜け
ており、中心側では行止まつていてフラツト部1
0は中心側にある。中間リング2の背面22は表
面から見て向きのみこれと反対のスパイラル溝が
設けられている。
ング2に設けたスパイラル溝9bは外周に突抜け
ており、中心側では行止まつていてフラツト部1
0は中心側にある。中間リング2の背面22は表
面から見て向きのみこれと反対のスパイラル溝が
設けられている。
この実施例においても中間リング2及びこの相
手の回転リング1、リテーナ16の材質は前実施
例と同様である。
手の回転リング1、リテーナ16の材質は前実施
例と同様である。
回転軸3が第4図において時計方向に回転する
と空間Lの液体はスパイラル溝9bに巻込まれ、
中心側で動圧が発生し、スパイラル溝9bの終端
部(最内周部)では空間Hの密封流体の圧力より
もわずかに高い圧力となり密封が行われる。中間
リング2の背面は吸着力が生じ、中間リング2は
リテーナ16に吸着固定される。第2実施例にお
いてはスパイラル溝9bの深さは十分な動圧を発
生しかつ極力薄い流体膜を形成するように例えば
封入液体の粘度により異るが3〜50μmの大きさ
とする。摺動面間の液膜の厚さは1〜3μm程度
である。上記と逆回転するときは背面22側で摺
動し、密封面11,21が吸着する。
と空間Lの液体はスパイラル溝9bに巻込まれ、
中心側で動圧が発生し、スパイラル溝9bの終端
部(最内周部)では空間Hの密封流体の圧力より
もわずかに高い圧力となり密封が行われる。中間
リング2の背面は吸着力が生じ、中間リング2は
リテーナ16に吸着固定される。第2実施例にお
いてはスパイラル溝9bの深さは十分な動圧を発
生しかつ極力薄い流体膜を形成するように例えば
封入液体の粘度により異るが3〜50μmの大きさ
とする。摺動面間の液膜の厚さは1〜3μm程度
である。上記と逆回転するときは背面22側で摺
動し、密封面11,21が吸着する。
各実施例とも摺動面は鏡面仕上されており、摺
動時スパイラル溝の動圧効果により完全な流体摩
擦によつているので実験によると摩擦係数は
0.003と極めて低く冷却の必要が殆んどない。
動時スパイラル溝の動圧効果により完全な流体摩
擦によつているので実験によると摩擦係数は
0.003と極めて低く冷却の必要が殆んどない。
本発明は回転軸とともに回転する回転リングと
ケーシング側に取付けられた非回転部材との間に
端面の摺動面を形成し、該摺動面が押圧されて摺
動し該摺動面により密封を行う軸封装置におい
て、非回転部材と回転リングの間に中心孔を回転
軸が挿通する環状で平板の中間リングを挾持し、
中間リングと回転リング、又は中間リングと非回
転部材の何れかの対向面の何れかの側に軸封用液
体の存する中心側に開放され外周面に行止まるス
パイラル溝を外周側で動圧が発生する方向に捩つ
て設け、残りの対向面の何れかの側に前記スパイ
ラル溝と同様の軸封用液体をスパイラル溝の中心
側開放端側に排除する方向のスパイラル溝を設け
た軸封装置としたから、 封入液体を昇圧する特別な供給装置を必要と
しない。
ケーシング側に取付けられた非回転部材との間に
端面の摺動面を形成し、該摺動面が押圧されて摺
動し該摺動面により密封を行う軸封装置におい
て、非回転部材と回転リングの間に中心孔を回転
軸が挿通する環状で平板の中間リングを挾持し、
中間リングと回転リング、又は中間リングと非回
転部材の何れかの対向面の何れかの側に軸封用液
体の存する中心側に開放され外周面に行止まるス
パイラル溝を外周側で動圧が発生する方向に捩つ
て設け、残りの対向面の何れかの側に前記スパイ
ラル溝と同様の軸封用液体をスパイラル溝の中心
側開放端側に排除する方向のスパイラル溝を設け
た軸封装置としたから、 封入液体を昇圧する特別な供給装置を必要と
しない。
封入液体と密封流体との圧力差を制御する装
置を必要としない。
置を必要としない。
密封面は非接触状態にあるため信頼性に優
れ、寿命は長い。
れ、寿命は長い。
封入液体の外部への漏れは極めて少なく、損
失も少ない。
失も少ない。
中間リングをセラミツクス製とすることによ
り耐熱、耐摩耗、耐食性に優れている。
り耐熱、耐摩耗、耐食性に優れている。
中間リングは作動により位置決めされ、作動
時精度がよい。
時精度がよい。
中間リングが薄い板の場合、歪み易くても、
非回転部材或は回転リングの端面の精度が良好
であれば作動時、歪みは補正される。従つて、
中間リングを硬質セラミツクスとし非回転部材
或は回転リングに固定するための課題が解決さ
れる。
非回転部材或は回転リングの端面の精度が良好
であれば作動時、歪みは補正される。従つて、
中間リングを硬質セラミツクスとし非回転部材
或は回転リングに固定するための課題が解決さ
れる。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は
第1図の静止リングの正面図、第3図は他の実施
例の縦断面図、第4図は第3図の実施例の静止リ
ングの正面図、第5図は従来例の縦断面図であ
る。 1……回転リング、2……中間リング、3……
回転軸、4……ケーシング、4′……部材、5…
…ばね、6……フローテイングリングシール、7
……供給孔、8……Oリング、9……スパイラル
溝部、9a……頂部、9b……スパイラル溝、1
0……フラツト部、11……密封面、12,14
……カバー、15……ばね、16……リテーナ、
21……密封面、22……背面、A,H,L……
空間。
第1図の静止リングの正面図、第3図は他の実施
例の縦断面図、第4図は第3図の実施例の静止リ
ングの正面図、第5図は従来例の縦断面図であ
る。 1……回転リング、2……中間リング、3……
回転軸、4……ケーシング、4′……部材、5…
…ばね、6……フローテイングリングシール、7
……供給孔、8……Oリング、9……スパイラル
溝部、9a……頂部、9b……スパイラル溝、1
0……フラツト部、11……密封面、12,14
……カバー、15……ばね、16……リテーナ、
21……密封面、22……背面、A,H,L……
空間。
Claims (1)
- 1 回転軸とともに回転する回転リングとケーシ
ング側に取付けられた非回転部材との間に端面の
摺動面を形成し、該摺動面が押圧されて摺動し該
摺動面により密封を行う軸封装置において、非回
転部材と回転リングの間に中心孔を回転軸が挿通
する環状で平板の中間リングを挾持し、中間リン
グと回転リング、又は中間リングと非回転部材の
何れかの対向面の何れかの側に軸封用液体の存す
る中心側に開放され外周面に行止まるスパイラル
溝を外周側で動圧が発生する方向に捩つて設け、
残りの対向面の何れかの側に前記スパイラル溝と
同様の軸封用液体をスパイラル溝の中心側開放端
側に排除する方向のスパイラル溝を設けた軸封装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17817185A JPS6237574A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17817185A JPS6237574A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 軸封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6237574A JPS6237574A (ja) | 1987-02-18 |
| JPH0219352B2 true JPH0219352B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=16043849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17817185A Granted JPS6237574A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6237574A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH076579B2 (ja) * | 1987-08-17 | 1995-01-30 | 株式会社荏原製作所 | 軸封装置 |
| JP4310062B2 (ja) | 1999-11-10 | 2009-08-05 | 株式会社荏原製作所 | 可変速型流体継手 |
| US10697548B2 (en) | 2016-04-27 | 2020-06-30 | Eagle Industry Co., Ltd. | Mechanical seal |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59212574A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-01 | Ebara Corp | 浮動中間リング式非接触シ−ル |
| JPS59195253U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | 株式会社 荒井製作所 | メカニカルシ−ル |
| JPS60107461U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-22 | イーグル工業株式会社 | 船尾管軸封装置 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17817185A patent/JPS6237574A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6237574A (ja) | 1987-02-18 |
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