JPH057586B2 - - Google Patents
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- JPH057586B2 JPH057586B2 JP60166609A JP16660985A JPH057586B2 JP H057586 B2 JPH057586 B2 JP H057586B2 JP 60166609 A JP60166609 A JP 60166609A JP 16660985 A JP16660985 A JP 16660985A JP H057586 B2 JPH057586 B2 JP H057586B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- liquid
- pressure
- sealing
- ring
- Prior art date
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- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
「産業上の利用分野」
本発明は回転軸の軸封装置、特にメカニカルシ
ールのように端面シールを行ない有毒とか可燃性
の気体或は液体のように絶対に漏らしては困る流
体の軸封装置に関する。
ールのように端面シールを行ない有毒とか可燃性
の気体或は液体のように絶対に漏らしては困る流
体の軸封装置に関する。
「従来の技術」
従来のこの種の装置例を縦断面図の第5図に示
す。図において、ケーシング4内の空間Hは高圧
の密封流体が封ぜられており、Aはケーシング4
の外部側の大気のある空間であつて、空間Hの密
封流体を大気側空間Aへ流出するのを防止しよう
とするものであり、回転軸3に一体又は固定され
た回転リング1の密封面11と静止リング2の密
封面21が流体潤滑あるいは境界潤滑状態で摺動
するようになつている。
す。図において、ケーシング4内の空間Hは高圧
の密封流体が封ぜられており、Aはケーシング4
の外部側の大気のある空間であつて、空間Hの密
封流体を大気側空間Aへ流出するのを防止しよう
とするものであり、回転軸3に一体又は固定され
た回転リング1の密封面11と静止リング2の密
封面21が流体潤滑あるいは境界潤滑状態で摺動
するようになつている。
静止リング2はケーシング4に対してばね5で
軸方向に押されているが、ケーシング4に不図示
の廻り止め部材で係止され回転はしないようにな
つている。また静止リング2がケーシング4に滑
合し、軸方向にすべるところにはOリング8が設
けてあり、空間Hと空間Lを分けている。空間L
と大気側空間Aはケーシング4に密封固定したカ
バー14の端面にフローテイングリングシール6
がケーシング4とフローテイングリングシール6
の間の軸方向に配したばね15により圧接されて
いる。
軸方向に押されているが、ケーシング4に不図示
の廻り止め部材で係止され回転はしないようにな
つている。また静止リング2がケーシング4に滑
合し、軸方向にすべるところにはOリング8が設
けてあり、空間Hと空間Lを分けている。空間L
と大気側空間Aはケーシング4に密封固定したカ
バー14の端面にフローテイングリングシール6
がケーシング4とフローテイングリングシール6
の間の軸方向に配したばね15により圧接されて
いる。
空間Hの密封流体の圧力pに対してp+△p
(△pは数Kg/cm2)の加圧液体が供給孔7をとお
り空間Lに供給されており、回転リング1と静止
リング2の密封面11,12間は端面シール効果
により、上記△pの圧力差によつて、空間Lの液
体が空間Hへ漏洩するのを防止すると共にフロー
テイングリングシール6と回転軸3間の摺動面に
より空間Lの液体の大気側空間Aへの漏洩を抑え
ている。
(△pは数Kg/cm2)の加圧液体が供給孔7をとお
り空間Lに供給されており、回転リング1と静止
リング2の密封面11,12間は端面シール効果
により、上記△pの圧力差によつて、空間Lの液
体が空間Hへ漏洩するのを防止すると共にフロー
テイングリングシール6と回転軸3間の摺動面に
より空間Lの液体の大気側空間Aへの漏洩を抑え
ている。
「発明が解決しようとする問題点」
この装置は高圧流体を密封する場合にはそれ
を封じ込む液体の圧力を上昇するための特別の供
給装置を必要とする。密封流体とそれを封じ込
む液体の差圧を常に一様に制御する必要がある。
接触形シールであるために密封条件が厳しけれ
ばどうしても信頼性に欠け、寿命が短かい。空
間Lは高圧でありシール6で液体が漏れることに
より大気圧状態になるために損失が大である。等
の問題を持つている。
を封じ込む液体の圧力を上昇するための特別の供
給装置を必要とする。密封流体とそれを封じ込
む液体の差圧を常に一様に制御する必要がある。
接触形シールであるために密封条件が厳しけれ
ばどうしても信頼性に欠け、寿命が短かい。空
間Lは高圧でありシール6で液体が漏れることに
より大気圧状態になるために損失が大である。等
の問題を持つている。
本発明は回転軸の軸封を端面シールで行うよう
な構成の軸封装置における上記問題点を解消し、
信頼性高く、特別な昇圧装置を必要としない軸封
装置を提供することを目的とする。
な構成の軸封装置における上記問題点を解消し、
信頼性高く、特別な昇圧装置を必要としない軸封
装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明は回転軸とともに回転する回転リング
と、ケーシング側に取付けられた静止リングとの
夫々の摺動面が押圧されて摺動し該摺動面により
密封を行う軸封装置において、何れかの摺動面に
回転リングの回転により低圧側の液体を高圧側へ
向つて巻き込むスパイラル溝を高圧側で行止るよ
うに設け、該スパイラル溝の高圧側終端部を低圧
側液体の存する空間に絞り部を介して連通する通
路を備えた軸封装置である。
と、ケーシング側に取付けられた静止リングとの
夫々の摺動面が押圧されて摺動し該摺動面により
密封を行う軸封装置において、何れかの摺動面に
回転リングの回転により低圧側の液体を高圧側へ
向つて巻き込むスパイラル溝を高圧側で行止るよ
うに設け、該スパイラル溝の高圧側終端部を低圧
側液体の存する空間に絞り部を介して連通する通
路を備えた軸封装置である。
「作用」
回転軸が回転すると回転リングが回転し、スパ
イラル溝及び絞り部の効果により行止まる高圧側
に低圧側の液体が移動して昇圧され動圧が発生す
る。この昇圧された液体はスパイラル溝の高圧側
終端部と低圧側液体の存する空間に連通する通路
をとおり低圧側空間に流れ循環する。これによ
り、スパイラル溝の終端部で昇圧された低圧側の
液体により、高圧側の密封流体の軸封を行なう。
イラル溝及び絞り部の効果により行止まる高圧側
に低圧側の液体が移動して昇圧され動圧が発生す
る。この昇圧された液体はスパイラル溝の高圧側
終端部と低圧側液体の存する空間に連通する通路
をとおり低圧側空間に流れ循環する。これによ
り、スパイラル溝の終端部で昇圧された低圧側の
液体により、高圧側の密封流体の軸封を行なう。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は縦断面図である。第5図の従来例と同様
ケーシング4内の空間Hには高圧の密封流体が封
ぜられており、Aはケーシング4の外部側の大気
側空間である。空間Lには封入液体が供給されて
いるが空間Hの密封流体と同圧以下の圧力でもよ
く大気圧と等しくてもよい。又空間Lには密封用
の液体が封入されているのみでも差支えない。
第1図は縦断面図である。第5図の従来例と同様
ケーシング4内の空間Hには高圧の密封流体が封
ぜられており、Aはケーシング4の外部側の大気
側空間である。空間Lには封入液体が供給されて
いるが空間Hの密封流体と同圧以下の圧力でもよ
く大気圧と等しくてもよい。又空間Lには密封用
の液体が封入されているのみでも差支えない。
回転軸3に一体又は固定された回転リング1の
密封面11と静止リング2の密封面21が液膜を
介して摺動する摺動面になつている。静止リング
2とケーシング4間には軸方向にばね5が配さ
れ、ばね5により静止リング2は回転リング1に
向つて軸方向に押されているがケーシング4に不
図示の回り止め部材で係止され回転しないように
なつている。また静止リング2がケーシング4に
滑合している部分にはOリング8が設けてあり空
間Hと空間Lと分けている。空間Lと大気側空間
Aは、回転軸3に滑合しているフローテイングリ
ングシール6がケーシング4に密封固定したカバ
ー14の端面にケーシング4とフローテイングリ
ングシール6の間の軸方向に配したばね15によ
り圧接されていることにより密封遮断されてい
る。
密封面11と静止リング2の密封面21が液膜を
介して摺動する摺動面になつている。静止リング
2とケーシング4間には軸方向にばね5が配さ
れ、ばね5により静止リング2は回転リング1に
向つて軸方向に押されているがケーシング4に不
図示の回り止め部材で係止され回転しないように
なつている。また静止リング2がケーシング4に
滑合している部分にはOリング8が設けてあり空
間Hと空間Lと分けている。空間Lと大気側空間
Aは、回転軸3に滑合しているフローテイングリ
ングシール6がケーシング4に密封固定したカバ
ー14の端面にケーシング4とフローテイングリ
ングシール6の間の軸方向に配したばね15によ
り圧接されていることにより密封遮断されてい
る。
静止リング2の密封面21は正面図の第2図に
示すように平面の頂部9aとスパイラル溝9bが
交互に並ぶスパイラル溝部9とその外側に位置し
て頂部9aと同一平面のフラツト部10から成
る。スパイラル溝9bは中心側が突抜けており、
外周側が行止まるようになつている。
示すように平面の頂部9aとスパイラル溝9bが
交互に並ぶスパイラル溝部9とその外側に位置し
て頂部9aと同一平面のフラツト部10から成
る。スパイラル溝9bは中心側が突抜けており、
外周側が行止まるようになつている。
スパイラル溝9b終端部を連通するように設け
た環状溝13と低圧側空間Lとは静止リング2に
加工した絞り部16付きの連絡孔17で連通さ
れ、スパイラル溝9bで昇圧した封入液体を低圧
側へ流し、密封面11,12の冷却作用を行う。
絞り部16の大きさは昇圧及び冷却程度によつて
適宜選択する。
た環状溝13と低圧側空間Lとは静止リング2に
加工した絞り部16付きの連絡孔17で連通さ
れ、スパイラル溝9bで昇圧した封入液体を低圧
側へ流し、密封面11,12の冷却作用を行う。
絞り部16の大きさは昇圧及び冷却程度によつて
適宜選択する。
7はケーシング4に設けた空間Lへ密封用に用
いる液体の供給孔であり、空間Lには低圧液体が
充満している。
いる液体の供給孔であり、空間Lには低圧液体が
充満している。
回転軸3の回転方向は第2図において反時計方
向の回転であつてポンピング作用によりスパイラ
ル溝9bは中心側の開放端より液体を巻き込み、
外周に向つて動圧が発生して昇圧し、スパイラル
溝9bの終端部(最外周部)では空間Hの密封流
体の圧力よりもわずかに高い圧力が発生し、また
密封面11,21間には液膜が形成され、両密封
面11,21間は流体潤滑される。この流体潤滑
の液膜の圧力は空間Hの密封流体が浸入しない
か、もしくは空間L側の液体が微小量空間H側へ
洩れるようにする。このようにすることにより、
空間H側の密封流体が有害、或は自体有害でなく
とも洩れることにより重大な支障を及ぼすもので
ある場合に特効がある。スパイラル溝9bの終端
より環状溝13に入つた封入液体は絞り部16を
通じて連絡孔17より空間Lに流れて回転軸3と
静止リング2間を軸方向に向い循環する。尚、回
転軸3の停止時には静止リング2が回転リング1
に押付けられて完全接触状態となり、密封面のフ
ラツト部で空間Hの密封流体を閉止する。
向の回転であつてポンピング作用によりスパイラ
ル溝9bは中心側の開放端より液体を巻き込み、
外周に向つて動圧が発生して昇圧し、スパイラル
溝9bの終端部(最外周部)では空間Hの密封流
体の圧力よりもわずかに高い圧力が発生し、また
密封面11,21間には液膜が形成され、両密封
面11,21間は流体潤滑される。この流体潤滑
の液膜の圧力は空間Hの密封流体が浸入しない
か、もしくは空間L側の液体が微小量空間H側へ
洩れるようにする。このようにすることにより、
空間H側の密封流体が有害、或は自体有害でなく
とも洩れることにより重大な支障を及ぼすもので
ある場合に特効がある。スパイラル溝9bの終端
より環状溝13に入つた封入液体は絞り部16を
通じて連絡孔17より空間Lに流れて回転軸3と
静止リング2間を軸方向に向い循環する。尚、回
転軸3の停止時には静止リング2が回転リング1
に押付けられて完全接触状態となり、密封面のフ
ラツト部で空間Hの密封流体を閉止する。
密封面11,21のスパイラル溝9bによる空
間Lの封入液体の昇圧程度は空間Hの密封流体の
圧力と他の押付手段(例ばね5)による密封面1
1,21の押圧荷重の選定で決定される。ここで
空間Hの密封流体の圧力による押圧荷重は押圧部
面積s=π(r2 2−r2 1):ただし2r2は密封面11,2
1の外径、2r1は静止リング2とケーシング4の
滑合部の直径で決る。
間Lの封入液体の昇圧程度は空間Hの密封流体の
圧力と他の押付手段(例ばね5)による密封面1
1,21の押圧荷重の選定で決定される。ここで
空間Hの密封流体の圧力による押圧荷重は押圧部
面積s=π(r2 2−r2 1):ただし2r2は密封面11,2
1の外径、2r1は静止リング2とケーシング4の
滑合部の直径で決る。
また空間Lに封じ込む液体は密封流体が気体で
ある場合には油、水、その他の液体を、液体であ
る場合には他の安全な清浄液体を選ぶ。特に後者
で異物を含む液体を清浄な同種液体で密封するこ
とが望ましい。また密封流体のある空間H側に漏
れた空間Lの封入液体は、空間Hの密封流体が気
体である場合には容易に分離でき効果大であり、
液体の場合には少量混入しても構わない場合につ
いて効果大である。
ある場合には油、水、その他の液体を、液体であ
る場合には他の安全な清浄液体を選ぶ。特に後者
で異物を含む液体を清浄な同種液体で密封するこ
とが望ましい。また密封流体のある空間H側に漏
れた空間Lの封入液体は、空間Hの密封流体が気
体である場合には容易に分離でき効果大であり、
液体の場合には少量混入しても構わない場合につ
いて効果大である。
空間Lに封じ込む液体は体気圧状態であつても
良く、低揚程ポンプで供給するか、あるいはポン
プにこの密封装置を使用する場合にはポンプの吸
込側にある低圧状態の液体そのものを導入しても
良い。またこの液体は低圧状態にあるのでフロー
テイングリングシール6等の簡易なシールで漏れ
を極力制限できる。この大気圧側のシールはメカ
ニカルシールあるいは他のシールでも勿論良くて
状況によつて選定する。スパイラル溝9bは静止
リング2側にあつたが回転リング側でも良く、こ
の場合は環状溝13は回転リング1側に附しても
よく、静止リング2側に附してもよい。
良く、低揚程ポンプで供給するか、あるいはポン
プにこの密封装置を使用する場合にはポンプの吸
込側にある低圧状態の液体そのものを導入しても
良い。またこの液体は低圧状態にあるのでフロー
テイングリングシール6等の簡易なシールで漏れ
を極力制限できる。この大気圧側のシールはメカ
ニカルシールあるいは他のシールでも勿論良くて
状況によつて選定する。スパイラル溝9bは静止
リング2側にあつたが回転リング側でも良く、こ
の場合は環状溝13は回転リング1側に附しても
よく、静止リング2側に附してもよい。
第3図は本発明の他の実施例の縦断面図であ
る。前実施例におけるスパイラル溝部9での流れ
が外向き流れであるのに対し、この第3図の実施
例では内向き流れである。
る。前実施例におけるスパイラル溝部9での流れ
が外向き流れであるのに対し、この第3図の実施
例では内向き流れである。
空間Hは密封流体が存し、空間Lには該密封流
体を密封するための液体が存し、空間Aには大気
が存する。
体を密封するための液体が存し、空間Aには大気
が存する。
ケーシング4に対する静止リング2の取付関係
及び回転軸3に対する回転リング1の関係は前実
施例と同じである。空間Lは回転リング側に構成
され、ケーシング4に密封固定した部材41に対
して密封固定したカバー14に対してフローテイ
ングリングシール6が押圧され、フローテイング
リングシール6と回転軸3間が回転シールとなつ
ている。
及び回転軸3に対する回転リング1の関係は前実
施例と同じである。空間Lは回転リング側に構成
され、ケーシング4に密封固定した部材41に対
して密封固定したカバー14に対してフローテイ
ングリングシール6が押圧され、フローテイング
リングシール6と回転軸3間が回転シールとなつ
ている。
第4図は静止リング2の正面図である。静止リ
ング2に設けたスパイラル溝9bは外周に突抜け
ており、中心側では行止まつていて環状溝13に
より各スパイラル溝9bは連通しており、環状溝
13より中心側にフラツト部10がある。環状溝
13は回転リング1の軸方向に設けた絞り部16
付の連絡孔17により空間Lに連通している。
ング2に設けたスパイラル溝9bは外周に突抜け
ており、中心側では行止まつていて環状溝13に
より各スパイラル溝9bは連通しており、環状溝
13より中心側にフラツト部10がある。環状溝
13は回転リング1の軸方向に設けた絞り部16
付の連絡孔17により空間Lに連通している。
回転軸3が第4図において時計方向に回転する
と空間Lの液体はスパイラル溝9bに巻込まれ、
中心側で動圧が発生し、スパイラル溝9bの終端
部(最内周部)では空間Hの密封流体の圧力より
もわずかに高い圧力となり密封が行われる。スパ
イラル溝9bから環状溝13に入つた液体は絞り
部16を通じて連絡孔17より空間Lに流れ循環
する。
と空間Lの液体はスパイラル溝9bに巻込まれ、
中心側で動圧が発生し、スパイラル溝9bの終端
部(最内周部)では空間Hの密封流体の圧力より
もわずかに高い圧力となり密封が行われる。スパ
イラル溝9bから環状溝13に入つた液体は絞り
部16を通じて連絡孔17より空間Lに流れ循環
する。
この実施例においてもスパイラル溝9b、環状
溝13は回転リング1、静止リング2の何れの側
に附してもよい。第2実施例においてはスパイラ
ル溝9bの深さは十分な動圧を発生しかつ極力薄
い流体膜を形成するように例えば封入液体の粘度
により異るが3〜50μmの大きさとする。
溝13は回転リング1、静止リング2の何れの側
に附してもよい。第2実施例においてはスパイラ
ル溝9bの深さは十分な動圧を発生しかつ極力薄
い流体膜を形成するように例えば封入液体の粘度
により異るが3〜50μmの大きさとする。
各実施例における回転リング1、静止リング2
の材質はスパイラル溝を設ける側を硬質材料、特
にセラミツクス(炭化珪素Sic又は窒化珪素Si3
N4が好適である)としその相手の摺動部材はア
ルミナセラミツクス、超硬合金、ステンレス、高
鉛青銅、普通鋳鉄、カーボン或はスパイラル溝9
bを設けた側の材質と同材質の何れかが好適であ
る。回転リング1と静止リング2の摺動面は鏡面
仕上されており、摺動はスパイラル溝の動圧効果
により完全な流体摩擦によつているので実験によ
ると摩擦係数は0.003と極めて低く冷却の必要が
殆んどない。従つて、軸封用の循環する低圧側液
体の冷却効果も加えて完全に昇温は防止される。
又スパイラル溝を設けた部分は上記においてスパ
イラル溝を設ける部材は溝肉の円板状として、静
止リング2又は回転リング1に接着してもよく、
この相手部材もセラミツクス系であるときは同様
に板状にして接着してもよい。
の材質はスパイラル溝を設ける側を硬質材料、特
にセラミツクス(炭化珪素Sic又は窒化珪素Si3
N4が好適である)としその相手の摺動部材はア
ルミナセラミツクス、超硬合金、ステンレス、高
鉛青銅、普通鋳鉄、カーボン或はスパイラル溝9
bを設けた側の材質と同材質の何れかが好適であ
る。回転リング1と静止リング2の摺動面は鏡面
仕上されており、摺動はスパイラル溝の動圧効果
により完全な流体摩擦によつているので実験によ
ると摩擦係数は0.003と極めて低く冷却の必要が
殆んどない。従つて、軸封用の循環する低圧側液
体の冷却効果も加えて完全に昇温は防止される。
又スパイラル溝を設けた部分は上記においてスパ
イラル溝を設ける部材は溝肉の円板状として、静
止リング2又は回転リング1に接着してもよく、
この相手部材もセラミツクス系であるときは同様
に板状にして接着してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は回転軸とともに回転する回転リング
と、ケーシング側に取付けられた静止リングとの
夫々の摺動面が押圧されて摺動し該摺動面により
密封を行う軸封装置において、何れかの摺動面に
回転リングの回転により低圧側の液体を高圧側へ
向つて巻き込むスパイラル溝を高圧側で行止るよ
うに設け、該スパイラル溝の高圧側終端部を低圧
側液体の存する空間に連通する通路を備えた軸封
装置としたから 封入液体を昇圧する特別な供給装置を必要と
しない。
と、ケーシング側に取付けられた静止リングとの
夫々の摺動面が押圧されて摺動し該摺動面により
密封を行う軸封装置において、何れかの摺動面に
回転リングの回転により低圧側の液体を高圧側へ
向つて巻き込むスパイラル溝を高圧側で行止るよ
うに設け、該スパイラル溝の高圧側終端部を低圧
側液体の存する空間に連通する通路を備えた軸封
装置としたから 封入液体を昇圧する特別な供給装置を必要と
しない。
封入液体と密封流体との圧力差を制御する装
置を必要としない。
置を必要としない。
密封面は非接触状態にあるために信頼性に優
れ、寿命は長い。
れ、寿命は長い。
封入液体の外部への漏れは極めて少なく、損
失も少ない。
失も少ない。
密封面の冷却作用を増大できる。
等の効果が顕著である。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図は
第1図の静止リングの正面図、第3図は他の実施
例の縦断面図、第4図は第3図の静止リングの正
面図、第5図は従来例の縦断面図である。 1……回転リング、2……静止リング、3……
回転軸、4……ケーシング、41……部材、5…
…ばね、6……フローテイングリングシール、7
……供給孔、8……Oリング、9……スパイラル
溝部、9a……頂部、9b……スパイラル溝、1
0……フラツト部、11,21……密封面、13
……環状溝、14……カバー、15……ばね、1
6……絞り部、17……連絡孔……、A,H,L
……空間。
第1図の静止リングの正面図、第3図は他の実施
例の縦断面図、第4図は第3図の静止リングの正
面図、第5図は従来例の縦断面図である。 1……回転リング、2……静止リング、3……
回転軸、4……ケーシング、41……部材、5…
…ばね、6……フローテイングリングシール、7
……供給孔、8……Oリング、9……スパイラル
溝部、9a……頂部、9b……スパイラル溝、1
0……フラツト部、11,21……密封面、13
……環状溝、14……カバー、15……ばね、1
6……絞り部、17……連絡孔……、A,H,L
……空間。
Claims (1)
- 1 回転軸とともに回転する回転リングと、ケー
シング側に取付けられた静止リングとの夫々の摺
動面が押圧されて摺動し該摺動面により密封を行
う軸封装置において、何れかの摺動面に回転リン
グの回転により低圧側の液体を高圧側へ向つて巻
き込むスパイラル溝を高圧側で行止るように設
け、該スパイラル溝の高圧側終端部を低圧側液体
の存する空間に絞り部を介して連通する通路を備
えた軸封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16660985A JPS6228569A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16660985A JPS6228569A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 軸封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228569A JPS6228569A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH057586B2 true JPH057586B2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15834474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16660985A Granted JPS6228569A (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | 軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228569A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717688U (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-31 | 日本フルハーフ株式会社 | 車両における可動部材と当接する固定側部材の防錆構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH076579B2 (ja) * | 1987-08-17 | 1995-01-30 | 株式会社荏原製作所 | 軸封装置 |
| KR100465805B1 (ko) | 2002-12-23 | 2005-01-13 | 삼성전자주식회사 | 모터의 돌입전류방지 및 다이나믹 브레이킹 장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59195253U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | 株式会社 荒井製作所 | メカニカルシ−ル |
-
1985
- 1985-07-27 JP JP16660985A patent/JPS6228569A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717688U (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-31 | 日本フルハーフ株式会社 | 車両における可動部材と当接する固定側部材の防錆構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228569A (ja) | 1987-02-06 |
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