JPH0219658B2 - - Google Patents
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- JPH0219658B2 JPH0219658B2 JP4164085A JP4164085A JPH0219658B2 JP H0219658 B2 JPH0219658 B2 JP H0219658B2 JP 4164085 A JP4164085 A JP 4164085A JP 4164085 A JP4164085 A JP 4164085A JP H0219658 B2 JPH0219658 B2 JP H0219658B2
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- servo control
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、衛星通信などにおける直交2偏波
共用技術の交差偏波補償装置に関するものであ
る。
共用技術の交差偏波補償装置に関するものであ
る。
第4図は、従来の交差偏波補償装置のダウンリ
ンク系を示すブロツク図であり、図において、1
はアンテナ、2は群分波器、3は90゜位相差板、
4は180゜位相差板、5は偏分波器、6は90゜位相
差板角度検出器、7は180゜位相差板角度検出器、
8は90゜位相差板駆動機構、9は180゜位相差板駆
動機構、10,11は結合器、12は受信機、1
3はサーボ制御回路、14は晴天停止検出回路、
24は受信系右旋端子、25は受信系左旋端子、
28は90゜位相差板角度出力端子、29は180゜位
相差板角度出力端子、30は90゜位相差板晴天停
止信号出力端子、31は180゜位相差板晴天停止信
号出力端子である。
ンク系を示すブロツク図であり、図において、1
はアンテナ、2は群分波器、3は90゜位相差板、
4は180゜位相差板、5は偏分波器、6は90゜位相
差板角度検出器、7は180゜位相差板角度検出器、
8は90゜位相差板駆動機構、9は180゜位相差板駆
動機構、10,11は結合器、12は受信機、1
3はサーボ制御回路、14は晴天停止検出回路、
24は受信系右旋端子、25は受信系左旋端子、
28は90゜位相差板角度出力端子、29は180゜位
相差板角度出力端子、30は90゜位相差板晴天停
止信号出力端子、31は180゜位相差板晴天停止信
号出力端子である。
次に動作について説明する。アンテナ1によつ
て受信したダウンリンク系偏波信号は群分波器2
でダウンリンク系90゜位相差板3、180゜位相差板
4および偏分波器5で右旋と左旋成分に分波され
結合器10,11を介して受信機12により主偏
波を基準信号として交差偏波成分を検波する。こ
の交差偏波成分は誤差信号としてサーボ制御回路
13に供給され、制御増幅して90゜位相差板駆動
機構8と180゜位相差板駆動機構9を誤差信号が零
になるように駆動する。このようにして90゜位相
差板と180゜位相差板を制御すると、交差偏波成分
が零となり補償ができる。晴天停止検出回路14
は、端子28,29より得られる90゜位相差板角
度と180゜位相差板角度により入射波の交差偏波識
別度XPDをXPD=20logtan(θ−2φ)+1/tan(θ−2
φ)−1(た だし、θは90゜位相差板角度、φは180゜位相差板
角度である。)の式により求め、これがある基準
値より大きければ入射波XPDが良好で降雨によ
り偏波劣化が小さいとみなし、又、受信機12の
誤差信号出力がある基準値より小さければ補償後
XPDが良好で補償動作が完了しているとみなし、
入射波XPDおよび補償後XPDがともに良好であ
れば、伝播路は晴天状態でもはやこれ以上補償す
る必要がないため晴天停止信号を端子30,31
に出力し、サーボ制御回路13に晴天停止指令を
与えて位相差板3,4の駆動を停止させるもので
ある。
て受信したダウンリンク系偏波信号は群分波器2
でダウンリンク系90゜位相差板3、180゜位相差板
4および偏分波器5で右旋と左旋成分に分波され
結合器10,11を介して受信機12により主偏
波を基準信号として交差偏波成分を検波する。こ
の交差偏波成分は誤差信号としてサーボ制御回路
13に供給され、制御増幅して90゜位相差板駆動
機構8と180゜位相差板駆動機構9を誤差信号が零
になるように駆動する。このようにして90゜位相
差板と180゜位相差板を制御すると、交差偏波成分
が零となり補償ができる。晴天停止検出回路14
は、端子28,29より得られる90゜位相差板角
度と180゜位相差板角度により入射波の交差偏波識
別度XPDをXPD=20logtan(θ−2φ)+1/tan(θ−2
φ)−1(た だし、θは90゜位相差板角度、φは180゜位相差板
角度である。)の式により求め、これがある基準
値より大きければ入射波XPDが良好で降雨によ
り偏波劣化が小さいとみなし、又、受信機12の
誤差信号出力がある基準値より小さければ補償後
XPDが良好で補償動作が完了しているとみなし、
入射波XPDおよび補償後XPDがともに良好であ
れば、伝播路は晴天状態でもはやこれ以上補償す
る必要がないため晴天停止信号を端子30,31
に出力し、サーボ制御回路13に晴天停止指令を
与えて位相差板3,4の駆動を停止させるもので
ある。
一方、交差偏波補償装置のアツプリンク系は、
補償用のパイロツト信号を用いて、上記ダウンリ
ンク系と同様に構成される。
補償用のパイロツト信号を用いて、上記ダウンリ
ンク系と同様に構成される。
従来の交差偏波補償装置は、ダウンリンク系と
アツプリンク系が独立して構成されていたので、
構成部品が多く装置が大型となると共に、アツプ
リンク系では、ダウンリンク系のように受信波に
よつて自らの受信波を補償するということがない
ので、送信波を補償するための補償用パイロツト
信号を個別に必要とするなどの問題点があつた。
アツプリンク系が独立して構成されていたので、
構成部品が多く装置が大型となると共に、アツプ
リンク系では、ダウンリンク系のように受信波に
よつて自らの受信波を補償するということがない
ので、送信波を補償するための補償用パイロツト
信号を個別に必要とするなどの問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、アツプリンク系に補償用のパイロ
ツト信号を個別に必要とせず、装置の簡素化、小
型化が図れる交差偏波補償装置を得ることを目的
とする。
されたもので、アツプリンク系に補償用のパイロ
ツト信号を個別に必要とせず、装置の簡素化、小
型化が図れる交差偏波補償装置を得ることを目的
とする。
また、この発明の別の発明は、上記目的に加え
て補償性能が改善できる交差偏波補償装置を得る
ことを目的とする。
て補償性能が改善できる交差偏波補償装置を得る
ことを目的とする。
この発明に係る交差偏波補償装置は、降雨によ
る偏波劣化の主要因である降雨のキヤンテイング
角と異方性位相推移量(DPS:Differential
Phase Shift)がダウンリンク系とアツプリンク
系に働く相関関係を利用して、ダウンリンク系に
生じるキヤンテイング角とDPSからアツプリン
ク系のキヤンテイング角とDPSを推定し、この
推定値からアツプリンク系の90゜位相差板と180゜
位相差板の設定角度を求めるものである(推定制
御方式)。
る偏波劣化の主要因である降雨のキヤンテイング
角と異方性位相推移量(DPS:Differential
Phase Shift)がダウンリンク系とアツプリンク
系に働く相関関係を利用して、ダウンリンク系に
生じるキヤンテイング角とDPSからアツプリン
ク系のキヤンテイング角とDPSを推定し、この
推定値からアツプリンク系の90゜位相差板と180゜
位相差板の設定角度を求めるものである(推定制
御方式)。
また、この発明の別の発明に係る交差偏波補償
装置は、降雨時には上記発明の推定制御方式を行
ない、無降雨時には推定制御方式を止めて、アツ
プリンク系の90゜位相差板と180゜位相差板の角度
関係を一定に保ちながら各々所定角度まで段階的
に変化させるものである。
装置は、降雨時には上記発明の推定制御方式を行
ない、無降雨時には推定制御方式を止めて、アツ
プリンク系の90゜位相差板と180゜位相差板の角度
関係を一定に保ちながら各々所定角度まで段階的
に変化させるものである。
この発明においては、ダウンリンク系の交差偏
波発生量からアツプリンク系の交差偏波発生量を
推定して、アツプリンク系の補償制御を行なう、
つまりアツプリンク系をダウンリンク系に相関関
係を持たせて追従させるので、アツプリンク系に
補償用のパイロツト信号が不要となる。
波発生量からアツプリンク系の交差偏波発生量を
推定して、アツプリンク系の補償制御を行なう、
つまりアツプリンク系をダウンリンク系に相関関
係を持たせて追従させるので、アツプリンク系に
補償用のパイロツト信号が不要となる。
また、この発明の別の発明においては、無降雨
時には伝播路による交差偏波の発生はないと考え
られ、円偏波の直交2偏波を送信するためアツプ
リンク系の90゜位相差板と180゜位相差板をたとえ
ば45゜と0゜に設定するが、その際の推定制御方式
による停止角度と上記45゜と0゜の設定角度との差
を、XPD劣化を起こさずに埋める。
時には伝播路による交差偏波の発生はないと考え
られ、円偏波の直交2偏波を送信するためアツプ
リンク系の90゜位相差板と180゜位相差板をたとえ
ば45゜と0゜に設定するが、その際の推定制御方式
による停止角度と上記45゜と0゜の設定角度との差
を、XPD劣化を起こさずに埋める。
第1図は、この発明の一実施例の交差偏波補償
装置を示すブロツク図であり、図において、1は
アンテナ、2は群分波器、3〜14はダウンリン
ク系、15〜23はアツプリンク系構成要素で、
3,15は90゜位相差板、4,16は180゜位相差
板、5,17は偏分波器、6,18は90゜位相差
板角度検出器、7,19は180゜位相差板角度検出
器、8,20は90゜位相差板駆動機構、9,21
は180゜位相差板駆動機構、10,11は結合器、
12は受信機、13,22はサーボ制御回路、1
4は晴天停止検出回路、23は推定演算回路、2
4は受信系右旋端子、25は受信系左旋端子、2
6は送信系右旋端子、27は送信系左旋端子、2
8は90゜位相差板角度出力端子、29は180゜位相
差板角度出力端子、30は90゜位相差板晴天停止
信号出力端子、31は180゜位相差板晴天信号出力
端子である。
装置を示すブロツク図であり、図において、1は
アンテナ、2は群分波器、3〜14はダウンリン
ク系、15〜23はアツプリンク系構成要素で、
3,15は90゜位相差板、4,16は180゜位相差
板、5,17は偏分波器、6,18は90゜位相差
板角度検出器、7,19は180゜位相差板角度検出
器、8,20は90゜位相差板駆動機構、9,21
は180゜位相差板駆動機構、10,11は結合器、
12は受信機、13,22はサーボ制御回路、1
4は晴天停止検出回路、23は推定演算回路、2
4は受信系右旋端子、25は受信系左旋端子、2
6は送信系右旋端子、27は送信系左旋端子、2
8は90゜位相差板角度出力端子、29は180゜位相
差板角度出力端子、30は90゜位相差板晴天停止
信号出力端子、31は180゜位相差板晴天信号出力
端子である。
次に動作について説明する。まず、ダウンリン
ク系について述べるが、この系については従来技
術と同様である。アンテナ1によつて受信したダ
ウンリンク系偏波信号は群分波器2でダウンリン
ク系90゜位相差板3、180゜位相差板4および偏分
波器5で右旋と左旋成分に分波され結合器10,
11を介して受信機12により主偏波を基準信号
として交差偏波成分を検波する。この交差偏波成
分は誤差信号としてサーボ制御回路13に供給さ
れ、制御増幅して90゜位相差板駆動機構8と180゜
位相差板駆動機構9を誤差信号が零になるように
駆動する。このようにして90゜位相差板と180゜位
相差板を制御すると、交差偏波成分が零となり補
償ができる。晴天停止検出回路14は、端子2
8,29より得られる90゜位相差板角度と180゜位
相差板角度により入射波交差偏波識別度XPDを
XPD=20logtan(θ−2φ)+1/tan(θ−2φ)−1(
ただし、θは 90゜位相差板角度、φは180゜位相差板角度であ
る。)の式により求め、これがある基準値より大
きければ入射波XPDが良好で降雨による偏波劣
化が小さいとみなし、又受信機12の誤差信号出
力がある基準値より小さければ補償後XPDが良
好で補償動作が完了しているとみなし、入射波
XPDおよび補償後XPDがともに良好であれば、
伝播路は晴天状態でもはやこれ以上補償する必要
がないため晴天停止信号を端子30,31に出力
し、サーボ制御回路13に晴天停止指令を与えて
位相差板3,4の駆動を停止させるものである。
ク系について述べるが、この系については従来技
術と同様である。アンテナ1によつて受信したダ
ウンリンク系偏波信号は群分波器2でダウンリン
ク系90゜位相差板3、180゜位相差板4および偏分
波器5で右旋と左旋成分に分波され結合器10,
11を介して受信機12により主偏波を基準信号
として交差偏波成分を検波する。この交差偏波成
分は誤差信号としてサーボ制御回路13に供給さ
れ、制御増幅して90゜位相差板駆動機構8と180゜
位相差板駆動機構9を誤差信号が零になるように
駆動する。このようにして90゜位相差板と180゜位
相差板を制御すると、交差偏波成分が零となり補
償ができる。晴天停止検出回路14は、端子2
8,29より得られる90゜位相差板角度と180゜位
相差板角度により入射波交差偏波識別度XPDを
XPD=20logtan(θ−2φ)+1/tan(θ−2φ)−1(
ただし、θは 90゜位相差板角度、φは180゜位相差板角度であ
る。)の式により求め、これがある基準値より大
きければ入射波XPDが良好で降雨による偏波劣
化が小さいとみなし、又受信機12の誤差信号出
力がある基準値より小さければ補償後XPDが良
好で補償動作が完了しているとみなし、入射波
XPDおよび補償後XPDがともに良好であれば、
伝播路は晴天状態でもはやこれ以上補償する必要
がないため晴天停止信号を端子30,31に出力
し、サーボ制御回路13に晴天停止指令を与えて
位相差板3,4の駆動を停止させるものである。
次に、アツプリンク系について述べる。降雨に
よる偏波劣化は、主として降雨のキヤンテイング
角とDPS(Differential Phase Shift)により影響
を受け、これがわかれば、偏波劣化を補償するこ
とができる。降雨事象はアツプリンク系とダウン
リンク系に共通に働き、そのためこのキヤンテイ
ング角ΘとDPS(B)は、アツプリンク系とダウン
リンク系に対して相関関係があることが知られて
いる。この相関式を Θu=f(ΘD) ……(1) Bu=f(BD) ……(2) とする。
よる偏波劣化は、主として降雨のキヤンテイング
角とDPS(Differential Phase Shift)により影響
を受け、これがわかれば、偏波劣化を補償するこ
とができる。降雨事象はアツプリンク系とダウン
リンク系に共通に働き、そのためこのキヤンテイ
ング角ΘとDPS(B)は、アツプリンク系とダウン
リンク系に対して相関関係があることが知られて
いる。この相関式を Θu=f(ΘD) ……(1) Bu=f(BD) ……(2) とする。
ダウンリンク系は受信信号を直接補償している
ため、90゜位相差板角度θDと180゜位相差板角度φDよ
り、ダウンリンク系のキヤンテイング角とDPS
を求めることができる。衛星と地球局アンテナの
偏波特性を無視すると、(3)、(4)式で求められる。
ため、90゜位相差板角度θDと180゜位相差板角度φDよ
り、ダウンリンク系のキヤンテイング角とDPS
を求めることができる。衛星と地球局アンテナの
偏波特性を無視すると、(3)、(4)式で求められる。
ΘD=θD+45゜ ……(3)
BD=90゜−(2θD−4φD) ……(4)
これより、相関式(1)、(2)により、アツプリンク
系のキヤンテイング角とDPSが推定できるため、
偏波劣化を補償するためのアツプリンク系90゜位
相差板角度θuと180゜位相差板角度φuの設定値を
(5)、(6)式の演算により求めることができる。
系のキヤンテイング角とDPSが推定できるため、
偏波劣化を補償するためのアツプリンク系90゜位
相差板角度θuと180゜位相差板角度φuの設定値を
(5)、(6)式の演算により求めることができる。
θu=Θu+45゜ ……(5)
φu=1/2Θu−1/4Bu+90゜ ……(6)
これらの演算を行なうのが推定演算回路23で
あり、設定値を指令としてサーボ制御回路22に
供給し、同回路22では位相差板角度検出器1
8,19よりの位相差板実角度との誤差を制御増
幅して駆動機構20,21により各位相差板1
5,16を所定の設定値に駆動する。この補償方
式を推定制御方式と言う。
あり、設定値を指令としてサーボ制御回路22に
供給し、同回路22では位相差板角度検出器1
8,19よりの位相差板実角度との誤差を制御増
幅して駆動機構20,21により各位相差板1
5,16を所定の設定値に駆動する。この補償方
式を推定制御方式と言う。
また、衛星と地球局アンテナの偏波特性に寄因
する残留誤差を考慮すると、ダウンリンク系のキ
ヤンテイング角とDPSは(7)、(8)式で求められる。
する残留誤差を考慮すると、ダウンリンク系のキ
ヤンテイング角とDPSは(7)、(8)式で求められる。
ΘD=τD0−0.5tan-1(F1/F2) ……(7)
BD=tan-1{tan(2θD0−4φD0)/sin2(τD0−ΘD)
}−tan-1{tan(2θD−4φD/sin2(τD−θD)}……
(8) 但しτD0=θD0−90゜ τD=θD−90゜ F1=AD*cos2(τD−τD0)−1 F2=AD*sin2(τD−τD0) AD=cos(2θD−4φD)/cos(2θD0−4φD0) ここでθD0は伝播路におけるXPD劣化のない晴
天時の90゜位相差板角度 φD0は伝播路におけるXPD劣化のない晴天時の
180゜位相差板角度 これより、相関式(1)、(2)および演算式(5)、(6)に
より、前記と同様にして位相差板15,16の設
定角度を求めることができる。
}−tan-1{tan(2θD−4φD/sin2(τD−θD)}……
(8) 但しτD0=θD0−90゜ τD=θD−90゜ F1=AD*cos2(τD−τD0)−1 F2=AD*sin2(τD−τD0) AD=cos(2θD−4φD)/cos(2θD0−4φD0) ここでθD0は伝播路におけるXPD劣化のない晴
天時の90゜位相差板角度 φD0は伝播路におけるXPD劣化のない晴天時の
180゜位相差板角度 これより、相関式(1)、(2)および演算式(5)、(6)に
より、前記と同様にして位相差板15,16の設
定角度を求めることができる。
以上の推定制御方式は、晴天停止検出回路14
の出力を利用して、降雨時と判断されると自動的
に開始されるようにすればよい。
の出力を利用して、降雨時と判断されると自動的
に開始されるようにすればよい。
ところで、晴天停止検出回路14の出力がある
期間継続していると無降雨状態と判定し、これに
よつて、アツプリンク系の位相差板駆動指令を推
定演算指令値より交差偏波識別度が良好となる特
定角度におきかえ、その設定角度まで90゜位相差
板15と180゜位相差板16の角度関係を一定に保
ちながら駆動できるようにすればアツプリンク系
の補償性能が向上する(リカバリステツプと称
す)。
期間継続していると無降雨状態と判定し、これに
よつて、アツプリンク系の位相差板駆動指令を推
定演算指令値より交差偏波識別度が良好となる特
定角度におきかえ、その設定角度まで90゜位相差
板15と180゜位相差板16の角度関係を一定に保
ちながら駆動できるようにすればアツプリンク系
の補償性能が向上する(リカバリステツプと称
す)。
つまり無降雨状態であると、アツプリンク系と
ダウンリンク系の相関が弱くなるため先の相関式
による制御をやめる必要がある。無降雨状態であ
れば、伝播路による交差偏波の発生はないと考え
られ、地球局アンテナより円偏波の直交2偏波を
送信すればよく、アツプリンク系の両位相差板1
5,16を45゜および0゜に設定すれば、所要の円
偏波送信ができ、交差偏波補償が達成される。し
かし、推定演算制御停止角度と上記45゜、0゜の設
定角度は異なつているので、各位相差板15,1
6を独立して直接駆動すれば、位相差板角度の相
対関係により著しいXPD劣化を起こすが、リカ
バリステツプによりこれを避けることができる。
ダウンリンク系の相関が弱くなるため先の相関式
による制御をやめる必要がある。無降雨状態であ
れば、伝播路による交差偏波の発生はないと考え
られ、地球局アンテナより円偏波の直交2偏波を
送信すればよく、アツプリンク系の両位相差板1
5,16を45゜および0゜に設定すれば、所要の円
偏波送信ができ、交差偏波補償が達成される。し
かし、推定演算制御停止角度と上記45゜、0゜の設
定角度は異なつているので、各位相差板15,1
6を独立して直接駆動すれば、位相差板角度の相
対関係により著しいXPD劣化を起こすが、リカ
バリステツプによりこれを避けることができる。
そこで、係るリカバリステツプを施すこの発明
の別の発明である一実施例を第2図について説明
する。第2図において、1〜31は第1図と同じ
である。32はリカバリステツプを実行する時の
指令値を与えるリカバリステツプ指令発生器、3
3は晴天停止検出回路14よりの晴天停止信号に
より、90゜位相差板15および180゜位相差板16
ともに晴天停止状態が、ある期間継続したことを
検出し、推定演算回路23の出力を断とし、リカ
バリステツプ指令発生器32の出力をサーボ制御
回路22に入力する無降雨状態検出切替回路であ
る。34,35は90゜位相差板15と180゜位相差
板16の角度出力端子である。
の別の発明である一実施例を第2図について説明
する。第2図において、1〜31は第1図と同じ
である。32はリカバリステツプを実行する時の
指令値を与えるリカバリステツプ指令発生器、3
3は晴天停止検出回路14よりの晴天停止信号に
より、90゜位相差板15および180゜位相差板16
ともに晴天停止状態が、ある期間継続したことを
検出し、推定演算回路23の出力を断とし、リカ
バリステツプ指令発生器32の出力をサーボ制御
回路22に入力する無降雨状態検出切替回路であ
る。34,35は90゜位相差板15と180゜位相差
板16の角度出力端子である。
通常、降雨状態においてダウンリンク系は受信
パイロツト信号により補償動作をしてあり、アツ
プリンク系は無降雨状態検出切替回路33が推定
演算回路23側に倒れて相関式による補償動作を
している。降雨状態がなくなると、晴天停止検出
回路14晴天停止信号を30,31端子に出力
し、ダウンリンク系はサーボ制御回路13が位相
差板3,4の駆動を停止する。ダウンリンク系が
停止するため、アツプリンク系も同時に停止し、
無降雨状態検出切替回路33は、端子30,31
の晴天停止信号がいずれも出力された時から時間
カウントを開始する。タイマの設定は、晴天停止
信号が一時的なものでなく、天候のゆつくりした
変化に対して応答するように定める。このように
して無降雨状態が検出されると、同回路33はサ
ーボ制御回路22への指令角度信号をリカバリス
テツプ指令発生器32よりの指令に切替える。
パイロツト信号により補償動作をしてあり、アツ
プリンク系は無降雨状態検出切替回路33が推定
演算回路23側に倒れて相関式による補償動作を
している。降雨状態がなくなると、晴天停止検出
回路14晴天停止信号を30,31端子に出力
し、ダウンリンク系はサーボ制御回路13が位相
差板3,4の駆動を停止する。ダウンリンク系が
停止するため、アツプリンク系も同時に停止し、
無降雨状態検出切替回路33は、端子30,31
の晴天停止信号がいずれも出力された時から時間
カウントを開始する。タイマの設定は、晴天停止
信号が一時的なものでなく、天候のゆつくりした
変化に対して応答するように定める。このように
して無降雨状態が検出されると、同回路33はサ
ーボ制御回路22への指令角度信号をリカバリス
テツプ指令発生器32よりの指令に切替える。
リカバリステツプ指令発生器32は、位相差板
角度の組合せによるXPD劣化を避け、円偏波を
送出するため90゜位相差板角度θと180゜位相差板
角度φを(9)式に示す関係を常に満足しながらθを
45゜に、φを0゜に駆動する指令発生器である。
角度の組合せによるXPD劣化を避け、円偏波を
送出するため90゜位相差板角度θと180゜位相差板
角度φを(9)式に示す関係を常に満足しながらθを
45゜に、φを0゜に駆動する指令発生器である。
θ−2φ=45゜ ……(9)
(9)式を満足する位相差板設定による送出偏波の
楕円偏波率ePは、(10)式で求められ、これよりeP=
0dBで完全円偏波となることがわかる。
楕円偏波率ePは、(10)式で求められ、これよりeP=
0dBで完全円偏波となることがわかる。
eP=20log{tan(θ−2φ)}(dB) ……(10)
ここで、指令発生の手順を第3図に示す。同図
のフローチヤートに従つて、リカバリステツプ指
令発生器32は端子34,35からθ、φの角度
を読み取り(9)式の演算からφを算出する。この算
出値φを無降雨状態検出切替回路33を介してサ
ーボ制御回路22へ供給する。サーボ制御回路2
2は180゜位相差板駆動機構21を介して180゜位相
差板16を算出値φだけ動かす。そして、θを
45゜に近づける方向で90゜位相差板15をΔθだけ動
かし、180゜位相差板16を同方向にΔφ=1/2Δθ
だ け動かす。θが45°に到達したら終了し、到達し
ないとさらにΔθだけ動かし同様の過程を繰返す。
のフローチヤートに従つて、リカバリステツプ指
令発生器32は端子34,35からθ、φの角度
を読み取り(9)式の演算からφを算出する。この算
出値φを無降雨状態検出切替回路33を介してサ
ーボ制御回路22へ供給する。サーボ制御回路2
2は180゜位相差板駆動機構21を介して180゜位相
差板16を算出値φだけ動かす。そして、θを
45゜に近づける方向で90゜位相差板15をΔθだけ動
かし、180゜位相差板16を同方向にΔφ=1/2Δθ
だ け動かす。θが45°に到達したら終了し、到達し
ないとさらにΔθだけ動かし同様の過程を繰返す。
ここで、駆動ステツプ幅Δθ、Δφは、これによ
るXPD劣化が無視できる程度の値を選ぶように
する。
るXPD劣化が無視できる程度の値を選ぶように
する。
上記実施例において、90゜位相差板と180゜位相
差板を入れ替えても同様な効果を奏する。
差板を入れ替えても同様な効果を奏する。
更にアツプリンク系の90゜位相差板15と180゜
位相差板16を各々45°と0゜に設定することで説
明したが、両角度はこの角度に限定されるもので
はなく、第(9)式を満足すればよい。
位相差板16を各々45°と0゜に設定することで説
明したが、両角度はこの角度に限定されるもので
はなく、第(9)式を満足すればよい。
また、リカバリステツプ指令発生器32および
無降雨状態検出切替回路33をダウンリンク系に
追加すれば、ダウンリンク系についても同様に適
用することが出来る。
無降雨状態検出切替回路33をダウンリンク系に
追加すれば、ダウンリンク系についても同様に適
用することが出来る。
この発明は以上説明した通り、ダウンリンク系
とアツプリンク系のキヤンテイング角とDPSの
相関関係を利用し、ダウンリンク系の補償制御に
追従してアツプリンク系の補償制御を行なうよう
に構成したので、アツプリンク系に補償用のパイ
ロツト信号が不要となり、装置を簡素化、小型化
できるという効果がある。
とアツプリンク系のキヤンテイング角とDPSの
相関関係を利用し、ダウンリンク系の補償制御に
追従してアツプリンク系の補償制御を行なうよう
に構成したので、アツプリンク系に補償用のパイ
ロツト信号が不要となり、装置を簡素化、小型化
できるという効果がある。
また、この発明の別の発明は、無降雨時にはリ
カバリステツプでアツプリンク系の位相差板を基
準角度に設定するように構成したので、ダウンリ
ンク系とアツプリンク系の相関関係が弱い晴天状
態でもXPD劣化なしに補償制御が行なえるとい
う効果がある。
カバリステツプでアツプリンク系の位相差板を基
準角度に設定するように構成したので、ダウンリ
ンク系とアツプリンク系の相関関係が弱い晴天状
態でもXPD劣化なしに補償制御が行なえるとい
う効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による交差偏波補
償装置を示すブロツク図、第2図はこの発明の別
の発明の一実施例による交差偏波補償装置を示す
ブロツク図、第3図は第2図の実施例においてア
ツプリンク系の位相差板を基準角度に設定するフ
ローチヤート、第4図は従来の交差偏波補償装置
を示すブロツク図である。 図において、3,15は90゜位相差板、4,1
6は180゜位相差板、6,7,18,19は位相差
板角度検出器、8,9,20,21は位相差板駆
動機構、13,22はサーボ制御回路、14は晴
天停止検出回路、23は推定演算回路、32はリ
カバリステツプ指令発生器、33は無降雨状態検
出切替回路である。なお図中同一符号は同一、又
は相当部分を示す。
償装置を示すブロツク図、第2図はこの発明の別
の発明の一実施例による交差偏波補償装置を示す
ブロツク図、第3図は第2図の実施例においてア
ツプリンク系の位相差板を基準角度に設定するフ
ローチヤート、第4図は従来の交差偏波補償装置
を示すブロツク図である。 図において、3,15は90゜位相差板、4,1
6は180゜位相差板、6,7,18,19は位相差
板角度検出器、8,9,20,21は位相差板駆
動機構、13,22はサーボ制御回路、14は晴
天停止検出回路、23は推定演算回路、32はリ
カバリステツプ指令発生器、33は無降雨状態検
出切替回路である。なお図中同一符号は同一、又
は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 降雨等の伝播路における非対称媒質により発
生する交差偏波をダウンリンク系及びアツプリン
ク系の90゜位相差板と180゜位相差板を用いて補償
するものにおいて、ダウンリンク系の90゜位相差
板と180゜位相差板を介して得られる受信波の交差
偏波成分を検出し、この検出値が零となるように
これら90゜位相差板と180゜位相差板を回転させる
第1のサーボ制御回路と、このときの90゜位相差
板角度と180゜位相差板角度を基にダウンリンク系
に働く降雨のキヤンテイング角と異方性位相推移
量からアツプリンク系に働く降雨のキヤンテイン
グ角と異方性位相推移量を推定し、これら推定値
を基にアツプリンク系の90゜位相差板角度と180゜
位相差板角度を設定する推定演算回路と、これら
設定値により送信波が経由するアツプリンク系の
90゜位相差板と、180゜位相差板を回転させる第2
のサーボ制御回路とを備えた交差偏波補償装置。 2 降雨等の伝播路における非対称媒質により発
生する交差偏波をダウンリンク系及びアツプリン
ク系の90゜位相差板と180゜位相差板を用いて補償
するものにおいて、ダウンリンク系の90゜位相差
板と180゜位相差板を介して得られる受信波の交差
偏波成分を検出し、この検出値が零となるように
これら90゜位相差板と180゜位相差板を回転させる
第1のサーボ制御回路と、このときの90゜位相差
板角度と180゜位相差板角度を基にダウンリンク系
に働く降雨のキヤンテイング角と異方性位相推移
量からアツプリンク系に働く降雨のキヤンテイン
グ角と異方性位相推移量を推定し、これら推定値
を基にアツプリンク系の90゜位相差板角度と180゜
位相差板角度を設定する推定演算回路と、これら
設定値により送信波が経由するアツプリンク系の
90゜位相差板と180゜位相差板を回転させる第2の
サーボ制御回路と、ダウンリンク系の90゜位相差
板と180゜位相差板への入射波の交差偏波識別度が
所定値以上で且つ上記受信波の交差偏波成分が所
定値以下のとき無降雨状態であることを検出する
晴天停止検出回路と、この検出値により無降雨時
には、アツプリンク系の90゜位相差板と180゜位相
差板の位相差板角度を両角度関係を一定に保ちな
がら夫々所定角度に設定する設定値を、上記推定
演算回路の設定値と切換えて上記第2のサーボ制
御回路へ出力するリカバリステツプ指令発生器と
を備えた交差偏波補償装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4164085A JPS61200730A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 交差偏波補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4164085A JPS61200730A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 交差偏波補償装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200730A JPS61200730A (ja) | 1986-09-05 |
| JPH0219658B2 true JPH0219658B2 (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=12613923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4164085A Granted JPS61200730A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 交差偏波補償装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61200730A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0460747U (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-25 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2833961B2 (ja) * | 1993-06-21 | 1998-12-09 | 日本電気株式会社 | 交差偏波補償装置 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP4164085A patent/JPS61200730A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0460747U (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200730A (ja) | 1986-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |