JPH0219948Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0219948Y2 JPH0219948Y2 JP18118285U JP18118285U JPH0219948Y2 JP H0219948 Y2 JPH0219948 Y2 JP H0219948Y2 JP 18118285 U JP18118285 U JP 18118285U JP 18118285 U JP18118285 U JP 18118285U JP H0219948 Y2 JPH0219948 Y2 JP H0219948Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- wire
- coil
- winding shaft
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 140
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコイルの巻線具に係り、特に、筒型に
多層巻きされたコイルの製造に好適する巻線具に
関する。
多層巻きされたコイルの製造に好適する巻線具に
関する。
従来、筒型に多層巻きされたコイルを製造する
方法としては、第12図に示すような巻線具1を
用いて線材2を巻線する方法が知られている。
方法としては、第12図に示すような巻線具1を
用いて線材2を巻線する方法が知られている。
すなわち、円柱状の基部3の端面4中央部から
巻軸部5を突出させ、かつ端面4には巻軸部5の
付け根部分から外周に延びる導出溝6を形成した
巻線具1を用い、導出溝6を介して導出した線材
2の先端を引張りながら固定した状態で巻線具1
を回転させ、回転軸方向の往復の送りをかけなが
ら線材2を巻軸部5の外周に多層巻きするもので
ある。
巻軸部5を突出させ、かつ端面4には巻軸部5の
付け根部分から外周に延びる導出溝6を形成した
巻線具1を用い、導出溝6を介して導出した線材
2の先端を引張りながら固定した状態で巻線具1
を回転させ、回転軸方向の往復の送りをかけなが
ら線材2を巻軸部5の外周に多層巻きするもので
ある。
なお、他の円柱状の巻線具(図示せず)の端面
に巻軸部5の先端面を当接させ、それらの巻線具
の対向する端面間にて巻軸部5に巻線することも
ある。
に巻軸部5の先端面を当接させ、それらの巻線具
の対向する端面間にて巻軸部5に巻線することも
ある。
しかし、このような巻線具によつて製造される
コイル7は、第13図に示すように、線材2の巻
始め部8が巻終り部9と同様に長く延びた状態と
なるから、例えば第14図Aのようにプリント基
板10に直接搭載してコイル7の外周で巻始め部
8および巻終り部9を回路パターン11に半田付
けすると、線材の巻始め部8によつてコイル7自
体が傾いて取付けられ易く、性能面および外観面
から好ましくない。
コイル7は、第13図に示すように、線材2の巻
始め部8が巻終り部9と同様に長く延びた状態と
なるから、例えば第14図Aのようにプリント基
板10に直接搭載してコイル7の外周で巻始め部
8および巻終り部9を回路パターン11に半田付
けすると、線材の巻始め部8によつてコイル7自
体が傾いて取付けられ易く、性能面および外観面
から好ましくない。
例えば、コイル7がブラシレスモータの駆動コ
イルとして用いられる場合等には、ロータ側マグ
ネツトとコイル7との間隔を狭めることが困難と
なつてモータの小型化を阻害するし、ロータがコ
イル7に接触して断線が生じるおそれがあつて、
特に問題となる。
イルとして用いられる場合等には、ロータ側マグ
ネツトとコイル7との間隔を狭めることが困難と
なつてモータの小型化を阻害するし、ロータがコ
イル7に接触して断線が生じるおそれがあつて、
特に問題となる。
一方、第14図Bのように巻始め部8をコイル
7の中空部12側で回路パターン11に半田付け
すれば、コイル7がプリント基板10と平行に取
付けられて上述したような問題を回避できる。
7の中空部12側で回路パターン11に半田付け
すれば、コイル7がプリント基板10と平行に取
付けられて上述したような問題を回避できる。
ところが、これを実現するためには、第13図
に示すように、巻始め部8を例えばP点で短く切
断し、更にコイル7の中空部12側に折り曲げ加
工する必要が生じ、コイル7の巻線後の面倒な後
加工によつて製造能率が低下するうえコスト高の
原因となり易い。
に示すように、巻始め部8を例えばP点で短く切
断し、更にコイル7の中空部12側に折り曲げ加
工する必要が生じ、コイル7の巻線後の面倒な後
加工によつて製造能率が低下するうえコスト高の
原因となり易い。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたもの
で、巻始め部の後加工が不要なコイルを得るため
の構造が簡単で安価な巻線具を目的とする。
で、巻始め部の後加工が不要なコイルを得るため
の構造が簡単で安価な巻線具を目的とする。
このような問題点を解決するために本考案は、
第1図〜第9図に示すように、平らな先端面17
aを有しコイル37の線材34の巻かれる巻軸1
7を突出させた第1の巻線具13と、その先端面
17aが当接する平らな平端面33aを有する第
2の巻線具14とからなつている。
第1図〜第9図に示すように、平らな先端面17
aを有しコイル37の線材34の巻かれる巻軸1
7を突出させた第1の巻線具13と、その先端面
17aが当接する平らな平端面33aを有する第
2の巻線具14とからなつている。
巻軸17の先端面17aには線材の嵌る溝24
〜27がその先端面17aを横切るように形成さ
れており、その溝の途中にその深さが変化する段
部25aがその溝を横切るように形成され、その
段部25aの前後が線材34の線径以上の深さを
有する深い溝部27と線径より小さい深さを有す
る浅い溝部24,25に分割されている。
〜27がその先端面17aを横切るように形成さ
れており、その溝の途中にその深さが変化する段
部25aがその溝を横切るように形成され、その
段部25aの前後が線材34の線径以上の深さを
有する深い溝部27と線径より小さい深さを有す
る浅い溝部24,25に分割されている。
そして、巻軸17の先端面17aと第2の巻線
具14との当接により、浅に溝部24,25と上
記平端面33aとで線材の挟持部Cが形成される
とともに、段部25aで線材の切断手段28が形
成される。
具14との当接により、浅に溝部24,25と上
記平端面33aとで線材の挟持部Cが形成される
とともに、段部25aで線材の切断手段28が形
成される。
このような本考案のコイルの巻線具によれば、
線材34が第1および第2の巻線具13,14に
よつて挟まれるとともに途中が切断されて短い巻
始め部が形成され、その巻始め部がコイルの中空
部内に自動的に曲げられた状態で巻線される。
線材34が第1および第2の巻線具13,14に
よつて挟まれるとともに途中が切断されて短い巻
始め部が形成され、その巻始め部がコイルの中空
部内に自動的に曲げられた状態で巻線される。
以下本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案に係るコイルの巻
線具の一実施例を構成する第1の巻線具13およ
び第2の巻線具14を示しており、これらは第3
図のように組合せて用いられる。
線具の一実施例を構成する第1の巻線具13およ
び第2の巻線具14を示しており、これらは第3
図のように組合せて用いられる。
第1の巻線具13は、第1図および第3図に示
すように、巻軸部15とこれを保持する保持部1
6とからなつている。
すように、巻軸部15とこれを保持する保持部1
6とからなつている。
巻軸部15は、円柱状の基部18と、この基部
18の一方の端面中央部から一体的に突出する断
面長楕円形の巻軸17とから形成されており、基
部18はその他方の端面側からくり貫かれて後述
するコイルスプリング19の受部20となつてい
る。
18の一方の端面中央部から一体的に突出する断
面長楕円形の巻軸17とから形成されており、基
部18はその他方の端面側からくり貫かれて後述
するコイルスプリング19の受部20となつてい
る。
保持部16は、一方の端面側が閉塞部21によ
つて塞がれた筒型となつており、巻軸部15の基
部18が嵌り合う内形状を有するとともに、閉塞
部21における保持部16の中心軸(後述する回
転軸Q)に相当する位置には巻軸17の外形と同
じ内形状を有しこれが嵌る貫通孔22が形成され
ている。そして、巻軸部15は、巻軸17を貫通
孔22から突出させるようにして保持部16内に
保持されている。
つて塞がれた筒型となつており、巻軸部15の基
部18が嵌り合う内形状を有するとともに、閉塞
部21における保持部16の中心軸(後述する回
転軸Q)に相当する位置には巻軸17の外形と同
じ内形状を有しこれが嵌る貫通孔22が形成され
ている。そして、巻軸部15は、巻軸17を貫通
孔22から突出させるようにして保持部16内に
保持されている。
保持部16の他方の端面側は塞板23で塞がれ
ており、基部18の受部20と塞板23間にはコ
イルスプリング19が双方に当接するようにして
収納されている。
ており、基部18の受部20と塞板23間にはコ
イルスプリング19が双方に当接するようにして
収納されている。
従つて、巻軸部15は常に巻軸17が突出する
ように付勢されており、巻軸17を押せば弾性的
に保持部16内に後退動する。
ように付勢されており、巻軸17を押せば弾性的
に保持部16内に後退動する。
また、巻軸17の先端面17aには、第4図お
よび第5図に示すように、一方の側面(図中上
側)から巻軸17の短径方向に沿つて第1および
第2の凹溝24,25が同一直線状に延びかつ互
いに間隔を置くようにして形成されている。第1
および第2の凹溝24,25の間には第1の凹溝
24より幅広で深い盲孔26が形成され、第2の
凹溝25は第1の凹溝24より深い窪み27を介
して巻軸17の他方の側面(図中下側)に臨んで
いる。しかも、これら第1および第2の凹溝2
4,25は図中の上側面側から下側面側に向けて
深さが浅く斜めになつている。
よび第5図に示すように、一方の側面(図中上
側)から巻軸17の短径方向に沿つて第1および
第2の凹溝24,25が同一直線状に延びかつ互
いに間隔を置くようにして形成されている。第1
および第2の凹溝24,25の間には第1の凹溝
24より幅広で深い盲孔26が形成され、第2の
凹溝25は第1の凹溝24より深い窪み27を介
して巻軸17の他方の側面(図中下側)に臨んで
いる。しかも、これら第1および第2の凹溝2
4,25は図中の上側面側から下側面側に向けて
深さが浅く斜めになつている。
これら、第1、第2の凹溝24,25、盲孔2
6、窪み27は、例えば次のようにして形成す
る。
6、窪み27は、例えば次のようにして形成す
る。
まず、巻軸17の先端面17aを二分するよう
にして巻軸17の短径方向を横切る凹溝を形成す
る。もちろん凹溝は巻軸17の一方の側面側(図
中上側)から他方の側面側(図中下側)にかけて
浅くなるように形成する。そして、短径方向の途
中すなわち先端面17aの中央部でこの凹溝より
深い楕円形の盲孔26をエンドミル等で形成して
その凹溝を第1、第2の凹溝24,25に分割す
る。さらに、巻軸17の他方の側面側(図中下
側)において第2の凹溝25にこれより深い半円
状の窪み27を形成する。
にして巻軸17の短径方向を横切る凹溝を形成す
る。もちろん凹溝は巻軸17の一方の側面側(図
中上側)から他方の側面側(図中下側)にかけて
浅くなるように形成する。そして、短径方向の途
中すなわち先端面17aの中央部でこの凹溝より
深い楕円形の盲孔26をエンドミル等で形成して
その凹溝を第1、第2の凹溝24,25に分割す
る。さらに、巻軸17の他方の側面側(図中下
側)において第2の凹溝25にこれより深い半円
状の窪み27を形成する。
このように形成された第1、第2の凹溝24,
25、盲孔26、窪み27は一連の溝と考えるこ
とが可能で、これらと先端面17aからの深さ
を、第5図のように第1の凹溝24における上側
面側に臨んだ角部の位置ではT1、盲孔26に臨
んだ段部24aの位置ではT2、第2の凹溝25
における窪み27に臨んだ段部25aの位置では
T3とすると、T1>T2>T3の関係となる。
25、盲孔26、窪み27は一連の溝と考えるこ
とが可能で、これらと先端面17aからの深さ
を、第5図のように第1の凹溝24における上側
面側に臨んだ角部の位置ではT1、盲孔26に臨
んだ段部24aの位置ではT2、第2の凹溝25
における窪み27に臨んだ段部25aの位置では
T3とすると、T1>T2>T3の関係となる。
そのため、深さT1を後述するコイル37の線
材34の線径と同じか僅かに小さくすれば、第6
図に示すように、第2の巻線具14の回転板33
に巻軸17の先端面17aを当接させると、第1
の凹溝24と回転板33間で線材34の挟持部C
が形成され、第2の凹溝25特に窪み27に臨む
段部25aが線材33に食い込んで線材33のカ
ツター28として機能する(第8図参照)。
材34の線径と同じか僅かに小さくすれば、第6
図に示すように、第2の巻線具14の回転板33
に巻軸17の先端面17aを当接させると、第1
の凹溝24と回転板33間で線材34の挟持部C
が形成され、第2の凹溝25特に窪み27に臨む
段部25aが線材33に食い込んで線材33のカ
ツター28として機能する(第8図参照)。
第2の巻線具14は、第2図および第3図に示
すように、ボールベアリング29,30を有する
保持部31と、ボールベアリング29に軸支され
た回転軸32を有する回転板33とからなつてい
る。
すように、ボールベアリング29,30を有する
保持部31と、ボールベアリング29に軸支され
た回転軸32を有する回転板33とからなつてい
る。
保持部31はボールベアリング29,30を共
軸的に有した筒型になつており、一方のボールベ
アリング29はラジアル型のもので保持部31内
部中央に配置され、他方のボールベアリング30
はスラスト型のもので保持部31の端面側に配置
されている。回転板33はその回転中心部から一
体的に突出する回転軸32をボールベアリング2
9に軸支させるとともに、回転板33をボールベ
アリング30へ当接させるようにして、保持部3
1に回転自在に軸支されている。なお、符号33
aは、巻軸17の先端面17aが当接する回転板
33の平端面である。
軸的に有した筒型になつており、一方のボールベ
アリング29はラジアル型のもので保持部31内
部中央に配置され、他方のボールベアリング30
はスラスト型のもので保持部31の端面側に配置
されている。回転板33はその回転中心部から一
体的に突出する回転軸32をボールベアリング2
9に軸支させるとともに、回転板33をボールベ
アリング30へ当接させるようにして、保持部3
1に回転自在に軸支されている。なお、符号33
aは、巻軸17の先端面17aが当接する回転板
33の平端面である。
なお、回転軸32は、ボールベアリング29に
適当な予圧が加わるようにボールベアリング29
の内輪に固定されている。
適当な予圧が加わるようにボールベアリング29
の内輪に固定されている。
第1および第2の巻線具13,14は、保持部
16,31にフランジ(図示せず)を形成して支
持装置に固定し、例えば進退動作自在にするとよ
い。
16,31にフランジ(図示せず)を形成して支
持装置に固定し、例えば進退動作自在にするとよ
い。
また、第1の巻線具13において、巻軸部15
と保持部16が交互に回転してずれないように、
巻軸17の横断面形状や貫通孔22の形状、巻軸
部15の基部18や保持部16の形状を楕円状に
したり、回転防止用のストツパー(図示せず)を
設けるとよい。
と保持部16が交互に回転してずれないように、
巻軸17の横断面形状や貫通孔22の形状、巻軸
部15の基部18や保持部16の形状を楕円状に
したり、回転防止用のストツパー(図示せず)を
設けるとよい。
上述した巻軸17の長さは、巻軸17の先端面
17aが回転板33に当接した場合、第1の巻線
具13および第2の巻線具14の端面(対向面)
間で、後述するコイル37の厚みSに相当する間
隔に選定される。もし、コイル37の厚みSに比
べて巻軸17が長い場合には、第2の巻線具14
で巻軸部15を第1の巻線具13内へ押せばよ
い。
17aが回転板33に当接した場合、第1の巻線
具13および第2の巻線具14の端面(対向面)
間で、後述するコイル37の厚みSに相当する間
隔に選定される。もし、コイル37の厚みSに比
べて巻軸17が長い場合には、第2の巻線具14
で巻軸部15を第1の巻線具13内へ押せばよ
い。
次に、上述した本考案のコイルの巻線具の使用
例を説明する。
例を説明する。
まず、第7図に示すように、第1の巻線具13
の巻軸17が第2の巻線具14の回転板33に対
向するようにして、第1および第2の巻線具1
3,14を各々同一の回転軸Q上で対向させると
ともに、第1の巻線具13および第2の巻線具1
4を、互いに接近するような進退動可能に支持部
材(図示せず)に支持させる。第1の巻軸部15
には回転駆動手段35を連結して回転駆動させ、
第2の巻軸具14の保持部31は固定する。さら
に、その回転軸Qと直交して融着性ポリウレタン
導線等の線材34を第1および第2の巻線具1
3,14の間に張架する。
の巻軸17が第2の巻線具14の回転板33に対
向するようにして、第1および第2の巻線具1
3,14を各々同一の回転軸Q上で対向させると
ともに、第1の巻線具13および第2の巻線具1
4を、互いに接近するような進退動可能に支持部
材(図示せず)に支持させる。第1の巻軸部15
には回転駆動手段35を連結して回転駆動させ、
第2の巻軸具14の保持部31は固定する。さら
に、その回転軸Qと直交して融着性ポリウレタン
導線等の線材34を第1および第2の巻線具1
3,14の間に張架する。
そして、第1および第2の巻線具13,14を
互いに接近するように前進動させ、第8図に示す
ように、線材34を巻軸17の先端面17aの第
1の凹溝24、盲孔26、第2の凹溝25および
窪み27の一連の溝に嵌めるようにして、その巻
軸17の先端面17aを第2の巻線具14の回転
板33に当接させ、第1の凹溝24の底面と回転
板33の平端面33aで線材34を挟む。
互いに接近するように前進動させ、第8図に示す
ように、線材34を巻軸17の先端面17aの第
1の凹溝24、盲孔26、第2の凹溝25および
窪み27の一連の溝に嵌めるようにして、その巻
軸17の先端面17aを第2の巻線具14の回転
板33に当接させ、第1の凹溝24の底面と回転
板33の平端面33aで線材34を挟む。
この場合、同図に示すように、第2の凹溝25
部分に形成されたカツター28が線材34に食い
込んだ状態となるとともに、線材34は第1の凹
溝24と回転板33の間で潰され状態で挟持され
る。すなわち、第1および第2の凹溝24,25
の底面と回転板33で線材34の挟持部Cを形成
している。もつとも第1の凹溝24と回転板33
のみで挟持部Cが形成されてしまう場合もある。
部分に形成されたカツター28が線材34に食い
込んだ状態となるとともに、線材34は第1の凹
溝24と回転板33の間で潰され状態で挟持され
る。すなわち、第1および第2の凹溝24,25
の底面と回転板33で線材34の挟持部Cを形成
している。もつとも第1の凹溝24と回転板33
のみで挟持部Cが形成されてしまう場合もある。
次に、線材34の開放部側、例えば第8図中下
側に導出された線材部分36を引張つたり引張り
ながら曲げると、線材34にはカツター28が食
い込んでいるので、引張られた方の線材部分36
は簡単に切断されて抜ける。一方、線材34の残
りの部分は、第1、第2の凹溝24,25の底面
と回転板33によつて挟持された状態となる。
側に導出された線材部分36を引張つたり引張り
ながら曲げると、線材34にはカツター28が食
い込んでいるので、引張られた方の線材部分36
は簡単に切断されて抜ける。一方、線材34の残
りの部分は、第1、第2の凹溝24,25の底面
と回転板33によつて挟持された状態となる。
このような状態において、第9図に示すよう
に、回転駆動手段35によつて第1の巻線具13
を回転させながら、かつ対向面間Sに相当する間
隔で回転軸Q方向の往復の送りをかけるとともに
熱風等を加えながら線材34を巻軸17に多層に
整列巻きしてコイル37を製造する。
に、回転駆動手段35によつて第1の巻線具13
を回転させながら、かつ対向面間Sに相当する間
隔で回転軸Q方向の往復の送りをかけるとともに
熱風等を加えながら線材34を巻軸17に多層に
整列巻きしてコイル37を製造する。
巻線が終了すると、第1および第2の巻線具1
3,14を互いに後退動させてコイル37を外
す。この際、コイル37の最下層が巻軸17に接
触しているから、コイル37は巻軸17に巻付け
られた状態で後退する。
3,14を互いに後退動させてコイル37を外
す。この際、コイル37の最下層が巻軸17に接
触しているから、コイル37は巻軸17に巻付け
られた状態で後退する。
従つて、この巻軸17からジグで外すか、巻軸
部15を保持部16に押し込む等してコイル37
を取り外せば完成する。
部15を保持部16に押し込む等してコイル37
を取り外せば完成する。
このようにして製造されたコイル37は、第1
0図に示されるように、巻軸17および回転板3
3で巻始め部38が短く切断されるとともに短い
巻始め部38が挟持されたまま巻線され、巻線時
に短い巻始め部38が自動的に中空部39内に折
り曲げられた状態となつて製造される。
0図に示されるように、巻軸17および回転板3
3で巻始め部38が短く切断されるとともに短い
巻始め部38が挟持されたまま巻線され、巻線時
に短い巻始め部38が自動的に中空部39内に折
り曲げられた状態となつて製造される。
なお、上述した実施例では、第1および第2の
巻線具13,14の双方を進退動させるようにし
て構成したが、一方を固定して相対的に進退動さ
せても本考案の目的達成が可能である。また、同
実施例では固定した第2の巻線具14の回転板3
3に巻軸17を当接させて回転板33を巻軸17
に従動させたが、第2の巻線具14を第1の巻線
具13と同期して回転駆動させ、回転板33を省
略してもよい。
巻線具13,14の双方を進退動させるようにし
て構成したが、一方を固定して相対的に進退動さ
せても本考案の目的達成が可能である。また、同
実施例では固定した第2の巻線具14の回転板3
3に巻軸17を当接させて回転板33を巻軸17
に従動させたが、第2の巻線具14を第1の巻線
具13と同期して回転駆動させ、回転板33を省
略してもよい。
さらに、上述した第1の巻線具13は各々巻軸
部15と保持部16とで形成したが、巻軸部と保
持部は一体的であつてもよい。
部15と保持部16とで形成したが、巻軸部と保
持部は一体的であつてもよい。
そして、コイルの巻線方法において、第1およ
び第2の巻線具13,14を固定して巻軸17を
中心として回転するフライヤーによつて線材を巻
く方法も可能である。
び第2の巻線具13,14を固定して巻軸17を
中心として回転するフライヤーによつて線材を巻
く方法も可能である。
第11図は本考案のコイルの巻線具に係る他の
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
巻軸17の先端面17aにおいて、1本の凹溝
40を巻軸17の短径方向に形成するとともに短
径方向に向かつて深さを浅くして盲孔26を省略
したもので、上述した実施例における第1および
第2の凹溝24,25を1個のものとしている。
40を巻軸17の短径方向に形成するとともに短
径方向に向かつて深さを浅くして盲孔26を省略
したもので、上述した実施例における第1および
第2の凹溝24,25を1個のものとしている。
このような凹溝40を形成すると、窪み27に
臨む段部40aがカツター41となり、凹溝40
と回転板33間で挟持部が形成される。
臨む段部40aがカツター41となり、凹溝40
と回転板33間で挟持部が形成される。
このように本考案のコイルの巻線具は、挟持部
が1個でも複数個でもよく、コイル37の線材は
一般的に細いから、段部25a,40aを形成す
れば本考案の目的達成が可能である。
が1個でも複数個でもよく、コイル37の線材は
一般的に細いから、段部25a,40aを形成す
れば本考案の目的達成が可能である。
また、凹溝も線材34が溝部に入つて保持され
ればよいから、断面形状は任意である。要は、線
材34の嵌る溝の途中に深さが変化する段部を形
成し、この段部の前後において線材の線径以上の
深さを有する深い溝部と、線径より小さい浅い溝
部となつており、その浅い溝部が巻軸の側面まで
達していればよい。
ればよいから、断面形状は任意である。要は、線
材34の嵌る溝の途中に深さが変化する段部を形
成し、この段部の前後において線材の線径以上の
深さを有する深い溝部と、線径より小さい浅い溝
部となつており、その浅い溝部が巻軸の側面まで
達していればよい。
そして、カツターを形成する場合にも、上述し
た段部25a,40aを用いる他にも従来公知の
線際切断手段を形成すればよい。
た段部25a,40aを用いる他にも従来公知の
線際切断手段を形成すればよい。
以上説明したように本考案は、コイルにおける
巻始め部の後加工の省略が可能で、生産能率が高
く安価なコイルを提供できる。
巻始め部の後加工の省略が可能で、生産能率が高
く安価なコイルを提供できる。
第1図および第2図は本考案の巻線具の一実施
例を示す斜視図、第3図は第1図および第2図に
示す第1および第2の巻線具を組合わせた状態を
示す断面図、第4図および第5図は第1図に示す
第1の巻線具の要部拡大斜視図およびその−
間断面図、第6図は第3図における要部拡大断面
図、第7図〜第9図は本考案のコイル巻線具を用
いてコイルを製造する工程を示す工程図、第10
図は本考案の巻線具によつて製造されたコイルを
示す斜視図、第11図は本考案の他の実施例を示
す要部斜視図、第12図は従来のコイルの巻線方
法を説明する図、第13図は従来例によつて製造
されたコイルの斜視図、第14図AおよびBはコ
イルの取付け状態を示す図である。 1……巻軸具、2,34……線材、3,18…
…基部、5,15……巻軸部、7,37……コイ
ル、8,38……巻始め部、9……巻終り部、1
0……プリント基板、13……第1の巻線具、1
4……第2の巻線具、16,31……保持部、1
7……巻軸、24,25,40……凹溝、25
a,40a……段部、26……盲孔、27……窪
み、28,41……線材切断手段(カツター)、
29,30……ボールベアリング、33……回転
板、33a……平端面、C……挟持部。
例を示す斜視図、第3図は第1図および第2図に
示す第1および第2の巻線具を組合わせた状態を
示す断面図、第4図および第5図は第1図に示す
第1の巻線具の要部拡大斜視図およびその−
間断面図、第6図は第3図における要部拡大断面
図、第7図〜第9図は本考案のコイル巻線具を用
いてコイルを製造する工程を示す工程図、第10
図は本考案の巻線具によつて製造されたコイルを
示す斜視図、第11図は本考案の他の実施例を示
す要部斜視図、第12図は従来のコイルの巻線方
法を説明する図、第13図は従来例によつて製造
されたコイルの斜視図、第14図AおよびBはコ
イルの取付け状態を示す図である。 1……巻軸具、2,34……線材、3,18…
…基部、5,15……巻軸部、7,37……コイ
ル、8,38……巻始め部、9……巻終り部、1
0……プリント基板、13……第1の巻線具、1
4……第2の巻線具、16,31……保持部、1
7……巻軸、24,25,40……凹溝、25
a,40a……段部、26……盲孔、27……窪
み、28,41……線材切断手段(カツター)、
29,30……ボールベアリング、33……回転
板、33a……平端面、C……挟持部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平らな先端面を有しコイルの線材の巻かれる
巻軸を突設させた第1の巻線具と、 前記先端面が当接する平らな平端面を有する
第2の巻線具とを具備し、 前記巻軸の先端面に前記線材の嵌る溝が前記
先端面を横切るように形成され、 前記溝の途中にその深さが変化する段部が前
記溝を横切るように形成され、 前記段部の前後が前記線材の線径以上の深さ
を有する深い溝部と前記線径より小さい深さを
有する浅い溝部に分割され、 前記巻軸の先端面と前記第2の巻線具との当
接により、前記浅い溝部と前記平端面とで前記
線材の挟持部が形成されるとともに、前記段部
で前記線材の切断手段が形成されることを特徴
とするコイルの巻線具。 (2) 前記浅い溝部の底が前記段部に向つて浅くな
るよう斜に形成されてなる実用新案登録請求の
範囲第1項記載のコイルの巻線具。 (3) 前記浅い溝部が複数に分割されてなる実用新
案登録請求の範囲第1項もしくは第2項記載の
コイルの巻線具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118285U JPH0219948Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118285U JPH0219948Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289116U JPS6289116U (ja) | 1987-06-08 |
| JPH0219948Y2 true JPH0219948Y2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=31125817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18118285U Expired JPH0219948Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219948Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5732628B2 (ja) * | 2007-12-18 | 2015-06-10 | 日本サービック株式会社 | 巻線方法及び巻線機 |
| JP6091258B2 (ja) * | 2013-03-05 | 2017-03-08 | 三菱電機株式会社 | 巻線機の切断刃付きクランパ |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP18118285U patent/JPH0219948Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6289116U (ja) | 1987-06-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0219948Y2 (ja) | ||
| US5347187A (en) | Miniature electric motor | |
| JPS62149259U (ja) | ||
| JP2003111316A (ja) | ステータ支持機構とこのステータ支持機構の製造方法およびこのステータ支持機構を備えたブラシレスモータ | |
| JPH0626051Y2 (ja) | ステツプモ−タのロ−タ支持装置 | |
| JPH0219947Y2 (ja) | ||
| JPH0326789Y2 (ja) | ||
| JP2932565B2 (ja) | 車両用レバースイッチに用いる金属レバーおよびその製造方法 | |
| JPH0224365B2 (ja) | ||
| JPH04171U (ja) | ||
| JPH069563Y2 (ja) | 小型電動機 | |
| JPS6454773U (ja) | ||
| JP2932608B2 (ja) | モータの固定子のカバー、モータの固定子及びその組立方法 | |
| JP2535715Y2 (ja) | スピンドルモータ | |
| JP3732906B2 (ja) | 回転検出器取付構造 | |
| JPH04114771U (ja) | ステツプモータ | |
| JPH0218422Y2 (ja) | ||
| KR830000325Y1 (ko) | 모우터 타이머 | |
| JPS589508Y2 (ja) | 電動機 | |
| JP3429805B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
| KR200141765Y1 (ko) | 모터의 스테이터 코어 조립장치 | |
| JPH0237268Y2 (ja) | ||
| JPH0391058U (ja) | ||
| JP2898907B2 (ja) | 装飾体の回転運動構造 | |
| JPS6122172U (ja) | 小型モ−タのブラシベ−ス装置 |