JPH0220342B2 - - Google Patents

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JPH0220342B2
JPH0220342B2 JP60145249A JP14524985A JPH0220342B2 JP H0220342 B2 JPH0220342 B2 JP H0220342B2 JP 60145249 A JP60145249 A JP 60145249A JP 14524985 A JP14524985 A JP 14524985A JP H0220342 B2 JPH0220342 B2 JP H0220342B2
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JP
Japan
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groove
poly
forming
mold
cup
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JP60145249A
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JPS626725A (ja
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Toshiaki Kanemitsu
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Kanemitsu KK
Original Assignee
Kanemitsu KK
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Publication date
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Publication of JPH0220342B2 publication Critical patent/JPH0220342B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はV溝およびポリV溝を備えた板金製
Vプーリの製造方法に関し、さらに詳しくは、周
壁部の基板部側にV溝、および周壁部にこのV溝
に並設して所定ピツチで並ぶ複数のポリV溝をそ
れぞれに形成してなる板金製Vプーリの製造方法
に係るものである。
〔従来の技術〕
近時、ベルトによる強力で確実性に優れた伝動
手段として、張架方向に沿う複数のV形突条を、
内面側に所定ピツチで平行に突設した、いわゆる
ポリVベルトを用い、このポリVベルトを1組の
対向されるポリVプーリのポリV溝間に張架させ
た構成が多く利用されており、このポリVベルト
による動力伝達に使用されるポリVプーリ、特に
板金素材を成形加工してなるポリVプーリの開発
が盛んである。また一方、このポリVベルト伝動
に併せて、同一Vプーリにより通常のVベルト伝
動をもなし得るようにした2系統の伝動手段も利
用されていて、この場合のVプーリには、V溝と
ポリV溝とを併設した複合形式による板金製プー
リ、すなわちV溝およびポリV溝を備えた板金製
Vプーリが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
こゝでこのようにVベルトとポリVベルトを併
用した伝動構成に適用される板金製Vプーリ、す
なわちV溝およびポリV溝を備えた板金製Vプー
リを使用する場合にあつて、駆動力の強力かつ確
実で円滑な伝動を得るためには、それぞれに板金
素材を塑性成形して形成するV溝とポリV溝のう
ち、特にポリVベルトの各V形突条を係合させる
ところの、相互に並設される複数条のポリV溝に
関して、そのポリV溝自体の溝巾および溝径、な
らびにポリV溝相互のピツチ間隔などにつき、こ
れを5/100mm程度までの高精度に仕上げる必要が
あり、しかもこの高精度な複数条のポリV溝を、
通常のV溝と併せて形成しなければならないため
に、これらのV溝、ポリV溝の両者それぞれの塑
性成形に伴なつて、素材内部に生ずる成形応力、
残留応力などが相互に影響し合い、両溝の成形寸
法などに狂いをきたす惧れがあり、殊に高精度で
あることを信条とする複数条のポリV溝相互の成
形加工が極めて困難になるもので、結果的には良
好な駆動力伝動をなし得なくなるなどの問題点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は従来のこのような問題点に鑑み、V
溝およびポリV溝を併有する板金製Vプーリを、
板金素材から可及的簡単かつ容易に、しかも高精
度に成形加工して構成させるための、量産性に優
れた製造方法を提供することを目的とし、特にV
溝形成後に、あらためてポリV溝を形成するとき
の、各溝相互間の影響を排除し得るようにすると
共に、ポリV溝自体の複数条に亘る並設形成を容
易に行ない得るようにしたものである。
すなわち、この発明の製造方法は、板金素材を
深絞り成形して、基板部と周壁部からなるカツプ
状素材を形成させるカツプ状素材形成工程と、 前記カツプ状素材の周壁部に段部を形成して、
周壁部を基板部側のV溝成形部と開口縁部側のポ
リV溝成形部とに区分させる段部形成工程と、 前記ポリV溝成形部を厚肉化相当分だけ外側に
撓曲させて膨出部を形成させる厚肉化予備形成工
程と、 前記V溝成形部にV溝を形成させるV溝形成工
程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
突出保持成形部で包含し、該突出保持成形部と内
嵌させた成形型とで前記段部の基部を挟着保持さ
せた状態で、該突出保持成形部とポリV溝成形部
の外周側からの成形ローラとにより、前記段部と
前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先端
が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフラ
ンジ部を形成するとともに、前記内嵌させた成形
型とポリV溝成形部の外周側からの成形ローラに
より、前記膨出部を圧扁して、ポリV溝成形部を
撓曲度合対応に厚肉化させる厚肉化形成工程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
突出保持成形部で包含させ、かつ前記段部の基部
を前記外押え成形型の環状の突出保持成形部と内
嵌させた成形型とで挟着保持させた状態で、前記
厚肉化されたポリV溝成形部に複数条からなるポ
リV溝を並設して形成させるポリV溝形成工程と
を、備えるさせるようにしている。
〔実施例〕
以下この発明に係るV溝およびポリV溝を備え
た板金製Vプーリの製造方法の一実施例につき、
第1図ないし第6図を参照して詳細に説明する。
第1図aないしfはこの実施例に係る板金製V
プーリの製造方法の板金素材から製品に至る主要
段階毎の加工態様をそれぞれに示す半截断面図で
ある。
すなわち、まずこの第1図において、この実施
例方法の場合には、所定厚さの板金素材を深絞り
成形して、基板部11と周壁部12からなるカツ
プ状素材1を形成させるカツプ状素材形成工程
(同図a)と、このカツプ状素材1の周壁部12
に、基部21にも段付き部を有する段部23を形
成して、同周壁部12を基板部11側のV溝成形
部14と、開口縁部12a側のポリV溝成形部1
5とに区分させる段部形成工程(同図b)と、前
記ポリV溝成形部15を厚肉化相当分だけ外側に
撓曲して膨出部16を形成させる厚肉化予備形成
工程(同図c)と、前記周壁部12のV溝成形部
14に対して、V溝31を形成させるV溝形成工
程(同図d)と、前記膨出部16を圧扁し、その
撓曲度合に対応して厚肉化されたポリV溝成形部
17を形成させる厚肉化形成工程(同図e)と、
前記厚肉化されたポリV溝成形部17に対して、
相互に並設される複数条のポリV溝41を形成さ
せるポリV溝形成工程(同図f)とを順次に有
し、これらの各工程により板金素材を加工成形し
て、目的とするV溝31およびポリV溝41を備
えた板金製Vプーリ100を製造するのである。
また第2図は前記板金製Vプーリ100同上製
造方法の一層具体的な製造工程を順次に示す断面
説明図、第3図ないし第6図は同上成形各部の詳
細を示す拡大断面図であり、各工程での詳細を次
に述べる。
(1) カツプ状素材形成工程(第1図a) このカツプ状素材形成工程では、第2図a1
に示すように、所定の厚さおよび外径の板金素
材を成形材料として用い、可動、固定の両内、
外絞り型111,112および押え型113に
より、所定の外径寸法および絞り深さ寸法に深
絞り成形して、基板部111と周壁部12とか
らなるカツプ状素材1を形成させる。そしてこ
のとき、前記周壁部12の開口縁部12aに
は、絞り成形に伴なつた余剰材料による鍔部1
3が残留される。
(2) 段部形成工程(第1図b) この段部形成工程では、まず第2図b1に示
すように、第1、第2の相互に重合された内押
え型211,212に、前記カツプ状素材1を
嵌合保持させた状態で、予備段押しローラ21
3により、同カツプ状素材1の基板部11側の
周壁部12の部分を予備転造し、同部分に傾斜
部22を成形させて、この周壁部12を基板部
11側のV溝成形部14と、開口縁部12a側
のポリV溝成形部15とに区分させた傾斜部付
きカツプ状素材2aを得る。
ついで第2図b2に示すように、第3、第4
の相互に重合された内押え型214,215
に、この傾斜段部付きカツプ状素材2aを同様
に嵌合保持させた状態で、仕上げ段押しローラ
216により、前記傾斜部22を仕上げ転造
し、第3図にその詳細を拡大して示す通り、基
部21にも段付き部を有する段部23を形成さ
せて、段付きカツプ状素材2とする。
すなわち、この段部形成工程においては、結
果的にカツプ状素材1の周壁部12に段部23
を形成することで、この周壁部12を、基板部
11側のV溝成形部14と、段部23を介して
これよりも大径にされた開口縁12a側のポリ
V溝成形部17とに区分させる。
(3) 厚肉化予備形成工程(第1図c) この厚肉化予備形成工程では、まず第2図c
1に示すように、第5、第6の相互に重合され
た内押え型311,312に、前記段部付きカ
ツプ状素材2を嵌合保持させた状態で、外絞り
型313により、同段部付きカツプ状素材2の
基板部11を同心的に逆方向内側へ絞り込ん
で、周縁部所定範囲内に段違い端部32を予備
成形させたのちに、これを第2図c2に示すよ
うに、その基板部11側にあつて、第7の外押
え型314と偏心された第8の内押え型315
とにより保持させた状態で、剪断ローラ316
を用い、前記ポリV溝成形部15を所定寸法位
置から剪断して、前記鍔部13、ひいては余剰
材料部分を予め除去整形させ、このようにして
段部付き粗整形カツプ状素材3aを得る。
ついで前記段部付き粗整形カツプ状素材3a
を、第2図c3に示すように、第9および第
10、第11の内および外押え型317および31
8,319間で同心的に挟着保持させ、かつ特
に前記段部23の保持については、同第9の内
押え型317の肩部317aにきつちりと嵌着
させると共に、第11の外押え型319の肩部3
19aによつて強固に押圧させた状態で、外絞
り成形型320により前記ポリV溝成形部15
を、後述する厚肉化相当分だけ外側に撓曲成形
して膨出部16を形成させ、このようにして段
部、膨出部付き粗整形カツプ状素材3bを得
る。
(4) V溝形成工程(第1図d) このV溝形成工程では、まず第2図d1に示
すように、前記段部、膨出部付き粗整形カツプ
状素材3bを、第12、第13の内、外V溝予備成
形型411,412間で同心的に挟着保持さ
せ、かつ特に前記段部23の基部21の保持に
ついては、同第12の内V溝予備成形型411の
肩部411aにきつちりと嵌着させた状態で、
V溝予備成形ローラ413により前記V溝成形
部14を、外周から絞り込むように予備転造し
て、同部分にV溝成形のための凹陥部33を予
め形成させる。
そしてこのV溝成形部14に対するV溝成形
のための予備転造に際しては、前記V溝予備成
形ローラ413の肩部413aと前記第12の内
V溝予備成形型411の肩部411aとによ
り、段部23の基部21を常時、圧接保持させ
るようにし、これによつて同予備転造における
塑性成形の影響が、前記ポリV溝成形部15で
もある膨出部16側に及ばないようにするので
ある。
ついでその後、第2図d2に示すように、凹
陥部33を予備成形させた段部、膨出部付き粗
整形カツプ状素材3bは、前記の場合と同様
に、第14、第15の内、外V溝仕上げ成形型41
4,415間にあつて同心的に挟着保持させる
と共に、こゝでも特に前記段部23の基部21
については、同第14の内V溝仕上げ成形型41
4の肩部414aにきつちりと嵌着させた状態
で、V溝仕上げ成形ローラ416を用いてこの
凹陥部33を、外周からより深く絞り込んで仕
上げ転造し、同凹陥部33に対し通常のV溝3
1を成形させて、V溝付き粗整形カツプ状素材
3とする。
そしてまたこゝでも前記と同様に、このV溝
成形部14に対するV溝31の成形のための仕
上げ転造に際しては、前記V溝仕上げ成形ロー
ラ416の肩部416aと前記第14の内V溝仕
上げ成形型414の肩部414aとにより、段
部23の基部21を常時、圧接保持させるよう
にして、同仕上げ転造における塑性成形時の成
形圧力、ならびに成形後の残留圧力などの影響
が、前記膨出部16側、ひいてはポリV溝成形
部15側に及ばないようにするのであり、この
ようにして前記V溝成形部14に通常のV溝3
1を成形させた状態では、第4図にその詳細を
拡大して示した通り、同V溝成形部14が、前
記基板部11の段違い端部32と段部23の基
部21との間で、V字形に曲げ込まれると共
に、同段違い端部32側では二重に折り返し補
強されて、所定形状寸法のV溝31を所期通り
に高精度で形成し得るのである。
(5) 厚肉化形成工程(第1図e) この厚肉化形成工程では、まず第2図e1に
示す示すように、第1ポリV溝予備成形型51
1に前記V溝付き粗整形カツプ状素材3を嵌合
させ、かつその基板部11およびV溝31部を
外側から第16の外押え型512により、またそ
のV溝31を包含するようにして、段部23の
基部21を同様に外側から外押え成形型513
によりそれぞれ同心的に挟着保持させると共
に、こゝでも特に前記段部23の基部21につ
いては、第1ポリV溝予備成形型511の肩部
511aと、外押え成形型513の突出保持成
形部513aとの間に、きつちりと強固に挟圧
させた状態とし、かつまた前記膨出部16につ
いては、その開口端縁、つまり前記した開口縁
部12aを第1ポリV溝予備成形型511の突
当て段部511bに突当て支持させておく。
ついでこの状態のまゝ、厚肉化ローラを兼ね
る第1ポリV溝予備成形ローラ514により、
前記膨出部16の膨出突端部を押圧するが、
こゝではこの膨出部16の開口縁部12aを突
当て段部511bに突当て支持させてあるため
に、同ローラ514のローラ面514aによ
り、同膨出部16が次第に転造圧扁され塑性流
動成形されて、同部での所定厚さによる厚肉化
が達成されると共に、同時に同ローラ514の
突出された成形面514bにより、膨出形成さ
れたポリV溝成形部17の基部側を絞り込むよ
う第1予備転造をして、先端が突出保持成形部
513a側に傾く2重折り返し状のフランジ部
BとポリV溝成形のための成形基準点となる基
準溝部42を予め形成させ、このようにしてV
溝付き厚肉化カツプ状素材4aを得る。
そしてこの場合、膨出部16、つまりポリV
溝成形部15に対するところの、同部厚肉化の
ための転造成形、ならびにこれと同時になされ
るフランジ部Bの転造成形、さらにポリV溝成
形のための基準溝部42の転造成形に際して
は、ここでも前記段部23の基部21の部分
を、第1ポリ溝予備成形型511の肩部511
aと、外押え成形型513の突出保持成形部5
13aとによつて、常時、挟圧保持されている
ために、これらの各転造成形時における塑性成
形の影響が、前記V溝成形部14側に及ぶ惧れ
はなく、またこのようにして前記膨出部16
を、一方で厚肉化させたポリV溝成形部17と
し、他方で基準溝部42を成形させた状態で
は、第5図にその詳細を拡大して示した通り、
厚肉化されたポリV溝成形部17にあつて、基
準溝部42がV字形をなして曲げ込まれる。
(6) ポリV溝形成工程(第1図f) このポリV溝形成工程では、まず第2図f1
およびf2に示すように、前記第1ポリV溝予
備成形型、成形ローラ511,514の組合せ
について、これを偏心された第2ポリV溝予備
成形型515、および成形ローラ516の組合
せと、偏心された第3ポリV溝予備成形型51
7、および成形ローラ518の組合せとに順次
に組替え、かつこゝでも前記と同様に段部23
の基部21に対する挟圧保持をなした状態で、
前記厚肉化されたポリV溝成形部17の基準溝
部42を、ポリV溝成形のための一つの成形基
準点に活用して、このポリV溝成形部17に対
し、第2、第3予備転造としての、並列される
複数条の予備ポリV溝43,44を、漸次に所
定寸法形状に近付けるように、少しづゝ絞り込
むと共に、前記開口縁部12a側に立上り耳部
45を次第に立上らせるように成形させる。
すなわち、こゝでは厚肉化されたポリV溝成
形部17に対し、第1予備転造された基準溝部
42が、こゝでのポリV溝成形のための成形基
準点になるために、これらの第2、第3予備転
造としての予備ポリV溝43,44の複数条
を、過不足のない充分な肉厚で、容易にしかも
正確な寸法形状配置によつて並列成形し得るの
である。
ついでその後、第2図f3に示すように、ポ
リV溝予備成形最終段の偏心された第3ポリV
溝予備成形型517、および第3ポリV溝予備
成形ローラ518の組合せを、偏心されたポリ
V溝仕上げ成形型519、およびポリV溝仕上
げ成形ローラ520の組合せに組替え、かつ
こゝでも前記と同様に段部23の基部21に対
する挟圧保持をなした状態で、前記第3予備転
造での並列される複数条の予備ポリV溝44
を、V溝仕上げ成形ローラ520により、外周
からより深く絞り込んで仕上げ転造し、同厚肉
化されたポリV溝成形部17に対して、並列さ
れる複数条のポリV溝41を成形させ、このよ
うにしてV溝、ポリV溝付きVプーリ4を得
る。
そしてまたこゝでも前記と同様に、この厚肉
化されたポリV溝成形部17に対するところ
の、ポリV溝41の成形のための仕上げ転造に
際しては、前記ポリV溝仕上げ成形型519の
肩部519aと、外押え成形型513の突出保
持成形部513aとによつて、前記段部23の
基部21を常時、強力に挟圧保持させているた
めに、前記V溝31の場合と全く同様に、この
ポリV溝41の仕上げ転造における塑性成形時
の成形圧力、ならびに成形後の残留圧力などの
影響を、V溝31側に及ぼすことはなく、この
ようにして前記厚肉化されたポリV溝成形部1
5に、並列される複数条のポリV溝41を成形
させた状態では、第6図にその詳細を拡大して
示した通り、同ポリV溝成形部17が、並列す
る複数条のV字形に曲げ込まれると共に、ポリ
V溝成形部17の基部側は、2重折り返し状の
フランジ部Bによつて補強され、かつ前記開口
縁部12a側では、立上り耳部45が立上げら
れて、これらのフランジ部Bと立上り耳部45
によりポリVベルトの外れを防止できるのであ
り、こゝでは結果的に所定形状寸法によるとこ
ろの、充分な肉厚とされた相互に並列される複
数条のポリV溝41を所期通りに高精度で形成
し得るのである。
すなわち、以上のようにして目的とするV溝3
1およびポリV溝41を、それぞれに高精度で形
成した、製品としての板金製Vプーリ100(V
プーリ4)を製造することができるのである。
なお、前記実施例では、厚肉化形成工程におい
て、フランジ部Bと同時に基準溝部42も形成す
るようにしたが、勿論、基準溝部42を形成せず
にフランジ部Bだけを形成するようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明方法によれば、基
板部と周壁部からなるカツプ状板金素材を用い、
その周壁部上にV溝と相互に並設される複数条の
ポリV溝とを形成させる場合、これらのV溝およ
びポリV溝の成形加工に先立つて、まず予め周壁
部に段部を形成させることにより、同周壁部を基
板部側のV溝成形部と、開口縁部側のポリV溝成
形部とに区分させ、またこのポリV溝成形部を厚
肉化相当分だけ外側に撓曲して膨出部を形成させ
ておき、前記V溝成形部にV溝を形成させた後、
厚肉化形成工程において、前記V溝成形部にV溝
が形成された部分を外側から外押え成形型の環状
の突出保持成形部で包含し、該突出保持成形部と
内嵌させた成形型とで前記段部の基部を挟着保持
させた状態で、該突出保持成形部とポリV溝成形
部の外周側からの成形ローラとにより、前記段部
と前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先
端が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフ
ランジ部を形成するとともに、前記内嵌させた成
形型とポリV溝成形部の外周側からの成形ローラ
により、前記膨出部を圧扁して、ポリV溝成形部
を撓曲度合対応に厚肉化させ、さらにポリV溝形
成工程において、前記V溝成形部にV溝が形成さ
れた部分を外側から外押え成形型の環状の突出保
持成形部で包含させ、かつ前記段部の基部を前記
外押え成形型の環状の突出保持成形部と内嵌させ
た成形型とで挟着保持させた状態で、前記厚肉化
されたポリV溝成形部に複数条からなるポリV溝
を並設して形成させるようにしたので、ポリV溝
成形部を厚肉化する場合やポリV溝を作る場合に
おける塑性成形時の成形圧力、ならび成形後の残
留圧力などの影響を、すでに形成しているV溝成
形部のV溝に及ぼすことがない。しかもV溝およ
びポリV溝相互の寸法形状、殊に複数条を正確に
並設する必要のあるポリV溝の寸法形状を高精
度、かつ高強度で成形加工でき、またポリV溝成
形部の厚肉化によつて、比較的成形の困難であつ
たポリV溝の成形を容易にし、併せて相対的に全
体の充分な強度を維持した上での軽量化が可能と
なり、結果的には、この種のV溝およびポリV溝
を並設する板金製Vプーリの伝動効率を格段に向
上でき、しかも構成自体が頗る簡単で、容易に実
施可能であるなどの特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしfはこの発明に係るV溝および
ポリV溝を備えた板金製Vプーリの製造方法の一
実施例による板金素材から製品に至る主要段階毎
の加工態様をそれぞれに示す半截断面図であり、
また第2図a1ないしf3は同上製造方法の一層
具体的な製造工程を順次に示すそれぞれ半截断面
説明図、第3図ないし第6図は同上成形各部の詳
細を示す拡大断面図である。 1…カツプ状素材、2…段付きカツプ状素材、
2a…傾斜部付きカツプ状素材、3…V溝付き粗
整形カツプ状素材、3aおよび3b…段部付きお
よび段部、膨出部付き粗整形カツプ状素材、4…
V溝、ポリV溝付きVプーリ、4a…V溝付きカ
ツプ状素材、11…基板部、12…周壁部、14
…V溝成形部、15…ポリV溝成形部、16…膨
出部、17…厚肉化されたポリV溝成形部、21
…段部の基部、23…段部、31…V溝、32…
段違い端部、41…ポリV溝、42…基準溝部、
100…製品としてのV溝およびポリV溝を備え
た板金製Vプーリ、111…内絞り型、112…
外絞り型、211…第1の内押え型、212…第
2の内押え型、213…予備段押しローラ、21
4…第3の内押え型、215…第4の内押え型、
216…仕上げ段押しローラ、311…第5の内
押え型、312…第6の内押え型、313…外絞
り型、314…第7の外押え型、315…第8の
内押え型、316…剪断ローラ、317…第9の
内内押え型、317a…同上成形型の肩部、31
9…第11の外押え型、319a…同上成形型の肩
部、320…外絞り成形型、411…第12の内V
溝予備成形型、411a…同上成形型の肩部、4
12…第13の外V溝予備成形型、413…V溝予
備成形ローラ、413a…同上成形ローラの肩
部、414…第14の内V溝仕上げ成形型、414
a…同上成形型の肩部、415…第15の外V溝仕
上げ成形型、416…V溝仕上げ成形ローラ、4
16a…同上成形ローラの肩部、511…第1ポ
リV溝予備成形型、511a…同上成形型の肩
部、513…外押え成形型、513a…同上成形
型の肩部、514…第1ポリV溝予備成形ロー
ラ、515…第2ポリV溝予備成形型、515a
…同上成形型の肩部、516…第2ポリV溝予備
成形ローラ、517…第3ポリV溝予備成形型、
517a…同上成形型の肩部、518…第3ポリ
V溝予備成形ローラ、519…ポリV溝仕上げ成
形型、519a…同上成形型の肩部、520…ポ
リV溝仕上げ成形ローラ、B…フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板金素材を深絞り成形して、基板部と周壁部
    からなるカツプ状素材を形成させるカツプ状素材
    形成工程と、 前記カツプ状素材の周壁部に段部を形成して、
    周壁部を基板部側のV溝成形部と開口縁部側のポ
    リV溝成形部とに区分させる段部形成工程と、 前記ポリV溝成形部を厚肉化相当分だけ外側に
    撓曲させて膨出部を形成させる厚肉化予備形成工
    程と、 前記V溝成形部にV溝を形成させるV溝形成工
    程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
    形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
    突出保持成形部で包含し、該突出保持成形部と内
    嵌させた成形型とで前記段部の基部を挟着保持さ
    せた状態で、該突出保持成形部とポリV溝成形部
    の外周側からの成形ローラとにより、前記段部と
    前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先端
    が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフラ
    ンジ部を形成するとともに、前記内嵌させた成形
    型とポリV溝成形部の外周側からの成形ローラに
    より、前記膨出部を圧扁して、ポリV溝成形部を
    撓曲度合対応に厚肉化させる厚肉化形成工程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
    形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
    突出保持成形部で包含させ、かつ前記段部の基部
    を前記外押え成形型の環状の突出保持成形部と内
    嵌させた成形型とで挟着保持させた状態で、前記
    厚肉化されたポリV溝成形部に複数条からなるポ
    リV溝を並設して形成させるポリV溝形成工程と
    を、備えるV溝およびポリV溝を備えた板金製V
    プーリの製造方法。
JP14524985A 1985-07-02 1985-07-02 V溝およびポリv溝を備えた板金製vプ−リの製造方法 Granted JPS626725A (ja)

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