JPH0220524Y2 - - Google Patents
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- JPH0220524Y2 JPH0220524Y2 JP1984156203U JP15620384U JPH0220524Y2 JP H0220524 Y2 JPH0220524 Y2 JP H0220524Y2 JP 1984156203 U JP1984156203 U JP 1984156203U JP 15620384 U JP15620384 U JP 15620384U JP H0220524 Y2 JPH0220524 Y2 JP H0220524Y2
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- valve
- valve body
- clutch
- pressure
- hydraulic oil
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Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、自動変速機のバルブボデイ装置に関
し、さらに詳細には変速歯車機構に組み合わされ
たブレーキおよびクラツチを選択的に作動させ
て、所望の変速段を得る自動変速機のバルブボデ
イ装置に関する。 (従来の技術) 従来一般に用いられている自動車用の自動変速
機は、トルクコンバータに多段変速歯車機構が組
合わされた形式であり、この多段変速歯車機構
は、それに組合わされたブレーキおよびクラツチ
の選択的な作動により、任意の変速段が選ばれる
ように構成されている。この変速歯車機構のブレ
ーキおよびクラツチを作動させるために油圧制御
装置が設けられている。 ところで、フロントエンジン・フロントドライ
ブ方式(以下FFと略称する)の自動車であつて、
しかもエンジンを横置きにするタイプのものにあ
つては、軸方向寸法の制約が大きいため、その方
法の外側突出を極力なくす必要がある。そこで、
実開昭55−45049号等に開示された自動変速機に
おいては、バルブボデイを2段構造とし、しかも
該変速機の下部に設けて、該変速機の軸方向の寸
法を小さくしている。 (考案の目的) しかし、上記公報記載のバルブボデイでは、バ
ルブボデイの表面積が大きくなり、コンパクト化
を達成することが困難になり、また必然的に油路
が長くなつて各摩擦要素の作動応答性が悪化した
り、漏れによるトラブル等が発生しやすくなる。
さらに、バルブボデイにおける中心機能をなすバ
ルブが外部に近い位置に配置されているため外力
による損傷を受け易い。 本考案は上記のような多段構造とされるバルブ
ボデイ装置において、油圧制御装置の中心機能を
なすバルブと付加的バルブとを区別して効果的に
配設し、コンパクト化の達成及び信頼性の向上を
図ることを目的とするものである。 (考案の構成) 本考案は、変速歯車機構に組み合わされたブレ
ーキおよびクラツチを油圧制御装置で選択的に作
動させて、所望の変速段を得る自動変速機のバル
ブボデイ装置において、バルブボデイを、フロン
トバルブボデイ、プリメインバルブボデイ、メイ
ンバルブボデイ、リヤバルブボデイを順に重ね合
せた4段重ね構造となし、該バルブボデイを、リ
ヤボデイ側がミツシヨンケース側となるように配
置し、中間のプリメインバルブボデイおよびメイ
ンバルブボデイの両面には油路が形成されてお
り、前記メインバルブボデイおよびリヤバルブボ
デイに、前記油圧制御装置の中心機能をなすバル
ブが収納されていることを特徴とするものであ
る。なお、上記油圧制御装置の中心機能をなすバ
ルブとは、シフトバルブ、プレツシヤレギユレー
タバルブ、マニユアルバルブ等を指す。 (考案の効果) 上記構造の本考案の自動変速機のバルブボデイ
装置においては、バルブボデイを4つの部分で構
成し、しかもその4つの部分を4段に重ね合せた
ので、バルブボデイの表面積を小さくすることが
でき、バルブボデイ内に形成する油路の長さを短
かくすることができ、中心機能をなすバルブと、
付加的バルブを別々にまとめて上記バルブボデイ
の異なる部分に配設することができるので、構造
の変更が容易になる。更には、中心機能をなすバ
ルブを設けたバルブボデイ部分をミツシヨンケー
ス側に配したので、該中心機能をなすバルブの損
傷を防止することができるとともに、該バルブに
接続される太い油路の長さを短かくすることがで
きる。 (実施例) 以下に、トルクコンバータの出力軸に変速歯車
機構が連結された形式の自動変速機に本考案を適
用した実施例について説明する。 変速機の基本構成 第1図は、本考案のバルブボデイ装置が組み込
まれる自動変速機を概略的に示す骨子図である。 この第1図において符号1は、入力軸であるエ
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
段変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、タービン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許さない作用をなすものである。 多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプPを駆動するため、該ポンプに連結さ
れた中央軸12を備えている。この中央軸12の
外方には、基端が上記トルクコンバータ2のター
ビン4に連結され、先端が上記多段変速歯車装置
10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自在に
支持された中空のタービンシヤフト13が設けら
れている。このタービンシヤフト13上には、ラ
ビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設けられ
ており、このプラネタリギヤユニツト14は、小
径サンギヤ15、この小径サンギヤ15のエンジ
ンから遠い側の側方に配置された大径サンギヤ1
6、ロングピニオンギヤ17、シヨートピニオン
ギヤ18およびリングギヤ19からなつている。
このプラネタリギヤユニツト14のエンジンから
遠い側の側方には、第一および第二のクラツチ装
置20,21が並列して配置されている。上記第
一のクラツチ装置20は、前記走行用のクラツチ
であり、第一のワンウエイクラツチ22を介して
上記小径サンギヤ15とタービンシヤフト13の
間の動力伝達を断続するものである。一方、上記
第二のクラツチ装置21は、上記第一のクラツチ
装置20と並列で上記小径サンギヤ15とタービ
ンシヤフト13の間の動力伝達を断続するもので
ある。上記第二のクラツチ装置21の半径方向外
方には、第一のブレーキ装置23が配置されてい
る。この第一のブレーキ装置23は、バンドブレ
ーキである。上記大径サンギヤ16に連結された
ブレーキドラム23−1とこのブレーキドラムに
掛けられたブレーキバンド23−2を有する。上
記第一のクラツチ装置20の半径方向外方であつ
て、かつ上記第一のブレーキ装置23の側方に
は、第三のクラツチ装置24が配置されており、
この第三のクラツチ装置24は、後進走行用のク
ラツチであり、上記第一のブレーキ装置23のブ
レーキドラム23−1を介して上記大径サンギヤ
16とタービンシヤフト13の間の動力伝達の断
続を行なうものである。 上記プラネタリギヤユニツト14の半径方向外
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギヤ19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてお
り、このギヤ28はアウトプツトシヤフト28a
に取り付けられている。なお、図中符号29は、
タービンシヤフト13とクランクシヤフト1をト
ルクコンバータ2を介さずに直結するためのロツ
クアツプクラツチを示す。 多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、
それ自体で前進4段、後進1段の変速段を有し、
第一、第二、第三および第四のクラツチ装置2
0,21,24および27、および第一および第
二のブレーキ装置23および25を適宜作動させ
ることにより所要の変速段を得ることができる。
以上の構成において、各変速段とクラツチ、ブレ
ーキの作動関係を下表に示す。
し、さらに詳細には変速歯車機構に組み合わされ
たブレーキおよびクラツチを選択的に作動させ
て、所望の変速段を得る自動変速機のバルブボデ
イ装置に関する。 (従来の技術) 従来一般に用いられている自動車用の自動変速
機は、トルクコンバータに多段変速歯車機構が組
合わされた形式であり、この多段変速歯車機構
は、それに組合わされたブレーキおよびクラツチ
の選択的な作動により、任意の変速段が選ばれる
ように構成されている。この変速歯車機構のブレ
ーキおよびクラツチを作動させるために油圧制御
装置が設けられている。 ところで、フロントエンジン・フロントドライ
ブ方式(以下FFと略称する)の自動車であつて、
しかもエンジンを横置きにするタイプのものにあ
つては、軸方向寸法の制約が大きいため、その方
法の外側突出を極力なくす必要がある。そこで、
実開昭55−45049号等に開示された自動変速機に
おいては、バルブボデイを2段構造とし、しかも
該変速機の下部に設けて、該変速機の軸方向の寸
法を小さくしている。 (考案の目的) しかし、上記公報記載のバルブボデイでは、バ
ルブボデイの表面積が大きくなり、コンパクト化
を達成することが困難になり、また必然的に油路
が長くなつて各摩擦要素の作動応答性が悪化した
り、漏れによるトラブル等が発生しやすくなる。
さらに、バルブボデイにおける中心機能をなすバ
ルブが外部に近い位置に配置されているため外力
による損傷を受け易い。 本考案は上記のような多段構造とされるバルブ
ボデイ装置において、油圧制御装置の中心機能を
なすバルブと付加的バルブとを区別して効果的に
配設し、コンパクト化の達成及び信頼性の向上を
図ることを目的とするものである。 (考案の構成) 本考案は、変速歯車機構に組み合わされたブレ
ーキおよびクラツチを油圧制御装置で選択的に作
動させて、所望の変速段を得る自動変速機のバル
ブボデイ装置において、バルブボデイを、フロン
トバルブボデイ、プリメインバルブボデイ、メイ
ンバルブボデイ、リヤバルブボデイを順に重ね合
せた4段重ね構造となし、該バルブボデイを、リ
ヤボデイ側がミツシヨンケース側となるように配
置し、中間のプリメインバルブボデイおよびメイ
ンバルブボデイの両面には油路が形成されてお
り、前記メインバルブボデイおよびリヤバルブボ
デイに、前記油圧制御装置の中心機能をなすバル
ブが収納されていることを特徴とするものであ
る。なお、上記油圧制御装置の中心機能をなすバ
ルブとは、シフトバルブ、プレツシヤレギユレー
タバルブ、マニユアルバルブ等を指す。 (考案の効果) 上記構造の本考案の自動変速機のバルブボデイ
装置においては、バルブボデイを4つの部分で構
成し、しかもその4つの部分を4段に重ね合せた
ので、バルブボデイの表面積を小さくすることが
でき、バルブボデイ内に形成する油路の長さを短
かくすることができ、中心機能をなすバルブと、
付加的バルブを別々にまとめて上記バルブボデイ
の異なる部分に配設することができるので、構造
の変更が容易になる。更には、中心機能をなすバ
ルブを設けたバルブボデイ部分をミツシヨンケー
ス側に配したので、該中心機能をなすバルブの損
傷を防止することができるとともに、該バルブに
接続される太い油路の長さを短かくすることがで
きる。 (実施例) 以下に、トルクコンバータの出力軸に変速歯車
機構が連結された形式の自動変速機に本考案を適
用した実施例について説明する。 変速機の基本構成 第1図は、本考案のバルブボデイ装置が組み込
まれる自動変速機を概略的に示す骨子図である。 この第1図において符号1は、入力軸であるエ
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
段変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、タービン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許さない作用をなすものである。 多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプPを駆動するため、該ポンプに連結さ
れた中央軸12を備えている。この中央軸12の
外方には、基端が上記トルクコンバータ2のター
ビン4に連結され、先端が上記多段変速歯車装置
10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自在に
支持された中空のタービンシヤフト13が設けら
れている。このタービンシヤフト13上には、ラ
ビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設けられ
ており、このプラネタリギヤユニツト14は、小
径サンギヤ15、この小径サンギヤ15のエンジ
ンから遠い側の側方に配置された大径サンギヤ1
6、ロングピニオンギヤ17、シヨートピニオン
ギヤ18およびリングギヤ19からなつている。
このプラネタリギヤユニツト14のエンジンから
遠い側の側方には、第一および第二のクラツチ装
置20,21が並列して配置されている。上記第
一のクラツチ装置20は、前記走行用のクラツチ
であり、第一のワンウエイクラツチ22を介して
上記小径サンギヤ15とタービンシヤフト13の
間の動力伝達を断続するものである。一方、上記
第二のクラツチ装置21は、上記第一のクラツチ
装置20と並列で上記小径サンギヤ15とタービ
ンシヤフト13の間の動力伝達を断続するもので
ある。上記第二のクラツチ装置21の半径方向外
方には、第一のブレーキ装置23が配置されてい
る。この第一のブレーキ装置23は、バンドブレ
ーキである。上記大径サンギヤ16に連結された
ブレーキドラム23−1とこのブレーキドラムに
掛けられたブレーキバンド23−2を有する。上
記第一のクラツチ装置20の半径方向外方であつ
て、かつ上記第一のブレーキ装置23の側方に
は、第三のクラツチ装置24が配置されており、
この第三のクラツチ装置24は、後進走行用のク
ラツチであり、上記第一のブレーキ装置23のブ
レーキドラム23−1を介して上記大径サンギヤ
16とタービンシヤフト13の間の動力伝達の断
続を行なうものである。 上記プラネタリギヤユニツト14の半径方向外
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギヤ19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてお
り、このギヤ28はアウトプツトシヤフト28a
に取り付けられている。なお、図中符号29は、
タービンシヤフト13とクランクシヤフト1をト
ルクコンバータ2を介さずに直結するためのロツ
クアツプクラツチを示す。 多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、
それ自体で前進4段、後進1段の変速段を有し、
第一、第二、第三および第四のクラツチ装置2
0,21,24および27、および第一および第
二のブレーキ装置23および25を適宜作動させ
ることにより所要の変速段を得ることができる。
以上の構成において、各変速段とクラツチ、ブレ
ーキの作動関係を下表に示す。
【表】
油圧制御回路
この油圧制御回路は、エンジン出力軸により駆
動されるオイルポンプ100を有し、このポンプ
100から圧力ライン101に作動油が吐出され
る。ポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は調圧弁102に導びかれる。この調
圧弁102は、ポンプ100からの上記作動油
を、スロツトル圧、スロツトルモジユレータ圧お
よびバツクアツプ圧により調圧して、セレクト弁
103のポートgに供給する。このセレクト弁1
03は、マニユアルシフトバルブであり、手動に
より、P・R・N・D・2・1レンジにシフトさ
れ、各レンジで上記ポートgから所定のポートに
上記作動圧を供給する。上記ポートgは、セレク
ト弁103が1レンジに設定されているときポー
トa,d,eに連通され、セレクト弁が2レンジ
に設定されているときポートa,c,dに連通さ
れ、セレクト弁がDレンジに設定されているとき
ポートa,cに連通され、セレクト弁がRレンジ
に設定されているときポートfに連通される。 セレクト弁103のポートaは1−2シフト弁
110に接続されており、この1−2シフト弁1
10には、そのスプリング110aと対抗して作
動油が作用しており、これによつてこの1−2シ
フト弁110は、1−2用ソレノイド弁110b
がOFFのとき第1速、ONのとき作動油をドレン
して第2速の状態になるようになつている。ま
た、この1−2シフト弁110においては、セレ
クト弁103がDレンジに設定されているとき、
該セレクト弁103のポートaから作動油が供給
され、1−2用ソレノイド弁110bをONにし
ての第1速から第2速への変速時に、第1ブレー
キ装置23のアプライ側23aに3−4シフト弁
130を介して作動油を供給する。なお、Dレン
ジにおいて上記1−2用ソレノイド弁110bが
OFFのときには、1−2シフト弁110をバイ
パスした上記ポートaからの作動圧がクラツチ2
0および21に供給されて、第1速状態を達成す
る。更にこの1−2シフト弁110は、1レンジ
の第2速時には、上記セレクト弁103のポート
eからの作動油をロー減圧弁140を介してブレ
ーキ装置25に供給すると同時に、スロツトルバ
ツクアツプ141に信号圧を送るようになつてい
る。 上記セレクト弁103のポートaは2−3シフ
ト弁120にも接続されており、この2−3シフ
ト弁120には、そのスプリング120aと対抗
して作動油が作用しており、これによつてこの2
−3シフト弁120は、2−3用ソレノイド弁1
20bがONのとき作動油をドレンして第2速、
OFFのとき第3速の状態になるようになつてい
る。なお、第2速から第3速へ変速したときに
は、セレクト弁103のポートcからの作動油
を、サーボコントロールバルブ142、2−3タ
イミングバルブ143を介して最終的にはクラツ
チ27に供給してこれを作動させるとともに、ブ
レーキ装置23のレリーズ側23bに供給して、
これを非作動状態とする。 上記3−4シフト弁130には、上記1−2シ
フト弁110および2−3シフト弁120と同様
に、上記セレクト弁103のポートaからスプリ
ング130aと対抗して作動油が供給されてお
り、この3−4シフト弁130は、3−4用ソレ
ノイド弁130bがOFFのとき第3速、ONのと
き上記作動油をドレンして第4速状態に設定され
るようになつている。上記第3速状態では、1−
2シフト弁110を経た作動油をオリフイスを介
さないでブレーキ装置23のアプライ側23aに
供給するとともに、上記1−2シフト弁110を
バイパスした上記セレクト弁103のポートaか
ら作動油を該3−4シフト弁130およびN−D
アキユームレータ144を介してクラツチ21に
供給して、これを達成する。3−4用ソレノイド
バルブ130bがONにされて作動油がドレンさ
れると、第3速から第4速への変速動作が行なわ
れ、1−2シフト弁110を経た作動油が、オリ
フイスとチエツクバルブを備えた回路145を介
してブレーキ装置23のアプライ側23aに供給
される。これと同時に、上記ブレーキ装置23の
レリーズ側23bがオリフイス、3−4キヤパシ
テイコントロールバルブ145を介してドレンさ
れて該ブレーキ装置23が作動し、これとともに
クラツチ21に作用していた作動油もドレンされ
る。 上記ロー減圧弁140は、上記セレクト弁10
3が1レンジに設定されているとき、該セレクト
弁103のポートeからの作動油を受け、自己調
圧によりこの作動油を減圧して1−2シフト弁1
10に供給し、そして第1速状態ではこの作動油
は該1−2シフト弁110を経てブレーキ装置2
5に供給される。このようにこのロー減圧弁14
0は、作動油を減圧することにより変速シヨツク
の緩和を図るものである。なお、この弁140
は、Dレンジにおいては作動せず、また上記1−
2シフト弁110を経た作動油は、スロツトルバ
ツクアツプバルブ141に信号圧として供給され
るようになつている。 上記スロツトルバツクアツプバルブ141は、
上記ロー減圧弁140からの信号圧をスプリング
対抗圧として受けるようになつており、この信号
圧のON,OFFにより、上記セレクト弁103の
ポートdからの作動油をレギユレータバルブ10
2に供給し、あるいはカツトする。すなわち、該
バルブ141は、上記セレクト弁103が1レン
ジあるいは2レンジに設定されているときであつ
てかつ信号圧を受けていない場合には、該セレク
ト弁103のポートdからの作動油をレギユレー
タバルブ102に供給して、その圧力を高め、エ
ンジンブレーキ容量を確保する。 上記レギユレータバルブ102には、スロツト
ルバルブ146がスロツトルモジユレータバルブ
147を介して接続されている。このスロツトル
バルブ146は、アクセル開度に応答して作動
し、該開度に比例した油圧を発生し、モジユレー
タバルブ147は、この油圧を適宜減圧してレギ
ユレータバルブ103に供給し、これによつてエ
ンジントルクにマツチした圧力の作動油を得る。 上記サーボコントロールバルブ142および2
−3タイミングバルブ143は、第2速から第3
速への変速時に生ずる変速シヨツクを緩和するた
めのものである。第2速から第3速への変速時に
は、クラツチ27を締結し、ブレーキ23を不作
動状態とすればよく、従つて該クラツチと、ブレ
ーキ装置23のレリーズ側23bとに作動油を供
給すればよい。しかしながら、上記クラツチ27
の締結シヨツクを抵減するために、オリフイスと
アキユームレータ148が設けられているので、
単純に上記クラツチ27と、ブレーキ装置23の
レリーズ側23bに作動油を供給すると、オリフ
イスと管路抵抗の作用によりクラツチ27の油圧
の立上がりが遅くなり、その分ニユートラル時間
が長くなり、吹上がりが発生することが考えられ
る。そこで、上記ブレーキ装置23のレリーズ側
23への作動油の供給ラインに上記サーボコント
ロールバルブ142を配置するとともに、このバ
ルブ142にクラツチ27の作動圧を作用させ、
該クラツチ27の作動油がある程度高圧になるま
では、上記供給ラインを断つておきレリーズ圧の
立上がりを抑えている。また、2−3タイミング
バルブ143は、アクセル開度にに応じてクラツ
チ27の締結タイミングを制御し、上記サーボコ
ントロールバルブ142ではコントロールできな
い変速シヨツクを緩和する作用を有している。つ
まり、特にアクセル開度が小のときにアクセルを
瞬間的に低開度側に戻したときに生じる第2速か
ら第3速へのシフトアツプでは、上記クラツチ2
7が急激に締結されると変速シヨツクを感じ易
い。このため、2−3タイミングバルブ143に
よつて、アクセル開度が小のときは締結時のすべ
り時間を長くし、大開度では短かくコントロール
している。 第3速から第4速へのシフトアツプ時の変速シ
ヨツク低減のためには、上記3−4キヤパシテイ
バルブ145が設けられている。3−4シフト弁
130が、3−4用ソレノイド弁、130bの
ON作動により作動油がドレンされて第4速側に
移動すると、クラツチ21と、ブレーキ23のレ
リーズ側23bの作動油がドレンされるが、この
ときのレリーズ側23bのドレンを該3−4キヤ
パシテイバルブ145によりコントロールして上
記変速シヨツクを低減している。この3−4キヤ
パシテイバルブ145においては、上記ドレンの
初期には、クラツチ21の作動圧および自己圧が
スプリング力に対抗して打ち勝つているため、そ
のスプールが図の位置にあり、従つてラインl1お
よびl2が連通されており、ストレートにドレンさ
れる。ある程度ドレンされると、今度はスプリン
グ力が打ち勝つてスプールは図において左方に動
かされ、ラインl1,l2の連通を断ち、この結果、
ドレンはオリフイスを通じてのみ行なわれる。す
なわち、ブレーキ装置23のレリーズ側23bの
ドレン時の作動圧は、ドレン初期においては急激
に下がり、後期においては徐々に下がるようにな
る。従つて、このブレーキ装置23の締結圧を上
記ドレン後期の適宜な圧力と同じ圧力に設定して
おけば、すべり時間が長くなり、締結シヨツクが
緩和される。 第3速から第2速への変速時における変速シヨ
ツクをスロツトル開度に応じて低減するため、3
−2キヤパシテイバルブ149と3−2タイミン
グバルブ150が設けられている。3−4キヤパ
シテイバルブ149には、スプリング力と自己圧
すなわちレリーズドレン圧を加えたものに対抗し
てスロツトルモジユレータ圧が作用しており、従
つてこのバルブ149は、3−4キヤパシテイバ
ルブ145と同様に、ドレン初期すなわち高圧時
にはバイパスを通し、その後はオリフイスを介し
てドレンする。この3−2キヤパシテイバルブ1
49のドレンは、上記3−2タイミングバルブ1
50を介して2−3シフトバルブ120で行なわ
れる。この3−2タイミングバルブ150におい
ては、スプリング力にスロツトルモジユレータ圧
が対抗して作用しており、スプリング力に比べて
モジユレータ圧が高いときにはオリフイスを通
し、低いときにはバイパスしてドレンする。これ
は、モジユレータ圧が高いときにはスロツトル開
度が大でありかつエンジン回転が高いときである
ので、オリフイスを通してドレンすることにより
ブレーキ装置23のレリーズ圧の抜けを遅くす
る。つまり、該ブレーキ装置の締結を遅らせるこ
とにより、急激な締結を防止し、シヨツクを防止
するのである。 上記N−Dアキユームレータ144は、クラツ
チ20の作動油路に設けられており、その作用は
他のアキユームレータと同じであるが、そのアキ
ユームレータ作用によるアキユームレータピスト
ンの動きを利用して、クラツチ21への作動油の
供給タイミングをクラツチ20への作動油の供給
タイミングより若干遅らせる作用が付加されてい
る。これは、クラツチ21がエンジンブレーキの
ための容量しか確保していないときに、例えばア
クセスをふかした状態で、NレンジからDレンジ
にシフトした場合にクラツチ21が先に締結し異
常摩耗するのを防止するのである。 ロツクアツプクラツチ29の作動油路には、ロ
ツクアツプコントロールバルブ151が設けられ
ており、このロツクアツプコントロールバルブ1
51においては、作動油圧が、スプリング力とク
ラツチ20の作動圧を加えたものに対抗して作用
している。上記作動油を、ロツクアツプ用ソレノ
イド151a ONでドレンすることにより、作
動油の供給を解放室側から締結室側に切換え、解
放室圧をドレンしてロツクアツプをONにするよ
うになつている。 フオワードクラツチであるクラツチ20の作動
油路l3を、セレクト弁103のポートaに連通さ
れた作動油路l4と、Dレンジのときドレンされ、
他の前進走行レンジすなわち1レンジおよび2レ
ンジにおいて油圧が立上がるポートdに連通され
た作動油路l5の間で切換えるためニユートラルバ
ルブ160が設けられている。このニユートラル
バルブ160には、圧力ライン101からスプリ
ング160aに抗して作動油が供給されている。
この作動油の供給油路には、アイドルカツト用ソ
レノイド弁161が設けられており、このソレノ
イド弁161は制御回路162によりその作動が
制御されるようになつている。この制御回路16
2には、ブレーキが作動したことを検知し、ブレ
ーキ信号S1を出力するブレーキ検知回路16
3、スロツトル開度が零となつたことを検知し、
開度零信号S2を出力する零スロツトル開度検知
回路164、およびエンジン回転数が所定値以下
の低回転になつたことを検知し、低回転信号S3
を出力する低エンジン回転検知回路165に接続
されている。この低エンジン回転検知回路165
は、エンジン回転数センサ166および比較器1
67からなつている。上記制御回路162は、上
記3つの検知回路163,164および165か
ら信号S1,S2,S3を同時に受けたとき、上
記アイドルカツト用ソレノイド弁161をONに
して、上記作動油をドレンする。 このニユートラルバルブ160は、アイドルカ
ツト用ソレノイド弁161がOFFのとき上記作
動油の作用により、そのスプール160bが図に
示された右端位置に位置付けられて、油路l3を油
路l4に連通し、その結果ポートaからの作動油を
クラツチ20に供給する。一方、上記アイドルカ
ツト用ソレノイド161がONのときには、上記
スプリング160aに抗して作用している作動油
がドレンされるため、スプール160bが図にお
いて左方に移動し、その結果油路l3は油路l4との
連通から断たれ、今度は油路l5と連通される。 上述のように、油路l5が連通されているポート
dは、セレクト弁103がDレンジに設定されて
いるときドレンされるようになつているので、D
レンジでエンジン回転数が低く、スロツトル開度
が零であり、しかもブレーキが作動している場合
には、クラツチ20の作動油をドレンして、この
クラツチ20を解除し、これによつて上記状態に
おいて発生するおそれがある振動の発生を防止し
ている。 バルブボデイ 以上説明した種々のバルブは、バルブボデイ2
00に集合的に形成され配置されている。このバ
ルブボデイ200は、ケース11の前面に固着さ
れており、第3図ないし第7図に示されているよ
うに、車体の前後方向に重ね合されたフロントバ
ルブボデイ201、プリメインバルブボデイ20
2、メインバルブボデイ203およびリヤバルブ
ボデイ204からなつている。上記フロントバル
ブボデイ201には油圧回路のみが形成されてい
るが、プリメインバルブボデイ202には、第8
図に示されているように、上記2−3タイミング
バルブ143、上記サーボコントロールバルブ1
42、上記3−2キヤパシテイコントロールバル
ブ149、上記3−2タイミングバルブ150、
上記3−4キヤパシテイコントロールバルブ14
5、および上記N−Dアキユームレータ144等
が設けらている。また、メインバルブボデイ20
3には、第9図示されているように、ロー減圧弁
140、1−2シフトバルブ110、2−3シフ
トバルブ120、3−4シフトバルブ130、ス
ロツトルバルブ146、スロツトルモジユレータ
バルブ147およびスロツトルバツクアツプバル
ブ141等が設けられている。そして、最後のリ
ヤバルブボデイ204には、油圧回路装置の中心
機能をなすセレクト弁103、ロツクアツプコン
トロールバルブ151および調圧弁102が設け
られている。更に、図には示されていないが、中
央に配されたプリメインバルブボデイ202およ
びメインバルブボデイ203には、両面に油路が
形成されており、中央の2つのバルブボデイのボ
デイ面を有効に利用している。
動されるオイルポンプ100を有し、このポンプ
100から圧力ライン101に作動油が吐出され
る。ポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は調圧弁102に導びかれる。この調
圧弁102は、ポンプ100からの上記作動油
を、スロツトル圧、スロツトルモジユレータ圧お
よびバツクアツプ圧により調圧して、セレクト弁
103のポートgに供給する。このセレクト弁1
03は、マニユアルシフトバルブであり、手動に
より、P・R・N・D・2・1レンジにシフトさ
れ、各レンジで上記ポートgから所定のポートに
上記作動圧を供給する。上記ポートgは、セレク
ト弁103が1レンジに設定されているときポー
トa,d,eに連通され、セレクト弁が2レンジ
に設定されているときポートa,c,dに連通さ
れ、セレクト弁がDレンジに設定されているとき
ポートa,cに連通され、セレクト弁がRレンジ
に設定されているときポートfに連通される。 セレクト弁103のポートaは1−2シフト弁
110に接続されており、この1−2シフト弁1
10には、そのスプリング110aと対抗して作
動油が作用しており、これによつてこの1−2シ
フト弁110は、1−2用ソレノイド弁110b
がOFFのとき第1速、ONのとき作動油をドレン
して第2速の状態になるようになつている。ま
た、この1−2シフト弁110においては、セレ
クト弁103がDレンジに設定されているとき、
該セレクト弁103のポートaから作動油が供給
され、1−2用ソレノイド弁110bをONにし
ての第1速から第2速への変速時に、第1ブレー
キ装置23のアプライ側23aに3−4シフト弁
130を介して作動油を供給する。なお、Dレン
ジにおいて上記1−2用ソレノイド弁110bが
OFFのときには、1−2シフト弁110をバイ
パスした上記ポートaからの作動圧がクラツチ2
0および21に供給されて、第1速状態を達成す
る。更にこの1−2シフト弁110は、1レンジ
の第2速時には、上記セレクト弁103のポート
eからの作動油をロー減圧弁140を介してブレ
ーキ装置25に供給すると同時に、スロツトルバ
ツクアツプ141に信号圧を送るようになつてい
る。 上記セレクト弁103のポートaは2−3シフ
ト弁120にも接続されており、この2−3シフ
ト弁120には、そのスプリング120aと対抗
して作動油が作用しており、これによつてこの2
−3シフト弁120は、2−3用ソレノイド弁1
20bがONのとき作動油をドレンして第2速、
OFFのとき第3速の状態になるようになつてい
る。なお、第2速から第3速へ変速したときに
は、セレクト弁103のポートcからの作動油
を、サーボコントロールバルブ142、2−3タ
イミングバルブ143を介して最終的にはクラツ
チ27に供給してこれを作動させるとともに、ブ
レーキ装置23のレリーズ側23bに供給して、
これを非作動状態とする。 上記3−4シフト弁130には、上記1−2シ
フト弁110および2−3シフト弁120と同様
に、上記セレクト弁103のポートaからスプリ
ング130aと対抗して作動油が供給されてお
り、この3−4シフト弁130は、3−4用ソレ
ノイド弁130bがOFFのとき第3速、ONのと
き上記作動油をドレンして第4速状態に設定され
るようになつている。上記第3速状態では、1−
2シフト弁110を経た作動油をオリフイスを介
さないでブレーキ装置23のアプライ側23aに
供給するとともに、上記1−2シフト弁110を
バイパスした上記セレクト弁103のポートaか
ら作動油を該3−4シフト弁130およびN−D
アキユームレータ144を介してクラツチ21に
供給して、これを達成する。3−4用ソレノイド
バルブ130bがONにされて作動油がドレンさ
れると、第3速から第4速への変速動作が行なわ
れ、1−2シフト弁110を経た作動油が、オリ
フイスとチエツクバルブを備えた回路145を介
してブレーキ装置23のアプライ側23aに供給
される。これと同時に、上記ブレーキ装置23の
レリーズ側23bがオリフイス、3−4キヤパシ
テイコントロールバルブ145を介してドレンさ
れて該ブレーキ装置23が作動し、これとともに
クラツチ21に作用していた作動油もドレンされ
る。 上記ロー減圧弁140は、上記セレクト弁10
3が1レンジに設定されているとき、該セレクト
弁103のポートeからの作動油を受け、自己調
圧によりこの作動油を減圧して1−2シフト弁1
10に供給し、そして第1速状態ではこの作動油
は該1−2シフト弁110を経てブレーキ装置2
5に供給される。このようにこのロー減圧弁14
0は、作動油を減圧することにより変速シヨツク
の緩和を図るものである。なお、この弁140
は、Dレンジにおいては作動せず、また上記1−
2シフト弁110を経た作動油は、スロツトルバ
ツクアツプバルブ141に信号圧として供給され
るようになつている。 上記スロツトルバツクアツプバルブ141は、
上記ロー減圧弁140からの信号圧をスプリング
対抗圧として受けるようになつており、この信号
圧のON,OFFにより、上記セレクト弁103の
ポートdからの作動油をレギユレータバルブ10
2に供給し、あるいはカツトする。すなわち、該
バルブ141は、上記セレクト弁103が1レン
ジあるいは2レンジに設定されているときであつ
てかつ信号圧を受けていない場合には、該セレク
ト弁103のポートdからの作動油をレギユレー
タバルブ102に供給して、その圧力を高め、エ
ンジンブレーキ容量を確保する。 上記レギユレータバルブ102には、スロツト
ルバルブ146がスロツトルモジユレータバルブ
147を介して接続されている。このスロツトル
バルブ146は、アクセル開度に応答して作動
し、該開度に比例した油圧を発生し、モジユレー
タバルブ147は、この油圧を適宜減圧してレギ
ユレータバルブ103に供給し、これによつてエ
ンジントルクにマツチした圧力の作動油を得る。 上記サーボコントロールバルブ142および2
−3タイミングバルブ143は、第2速から第3
速への変速時に生ずる変速シヨツクを緩和するた
めのものである。第2速から第3速への変速時に
は、クラツチ27を締結し、ブレーキ23を不作
動状態とすればよく、従つて該クラツチと、ブレ
ーキ装置23のレリーズ側23bとに作動油を供
給すればよい。しかしながら、上記クラツチ27
の締結シヨツクを抵減するために、オリフイスと
アキユームレータ148が設けられているので、
単純に上記クラツチ27と、ブレーキ装置23の
レリーズ側23bに作動油を供給すると、オリフ
イスと管路抵抗の作用によりクラツチ27の油圧
の立上がりが遅くなり、その分ニユートラル時間
が長くなり、吹上がりが発生することが考えられ
る。そこで、上記ブレーキ装置23のレリーズ側
23への作動油の供給ラインに上記サーボコント
ロールバルブ142を配置するとともに、このバ
ルブ142にクラツチ27の作動圧を作用させ、
該クラツチ27の作動油がある程度高圧になるま
では、上記供給ラインを断つておきレリーズ圧の
立上がりを抑えている。また、2−3タイミング
バルブ143は、アクセル開度にに応じてクラツ
チ27の締結タイミングを制御し、上記サーボコ
ントロールバルブ142ではコントロールできな
い変速シヨツクを緩和する作用を有している。つ
まり、特にアクセル開度が小のときにアクセルを
瞬間的に低開度側に戻したときに生じる第2速か
ら第3速へのシフトアツプでは、上記クラツチ2
7が急激に締結されると変速シヨツクを感じ易
い。このため、2−3タイミングバルブ143に
よつて、アクセル開度が小のときは締結時のすべ
り時間を長くし、大開度では短かくコントロール
している。 第3速から第4速へのシフトアツプ時の変速シ
ヨツク低減のためには、上記3−4キヤパシテイ
バルブ145が設けられている。3−4シフト弁
130が、3−4用ソレノイド弁、130bの
ON作動により作動油がドレンされて第4速側に
移動すると、クラツチ21と、ブレーキ23のレ
リーズ側23bの作動油がドレンされるが、この
ときのレリーズ側23bのドレンを該3−4キヤ
パシテイバルブ145によりコントロールして上
記変速シヨツクを低減している。この3−4キヤ
パシテイバルブ145においては、上記ドレンの
初期には、クラツチ21の作動圧および自己圧が
スプリング力に対抗して打ち勝つているため、そ
のスプールが図の位置にあり、従つてラインl1お
よびl2が連通されており、ストレートにドレンさ
れる。ある程度ドレンされると、今度はスプリン
グ力が打ち勝つてスプールは図において左方に動
かされ、ラインl1,l2の連通を断ち、この結果、
ドレンはオリフイスを通じてのみ行なわれる。す
なわち、ブレーキ装置23のレリーズ側23bの
ドレン時の作動圧は、ドレン初期においては急激
に下がり、後期においては徐々に下がるようにな
る。従つて、このブレーキ装置23の締結圧を上
記ドレン後期の適宜な圧力と同じ圧力に設定して
おけば、すべり時間が長くなり、締結シヨツクが
緩和される。 第3速から第2速への変速時における変速シヨ
ツクをスロツトル開度に応じて低減するため、3
−2キヤパシテイバルブ149と3−2タイミン
グバルブ150が設けられている。3−4キヤパ
シテイバルブ149には、スプリング力と自己圧
すなわちレリーズドレン圧を加えたものに対抗し
てスロツトルモジユレータ圧が作用しており、従
つてこのバルブ149は、3−4キヤパシテイバ
ルブ145と同様に、ドレン初期すなわち高圧時
にはバイパスを通し、その後はオリフイスを介し
てドレンする。この3−2キヤパシテイバルブ1
49のドレンは、上記3−2タイミングバルブ1
50を介して2−3シフトバルブ120で行なわ
れる。この3−2タイミングバルブ150におい
ては、スプリング力にスロツトルモジユレータ圧
が対抗して作用しており、スプリング力に比べて
モジユレータ圧が高いときにはオリフイスを通
し、低いときにはバイパスしてドレンする。これ
は、モジユレータ圧が高いときにはスロツトル開
度が大でありかつエンジン回転が高いときである
ので、オリフイスを通してドレンすることにより
ブレーキ装置23のレリーズ圧の抜けを遅くす
る。つまり、該ブレーキ装置の締結を遅らせるこ
とにより、急激な締結を防止し、シヨツクを防止
するのである。 上記N−Dアキユームレータ144は、クラツ
チ20の作動油路に設けられており、その作用は
他のアキユームレータと同じであるが、そのアキ
ユームレータ作用によるアキユームレータピスト
ンの動きを利用して、クラツチ21への作動油の
供給タイミングをクラツチ20への作動油の供給
タイミングより若干遅らせる作用が付加されてい
る。これは、クラツチ21がエンジンブレーキの
ための容量しか確保していないときに、例えばア
クセスをふかした状態で、NレンジからDレンジ
にシフトした場合にクラツチ21が先に締結し異
常摩耗するのを防止するのである。 ロツクアツプクラツチ29の作動油路には、ロ
ツクアツプコントロールバルブ151が設けられ
ており、このロツクアツプコントロールバルブ1
51においては、作動油圧が、スプリング力とク
ラツチ20の作動圧を加えたものに対抗して作用
している。上記作動油を、ロツクアツプ用ソレノ
イド151a ONでドレンすることにより、作
動油の供給を解放室側から締結室側に切換え、解
放室圧をドレンしてロツクアツプをONにするよ
うになつている。 フオワードクラツチであるクラツチ20の作動
油路l3を、セレクト弁103のポートaに連通さ
れた作動油路l4と、Dレンジのときドレンされ、
他の前進走行レンジすなわち1レンジおよび2レ
ンジにおいて油圧が立上がるポートdに連通され
た作動油路l5の間で切換えるためニユートラルバ
ルブ160が設けられている。このニユートラル
バルブ160には、圧力ライン101からスプリ
ング160aに抗して作動油が供給されている。
この作動油の供給油路には、アイドルカツト用ソ
レノイド弁161が設けられており、このソレノ
イド弁161は制御回路162によりその作動が
制御されるようになつている。この制御回路16
2には、ブレーキが作動したことを検知し、ブレ
ーキ信号S1を出力するブレーキ検知回路16
3、スロツトル開度が零となつたことを検知し、
開度零信号S2を出力する零スロツトル開度検知
回路164、およびエンジン回転数が所定値以下
の低回転になつたことを検知し、低回転信号S3
を出力する低エンジン回転検知回路165に接続
されている。この低エンジン回転検知回路165
は、エンジン回転数センサ166および比較器1
67からなつている。上記制御回路162は、上
記3つの検知回路163,164および165か
ら信号S1,S2,S3を同時に受けたとき、上
記アイドルカツト用ソレノイド弁161をONに
して、上記作動油をドレンする。 このニユートラルバルブ160は、アイドルカ
ツト用ソレノイド弁161がOFFのとき上記作
動油の作用により、そのスプール160bが図に
示された右端位置に位置付けられて、油路l3を油
路l4に連通し、その結果ポートaからの作動油を
クラツチ20に供給する。一方、上記アイドルカ
ツト用ソレノイド161がONのときには、上記
スプリング160aに抗して作用している作動油
がドレンされるため、スプール160bが図にお
いて左方に移動し、その結果油路l3は油路l4との
連通から断たれ、今度は油路l5と連通される。 上述のように、油路l5が連通されているポート
dは、セレクト弁103がDレンジに設定されて
いるときドレンされるようになつているので、D
レンジでエンジン回転数が低く、スロツトル開度
が零であり、しかもブレーキが作動している場合
には、クラツチ20の作動油をドレンして、この
クラツチ20を解除し、これによつて上記状態に
おいて発生するおそれがある振動の発生を防止し
ている。 バルブボデイ 以上説明した種々のバルブは、バルブボデイ2
00に集合的に形成され配置されている。このバ
ルブボデイ200は、ケース11の前面に固着さ
れており、第3図ないし第7図に示されているよ
うに、車体の前後方向に重ね合されたフロントバ
ルブボデイ201、プリメインバルブボデイ20
2、メインバルブボデイ203およびリヤバルブ
ボデイ204からなつている。上記フロントバル
ブボデイ201には油圧回路のみが形成されてい
るが、プリメインバルブボデイ202には、第8
図に示されているように、上記2−3タイミング
バルブ143、上記サーボコントロールバルブ1
42、上記3−2キヤパシテイコントロールバル
ブ149、上記3−2タイミングバルブ150、
上記3−4キヤパシテイコントロールバルブ14
5、および上記N−Dアキユームレータ144等
が設けらている。また、メインバルブボデイ20
3には、第9図示されているように、ロー減圧弁
140、1−2シフトバルブ110、2−3シフ
トバルブ120、3−4シフトバルブ130、ス
ロツトルバルブ146、スロツトルモジユレータ
バルブ147およびスロツトルバツクアツプバル
ブ141等が設けられている。そして、最後のリ
ヤバルブボデイ204には、油圧回路装置の中心
機能をなすセレクト弁103、ロツクアツプコン
トロールバルブ151および調圧弁102が設け
られている。更に、図には示されていないが、中
央に配されたプリメインバルブボデイ202およ
びメインバルブボデイ203には、両面に油路が
形成されており、中央の2つのバルブボデイのボ
デイ面を有効に利用している。
第1図は、本考案のバルブボデイ装置が組む込
まれる自動変速機の基本構成を説明する骨子図、
第2図は、上記自動変速機の油圧制御装置の回路
図、第3図は、本考案の実施例によるバルブボデ
イ装置の側面図、第4図は、上記バルブボデイの
みの側面図、第5図は、第4図のバルブボデイを
矢印から見た図、第6図は、第4図のバルブボ
デイを矢印から見た図、第7図は、第4図のバ
ルブボデイの平面図、第8図は、第4図の線C−
Cに沿う断面図、第9図は、第4図の線D−Dに
沿う断面図、第10図は、第4図の線E−Eに沿
う断面図、である。 1……クランク軸、2……トルクコンバータ、
10……多段変速歯車装置、12……中央軸、1
3……タービンシヤフト、14……プラネタリギ
ヤユニツト、15……小径サンギヤ、16……大
径サンギヤ、17……ロングピニオンギヤ、18
……シヨートピニオンギヤ、19……リングギ
ヤ、20……第一のクラツチ装置、21……第二
のクラツチ装置、22……第一のワンウエイクラ
ツチ装置、23……第一のブレーキ装置、24…
…第三のクラツチ装置、25……第二のブレーキ
装置、26……第二のワンウエイクラツチ、27
……第四のクラツチ装置、28……アウトプット
ギヤ、103……セレクト弁、160……ニユー
トラルバルブ、200……バルブボデイ、201
……フロントバルブボデイ、202……プリメイ
ンバルブボデイ、203……メインバルブボデ
イ、204……リアバルブボデイ。
まれる自動変速機の基本構成を説明する骨子図、
第2図は、上記自動変速機の油圧制御装置の回路
図、第3図は、本考案の実施例によるバルブボデ
イ装置の側面図、第4図は、上記バルブボデイの
みの側面図、第5図は、第4図のバルブボデイを
矢印から見た図、第6図は、第4図のバルブボ
デイを矢印から見た図、第7図は、第4図のバ
ルブボデイの平面図、第8図は、第4図の線C−
Cに沿う断面図、第9図は、第4図の線D−Dに
沿う断面図、第10図は、第4図の線E−Eに沿
う断面図、である。 1……クランク軸、2……トルクコンバータ、
10……多段変速歯車装置、12……中央軸、1
3……タービンシヤフト、14……プラネタリギ
ヤユニツト、15……小径サンギヤ、16……大
径サンギヤ、17……ロングピニオンギヤ、18
……シヨートピニオンギヤ、19……リングギ
ヤ、20……第一のクラツチ装置、21……第二
のクラツチ装置、22……第一のワンウエイクラ
ツチ装置、23……第一のブレーキ装置、24…
…第三のクラツチ装置、25……第二のブレーキ
装置、26……第二のワンウエイクラツチ、27
……第四のクラツチ装置、28……アウトプット
ギヤ、103……セレクト弁、160……ニユー
トラルバルブ、200……バルブボデイ、201
……フロントバルブボデイ、202……プリメイ
ンバルブボデイ、203……メインバルブボデ
イ、204……リアバルブボデイ。
Claims (1)
- 変速歯車機構に組み合わされたブレーキおよび
クラツチを油圧制御装置で選択的に作動させ、所
望の変速段を得る自動変速機のバルブボデイ装置
において、バルブボデイを、フロントバルブボデ
イ、プリメインバルブボデイ、メインバルブボデ
イ、リヤバルブボデイを順に重ね合せた4段重ね
構造となし、該バルブボデイを、リヤボデイ側が
ミツシヨンケース側となるように配置し、中間の
プリメインバルブボデイおよびメインバルブボデ
イの両面には油路が形成されており、前記メイン
バルブボデイおよびリヤバルブボデイに、前記油
圧制御装置の中心機能をなすバルブが収納されて
いることを特徴とする自動変速機のバルブボデイ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984156203U JPH0220524Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984156203U JPH0220524Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170651U JPS6170651U (ja) | 1986-05-14 |
| JPH0220524Y2 true JPH0220524Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=30714212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984156203U Expired JPH0220524Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220524Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP1984156203U patent/JPH0220524Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170651U (ja) | 1986-05-14 |
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