JPH0220525Y2 - - Google Patents

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JPH0220525Y2
JPH0220525Y2 JP1985047295U JP4729585U JPH0220525Y2 JP H0220525 Y2 JPH0220525 Y2 JP H0220525Y2 JP 1985047295 U JP1985047295 U JP 1985047295U JP 4729585 U JP4729585 U JP 4729585U JP H0220525 Y2 JPH0220525 Y2 JP H0220525Y2
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JP
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gear
shaft
case
transmission
pto
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、トラクタ等の作業車輌用ミツシヨン
ケースに係り、詳しくは該ケース内に収納される
バツクギヤ用支持軸(バツク軸)の支持構造に関
する。
(ロ) 従来の技術 従来、トラクタのミツシヨンケース1は、第4
図に示すように、ギヤ室2及びデイフアレンシヤ
ル室3を有しており、ギヤ室2には多数の中間ギ
ヤ5、走行用シフタギヤ6及びPTO用シフタギ
ヤ7からなる多数の選択ギヤ9が収納されてお
り、かつこれらのギヤを支持している各軸10,
11,12がケース1の前壁1a及び隔壁1bに
亘つて回転自在に支持されている。
そして、ミツシヨンケース1の一側壁1cに
は、2本のラグ13,13が一体に形成されてお
り、該ラグ13,13に亘つてバツク軸15が固
定・支持されていると共に、該軸15にバツクギ
ヤ16が回転自在に支持されている。
なお、バツクギヤ16は、第4図aに示す側断
面の裏側に配置されている関係上、該図面上に直
接表われないが、鎖線にてその位置を示す。
また、ミツシヨンケース1の最後端部には
PTOギヤボツクス18が構成されており、該ギ
ヤボツクス18にはケース後壁1d及び支持壁1
eとの間にPTO副軸17及びPTO軸19が支持
されている。更に、これら軸17,19にはそれ
ぞれギヤ20,21が装着されて互に連動してお
り、かつPTO軸19はケース後壁1dから突出
している。そして、該PTO軸19はケース後壁
1dに止め輪付ベアリング22により軸方向の動
きを規制されて支持されており、かつその外方を
カバー23にて蓋されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従つて、上述ミツシヨンケース1にバツクギヤ
16を組込むには、ミツシヨンケース1内の狭い
空間に手を入れて、該ケース側壁1cから突出し
ている1対のラグ13にバツク軸15及びバツク
ギヤ16を装着する必要があり、このためバツク
ギヤ16の組込みに際し、手が入りにくく、かつ
一般の工具を用いることができず、極めて困難な
作業を強いられていた。
また、近時、軽量化及び生産性の向上のため、
アルミダイカスト製のミツシヨンケースも採用さ
れているが、該アルミ製のミツシヨンケースはバ
ツク軸支持用のラグの成形が困難なため、別部材
により支持用ラグを設置する必要があり、コスト
アツプを招いていた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、上述欠点を解消することを目的とす
るものであつて、第1図に示すように、ミツシヨ
ンケース1のギヤ室2前方を開放すると共に、該
開放部を、ミツシヨンケース1と隣接するケース
31の端板31cにて蓋するように構成し、更に
該端板にベアリングホルダ71を固設し、該ベア
リングホルダにバツクギヤ16支持用のバツク軸
15を支持する支持部71dを形成したことを特
徴とするものである。
(ホ) 作 用 上述構成に基づき、隣接ケース(センタケー
ス)端板31cに固定したベアリングホルダ71
の支持部71dにバツク軸15及びバツクギヤ1
6を装着・設置する。この状態で、予めすべての
シヤフト及びギヤを組込んでサブアツシーとなつ
ているミツシヨンケース1の前部開放部に、バツ
ク軸15、バツクギヤ16を装着した隣接ケース
31を連結固定して、組立てが完了する。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本考案による実施例につ
いて説明する。
トラクタの車体Tは、第1図に示すように、ク
ラツチハウジング30、センタケース31及びミ
ツシヨンケース1からなり、かつこれらハウジン
グ30、ケース31,1は分解し得る。更に、セ
ンタケース31の上面31aにはステツプ面32
が固定されて、運転席下方に広い足のせ面を確保
しており、また該センタケース31の前後両端面
にはそれぞれ端板31b,31cが固定されてお
り、該前端板31bにクラツチハウジング30が
固定され、かつ後端板31cにミツシヨンケース
1が固定されて、一体構造形式の車体Tを構成し
ている。
そして、クラツチハウジング30は、第2図に
詳示するように、クラツチ室30a及びギヤ室3
0bからなり、クラツチ室30aには主クラツチ
33が内装されていると共に、ギヤ室30bには
ギヤ列35が配置されている。該ギヤ列35はク
ラツチ33の出力軸即ちエンジンクランクシヤフ
トに同軸上に延出する軸36に固定されているギ
ヤ37及び該軸36より一段下方に転移した主伝
達軸39に固定されているギヤ40を有してお
り、これらギヤ37,40が互に噛合することに
より主伝達軸39はエンジンクランクシヤフトに
対して所定量下方に位置する。更に主伝達軸39
は中空軸からなり、該主中空伝達軸39はセンタ
ケース31を貫通して機体後部のミツシヨンケー
ス1に延出している。また、該主中空伝達軸39
の中には前輪駆動用伝達軸41が回転自在に嵌挿
しており、従つてこれら伝達軸39,41は2重
軸を構成している。更に、前輪伝達軸41の前端
部は主中空伝達軸39より突出し、該突出部にギ
ヤ42が固定されている。更に、ギヤ室30b内
において前輪駆動軸43が回転自在に支持されて
おり、該駆動軸43には前輪駆動切換えギヤ45
が摺動のみ自在に支持されていると共に、該駆動
軸43の前端部はクラツチハウジング30の下部
から前方に向つて突出している。そして、前記ギ
ヤ42が遊動ギヤ46を介して切換えギヤ45に
係脱自在に連動しており、また前輪駆動軸43は
短かいプロペラシヤフト47を介してフロントア
クスルに連結している(図示せず)。一方、ミツ
シヨンケースはギヤ室2、デイフアレンシヤル室
3及びPTO用ギヤボツクス18を有している。
そして、ギヤ室2には前輪駆動用伝達軸41と同
軸上にピニオン軸49が回転自在に支持されてお
り、かつ該ピニオン軸49はその前端にて前輪駆
動用伝達軸41に連結していると共に、後端部に
はベベルピニオンを介してデイフアレンシヤルギ
ヤ50に連動している。更に、該ピニオン軸49
の上方にはPTO変速軸51が回動自在に支持さ
れており、またピニオン軸49の下方には走行変
速軸52が回転自在に支持されている。そして、
ピニオン軸49に被嵌して多数の歯数の異なるギ
ヤを有する中間ギヤ組53が回転自在に配設され
ており、該ギヤ組53は主中空伝達軸39に連結
している。また、PTO変速軸51にはそれぞれ
ギヤ組53のギヤと常時噛合している大ギヤ55
及び小ギヤ56が回転自在に支持されていると共
に、中ギヤ57が摺動のみ自在に支持されてお
り、該中ギヤ57がPTO変速レバーの操作に基
づき、大ギヤ55、小ギヤ56又はギヤ組53の
ギヤ53bに選択係合し得る。
更に、PTO変速軸51はその後端部がギヤボ
ツクス18に延びて、該ボツクス18内にてギヤ
59,60を介して一段下方に転移されている
PTO軸19に連結しており、該PTO軸19は主
伝達軸39及び前輪伝達軸41と略々同軸上に位
置している。また、前記走行変速軸52には2組
の選択ギヤ組62,63が摺動のみ自在に嵌合し
ており、これら歯車組62,63は主変速レバー
の操作に基づき、前記中間ギヤ組53の所定ギヤ
に直接又はバツクギヤ16を介して噛合し得る。
また、該変速軸52の後部分には副変速用ギヤ組
65が回転自在に支持されていると共に、超低速
用選択ギヤ66が摺動のみ自在に支持されてお
り、更に該ギヤ組65に連結して超低速用ギヤ組
67が配設されており、選択歯車66は副変速ギ
ヤ組65に直接又は超低速用ギヤ組67に噛合し
て、副変速ギヤ組65に変速軸52の回転を直接
又は超抵速用歯車組を介して伝達する。更に、ピ
ニオン軸49の後部には副変速レバーにて操作さ
れる歯車組69が摺動のみ自在に支持されてお
り、該歯車組96は副変速用ギヤ組65のいずれ
かのギヤに噛合し得る。
また、第1図に詳示するように、ミツシヨンケ
ース1のギヤ室2の前方は開放されており、かつ
該ギヤ室2内に配置されている各軸51,49,
52はその後部分を、ギヤ室2及びデイフアレン
シヤル室3とを区画する隔壁1bにて支持されて
いる。そして、センタケース31の後端板31c
にはその後側面に密着してベアリングホルダ71
が固設されており、該ベアリングホルダ71には
第3図に示すように、軸受支持用の孔71a,7
1b,71cが形成されており、これら孔に前記
各軸51,49,52の前端部が軸受を介して支
持されている。更に、ベアリングホルダ71の下
部側方にはボス状の支持部71dが形成されてお
り、該支持部71dにバツク軸15が支持・固定
され、かつ該バツク軸15にバツクギヤ16が回
転自在に支持されている。
また、ミツシヨンケース1後部においてギヤボ
ツクス18を区画する支持壁1eにはPTO変速
軸51後端部が回転自在に支持されていると共
に、PTO軸19の前端部が該軸19に装着され
た止め輪74にて保持されている軸受75を介し
て回転自在に支持されている。また、該ギヤボツ
クス18はその後部をミツシヨンケース1に固定
されているカバー76にて蓋されており、該カバ
ー76には軸受用支持部76aが形成されてい
る。更に、該支持部76aには止め軸77,77
にて軸受79が保持されており、かつ該軸受79
を挾持するように、それぞれギヤ60との間及び
PTOスプライン部61aとの間に保持されたカ
ラー80及びプツシユ81が介在して、PTO軸
19が該軸受79により支持されている。なお、
図中82はオイルシールである。
本実施例は以上のような構成からなるので、本
トラクタ車体Tを組立てるには、第1図に示すよ
うに、クラツチハウジング30のクラツチ室30
aに主クラツチ33を組込むと共に、そのギヤ室
30bはギヤ37,46,45を組込む。また、
センタケース31に主伝動軸39及び前輪駆動用
伝達軸41を組込み、かつその前端にそれぞれギ
ヤ40,42を装着すると共に、後端板31cに
ベアリングホルダ71を固設し、かつ該ホルダ7
1のボス状支持部71dにバツクギヤ16を装着
したバツク軸15を支持・固定する。また、ミツ
シヨンケース1のギヤ室2にはPTO変速軸51、
ピニオン軸49及び走行変速軸52を組込み、か
つ各軸51,49,52にそれぞれギヤ組をすべ
て装着する。そして、これらクラツチハウジング
部、センタケース部及びミツシヨンケース部がそ
れぞれサブアツシーとなつている状態で、センタ
ケース31の前端板31bがクラツチハウジング
30のギヤ室30bを閉塞すると共に、ギヤ4
0,42がギヤ37,46にそれぞれ噛合するよ
うに、センタケース31とクラツチハウジング3
0を連結・固定する。また、センタケース31に
配設された主伝動軸39及び前輪駆動用伝達軸4
1用の継手39a,41aがそれぞれ中間ギヤ組
53、ピニオン軸49に係合し、かつバツクギヤ
16が選択ギヤ62に噛合し得るように、更にセ
ンタケース後端板31cがミツシヨンケースギヤ
室2前方を蓋するようにして、センタケース31
とミツシヨンケース1とを連結・固定する。これ
により、一体構造形成のトラクタ車体Tの組立て
が完了する。
一方、従来のPTO用ギヤボツクス18は第4
図に示すように、PTO軸19は支持壁1eに軸
方向移動を阻止されて支持されているため、作業
機の装着ミスによりPTO軸19に突き上げるよ
うな軸力が作用すると、ミツシヨンケース1本体
に形成されている支持壁1eを破損してしまうこ
とが度々生じている。このような場合、トランス
ミツシヨン一式を交換する必要があり、修理のた
めに多大な費用及び日数を要していた。
本実施例は、PTO軸19の軸力はブツシユ8
1及びカラー80を介してカバー76に保持され
ている軸受79により受けているので、PTO軸
19に大きな軸力就中PTO軸を突き上げるよう
な軸力が作用すると、該軸受79を止め輪77に
て保持しているカバー76がまず最初に破壊され
る。そして、PTO軸19は更にケース内方に押
込まれるが、軸受75は支持壁1eに対して軸方
向に止めがないので、PTO軸19は支持壁1e
を破壊することなく簡単に内方に押込められ、ギ
ヤ60が支持壁1eに当接して止められる。そし
て、該当接する位置まではPTO軸の突き上げ力
は届かず、従つてミツシヨンケース1本体が破壊
することはなく、特にアルミ製のミツシヨンケー
スは鋳鉄製に比して強度的に弱いので、有効であ
る。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によると、バツク
ギヤ16及びバツク軸15は隣接するケース31
の端板31cに固設されたベアリングホルダ71
に装着されているので、ミツシヨンケース1にギ
ヤ及び軸を組込んだサブアツシーの状態で、隣接
ケース31とミツシヨンケース1とを連結・固定
することに伴い、バツクギヤ16もミツシヨンケ
ース1に組込まれるので、従来困難であつたバツ
クギヤ16の組付けが極めて簡単になる。更に、
ミツシヨンケース1のギヤ室2前方が開放してい
るので、ギヤ及び軸の組付けが、各軸51,4
9,52毎にそれぞれギヤを組込むことにより行
なえ、組立てが容易であり、更にバツクギヤ16
は隣接するケース31側に組付けられるので、ミ
ツシヨンケース1のギヤの組付けに際して、該バ
ツクギヤ16、バツク軸15及びその支持構造等
が邪魔になることはない。また、バツク軸15支
持用の支持部材71dはベアリングホルダ71に
孔明け加工すればよく、従来の取付け用ラグ13
のようにケース内での困難な加工を行う必要がな
く、また他の軸支持用の孔71a〜71cもホル
ダ71に加工すれば足り、加工性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車体ケースを分解した状
態を示す側断面図、第2図はそれを組付けた状態
を示す側断面図、第3図は第1図−線による
矢視図、第4図は従来のトラクタ車体を示す図面
であつて、aは側断面図、bはバツクギヤ部分を
示す平断面図である。 1……ミツシヨンケース、2……ギヤ室、8…
…PTO用ギヤボツクス、15……バツク軸、1
6……バツクギヤ、19……PTO軸、30……
クラツチハウジング、30a……クラツチ室、3
0b……ギヤ室、31……隣接ケース(センタケ
ース)、31c……(後)側板、71……ベアリ
ングホルダ、71d……支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に多数の選択ギヤ及びバツクギヤを収納し
    ているミツシヨンケースにおいて、 該ミツシヨンケースのギヤ室前方を開放すると
    共に、該開放部を、ミツシヨンケースと隣接する
    ケースの端板にて蓋するように構成し、更に該端
    板にベアリングホルダを固設し、該ベアリングホ
    ルダにバツクギヤ用のバツク軸を支持する支持部
    を形成したことを特徴とするミツシヨンケースの
    バツク軸支持装置。
JP1985047295U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0220525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985047295U JPH0220525Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985047295U JPH0220525Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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Publication Number Publication Date
JPS61162644U JPS61162644U (ja) 1986-10-08
JPH0220525Y2 true JPH0220525Y2 (ja) 1990-06-05

Family

ID=30562486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985047295U Expired JPH0220525Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607987Y2 (ja) * 1981-05-01 1985-03-19 株式会社昭和製作所 フロントフオ−クのオイルロツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61162644U (ja) 1986-10-08

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