JPH0220838B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0220838B2 JPH0220838B2 JP5884683A JP5884683A JPH0220838B2 JP H0220838 B2 JPH0220838 B2 JP H0220838B2 JP 5884683 A JP5884683 A JP 5884683A JP 5884683 A JP5884683 A JP 5884683A JP H0220838 B2 JPH0220838 B2 JP H0220838B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression
- chamber
- suction hole
- pressure chamber
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 63
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 62
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は圧縮容量可変型圧縮機、更に具体的に
は圧縮容量可変機構を具備するスライドベーン型
圧縮機の改良に関するものである。
は圧縮容量可変機構を具備するスライドベーン型
圧縮機の改良に関するものである。
従来技術
従来スライドベーン型圧縮機における圧縮容量
の可変方法としては、圧縮室と吸入室を連通す
るバイパス孔を設け、同バイパス孔には同バイパ
ス孔開閉用のスプールを設け、同スプールは常時
はバイパス孔を開放する方向に向けて付勢された
状態にある如く摺動自在に設け、同スプールの両
側には圧縮機の圧縮行程と連通する高圧室と、吸
入室若しくは圧縮室の吸入行程に連通する低圧室
を対峙させて設け、圧縮機の運転時において高圧
室と低圧室に生ずる圧力差を介してバイパス孔を
開閉させ、同バイパス孔より圧縮途中にある冷媒
ガスを吸入室側に逃す方法、あるいは、サイド
プレートに対して吸入孔を開口するプレートを回
動自在に設け、同吸入孔の開口面積を調節するこ
とにより圧縮室における有効圧縮容積を可変させ
る方法(USP・4060343号)等が提案されている
が、上記の方法にあつては、バイパス孔の開口
面積が小さいこと等に起因して高速回転時におい
てバイパス孔からの冷媒ガスの逃し量が追つかな
くなり圧縮容量の可変作用が得られなくなるとい
う不具合を生ずる点に問題点を有する。又、の
方法にあつては吸入孔を開口するプレートの回動
機構が必要となり、その回動ストロークが大きい
ためにモーターが必要となる等機構が複雑で且つ
大掛りとなる点に問題点を有する。
の可変方法としては、圧縮室と吸入室を連通す
るバイパス孔を設け、同バイパス孔には同バイパ
ス孔開閉用のスプールを設け、同スプールは常時
はバイパス孔を開放する方向に向けて付勢された
状態にある如く摺動自在に設け、同スプールの両
側には圧縮機の圧縮行程と連通する高圧室と、吸
入室若しくは圧縮室の吸入行程に連通する低圧室
を対峙させて設け、圧縮機の運転時において高圧
室と低圧室に生ずる圧力差を介してバイパス孔を
開閉させ、同バイパス孔より圧縮途中にある冷媒
ガスを吸入室側に逃す方法、あるいは、サイド
プレートに対して吸入孔を開口するプレートを回
動自在に設け、同吸入孔の開口面積を調節するこ
とにより圧縮室における有効圧縮容積を可変させ
る方法(USP・4060343号)等が提案されている
が、上記の方法にあつては、バイパス孔の開口
面積が小さいこと等に起因して高速回転時におい
てバイパス孔からの冷媒ガスの逃し量が追つかな
くなり圧縮容量の可変作用が得られなくなるとい
う不具合を生ずる点に問題点を有する。又、の
方法にあつては吸入孔を開口するプレートの回動
機構が必要となり、その回動ストロークが大きい
ためにモーターが必要となる等機構が複雑で且つ
大掛りとなる点に問題点を有する。
目 的
本発明は上記の様な従来の実情に鑑みてその改
善を試みたものであつて、圧縮容量の可変機能を
向上させることをその目的とするものである。
善を試みたものであつて、圧縮容量の可変機能を
向上させることをその目的とするものである。
構 成
即ち本発明は構造が簡単で且つ高速回転時にお
いても充分な容量ダウン効果を得ることができる
様にしたことをその特徴とするものであつて、本
発明の要旨は主吸入孔の下流端に副吸入孔を連続
形成し、該副吸入孔は圧縮機の圧縮方向に沿い、
その一部が圧縮室に開口するとともに、前記副吸
入孔には同副吸入孔の略半径方向幅よりも狭小な
幅員の開閉弁を圧縮機の略半径方向に亘つて進退
自在に設け、同開閉弁の進退方向に沿う両端部に
は高圧室と低圧室を対峙させて設け、高圧室は圧
縮室の圧縮行程と連通させる一方、低圧室には副
吸入口を開放する如く高圧室方向に付勢するばね
を介装させる様に構成したことにある。
いても充分な容量ダウン効果を得ることができる
様にしたことをその特徴とするものであつて、本
発明の要旨は主吸入孔の下流端に副吸入孔を連続
形成し、該副吸入孔は圧縮機の圧縮方向に沿い、
その一部が圧縮室に開口するとともに、前記副吸
入孔には同副吸入孔の略半径方向幅よりも狭小な
幅員の開閉弁を圧縮機の略半径方向に亘つて進退
自在に設け、同開閉弁の進退方向に沿う両端部に
は高圧室と低圧室を対峙させて設け、高圧室は圧
縮室の圧縮行程と連通させる一方、低圧室には副
吸入口を開放する如く高圧室方向に付勢するばね
を介装させる様に構成したことにある。
尚、本発明において略半径方向とは周方向と交
差する方向であるものとする。
差する方向であるものとする。
実施例
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図乃至第5図は第1の実施例を表わす図面
であつて、1は圧縮機の外殻を構成するハウジン
グを示す。同ハウジング1は一端に開口部を存し
て有底円筒状に形成するリヤハウジング1Rと、
同リヤハウジング1Rの開口部を被覆するフロン
トハウジング1Fにより形成される。2は上記リ
ヤハウジング1Rに内蔵するシリンダーブロツク
であつて、同シリンダーブロツク2は前後両端部
に開口部を存して中筒状に形成される。3F,3
Rは上記シリンダーブロツク2の前後両開口部を
遮蔽する如くリヤハウジング1Rに内蔵する前後
一対のサイドプレートであつて、3Fはフロント
サイドプレート、3Rはリヤサイドプレートを示
す。4はシリンダーブロツク2に対してその中心
線を偏寄させて両サイドプレート3F,3R間に
横架する駆動軸であつて、同駆動軸4にはロータ
ー5が一体的に固着される。同ローター5はシリ
ンダーブロツク2に対してその外周壁の一部が上
記シリンダーブロツク2の内壁面に対して摺動可
能な如く内蔵され、同ローター5の外周壁とシリ
ンダーブロツク2の内壁面間には圧縮室6が形成
される。7…は上記ローター5に対して4個所に
刻設するベーン溝であつて、各ベーン溝7…はロ
ーター5の長手方向、即ち軸方向に対しては第1
図に示す様に前後両端面に亘つて貫通状に設けら
れる。そして各ベーン溝7…にはその基部に背圧
室7′を存してベーン8…が出沿自在に嵌挿され
る。フロントハウジング1Fとフロントサイドプ
レート3F間には吸入室9が設けられ、フロント
サイドプレート3Fには同吸入室9と圧縮室6を
連通する吸入孔が開口される。同吸入孔は主吸入
孔10Aと副吸入孔10Bより成り、主吸入孔1
0Aは圧縮室6の吸入行程と相対応させて設けら
れる。即ち圧縮室6の始端部より圧縮室6の容積
が略最大となる位置間に亘つてアーチ型に開口さ
れる。そして副吸入孔10Bは上記主吸入孔10
Aに連続して圧縮初期行程と相対応させて矩形状
に設けられる。同副吸入孔10Bはローター5の
半径方向に沿う延長線に対してその短辺が平行す
る方向に向けて、又、その長辺が直交する方向に
向けて夫々延在し、且つその一部がシリンダーブ
ロツク2の側壁面と対面し、残りの一部が圧縮室
6の圧縮方向に沿つて対面する如く設けられる。
そして同副吸入孔10Bには同副吸入孔10Bの
開閉弁18が短辺方向に沿つて進退自在に設けら
れる。同開閉弁18は弁本体18Aと同弁本体1
8Aに対して直交する方向に向けて延在する弁杆
18Bより成り、弁本体18Aは上記副吸入孔1
0Bの短辺側の幅員に対して約2分の1の幅寸法
を存して長板状に形成され、弁杆18Bの圧縮機
中心側(ローター5側)の一端には低圧室19
が、又同弁杆18Bの圧縮機外周側(リヤハウジ
ング1R側)の一端には高圧室20が対峙させて
設けられる。そして高圧室20からは導圧孔21
が延設され、その先端部(圧力検出部21′)は
圧縮室6の圧縮行程に臨む如く設けられる。又、
低圧室19からは導圧孔(図示省略)が延設され
その先端部(圧力検出部)は吸入室9に臨む如く
設けられる。そして同低圧室19にはばね22が
介装され、常時は上記開閉弁18を高圧室20方
向に向けて付勢し、副吸入孔10Bを開放する状
態にある様に設けられる。
であつて、1は圧縮機の外殻を構成するハウジン
グを示す。同ハウジング1は一端に開口部を存し
て有底円筒状に形成するリヤハウジング1Rと、
同リヤハウジング1Rの開口部を被覆するフロン
トハウジング1Fにより形成される。2は上記リ
ヤハウジング1Rに内蔵するシリンダーブロツク
であつて、同シリンダーブロツク2は前後両端部
に開口部を存して中筒状に形成される。3F,3
Rは上記シリンダーブロツク2の前後両開口部を
遮蔽する如くリヤハウジング1Rに内蔵する前後
一対のサイドプレートであつて、3Fはフロント
サイドプレート、3Rはリヤサイドプレートを示
す。4はシリンダーブロツク2に対してその中心
線を偏寄させて両サイドプレート3F,3R間に
横架する駆動軸であつて、同駆動軸4にはロータ
ー5が一体的に固着される。同ローター5はシリ
ンダーブロツク2に対してその外周壁の一部が上
記シリンダーブロツク2の内壁面に対して摺動可
能な如く内蔵され、同ローター5の外周壁とシリ
ンダーブロツク2の内壁面間には圧縮室6が形成
される。7…は上記ローター5に対して4個所に
刻設するベーン溝であつて、各ベーン溝7…はロ
ーター5の長手方向、即ち軸方向に対しては第1
図に示す様に前後両端面に亘つて貫通状に設けら
れる。そして各ベーン溝7…にはその基部に背圧
室7′を存してベーン8…が出沿自在に嵌挿され
る。フロントハウジング1Fとフロントサイドプ
レート3F間には吸入室9が設けられ、フロント
サイドプレート3Fには同吸入室9と圧縮室6を
連通する吸入孔が開口される。同吸入孔は主吸入
孔10Aと副吸入孔10Bより成り、主吸入孔1
0Aは圧縮室6の吸入行程と相対応させて設けら
れる。即ち圧縮室6の始端部より圧縮室6の容積
が略最大となる位置間に亘つてアーチ型に開口さ
れる。そして副吸入孔10Bは上記主吸入孔10
Aに連続して圧縮初期行程と相対応させて矩形状
に設けられる。同副吸入孔10Bはローター5の
半径方向に沿う延長線に対してその短辺が平行す
る方向に向けて、又、その長辺が直交する方向に
向けて夫々延在し、且つその一部がシリンダーブ
ロツク2の側壁面と対面し、残りの一部が圧縮室
6の圧縮方向に沿つて対面する如く設けられる。
そして同副吸入孔10Bには同副吸入孔10Bの
開閉弁18が短辺方向に沿つて進退自在に設けら
れる。同開閉弁18は弁本体18Aと同弁本体1
8Aに対して直交する方向に向けて延在する弁杆
18Bより成り、弁本体18Aは上記副吸入孔1
0Bの短辺側の幅員に対して約2分の1の幅寸法
を存して長板状に形成され、弁杆18Bの圧縮機
中心側(ローター5側)の一端には低圧室19
が、又同弁杆18Bの圧縮機外周側(リヤハウジ
ング1R側)の一端には高圧室20が対峙させて
設けられる。そして高圧室20からは導圧孔21
が延設され、その先端部(圧力検出部21′)は
圧縮室6の圧縮行程に臨む如く設けられる。又、
低圧室19からは導圧孔(図示省略)が延設され
その先端部(圧力検出部)は吸入室9に臨む如く
設けられる。そして同低圧室19にはばね22が
介装され、常時は上記開閉弁18を高圧室20方
向に向けて付勢し、副吸入孔10Bを開放する状
態にある様に設けられる。
一方圧縮室6の他端、即ちローター5の回転方
向に沿う終端部と相対応する位置にはシリンダー
ブロツク2の一部を切欠いてリヤハウジング1R
の内壁面との間に吐出室11が形成され、同吐出
室11と圧縮室6の終端部間は吐出孔12によつ
て連通する如く設けられる。13は同吐出孔12
を覆う吐出弁、13′は同吐出弁13の開き角度
を規制するリテーナーを示す。14はリヤハウジ
ング1Rの後壁部とリヤサイドプレート3R間に
形成されるオイルの分離室であつて、同分離室1
4はリヤサイドプレート3Rに開口する通孔15
を介して上記吐出室11と連通する如く設けら
れ、同通孔15の先端部にはフイルター16が設
けられる。又分離室14の下端部にはオイルの溜
り部17が形成される。
向に沿う終端部と相対応する位置にはシリンダー
ブロツク2の一部を切欠いてリヤハウジング1R
の内壁面との間に吐出室11が形成され、同吐出
室11と圧縮室6の終端部間は吐出孔12によつ
て連通する如く設けられる。13は同吐出孔12
を覆う吐出弁、13′は同吐出弁13の開き角度
を規制するリテーナーを示す。14はリヤハウジ
ング1Rの後壁部とリヤサイドプレート3R間に
形成されるオイルの分離室であつて、同分離室1
4はリヤサイドプレート3Rに開口する通孔15
を介して上記吐出室11と連通する如く設けら
れ、同通孔15の先端部にはフイルター16が設
けられる。又分離室14の下端部にはオイルの溜
り部17が形成される。
第6図は第2の実施例を表わす図面であつて、
31はハウジング、32はシリンダーブロツクで
あつて、同シリンダーブロツク32内に楕円形に
形成する中空部にはローター33が回転自在に設
けられ、同ローター33には同ローター33に刻
設するベーン溝34内にベーン35が出沿自在に
嵌挿される。そして同ローター33とシリンダー
ブロツク32の内壁面との間には180度の変位角
を存して複数個の圧縮室38,38が形成され、
両圧縮室38,38の始端部には主吸入孔36A
と副吸入孔36Bが連続させて設けられ、同副吸
入孔36B,36Bには開閉弁37,37が開閉
自在に設けられる。(副吸入孔36B及び開閉弁
37の構造は第1実施例と同一であるため詳細な
説明は省略する。)又両圧縮室38,38の終端
部には吐出孔39が開口され、吐出室40と連通
する如く設けられる。
31はハウジング、32はシリンダーブロツクで
あつて、同シリンダーブロツク32内に楕円形に
形成する中空部にはローター33が回転自在に設
けられ、同ローター33には同ローター33に刻
設するベーン溝34内にベーン35が出沿自在に
嵌挿される。そして同ローター33とシリンダー
ブロツク32の内壁面との間には180度の変位角
を存して複数個の圧縮室38,38が形成され、
両圧縮室38,38の始端部には主吸入孔36A
と副吸入孔36Bが連続させて設けられ、同副吸
入孔36B,36Bには開閉弁37,37が開閉
自在に設けられる。(副吸入孔36B及び開閉弁
37の構造は第1実施例と同一であるため詳細な
説明は省略する。)又両圧縮室38,38の終端
部には吐出孔39が開口され、吐出室40と連通
する如く設けられる。
次にその作用について説明する。
第1図乃至第5図に示す第1の実施例におい
て、圧縮機が停止した状態においては圧縮機内の
各部、即ち吸入室9、圧縮室6、吐出室11、分
離室14の各部は夫々その圧力がバランスした状
態にある。
て、圧縮機が停止した状態においては圧縮機内の
各部、即ち吸入室9、圧縮室6、吐出室11、分
離室14の各部は夫々その圧力がバランスした状
態にある。
又高圧室20と低圧室19内の圧力もバランス
した状態にあり、開閉弁18はばね22を介して
高圧室20方向に向けて付勢されて副吸入孔10
Bを開放す状態にある。そして上記の様に副吸入
孔10Bを開放する状態において、電磁クラツチ
(図示省略)の接続操作を介して駆動軸4を回転
駆動させることにより、ローター5及びベーン8
…の回転作用が得られるとともに同ローター5及
びベーン8の回転作用を介して吸入室9内の冷媒
ガスを吸入孔より圧縮室6内に吸引する作用が得
られるのであるが、上記の様に副吸入孔10Bが
開放状態にあることによりベーン8が副吸入孔1
0Bを通過した直後より圧縮作用が開始される。
即ち圧縮開始時期を遅らせることが出来、その分
だけ圧縮容量を減らす作用が得られる。そしてこ
の様に起動時において小容量の圧縮作用が得られ
る事により立上りスムーズに行なうことが出来る
とともに液圧縮の発生を防止する作用を得ること
ができる。そして上記の様な圧縮作用が得られる
ことにより、圧縮室6内の圧力が次第に高められ
て圧縮室6と吸入室9間に圧力差が生ずることと
なるのであるが圧力検出部21′においてばね2
2の設定圧を上回る圧力が検出された場合におい
て開閉弁18はばね22の付勢圧に打ち勝つて低
圧室19方向に向けて押圧されて副吸入孔10B
を閉塞する状態が得られる。そして副吸入孔10
Bが閉塞されることによりベーン8が主吸入孔1
0Aを通過した直後より圧縮を開始する作用が得
られる。即ち100%運転状態が得られる。そして
この様に100%運転状態が得られることによつて
車室内の冷房負荷が次第に減少することとなるの
であるが、車室内の冷戻負荷が減少し、吸入圧が
低下するのにともない高圧室20(高圧室圧力
P1)と低圧室19(低圧室圧力P2)間に生ずる
差圧△P=P1−P2がばね22の設定圧力を下回
つた状態において、開閉弁18は再び高圧室20
方向に向けて付勢されて副吸入孔10Bを開放す
る作用が得られる。即ち小容量圧縮作用が得られ
るのであるが、副吸入孔10Bは圧縮室6の圧縮
方向に沿つて長孔状に形成され、弁本体18Aは
上記副吸入孔10Bの幅方向に向けて進退させる
ことによつて開閉させる様に設けられていること
により開閉弁18の僅かなストロークにより大幅
な容量ダウン作用を得ることが出来る。
した状態にあり、開閉弁18はばね22を介して
高圧室20方向に向けて付勢されて副吸入孔10
Bを開放す状態にある。そして上記の様に副吸入
孔10Bを開放する状態において、電磁クラツチ
(図示省略)の接続操作を介して駆動軸4を回転
駆動させることにより、ローター5及びベーン8
…の回転作用が得られるとともに同ローター5及
びベーン8の回転作用を介して吸入室9内の冷媒
ガスを吸入孔より圧縮室6内に吸引する作用が得
られるのであるが、上記の様に副吸入孔10Bが
開放状態にあることによりベーン8が副吸入孔1
0Bを通過した直後より圧縮作用が開始される。
即ち圧縮開始時期を遅らせることが出来、その分
だけ圧縮容量を減らす作用が得られる。そしてこ
の様に起動時において小容量の圧縮作用が得られ
る事により立上りスムーズに行なうことが出来る
とともに液圧縮の発生を防止する作用を得ること
ができる。そして上記の様な圧縮作用が得られる
ことにより、圧縮室6内の圧力が次第に高められ
て圧縮室6と吸入室9間に圧力差が生ずることと
なるのであるが圧力検出部21′においてばね2
2の設定圧を上回る圧力が検出された場合におい
て開閉弁18はばね22の付勢圧に打ち勝つて低
圧室19方向に向けて押圧されて副吸入孔10B
を閉塞する状態が得られる。そして副吸入孔10
Bが閉塞されることによりベーン8が主吸入孔1
0Aを通過した直後より圧縮を開始する作用が得
られる。即ち100%運転状態が得られる。そして
この様に100%運転状態が得られることによつて
車室内の冷房負荷が次第に減少することとなるの
であるが、車室内の冷戻負荷が減少し、吸入圧が
低下するのにともない高圧室20(高圧室圧力
P1)と低圧室19(低圧室圧力P2)間に生ずる
差圧△P=P1−P2がばね22の設定圧力を下回
つた状態において、開閉弁18は再び高圧室20
方向に向けて付勢されて副吸入孔10Bを開放す
る作用が得られる。即ち小容量圧縮作用が得られ
るのであるが、副吸入孔10Bは圧縮室6の圧縮
方向に沿つて長孔状に形成され、弁本体18Aは
上記副吸入孔10Bの幅方向に向けて進退させる
ことによつて開閉させる様に設けられていること
により開閉弁18の僅かなストロークにより大幅
な容量ダウン作用を得ることが出来る。
又圧縮室の圧縮行程中にバイパス孔を設け、圧
縮途中にある冷媒ガスの一部を吸入室に逃すこと
により圧縮容量をダウンさせる様に設けられる従
来構造にあつては、第8図に示す様に冷媒ガスが
バイパス孔より流出する場合においてその流出の
初期段階においてベーン直後の圧縮密度の小さい
部分の冷媒ガスが流出した後圧縮密度の大きな冷
媒ガスが流出することとなるのであるが、この圧
縮密度の大きな冷媒ガスがバイパス孔の開口位置
迄圧送された状態においては既に冷媒ガス自身が
ベーンの進行方向に向けて進む慣性力を持つてし
まつているためバイパス孔方向に向きを変えるこ
とは極めて難かしく、そのためバイパス孔の開口
面積が小さいことと相まつてバイパス孔からのス
ムーズな逃し作用を得られ難くしているのに対し
て本発明にあつては第7図に示す様にベーンが副
吸入孔を通過する過程においてベーンが前進する
ことによりベーンの前面において圧縮密度が高め
られた冷媒ガスは順次副吸入孔を経てベーン後方
に回り込むことによりスムーズな冷媒ガスの逃し
作用を得ることが出来る。
縮途中にある冷媒ガスの一部を吸入室に逃すこと
により圧縮容量をダウンさせる様に設けられる従
来構造にあつては、第8図に示す様に冷媒ガスが
バイパス孔より流出する場合においてその流出の
初期段階においてベーン直後の圧縮密度の小さい
部分の冷媒ガスが流出した後圧縮密度の大きな冷
媒ガスが流出することとなるのであるが、この圧
縮密度の大きな冷媒ガスがバイパス孔の開口位置
迄圧送された状態においては既に冷媒ガス自身が
ベーンの進行方向に向けて進む慣性力を持つてし
まつているためバイパス孔方向に向きを変えるこ
とは極めて難かしく、そのためバイパス孔の開口
面積が小さいことと相まつてバイパス孔からのス
ムーズな逃し作用を得られ難くしているのに対し
て本発明にあつては第7図に示す様にベーンが副
吸入孔を通過する過程においてベーンが前進する
ことによりベーンの前面において圧縮密度が高め
られた冷媒ガスは順次副吸入孔を経てベーン後方
に回り込むことによりスムーズな冷媒ガスの逃し
作用を得ることが出来る。
そして又弁本体18Aはフラツト面を存して長
方形状に形成され、シリンダーブロツク2に対し
て密着可能に設けられていることにより同弁本体
18Aの摺動部からの冷媒ガスのリークを効果的
に防止する作用を得ることができる。即ち100%
圧縮作用を効果的に得ることができる。
方形状に形成され、シリンダーブロツク2に対し
て密着可能に設けられていることにより同弁本体
18Aの摺動部からの冷媒ガスのリークを効果的
に防止する作用を得ることができる。即ち100%
圧縮作用を効果的に得ることができる。
尚上記実施例において低圧室19は導圧孔によ
つて吸入室9と連通する様に設けられているが、
低圧室19は必ずしも吸入室9と連通させること
は必要でない。即ち低圧室19を密室状に形成す
ることも可能である。そしてこの様に低圧室19
を密室状に形成することによつて開閉弁18を閉
じる方向に作用させる場合において低圧室19内
に滞溜する冷媒ガスの漏洩を遅らせることが出
来、その分だけ開閉弁をゆるやかに閉塞する作用
が得られる。
つて吸入室9と連通する様に設けられているが、
低圧室19は必ずしも吸入室9と連通させること
は必要でない。即ち低圧室19を密室状に形成す
ることも可能である。そしてこの様に低圧室19
を密室状に形成することによつて開閉弁18を閉
じる方向に作用させる場合において低圧室19内
に滞溜する冷媒ガスの漏洩を遅らせることが出
来、その分だけ開閉弁をゆるやかに閉塞する作用
が得られる。
又開閉弁18は圧縮機が停止した状態において
のみ開放する様に設け、運転時における冷房負荷
の変化に対して電磁クラツチのON,OFF制御に
よつて対応することも可能である。副吸入孔10
B,開閉弁18は矩形に限らず、圧縮室に沿つて
湾曲したものでもよい。この場合は高い加工精度
が要求される。尚主吸入孔と副吸入孔は、ガス流
れをよくするため連続して設けるのが望ましい
が、わずかの距離であれば互に離してもよい。
のみ開放する様に設け、運転時における冷房負荷
の変化に対して電磁クラツチのON,OFF制御に
よつて対応することも可能である。副吸入孔10
B,開閉弁18は矩形に限らず、圧縮室に沿つて
湾曲したものでもよい。この場合は高い加工精度
が要求される。尚主吸入孔と副吸入孔は、ガス流
れをよくするため連続して設けるのが望ましい
が、わずかの距離であれば互に離してもよい。
本発明は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に主吸入孔の下流端に副吸入孔を連続形
成し、該副吸入孔は圧縮機の圧縮方向に沿い、そ
の一部が圧縮室に開口するとともに、前記副吸入
孔には同副吸入孔の略半径方向幅よりも狭小な幅
員の開閉弁を圧縮機の略半径方向に亘つて進退さ
せることにより副吸入孔を開閉させる様にしたこ
とにより、開閉弁を僅かなストロークだけ進退さ
せることによつて圧縮室の圧縮初期行程部分を広
範囲に亘つて開放させることが出来るに至り、こ
れにより効果的な容量ダウン作用を得ることが出
来るに至つた。即ち高速回転時においても充分に
アンロード状態を得ることが出来るに至つた。
上記の様に主吸入孔の下流端に副吸入孔を連続形
成し、該副吸入孔は圧縮機の圧縮方向に沿い、そ
の一部が圧縮室に開口するとともに、前記副吸入
孔には同副吸入孔の略半径方向幅よりも狭小な幅
員の開閉弁を圧縮機の略半径方向に亘つて進退さ
せることにより副吸入孔を開閉させる様にしたこ
とにより、開閉弁を僅かなストロークだけ進退さ
せることによつて圧縮室の圧縮初期行程部分を広
範囲に亘つて開放させることが出来るに至り、こ
れにより効果的な容量ダウン作用を得ることが出
来るに至つた。即ち高速回転時においても充分に
アンロード状態を得ることが出来るに至つた。
又本発明にあつては上記の様に開閉弁を矩形状
に形成し、サイドプレートに対して密着させた状
態にて進退させる構成とすれば、同開閉弁の摺動
部からの冷媒ガスの流出を防止することが出来、
これにより100%運転時における体積効率を高め
ることが出来る。
に形成し、サイドプレートに対して密着させた状
態にて進退させる構成とすれば、同開閉弁の摺動
部からの冷媒ガスの流出を防止することが出来、
これにより100%運転時における体積効率を高め
ることが出来る。
即ち圧縮効果を高めることが出来る。
そして又本発明にあつてはその構造が簡単であ
ることにより製造が容易で且つ信頼性の高い容量
可変機構を低コストにて得ることが出来るに至つ
た。
ることにより製造が容易で且つ信頼性の高い容量
可変機構を低コストにて得ることが出来るに至つ
た。
第1図乃至第5図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は第2図におけるA―A線断面
図、第2図は第1図におけるB―B線断面図、第
3図は第1図におけるC―C線断面図、第4図は
第3図におけるD―D線断面図、第5図は第3図
におけるE―E線断面図である。第6図は第2の
実施例を表わす断面図である。又第7図は本発明
の作用状態を表わす概略図、第8図は従来構造の
作用状態を表わす概略図である。 1……ハウジング、1F……フロントハウジン
グ、1R……リヤハウジング、2……シリンダー
ブロツク、3F……フロントサイドプレート、3
R……リヤサイドプレート、4……駆動軸、5…
…ローター、6……圧縮室、7……ベーン溝、
7′……背圧室、8……ベーン、9……吸入室、
10A……主吸入孔、10B……副吸入孔、11
……吐出室、12……吐出孔、13……吐出弁、
13′……リテーナー、14……分離室、15…
…通孔、16……フイルター、17……溜り部、
18……開閉弁、18A……弁本体、18B……
弁杆、19……低圧室、20……高圧室、21…
…導圧孔、21′……圧力検出部、22……ばね、
31……ハウジング、32……シリンダーブロツ
ク、33……ローター、34……ベーン溝、35
……ベーン、36A……主吸入孔、36B……副
吸入孔、37……開閉弁、38……圧縮室、39
……吐出孔、40……吐出室。
であつて、第1図は第2図におけるA―A線断面
図、第2図は第1図におけるB―B線断面図、第
3図は第1図におけるC―C線断面図、第4図は
第3図におけるD―D線断面図、第5図は第3図
におけるE―E線断面図である。第6図は第2の
実施例を表わす断面図である。又第7図は本発明
の作用状態を表わす概略図、第8図は従来構造の
作用状態を表わす概略図である。 1……ハウジング、1F……フロントハウジン
グ、1R……リヤハウジング、2……シリンダー
ブロツク、3F……フロントサイドプレート、3
R……リヤサイドプレート、4……駆動軸、5…
…ローター、6……圧縮室、7……ベーン溝、
7′……背圧室、8……ベーン、9……吸入室、
10A……主吸入孔、10B……副吸入孔、11
……吐出室、12……吐出孔、13……吐出弁、
13′……リテーナー、14……分離室、15…
…通孔、16……フイルター、17……溜り部、
18……開閉弁、18A……弁本体、18B……
弁杆、19……低圧室、20……高圧室、21…
…導圧孔、21′……圧力検出部、22……ばね、
31……ハウジング、32……シリンダーブロツ
ク、33……ローター、34……ベーン溝、35
……ベーン、36A……主吸入孔、36B……副
吸入孔、37……開閉弁、38……圧縮室、39
……吐出孔、40……吐出室。
Claims (1)
- 1 主吸入孔の下流端に副吸入孔を連続形成し、
該副吸入孔は圧縮機の圧縮方向に沿い、その一部
が圧縮室に開口するとともに、前記副吸入孔には
同副吸入孔の略半径方向幅よりも狭小な幅員の開
閉弁を圧縮機の略半径方向に亘つて進退自在に設
け、同開閉弁の進退方向に沿う両端部には高圧室
と低圧室を対峙させて設け、高圧室は圧縮室の圧
縮工程と連通させる一方、低圧室には副吸入孔を
開放する如く高圧室方向に付勢するばねを介装さ
せて成るスライドベーン型圧縮機における圧縮容
量可変機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5884683A JPS59183098A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | スライドベ−ン型圧縮機における圧縮容量可変機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5884683A JPS59183098A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | スライドベ−ン型圧縮機における圧縮容量可変機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183098A JPS59183098A (ja) | 1984-10-18 |
| JPH0220838B2 true JPH0220838B2 (ja) | 1990-05-10 |
Family
ID=13096027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5884683A Granted JPS59183098A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | スライドベ−ン型圧縮機における圧縮容量可変機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59183098A (ja) |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5884683A patent/JPS59183098A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59183098A (ja) | 1984-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4566863A (en) | Rotary compressor operable under a partial delivery capacity | |
| JPH0329994B2 (ja) | ||
| JPH0332794Y2 (ja) | ||
| JPS6331679B2 (ja) | ||
| JPH0581759B2 (ja) | ||
| JPH0220478Y2 (ja) | ||
| US4810177A (en) | Vane compressor with vane back pressure adjustment | |
| JPS6149189A (ja) | 可変容量型回転圧縮機 | |
| JPH0220838B2 (ja) | ||
| JPH0152596B2 (ja) | ||
| JP4185722B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
| JP3752098B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
| JPS6245993A (ja) | 可変容量回転式圧縮機の容量制御機構 | |
| JPS5853691A (ja) | ベ−ン圧縮機 | |
| JPH0377394B2 (ja) | ||
| JPS5999089A (ja) | 容量可変型圧縮機 | |
| JP3738149B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
| JPH0425440B2 (ja) | ||
| JPH0437277Y2 (ja) | ||
| JPS59180096A (ja) | 容量可変型圧縮機 | |
| JPH0441273Y2 (ja) | ||
| JPS6364636B2 (ja) | ||
| JPH0353034Y2 (ja) | ||
| JPS62265491A (ja) | ベ−ン型圧縮機 | |
| JPS63146183U (ja) |