JPH02209241A - 積層長尺物 - Google Patents

積層長尺物

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JPH02209241A
JPH02209241A JP3080389A JP3080389A JPH02209241A JP H02209241 A JPH02209241 A JP H02209241A JP 3080389 A JP3080389 A JP 3080389A JP 3080389 A JP3080389 A JP 3080389A JP H02209241 A JPH02209241 A JP H02209241A
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JP
Japan
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ethylene
layer
vinyl alcohol
alcohol copolymer
intermediate layer
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JP3080389A
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Minoru Kuriyama
稔 栗山
Mitsuhiro Imaizumi
光博 今泉
Takashi Takeuchi
尚 竹内
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレトルト食品などの容器に使用する材料に関す
るもので、レトルト殺菌をした後でもガスバリアー性が
高く、しかも内容物の保存性にすぐれたレトルト殺菌用
材料に適合する積層長尺物を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来から、食品、医薬品などの包装用材料としては、包
装する食品などの酸化および芳香の飛散、浸透性液の浸
透による変質を防止するため、ガスバリアー性、水蒸気
バリアー性のすぐれたものが要求されている。
このためにレトルト殺菌剤積層材としては、アルミニウ
ム箔を用いた積層材が一般的に用いられている。アルミ
ニウム箔を用いた積層材は、ガスバリアー性、水蒸気バ
リアー性がすぐれているために食品保存の点から好まし
い。
一方、透明な積層材としては、ガスバリアー性がすぐれ
たエチレン−ビニルアルコール共重合体を用いた積層材
が多数提案されている。このエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体は湿度により、ガスバリアー性が変化し、高
湿度においてはガスバリアー性が著しく低下することは
知られている。
そのために一般にはエチレン系重合体、プロピレン系重
合体などの低透明湿性の疎水性高分子物質を両面に積層
して使用している。
ところで、エチレン−ビニルアルコール共重合体のガス
バリアー性(とりわけ、酸素バリアー性)がすぐれてい
る理由として、分子間あるいは分子内水素結合が他の高
分子物質に比べて弾力な点があげられるばかりでなく、
分子鎖の対称性、極性などが相乗的に寄与していること
があげられる。
これに対し、エチレン−ビニルアルコール共重合体の含
水率が高くなると、吸着された水分子はまず親水性のヒ
ドロキシル基(OH基)に結合し、含水率の増加にとも
なって吸着水は分子間の水素結合を破壊し、酸素分子拡
散のために必要な分子運動を可能ならしめ、酸素透過係
数の増加をもたらすものと考えられている。
この状態からさらに含水率が増大すれば、吸着水のほか
に自由水が存在するようになり、それにともなってさら
に分子間力は弱まり、分子運動に対する可塑化効果によ
って酸素透過係数はますます大きくなると考えられてい
る。
このようなエチレン−ビニルアルコール共重合体を透明
なレトルト殺菌用包装容器として使用する場合、防湿性
、ヒートシール性を付与するためにエチレン系重合体や
プロピレン系重合体に代表されるポリオレフィン系樹脂
の層を積層するのが一般的であるが、レトルト殺菌する
さいに120℃程度の熱水または蒸気に対する耐熱性の
点から、そのなかでもプロピレン系重合体が最も適して
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記レトルト殺菌用積層材としてアルミニウム箔を用い
る場合、不透明であるために内容物を確認することがで
きず、消費者は購入後、開封して初めて確認することが
できるものであった。
また、プロピレン系重合体の場合では、レトルト殺菌時
の加熱加圧状態では、水蒸気の透過度は常温時に比べて
15〜20倍と増大するため、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の含水率は急激に増加し、それにともない
酸素ガスバリアー性は大幅に低下する。
このようなレトルト殺菌によって酸素ガスバリアー性が
大幅に低下した多層容器は、レトルト殺菌後の保存によ
り、酸素ガスバリアー性は回復するものの、長期間を要
し、その用途は比較的劣化に対する許容酸素量の大きい
内容物や、保存期間の短いものに限定されている。
これらの問題点を改良するために主に三つの方法が提案
されている。第一の方法はエチレン−ビニルアルコール
共重合体自体に耐熱水性を付与する方法であり、第二の
方法はエチレン−ビニルアルコール共重合体が吸収した
水の放出速度を速め、酸素ガスバリアー性の回復を速め
る方法であり、第三の方法は水の浸入を防ぐ保護層をエ
チレン−ビニルアルコール共重合体層の両側に設け、酸
素ガスバリアー性の低下を抑える方法である。
第一の方法では、エチレンービニルアルコールズ重合体
のエチレン含有率を増大させることにより、耐水性、耐
熱水性が向上する。しかし、エチレン含有率の増大にと
もない、本麦の酸素ガスバリアー性が大幅に低下するた
めに実用的ではない。
また、第二の方法では、外層のプロピレン系重合体層の
厚さを内層のプロピレン系重合体層の厚さに比べて薄く
することにより、レトルト殺菌後の保存時におけるエチ
レン−ビニルアルコール共重合体が吸収した水の外気の
放出速度を速め、酸素ガスバリアー性の回復を速めるも
のである。しかしながら、この方法では外層のプロピレ
ン系重合体層が薄いため、レトルト殺菌するさいにエチ
レン−ビニルアルコール共重合体層の吸水量が多い。
これらのことから、酸素ガスバリアー性の低下度合が大
きく、その回復速度が速いとしても長期的にみて累積透
過酸素量が若干低減できる程度であり、さらにレトルト
殺菌後、初期においては逆に容器内の酸素濃度が高くな
るために内容物によっては劣化を助長する恐れがある。
第三の方法の代表例として特開昭57−170748号
によって提案されているように、エチレン−ビニルアル
コール共重合体層の両側を乾燥剤を含む層で保護するこ
とによってレトルト殺菌時に浸入する水を捕捉し、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体層の含水率の増加を低
減化し、酸素ガスバリアー性の低下を抑える方法である
。この方法では、レトルト殺菌による酸素ガスバリアー
性の低下は抑えられる。その反面、乾燥剤を含む(10
〜20重量%)ことにより、当然のことながら透明性が
犠牲となって不透明な容器となり、商品アピール効果が
半減し、さらには乾燥剤を含有する層を有する多層容器
を製造することは装置的にも技術的にも複雑となり、容
器のコストをアップするという問題があった。
これらのことから、本発明の目的は従来のエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体を酸素ガスバリアー層とするレ
トルト殺菌可能な多層容器において、透明性を保持し、
かつレトルト殺菌による酸素ガスバリアー性の低下を防
ぐことができ、しがち従来と同様な加工方法によって安
価に製造でき、内容物の保存性が良好な容器を製造する
ための材料(積層長尺物)を提供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえばこれらの課題は、 エチレンの共重合割合が20〜65モル%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を少なくとも90%けん化させ
ることによって得られるエチレン−ビニルアルコール共
重合割合が少ないエチレン−ビニルアルコール共重合体
層を中間層とし、該中間層の両側に接着性樹脂層を介し
て中間層を構成するエチレン−ビニルアルコール共重合
体よりもエチレンの共重合体層が設けられ、これらのエ
チレン−ビニルアルコール共重合体層の両側にそれぞれ
接着性樹脂層を介して両表面層にプロピレン共重合体層
が設けられてなる長尺物であり、いずれの接着性樹脂は
該プロピレン系重合体および該エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体のいずれとも125℃の温度において30
分間レトルト処理した後の接着強度が700 g/15
mm幅以上であることを特徴とする積層長尺物、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  エチレン−ビニルアルコール共重合体本発明
においてガスバリアー層を製造するために使われるエチ
レン−ビニルアルコール共重合体は、一般にはエチレン
の共重合割合が20〜65モル%(好ましくは、20〜
60モル%、好適には20〜50モル%)であるエチレ
ンと酢酸ビニル共重合体のけん化物である。このけん化
物のけん化率は通常90%以上であり、95%以上が望
ましく、とりわけ99%以上が好適である。けん化率が
90モル%未満のけん化物を用いると、バリヤー性がよ
くない。
また、該エチレンー酢酸ビニル共重合体のエチレンの共
重合割合が20モル%未満では、分解温度と融点とが接
近しているため、成形性が著しく劣る。一方、65モル
%を超えると、酸素に対するバリヤー性がよくない。
さらに、後記のM I (2)は通常0.1〜50g/
10分であり、0.5〜50g/10分が好ましく、0
.5〜40g/10分が好適である。M I (2)が
0.1i/10分未満では、成形性がよくない。一方、
50g/10分を超えると、積層長尺物を製造するさい
にこれらの層を構成することが難しい。
(B)  プロピレン系重合体 本発明において両表面層に用いられるプロピレン系重合
体としては、プロピレン単独重合体またはプロピレンを
少なくとも70重量%含有するエチレンもしくは他のα
−オレフィンとのランダムまたはα−オレフィンとのラ
ンダムまたはブロック共重合体があげられ、さらに熱成
形たとえば真空成形などで容器を得る場合、1.0〜5
0重量%のエチレン系重合体をプロピレン系重合体に混
合すると、良好な製品が得られる。これらのプロピレン
系重合体のメルトインデックス[JIS K−7210
に従い、条件が14で測定、以下rM I (1)Jと
云う]は0.005〜80g/10分であり、0101
〜60g/10分のものが望ましく、とりわけ0,01
〜40g/10分のプロピレン系重合体が好適である。
M I (1)が0.005g/10分未満のプロピレ
ン系重合体を用いると、長尺物や容器を得る成形加工性
が悪く、良好な長尺物や容器が得られず、また80f/
lo分を超えたプロピレン系重合体を使用すると、容器
の耐衝撃性が弱く、容器が実用に適しない。
本発明におけるプロピレン系重合体として、後記の無機
充填剤を添加したものを使ってもよい。
この場合、容器に成形して該容器に食品を充填するさい
には、食品衛生上の点から、内層の無機充填剤含有プロ
ピレン系重合体の内側にさらに無機充填剤を含有しない
プロピレン系重合体の層を設けることが好ましい。
該無機充填剤は一般に合成樹脂およびゴムの分野におい
て広く使われているものである。
これらの無機充填剤としては、酸素および水と反応しな
い無機化合物であり、混練時および成形時において分解
しないものが好んで用いられる。
該無機充填剤としてはアルミニウム、銅、鉄、鉛、ニッ
ケル、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ジ
ルコニウム、モリブデン、ケイ素、アンチモン、チタン
などの金属の酸化物、その水和物(水酸化物)、硫酸塩
、炭酸塩、ケイ酸塩のごとき化合物、これらの複塩なら
びにこれらの混合物に大別される。該無機充填剤の代表
例は特願昭59−124481号明細書に記載されてい
る。
これらの無機充填剤のうち、粉末状のものはその径が3
0血以下(好適には10IlfB以下)のものが好まし
い。また、繊維状のものでは、径が1〜500Il!a
(好適には1〜300m)であり、長さが0.1〜G、
Oan (好適には0.1〜5.0龍)のものが望まし
い。さらに、平板状のものは30μm以下(好適にはl
(lzcm以下)のものが好ましい。これらの無機充填
剤のうち、特に平板状(フレーク状)のものおよび粉末
状のものが好適である。
該無機充填剤含有プロピレン系重合体中に占める無機充
填剤の組成割合(含有割合)は多くとも70重量%であ
り、5〜65重世%が望ましく、とりわけ5〜60重量
%が好適である。
無機充填剤含有プロピレン系重合体中に占める無機充填
剤の組成割合が70重量%を超えると、得られる容器の
耐衝撃性が著しく低下し、実用に適しない容器しか得ら
れない。
(C)  接着性樹脂 本発明において前記ガスバリアー層を構成するエチレン
−ビニルアルコール共重合体と両表面層を構成するプロ
ピレン系重合体またはプロピレン系重合体と無機充填剤
との混合物との間に使用される接着性樹脂は、これらの
いずれの重合体とも125℃の温度において30分間レ
トルト処理した後の接着強度が700 z / 15+
nn+幅以上(好ましくは、800g/ 15mm幅以
上)のものである。接着強度が700g/ 15+u幅
未満の場合、はくり、デラミなどの問題が発生すること
もあるために好ましくない。
該接着性樹脂としてウレタン系接着剤、塩素化ポリプロ
ピレンのように一般に用いられている接着性樹脂を使う
ことができる。これらの接着性樹脂は不活性有機溶媒に
溶解して用いられている。
そのために工業的に容易な方法である共押出成形で成形
するためには好ましくない。したがって、下記のような
接着性樹脂が本発明においては好んで使用される。
該接着性樹脂としては、前記のプロピレン系重合体また
は後記のエチレン系樹脂に後記の不飽和カルボン酸また
はその誘導体をグラフト重合させることによって得られ
るものである。このグラフト重合は一般には後記のラジ
カル開始剤(一般には、有機過酸化物)の存在下で実施
される。
エチレン系樹脂としては、エチレン単独重合体、エチレ
ンと炭素数が多くとも12個(好ましくは、3〜8個)
のα−オレフィン(α−オレフィンの共重合割合は、通
常20重量%以下、望ましくは15重量%以下、好適に
は12重量%以下)との共重合体およびエチレンを主成
分(一般には65重量%以上、好ましくは70重量%以
上)とする極性基を有する単量体(たとえば、酢酸ビニ
ル、(メタ)アクリル酸、そのアルキルエステル)との
共重合体があげられる。
該グラフト重合物を製造するにあたり、これらのエチレ
ン系樹脂のメルトインデックス(JIS K7210に
したがい、条件が4で測定、以下rM I (2) J
と云う〕およびプロピレン系重合体のM I (1)は
、いずれも一般には0.O1〜100g/10分であり
、0602〜50 g / 10分のものが望ましく、
とりわけ0.05〜50g/10分のものが好適である
M I (1)またはM I (2)が下限未満のプロ
ピレン系重合体またはエチレン系樹脂を用いると、グラ
フト反応を均一に行なうことが難しい。一方、上限を超
えたものを使用すると、得られた接着性樹脂の強度が乏
しく、しかも接着強度がよくない。
該グラフト重合物を製造するにあたり、これらのエチレ
ン系樹脂およびプロピレン系重合体のうち、低密度およ
び高密度のエチレン単独重合体、プロピレン単独重合体
、エチレンとプロピレンとの共重合体ならびにエチレン
またはプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体が
望ましい。
(D)  a層長尺物およびその製造方法本発明の代表
的な積層長尺物の部分拡大断面図を第1図に示す。第1
図において、1はエチレン−ビニルアルコール共重合体
層〔以下「第一ガスバリアー層」と云う〕であり、2お
よび2′は接着性樹脂層である。また、3および3′は
前記のガスバリアー層を構成するエチレン−ビニルアル
コール共重合体よりもエチレンの共重合割合が少ないエ
チレン−ビニルアルコール共重合体の層〔以下「第二ガ
スバリアー層」と云う〕であり、4および4′は接着性
樹脂層であり、5および5′はプロピレン系重合体層で
ある。
本発明の積層長尺物において、各層の厚さはその使用目
的によって大幅に変わるが、第一ガスバリアー層および
第二ガスバリアー層の総和に対していずれのプロピレン
系重合体層の割合は通常10〜100(好ましくは3〜
80)である。また、第二ガスバリアー層の厚さについ
ては、第一ガスバリアー層および第二ガスバリアー層の
厚さの合計量に対して第二ガスバリアー層の合計量とし
て、一般には10〜90%が望ましく、好適には20〜
80%である。
また、接着剤層の厚さは、通常5〜100ムであり、特
に!0〜50血が好ましい。接着剤層の厚さが5血未満
では、均一な厚さの多層長尺物を製造することが困難で
あり、レトルト処理などの後において接着ムラが生じる
。一方、100血を超えると、経済的に問題があるのみ
ならず、容器が黄変することがある。また、内層および
外層(プロピレン系重合体層)の厚さは、一般には10
00m以下であり、ガスバリアー層は110l1以上で
ある。さらに、第二ガスバリアー層は10血只上である
本発明の積層長尺物はこの種の分野において一般に実施
されている方法によって製造することができる。
多層同時押出によって製造する場合では、各層の樹脂に
対応する押出機で溶融混練した後、T−ダイ、サーキュ
ラ−ダイなどの多層多重ダイスを通して所定の形状に押
出す。また、ドライラミネーション、サンドイッチラミ
ネーション、押出コートなどの積層方法でも製造するこ
とができる。
また、成形物は、フィルム、シート、ボトルないしチュ
ーブ形成用プリフォームなどの一形をとり得る。パリソ
ンまたはプリフォームからの容器の形成は、押出物を一
対の割型でピンチオフし、その内部に流体を吹き込むこ
とによって容易に行うことができる。さらに、プリフォ
ームを冷却した後、延伸温度に加熱し、軸方向に延伸す
るとともに流体圧によって周方向にブロー延伸すること
により、延伸ブロー容器などが得られる。また、フィル
ムないしシートを真空成形、圧空成形、プラグアシスト
成形などの手段に付することにより、カップ状、トレイ
状などの容器を製造することもできる。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
実施例および比較例においては、五種九層多層シート成
形機(東芝機械社製、 05mm径 2台、 40關径
 3台、ダイス幅 800mm)を用い、ダイスの温度
が230℃で各多層シートを成形した。各シートを真空
成形機(浅野研究所社製、型式FLV441)を使って
直径が81.2mm、深さが70龍および容量が230
ccの容器を成形した。このようにして得られた各容器
に全内容量の5%が空間部になるように水を充填させ、
厚さが2011Aのアルミニウム箔を介在して両面の厚
さが80mであるプロピレン系重合体で製造した蓋を温
度が200℃および圧力が2.5kg/cdの条件で3
秒間リングシールを行ない、水が充填されている容器を
得た。
得られた水が充填されている容器をレトルト釜(大和製
缶社製、型式 KHR−W−101−M)を使って温度
が110℃の条件下で30分間レトルト処理を行った。
その後、酸素透過率を酸素透過率測定装置〔モダンコン
トロール社(米国)製。
型式 0X−TRAN  10150)を用い、測定温
度が23℃、容器内相対湿度が90%および容器外相対
湿度が60%の条件で測定した。
実施例および比較例において使ったプロピレン系ffi
合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体および接着
性樹脂の種類、製造方法、物性などを下記に示す。
〔(A)プロピレン系重合体〕
プロピレン系重合体としてM I (1)が1.Og/
10分であるプロピレン単独重合体[以下rPP(A)
Jと云う]、Ml(1)が0.5g/10分であり、か
つエチレンの共重合割合が18重量%であるエチレン−
プロピレンブロック共重合体〔以下r P P (B)
Jと云う〕85重量部およびM I (2)が0.2 
g/10分であり、密度が0.955g/ciであるエ
チレン単独重合体〔以下rPE(1)Jと云う〕15重
量部をスクリュー径が65關である押出機を使って樹脂
温度が220℃で混練しながら製造した組成物〔ペレッ
ト、以下「組成物(I)」と云う〕、前記PP(B)6
0重量部、PE(1)L口重置部および平均粒径が5.
01lAであり、かつアスペクト比が約20であるタル
ク30重量部を同様にして混練しながら製造した組成物
〔ペレット、以下「組成物(■)」と云う) 、PP(
B) 70重量部および平均粒径が5.0血であるタル
クを同様に溶融混練させて製造した組成物〔ペレット、
以下「組成物(■)」と云う〕ならびにM ! (1)
が0.003i/10分であるプロピレン単独重合体〔
以下r P P (C)Jと云う〕を使った。
〔(B)エチレン−ビニルアルコール共重合体〕また、
エチレン−ビニルアルコール共重合体として、エチレン
の共重合割合が38モル%であるエチレン−酢酸ビニル
共重合体をけん化させることによって得られるけん化物
〔けん化度 99%、M I (2)  4.0g/1
0分、以下rEVOH(1)Jと云う〕、エチレンの共
重合割合が25モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重
合体をけん化させることによって得られるけん化物〔け
ん化度 99%、M ! (2)  5.0g/10分
、以下rEVOH(2)Jと云う〕、エチレンの共重合
割合が10モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体
をけん化させることによって得られるけん化物(けん化
度 90%、Ml(2)  5.5g/10分、以下r
EVOH(3)Jと云う〕ならびにエチレンの共重合割
合か89モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を
けん化させることによって得られるけん化物〔けん化度
 91%、M I (2)  6.0 g / 10分
、以下rEVOH(4)Jと云う〕を用いた。
〔(C)接着性樹脂〕
さらに、接着性樹脂としてM I (1)が0.5g/
10分であるプロピレン単独重合体100重量部、0.
3重量部の無水マレイン酸および0.2重量部の過酸化
ベンゾイルをあらかじめ5分間ヘンシェルミキサーを使
ってトライブレンドを行った。
得られた混合物を一軸押出機(径 40mm)を用いて
樹脂温度が220℃の温度によって溶融混練させること
によって得られた変性ポリプロピレン(M I (1)
25g/10分、以下「変性物」と云う〕を使用した。
実施例 1〜5、比較例 1〜4 第1図に示されるごとく、内外表面層として種類および
厚さが第1表に示されるプロピレン系重合体を主成分と
する層、中間層として厚さが第1表に示されるエチレン
−ビニルアルコール共重合体(EVOH)よりなるガス
バリアー層〔以下「A層」と云う〕、内表面層とAWI
および外表面層の間にそれぞれ厚さおよび種類が示され
ているエチレン−ビニルアルコール共重合体の層〔以下
、それぞれを「B層」および「0層」と云う〕を設け、
内表面層とB層および外表面層と0層ならびにB層とA
層および0層とA層の各層の間に厚さが第1表に示され
るように接着性樹脂(変性物)層〔以下、それぞれを「
D層」、「E層」、「F層」および「G層」と云う〕を
設けるように五種九層多層シート製造装置(東芝機械社
製、フィ、−ドブロック方式、スクリュー径が40mm
の押出機5台)を使ってシートを成形した(ただし、第
1表の各層の厚さの数値は多層シートの段階における厚
さを示す)。
このようにして得られた各多層シートを前記のごとく容
器を製造し、水を充填させた。各層を充填させた容器を
前記のごとくレトルト処理を実施した。該レトルト処理
容量およびレトルト未処理容量の酸素透過率を酸素透過
測定装置によって測定した。得られた結果を第2表に示
す。本発明のプラスチック容器は第2表からレトルト処
理前後におけるバリアー性がほとんど変化していないこ
とが明らかである。
第1図において、1はエチレン−ビニルアルコール共重
合体層(A層)、2および2′は接着性樹脂層(F層、
G層)、3および3′はエチレン−ビニルアルコール共
重合体層(B層。
0層)、4および4′は接着性樹脂層(D層、E層)な
らびに5および5′はプロピレン系重合体層(内表面層
、外表面層)を意味する。
(以下余白) 第 表 1)  cc/酸素1気圧、24時間・個2)  12
5℃の温度で30分間レトルト処理後の接着強度 なお、比較例3では、多層シートを成形するさいにE 
V OH(3)が分解し、成形することができなかった
〔発明の効果〕
本発明の積層長尺物はエチレン−ビニルアルコール共重
合体層を中間層とし、該中間層と互いに直接に接するこ
とがないように疎水性接告性樹脂層を介在して積層され
た基材の両側にポリオレフィン樹脂層を設けたことを特
徴とし、レトルト食品などの容器に成形して使用した場
合、レトルト殺菌時にポリオレフィン樹脂層からの侵入
した水蒸気は基材の両側のポリオレフィン樹脂層に隣接
する二層の疎水性樹脂層が吸湿することによって捕捉し
、基材の中心のエチレン−ビニルアルコール共重合体層
からなる中間層は乾燥状態に保持され、酸素ガスバリア
ー性は維持される。
本発明の積層長尺物は容器に成形され、他方面にわたっ
て利用することができると考えられる。
代表的な用途を下記に示す。
(1)各種加工調味食品容器 (2)各種液体食品容器 (3)各種食品容器
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例および比較例において製造したvt層長
尺物の部分拡大断面図である。 1・・・エチレン−ビニルアルコール共重合体層(A層
) 2.2′・・・接着性樹脂層(F層9G層)3.3′・
・・エチレン−ビニルアルコール共ff1合体層(B層
、0層) 4.4′・・・接着性樹脂層(D層、E層)5.5′・
・・プロピレン系重合体層(内表面層、外表面層) 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンの共重合割合が20〜65モル%であるエチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体を少なくとも90%けん化させ
    ることによって得られるエチレン−ビニルアルコール共
    重合体層を中間層とし、該中間層の両側に接着性樹脂層
    を介して中間層を構成するエチレン−ビニルアルコール
    共重合体よりもエチレンの共重合体割合が少ないエチレ
    ン−ビニルアルコール共重合体層が設けられ、これらの
    エチレン−ビニルアルコール共重合体層の両側にそれぞ
    れ接着性樹脂層を介して両表面層にプロピレン共重合体
    層が設けられてなる長尺物であり、いずれの接着性樹脂
    は該プロピレン系重合体および該エチレン−ビニルアル
    コール共重合体のいずれとも125℃の温度において3
    0分間レトルト処理した後の接着強度が700g/15
    mm幅以上であることを特徴とする積層長尺物。
JP3080389A 1989-02-09 1989-02-09 積層長尺物 Pending JPH02209241A (ja)

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