JPH02209903A - 官能性末端を有するイソブチレン系ポリマーの製造法 - Google Patents

官能性末端を有するイソブチレン系ポリマーの製造法

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JPH02209903A
JPH02209903A JP20653588A JP20653588A JPH02209903A JP H02209903 A JPH02209903 A JP H02209903A JP 20653588 A JP20653588 A JP 20653588A JP 20653588 A JP20653588 A JP 20653588A JP H02209903 A JPH02209903 A JP H02209903A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、官能性末端を有するイソブチレン系ポリマー
の製造法に関する。
従来の技術及びその問題点 分子末端に水酸基等の官能性基を有するポリマーは、該
官能基を用いてポリマー間に結合を形成させて硬化せし
められるものである。このようなポリマーは、テレケリ
ツクポリマーと呼ばれ、接着剤、シーリング剤、コーテ
ィング剤等として用いられている。テレケリツクポリマ
ーの代表例としては分子末端に水酸基を有するポリエー
テルやポリエステル等を挙げることができ、これらのポ
リマーは、ポリイソシアネート化合物を用いて硬化せし
められ得る。
最近主鎖としてポリイソブチレンを用いる末端官能性ポ
リマーが提案されている(米国特許第4276394号
明細書)。ポリイソブチレンは元来耐候性、電気絶縁性
や誘電特性等の電気特性及びガスバリヤ−性等に優れて
おり、従って斯かる末端官能性ポリイソブチレンは種々
の新しい用途に期待されている。而して上記末端官能性
ポリイソブチレンとして、高い末端官能度を有し、且つ
狭い分子量分布を有しているものの開発が特に要望され
ている。
しかしながら、上記米国特許第4276394号明細書
に開示の方法によれば、高い末端官能度を有し、且つ狭
い分子量分布を有している末端官能性イソブチレン系ポ
リマーを製造することは不可能である。即ち、該米国特
許明細書には、末端官能性インブチレン系ポリマーは、
開始剤兼連鎖移動剤及び触媒の存在下にイソブチレンを
カチオン重合させるイエファー法と呼ばれる方法により
製造されることが開示されている。該米国特許明細書に
記載されている重合方法はバッチ式(回分式)であり、
得られるポリマーは、末端官能度が低く、しかも広い分
子量分布を有するものである。
この原因としては重合の進行に伴って原料化合物濃度が
変化する、重合速度が速く、重合時に重合系の温度が急
激に変化する、等が考えられていた。
このような欠点を解決するために、連続重合法が提案さ
れている(例えば特開昭62−131002号公報、P
olymer Bulletln  第14号、第25
1−257頁(1985)等参照)。
しかしながら、連続重合法は、複雑で且つ高価な装置を
必要とし、小規模でのポリマー生産には不適当である。
本発明の目的は、連続重合法によることなく、バッチ式
で、高い末端官能度を有し、且つ狭い分子量分布を有す
る末端官能性イソブチレン系ポリマーを製造し得る方法
を提供することにある。
問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、 (A)イソブチレンを含有するカチオン重合性モノマー (B)開始剤兼連鎖移動剤としての下記基〔ここでYは
ハロゲン原子又はRCOO−11(Rは一価の有機基)
を示す。R1は多価芳香環基又は置換もしくは未置換の
多価脂肪族炭化水素基を示す。R2及びR3は、同−又
は異なって、水素原子又は置換もしくは未置換の一価炭
化水素基を示す。但しR1が多価脂肪族炭化水素基を示
す場合には、R2及びR3は共に水素原子であることは
ない。〕で表わされる基を有する有機化合物、及び(C
)ルイス酸 を用いてカチオン重合を行ない、ハロゲン原子又はRC
OO−(Rは前記に同じ)に基づく官能性末端を有する
イソブチレン系ポリマーを製造するに際し、重合反応系
の温度をほぼ一定に保持できる範囲内で、上記(A)成
分、(B)成分及び(C)成分のいずれか1つの成分を
他の2つの成分に間歇的に又は連続的に添加することを
特徴とする官能性末端を有するイソブチレン系ポリマー
の製造法に係る。
本発明の方法によれば、バッチ式で、ビニファー法を用
いて、高い末端官能度を有し、且つ狭い分子量分布を有
する末端官能性イソブチレン系ポリマーを製造し得る。
従来のバッチ式では、得られるポリマーの分子量分布は
広いものであったが、本発明の方法ではバッチ式であり
ながらも、分子量分布の狭い所望のポリマーが得られる
のである。
この理由については、未だ明らかではなく、現在解明中
であるが、ビニファー法によるカチオン重合で得られる
ポリマーの分子量は、重合反応系内の反応物濃度に影響
されずに、重合温度に影響を受け、従って重合温度を一
定に維持さえできれば分子量分布の狭いポリマーが得ら
れるものと考えられている。
本明細書において、イソブチレンを含有するカチオン重
合性モノマーとは、イソブチレンのみからなるモノマー
に限定されるものではなく、イソブチレンの50重量%
(以下単に「%」と記す)以下をイソブチレンと共重合
し得るカチオン重合性モノマーで置換したモノマーを意
味する。
イソブチレンと共重合し得るカチオン重合性モノマーと
しては、例えば炭素数3〜12のオレフィン類、共役ジ
エン類、ビニルエーテル類、芳香族ビニル化合物類、ビ
ニルシラン類、アリルシラン類等が挙げられる。これら
の中でも炭素数3〜12のオレフィン類及び共役ジエン
類が好ましい。
前記イソブチレンと共重合し得るカチオン重合性モノマ
ーの具体例としては、例えばプロピレン、1−ブテン、
2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1
−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、ヘキ
セン、ビニルシクロヘキサン、ブタジェン、イソプレン
、シクロペンタジェン、メチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、スチレン
、α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、モノクロロ
スチレン、ジクロロスチレン、β−ピネン、インデン、
ビニルトリクロロシラン、ビニルメチルジクロロシラン
、ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルメトキ
シシラン、ビニルトリメチルシラン、ジビニルジクロロ
シラン、ジビニルジメトキシシラン、ジビニルジメチル
シラン、1゜3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサン、トリビニルメチルシラン、テトラビ
ニルシラン、アリルトリクロロシラン、アリルメチルジ
クロロシラン、アリルジメチルクロロシラン、アリルジ
メチルメトキシシラン、アリルトリメチルシラン、ジア
リルジクロロシラン、ジアリルジメトキシシラン、ジア
リルジメチルシラン、。
γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−メタクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシ
シラン等が挙げられる。これらの中で、プロピレン、1
−ブテン、2−ブテン、スチレン、ブタジェン、イソプ
レン、シクロペンタジェン等が好適である。これらイソ
ブチレンと共重合し得るカチオン重合性モノマーは、一
種単独でイソブチレンと併用してもよいし、2種以上で
併用してもよい。
本発明で用いられる開始剤兼連鎖移動剤である一般式(
I)で表わされる基を有する化合物の例としては、一般
式(n) AXn            (IF)〔式中Aは1
〜4個の芳香環を有する基、Xは一般式(III) c−y (III) (ここでR4及びR5は、同−又は異なって、水素原子
、炭素数1〜20の1価の炭化水素基を示す。Yは前記
に同じ。)で表わされる芳香環に結合した基を示す。n
は1〜6の整数を示す。〕 で表わされる化合物、一般式(IV) BZm           (IV)〔式中Bは炭素
数4〜40の炭化水素基を示す。
2は第3級炭素原子に結合したハロゲン原子又はRCO
O−基(Rは前記と同じ)を示す。mは1〜4の整数を
示す。〕 で表わされる化合物及びα−ハロスチレン単位を有する
オリゴマー等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。これらの化合物は単独で用いてもよく、2種
以上併用してもよい。
一般式(II)における1〜4個の芳香環を有する基で
あるAは、縮合反応により形成されたものでもよく、非
縮合系のものでもよい。このような芳香環を有する基の
具体例として、例えば1〜6価のフェニル基、ビフェニ
ル基、ナフタレン基、アントラセン基、フェナンスレン
基、ピレン基、Ph  (CH2)Q Ph基(Qは1
〜10の整数)等が挙げられ、これらの芳香環を有する
基は炭素数1〜20の直鎖及び(又は)枝分れの脂肪族
炭化水素基や、水酸基、エーテル基、ビニル基等の官能
基を有する基、ハロゲン原子等で置換されていてもよい
また、一般式(IV)における2は、第3級炭素原子に
結合したFSCQSBrSIの如きハロゲン原子又はR
COO−基であり、一般式(IV)におけるBは炭素数
4〜40の炭化水素基、好ましくは脂肪族炭化水素基で
ある。Bで示される炭化水素基の炭素数が4未満になる
とハロゲン原子又はRCOO−基の結合する炭素が第3
級炭素原子でなくなり、重合が進みにくくなって好適に
使用し難くなる。
α−ハロスチレン単位を有するオリゴマーとしては、例
えばα−クロロスチレンのオリゴマーや、α−クロロス
チレンとこれと共重合し得る単量体とを共重合させたオ
リゴマー等が挙げられる。
本発明の方法において、一般式(I)で表わされる結合
状態のハロゲン原子又はRCOO−基を2個以上有する
化合物、又は一般式(I)で表わされる結合状態のハロ
ゲン原子又はRCOO−基と他の反応性官能基とを有す
る化合物を開始剤兼連鎖移動剤として用いると、両末端
官能性の重合体、所謂テレケリツク重合体を得ることが
でき、その末端官能化度を高くできるので非常に有効で
ある。
前記開始剤兼連鎖移動剤の具体例としては、例えば CH3 CH3 H3 ては、 α−クロロスチレンのオリゴマーのようなハロゲン原子
含有有機化合物又はRCOO−基含有有機化合物が挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。これら化
合物の中で好ましいものとしCH3 CH3 のような安定な炭素陽イオンを生成し−5,ルーC(C
H3)2 CQ又は−C(CH3) 2 B rを有す
るハロゲン原子含有有機化合物や、O CH3 のようなCH3COO−基含有有機化合物等が挙げられ
る。
これらの化合物は開始剤兼連鎖移動剤として使用される
成分であり、その使用量により、得られるポリマーの分
子量をコントロールすることができるが、通常イソブチ
レンを含有するカチオン重合性モノマーに対して0.0
1〜20%程度、好ましくは0.1〜10%程度の割合
で使用するのがよい。
本発明に用いるルイス酸は、触媒として使用される成分
である。ルイス酸としては、従来公知のものを広く使用
でき、例えば一般式MX’ n (Mは金属原子、X′
はハロゲン原子)で表される化合物、具体的にはBCQ
3、AQ CQ3、S n CQ A 、T I CQ
 t 、V CQ s 、F e CQ 8、BF3等
が挙げられる。これらのルイス酸のうち、BCQ3.5
nCQ4 、TiCQ4等が好ましく、BC93が特に
好ましい。
上記ルイス酸の使用量は、開始剤兼連鎖移動剤のモル数
に対し、0.1〜10倍程度が好ましく、2〜5倍程度
がより好ましい。
本発明において、重合溶媒としては、不活性溶媒である
限り従来公知のものを広く使用でき、その具体例として
は、例えばクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
クロロエタン、塩化メチレン、1.1−ジクロロエタン
、1,2−ジクロロエタン、1,1.1−)ジクロロエ
タン、1,1゜2−トリクロロエタン、1.1,2.2
−テトラクロロエタン、テトラクロロエチレン等のハロ
ゲン化炭化水素化合物、n−ヘキサン、n−ペンタン等
の脂肪族炭化水素化合物等が挙げられる。これらは、一
種単独で、又は2種以上混合して使用され得る。
本発明においては、上記溶媒に更にニトロ基を有する有
機化合物を添加した溶媒を使用するのが好ましく、この
場合には本発明の所期の効果が顕著に発現される。ニト
ロ基を有する有機化合物としては、従来公知のものを広
く使用でき、例えばニトロメタン、ニトロエタン、1−
ニトロプロパン、2−ニトロプロパン、ニトロベンゼン
、ニトロトルエン、o +、 m−もしくはp−ジニト
ロベンゼン等が挙げられる。これらは、1種又は2種以
上混合して使用され得る。これらニトロ基を有する有機
化合物の中では、2個以下のニトロ基を有するニトロ化
炭化水素が好ましい。
上記ニトロ基を有する有機化合物と上記溶媒との混合割
合としては、特に限定されるものではないが、通常後者
100重量部(以下単に「部」と記す)に対して前者を
0.1〜100部程度、好ましくは0.5〜20部程度
とするのがよい。
本発明の方法を実施するに際しては、重合反応系の温度
をほぼ一定に保持できる範囲内で、上記(A)成分、(
B)成分及び(C)成分のいずれか1つの成分を他の2
つの成分に間歇的に又は連続的に添加することが要求さ
れる。このようにしないと、本発明の所期の目的を達成
することが不可能になる。本発明では、重合反応系の温
度変化が通常25℃程度以下、好ましくは20℃程度以
下に止まるように、上記操作を行なうのがよい。
間歇的に添加する場合は、1つの成分を2回以上、更に
は3回以上に分けて添加することが好ましいが、更に添
加回数を多くすることは差し支えなく、5回以上或いは
10回以上にしてもよい。
本発明では、特に(A)成分及び(C)成分に(B)成
分を間歇的に又は連続的に添加するのが望ましいうまた
(A)成分及び(B)成分に(C)成分を間歇的に又は
連続的に添加してもよい。
本発明の方法において、重合初期の段階の重合温度とし
ては、−10〜−120℃程度が好ましく、更:こ好ま
り、 <は−20〜−80℃程度、特にと好ま17<は
−50〜−80℃程度するのがよい。
電会誌間は、反応容器を冷却する能力や重合のスケール
等により異なり、−概には言えないが通常1〜300分
程度、好ましくは5〜120分程度である。また重合時
のモノマー濃度としては、0.1〜8モル/Q程度が好
ましく、0.5〜5モル/Q程度がより好ましい。
本発明において、上記カチオン重合性モノマーの重合反
応の停止は、特に限定されるものではなく、従来の慣用
手段をいずれも適用することができる。本発明では、特
にメタノール等のアルコール類の添加により重合反応を
停止させるのが好ましい。
発明の効果 本発明の方法によれば、連続重合法によることなく、バ
ッチ式で、高い末端官能度を有し、且つ狭い分子量分布
を有する末端官能性イソブチレン系ポリマーを製造し得
る。また、本発明の方法では、複雑で且つ高価な装置を
なんら必要としないので、小規模でのポリマーの生産に
も適するものである。
実施例 以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
実施例1 2Qのステンレス製オートクレーブに攪拌用羽根、三方
コック及び真空ラインを期付けて、真空ラインで真空に
引きながら重合容器を100℃で1時間加熱することに
より乾燥させ、室温まで冷却後、三方コックを用いて窒
素で常圧に戻した。
その後、三方コックの一方から窒素を流しながら、注射
器を用いてオートクレーブに水素化カルシウム処理によ
り乾燥させた主溶媒である1、1−ジクロロエタン11
00mQを導入した。更に塩化カルシウム処理により乾
燥させた添加溶媒であるニトロエタン45鵬を導入した
次に、酸化バリウムを充填したカラムを通過させること
により脱水したイソブチレンが200g入っているニー
ドルバルブ付耐圧ガラス製液化ガス採取管を三方コック
に接続した後、容器本体を一70℃のドライアイス−ア
セトン浴に浸漬し、重合容器内部を攪拌しながら1時間
冷却した。冷却後、真空ラインにより内部を減圧にした
後、ニードルバルブを開け、イソブチレンを耐圧ガラス
製液化ガス採取管から重合容器に導入した。その後、三
方コックの一方から窒素を流すことにより常圧に戻し、
更に攪拌下に1時間冷却を続け、重合容器内を一50℃
まで冷却した。
次に、三塩化ホウ素溶液(三塩化ホウ素210ミリモル
含有)を注射器を用いて三方コックから添加した後、1
.4−ビス(α−クロロイソプロピル)ベンゼン(以下
rp−DCCJという)60ミリモルを溶解させた20
0mQの1.1−ジクロロエタン溶液を50−ずつ3分
毎に4回加えた後50分間経過した時点で、予め一40
℃以下に冷却しておいたメタノールを添加することによ
り重合を停止させた。
重合停止後、重合容器を室温まで戻して反応混合物をナ
ス型フラスコに取出し、未反応のイソブチレン、1,1
−ジクロロエタン、ニトロエタン及びメタノールを留去
し、残ったポリマーを10100Oのn−ヘキサンに溶
解後、中性になるまでこの溶液の水洗を繰返した。その
後、このn−ヘキサン溶液を300−まで濃縮し、2Q
のアセトンにこの濃縮溶液を注ぎ込むことによりポリマ
ーを沈澱分離させた。
このようにして得られたポリマーを再び1000−のn
−ヘキサンに溶解させ、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過し、n−ヘキサンを減圧留去することにより、
イソブチレン系ポリマーを得た。
得られたポリマーの収量より収率を算出すると共に、¥
7in及びMW/MnをGPC法により、また末端構造
を’ H−NMR(300MHz )法により各構造に
帰属するプロトンの共鳴信号の強度を測定、比較するこ
とにより求めた。結果を下記第1表に示す。
また、重合処決は実施例1と全く同じであるが、モノマ
ー、溶剤及びBC9sを含む系中にp−DCCを一度に
加えた時の結果を比較例1として第1表に示す。
比較例1では、p−Decを一度に加えているので温度
は30℃も上がっている。比較例1の方法では、これ以
上のスケールアップは、昇温のため難しいと思われる。
しかし、実施例1の方法では、特に大規模な冷却装置を
用いなくてもスケールアップは可能である。
実施例2 109のステンレス製容器に撹拌用羽根、三方コック、
真空ラインを取付けて、真空ラインで真空に引きながら
重合容器を100℃で1時間加熱することにより乾燥さ
せ、室温まで冷却後、三方コックを用いて窒素で常圧に
戻した。
その後、三方コックの一方から窒素を流しながら、注射
器を用いてオートクレーブに水素化カルシウム処理によ
り乾燥させた主溶媒である1、1−ジクロロエタン28
00mQを導入した。次いで、塩化カルシウム処理によ
り乾燥させた添加溶媒であるニトロエタン1601TI
12を導入した。
次に、酸化バリウムを充填したカラムを通過させること
により脱水したイソブチレンが500g入っているニー
ドルバルブ付耐圧ガラス製液化ガス採取管を三方コック
に接続した後、容器本体を一70℃のドライアイス−ア
セトンバスに浸漬し、重合容器内部を撹拌しながら1時
間冷却した。冷却後、真空ラインにより内部を減圧にし
た後、ニードルバルブを開け、イソブチレンを耐圧ガラ
ス製液化ガス採取管から重合容器に導入した。その後、
三方コックの一方から窒素を流すことにより常圧に戻し
、さらに撹拌下に1時間冷却を続け、重合容器内を一6
0℃まで冷却した。
次に、三塩化硼素溶液(三塩化硼素530ミリモル含有
)を注射器を用いて三方コックから添加した。三塩化硼
素溶液を加えた後、p−DCC170ミリモルを溶解さ
せた500ftIQの1.1−ジクロロエタン溶液を3
0分要して連続的に滴下ロートから滴下した。p−Dc
e溶液を滴下している間、重合溶液の温度をほぼ一60
℃に保った。
p−DCC滴下終了後、重合溶液を一60℃で1時間撹
拌した後、予め一40℃以下に冷却しておいてメタノー
ルを添加することにより重合を停止させた。
重合停止後、重合容器を0℃まで戻して反応混合物を飽
和重曹水5Qと共に1時間撹拌した。更に有機水5Qで
2回洗浄した後、反応混合物をナス型フラスコに取り出
し、未反応のイソブチレン、1.1−ジクロロエタン、
ニトロエタンを留去し、残ったポリマーを500mQの
n−ヘキサンに溶解後、5Qのアセトンにこの濃縮溶液
を注ぎ込むことによりポリマーを沈澱分離させた。
このようにして得られたポリマーを再び5Qのn−ヘキ
サンに溶解させ、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾
過し、n−へキサンを減圧留去することにより、イソブ
チレン系ポリマーを得た。
得られたポリマーの収量より収率を算出すると共に、M
n及びuw/unをGPC法により、また末端構造を’
H−NMR(300MHz )法により各構造に帰属す
るプロトンの共鳴信号の強度を測定、比較することによ
り求めた。結果を第2表に示す。
実施例2よりp−DCCを連続的に添加した場合、1バ
ッチ当り500gのスケールでも望ましいポリイソブチ
レン系ポリマーが得られることが明らかになった。また
、p−DCCを連続的に添加すると温度の上昇幅をかな
り小さくできることが明らかになった。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1](A)イソブチレンを含有するカチオン重合性モ
    ノマー (B)開始剤兼連鎖移動剤としての下記基 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここでYはハロゲン原子又はRCOO−基(Rは一価
    の有機基)を示す。R_1は多価芳香環基又は置換もし
    くは未置換の多価脂 肪族炭化水素基を示す。R_2及びR_3は、同一又は
    異なって、水素原子又は置換もし くは未置換の一価炭化水素基を示す。但し R_1が多価脂肪族炭化水素基を示す場合には、R_2
    及びR_3は共に水素原子であることはない。〕 で表わされる基を有する有機化合物、及び (C)ルイス酸 を用いてカチオン重合を行ない、ハロゲン原子又はRC
    OO−(Rは前記に同じ)に基づく官能性末端を有する
    イソブチレン系ポリマーを製造するに際し、重合反応系
    の温度をほぼ一定に保持できる範囲内で、上記(A)成
    分、(B)成分及び(C)成分のいずれか1つの成分を
    他の2つの成分に間歇的に又は連続的に添加することを
    特徴とする官能性末端を有するイソブチレン系ポリマー
    の製造法。 [2](A)成分及び(C)成分に(B)成分を間歇的
    に又は連続的に添加する請求項[1]記載の製造法。
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JPS62127301A (ja) * 1985-11-23 1987-06-09 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト カチオン重合による重合体の製造

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