JPH0221304B2 - - Google Patents
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- JPH0221304B2 JPH0221304B2 JP58145361A JP14536183A JPH0221304B2 JP H0221304 B2 JPH0221304 B2 JP H0221304B2 JP 58145361 A JP58145361 A JP 58145361A JP 14536183 A JP14536183 A JP 14536183A JP H0221304 B2 JPH0221304 B2 JP H0221304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure roller
- conveyor
- decorative board
- paint
- roller
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は意匠模様を有する化粧板の製造法に関
するものである。 近年、化粧板の表面に例えば合成樹脂、セメン
ト、骨材、又は充填材を含有する塗料を平滑に塗
布することなく、その表面に液滴がランダムに散
乱し、多数の凸部模様ができるように塗料を塗布
した化粧板が知られている。また、この化粧板の
表面に存在する多数の凸部を塗料が完全に乾燥し
固まらないうちに、例えば、ローラーで押え、凸
部のみを適度に偏平とすることにより、意匠効果
を高めた化粧板も知られている。この意匠模様を
有する化粧板はとくに、壁材、天井材などの建築
用として多く利用されている。 しかしながら、従来、この意匠模様を有する化
粧板については、化粧板自身の製造は直接、建築
現場などで実施されており、模様の付いた化粧板
自体を工場生産することは行なわれていない。要
するに、対象とする板状物にその表面に液滴が生
ずるように塗料を塗布することはスプレーガンな
どで吹き付け塗装することにより、比較的に容易
にできるが、その後、液滴である凸部表面を押圧
する作業、通称、山押えの際に、ローラー表面に
塗料の付着があり、また、山押えが均一にでき
ず、場合によつては、塗料が剥離するなどの問題
点があるため、その対象物に応じて、熟練技術者
の手によつて建築現場において実施(製造)され
ているのが現状である。 本発明者は上記実情に鑑み、上述のような意匠
模様を有する化粧板を均一に、かつ、連続的に工
場生産できる方法を得るべく種々、検討した結
果、ある特定の方法により山押え処理を連続的に
実施するときには、ローラへの塗料の付着はほと
んどなく、また、均一な山押えができ、安定した
品質の化粧板を連続的に製造できることを見い出
し本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の要旨とするところは、表面
に塗料の液滴がランダムに散乱し、多数の凸部模
様が生ずるように塗料を塗布した化粧板を湿潤状
態のうちに、搬送コンベア上で移送させながら、
該コンベアの上部短手方向で、少なくとも化粧板
の凸部模様と接触する位置に設けられたa搬送コ
ンベアの移動方向と反対方向に回転駆動するか、
又は、b搬送コンベアの移動方向と同一方向で、
しかも、搬送コンベアの移動速度に対して、2倍
以上の速度で回転駆動する押圧ローラーにより、
前記凸部模様を押圧処理することを特徴とする意
匠模様を有する化粧板の製造法に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で対象となる化粧板基材としては、通
常、金属板、合成樹脂板、木板、合板、石膏板、
硅カル板などの窯業系サイヂング板、又はこれら
の積層板等が挙げられ、これらの厚さ及びサイズ
は特に限定されるものではない。本発明ではこれ
らの板状物の表面に、その表面に液滴がランダム
に散乱して存在し、多数の凸部模様が生ずるよう
に塗料を塗布した化粧板を処理するものである
が、この際の塗料の塗布は常法に従つて、例え
ば、散布液滴が大きくなるように調整したスプレ
ーガンなどを用いて実施される。化粧板の表面に
構成される凸部模様の大きさ及びその密度など
は、その際の要求に応じて任意に調節される。ま
た、塗料としは通常、水性のものでも、油性のも
のでも差し支えないが、通常、模様を浮き出させ
るために、例えば合成樹脂、セメント、骨材、又
は充填材などの適当な固形微粒子を含有している
ものが好ましい。塗料の粘度はあまり低くすぎる
と、表面に適当な液滴ができないので、通常、濃
度を調節することにより、又は、添加剤を添加す
ることにより例えば30〜300ポイズ程度のものが
利用される。 本発明においては、上述のような化粧板の凸部
模様の表面を湿潤状態のうちに特定の方法で押圧
処理することにより意匠模様を有する化粧板を連
続的に製造するものである。 本発明では化粧板を搬送コンベア上で移動させ
ながら、その上方短手方向に設けられた自己駆動
する押圧ローラーによつて、化粧板の凸部模様を
押圧するものである。本発明の方法を第1図に示
す装置を用いて実施した場合を例にとり説明す
る。第1図では搬送コンベア1の上方短手方向に
押圧ローラ2が設けられている。そして、化粧板
Aは搬送コンベア1の上部に密着して一端から他
端まで移動され、その途中において、化粧板Aの
凸部Bの表面が押圧ローラー2により押圧される
ように構成されている。 搬送コンベア1は化粧板を水平に移動させるこ
とかできるものであれば特に限定されるものでは
ないが、通常、上面ベルト部が吸引機構を有する
ものであると、化粧板Aと搬送コンベア1との密
着性が良くなり、その結果、化粧板Aのソリが少
なくなるので凸部模様の山押えが均一となり好ま
しい。吸引機構を有する搬送コンベア1として
は、例えばコンベアのテーブル部を上面のみに多
数の吸引穴を有する密閉式の箱型とし、その外面
にパンチングワイドベルトを設け、テーブルの内
部からタービン型フアンなどで空気を抜き出すよ
うにしたものが挙げられる。また、搬送コンベア
1におけるベルトの移動速度は通常、10〜60m/
分である。 一方、押圧ローラー2は搬送コンベア1の短手
方向で化粧板の表面全体を押圧できるように設け
られるが、押圧ローラー2と搬送コンベア1との
間隙は化粧板Aが通過可能であり、しかも、少な
くとも化粧板Aの凸部模様Bに押圧ローラー2が
接触し、その表面を押圧できる程度である。例え
ば、両者の間隙(x)を化粧板の厚さ(y)との
関係で示すと、通常、下式であらわされる範囲と
するのが好ましい。 y≦x<y+5(mm) 本発明においては、押圧ローラ2はa搬送コン
ベアの移動方向と反対方向に回転するか、又はb
搬送コンベアと同一方向で、しかも、搬送コンベ
アの移動速度に対して特定の速度で回転駆動する
ことを必須の用件とするものである。すなわち、
本発明では押圧ローラ2が化粧板Aの凸部模様B
に接触した際の接触点におけるせん断力を小さく
することが必要であり、この結果、押圧ローラー
2の表面への塗料の付着が防止されるのである。
例えば、搬送コンベア1と同一方向で、しかも、
搬送コンベア1の移動速度と同一速度で回転駆動
する押圧ローラーにて押圧処理した場合には、接
触点においてせん断力が大きくなり、押圧ローラ
ーの表面への塗料付着が大きくなる。したがつ
て、この場合には、連続して一定品質の化粧板を
製造することはできない。 押圧ローラー2が搬送コンベア1と反対方向に
回転駆動する場合は、この回転速度は比較的に広
範囲より選ぶことができ、通常、搬送コンベア1
の移動速度に対して、0.5〜5倍である。また、
押圧ローラー2が搬送コンベア1と同一方向に回
転駆動する場合は、搬送コンベア1の移動速度に
対して2倍以上、好ましくは2.5〜3倍であるこ
とが必要である。なお、本発明で言う押圧ローラ
ー2の回転速度とは押圧ローラー2の外周におけ
る速度を言うものである。 本発明では上述のように特定の回転駆動をする
押圧ローラー2により化粧板Aの凸部模様Bを押
圧処理するものであるが、特に、搬送コンベア1
の移動方向と反対方向に回転する押圧ローラー2
により押圧処理する場合の方が押圧ローラー2表
面への塗料付着が少なく、長時間安定した処理が
できるので好ましい。 押圧ローラー2の材質としては、通常、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、フツ
素樹脂などの合成樹脂;銅、クロム、ニツケル、
アルミニウムなどの金属;セラミツク、ガラスな
どの無機材料などが挙げられる。例えば、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルが水性塗料に対して付着
が特に少ないので好ましい。また、本発明での押
圧ローラー2の大きさは特に制約を受けないが、
通常、径が100〜300m/m程度のものが好まし
い。 押圧ローラー2の駆動は通常、直接、押圧ロー
ラー2と駆動装置とを連結してもよいが、例え
ば、離型剤を供給するためのドクターローラー3
と押圧ローラー2とをギヤー連結し、ドクターロ
ーラー3を駆動させることにより、押圧ローラー
2を一緒に駆動させてもよい。 本発明では通常、押圧ローラー2の表面に離型
剤を連続的に塗布するが、離型剤の塗布は例え
ば、押圧ローラー1と接して回転するドクターロ
ーラー3を設け、この両ローラーの上部に離型剤
を供給することにより、押圧ローラー2の回転に
合せて、その表面に離型剤を塗布することができ
る。 この場合、ドクターロール3の材質は通常、ゴ
ム又はスポンジゴムが好ましいが、布やソフトセ
ラミツクなどでもよい。また、ドクターローラー
3の径は例えば、押圧ローラー2の径に対して、
0.5〜0.8倍程度である。このドクターローラー3
の回転速度は通常、押圧ローラー2と同程度が好
ましい。 また、押圧ローラー2の表面に直接、離型剤を
スプレーする方法でもよい。更に、場合により、
押圧ローラー2に離型剤を塗布することなく、処
理する化粧板の表面に、直接、離型剤を塗布する
方法を採用することもできる。 本発明で用いる離型剤の種類は押圧ローラー2
の材質及び塗料の種類により異なるが、通常、
SP値(濡れ係数)が押圧ローラー2の材質とは
同程度であり、しかも、塗料とは差が大きい値を
有するものが好ましい。実際に用いられる離型剤
の具体例としては、例えば、灯油、トルエン、キ
シレン、油、撥水剤、活性剤など公知のものが上
げられる。なお、参考のために、押圧ローラー、
塗料用材及び離型材として一般的に用いられるも
のにつき、そのSP値を例示すと下表の通りであ
る。
するものである。 近年、化粧板の表面に例えば合成樹脂、セメン
ト、骨材、又は充填材を含有する塗料を平滑に塗
布することなく、その表面に液滴がランダムに散
乱し、多数の凸部模様ができるように塗料を塗布
した化粧板が知られている。また、この化粧板の
表面に存在する多数の凸部を塗料が完全に乾燥し
固まらないうちに、例えば、ローラーで押え、凸
部のみを適度に偏平とすることにより、意匠効果
を高めた化粧板も知られている。この意匠模様を
有する化粧板はとくに、壁材、天井材などの建築
用として多く利用されている。 しかしながら、従来、この意匠模様を有する化
粧板については、化粧板自身の製造は直接、建築
現場などで実施されており、模様の付いた化粧板
自体を工場生産することは行なわれていない。要
するに、対象とする板状物にその表面に液滴が生
ずるように塗料を塗布することはスプレーガンな
どで吹き付け塗装することにより、比較的に容易
にできるが、その後、液滴である凸部表面を押圧
する作業、通称、山押えの際に、ローラー表面に
塗料の付着があり、また、山押えが均一にでき
ず、場合によつては、塗料が剥離するなどの問題
点があるため、その対象物に応じて、熟練技術者
の手によつて建築現場において実施(製造)され
ているのが現状である。 本発明者は上記実情に鑑み、上述のような意匠
模様を有する化粧板を均一に、かつ、連続的に工
場生産できる方法を得るべく種々、検討した結
果、ある特定の方法により山押え処理を連続的に
実施するときには、ローラへの塗料の付着はほと
んどなく、また、均一な山押えができ、安定した
品質の化粧板を連続的に製造できることを見い出
し本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の要旨とするところは、表面
に塗料の液滴がランダムに散乱し、多数の凸部模
様が生ずるように塗料を塗布した化粧板を湿潤状
態のうちに、搬送コンベア上で移送させながら、
該コンベアの上部短手方向で、少なくとも化粧板
の凸部模様と接触する位置に設けられたa搬送コ
ンベアの移動方向と反対方向に回転駆動するか、
又は、b搬送コンベアの移動方向と同一方向で、
しかも、搬送コンベアの移動速度に対して、2倍
以上の速度で回転駆動する押圧ローラーにより、
前記凸部模様を押圧処理することを特徴とする意
匠模様を有する化粧板の製造法に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で対象となる化粧板基材としては、通
常、金属板、合成樹脂板、木板、合板、石膏板、
硅カル板などの窯業系サイヂング板、又はこれら
の積層板等が挙げられ、これらの厚さ及びサイズ
は特に限定されるものではない。本発明ではこれ
らの板状物の表面に、その表面に液滴がランダム
に散乱して存在し、多数の凸部模様が生ずるよう
に塗料を塗布した化粧板を処理するものである
が、この際の塗料の塗布は常法に従つて、例え
ば、散布液滴が大きくなるように調整したスプレ
ーガンなどを用いて実施される。化粧板の表面に
構成される凸部模様の大きさ及びその密度など
は、その際の要求に応じて任意に調節される。ま
た、塗料としは通常、水性のものでも、油性のも
のでも差し支えないが、通常、模様を浮き出させ
るために、例えば合成樹脂、セメント、骨材、又
は充填材などの適当な固形微粒子を含有している
ものが好ましい。塗料の粘度はあまり低くすぎる
と、表面に適当な液滴ができないので、通常、濃
度を調節することにより、又は、添加剤を添加す
ることにより例えば30〜300ポイズ程度のものが
利用される。 本発明においては、上述のような化粧板の凸部
模様の表面を湿潤状態のうちに特定の方法で押圧
処理することにより意匠模様を有する化粧板を連
続的に製造するものである。 本発明では化粧板を搬送コンベア上で移動させ
ながら、その上方短手方向に設けられた自己駆動
する押圧ローラーによつて、化粧板の凸部模様を
押圧するものである。本発明の方法を第1図に示
す装置を用いて実施した場合を例にとり説明す
る。第1図では搬送コンベア1の上方短手方向に
押圧ローラ2が設けられている。そして、化粧板
Aは搬送コンベア1の上部に密着して一端から他
端まで移動され、その途中において、化粧板Aの
凸部Bの表面が押圧ローラー2により押圧される
ように構成されている。 搬送コンベア1は化粧板を水平に移動させるこ
とかできるものであれば特に限定されるものでは
ないが、通常、上面ベルト部が吸引機構を有する
ものであると、化粧板Aと搬送コンベア1との密
着性が良くなり、その結果、化粧板Aのソリが少
なくなるので凸部模様の山押えが均一となり好ま
しい。吸引機構を有する搬送コンベア1として
は、例えばコンベアのテーブル部を上面のみに多
数の吸引穴を有する密閉式の箱型とし、その外面
にパンチングワイドベルトを設け、テーブルの内
部からタービン型フアンなどで空気を抜き出すよ
うにしたものが挙げられる。また、搬送コンベア
1におけるベルトの移動速度は通常、10〜60m/
分である。 一方、押圧ローラー2は搬送コンベア1の短手
方向で化粧板の表面全体を押圧できるように設け
られるが、押圧ローラー2と搬送コンベア1との
間隙は化粧板Aが通過可能であり、しかも、少な
くとも化粧板Aの凸部模様Bに押圧ローラー2が
接触し、その表面を押圧できる程度である。例え
ば、両者の間隙(x)を化粧板の厚さ(y)との
関係で示すと、通常、下式であらわされる範囲と
するのが好ましい。 y≦x<y+5(mm) 本発明においては、押圧ローラ2はa搬送コン
ベアの移動方向と反対方向に回転するか、又はb
搬送コンベアと同一方向で、しかも、搬送コンベ
アの移動速度に対して特定の速度で回転駆動する
ことを必須の用件とするものである。すなわち、
本発明では押圧ローラ2が化粧板Aの凸部模様B
に接触した際の接触点におけるせん断力を小さく
することが必要であり、この結果、押圧ローラー
2の表面への塗料の付着が防止されるのである。
例えば、搬送コンベア1と同一方向で、しかも、
搬送コンベア1の移動速度と同一速度で回転駆動
する押圧ローラーにて押圧処理した場合には、接
触点においてせん断力が大きくなり、押圧ローラ
ーの表面への塗料付着が大きくなる。したがつ
て、この場合には、連続して一定品質の化粧板を
製造することはできない。 押圧ローラー2が搬送コンベア1と反対方向に
回転駆動する場合は、この回転速度は比較的に広
範囲より選ぶことができ、通常、搬送コンベア1
の移動速度に対して、0.5〜5倍である。また、
押圧ローラー2が搬送コンベア1と同一方向に回
転駆動する場合は、搬送コンベア1の移動速度に
対して2倍以上、好ましくは2.5〜3倍であるこ
とが必要である。なお、本発明で言う押圧ローラ
ー2の回転速度とは押圧ローラー2の外周におけ
る速度を言うものである。 本発明では上述のように特定の回転駆動をする
押圧ローラー2により化粧板Aの凸部模様Bを押
圧処理するものであるが、特に、搬送コンベア1
の移動方向と反対方向に回転する押圧ローラー2
により押圧処理する場合の方が押圧ローラー2表
面への塗料付着が少なく、長時間安定した処理が
できるので好ましい。 押圧ローラー2の材質としては、通常、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、フツ
素樹脂などの合成樹脂;銅、クロム、ニツケル、
アルミニウムなどの金属;セラミツク、ガラスな
どの無機材料などが挙げられる。例えば、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルが水性塗料に対して付着
が特に少ないので好ましい。また、本発明での押
圧ローラー2の大きさは特に制約を受けないが、
通常、径が100〜300m/m程度のものが好まし
い。 押圧ローラー2の駆動は通常、直接、押圧ロー
ラー2と駆動装置とを連結してもよいが、例え
ば、離型剤を供給するためのドクターローラー3
と押圧ローラー2とをギヤー連結し、ドクターロ
ーラー3を駆動させることにより、押圧ローラー
2を一緒に駆動させてもよい。 本発明では通常、押圧ローラー2の表面に離型
剤を連続的に塗布するが、離型剤の塗布は例え
ば、押圧ローラー1と接して回転するドクターロ
ーラー3を設け、この両ローラーの上部に離型剤
を供給することにより、押圧ローラー2の回転に
合せて、その表面に離型剤を塗布することができ
る。 この場合、ドクターロール3の材質は通常、ゴ
ム又はスポンジゴムが好ましいが、布やソフトセ
ラミツクなどでもよい。また、ドクターローラー
3の径は例えば、押圧ローラー2の径に対して、
0.5〜0.8倍程度である。このドクターローラー3
の回転速度は通常、押圧ローラー2と同程度が好
ましい。 また、押圧ローラー2の表面に直接、離型剤を
スプレーする方法でもよい。更に、場合により、
押圧ローラー2に離型剤を塗布することなく、処
理する化粧板の表面に、直接、離型剤を塗布する
方法を採用することもできる。 本発明で用いる離型剤の種類は押圧ローラー2
の材質及び塗料の種類により異なるが、通常、
SP値(濡れ係数)が押圧ローラー2の材質とは
同程度であり、しかも、塗料とは差が大きい値を
有するものが好ましい。実際に用いられる離型剤
の具体例としては、例えば、灯油、トルエン、キ
シレン、油、撥水剤、活性剤など公知のものが上
げられる。なお、参考のために、押圧ローラー、
塗料用材及び離型材として一般的に用いられるも
のにつき、そのSP値を例示すと下表の通りであ
る。
【表】
また、本発明では必要に応じて、押圧ローラー
2の表面に付着した塗料をかき取るためのブレー
ド4を設けてもよい。このブレード4は通常、押
圧ローラー2の表面全体にその先端が密着するよ
うに設けられる。そして、少量の塗料が押圧ロー
ラー2の表面に付着した場合でも、簡単に取り除
くことができ、より安定した化粧板の連続製造が
できるのである。 なお、第2図に示すように押圧ローラー2の表
面全体に、その先端が接触するロール5を設け、
そのロール5にブレード4の先端が当たる様にし
塗料受け6に、少量の塗料が付着した場合回収出
来る様にしても良い。 以上、本発明によれば、上述の押圧装置を用い
て化粧板を搬送コンベア上にて、特定の押圧ロー
ラーにより押圧することにより、塗料が殆んど押
圧ローラーに付着することがなく、均一な押圧処
理が実施できる。したがつて、本発明の意匠模様
を有する化粧板の連続製造が可能となり、建築現
場でなくても工場において大量生産することがで
きるので本発明の工業的価値は極めて大きいもの
である。 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に記載される方法に限定されるものではな
い。 実施例 1〜6 表面に液滴が存在し、多数の凸部模様が生ずる
ように水性塗料を塗布した湿潤状態の化粧板(幅
60cm、厚さ12m/m)を第1図に示す押圧装置を
用いて表面の凸部模様の押圧処理を行なつた。 搬送コンベア1の一端より前記の化粧板Aを20
m/分の速度で移送させながら、その上方短手方
向の全面に設けられた搬送コンベアと反対方向に
同速度で回転する第1表に示す材質よりなる押圧
ローラー2(径21cm)により連続的に化粧板の表
面を押圧処理した。 なお、離型剤は第1表に示すものを用い、ドク
ターローラー3(径12.5cm)と押圧ローラー2の
間に供給し、押圧ローラー2の表面に均一に塗布
した。 上述のようにして化粧板の連続処理を行ない、
この場合の押圧ローラー2への塗料の付着状態及
び一定品質の化粧板を連続して得ることのできる
処理時間を測定したところ、第1表に結果を得
た。 実施例7〜10及び比較例1〜9 実施例3の方法において、押圧ローラー2とし
て、搬送コンベア1の移動方向と同じ方向で、第
2表に示す速度で回転するものを用いて同様の押
圧処理を行なつた場合の結果を第2表に示す。 以上の結果より、押圧ローラーの回転方向が搬
送コンベアの移動方向と同じ場合には、その回転
速度が搬送コンベアの移動速度と同程度では押圧
ローラーへの塗料付着が著しく、実質的に連続処
理ができないことが判る。一方、本発明で規定す
るように、回転方向は同じであつても、押圧ロー
ラーの移動速度が搬送コンベアの移動速度に対し
て2倍以上と速い場合(実施例7〜10)、又は、
押圧ローラーの回転方向が異なる場合(実施例1
〜6)には、安定した良好な押圧処理ができるこ
とが判る。
2の表面に付着した塗料をかき取るためのブレー
ド4を設けてもよい。このブレード4は通常、押
圧ローラー2の表面全体にその先端が密着するよ
うに設けられる。そして、少量の塗料が押圧ロー
ラー2の表面に付着した場合でも、簡単に取り除
くことができ、より安定した化粧板の連続製造が
できるのである。 なお、第2図に示すように押圧ローラー2の表
面全体に、その先端が接触するロール5を設け、
そのロール5にブレード4の先端が当たる様にし
塗料受け6に、少量の塗料が付着した場合回収出
来る様にしても良い。 以上、本発明によれば、上述の押圧装置を用い
て化粧板を搬送コンベア上にて、特定の押圧ロー
ラーにより押圧することにより、塗料が殆んど押
圧ローラーに付着することがなく、均一な押圧処
理が実施できる。したがつて、本発明の意匠模様
を有する化粧板の連続製造が可能となり、建築現
場でなくても工場において大量生産することがで
きるので本発明の工業的価値は極めて大きいもの
である。 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に記載される方法に限定されるものではな
い。 実施例 1〜6 表面に液滴が存在し、多数の凸部模様が生ずる
ように水性塗料を塗布した湿潤状態の化粧板(幅
60cm、厚さ12m/m)を第1図に示す押圧装置を
用いて表面の凸部模様の押圧処理を行なつた。 搬送コンベア1の一端より前記の化粧板Aを20
m/分の速度で移送させながら、その上方短手方
向の全面に設けられた搬送コンベアと反対方向に
同速度で回転する第1表に示す材質よりなる押圧
ローラー2(径21cm)により連続的に化粧板の表
面を押圧処理した。 なお、離型剤は第1表に示すものを用い、ドク
ターローラー3(径12.5cm)と押圧ローラー2の
間に供給し、押圧ローラー2の表面に均一に塗布
した。 上述のようにして化粧板の連続処理を行ない、
この場合の押圧ローラー2への塗料の付着状態及
び一定品質の化粧板を連続して得ることのできる
処理時間を測定したところ、第1表に結果を得
た。 実施例7〜10及び比較例1〜9 実施例3の方法において、押圧ローラー2とし
て、搬送コンベア1の移動方向と同じ方向で、第
2表に示す速度で回転するものを用いて同様の押
圧処理を行なつた場合の結果を第2表に示す。 以上の結果より、押圧ローラーの回転方向が搬
送コンベアの移動方向と同じ場合には、その回転
速度が搬送コンベアの移動速度と同程度では押圧
ローラーへの塗料付着が著しく、実質的に連続処
理ができないことが判る。一方、本発明で規定す
るように、回転方向は同じであつても、押圧ロー
ラーの移動速度が搬送コンベアの移動速度に対し
て2倍以上と速い場合(実施例7〜10)、又は、
押圧ローラーの回転方向が異なる場合(実施例1
〜6)には、安定した良好な押圧処理ができるこ
とが判る。
【表】
【表】
第1図及び第2図は本発明の化粧板の押圧処理
に用いる実施例の押圧装置を示す説明図であり、
1は搬送コンベア、2は押圧ローラー、3はドク
ターローラー、4はブレード、5はクリーニグロ
ール、6は塗料受けを示す。
に用いる実施例の押圧装置を示す説明図であり、
1は搬送コンベア、2は押圧ローラー、3はドク
ターローラー、4はブレード、5はクリーニグロ
ール、6は塗料受けを示す。
Claims (1)
- 1 表面に塗料の液滴がランダムに散乱し、多数
の凸部模様が生ずるように塗料を塗布した化粧板
を湿潤状態のうちに、搬送コンベア上で移送させ
ながら、該コンベアの上部短手方向で、少なくと
も化粧板の凸部模様と接触する位置に設けられた
a搬送コンベアの移動方向と反対方向に回転駆動
するか、又は、b搬送コンベアの移動方向と同一
方向で、しかも、搬送コンベアの移動速度に対し
て、2倍以上の速度で回転駆動する押圧ローラー
により、前記凸部模様を押圧処理することを特徴
とする意匠模様を有する化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58145361A JPS6040251A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 化粧板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58145361A JPS6040251A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 化粧板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6040251A JPS6040251A (ja) | 1985-03-02 |
| JPH0221304B2 true JPH0221304B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=15383420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58145361A Granted JPS6040251A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 化粧板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040251A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0474781U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-30 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5439908B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-03-12 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シートの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857989B2 (ja) * | 1980-03-01 | 1983-12-22 | 大日本塗料株式会社 | 凹凸塗膜の凸部の押えならし方法 |
-
1983
- 1983-08-08 JP JP58145361A patent/JPS6040251A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0474781U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6040251A (ja) | 1985-03-02 |
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