JPH02217184A - 制振効果を有する導電用クラッドばね材の製造方法 - Google Patents

制振効果を有する導電用クラッドばね材の製造方法

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JPH02217184A
JPH02217184A JP3662689A JP3662689A JPH02217184A JP H02217184 A JPH02217184 A JP H02217184A JP 3662689 A JP3662689 A JP 3662689A JP 3662689 A JP3662689 A JP 3662689A JP H02217184 A JPH02217184 A JP H02217184A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、振動を発生し易いところに使用して優れた制
振効果を有するクラッドはね材およびその製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 最近の金属材料に対する特性の要求は、非常に多様化し
複雑化してきており、羊−材料によってこれらの要求に
十分に対応することは困難な場合が多い。
ステンレス鋼とくに析出硬化型セミオーステナイト系ス
テンレス鋼く例えば17−7PH鋼)の両面に銅をクラ
ッドした銅/ステンレス鋼/銅の3層クラッド材は、ス
テンレス鋼の有する優れたばね限界値や弾性係数と銅の
有する優れた導電性とを効率よく組合せ通常のばね材料
革独では得られない高導電性とばね限界値および弾性係
数を併せ保有させたものであり、電子機器や小型電気部
品などにおける高特性の導電用ばね材やその他の用途に
実用化されている。
[発明か解決しようとする課題] 上記した銅/ステンレス鋼/銅の3層クラッド材の用途
の一つに、第4図に示した小型モータのブラシ固定用は
ね片としての使用かある。図において20はスリットロ
ータであり、上記クラッド材よりなるばねハ22のばね
付勢によってカーボンブラシ21をロータ20に押圧接
触させるものであって、クラッドばね片22はばね材と
しての役目と同時に導電材としての役目をも果している
ものである。
しかし、上記小型モータ用として使用されるばね片22
は、板厚か0.1mm程度と非常に薄く、ロータの回転
か速くなるにつれ(通常1.80Or0111前後とな
る)、ロータ20とブラシ21の接触による振動か発生
し、これがばね片22を振動させて騒音発生の原因とな
ることかある。
ばね片22になんらかの制振効果をもたせることでかか
る騒音の発生を抑止することかできるが、現用のクラッ
ド材にかかる効果を求めることはできない。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、材料自身が制振効果を発揮することのできる新規
なりラッドはね材およびその製造方法を堤供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段」 本発明は、銅/ステンレス鋼/銅の3層!!4造よりな
るクラッドばね材において、銅とステンレス鋼との界面
に両者か冶金学的に強固に接合している接合部とかかる
接合をしていない非接合部とを形成したものであり、さ
らに、銅とステンレス鋼を圧延圧接させてクラッド材を
製造するに当り、圧接する両金属の非接合部を形成した
い表面に接合妨害のための皮膜模様を形成し、両金属を
重ね合せ圧接したのち、必要な拡散熱処理を施して前記
皮膜模様のない界面を冶金学的に接合させ、皮膜模様の
ある界面か非接合状態となるようにクラッドはね材を製
造するものである。
[作用] 銅とステンレスの界面に完全に接合していない部分を故
意に形成ずれは、この非接合部か振動を吸収する効果を
発揮することになり、騒音の発生か大巾に低減される。
そのような非接合部は、印刷や転写法などを用い接合す
る表面に求める非接合部に相当する接合妨害皮膜の極薄
層模様を形成しておくことで容易に形成できる。
[実施例] 以下に、本発明について実施例を参照し説明する。
第1図は、本発明に係る3層クラッド材の断面図である
81はステンレス鋼であり、ばね材を構成する場合であ
れば例えば15−7PH鋼(代表組成0.044%C3
1,53%Si 、0.30%Mn 、0.025%P
、0.004%S、7.21%Ni  14.70%C
r、0.70%Cu、0.43%′I″i 、0.02
5%AI、0.009%Ni)か適当である。2は銅層
であり、導電率の確保の上からすれは純銀を用いること
か好ましい。しかし、ばね性をより向上させかつAQろ
う付けや半田付けにおける耐熱特性を向上させる上から
ずれは、合金元素の添加が2重量%未満のcu −8n
 、Cu −Zr 、Cu −P、cu −AJ 20
3 、cu  Zn 、Cu−cr、Cu−Ti合金な
どを用いるのかよい。
本発明においては、ステンレス鋼1と1%I2との接合
界面には、両金属か冶金学的に強固に接合されでいる接
合部3とかかる完全な接合のなされていない非接合部4
が形成される。この非接合部4を設けることにより重ね
板効果か生じ、その部分での振動吸収作用が行なわれて
、振動に起因する騒音の発生を抑制するのである。
このような非接合部4を形成するには、接合する金属素
材例えばステンレス鋼1の表面に、第2図に示すような
矩形状あるいは第3図に示すような縦縞状など所望の模
様をロール転写法やインクスクリーン印刷法など適宜な
方法で形成して接合妨害皮膜10を形成しておき、この
ような表面に相手側金属素材である銅2を重ね合せて圧
延、圧接し、前記ステンレス鋼1の表面の露出されてい
る露出面11と銅2とを接合させ、その後熱処理により
界面の拡散を行なわせれば、露出面11での接合界面は
冶金学的に強固に接合されて前記接合部3を形成し、皮
M10の設C′lられた面では接台が行なわれず、非接
合部4を形成することかできる。
実施例1 板厚2.0mm、巾1.20 mmの15−7PHステ
ンレス鋼の表面に、第2図に示すような模様の接合妨害
皮膜をインクスクリーン印刷法により形成し、その両面
に厚さ0.2rnm、中120mmの純銀を重ね合せ、
冷間で圧延圧接して板厚0.56+nmのクラッド材と
したうこれを1000℃で拡散加熱して印刷インクの存
在しない部分を完全に冶金学的に接合させ、その後0.
1rnm厚に仕上げ圧延した。
これを打抜いてモータ用クラッドばね片とし、第4図の
ようにロータ部分に組込んで実際にモータを回転させ振
動音を測定した。その結果、界面すべてが接合されてい
る従来例のクラッドばね片を使用したものと比較して、
振動音が10dB低下することが確認された。
実施例2 実施例1と同じ材料および寸法の組合せで第3図のよう
に縦縞に接合妨害皮膜を11−ル転写した15−7PH
ステンレス鋼の両面にCu−0,1%Zr合金条を圧延
圧接し、1000℃で拡散加熱後、0.110ll1に
仕上止針し、打抜いて実施例1と同じモータ用カーボン
ブラシ固定ばね片とした。実際にモータを回転させ、従
来例のクラッドはね片を用いた場合と比較した結果、上
記はね片を用いたものは振動音を15(IB低下できる
ことか確認された。
なお、本発明は、第1図に示すように両面の銅の板厚比
か同じクラッド材に限らず、板厚比の異なる銅をクラッ
ドする場合も適用可能である。
また、表面の銅あるいは銅合金を上下面とも同一材料に
よらず、例えば上面を純銀とし下面を他の銅合金とした
ような異なる材料よりなる3層栴造のクラッドはね材に
も応用可能である。
そしてまた、特性面からすれは、導電性を望む場合は銅
層の構成比を大きくし、はね性をとくに望む場合はステ
ンレス鋼の構成比を大きくするなと、単に構成比を変え
るたけでさまざまな要求特性に対応することか可能とな
る6 [発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、優れたばね性と導電性を
有するばね材を安価な材料の組合せにより工業的に量産
できる上、その板厚構成比を自由に変えることでさまざ
まな特性に対応できるというクラッド材特有の効果を発
揮できるものであり、併せて非接合部の面積を選択する
ことにより優れな制振効果を選び得るなど、ばね材とし
ての性能向上に加え振動発生源に適確に対応し得る意義
は大きい6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の断面図、第2および3図
はクラッドする一方の素材の表面に接合妨害皮膜を形成
した様子を示す説明図、第4図は本発明に係るクラッド
材を小型モータのブラシ支持用ばね片として使用してい
る例を示す説明図であるへ 1 : 2 : 3 : 4 : 10 : 11 ニ ステンレス鋼、 銅、 接合部、 非接合部、 接合妨害皮膜、 露出面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅/ステンレス鋼/銅の3層構造よりなり、銅と
    ステンレス鋼との界面には両者が冶金学的に強固に接合
    している接合部とかかる接合をしていない非接合部とが
    形成されてなる制振効果を有するクラッドばね材。
  2. (2)銅とステンレス鋼を圧延圧接させてクラッド材を
    製造するに当り、圧接する両金属の非接合部を形成した
    い表面に接合妨害のための皮膜模様を形成し、両金属を
    重ね合せ圧接したのち、必要な拡散熱処理を施して前記
    皮膜模様のない界面を冶金学的に接合させ、皮膜模様の
    ある界面を非接合状態とするクラッドばね材の製造方法
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