JPH0222436B2 - - Google Patents

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JPH0222436B2
JPH0222436B2 JP58072623A JP7262383A JPH0222436B2 JP H0222436 B2 JPH0222436 B2 JP H0222436B2 JP 58072623 A JP58072623 A JP 58072623A JP 7262383 A JP7262383 A JP 7262383A JP H0222436 B2 JPH0222436 B2 JP H0222436B2
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coin
circuit
coins
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terminal
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Akio Tanaka
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬貨通路に複数の硬貨検出器を設け
て投入硬貨の真偽および連続投入を判定するよう
にした硬貨選別装置に関し、特に自動販売機等に
用いて好適なものである。
〔従来の技術〕
この種の硬貨選別装置の硬貨選別方式として
は、硬貨検出器としての選別コイルと、この選別
コイあと対比される標準インピーダンス素子およ
び他の二つの固定素子とによりブリツジ回路を構
成し、硬貨通過時にブリツジ回路の平衡点を検出
するブリツジ回路方式、選別コイルを共振要素と
して発振回路を構成し、硬貨通過時に発振回路の
発振周波数の変化を検出する周波数検出方式、お
よび選別コイルを発振コイルと受信コイルとで構
成し、これら各コイルを硬貨通路を挾んで対向配
置し、両コイルの中間位置を硬貨が通過する際、
受信コイルに誘起される電圧変化を検出する誘起
電圧検出方式が知られている。これらの選別方式
は投入硬貨の材質、厚み等の性質や径、形状を検
出する選別コイルの出力に基づく選別信号が所定
の硬貨判別基準範囲内にあるか否かにより選別す
る点で類似している。
例えばブリツジ回路方式によつて硬貨選別を行
なう場合には、真正の硬貨(以下正貨という)が
投入されることによりブリツジは平衡し、ブリツ
ジ出力は零となる。ところが、正貨と同一材質で
正貨よりも径の大きな偽造の硬貨(以下偽貨とい
う)が投入された場合、選別コイルのインピーダ
ンス変化が正貨の場合のインピーダンス変化より
も大きいのでブリツジ回路は2回平衡する。すな
わち、前記偽貨の場合の選別コイルのインピーダ
ンス変化量は正貨の場合の選別コイルのインピー
ダンス変化量に比べて大きい。しがたつて選別コ
イルのインピーダンス値がブリツジ回路の平衡条
件を満足する選別コイルのインピーダンス値に一
致する点が2回だけ現われる。これによりブリツ
ジ回路は正貨が投入された場合と同様なブリツジ
出力を2回だけ発信するので誤差が生じる。この
ような誤差は周波数検出方式あるいは誘起電圧検
出方式においても同様である。
また、複数金種の硬貨を選別する装置では、投
入硬貨の金種を判別すると共に金種別に振り分け
ねばならない。ところが、金種の異なる硬貨が連
続的に投入され、これらの硬貨が所定間隔以下で
転動しているとすると、金種別に硬貨を振り分け
るための振り分け部材が最初に投入された硬貨を
振り分ける状態から次の投入硬貨を振り分ける状
態に変化する以前に2番目の投入硬貨が最初の投
入硬貨に引き続いて振り分けられるという事態が
生じる。この結果、例えば投入硬貨が釣銭として
用いられる硬貨を積重ねて蓄えている硬貨チユー
ブに収納されるとすると、金種の異なる硬貨が硬
貨チユーブ内に収納されてしまう可能性がある。
更にこの場合に、最初に投入された硬貨の径に対
して次に投入された硬貨の径が大きいときには硬
貨詰まりを生じるようになる。
このために本出願人から先に次のような装置が
特願昭52―66971号(特開昭54―2196号公報参照)
および特願昭52―66972号(特開昭54―2197号公
報参照)として出願された。すなわち、これらは
選別コイルの前後に硬貨通路に沿つて第1および
第2の硬貨検知器を所定間隔だけ離して配置し、
硬貨の転動位置を確認するような装置である。そ
してこの装置においては、投入硬貨が第1の硬貨
検知器により検知されてから第2の硬貨検知器に
より検知されるまでの期間を前記投入硬貨の選別
期間とし、この選別期間内に選別コイルよりの信
号がただ1回のみ正貨判定基準範囲内に入つた際
に投入硬貨を正貨として判定している。したがつ
て、前記選別期間内に選別コイルよりの信号が2
回以上基準範囲内に入るか、または全く入らない
場合には偽貨として判定する。また、前記装置で
は投入硬貨が所定間隔以下で連続しているのを検
知するために、最初に投入された硬貨が第1の硬
貨検知器で検知されてから第2の硬貨検知器で検
知されるまでの間に、次に投入された硬貨が第1
の硬貨検知器で検知されるか否かの判定を行なつ
ている。すなわち、最初の投入硬貨が第2の硬貨
検知器で検知される以前に、次に投入された硬貨
が第1の硬貨検知器で検知された場合には連続投
入として判定する。
そして、これらの連続投入の判定及び真偽の判
定の判定結果が投入硬貨受入れ可の状態を示した
ときに(正貨が連続投入でなく投入されたとき
に)、通常投入硬貨を返却方向に振り分ける状態
にある振り分け部材を、投入硬貨を収納方向に振
り分ける状態とすることによつて、投入硬貨を返
却方向と収納方向のいずれかに振り分けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のように第1および第2の硬貨
検知器を設けて連続投入の判定を行う場合、これ
ら2つの硬貨検知器の間隔は、投入硬貨の誤振り
分けを防止するためには長くしておいた方がよい
が、あまり長くするとそれだけ間隔をあけて投入
しなければならなくなるので、使い勝手が悪くな
るという問題がある。
このため、硬貨の振り分けに支障がない範囲内
で2つの硬貨検知器の間隔はできるだけ短くする
必要がある。
しかしならが、硬貨の転動スピードは、投入さ
れたときの状態等により異なり、一定ではないの
で、後続硬貨のスピードが速かつた場合には、第
1および第2の硬貨検知器を通過して正貨として
振り分け動作中にある先行硬貨に後続硬貨が追い
ついてしまい、これらの硬貨を金種別に振り分け
ることができなくなつてしまう恐れがある。
本発明は、上述の点に鑑み、先行硬貨を正貨と
して振り分け動作中であるときの後続硬貨は返却
されるようにした硬貨選別装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するため、硬貨投
入口から投入された硬貨が転動する転動路と、該
転動路に沿つて順次設けられ、前記投入硬貨の性
状もしくは通過を検出する複数の硬貨検出器と、
該複数の硬貨検出器の出力を総合して前記投入硬
貨の連続投入および真偽により受入可否を判定す
る受入可否判定回路と、該回路の受入可判定に基
づいてセツトされるフリツプフロツプと、該フリ
ツプフロツプがセツトされた後所定時間後に当該
フリツプフロツプをリセツトするタイマと、前記
フリツプフロツプのリセツト出力により第1状態
とされ、セツト出力により第2状態とされて前記
投入硬貨を振り分ける振り分け部材と、該振り分
け部材の第1状態により前記投入硬貨が導びかれ
る返却通路と、前記振り分け部材の第2状態によ
り前記投入硬貨が導びかれる受入通路と、前記フ
リツプフロツプがセツトされているときに前記複
数の硬貨検出器のうちの最終段のものからの出力
を検出して前記フリツプフロツプをリセツトする
リセツト手段とを備えることを特徴としている。
〔作用〕
本発明においては、受入可否判定回路において
投入硬貨の受入可否の判定(即ち、連続投入およ
び真偽の判定)が行われ、受入可と判定されたと
き(即ち、正貨が連続投入でなく投入されたと判
定されたとき)にフリツプフロツプがセツトさ
れ、その出力により振り分け部材は所定時間第2
状態とされ、投入硬貨は受入通路に導びかれる。
そして、この振り分け部材が第2状態にあると
き、即ち、フリツプフロツプがセツトされている
ときに最終段の硬貨検出器から出力が発生される
とフリツプフロツプはリセツトされて振り分け部
材は第1状態とされる。
ここで、振り分け部材が第2状態とされるの
は、受入可、即ち、少なくとも連続投入でないと
判定されたときであるから、先行硬貨が受入れら
れるのは、先行硬貨が最終段の硬貨検出器を通過
して受入可否の判定が終了した時点で後続硬貨と
は所定間隔以上離れていたときであり、このとき
振り分け部材は先行硬貨の受入れのために所定時
間第2状態とされるわけである。
従つて、この先行硬貨の受入れのために振り分
け部材が第2状態とされているときに最終段の硬
貨検出器から出力が発生されるということは、所
定間隔以上離れていた後続硬貨が速いスピードで
最終段の硬貨検出器を通過して受入可否の判定が
終了し、その判定は受入可とされることもあるこ
とを示している。しかしながら、このような後続
硬貨の受入れには誤振り分け等の不安があるの
で、リセツト手段によりフリツプフロツプをリセ
ツトして振り分け部材を第1状態とし、後続硬貨
を返却通路に導くようにしている。
尚、リセツト手段により振り分け部材を第1状
態とするときは先行硬貨の受入通路への振り分け
動作中であるが、投入硬貨の転動スピードのバラ
ツキ、連続投入と判定する間隔(即ち、最初の段
と最終の段の硬貨検出器の間隔)および最終の段
の硬貨検出器と振り分け部材との間隔等を適宜決
定することにより、リセツト手段により振り分け
部材が第1状態とされる時点を先行硬貨が確実に
受入通路に導かれた後となるようにすることがで
きる。
〔実施例〕
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は硬貨選別機の概略構成図、第2図は選
別コイルを用いたブリツジ方式による選別回路を
示す回路図、第3図は特に径の異なる特定硬貨を
検出する硬貨検出部を示す回路図、第4図はブリ
ツジ方式による硬貨の真偽を判定する回路図、第
5図は特定硬貨および連続投入を判定する回路
図、第6図は正貨、偽貨の判定信号により硬貨を
収納または返却方向に振り分ける振り分け部材の
制御回路図、第7図および第8図はそれぞれ特定
の回路電圧の波形図を示す。
第1図において、1は硬貨選別機本体、11は
硬貨投入口、12は硬貨選別機本体1から突出し
投入硬貨が転動する硬貨通路を構成する転動路、
2は硬貨選別機本体1上に出没自在に、例えば図
示してない電磁石装置の鉄心と結合されて本体1
上に出没自在に配置され、投入硬貨を収納方向
(受入れ通路)Aまたは返却方向(返却通路)B
に振り分ける振り分け部材、3は投入硬貨の転動
路12に沿つて配置した選別コイル、SW1は受信
コイルを有する硬貨検出器、SW2,SW3は発光ダ
イオードとフオトトランジスタで構成された硬貨
検知器を示す。ここで、選別コイル3、SW1およ
びSW2は、投入硬貨の性状および通過を検出して
真為および連続投入を判定するための硬貨検出器
として用いられる。そして、選別コイル3は第2
図に示すようにブリツジ回路の一辺のインピーダ
ンスL0として構成されている。また、硬貨検知
器SW1は第3図に示すように、発振回路41に接
続された発信コイル42と対向する受信コイル
(以下単に受信コイルSW1という)からなり、発
信コイル42との間に硬貨が存在しないときには
その受信コイルSW1には所定の誘起電圧が生じて
おり、発信コイル42との間に硬貨が存在すると
その硬貨の性質および径、形状に応じて誘起電圧
が変化するように構成されている。第1図に示す
硬貨投入口11から投入された硬貨は転動路12
上を点線を表わすような経路で受信コイルSW1
選別コイル3、硬貨検知器SW2の位置を順に通過
して真偽及び連続投入を判定され、その後硬貨は
前記投入硬貨が正貨で連続投入でない場合すなわ
ち受入れ可の場合には振り分け部材2が本体1上
から陥没するので矢印Aの収納方向に導かれ硬貨
検出器SW3の位置を通つて落下し、前記投入硬貨
が偽貨又は連続投入の場合すなわち受入れ否の場
合には振り分け部材2が本体1上に突出したまま
であるので矢印Bの返却方向に導かれる。
選別コイル3を一辺とするブリツジ回路は第2
図に示すように構成されている。第2図におい
て、L0は選別コイル3のインピーダンス、L1
R1は選別すべき硬貨の性質に応じて定められる
標準インダクタンス、標準抵抗で、これらは標準
インピーダンスとして用いられる。抵抗r1,r0
接続点とインピーダンスL0、インピーダンスL1
の接続点とに発振器ω0が接続されている。ブリ
ツジ回路の出力端は抵抗r3を介して演算増幅器
OP1の一方の入力端に接続され、この演算増幅器
の入力端は接地されている。演算増幅器OP1の出
力端とその増幅器OP1の一方の入力端との間にダ
イオードD2が接続され、演算増幅器OP1の出力端
に接続されたダイオードD1のカソードとその増
幅器OP1の一方の入力端との間には抵抗r4が接続
されると共に一端を接地された平滑用コンデンサ
C1が接続されている。この演算増幅器OP1、抵抗
r3,r4、ダイオードD1,D2および平滑用コンデン
サC1により整流平滑回路31を構成している。
整流平滑回路31の出力は抵抗r5を介して演算増
幅器OP2の一方の入力端と接続され、この演算増
幅器OP2の他の入力端には抵抗r6を介して予め定
められた基準電圧COMが与えられると共に、抵
抗r7を介してその出力端と接続されている。前記
演算増幅器OP2により比較回路32を構成してい
る。第2図に示す回路において、ブリツジ回路は
選別コイル3の位置に硬貨がない場合には大きな
不平衡電圧を出力し、選別コイル3の位置を正貨
硬貨が通過した際に選別コイルのインピーダンス
L0が変化して平衡しブリツジ回路の出力は零と
なる。ブリツジ回路の出力は整流平滑回路31に
て整流平滑され、比較回路32にて零電位に近い
所定の基準電圧COMと比較され、したがつて、
ブリツジ回路の出力が零電位に近づいて所定の基
準電圧COMより下回ると比較回路32から選別
信号Sが出力される。
第1図に示す受信コイルSW1を備えた硬貨検出
部の回路図を第3図に示す。第3図において、受
信コイルSW1は発振器41に接続された発信コイ
ル42と対向配置され、この受信コイルSW1と発
信コイル42との間を投入硬貨CNが通過可能で
ある。一端が接地された受信コイルSW1の他端に
は、演算増幅器OP6、抵抗r11,r12、ダイオード
D3,D4および平滑用コンデンサC3からなる整流
平滑回路43が接続され、受信コイルSW1に生じ
る誘起電圧が整流平滑される。整流平滑回路43
の出力はウインドコンパレータ44および比較回
路45と接続されている。ウインドコンパレータ
44は整流平滑回路の出力をそれぞれ一方の入力
とし、他方の入力にそれぞれ予め定められた所定
の第1の基準電圧COM1および第2の基準電圧
COM2が与えられた二つの演算増幅器OP3,OP4
を有し、正電源+V、負電源−V間に直列接続さ
れた抵抗RとコンデンサC2との接続点に前記各
増幅器OP3,OP4の出力端が接続されている。こ
のウインドコンパレータ44は整流平滑回路43
の出力電圧が増幅器OP3の第1の基準電圧COM1
と増幅器OP4の第2の基準電圧COM2との間の電
位にあり、この状態が抵抗R2とコンデンサC2
時定数によつて決まる時間だけ継続した場合に出
力を発する。また、整流平滑回路43の出力を一
方の入力とし、他の入力に予め定められた第3の
基準電圧COM3が与えられた演算増幅器OP5と抵
抗r8,r9,r10からなる比較回路45は整流平滑回
路43の出力電圧が第3の基準電圧COM3よりも
下回つた際に出力を発する。この比較回路45の
出力は反転回路NOT1を介してノア回路NOR1
一方の入力端に接続され、このノア回路NOR1
他の入力端にはウインドコンパレータ44の出力
端がシユミツトトリガ回路46を介して接続され
ている。このノア回路NOR1の出力SP1は投入硬
貨の検知信号及び特定硬貨の選別信号として用い
られる。
次に第3図に示す回路の動作を第7図に示す波
形図を参照して説明する。第7図aは整流平滑回
路43の出力V1、第7図bはウインドコンパレ
ータ44の出力V2、第7図cはシユミツトトリ
ガ回路46の出力V4、第7図dは比較回路45
の出力V3および第7図eはノア回路NOR1の出力
SP1を示す。第7図aにおいて、横軸で時間t、
縦軸で出力電圧を示し、VCは投入硬貨が発信コ
イル42と受信コイルSW1との間にない場合の待
機状態のとき受信コイルSW1に誘起される待機電
圧を示す。VCOM3は待機電圧VCよりも僅かに低い
電圧で比較回路45の第3の基準電圧COM3を表
わす。VCOM1,VCOM2はウインドコンパレータ44
の第1および第2の基準電圧COM1,COM2を表
わす。
第3図に示す発信コイル42と受信コイルSW1
との間に投入硬貨が存在しない場合には、発信コ
イル42によつて形成される磁界により受信コイ
ルSW1には待機電圧VCが誘起されている。そし
て発信コイル42により形成される磁界中に特定
硬貨が進入すると、この特定硬貨により受信コイ
ルSW1に誘起される電圧が徐々に減衰する。この
とき特定硬貨による受信コイルSW1に誘起される
電圧を整流平滑した出力V1を第7図aに実線で
示し、特定硬貨とは異なり径の小さな硬貨による
受信コイルSW1に誘起される電圧を整流平滑した
出力V1を一点鎖線で示し、同様に径の大きな硬
貨による受信コイルSW1に誘起される電圧を整流
平滑した出力V1を点線で示す。特定硬貨の進入
により受信コイルSW1に誘起される電圧が減衰し
て出力V1が比較回路45の第3の基準電圧
COM3を下回ると比較回路45から第7図dに示
すような出力V3が発せられる。次に特定硬貨が
発信コイル42と受信コイルSW1の間を通過して
受信コイルSW1に誘起される電圧が減衰し、出力
V1がウインドコンパレータ44の第2の基準電
圧COM2を下回り第1の基準電圧COM1より低下
しない状態、すなわち出力V1が第1の基準電圧
COM1と第2の基準電圧COM2との間に存在する
状態が抵抗R2とコンデンサC2の時定数によつて
決まる所定時間だけ継続すると、ウインドコンパ
レータ44から第7図bに示すような出力V2
発せられる。ウインドコンパレータ44の出力
V1はシユミツトトリガ回路46で矩形波に波形
整形され、シユミツトトリガ回路46から第7図
cに示すような出力V4がノア回路NOR1の一方の
入力端に導かれる。ノア回路NOR1の他の入力端
には比較回路45の出力V3を反転回路NOT1
反転した信号が導かれているので、ノア回路
NOR1の出力SP1は第7図eに示すような2つの
パルス信号となる。このノア回路NOR1の出力
SP1は硬貨の通過を検知する検知信号として利用
され、この検知信号として2つのパルス信号が現
われた場合には特定硬貨として判定するのである
が、この判定については種々考えられるが後述に
てその一例を説明する。特定硬貨以外硬貨の場
合、例えば波形整形回路43の出力V1が第7図
aに一点鎖線で示すように変化するとすれば、出
力V1が比較回路45の第3の基準電圧COM3
り下回つている期間だけの幅を持つ単パルスが検
知信号SP1としてノア回路NOR1を介して発信さ
れる。また、出力V1が第7図aに点線で示すよ
うに変化するとすれば、出力V1が比較回路45
の第3の基準電圧COM3を下回つている期間だけ
の幅を持つパルスが検知信号として発信される。
このとき点線で示す出力V1はウインドコンパレ
ータ44の第1の基準電圧COM1と第2の基準電
圧COM2との間に存在する期間を有するが、この
期間は抵抗R2とコンデンサC2との時定数で決ま
る所定時間よりも短いので出力V2は発せられな
いかまたは小さい。したがつて出力V2がシユミ
ツトトリガ回路46のトリガレベルまで達しない
のでこのシユミツトトリガ回路46の出力V4
発せられない。このように硬貨検出部では投入硬
貨を検知して検知信号を発し、特定硬貨が投入さ
れた場合には2つのパルスを発信し、それ以外の
硬貨の場合には1つの単パルスを発信する。
次に、硬貨の真偽の判定について説明する、ま
ず、投入硬貨の通過位置を検知して選別期間を定
めて真偽を判定する場合について説明する。第4
図は真偽判定回路を示し、端子INは第2図に示
す比較回路32の出力端と接続されている。端子
SW11,SW21はそれぞれ硬貨の検知信号が入力端
子を示し、端子SW11は第3図のノア回路NOR1
の出力端と接続され、端子SW21は硬貨検知器
SW2と接続されている。前記端子INはJ―Kフ
リツプフロツプFF1(以下FF1と称す)のクロツク
パルス入力端子CLに接続され、FF1のJ,K端
子はそれぞれ正電源+Vおよび負電源−Vに接続
されている。FF1のQ端子はアンド回路AD1の一
方の入力端と接続され、このアンド回路AD1の他
の入力端にはFF1のクロツクパルス入力端子CL
に入力される信号が導かれるようにされている。
アンド回路AD1の出力端はR―Sフリツプフロツ
プFF2(以下FF2と称す)のS端子と接続され、こ
のFF2の端子はFF1のQ端子からの出力を一方
の入力とするアンド回路AD2の他の入力端と接続
されている。硬貨検知信号SP1の入力する端子
SW11はFF3のS端子と接続され、このFF3のQ端
子はタイマTM1の入力端子と接続されている。
一方端子SW21はタイマTM1の出力を一方の入力
とするオア回路OR1の他の入力端と接続され、こ
のオア回路OR1の出力端はFF3のR端子と接続さ
れると共に反転回路NOT2を介してアンド回路
AD3の一方の入力端と接続されている。このアン
ド回路AD3の他の入力端にはFF3の端子の出力
が導かれ、アンド回路AD3の出力端はFF1および
FF2のR端子と接続されている。
この回路の動作について説明すれば、待機状態
では、オア回路OR1の出力は論理信号「0」(以
下単に「0」と記す)の状態にあり、かつFF1
リセツト状態にあるのでアンド回路AD3のアンド
条件が成立している。これによりFF1,FF2のR
端子に論理信号「1」(以下単に「1」と記す)
が与えられているのでFF1,FF2はリセツト状態
にある。第1図に示す硬貨投入口11から硬貨が
投入されると、この硬貨は最初に受信コイルSW1
の位置を通過するので第3図に示すノア回路
NOR1から第8図aの区分()に示すような検
知信号SP1が端子SW11に導かれる。検知信号SP1
によりFF3はセツトされる。これによりタイマ
TM1は限時動作を開始し、FF3の端子に「0」
が現われるのでアンド回路AD3からFF1,FF2
与えられていたリセツト入力が解除される(リセ
ツト信号RESが消滅する)。FF1,FF2のリセツ
ト入力が解除されてから第8図dに示すように選
別期間が始まる。前記の投入硬貨は受信コイル
SW1の位置を通過した後選別コイル3の位置に達
するので第2図に示した回路でブリツジ回路の平
衡状態が検出され、比較回路32から端子INに
第8図eに示すような選別信号Sが与えられる。
端子INを介して選別信号SがFF1のクロツクパル
ス入力端子CLに導かれると、FF1はセツトされ
てアンド回路AD1,AD2のそれぞれ一方の入力端
に「1」を送出する。アンド回路AD2はFF2がセ
ツトされていないことを条件にアンド条件が成り
立つので第8図fに示すような判定信号SJを発
信する。このときFF2は正貨硬貨と同一材質で正
貨硬貨の径よりも大きな径を持つ硬貨が投入され
た場合にはブリツジ回路が二回平衡し、選別信号
Sとして二つのパルスが端子INに入力するので、
その第二番目のパルスでセツトされる。すなわ
ち、FF1は選別信号Sが1回のみ現われたときセ
ツトされ、FF2は選別信号Sが2回以上現われた
ときセツトされる。したがつて、選別信号Sが2
回以上現われるとFF2がセツトされるのでアンド
回路AD2からは判定信号SJは送出されなくなる。
FF1がセツトされることによりアンド回路AD2
ら判定信号SJが送出されているが、この判定信
号SJは硬貨検知器SW2とのアンドをとることな
どにより処理される。
選別コイル3の位置を通過した投入硬貨が次に
硬貨検知器SW2の位置に対すると、硬貨検知器
SW2から検知信号SP2が端子SW21に与えられる。
この検知信号SP2はオア回路OR1を介してFF3
R端子に導かれると共に反転回路NOT2を介して
アンド回路AD3の一方の入力端に導かれる。FF3
がリセツトされると同時にその端子からアンド
回路AD3の他方の入力端に「1」が与えられる
が、このアンド回路AD3には検知信号SP2の反転
信号が与えられているから、アンド回路AD3は検
知信号SP2が消滅するまでアンド条件が成立しな
い。検知信号SP2が消滅した後アンド回路AD3
アンド条件が成立し、これによりFF1,FF2にリ
セツト信号RESが送出される。FF1,FF2がリセ
ツトされると第8図dの区分()に示すように
選別期間が終了する。このように検知信号SP1
生じてFF1,FF2がリセツト解除されてから、検
知信号SP2によつてFF1,FF2がリセツトされる
までの選別期間にFF1のみがセツトされるかまた
はFF1,FF2ともセツトされるかにより真偽の判
定が行なわれる。なお、タイマTM1の限時時間
は前記選別期間よりも長くされており、これを投
入硬貨が硬貨検知器SW2の位置まで達しなかつた
とき、例えば硬貨が通路に詰まつたり、あるいは
利用者が投入硬貨の返却を希望するときに操作さ
れる返却レバーが操作されると投入硬貨は硬貨検
知器SW2の位置まで達することなく返却されるの
で、このような場合にタイマTM1は動作して出
力TIMを発信して第5図のアツプダウンカウン
タUDをリセツトすると共に、オア回路OR1を介
してFF3をリセツトして待機状態に戻る。
次に第3図に示す硬貨検出部によりの検出信号
による特定硬貨の判定および連続投入の判定につ
いて以下に説明する。第5図はそのような判定回
路を示し、図においてSW11,SW21で再び検知信
号SP1および検知信号SP2の入力端子を表わし、
TIMは第4図に示したタイマTM1の出力信号を
表わす。端子SW11はアンド回路AD4の出力を一
方の入力とするオア回路OP2の他の入力端と接続
され、このオア回路OR2の出力はアツプダウンカ
ウンタUDのクロツクパルス入力端子CLと接続さ
れている。アツプダウンカウンタUDの出力Q1
Q2,Q3端子はノア回路NORの入力にそれぞれ接
続され、このノア回路NORの出力は判定信号
CNTとして発信されると同時に反転回路NOT4
を介してアンド回路AD4の一方の入力端に判定信
号CNTを与える。アンド回路AD4の他の入力端
には端子SW21と接続され、その出力端は反転回
路NOT3を介してアツプダウンカウンタUDの加
算、減算指令端子U/Dと接続されている。アツ
プダウンカウンタUDのリセツト端子Rには第4
図に示すタイマTM1の出力TIMが導かれる。
第1図に示す硬貨投入口11から硬貨が投入さ
れていない状態ではアツプダウンカウンタUDの
Q1,Q2,Q3端子には「0」が現われているので
ノア回路NOR2の出力は「1」であり、この出力
は反転回路NOT4を介してアンド回路AD4の一方
の入力に「0」が与えられている。そして検知信
号SP2が端子SW21を介して入力してないのでア
ンド回路AD4の出力は「0」であり、これにより
反転回路NOT3を介してアツプダウンカウンタ
UDの加算、減算指令端子U/Dには「1」が与
えられている。ここでアツプダウンカウンタUD
は加算、減算指令端子U/Dに「1」が入力して
いる場合には加算動作を行ない、「0」が入力し
ている場合には減算動作を行ない、前記の状態で
は加算動作を行なう。第1図に示す硬貨投入口1
1から正貨硬貨が1枚だけ投入され、この硬貨が
受信コイルSW1の位置に達したとすると、受信コ
イルSW1を持つ硬貨検出部から第8図aの区分
に記載したような検知信号SP1が端子SW11およ
びオア回路OR2を介してアツプダウンカウンタ
UDの端子CLに与えられ、アツプダウンカウンタ
UDはこれを加算する。これによりアツプダウン
カウンタUDのQ端子に「1」が現われるのでノ
ア回路NOR2の出力は「0」となり反転回路
NOT4を介してアンド回路AD4の一方の端子に
「1」が与えられる。次に投入硬貨が硬貨検知器
SW2の位置に達すると、第8図bの区分に示す
ような検知信号SP2がアンド回路AD4に与えられ
るのでアンド回路AD4のアンド条件が成り立つ。
アンド回路AD4のアンド条件が成立すると反転回
路NOT3を介してアツプダウンカウンタUDの加
算、減算指令端子U/Dには「0」が入力しアツ
プダウンカウンタUDは減算態勢に入る。一方、
アンド回路AD4の出力はオア回路OR2を介して端
子CLに与えられ、アツプダウンカウンタUDを減
算させる。これによりアツプダウンカウンタUD
のQ1端子には「0」が現われノア回路NOR2の出
力が「1」となる。検知信号SP2が消滅するか、
またはノア回路NORの出力が「1」となると同
時にアンド回路AD4はアンド条件が成り立たなく
なるのでその出力が「0」となり、アツプダウン
カウンタUDの加算、減算指令端子U/Dに
「1」を与えてそれを加算態勢に置き、待機状態
に戻る。
次に第1図に示す硬貨投入口11から特定硬貨
が投入された場合には、その硬貨が受信コイル
SW1の位置に達すると、受信コイルSW1を持つ硬
貨検出部から第8図aの区分に示すような2つ
のパルス検知信号SP1が端子SW11およびオア回
路OR2を介してアツプダウンカウンタUDのクロ
ツクパルス入力端子CLに導かれる。これにより
アツプダウンカウンタUDは検知信号SP1を加算
してそのQ2端子から「1」を送出するので、ノ
ア回路NOR2の出力は「0」となる。受信コイル
SW1の位置を通過した硬貨が硬貨検知器SW2の位
置に達すると、第8図bの区分に示すような単
パルスの検知信号SP2が端子SW21に入力する。
これによりアンド回路AD4はアンド条件が成立す
るので反転回路NOT3を介してアツプダウンカウ
ンタUDの加算、減算指令端子U/Dに「0」を
与え、アツプダウンカウンタUDを減算態勢に置
く。一方、アンド回路AD4の出力「1」はオア回
路OR2を介してアツプダウンカウンタUDに導か
れるのでアツプダウンカウンタUDは検知信号
SP2を減算するがアツプダウンカウンタUDは検
知信号SP2を減算するがアツプダウンカウンタ
UDの計数内容は零とならずQ1端子に「1」が送
出されている。これによりノア回路NOR2の出力
は「0」のままである。したがつて、このノア回
路NOR2の出力と検知信号SP2とのアンドをとる
ことにより検知信号SP1が2回以上生じたことが
判定できる。前記では特定硬貨が投入された場合
の動作について説明したが、硬貨検知器SW2から
検知信号SP2が発生される前に受信コイルSW1
りの検知信号SP1として2つのパルスが発信され
るような間隔で硬貨が連続投入された場合も同様
である。
前記したような投入硬貨の真偽の判定、特定偽
貨の判定および連続投入の判定に基いて投入硬貨
の受入可否の判定を行ない、この受入可否の判定
を行ない、この判定結果により第1図に示す振り
分け部材2を制御して投入硬貨を収納方向Aまた
は返却方向Bに振り分ける。次にこの振り分け部
材2の制御について第6図の回路図を用いて説明
する。第6図は振り分け部材2の振り分け制御回
路を示し、図において、SW21,SW31はそれぞれ
硬貨検知器SW2,SW3から発信される検知信号
SP2,SP3の入力端子、SJ1は第4図に示したアン
ド回路AD2の出力端と接続された判定信号SJの
入力端子、CNT1は第5図に示したノア回路
NOR2の出力端と接続され判定信号CNTの入力
端子を示す。入力端子SW21,SJ1,CNT1はそれ
ぞれアンド回路AD5の入力端と接続され、このア
ンド回路AD5の出力端はFF4のクロツクパルス入
力端子CLと接続されている。FF4のJ,K端子
は正電源+V、負電源−Vにそれぞれ接続され、
FF4のQ端子は制御信号送出端子Gおよびタイマ
TM2の入力端に接続されると共に、一方の入力
端が端子SW21と接続されたアンド回路AD6と一
方の入力端が端子SW31と接続されたアンド回路
AD7の他の入力端に接続されている。FF4のR端
子にはタイマTM2の出力およびアンド回路AD6
の出力をそれぞれ入力とするとオア回路OR3の出
力端が接続されている。アンド回路AD7の出力端
はFF5のS端子と接続され、このFF5のQ端子は
硬貨計数用信号の送出端子CN10と接続されると
共にタイマTM3の入力端と接続されている。タ
イマTM3の出力端はFF5のR端子と接続されてい
る。
このような振り分け制御回路において、待機状
態では、FF4およびFF5はリセツト状態にある。
前記硬貨投入口11から正貨硬貨が投入され第8
図fの区分に示すような判定信号SJが端子SJ1
に入力し、かつ第8図hの区分に示すような判
定信号CNTが端子CNT1に入力したとすると、
投入硬貨が硬貨検知器SW2の位置に達すると第8
図bの区分に示すような検知信号SP2が端子
SW21に入力することによりアンド回路AD5のア
ンド条件が成立する。これによりFF4はセツトさ
れるのでそのQ端子からGに「1」が第8図jの
区分に示すような制御信号として送出され、第
1図に示した振り分け部材2が図示してない電磁
石装置によつて選別機本体1から陥没する。した
がつて投入硬貨は振り分け部材2により落下を阻
止されることなく収納方向Aへ向けて落下する。
この硬貨検知器SW3の位置に達すると第8図cの
区分に示すような検知信号SP3が端子SW31
介してアンド回路AD7の一方の入力端に与えられ
る。このときアンド回路AD7の他の入力端には
FF4のQ端子上に「1」が与えられているのでア
ンド条件が成立しFF5をセツトする。FF5がセツ
トされるとそのQ端子から「1」が第8図kの区
分に示すような硬貨信号として端子CN10に送
出されると共にタイマTM3が限時動作を開始し、
所定時間後にFF5をリセツトする。前記FF4のQ
端子に「1」が生じてから限時動作を開始するタ
イマTM2は投入硬貨が振り分け部材2の位置を
通過するのに要する時間より少しだけ長く定めら
れた限時時間の経過後FF4をリセツトする。
次に、特定硬貨が投入あるいは硬貨が連続投入
された場合には、判定信号CNTが第8図hの区
分に示すように「0」となるので、もはやアン
ド回路AD5のアンド条件は成立しない。したがつ
て、FF4はリセツト状態を続行するので端子Gを
介して送出される振り分け部材2の制御信号は第
8図jの区分に示すように「0」のままであ
る。よつて振り分け部材2は選別機本体1上に突
出しており、転動路12を通つて落下する硬貨は
振り分け部材2により落下を阻止され返却方向B
へ導かれる。また、第4図に示すFF1およびFF2
が選別期間内に両方ともセツトされた場合には、
検知信号SP2が生じた際に判定信号SJは第8図f
の区分に示すように「0」であるので、この場
合にもアンド回路AD5のアンド条件が成立しない
ので投入硬貨は振り分け部材2により返却方向B
へ導かれる。そして、返却レバーの操作により投
入硬貨が硬貨検知器SW2の位置まで達しなかつた
場合と同様に第4図に示すタイマTM1が限時動
作して第8図gの区分に示すような出力を発し
第5図に示したアツプダウンカウンタUDをリセ
ツトして待機状態に戻る。
次に、前述の連続投入の判定において、連続投
入と判定されない間隔で後続硬貨が投入され、こ
の後続硬貨の転動スピードが速かつた場合の動作
について説明する。
第6図において、アンド回路AD6はFF4の出力
端子Qと硬貨検知器SW2の出力(SP2)とを入力
とし、アンド回路AD6の出力はオア回路OR3を介
してFF4のリセツト入力端子Rに接続されてい
る。そこで、まず、先行硬貨(正貨)が硬貨検知
器SW2を通過して検知信号SP2が発生されると、
後続硬貨は硬貨検知器SW1により検知される位置
まで達していないので、アンド回路AD5のアンド
条件が成立し、検知信号SP2の立下り時にFF4
セツトされ、振り分け部材2が投入硬貨を収納方
向Aに振り分ける状態とされる。このときはアン
ド回路AD6の入力のどちらか一方が「0」になつ
ているのでアンド回路AD6からは出力「1」は発
生されない。その後、後続硬貨が速いスピードで
転動して(タイマTM2から出力信号が発生して
FF4がリセツトされる前に)硬貨検知器SW2を通
過すると、アンド回路AD6のアンド条件が成立
し、その出力によりFF4はリセツトされて、振り
分け部材2は投入硬貨を返却方向Bに振り分ける
状態とされる。従つて硬貨検知器SW1とSW2との
間隔を、投入硬貨を振り分け部材2で振り分ける
のに必要にして十分な間隔(金種別の振り分けに
必要な間隔より短い)としておけば、先行硬貨は
受入れられ、先行硬貨に対して金種の振り分けに
必要な間隔のなくなつた後続硬貨は返却される。
以上の実施例において、硬貨検知器SW2は硬貨
の通過の検出のみを行つているが、硬貨検知器
SW1又は選別コイル3のように硬貨の性状の検出
も行うようにしてもよいのはいうまでもない。こ
こで、本発明の複数の硬貨検出器は、硬貨検知器
SW1、選別コイル3および硬貨検知器SW2により
構成され、受入可否判定回路は、第2図,第3
図,第4図および第5図の回路と第6図のアンド
回路AD5により構成され、フリツプフロツプは第
6図のフリツプフロツプFF4により構成され、タ
イマは第6図のタイマTM2により構成され、リ
セツト手段は第6図のアンド回路AD6により構成
されている。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、投入硬貨の振分
部材が投入硬貨を収納方向に振り分ける状態にあ
るときに最終段の硬貨検出器から検出信号が発生
されると、前記振分部材を投入硬貨を返却方向に
振り分ける状態にして後続硬貨を返却するように
したので、先行硬貨及び後続硬貨が連続投入と判
定されない状態(所定間隔以上の間隔)で投入さ
れたが後続硬貨の転動スピードが速く、先行硬貨
の振り分け動作中に後続硬貨が追いついてしまつ
て金種の振り分けに必要な間隔がなくなつてしま
うような場合には、先行硬貨は受入れられるが後
続硬貨は返却される。従つて、後続硬貨の誤振り
分け、硬貨詰りが防止できて投入硬貨の確実な振
り分けが行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の硬貨検出器および振り分け部
材等の配置の一実施例を示す概略構成図、第2図
ないし第5図は本発明の受入可否判定回路の一実
施例を示す回路図、第6図は本発明のフリツプフ
ロツプおよびリセツト手段等の一実施例を示す回
路図、第7図および第8図はこの実施例の動作を
示す波形図である。 1…選別機本体、2…振り分け部材、3,
SW1,SW2…硬貨検出器としての選別コイルおよ
び硬貨検知器、11…硬貨投入口、12…転動
路、A…受入通路、B…返却通路、FF4…フリツ
プフロツプ、TM2…タイマ、AD6…リセツト手
段としてのアンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬貨投入口から投入された硬貨が転動する転
    動路と、該転動路に沿つて順次設けられ、前記投
    入硬貨の性状もしくは通過を検出する複数の硬貨
    検出器と、該複数の硬貨検出器の出力を総合して
    前記投入硬貨の連続投入および真偽により受入可
    否を判定する受入可否判定回路と、該回路の受入
    可判定に基づいてセツトされるフリツプフロツプ
    と、該フリツプフロツプがセツトされた後所定時
    間後に当該フリツプフロツプをリセツトするタイ
    マと、前記フリツプフロツプのリセツト出力によ
    り第1状態とされ、セツト出力により第2状態と
    されて前記投入硬貨を振り分ける振り分け部材
    と、該振り分け部材の第1状態により前記投入硬
    貨が導びかれる返却通路と、前記振り分け部材の
    第2状態により前記投入硬貨が導びかれる受入通
    路と、前記フリツプフロツプのセツト出力と前記
    複数の硬貨検出器のうちの最終段の出力との論理
    積出力により前記フリツプフロツプをリセツトす
    るリセツト手段とを備えることを特徴とする硬貨
    選別装置。
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