JPH02225326A - ガラス板の製造装置 - Google Patents

ガラス板の製造装置

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JPH02225326A
JPH02225326A JP13809389A JP13809389A JPH02225326A JP H02225326 A JPH02225326 A JP H02225326A JP 13809389 A JP13809389 A JP 13809389A JP 13809389 A JP13809389 A JP 13809389A JP H02225326 A JPH02225326 A JP H02225326A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス板の製造装置に係わり、特に垂直方向
下方へガラス板を引き抜くガラス板の製造装置に関する
(従来の技術) ガラス板を製造する方法として、ガラス板を垂直方向下
方へ引き抜くダウンドロ一方式(例えば特開昭60−1
1235公報)が知られている。
ダウンドロ一方式の場合には、溶融ガラスをくさび状成
形体の両側面に沿って流下させ、成形体の下端部で合流
させ、そして冷却しながら下方へ引っ張ることによりガ
ラス板の成形を行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記方式によるガラス板の成形は、炉壁が耐火レンガ製
の炉室内で行われるが、ガラス板を炉室から引き出すた
めの開口やその他の隙間が炉壁に形成されているため、
炉室は完全には密閉されておらず、炉室からの空気の流
出や炉室への流入は避けられない、また、炉室内におい
ても、高温のガラス板や発熱体等に近い空気が強く加熱
され、他の部分の空気との間に温度差を生じる。従って
、外部から流入した低温の空気や炉室内各部における空
気の温度差により、炉室内に空気の対流が生じる。
この対流は、炉室内への空気の流入量や温度の変動の影
響を受け、場所的にも時間的にも一定でなく、炉内のガ
ラス板を不均一に冷却するので、ガラス板の場所によっ
て冷却速度の差が生じ、ガラス仮に局部的歪を与え、変
形させることになる。
また、ガラス板に沿って上昇する気流の幅方向での温度
ムラはガラス板が形成される場所(成形体上端部周辺)
でのガラスの温度ムラを生じ、成形されるガラス板の肉
厚の均一化を妨げることになる(すなわち、肉厚ムラが
生じる)。
特に、成形速度が比較的に遅い場合(単位時間当りの引
き抜き量が少ない場合)は、ガラスが短い距離進んだだ
けでガラスの温度が周囲温度とほぼ同じになり、またガ
ラスの放散熱量が雰囲気温度の上昇に寄与する割合が減
少するので、それだけ周囲温度の影響を受は易くなる。
そこで、急冷を防ぐために、冷却雰囲気温度(炉室的温
度)を高くする必要があるが、そのための加熱により、
空気の対流が一層増長される。また、周囲温度の影響を
受は易くなることから、引張り方向でのガラス温度勾配
をなだらかにすることが困難になる。
更に、成形体を離れ、1枚の板状になったガラスは、徐
冷点近くになるまで表面張力によってその幅が狭まると
共に、幅方向の肉厚分布が平坦にならず、中央から両端
に向かって厚くなる傾向が生じる。そこで、従来は、成
形板幅および厚みの等しい平坦部を広く確保するため、
ナールロール等で板の耳部(幅方向側端部)を挟む方法
が用いられて来た。ナールロールは有効な方法であるが
、単位時間当りの引き抜き量が少ない場合には、ガラス
の冷え過ぎによる接触部からの割れや炉内の空気の対流
の発生源になる等の問題を持っている。
本発明は、上記問題点乃至欠点を除去するためになされ
たものであり、その目的はガラス板冷却時に空気の対流
の影響を受けに<<シ、ガラス板の幅方向の肉厚分布の
ムラを抑え、かつ徐冷過程での変形を抑えると共に、成
形板幅の収縮を抑え、厚みの等しい平坦部を広く確保す
ることができるガラス板の製造装置を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、溶融ガラスを板状
に成形する成形体と、冷却された該板状ガラスを引き抜
く引張りローラとを備え、この成形体と引張りローラが
上下方向に間隔をおいて配置されている、ガラス板の製
造装置において、成形体の下方に、金属製または耐火物
製の遮断板をガラス板の両側からこのガラス板と平行に
接近させて配置したことを特徴としている。
その際、遮断板の幅が、成形されるガラス板の幅よりも
狭くなっていることが望ましい。
更に、遮断板が、力′ラス仮の幅方向の収縮がほぼ終了
するまでは、成形されるガラス板の幅よりも狭く形成さ
れ、それ以降はガラス仮の両端まで覆うように幅が広く
形成されていることが望ましい。
更に、遮断板が成形されるガラス板の幅全体を覆うよう
に形成され、ガラス板の幅方向の収縮がほぼ終了するま
では、ガラス板の両端部分を覆う遮断板の部分が、遮断
板の他の部分よりも熱線の吸収が良くかつ熱伝導率の大
きな材質からなっていることが望ましい。
更に、遮断板が成形されるガラス板の幅全体を覆うよう
に形成され、ガラス板の両端部分を覆う遮断板の部分が
、遮断板の他の部分よりも熱線の吸収が良くかつ熱伝導
率の大きな材質からなっていることが望ましい。
〔作用〕
ガラス板に接近させて配置された遮断板は、炉室内に発
生する対流からガラス板を保護し、対流の影響を受けに
くくする。更に、ガラス板の幅方向の温度分布を均一に
すると共に、ガラス表面からの放熱量を抑えて縦方向の
温度勾配をなだらかにするため、幅方向の肉厚ムラを抑
え、ガラス板の変形を抑える。また、遮断板の中央部と
両端部の材質を変えることにより、耳部の早期冷却を促
し、ガラス板の幅の収縮が抑えられる。
〔実施例〕
次に、図に示したダウンドロ一方式のガラス板製造装置
の実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図はガラス板製造装置の縦断面を概略的に示す図、
第2図は第1図のff−[線の矢印方向に見た正面図で
ある0図において、1は耐火レンガからなる炉壁、2は
断面がほぼくさび状の成形体である9図示の成形体2は
溶融ガラス3を収容する凹部2aを有するいわゆるフィ
ーディングセルと称されるものであるが、他の種類のも
のを用いてもよい、成形体2の凹部2aは第2図に示す
ように溶融ガラス供給管4に接続されている。この溶融
ガラス供給管4から凹部2aに供給された溶融ガラス3
は凹部2aの上側スリット状開口から溢れ、成形体2の
両側面に沿って流下し、成形体2の下端部で合流する0
合流した溶融ガラス3は炉室5内で直ちに冷却されてガ
ラス板3′となり、引張りローラ6によって下方へ引き
抜かれる。
ガラス板3′を冷却する範囲、すなわち成形体2と引張
りローラ6の間の範囲には更に、耐火性の遮断板7がガ
ラス板3′の両側に、ガラス板3′に接近させてかつガ
ラス板3゛と平行に設けられている。この遮断板7は炉
室5内に発生する対流からガラス板3′を保護すると共
に、ガラス板3′から受けた熱を炉室5内の空気に伝導
する働きをする。なお、遮断板7とガラス板3′の間隔
は好ましくは31以下、特に0.5〜2■である。
遮断板7の材質は、熱膨張による反りを生じにくいもの
、すなわち熱膨張率の小さいものが望ましい。また、ガ
ラス板3′から遮断板7を経て炉室5内の空気に熱を逃
がす量(これは単位時間当りのガラス板製造量に比例す
る)に応じて、熱伝導率の異なる材質を選定することが
望ましい。すなわち、製造量が少ない場合には、熱伝導
率の小さな断熱材(セラミックファイバ製板等)が好ま
しく、製造量が多い場合には、熱伝導率の大きなSiC
板等が好ましい。また、遮断板7の厚さについても同様
であり、製造量が少ない場合には、熱を伝導しにくい厚
いものを選択し、製造量が多い場合には、熱を伝導しや
すい薄いものを選択することが望ましい。
遮断板7の幅すは第2図に示すように、ガラス板3′の
幅Bよりもやや狭くなっている。これにより、成形され
たガラス板の両端には通常、“耳部と呼ばれる厚内部が
あるが、これを避けて遮断板7をガラスvi、3’にで
きるだけ接近させることができる。また、溶融状態のガ
ラス3を板状に成形する際には、両端部を早期に冷却す
ると、両端部の肉の厚い“耳“部の粘度が増し、表面張
力によって生じる幅方向の縮小を抑制することができる
という利点があり、この点からも遮断板7の幅すをガラ
ス板3′の幅Bよりも狭くすることが望ましい、すなわ
ち、遮断板7で覆わ′れた部分の冷却速度は覆われてい
ない仮両端部より遅くなり、結果的に両端部を早く冷却
したのと同じ効果が得られる。
遮断板7は支持棒8を介して手動でまたは適当な操作装
置によって第1図に示す矢印方向に移動させることが可
能であり、それによってガラス板3′との間隔を単独に
調整することができる。
前記の遮断板7は、ガラス板3′に沿った上方への空気
の対流からガラス板3′を保護するので、対流によるガ
ラス板3′の不均一な冷却を抑え、ひいてはガラス板3
′に局部的歪を生ぜず、変形を防止すると共に、幅方向
の温度分布を均一にするので、肉厚ムラの発生を抑制す
る。更に、遮断板7のために熱を伝導しやすい材質を選
択すると、遮断板7が均熱板の役割をするため、ガラス
板3′内の温度差を一層小さくすることができる。更に
、ガラス板3′と接している空気の容積が小さく、温度
が上がるため、ガラス板3′の冷却速度が抑えられる。
これは単位時間当りの製造量が少ない場合に有効である
上記のガラス板製造装置を用いて、幅400 mm、厚
み1閣のガラス板3′を日産600 kgで製造する際
に、厚み50mmのセラミックファイバ製遮断板7をガ
ラス[3’に3閣以内の距離で設置したところ、250
 mm四方の範囲における反りの最大値は、設置しない
従来の場合の400 pmから200μmに減少した。
第3図は他の実施例を示している。この実施例の場合に
は、引張りローラ6の下側に、他の遮断板7aが設けら
れている。この遮断板7aは前記実施例における遮断板
7と同様に、幅がガラス板3′の幅よりも狭く、そして
支持棒8によってガラス板3′の両側にガラス板3′と
平行に支持されている。この遮断板7aはガラス板3′
の変形や割れを防ぐ効果がある。
第4図に示す他の実施例の場合には、前記遮断板7の両
端部に、ガラス板3′の両端部を覆う両端遮断板7bが
ガラス板3′の両側にガラス板3′と平行に取付けられ
ている。この両端遮断板7bは中央の遮断板7よりも短
くなっている。すなわち、ガラス板3′の幅の収縮がほ
ぼ終了する付近までは、両端遮断板7bは設けられてい
ない、中央遮断板7と両端遮断板7bは共に、ステンレ
ス鋼からなり、第4図に示すように別体に作ってボルト
9等によって互いに連結してもよく、また−体に作って
もよい。
この実施例によるガラス板製造装置を用いて、幅400
mm S厚ミImra(Dガ−7ス板3′を日産600
 kgで製造する際に、厚み5mmのステンレス鋼製遮
断47i7.7b(中央遮断板7は長さ3oomlI+
、幅440■で、両端遮断板7bはそれぞれ長さ20k
m 、幅55mm )を、ガラス板3′に3mm以内の
距離で設置したところ、250o+n+四方の範囲にお
ける反りの最大値は、設置しない従来の場合の400μ
mから200μmに、幅方向の肉厚変動は50μ田から
20μm以内へと減少した。
第5図に示す他の実施例の場合には、第4図の実施例に
おける中央遮断板7と両端遮断板7bに加えて、ガラス
板3′の幅の収縮がほぼ終了するまでは、他の両端遮断
板7cがボルト9等によって取付けられて設けられてい
る。この両端遮断板7Cはステンレス鋼よりも熱線の吸
収が良く、熱伝導率の大きな材質、例えばSiCからな
っている。それによって、ガラス板3′の耳部の早期冷
却を促し、耳部以外のガラス板の幅の収縮を抑えること
ができる。なお、ガラス板3′の製造量が多い場合には
、両端遮断板7cだけでなく、両端遮断板7bも、熱線
の吸収が良く、熱伝導率の大きな材質、例えばSiCか
ら構成することが望ましい。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、例えば遮断板の形
状は適宜に定めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、遮断板をガラス板に接
近させて配置し、冷却雰囲気内に発生する対流からガラ
ス板を保護するようにしたので、対流によるガラス板の
不均一な冷却を抑え、ひいては局部的束を生ぜず、変形
を防止すると共に、肉厚ムラの発生を抑制するという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるガラス板製造装置の概略
縦断面図、第2図は第1図に示したガラス板製造装置の
■−■線の矢印方向に見た正面図、第3図は第2実施例
によるガラス板製造装置の正面図、第4図は第3実施例
によるガラス板製造装置の正面図、第5図は第4実施例
によるガラス板製造装置の正面図である。 1・・・炉壁、 2・・・成形体、 2a・・・凹部、
 3・・・溶融ガラス、  3′ ・・・ガラス板、 
 4・・・溶融ガラス供給管、   5・・・炉室、 
6・・・引張りローラ、 7,7a7b  7c・・・
遮断板、  8・・・支持棒、9・・・ボルト、 B・
・・ガラス板の幅、 b・・・遮断板の輻 出願人  ホ − ヤ 株式会社 代理人 弁理士 中 村 静 男 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融ガラスを板状に成形する成形体と、冷却された
    該板状ガラスを引き抜く引張りローラとを備え、この成
    形体と引張りローラが上下方向に間隔をおいて配置され
    ている、ガラス板の製造装置において、 成形体の下方に、金属製または耐火物製の遮断板をガラ
    ス板の両側からこのガラス板と平行に接近させて配置し
    たことを特徴とするガラス板の製造装置。 2、遮断板の幅が、成形されるガラス板の幅よりも狭い
    ことを特徴とする、請求項1記載のガラス板の製造装置
    。 3、遮断板が、ガラス板の幅方向の収縮が実質的に終了
    するまでは、成形されるガラス板の幅よりも狭く形成さ
    れ、それ以降はガラス板の両端まで覆うように幅が広く
    形成されていることを特徴とする、請求項1記載のガラ
    ス板の製造装置。 4、遮断板が成形されるガラス板の幅全体を覆うように
    形成され、ガラス板の幅方向の収縮が実質的に終了する
    までは、ガラス板の両端部分を覆う遮断板の部分が、遮
    断板の他の部分よりも熱線の吸収が良くかつ熱伝導率の
    大きな材質からなっていることを特徴とする、請求項1
    記載のガラス板の製造装置。 5、遮断板が成形されるガラス板の幅全体を覆うように
    形成され、ガラス板の両端部分を覆う遮断板の部分が、
    遮断板の他の部分よりも熱線の吸収が良くかつ熱伝導率
    の大きな材質からなっていることを特徴とする、請求項
    1記載のガラス板の製造装置。
JP1138093A 1988-11-30 1989-05-31 ガラス板の製造装置 Expired - Lifetime JP2572444B2 (ja)

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