JPH0222608B2 - - Google Patents
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- JPH0222608B2 JPH0222608B2 JP17118681A JP17118681A JPH0222608B2 JP H0222608 B2 JPH0222608 B2 JP H0222608B2 JP 17118681 A JP17118681 A JP 17118681A JP 17118681 A JP17118681 A JP 17118681A JP H0222608 B2 JPH0222608 B2 JP H0222608B2
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- voltage
- circuit
- surge
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、雷サージなどの過電圧から装置を防
護するためのサージ電圧制限回路に関するもので
ある。
護するためのサージ電圧制限回路に関するもので
ある。
従来、雷サージ防護素子としては放電形避雷器
が使用されてきた。しかし、放電形避雷器は放電
電圧にばらつきがあることから、これに伴つて線
間に高電圧の横サージが発生することがあり、電
子化された装置では、横サージによつて破壊、誤
動作が問題になる。このため横サージを吸収すべ
く、本発明者らは、先に、ダイオードブリツジと
電圧制限素子とサイリスタを主たる構成要素とす
る防護回路を発明した(特願昭55−086499号)。
が使用されてきた。しかし、放電形避雷器は放電
電圧にばらつきがあることから、これに伴つて線
間に高電圧の横サージが発生することがあり、電
子化された装置では、横サージによつて破壊、誤
動作が問題になる。このため横サージを吸収すべ
く、本発明者らは、先に、ダイオードブリツジと
電圧制限素子とサイリスタを主たる構成要素とす
る防護回路を発明した(特願昭55−086499号)。
第1図は、前記発明の一実施例である。図にお
いて、1−1〜1−4は線路、2−1,2−2は
放電形避雷器、3−1,3−2はダイオードブリ
ツジ、4はバリスタなどの電圧制限素子、5はサ
イリスタ、6,7,8はコンデンサ、9は定電圧
ダイオード、10は抵抗、11は通信装置、12
は電圧制限回路である。動作原理を簡単に説明す
ると、任意の線間に発生した横サージは、3−
1,3−2で極性が一定化され、電圧制限回路1
2に印加される。電圧制限回路12は、横サージ
が印加されると、まず、コンデンサ6がサージ波
形の立上りをわずかに鈍らせ、電圧制限素子4の
動作電圧まで上昇する。ここで、コンデンサ6は
信号には影響のない静電容量の小さなものであ
る。電圧制限素子4が動作すると大きな静電容量
のコンデンサ7によつて波形の立上りは大きく鈍
り、電圧制限素子4の動作電圧と定電圧ダイオー
ド9の動作電圧の和の電圧まで上昇する。ここ
で、定電圧ダイオード9が動作するとコンデンサ
8に電流が流れ、この電流がサイリスタ5のゲー
トトリガ電流より大きい場合にサイリスタ5は点
弧し、サージ電圧は電圧制限素子4の動作電圧に
まで低下する。第2図にサージ吸収波形例を示
す。図において、13は印加サージ波形、14は
サージ吸収波形、VVRは電圧制限素子4の動作電
圧、VZDは、定電圧ダイオード9の動作電圧であ
る。
いて、1−1〜1−4は線路、2−1,2−2は
放電形避雷器、3−1,3−2はダイオードブリ
ツジ、4はバリスタなどの電圧制限素子、5はサ
イリスタ、6,7,8はコンデンサ、9は定電圧
ダイオード、10は抵抗、11は通信装置、12
は電圧制限回路である。動作原理を簡単に説明す
ると、任意の線間に発生した横サージは、3−
1,3−2で極性が一定化され、電圧制限回路1
2に印加される。電圧制限回路12は、横サージ
が印加されると、まず、コンデンサ6がサージ波
形の立上りをわずかに鈍らせ、電圧制限素子4の
動作電圧まで上昇する。ここで、コンデンサ6は
信号には影響のない静電容量の小さなものであ
る。電圧制限素子4が動作すると大きな静電容量
のコンデンサ7によつて波形の立上りは大きく鈍
り、電圧制限素子4の動作電圧と定電圧ダイオー
ド9の動作電圧の和の電圧まで上昇する。ここ
で、定電圧ダイオード9が動作するとコンデンサ
8に電流が流れ、この電流がサイリスタ5のゲー
トトリガ電流より大きい場合にサイリスタ5は点
弧し、サージ電圧は電圧制限素子4の動作電圧に
まで低下する。第2図にサージ吸収波形例を示
す。図において、13は印加サージ波形、14は
サージ吸収波形、VVRは電圧制限素子4の動作電
圧、VZDは、定電圧ダイオード9の動作電圧であ
る。
この回路では、コンデンサ7は波形の立上りを
鈍らせるために静電容量が大きなものを用いるの
で、波形の立上りが早く高電圧のサージの場合、
定電圧ダイオード9が動作するまでに電圧制限素
子4に流る流は数10Aと大きくなることがある。
一方、バリスタ、定電圧ダイオードなどの電圧制
限素子は動作領域で微分抵抗をもつので、コンデ
ンサ7に流れる電流によつて電圧制限素子4の動
作電圧は増大することになる。第3図は、代表的
なバリスタの動作抵抗を示すものである。電圧制
限素子4の動作電圧が増大すると、定電圧ダオー
ド9が動作するときの電圧制限回路12の電圧も
増大することになる。第4図破線は、印加サージ
電圧に対する電圧制限回路12の最大制限電圧特
性を示すものである。印加サージ電圧が増加する
と、すなわち、サージの立上りが速くなるとコデ
ンサ7に流れる電流は増大するので、これに伴い
最大制限電圧も上昇する様子がわかる。
鈍らせるために静電容量が大きなものを用いるの
で、波形の立上りが早く高電圧のサージの場合、
定電圧ダイオード9が動作するまでに電圧制限素
子4に流る流は数10Aと大きくなることがある。
一方、バリスタ、定電圧ダイオードなどの電圧制
限素子は動作領域で微分抵抗をもつので、コンデ
ンサ7に流れる電流によつて電圧制限素子4の動
作電圧は増大することになる。第3図は、代表的
なバリスタの動作抵抗を示すものである。電圧制
限素子4の動作電圧が増大すると、定電圧ダオー
ド9が動作するときの電圧制限回路12の電圧も
増大することになる。第4図破線は、印加サージ
電圧に対する電圧制限回路12の最大制限電圧特
性を示すものである。印加サージ電圧が増加する
と、すなわち、サージの立上りが速くなるとコデ
ンサ7に流れる電流は増大するので、これに伴い
最大制限電圧も上昇する様子がわかる。
この原因は、波形の立上りを鈍らせるコンデン
サ7の回路と、定電圧ダイオード9とコンデンサ
8から成るサイリスタのゲート回路が、共に電圧
制限素子4に接続されているため、コンデンサ7
に流れる電流によつて、電圧制限素子4の動作電
圧が上昇すると、その上昇分だけ定電圧ダイオー
ド9の動作が遅れることにある。
サ7の回路と、定電圧ダイオード9とコンデンサ
8から成るサイリスタのゲート回路が、共に電圧
制限素子4に接続されているため、コンデンサ7
に流れる電流によつて、電圧制限素子4の動作電
圧が上昇すると、その上昇分だけ定電圧ダイオー
ド9の動作が遅れることにある。
本発明は、サージの立上りを鈍らせるコンデン
サを直列に含む回路とサイリスタのゲートにトリ
ガ電流を供給する回路を別々構成し、これらを並
例に接続することによつて、立上り峻度抑制回路
に流れる電流が変化しても、サイリスタのゲート
回路には、ほぼ一定の電圧でゲートトリガ電流が
供給され、低く安定した最大制限電圧特性が得ら
れるようにしたものである。
サを直列に含む回路とサイリスタのゲートにトリ
ガ電流を供給する回路を別々構成し、これらを並
例に接続することによつて、立上り峻度抑制回路
に流れる電流が変化しても、サイリスタのゲート
回路には、ほぼ一定の電圧でゲートトリガ電流が
供給され、低く安定した最大制限電圧特性が得ら
れるようにしたものである。
第5図は、本発明の一実施例である。同図にお
いて、4は第1の電圧制限素子で、サージ電流耐
量の大きいバリスタ等が用いられる、4の動作電
圧は電話の直流電圧である48Vを僅かに超える電
圧である。5はサイリスタである。4と5で主サ
ージ吸収回路を構成する。15は第2の電圧制限
素子である定電圧ダイオードで、動作電圧は電話
の直流電圧である48Vを僅かに超える電圧であ
る。16は0.5μF程度のコンデンサである。15
と16でサーザ電圧立ち上がり峻度抑制回路を構
成する。9は定電圧ダイオードで、8はコンデン
サ0.1μF程度である。4と25と9と8の直列回
路がサイリスタのゲート点弧回路を構成する。4
と9の直列回路の動作電圧は、電話のハウラ信号
音電圧である約140Vを僅かに超えるものとする。
17は静電容量の小さなコンデンサである。18
はサイリスタ5が動作しなかつたとき、コンデン
サ8および16の電荷を放電させるための抵抗
で、電話の絶縁試験に影響しないように、1MΩ
以上の抵抗値のものである。21はダイオード、
22は抵抗である。21,22は本発明において
無くてもよい。
いて、4は第1の電圧制限素子で、サージ電流耐
量の大きいバリスタ等が用いられる、4の動作電
圧は電話の直流電圧である48Vを僅かに超える電
圧である。5はサイリスタである。4と5で主サ
ージ吸収回路を構成する。15は第2の電圧制限
素子である定電圧ダイオードで、動作電圧は電話
の直流電圧である48Vを僅かに超える電圧であ
る。16は0.5μF程度のコンデンサである。15
と16でサーザ電圧立ち上がり峻度抑制回路を構
成する。9は定電圧ダイオードで、8はコンデン
サ0.1μF程度である。4と25と9と8の直列回
路がサイリスタのゲート点弧回路を構成する。4
と9の直列回路の動作電圧は、電話のハウラ信号
音電圧である約140Vを僅かに超えるものとする。
17は静電容量の小さなコンデンサである。18
はサイリスタ5が動作しなかつたとき、コンデン
サ8および16の電荷を放電させるための抵抗
で、電話の絶縁試験に影響しないように、1MΩ
以上の抵抗値のものである。21はダイオード、
22は抵抗である。21,22は本発明において
無くてもよい。
回路の動作の詳細な説明に先立つて、本実施例
のねらいについて述べる。本発明は、前述のよう
に、雷サージ等の過電圧から主とし電子化された
電子機器を防護するための回路である。電子機器
は過電圧に対して破壊されやすいため、電話で使
用する信号電圧以外の電圧はできるだけ低い電圧
に制限することが望ましい。電話には、従来より
知られているように次の信号がある。
のねらいについて述べる。本発明は、前述のよう
に、雷サージ等の過電圧から主とし電子化された
電子機器を防護するための回路である。電子機器
は過電圧に対して破壊されやすいため、電話で使
用する信号電圧以外の電圧はできるだけ低い電圧
に制限することが望ましい。電話には、従来より
知られているように次の信号がある。
通話信号:電圧48V以下、周波数は数kHz。
ハウラ信号:電圧は140V、周波数は400Hz。
回線絶縁試験電圧:電圧は250V、直流で引
加され1MΩ以上の抵抗値が必要。
加され1MΩ以上の抵抗値が必要。
一方、回線に侵入するサージは雷サージに代
表されるが、電圧は数kV、時間は数μs〜1ms
(周波数に換算して約1000Hz以上)である。従
つて、信号に影響せずサージのみを効率より吸
収するための回路の目標としては、 400Hz以上の電圧に対しては、できれば140V
以上でかつできるだけ低い電圧で動作するこ
と。
表されるが、電圧は数kV、時間は数μs〜1ms
(周波数に換算して約1000Hz以上)である。従
つて、信号に影響せずサージのみを効率より吸
収するための回路の目標としては、 400Hz以上の電圧に対しては、できれば140V
以上でかつできるだけ低い電圧で動作するこ
と。
直流に対しては、250V以下で動作しないこ
と。
と。
である。本実施例がこの条件を満たすことを、従
来の回路(第1図)との比較において、以下に説
明する。
来の回路(第1図)との比較において、以下に説
明する。
第5図において、発明の主たる部分は、4と5
から成る主サージ吸収回路と、定電圧ダイオード
15,コンデンサ16から成る立ち上がり峻度制
限回路である。なお、従来の回路第1図では立ち
上がり峻度制限回路が、バリスタ4とコンデンサ
7より構成される。
から成る主サージ吸収回路と、定電圧ダイオード
15,コンデンサ16から成る立ち上がり峻度制
限回路である。なお、従来の回路第1図では立ち
上がり峻度制限回路が、バリスタ4とコンデンサ
7より構成される。
第5図の動作について、第1図と比較して以下
に述べる。
に述べる。
ゲート回路4,25,9,8には直列コンデン
サ8が入つているため、サージ吸収回路の両端に
直流が印加されてもサイリスタ5は動作せず、回
路は不導通である。従つて、上記の直流250Vの
絶縁試験は問題ない。一方サージが加わつた場合
には、コンデンサ8に変位電流が流るため、この
流がサイリスタのゲートオン電流以上であればサ
イリスタ5は導通する。サイリスタのターンオン
時間は従来から良く知られているようにゲート電
流に依存する。即ち、ゲート電流が大きくなる程
高速にオンする。サージ吸収用サイリスタでは高
速な動作が望ましいためゲート電流は比較的高く
なる。本実施例の場合には、100mA程度の流が
必要である。サージが印加されたとき、このゲー
ト電流を加何にして速やかに供給できるか、及び
ゲート電流が供給された後、サイリスタが動作す
るまでの遅れ時間にサージ電圧の上昇を如何に抑
えることができるかがサージ吸収回路の特性を決
める重要な要素である。本実施例では、ゲート回
路は従来と同様であるが、立ち上がり峻度抑制回
路に定電圧ダイオード15とコンデンサ16があ
ることにより、サイリスタのゲートに電流が流れ
た後、サイリスタが点弧するまでの遅れ時間に、
電圧の上昇を少なくしている点に特徴がある。
サ8が入つているため、サージ吸収回路の両端に
直流が印加されてもサイリスタ5は動作せず、回
路は不導通である。従つて、上記の直流250Vの
絶縁試験は問題ない。一方サージが加わつた場合
には、コンデンサ8に変位電流が流るため、この
流がサイリスタのゲートオン電流以上であればサ
イリスタ5は導通する。サイリスタのターンオン
時間は従来から良く知られているようにゲート電
流に依存する。即ち、ゲート電流が大きくなる程
高速にオンする。サージ吸収用サイリスタでは高
速な動作が望ましいためゲート電流は比較的高く
なる。本実施例の場合には、100mA程度の流が
必要である。サージが印加されたとき、このゲー
ト電流を加何にして速やかに供給できるか、及び
ゲート電流が供給された後、サイリスタが動作す
るまでの遅れ時間にサージ電圧の上昇を如何に抑
えることができるかがサージ吸収回路の特性を決
める重要な要素である。本実施例では、ゲート回
路は従来と同様であるが、立ち上がり峻度抑制回
路に定電圧ダイオード15とコンデンサ16があ
ることにより、サイリスタのゲートに電流が流れ
た後、サイリスタが点弧するまでの遅れ時間に、
電圧の上昇を少なくしている点に特徴がある。
以下、第6図に示すサージ吸収波形の例を用い
て説明する。同図において、13はサージ電圧で
ある。サージが加わると、先ず第5図においてコ
ンデンサ17と16の直列回路が動作し波形を少
し鈍らせる。サージ電圧が定電圧ダイオード15
の動作電圧(48Vを僅かに超える電圧)に達する
と、定電圧ダイオード15と静電容量の大きなコ
ンデンサ16の直列回路が動作し波形を大きく鈍
らせる。更に電圧が上昇し、ゲート回路に加わる
電圧が140Vを僅かに超えるとサイリスタのゲー
トに電流が流れ、少し遅れの時間の後サイリスタ
5は点弧する。本実施例では、主サージ吸収回路
とは別の立ち上がり峻度抑制回路がサイリスタが
点弧するまで動作して波形を鈍らせるため、サイ
リスタが点弧するまでの遅れ時間に電圧の上昇が
少ない点に特徴がある。即ち、定電圧ダイオード
15は動作電圧付近のサージインピーダンスは低
いため動作的に制限電圧の上昇は少ない。従つ
て、立ち上がり峻度抑制回路は、定電圧ダイオー
ドの制限電圧に、コンデンサの充電電圧を加えた
電圧として徐々に上昇する。第6図において、定
電圧ダイオード15は48Vを僅かに超えた電圧
(VZD′)で動作し、波形はコンデンサ16により
大きく鈍り、徐々に上昇する様子がわかる。この
ため、ゲート回路が動作しサイリスタが点弧する
までの遅れ時間の上昇も少ない。
て説明する。同図において、13はサージ電圧で
ある。サージが加わると、先ず第5図においてコ
ンデンサ17と16の直列回路が動作し波形を少
し鈍らせる。サージ電圧が定電圧ダイオード15
の動作電圧(48Vを僅かに超える電圧)に達する
と、定電圧ダイオード15と静電容量の大きなコ
ンデンサ16の直列回路が動作し波形を大きく鈍
らせる。更に電圧が上昇し、ゲート回路に加わる
電圧が140Vを僅かに超えるとサイリスタのゲー
トに電流が流れ、少し遅れの時間の後サイリスタ
5は点弧する。本実施例では、主サージ吸収回路
とは別の立ち上がり峻度抑制回路がサイリスタが
点弧するまで動作して波形を鈍らせるため、サイ
リスタが点弧するまでの遅れ時間に電圧の上昇が
少ない点に特徴がある。即ち、定電圧ダイオード
15は動作電圧付近のサージインピーダンスは低
いため動作的に制限電圧の上昇は少ない。従つ
て、立ち上がり峻度抑制回路は、定電圧ダイオー
ドの制限電圧に、コンデンサの充電電圧を加えた
電圧として徐々に上昇する。第6図において、定
電圧ダイオード15は48Vを僅かに超えた電圧
(VZD′)で動作し、波形はコンデンサ16により
大きく鈍り、徐々に上昇する様子がわかる。この
ため、ゲート回路が動作しサイリスタが点弧する
までの遅れ時間の上昇も少ない。
一方、従来の回路では、立ち上がり峻度抑制回
路に主サージ吸収回路のバリスタ4を用いている
点に問題がある。バリスタは動作電圧付近のサー
ジインピーダンスが第3図のように高いため、ゲ
ート電流が流れた後サイリスタが点弧する間に、
上昇するサージ電流によつて電圧降下を生じ、制
限電圧が上昇してまう。このため、印加電圧が高
くなるに従つて、即ち、サージの立ち上がりが急
峻になるにつれて、第4図の破線のように制限電
圧は上昇する。
路に主サージ吸収回路のバリスタ4を用いている
点に問題がある。バリスタは動作電圧付近のサー
ジインピーダンスが第3図のように高いため、ゲ
ート電流が流れた後サイリスタが点弧する間に、
上昇するサージ電流によつて電圧降下を生じ、制
限電圧が上昇してまう。このため、印加電圧が高
くなるに従つて、即ち、サージの立ち上がりが急
峻になるにつれて、第4図の破線のように制限電
圧は上昇する。
なお、第4図で本発明の回路の特性が2000〜
500Vで下がつている点については以下の理由に
よる。サージ電圧が高くなるに従つて立ち上がり
が急峻になる。このため、ゲート電流にはコンデ
ンサ8により大きな変位電流が流れ、サイリスタ
が高速で動作する。このため、ゲート電流が流れ
た後、オンするまでの遅れ時間が少なく、140V
に近い電圧まで下げる。第1図の従来例でも、同
様に遅れ時間は少くなるが、バリスタの上昇の方
が高いので相殺されて全体として上昇する。
500Vで下がつている点については以下の理由に
よる。サージ電圧が高くなるに従つて立ち上がり
が急峻になる。このため、ゲート電流にはコンデ
ンサ8により大きな変位電流が流れ、サイリスタ
が高速で動作する。このため、ゲート電流が流れ
た後、オンするまでの遅れ時間が少なく、140V
に近い電圧まで下げる。第1図の従来例でも、同
様に遅れ時間は少くなるが、バリスタの上昇の方
が高いので相殺されて全体として上昇する。
第5図において、21はサイリスタの動作が大
きく遅れ、立ち上がり峻度抑制回路のサージ耐量
が定電圧ダイオード15だけで不足する場合に、
電圧制限素子4を介してサージをバイパスさせる
ための回路である。
きく遅れ、立ち上がり峻度抑制回路のサージ耐量
が定電圧ダイオード15だけで不足する場合に、
電圧制限素子4を介してサージをバイパスさせる
ための回路である。
また、サイリスタが導通すると、コンデンサ8
に充電された電荷は9,25,5の経路が放電さ
れる。更に、コンデンサ16に充電された電荷は
15,4,5の経路で放電される。サージが去る
と、本回路に印加される電圧は電話の直流電圧の
みとなる。即ち、48V程度となるため、バリスタ
はオフ状態になる。従つて、サイリスタに電流が
流れなくなり、サイリスタもオフ状態に戻る。
に充電された電荷は9,25,5の経路が放電さ
れる。更に、コンデンサ16に充電された電荷は
15,4,5の経路で放電される。サージが去る
と、本回路に印加される電圧は電話の直流電圧の
みとなる。即ち、48V程度となるため、バリスタ
はオフ状態になる。従つて、サイリスタに電流が
流れなくなり、サイリスタもオフ状態に戻る。
本発明における第1の電圧制限素子の制限電圧
とは、第6図の19の電圧のことを意味する。即
ち第3図からわかるように、動作電圧VVR1の数
10%ないし2倍程度上昇した電圧(例えばVVRZ)
を意味する。従つて、第2の電圧制限素子の動作
電圧が第1の電圧制限素子の制限電圧より低いと
言う意味は、VVRZより低いことである。
とは、第6図の19の電圧のことを意味する。即
ち第3図からわかるように、動作電圧VVR1の数
10%ないし2倍程度上昇した電圧(例えばVVRZ)
を意味する。従つて、第2の電圧制限素子の動作
電圧が第1の電圧制限素子の制限電圧より低いと
言う意味は、VVRZより低いことである。
上記のように、本発明では、主サージ吸収回路
に動作電圧近傍のサージインピーダンスは高い
が、サージ耐量の大きな第1の電圧制限素子バリ
スタを用い、立ち上がり峻度抑制回路の第2の電
圧制限素子には、サージ耐量は小さいが、動作電
圧近傍のインピーダンスの小さな定電圧ダイオー
ドを用いる点が異なる。
に動作電圧近傍のサージインピーダンスは高い
が、サージ耐量の大きな第1の電圧制限素子バリ
スタを用い、立ち上がり峻度抑制回路の第2の電
圧制限素子には、サージ耐量は小さいが、動作電
圧近傍のインピーダンスの小さな定電圧ダイオー
ドを用いる点が異なる。
本発明は、サージの立上りを低い電圧で鈍らせ
ることができ、また、印加サージ電圧が上昇して
も最大制限電圧を低く抑えることができるため、
低い電圧でサージ電圧を制限する必要がある
PNPNスイツチを使用する通信装置へ適用した
場合、信頼性向上に効果がある。
ることができ、また、印加サージ電圧が上昇して
も最大制限電圧を低く抑えることができるため、
低い電圧でサージ電圧を制限する必要がある
PNPNスイツチを使用する通信装置へ適用した
場合、信頼性向上に効果がある。
第1図は従来のサージ防護回路、第2図は第1
図のサージ吸収波形、第3図はバリスタの電圧・
電流特性、第4図は最大制限電圧特性、第5図は
本発明の一実施例、第6図は第5図のサージ吸収
波形である。 1−1〜1−4……線路、2−1,2−2……
放電形避雷器、3−1,3−2……ダイオードブ
リツジ、4……電圧制限素子(バリスタ)、5…
…サイリスタ、6,7,8,16,17……コン
デンサ、9,15……電圧制限素子(定電圧ダイ
オード)、10,18,22,25……抵抗、1
1……通信装置、12……電圧制限回路、13…
…印加サージ波形、14,19……サージ吸収波
形、20……コンデンサ充電電荷放電用素子、2
1……ダイオード。
図のサージ吸収波形、第3図はバリスタの電圧・
電流特性、第4図は最大制限電圧特性、第5図は
本発明の一実施例、第6図は第5図のサージ吸収
波形である。 1−1〜1−4……線路、2−1,2−2……
放電形避雷器、3−1,3−2……ダイオードブ
リツジ、4……電圧制限素子(バリスタ)、5…
…サイリスタ、6,7,8,16,17……コン
デンサ、9,15……電圧制限素子(定電圧ダイ
オード)、10,18,22,25……抵抗、1
1……通信装置、12……電圧制限回路、13…
…印加サージ波形、14,19……サージ吸収波
形、20……コンデンサ充電電荷放電用素子、2
1……ダイオード。
Claims (1)
- 1 第1の電圧制限素子4と該素子に直列に接続
されたサイリスタ5と該サイリスタの点弧回路
(例えば4,9,8)とを有する主サージ吸収回
路と、前記第1の電圧制限素子の制限電圧よりも
低い電圧で動作する第2の電圧制限素子15と該
素子に直列に接続されたコンデンサ16とを有す
るサージ電圧立ち上がり峻度抑制回路と、を有
し、前記主サージ吸収回路の両端を前記サージ電
圧立ち上がり峻度抑制回路の両端に接続したこと
を特徴とするサージ電圧制限回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17118681A JPS5872336A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | サ−ジ電圧制限回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17118681A JPS5872336A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | サ−ジ電圧制限回路 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21846889A Division JPH0284017A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | サージ電圧制限回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5872336A JPS5872336A (ja) | 1983-04-30 |
| JPH0222608B2 true JPH0222608B2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=15918593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17118681A Granted JPS5872336A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | サ−ジ電圧制限回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5872336A (ja) |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17118681A patent/JPS5872336A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5872336A (ja) | 1983-04-30 |
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