JPH0222746B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0222746B2
JPH0222746B2 JP57028535A JP2853582A JPH0222746B2 JP H0222746 B2 JPH0222746 B2 JP H0222746B2 JP 57028535 A JP57028535 A JP 57028535A JP 2853582 A JP2853582 A JP 2853582A JP H0222746 B2 JPH0222746 B2 JP H0222746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoline
reaction
catalyst
aminophenyl
ethanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57028535A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58146563A (ja
Inventor
Fumihiko Kondo
Kazuhisa Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawaken Fine Chemicals Co Ltd filed Critical Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Priority to JP2853582A priority Critical patent/JPS58146563A/ja
Publication of JPS58146563A publication Critical patent/JPS58146563A/ja
Publication of JPH0222746B2 publication Critical patent/JPH0222746B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2−(O−アミノフエニル)エタノ
ールを液相で脱水縮合することにより、インドリ
ンを製造する方法に関するものである。 インドリンは、インドールの中間体であり、医
薬品の合成原料や農薬の中間体として有用な化合
物である。 従来、2−(O−アミノフエニル)エタノール
を原料とするインドリンの合成法としては、ボー
キサイトに水ガラスを混ぜ合わせ、300℃に加熱
したところに2−(O−アミノフエニル)エタノ
ールの蒸気を水素と窒素の混合気体とともに送り
込む方法(ドイツ特許第606027号)があるが、触
媒の寿命が短かく工業的製法としては不適当であ
る。 これに対してスウエーデンのBakkeは、脱水
触媒としてシリカゲルを用い、250℃に加熱しな
がらゆつくりと2−(O−アミノフエニル)エタ
ノールの蒸気を送り込み、98%収率でインドリン
を得たと報告(Acta.Chem.Scand.,1974、B28、
393)しているが、シリカゲルの脱水能力が小さ
いので生成時間がかかること、およびシリカゲル
が比較的高価であるという難点がある。 一方、液相反応ではp−トルエンスルホン酸ク
ロリドとピリジンを用いて2−(O−アミノフエ
ニル)エタノールからインドリンを良い収率で得
たという報告(G.B.Bennet、J.Chem.Soc.,
1941、287)があるが、p−トルエンスルホン酸
とピリジンが高価であるため、インドリンの工業
的製造方法としては好ましくない。 その他の液相反応では、2−(O−アミノフエ
ニル)エタノールの塩酸塩を220℃、5分間熱分
解しインドリンの塩酸塩とし、アルカリで塩基性
水溶液とし、ベンゼンで抽出する方法(特開昭56
−86155号)があるが、アミンの塩酸塩化の工程
は、反応器の腐食、インドリン塩酸塩からのイン
ドリンの抽出など問題が多い。 本発明者らは、液相反応によるインドリンの工
業的製造方法の確立を目的として鋭意研究し、特
定の固体酸触媒の存在下に2−(O−アミノフエ
ニル)エタノールを加熱処理することにより短時
間のうちに高収率でインドリンが生成することを
見いだし、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、2−(O−アミノフエニル)
エタノールを液相で、無機酸担持アルミナおよび
無機酸担持酸化チタンから選ばれる少なくとも1
種の固体酸触媒の存在下に脱水環化することを特
徴とするインドリンの製造方法に関するものであ
る。 本発明方法における無機酸担持アルミナ触媒と
しては、γ−アルミナを担体とし、この担体にリ
ン酸、ホウ酸、無水ホウ酸、硫酸、および硝酸よ
り選ばれる酸性物質を担持したものがあげられ
る。ただし、リン酸、ホウ酸、および無水ホウ酸
は、γ−アルミナと混合しただけでも、担持触媒
と同程度の活性を有するようになる。 本発明方法における無機酸担持酸化チタン触媒
としては、酸化チタンの担体に、リン酸、ホウ
酸、および無水ホウ酸より選ばれる酸性物質を担
持もしくは混合した触媒があげられる。 本発明方法における触媒はγ−アルミナまたは
酸化チタンの担体に前記の酸性物質を2ないし
40wt%、好ましくは10〜30wt%担持あるいは混
合したものである。ただし酸性物質のうちリン酸
は担体とは任意の割合で担持もしくは混合でき
る。 本発明方法の触媒が2−(O−アミノフエニル)
エタノールに対してすぐれた脱水環化力を有する
詳細な理由は明らかではないが、本発明方法の固
体酸触媒のうち表面酸性度がpKa−3以下のもの
がとくに好ましい脱水能力を有する。この場合の
表面酸性度とは、Benesi法によつて測定した値
を意味する。本発明方法の固体酸触媒の表面酸性
度をBenesi法によつて測定した結果の一部を、
参考例とともに第1表に示す。(第1表中の酸性
物質の担持量はいずれも10wt%である。) 【表】 【表】 本発明方法におけるこれら固体酸触媒の調製
は、通常の担体付き触媒の製造方法に従えばよ
い。とくにγ−アルミナに酸性物質を担持した後
200℃以上で焼成して得た触媒は、水を加えて撹
拌しても担持物の水中への溶出はみられず、した
がつて装置を腐食することがなく有利である。 本発明方法の脱水環化反応は、150ないし300
℃、好ましくは180〜250℃の温度範囲で行なう。
反応温度が150℃以下では、反応速度が低いため、
反応収率が悪く、300℃以上では副生成物として
のインドールの生成が多くなる。 本発明方法における触媒の使用量は、原料の2
−(O−アミノフエニル)エタノールに対して2
〜40wt%、好ましくは10〜20wt%である。 本発明方法の反応は、無溶媒でも充分進行する
が、不活性な溶媒で2−(O−アミノフエニル)
エタノールを希釈して反応させてもよい。これら
の不活性な溶媒としては、たとえば、トルエン、
ベンゼン、ヘキサンなどがあげられる。 本発明方法の反応は、液相状態であれば減圧、
常圧、加圧下のいずれでもよいが、溶媒で希釈し
て反応させる場合は、使用する溶媒の沸点を考慮
して常圧ないしは加圧下での反応が好ましい。 本発明方法による反応が終了した後、反応液を
減圧蒸留して留出してくる水とインドリンを分液
するだけで高純度のインドリンが得られる。減圧
蒸留後の触媒に、さらに2−(O−アミノフエニ
ル)エタノールを加え、反応を繰り返すことがで
きる。 本発明方法の利点を列挙すると次のようにな
る。 (1) 本発明触媒アルミナ系および酸化チタン系の
固体酸触媒の水中でのPHが中性付近であるため
装置を腐食することが少ない。 (2) 2−(O−アミノフエニル)エタノールから
短時間で多量のインドリンを製造しうる。 (3) 反応後の減圧蒸留によつて留出する留出物の
分液だけで高純度のインドリンが得られる。 (4) 本発明方法の触媒の耐久性が長く、したがつ
て触媒の繰り返し使用ができる。 本発明方法を実施例によりさらに詳しく説明す
る。 実施例 1 50ml丸底フラスコに蒸留装置、磁気撹拌子、温
度計を装備し、2−(O−アミノフエニル)エタ
ノール40g(0.29モル)と硫酸担持γ−アルミナ
(担持量10wt%)4gを入れ、加熱撹拌した。反
応温度が約200℃になると水が留出してきた。さ
らに反応温度を上昇させ、216〜218℃で1.5時間
反応した。この間に約10gの水層部分が留出し
た。この水層にはわずかに有機層が含まれ、有機
層のGLC分析は2−(O−アミノフエニル)エタ
ノールとインドリンが含まれていた。反応液を冷
却し減圧留出(〜100℃/16〜18mmHg)させた。
この操作を5回繰り返し、常圧で留出した水層を
合一して水層に含まれる有機層を分離した後同様
に反応させた。合計6回の反応で得られた減圧留
出物を合一し、この合一した減圧留出物から水を
分液し、有機層167gを単離した。有機層をNmr.
Ir.GLCで分析したところ、インドリンの標品
(アルドリツチ社製)の分析結果と一致した。こ
のインドリンの平均の収率は96.3%であり、純度
は97.7%であつた。インドリンに含まれる不純物
のインドールの含量は1%以下であつた。 実施例 2〜6 2−(O−アミノフエニル)エタノールに対し
て第2表に示す触媒を10wt%用いて、実施例1
に準じて反応を行ないインドリンを得た。このと
きの反応の条件とインドリンの収率と純度を第2
表に示す。 【表】 実施例7、比較例1〜6 触媒による反応性を調べるため、2−(O−ア
ミノフエニル)エタノールに対して触媒添加量を
10wt%ととし触媒の種類を変えて実施例1に準
じて反応を行つた。インドリンの収率と純度を第
3表に示す。 【表】 【表】 :インドール
実施例 8 200ml丸底フラスコに温度計、磁気撹拌子およ
び蒸留装置を装備し、2−(O−アミノフエニル)
エタノール100g(0.73モル)と、γ−アルミナ
8gに無水ホウ酸2gを混合した触媒を入れ加熱
撹拌した。液温が200℃になると水と油状物質が
留出してきた。液温をさらに240℃位までに上昇
させて2時間反応させると、1時間程は240℃を
保つがインドリンが系内で生成するにつれて液温
は220℃まで下がる。反応終了後、反応液を冷却
し減圧留去(105〜106℃/15mmHg)させ、常圧
留出物をフラスコに加えて同様に反応させ処理し
た。減圧留出物を合一し、油層と水層を分液し
た。油状物質は82.6gであつた。油状物質を
Nmr,Ir,GLCで分析したところ、インドリン
の標品の分析結果と一致した。得られたインドリ
ンは収率95%、純度98%であつた。 同一の触媒を用いて同様の反応を5回行なつた
が結果は同じであつた。 実施例9〜13、比較例7 第4表に示すような触媒を用いて、実施例10に
準じて反応を行つた。インドリンの収率と純度を
第4表に示す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液相で2−(O−アミノフエニル)エタノー
    ルを脱水環化してインドリンを製造する方法にお
    いて、無機酸担持アルミナおよび無機酸担持酸化
    チタンから選ばれる少なくとも1種の固体酸触媒
    の存在下に2−(O−アミノフエニル)エタノー
    ルを脱水環化することを特徴とするインドリンの
    製造方法。
JP2853582A 1982-02-24 1982-02-24 インドリンの製造方法 Granted JPS58146563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2853582A JPS58146563A (ja) 1982-02-24 1982-02-24 インドリンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2853582A JPS58146563A (ja) 1982-02-24 1982-02-24 インドリンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58146563A JPS58146563A (ja) 1983-09-01
JPH0222746B2 true JPH0222746B2 (ja) 1990-05-21

Family

ID=12251356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2853582A Granted JPS58146563A (ja) 1982-02-24 1982-02-24 インドリンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58146563A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833255A (en) * 1984-05-16 1989-05-23 Ciba-Geigy Corporation Process for the preparation of indoline
JPS63211264A (ja) * 1987-02-27 1988-09-02 Nippon Kayaku Co Ltd インドリン類の製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142063A (en) * 1976-05-19 1977-11-26 Mitsui Petrochem Ind Ltd Preparation of indoles

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58146563A (ja) 1983-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Rebek Jr et al. Allosteric effects in organic chemistry: binding cooperativity in a model for subunit interactions
Pruett et al. Reactions of Polyfluoro Olefins. II. 1 Reactions with Primary and Secondary Amines2
JP3882200B2 (ja) 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1h−インデン−1−オンの製法
EP2365951B1 (en) Processes for preparing triphenylene
Wilcke et al. SN1‐Type Substitution Reactions of N‐Protected β‐Hydroxytyrosine Esters: Stereoselective Synthesis of β‐Aryl and β‐Alkyltyrosines
JPH0222746B2 (ja)
SU558641A3 (ru) Способ получени замещенных индоленинов
US4363914A (en) Preparation of benzotriazoles
JPH07502746A (ja) 反応性メチレン化合物と反応させることによる6−アミノカプロニトリルからのテトラヒドロアゼピン(tha)除去
EP0006999B1 (en) A process for the production of 2-chlorobenzonitrile derivatives
JPS6133137A (ja) チグリルアルデヒドの製造方法
US3226439A (en) Polyhalogenated alkyl imines and hydrazones and method of preparation
JPS6023345A (ja) グリオキシル酸エステルの製法
US2904579A (en) Process for preparing nitriles
US4129579A (en) Preparation of 2,3-dihydrofuran
JPS63303937A (ja) プロピノールの製造方法
EP0325248B1 (en) A process for the chlorodephenylation of phenylsilanes
CN114989115B (zh) α-(硝基甲基)-2-呋喃甲醇的改进合成方法和保持该方法中催化剂活性的方法
JPS60132933A (ja) ニトロジアリ‐ルアミンの製造方法
SU520357A1 (ru) Способ получени 2,2,6,6-тетраметил-4-оксопиперидина
JPH06179633A (ja) アリールエチレングリコールの製造方法
EP0066346B1 (en) Process for the preparation of a 2-alkylpyrrole
SU1362733A1 (ru) Способ получени 2,5-диметилфурана
JP2001342167A (ja) シッフ塩基の製造法
JPS58146562A (ja) インドリンの製造方法