JPH0223061Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223061Y2 JPH0223061Y2 JP1984165509U JP16550984U JPH0223061Y2 JP H0223061 Y2 JPH0223061 Y2 JP H0223061Y2 JP 1984165509 U JP1984165509 U JP 1984165509U JP 16550984 U JP16550984 U JP 16550984U JP H0223061 Y2 JPH0223061 Y2 JP H0223061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- coating
- mounting hardware
- corrosion
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、通信線ケーブル用の接続端子函をケ
ーブル吊線に取り付ける際に使用する線状の取付
金物に関する。 (従来技術) 従来、この種の取付金物としては、6mmφの鉄
線を第2図に示す形状(単位はmm)に折り曲げて
成形した後、その表面に溶融亜鉛めつきを施して
処理した線状のものが使用されている。第3図は
このように表面処理した取付金物1を使用して、
通信線ケーブル用接続端子函2をケーブル吊線3
にワイヤクリツプ4にて取りつけた状態を示すも
のである。 ところが、この取付金物1は、海岸、温泉地、
工業地帯等の腐蝕環境の厳しい地域では、短期間
で腐蝕が進行して用をなさなくなるため、取替周
期が短く、極めて不経済であつた。 また、溶融亜鉛めつきの防食効果を改善するた
めに、そのめつきの上にエポキシ系塗料等の防食
塗料を塗布することが試みられたが、ケーブル吊
線3にワイヤクリツプ4で締め付けると、その塗
膜が割れはがれ、期待した効果を得ることができ
なかつた。 そこで、デイツプコーテイングによる塩化ビニ
ル被覆について検討した。この結果は、やはり取
り付けの際に被覆に亀裂が生じ、接続端子函2が
風圧によつて揺られると、この亀裂が大きくなる
ことが明らかとなり、防食被覆としては不充分で
あると判断された。 (考案の目的) 本考案はかかる点に鑑みて成されたもので、そ
の目的は、膜強度及び接着強度とも良好で耐蝕性
の良好な防食層を有するようにした取付金物を提
供することである。 (考案の構成) このための本考案の取付金物は、鉄線の表面に
接着剤を塗布焼付した層を設け、該層の上に塩化
ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗布焼付し
た層を設けて防食層を形成している。 (実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。前記
したエポキシ系塗料や塩化ビニルコーテイングが
防食層として機能しないのは、このように膜処理
した取付金物1をケーブル吊線3に取り付ける際
に、ワイヤクリツプ4の締め付けにより膜が損傷
するためであり、その原因はそれぞれ塗膜強度の
不足及びコーテイング接着強度の不足にあると推
定された。 そこで、膜強度、接着強度が共に優れた防食被
覆について種々検討を加えた。この結果、亜鉛め
つき鉄線上に接着剤を塗布して焼付した後、その
上に塩化ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗
布焼付することにより、所望の被覆が得られるこ
とを見い出した。 即ち、本実施例では、取付金物を、厚さ25μm
の亜鉛めつきを施した直径6mmの鉄線にエポキシ
アクリル系接着剤を厚さ10μm塗布して、温度350
℃で2分間焼成した後、PVCを主成分とするプ
ラスチゾルを厚さ0.3mm塗布して温度300℃で2分
間焼成して表面処理し、防食層を形成した。 第1図はその断面を示したもので、10は接続
端子函用の取付金物、11は直径6mmの鉄線、1
2は厚さ25μmの溶融亜鉛めつき層、13は接着
剤層、14は厚さ0.3mmのプラスチゾル被覆層で
ある。なお、第2図に示したような形状への折り
曲げ成形は、上記被覆形成の表面処理の以前或い
は以後のいずれでも良い。 次の表は取付金物の表面を各種処理して防食層
を形成した場合の特性を示すものである。但し、 A:本実施例の処理 B:塩化ビニルデイツプコーテイング処理 C:ポリエステル粉体焼付処理 D:エポキシ系塗料塗布処理 なお、B〜Dは厚さ25μmの亜鉛めつきを施し
た直径6mmの鉄線にその各々の層を厚さ0.3mm形
成したものである。
ーブル吊線に取り付ける際に使用する線状の取付
金物に関する。 (従来技術) 従来、この種の取付金物としては、6mmφの鉄
線を第2図に示す形状(単位はmm)に折り曲げて
成形した後、その表面に溶融亜鉛めつきを施して
処理した線状のものが使用されている。第3図は
このように表面処理した取付金物1を使用して、
通信線ケーブル用接続端子函2をケーブル吊線3
にワイヤクリツプ4にて取りつけた状態を示すも
のである。 ところが、この取付金物1は、海岸、温泉地、
工業地帯等の腐蝕環境の厳しい地域では、短期間
で腐蝕が進行して用をなさなくなるため、取替周
期が短く、極めて不経済であつた。 また、溶融亜鉛めつきの防食効果を改善するた
めに、そのめつきの上にエポキシ系塗料等の防食
塗料を塗布することが試みられたが、ケーブル吊
線3にワイヤクリツプ4で締め付けると、その塗
膜が割れはがれ、期待した効果を得ることができ
なかつた。 そこで、デイツプコーテイングによる塩化ビニ
ル被覆について検討した。この結果は、やはり取
り付けの際に被覆に亀裂が生じ、接続端子函2が
風圧によつて揺られると、この亀裂が大きくなる
ことが明らかとなり、防食被覆としては不充分で
あると判断された。 (考案の目的) 本考案はかかる点に鑑みて成されたもので、そ
の目的は、膜強度及び接着強度とも良好で耐蝕性
の良好な防食層を有するようにした取付金物を提
供することである。 (考案の構成) このための本考案の取付金物は、鉄線の表面に
接着剤を塗布焼付した層を設け、該層の上に塩化
ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗布焼付し
た層を設けて防食層を形成している。 (実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。前記
したエポキシ系塗料や塩化ビニルコーテイングが
防食層として機能しないのは、このように膜処理
した取付金物1をケーブル吊線3に取り付ける際
に、ワイヤクリツプ4の締め付けにより膜が損傷
するためであり、その原因はそれぞれ塗膜強度の
不足及びコーテイング接着強度の不足にあると推
定された。 そこで、膜強度、接着強度が共に優れた防食被
覆について種々検討を加えた。この結果、亜鉛め
つき鉄線上に接着剤を塗布して焼付した後、その
上に塩化ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗
布焼付することにより、所望の被覆が得られるこ
とを見い出した。 即ち、本実施例では、取付金物を、厚さ25μm
の亜鉛めつきを施した直径6mmの鉄線にエポキシ
アクリル系接着剤を厚さ10μm塗布して、温度350
℃で2分間焼成した後、PVCを主成分とするプ
ラスチゾルを厚さ0.3mm塗布して温度300℃で2分
間焼成して表面処理し、防食層を形成した。 第1図はその断面を示したもので、10は接続
端子函用の取付金物、11は直径6mmの鉄線、1
2は厚さ25μmの溶融亜鉛めつき層、13は接着
剤層、14は厚さ0.3mmのプラスチゾル被覆層で
ある。なお、第2図に示したような形状への折り
曲げ成形は、上記被覆形成の表面処理の以前或い
は以後のいずれでも良い。 次の表は取付金物の表面を各種処理して防食層
を形成した場合の特性を示すものである。但し、 A:本実施例の処理 B:塩化ビニルデイツプコーテイング処理 C:ポリエステル粉体焼付処理 D:エポキシ系塗料塗布処理 なお、B〜Dは厚さ25μmの亜鉛めつきを施し
た直径6mmの鉄線にその各々の層を厚さ0.3mm形
成したものである。
【表】
この表において、圧潰強度(膜強度)は、試料
を14.2mmの幅を持つ2枚の平行鋼板の間に挟み、
その試料の有機被覆が完全に圧壊するまで板間に
加える荷重である。 接着強度は、試料の片端より9.5mmの被覆を残
して残部の被覆をはがし、その試料を、中心の鉄
線が通り被覆部が完全にひつかかる穴を有する器
具を有、引張試験機を用いて引つ張つて被覆をは
がす時の強度である。 ねじり接着強度は、試料の両端を200mmの間隔
でつかみ、5回ねじり、次に接着強度試験法によ
り測つた強度である。 低温巻付試験は、試料を−10℃の恒温槽中に一
定時間保つた後、円筒に巻き付け、被覆の表面を
肉眼を以つて調べたときの結果である。 締付試験は、鋼撚線に試料をワイヤクリツプで
締め付けて、被覆の傷の有無や深さを肉眼を以つ
て調べたときの結果である。 上記表に現れているように、本考案の実施例の
処理のものは、膜強度及び接着強度に優れ、実使
用状態の締付試験では従来品に比べ際立つて良好
な性能を示す。 (考案の効果) 以上のように本考案の取付金物は、鉄線の表面
に接着剤を塗布焼付した層を設け、該層の上に塩
化ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗布焼付
した層を設けて防食層を形成したものであり、こ
のため膜強度や接着強度に優れるため、鋼撚線へ
の取り付けの際に防食層が破壊されることはな
く、耐蝕性が良好で、従来品に比べて取替周期が
長くなり、極めて経済的である。
を14.2mmの幅を持つ2枚の平行鋼板の間に挟み、
その試料の有機被覆が完全に圧壊するまで板間に
加える荷重である。 接着強度は、試料の片端より9.5mmの被覆を残
して残部の被覆をはがし、その試料を、中心の鉄
線が通り被覆部が完全にひつかかる穴を有する器
具を有、引張試験機を用いて引つ張つて被覆をは
がす時の強度である。 ねじり接着強度は、試料の両端を200mmの間隔
でつかみ、5回ねじり、次に接着強度試験法によ
り測つた強度である。 低温巻付試験は、試料を−10℃の恒温槽中に一
定時間保つた後、円筒に巻き付け、被覆の表面を
肉眼を以つて調べたときの結果である。 締付試験は、鋼撚線に試料をワイヤクリツプで
締め付けて、被覆の傷の有無や深さを肉眼を以つ
て調べたときの結果である。 上記表に現れているように、本考案の実施例の
処理のものは、膜強度及び接着強度に優れ、実使
用状態の締付試験では従来品に比べ際立つて良好
な性能を示す。 (考案の効果) 以上のように本考案の取付金物は、鉄線の表面
に接着剤を塗布焼付した層を設け、該層の上に塩
化ビニルを主成分とするプラスチゾルを塗布焼付
した層を設けて防食層を形成したものであり、こ
のため膜強度や接着強度に優れるため、鋼撚線へ
の取り付けの際に防食層が破壊されることはな
く、耐蝕性が良好で、従来品に比べて取替周期が
長くなり、極めて経済的である。
第1図は本考案の一実施例の接続端子函取付金
物の断面図、第2図は一般の取付金物の外観図、
第3図はその取付金物により接続端子函をケーブ
ル吊線に取り付けた状態の側面図である。 1…接続端子函取付金物、2…接続端子函、3
…ケーブル吊線、4…ワイヤクリツプ、10…本
実施例の取付金物、11…鉄線、12…溶融亜鉛
めつき層、13…接着剤層、14…プラスチゾル
被覆層。
物の断面図、第2図は一般の取付金物の外観図、
第3図はその取付金物により接続端子函をケーブ
ル吊線に取り付けた状態の側面図である。 1…接続端子函取付金物、2…接続端子函、3
…ケーブル吊線、4…ワイヤクリツプ、10…本
実施例の取付金物、11…鉄線、12…溶融亜鉛
めつき層、13…接着剤層、14…プラスチゾル
被覆層。
Claims (1)
- 鉄線の表面に接着剤を塗布焼付した層を設け、
該層の上に塩化ビニルを主成分とするプラスチゾ
ルを塗布焼付した層を設けて防食層を形成したこ
とを特徴とする接続端子函取付金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984165509U JPH0223061Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984165509U JPH0223061Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6181729U JPS6181729U (ja) | 1986-05-30 |
| JPH0223061Y2 true JPH0223061Y2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=30723359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984165509U Expired JPH0223061Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223061Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4121232Y1 (ja) * | 1964-08-03 | 1966-10-18 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP1984165509U patent/JPH0223061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6181729U (ja) | 1986-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69714080D1 (de) | Verfahren zum verhindern der korrosion von metallbleche mit vinylsilanen | |
| US4776161A (en) | Unbonded PC steel strand | |
| US4635433A (en) | Unbonded PC steel strand | |
| JPH0223061Y2 (ja) | ||
| JPH1077604A (ja) | 吊り橋の主ケーブルの防食方法 | |
| JPH07268810A (ja) | 吊り橋の主ケーブルの防食方法 | |
| DE4012086A1 (de) | Verfahren zur oberflaechenvorbehandlung von metallen fuer die katodische elektrotauchlackierung | |
| US5342699A (en) | Steel substrate for reinforcement of elastomers | |
| KR100328281B1 (ko) | 고방식 아연 도금 강선 및 강연선의 피막 형성 방법 | |
| US4529664A (en) | Method of producing improved metal-filled organic coatings and product thereof | |
| CN206976041U (zh) | 一种tf涂覆型高频高压大截面积漆包绞线 | |
| JPH0314487Y2 (ja) | ||
| CN107180670A (zh) | 一种tf涂覆型高频高压大截面积漆包绞线及制作方法 | |
| JPS6155281A (ja) | 防錆処理を施した吊橋ケ−ブル用鋼線 | |
| RU187690U1 (ru) | Устройство для электрического соединения кабеля с железнодорожным рельсом | |
| JPH01260081A (ja) | 防食鋼より線 | |
| US3443982A (en) | Coatings for rendering corrodible metal corrosion resistant | |
| US3713903A (en) | Trim members and production thereof | |
| RU2129621C1 (ru) | Способ получения коррозионностойкого покрытия на изделиях из черных металлов и сплавов | |
| CN1233687A (zh) | 全涂装钢绞线 | |
| CN2322998Y (zh) | 全涂装钢绞线 | |
| JP4166373B2 (ja) | アルミニウム線またはアルミニウム合金線およびこれを用いた送電線 | |
| JPH03152283A (ja) | 防錆処理を施した吊橋用ケーブルワイヤ | |
| JPS636705A (ja) | 絶縁電線 | |
| JPH0341533Y2 (ja) |