JPH02232040A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH02232040A JPH02232040A JP1052840A JP5284089A JPH02232040A JP H02232040 A JPH02232040 A JP H02232040A JP 1052840 A JP1052840 A JP 1052840A JP 5284089 A JP5284089 A JP 5284089A JP H02232040 A JPH02232040 A JP H02232040A
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- Japan
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- delay
- circuit
- signal
- phasing
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Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は,電気信号により遅延時間を連続的に変化でき
る可変遅延回路を整相回路内の遅延回路として用いダイ
ナミックフォーカスを可能とした超音波診断装置に関す
る. 〔従来の技術〕 超音波診断装置は、探触子により被検体に超音波を送受
波し、体内からの反射波信号に基づいて被検体内部の情
報を得るようになっている.ここで,被検体内部の深さ
の異なる各部のいずれの場所においても高い分解能の画
像が得られるようにするため、体内からの反射波の受信
に際し、受波の焦点を時間の経過と共に動的に変化させ
るダイナミックフォーカスが行われる.このとき,上記
受波の焦点合わせは、幅の狭い短冊状に形成された振動
子素子を複数個配列した探触子、あるいは同心円状に配
置した複数のリング状振動子素子から成る探触子の上記
それぞれの振動子素子からの受波信号を,遅延線を用い
て適宜遅延して加算することによって行おれる.この回
路は一般に整相同路と呼ばれている.そして.受渡の焦
点位置は上記の各々の遅延線の遅延時間により定まるの
で,ダイナミックフォーカスは、複数の受波信号に与え
るべき遅延時間を体内からの反射波の発生深度に応じて
動的に変更することによって実現される.上記の遅延時
間の変更は,遅延線に適切な間隔でタップを設け,これ
らのタップを電子スイッチを用いて選択切り換えて行う
.この場合,上記電子スイッチの切り換え時にノイズが
発生して,遅延線を介して受波信号に混入することがあ
り,診断情報に誤った信号が出現することがあった.そ
こで,このような現象を改善するために、上記電子スイ
ッチとしてノイズの発生の少ないスイッチを用いればよ
いが,このような電子スイッチは高価であるので遅延線
のそれぞれのタップ毎に多数設けると価格が上昇して経
済的でないという欠点があった. 以上のような問題点に対処して、タップ切換スイッチを
備えた遅延線をそれぞれ有し焦点区間を互いに異ならせ
た二系統の整相同路を交互に使用すると共に,一方の整
相回路が使用されている間に他方の整相回路のタップを
切り換えるようにした装置が特開昭56−112234
号公報で提案されている.この公報に記載された従来の
超音波診断装置は、第11図に示すように、複数の振動
子素子111 xat・・・,1nが配列され超音波を
送受波するアレー型の探触子2と、この探触子2の各振
動子素子11〜1nからの受波信号に所定の遅延時間を
与えて位相を揃え加算して出力する二系統の整相回路3
,3′と,これらの整相同路3,3′内の各遅延線の終
端抵抗の信号を増幅する増幅器4.4′と、上記二系統
の整相回路3,3′からの出力信号を交互に切り換える
ための電子ス?ッチ5と,上記各整相回路3,3′で整
相された信号を検波,圧縮する検波器6と,この検波器
6からの出力信号を画像として表示する表示装置7とを
備えて成っていた.ここで,上記二系統の整相回路3,
3′は、それぞれ上記探触子2の各振動子素子1■〜1
nからの受波信号を入カして増幅する定電流源出力型の
増幅器819811・・・8 n ; 81 s 8
2 ・・・ 8n’と、遅延線9,9′と、これら
の遅延線9,9′に適宜の間隔で設けられたタップを選
択切り換えする電子スイッチから成るタップ切換スイッ
チ10,,10!,・・・Ion : Loz i
o2 ””* Ion’とがら成る.なお、第11図
において,符号11は電子スイッチ5及びタップ切換ス
イッチ1oエ〜10n,10,’〜Ion’ を切り換
え制御するための制御器である. このように構成された超音波診断装置においては、上記
それぞれのタップ切換スイッチ10,〜ion及び10
■′〜Ion’の切り換えは,それらが属する整相同路
3または3′の出方端(4,4′)が電子スイッチ5の
切り換えにより次段(検波器6)から切り離されている
間に行われるので,上記タップ切換スイッチ101〜I
onまたは101′〜10n′の動作により発生するノ
イズが次段以降の信号に混入することはない.従って,
多数必要とされる上記タップ切換スイッチ101〜Io
n及び101′〜10n′は、ノイズが発生してもよい
安価なスイッチで間に合わせることができる.このとき
,各整相回路3,3′からの出力信号を交互に切り換え
る電子スイッチ5は、常に信号が流れている部分を切り
換えるので、ノイズの発生の少ない高価なスイッチを用
いなければならないが,その個数がわずかであることか
ら特に価格が上昇するものではなく,全体としてはコス
ト上昇を抑えることができる.これにより、ダイナミッ
クフォーカス時の各タップ切換スイッチ101〜Ion
または101′〜10n′の切り換えにより発生するノ
イズの影響を受けないようにしていた. (発明が解決しようとする課題〕 しかし,このような従来の超音波診断装置においては、
第11図に示すように、二系統の整相回路3,3′を用
意することから、高価な遅延線9,9′を二系統分必要
とし,回路規模が大きくなると共に、コストも上昇する
ものであった.さらに,上記二系統の整相回路3,3′
からの信号に感度差があると、出力側の電子スイッチ5
の切り換えにより、表示装置7に表示される画像に明暗
の段差が発生することとなるので、使用部品については
特性バラツキの少ないものを用いる必要があり、そのた
めに多くの調整時間を要し、これもコスト上昇の原因と
なるものであった。なお、上記二系統の整相回路3,3
′の感度差が少なくなっても、各系統の焦点の位置が異
なることから受信感度も異なることとなり,やはり出力
側の電子スイッチ5の切り換えにより、表示装置7に表
示される画像に明暗の段差が発生することとなるもので
あった。
る可変遅延回路を整相回路内の遅延回路として用いダイ
ナミックフォーカスを可能とした超音波診断装置に関す
る. 〔従来の技術〕 超音波診断装置は、探触子により被検体に超音波を送受
波し、体内からの反射波信号に基づいて被検体内部の情
報を得るようになっている.ここで,被検体内部の深さ
の異なる各部のいずれの場所においても高い分解能の画
像が得られるようにするため、体内からの反射波の受信
に際し、受波の焦点を時間の経過と共に動的に変化させ
るダイナミックフォーカスが行われる.このとき,上記
受波の焦点合わせは、幅の狭い短冊状に形成された振動
子素子を複数個配列した探触子、あるいは同心円状に配
置した複数のリング状振動子素子から成る探触子の上記
それぞれの振動子素子からの受波信号を,遅延線を用い
て適宜遅延して加算することによって行おれる.この回
路は一般に整相同路と呼ばれている.そして.受渡の焦
点位置は上記の各々の遅延線の遅延時間により定まるの
で,ダイナミックフォーカスは、複数の受波信号に与え
るべき遅延時間を体内からの反射波の発生深度に応じて
動的に変更することによって実現される.上記の遅延時
間の変更は,遅延線に適切な間隔でタップを設け,これ
らのタップを電子スイッチを用いて選択切り換えて行う
.この場合,上記電子スイッチの切り換え時にノイズが
発生して,遅延線を介して受波信号に混入することがあ
り,診断情報に誤った信号が出現することがあった.そ
こで,このような現象を改善するために、上記電子スイ
ッチとしてノイズの発生の少ないスイッチを用いればよ
いが,このような電子スイッチは高価であるので遅延線
のそれぞれのタップ毎に多数設けると価格が上昇して経
済的でないという欠点があった. 以上のような問題点に対処して、タップ切換スイッチを
備えた遅延線をそれぞれ有し焦点区間を互いに異ならせ
た二系統の整相同路を交互に使用すると共に,一方の整
相回路が使用されている間に他方の整相回路のタップを
切り換えるようにした装置が特開昭56−112234
号公報で提案されている.この公報に記載された従来の
超音波診断装置は、第11図に示すように、複数の振動
子素子111 xat・・・,1nが配列され超音波を
送受波するアレー型の探触子2と、この探触子2の各振
動子素子11〜1nからの受波信号に所定の遅延時間を
与えて位相を揃え加算して出力する二系統の整相回路3
,3′と,これらの整相同路3,3′内の各遅延線の終
端抵抗の信号を増幅する増幅器4.4′と、上記二系統
の整相回路3,3′からの出力信号を交互に切り換える
ための電子ス?ッチ5と,上記各整相回路3,3′で整
相された信号を検波,圧縮する検波器6と,この検波器
6からの出力信号を画像として表示する表示装置7とを
備えて成っていた.ここで,上記二系統の整相回路3,
3′は、それぞれ上記探触子2の各振動子素子1■〜1
nからの受波信号を入カして増幅する定電流源出力型の
増幅器819811・・・8 n ; 81 s 8
2 ・・・ 8n’と、遅延線9,9′と、これら
の遅延線9,9′に適宜の間隔で設けられたタップを選
択切り換えする電子スイッチから成るタップ切換スイッ
チ10,,10!,・・・Ion : Loz i
o2 ””* Ion’とがら成る.なお、第11図
において,符号11は電子スイッチ5及びタップ切換ス
イッチ1oエ〜10n,10,’〜Ion’ を切り換
え制御するための制御器である. このように構成された超音波診断装置においては、上記
それぞれのタップ切換スイッチ10,〜ion及び10
■′〜Ion’の切り換えは,それらが属する整相同路
3または3′の出方端(4,4′)が電子スイッチ5の
切り換えにより次段(検波器6)から切り離されている
間に行われるので,上記タップ切換スイッチ101〜I
onまたは101′〜10n′の動作により発生するノ
イズが次段以降の信号に混入することはない.従って,
多数必要とされる上記タップ切換スイッチ101〜Io
n及び101′〜10n′は、ノイズが発生してもよい
安価なスイッチで間に合わせることができる.このとき
,各整相回路3,3′からの出力信号を交互に切り換え
る電子スイッチ5は、常に信号が流れている部分を切り
換えるので、ノイズの発生の少ない高価なスイッチを用
いなければならないが,その個数がわずかであることか
ら特に価格が上昇するものではなく,全体としてはコス
ト上昇を抑えることができる.これにより、ダイナミッ
クフォーカス時の各タップ切換スイッチ101〜Ion
または101′〜10n′の切り換えにより発生するノ
イズの影響を受けないようにしていた. (発明が解決しようとする課題〕 しかし,このような従来の超音波診断装置においては、
第11図に示すように、二系統の整相回路3,3′を用
意することから、高価な遅延線9,9′を二系統分必要
とし,回路規模が大きくなると共に、コストも上昇する
ものであった.さらに,上記二系統の整相回路3,3′
からの信号に感度差があると、出力側の電子スイッチ5
の切り換えにより、表示装置7に表示される画像に明暗
の段差が発生することとなるので、使用部品については
特性バラツキの少ないものを用いる必要があり、そのた
めに多くの調整時間を要し、これもコスト上昇の原因と
なるものであった。なお、上記二系統の整相回路3,3
′の感度差が少なくなっても、各系統の焦点の位置が異
なることから受信感度も異なることとなり,やはり出力
側の電子スイッチ5の切り換えにより、表示装置7に表
示される画像に明暗の段差が発生することとなるもので
あった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる超音波診断装置を提供することを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために,本発明による超音波診断装
置は、複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する
探触子と、この探触子の各振動子素子からの受波信号に
所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれらの遅延回
路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力する整相
回路と,この整相同路で整相された信号を検波する検波
器と、この検波器からの出力信号を画像として表示する
表示装置とを備えて成る超音波診断装置において.上記
整相回路は、その内部の遅延回路として電気信号により
遅延時間を連続的に変えるようにした可変遅延回路を用
いると共に、上記探触子の各振動子素子からの受波信号
のそれぞれに任意の固定した遅延時間を与えた後その複
数個の信号を一群として加算して形成した各信号群ごと
に上記の可変遅延回路をそれぞれ設けて成るものである
.また、上記整相回路は,探触子の各振動子素子からの
受波信号の個々について時間経過と共に変化する微小な
遅延を与える遅延回路を付加すると共に、この遅延回路
の遅延時間を受波信号のチャンネルごとに独立して制御
するものとしてもよい.〔作 用〕 このように構成された超音波診断装置は,その整相回路
内の遅延回路として、電気信号により遅延時間を連続的
に変えるようにした可変遅延回路を用いることにより、
一系統の整相回路だけでダイナミックフォーカスを可能
とすることができる.また,上記の可変遅延回路は,探
触子の各振動子素子からの受波信号のうち複数個の信号
を一群として加算して形成した各信号群ごとにそれぞれ
設けることにより、整相同路内の可変遅延回路の数を少
なくすることができ、上記整相同路を小形化かつ安価と
することができる. 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
できる超音波診断装置を提供することを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために,本発明による超音波診断装
置は、複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する
探触子と、この探触子の各振動子素子からの受波信号に
所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれらの遅延回
路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力する整相
回路と,この整相同路で整相された信号を検波する検波
器と、この検波器からの出力信号を画像として表示する
表示装置とを備えて成る超音波診断装置において.上記
整相回路は、その内部の遅延回路として電気信号により
遅延時間を連続的に変えるようにした可変遅延回路を用
いると共に、上記探触子の各振動子素子からの受波信号
のそれぞれに任意の固定した遅延時間を与えた後その複
数個の信号を一群として加算して形成した各信号群ごと
に上記の可変遅延回路をそれぞれ設けて成るものである
.また、上記整相回路は,探触子の各振動子素子からの
受波信号の個々について時間経過と共に変化する微小な
遅延を与える遅延回路を付加すると共に、この遅延回路
の遅延時間を受波信号のチャンネルごとに独立して制御
するものとしてもよい.〔作 用〕 このように構成された超音波診断装置は,その整相回路
内の遅延回路として、電気信号により遅延時間を連続的
に変えるようにした可変遅延回路を用いることにより、
一系統の整相回路だけでダイナミックフォーカスを可能
とすることができる.また,上記の可変遅延回路は,探
触子の各振動子素子からの受波信号のうち複数個の信号
を一群として加算して形成した各信号群ごとにそれぞれ
設けることにより、整相同路内の可変遅延回路の数を少
なくすることができ、上記整相同路を小形化かつ安価と
することができる. 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明による超音波診断装置における整相回路
の実施例を示すブロック図である.この超音波診断装置
は、被検体に超音波を送受波し体内からの反射エコーに
基づいて被検体内部の診断情報を得るもので、例えば短
冊状に形成された複数の振動子素子が一列状に配列され
超音波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素
子からの受波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を
有しこれらの遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加
算して出力する整相回路と,この整相同路で整相された
信号を検波する検波器と,この検波器からの出力信号を
画像として表示する表示装置とを備えて成る. そして,上記の整相回路(第1図の符号12参照)は、
第1図に示すように、図示外の探触子の各振動子素子か
らの受波信号を入力する入カ端子#1,62,#3,・
・・,#nのうち複数個の入力端子ごとに入力信号線1
3,13,・・・が接続された複数個の入力側のクロス
ポイントスイッチ14a,14b.・・・,14mと、
これらの各クロスポイントスイッチ14a〜14mのそ
れぞれの出方信号線15,15,・・・に各タップが接
続された入力側のLC遅延線16a,16b,−,16
mと,これらの各LC遅延線16a〜16mの終端抵抗
を介して出力側にそれぞれ接続され受波信号に遅延時間
を与える可変遅延回路17a,17b,・・・17mと
、これらの可変遅延回路17a〜17mの出力端子に入
力信号線18.18,・・・が接続された出力側のクロ
スポイントスイッチ19と,このクロスポイントスイッ
チ19の出力信号線20,20,・・・に各タップが接
続された出力側のLC遅延線21とから成る.なお,第
1図において,符号22は上記の各可変遅延回路17a
〜17mの動作を制御する制御回路を示しており,符号
23は入力側のクロスポイントスイッチ14a〜14m
及び出力側のクロスポイントスイッチ19並びに上記の
制御回路22の動作を制御する制御部を示しており,符
号24は整相回路12の出力端子を示している. ここで,本発明においては,上記整相回路12内の各可
変遅延回路17a〜17mとしては、第2図に示す回路
構成とされた二次以上のアクティブオールバスフィルタ
が用いられている.この二次以上のアクティブオールバ
スフィルタから成る可変遅延回路17a〜17mは、従
来の遅延線を用いたものと異なり,その制御端子に印加
される電気信号により遅延時間が連続的に変化するもの
で,その構成を考えるに至った思考過程を第3図〜第9
図を参照しながら説明する. まず,第3図に示すように,従来の整相回路に用いられ
ていたインダクタやコンデンサ等の受動素子のみからな
るいわゆるLC遅延線に代わって,インダクタLやコン
デンサC等の受動素子と増幅器とからなるオールバスフ
ィルタとも称されている等化器で構成した遅延回路につ
いて説明する.この遅延回路は、回路の振幅特性及び遅
延特性の双方を可変とするもので,トランジスタQ0は
位相分割器として働き、エミッタフオロアQ2に加えら
れる信号の振幅は,入力振幅のK倍になっている。
の実施例を示すブロック図である.この超音波診断装置
は、被検体に超音波を送受波し体内からの反射エコーに
基づいて被検体内部の診断情報を得るもので、例えば短
冊状に形成された複数の振動子素子が一列状に配列され
超音波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素
子からの受波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を
有しこれらの遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加
算して出力する整相回路と,この整相同路で整相された
信号を検波する検波器と,この検波器からの出力信号を
画像として表示する表示装置とを備えて成る. そして,上記の整相回路(第1図の符号12参照)は、
第1図に示すように、図示外の探触子の各振動子素子か
らの受波信号を入力する入カ端子#1,62,#3,・
・・,#nのうち複数個の入力端子ごとに入力信号線1
3,13,・・・が接続された複数個の入力側のクロス
ポイントスイッチ14a,14b.・・・,14mと、
これらの各クロスポイントスイッチ14a〜14mのそ
れぞれの出方信号線15,15,・・・に各タップが接
続された入力側のLC遅延線16a,16b,−,16
mと,これらの各LC遅延線16a〜16mの終端抵抗
を介して出力側にそれぞれ接続され受波信号に遅延時間
を与える可変遅延回路17a,17b,・・・17mと
、これらの可変遅延回路17a〜17mの出力端子に入
力信号線18.18,・・・が接続された出力側のクロ
スポイントスイッチ19と,このクロスポイントスイッ
チ19の出力信号線20,20,・・・に各タップが接
続された出力側のLC遅延線21とから成る.なお,第
1図において,符号22は上記の各可変遅延回路17a
〜17mの動作を制御する制御回路を示しており,符号
23は入力側のクロスポイントスイッチ14a〜14m
及び出力側のクロスポイントスイッチ19並びに上記の
制御回路22の動作を制御する制御部を示しており,符
号24は整相回路12の出力端子を示している. ここで,本発明においては,上記整相回路12内の各可
変遅延回路17a〜17mとしては、第2図に示す回路
構成とされた二次以上のアクティブオールバスフィルタ
が用いられている.この二次以上のアクティブオールバ
スフィルタから成る可変遅延回路17a〜17mは、従
来の遅延線を用いたものと異なり,その制御端子に印加
される電気信号により遅延時間が連続的に変化するもの
で,その構成を考えるに至った思考過程を第3図〜第9
図を参照しながら説明する. まず,第3図に示すように,従来の整相回路に用いられ
ていたインダクタやコンデンサ等の受動素子のみからな
るいわゆるLC遅延線に代わって,インダクタLやコン
デンサC等の受動素子と増幅器とからなるオールバスフ
ィルタとも称されている等化器で構成した遅延回路につ
いて説明する.この遅延回路は、回路の振幅特性及び遅
延特性の双方を可変とするもので,トランジスタQ0は
位相分割器として働き、エミッタフオロアQ2に加えら
れる信号の振幅は,入力振幅のK倍になっている。
次に,第3図に示したオールバスフィルタの等価回路を
示すと第4図のようになる.第4図の回路において,ラ
プラス変換の演算子をSとすると,出力信号と入力信号
との比率を表わす伝達関数T(S)は,重畳により次式
が得られる.この第(1)式でK=1とすれば, となり、二次全域通過伝達関数の式となる.すなわち,
上記第(1)式において、Kが1より増加または減少す
るにつれて、振幅特性において中心周波数で盛り上がり
または落ち込む.この状況を図示すると,第5図に示す
グラフのように,信号の周波数が零に近づくか或いは無
限大になるに従って利得は1に近づく.そして最大遅延
時間T dmaxはLC共振周波数で起こり,次式のよ
うに表わされる. Tdmx= 2RC/K+2RC
=− (3)この第(3)式でK=1とすれば,
Tdmaxは次のようになる. Tdsax = 4RC
− (4)次に,第3図に示したオールバスフ
ィルタを演算増幅器を用いて実現すると,第6図に示す
回路構成のようになる.すなわち、インダクタLと,コ
ンデンサCと、演算増幅器25と、この演算増幅器25
の一方の入力部に接続された可変抵抗Rと,他方の入力
部に接続された抵抗R′と、上記演算増幅器25の出力
側から他方の入力部へ帰還を施された可変抵抗KR’
とから成る.ここで、抵抗R′の値は任意であり、上記
第(3)式及び第(4)式が適用できる.そして,これ
らの式から次のことが言える. ■K=1のとき,最大遅延時間Td■azは4RCに等
しい.従って、可変抵抗Rの抵抗値を変えることにより
.遅延時間の大きさを制御することができる. ■最大遅延時間Tdmaxは,Kが1よりずれてもあま
り影響されない. ■LC共振周波数における振幅等化量は,遅延址の設定
と独立であり,Kだけの関数である.また,振帽等化量
に影響を与えずに遅延時間を変更できる. ここで,第6図の可変抵抗Rの抵抗値を変化させて遅延
時間を変えた場合の遅延特性の一例を示すと,第7図の
ようになる。すなわち、可変抵抗Rの抵抗値を変化させ
ることにより、遅延時間Tdを大きくするほどその遅延
時間Tdが一定な周波数幅が狭くなっていることがわか
る. 以上述べたことにより、前記第(2)式で表わされる二
次全域通過形のオールパスフィルタでK=1として抵抗
Rを可変とすることにより、最大遅延時間Tdmaxを
適切な値として可変形の遅延回路が実現できることがわ
かる.なお、以上のことは、アーサー・ビー・ウィリア
ムズ著「エレクトロニック フィルタデザインハンドブ
ック」マグロウヒル出版1981年(Arthur B
. Iilliams ”Electro一nic F
ilter Design Handbook” Mc
Graw−}till 1981)にも記載されている
. 第6図に示した回路で遅延時間を連続的に変えられるが
,これを遅延回路として超音波診断装置の整相回路に適
用すると、振幅特性(第5図参照)と遅延特性(第7図
参照)とを任意に設定でき,好都合である.ここで、超
音波診断装置においてダイナミックフォーカスを実現す
るためには、遅延時間を高速で且つ受波信号に雑音を混
入させることなく制御しうることが要求される.このよ
うな要求を実現するため,第6図に示した遅延回路の可
変抵抗Rをその抵抗値が電気信号で制御可能なものと等
価な回路を示すと,第8図のようになる.第8図の回路
は,電圧利得Gが電気信号Evで制御できる増幅器26
に一定抵抗Rで帰還を施してその回路の抵抗値を可変と
したものである.上記のような増幅器26は、例えば第
9図に示す回路構成とされたギルバードセルなどにより
実現でき、制御電圧Evと電圧利得Gは一定の関係にあ
り、周囲温度の変化による利得Gの変動が小さく実用的
である.ここで,上記増幅器26の入力端27から見た
インピーダンスを求める.このとき、該増幅器26の入
力インピーダンスは無限大で、出力インピーダンスは零
とし,入力端27における入力電圧をEin,電流を、
i,出力端28における出力電圧をEoutとすると,
次式が成り立つ。
示すと第4図のようになる.第4図の回路において,ラ
プラス変換の演算子をSとすると,出力信号と入力信号
との比率を表わす伝達関数T(S)は,重畳により次式
が得られる.この第(1)式でK=1とすれば, となり、二次全域通過伝達関数の式となる.すなわち,
上記第(1)式において、Kが1より増加または減少す
るにつれて、振幅特性において中心周波数で盛り上がり
または落ち込む.この状況を図示すると,第5図に示す
グラフのように,信号の周波数が零に近づくか或いは無
限大になるに従って利得は1に近づく.そして最大遅延
時間T dmaxはLC共振周波数で起こり,次式のよ
うに表わされる. Tdmx= 2RC/K+2RC
=− (3)この第(3)式でK=1とすれば,
Tdmaxは次のようになる. Tdsax = 4RC
− (4)次に,第3図に示したオールバスフ
ィルタを演算増幅器を用いて実現すると,第6図に示す
回路構成のようになる.すなわち、インダクタLと,コ
ンデンサCと、演算増幅器25と、この演算増幅器25
の一方の入力部に接続された可変抵抗Rと,他方の入力
部に接続された抵抗R′と、上記演算増幅器25の出力
側から他方の入力部へ帰還を施された可変抵抗KR’
とから成る.ここで、抵抗R′の値は任意であり、上記
第(3)式及び第(4)式が適用できる.そして,これ
らの式から次のことが言える. ■K=1のとき,最大遅延時間Td■azは4RCに等
しい.従って、可変抵抗Rの抵抗値を変えることにより
.遅延時間の大きさを制御することができる. ■最大遅延時間Tdmaxは,Kが1よりずれてもあま
り影響されない. ■LC共振周波数における振幅等化量は,遅延址の設定
と独立であり,Kだけの関数である.また,振帽等化量
に影響を与えずに遅延時間を変更できる. ここで,第6図の可変抵抗Rの抵抗値を変化させて遅延
時間を変えた場合の遅延特性の一例を示すと,第7図の
ようになる。すなわち、可変抵抗Rの抵抗値を変化させ
ることにより、遅延時間Tdを大きくするほどその遅延
時間Tdが一定な周波数幅が狭くなっていることがわか
る. 以上述べたことにより、前記第(2)式で表わされる二
次全域通過形のオールパスフィルタでK=1として抵抗
Rを可変とすることにより、最大遅延時間Tdmaxを
適切な値として可変形の遅延回路が実現できることがわ
かる.なお、以上のことは、アーサー・ビー・ウィリア
ムズ著「エレクトロニック フィルタデザインハンドブ
ック」マグロウヒル出版1981年(Arthur B
. Iilliams ”Electro一nic F
ilter Design Handbook” Mc
Graw−}till 1981)にも記載されている
. 第6図に示した回路で遅延時間を連続的に変えられるが
,これを遅延回路として超音波診断装置の整相回路に適
用すると、振幅特性(第5図参照)と遅延特性(第7図
参照)とを任意に設定でき,好都合である.ここで、超
音波診断装置においてダイナミックフォーカスを実現す
るためには、遅延時間を高速で且つ受波信号に雑音を混
入させることなく制御しうることが要求される.このよ
うな要求を実現するため,第6図に示した遅延回路の可
変抵抗Rをその抵抗値が電気信号で制御可能なものと等
価な回路を示すと,第8図のようになる.第8図の回路
は,電圧利得Gが電気信号Evで制御できる増幅器26
に一定抵抗Rで帰還を施してその回路の抵抗値を可変と
したものである.上記のような増幅器26は、例えば第
9図に示す回路構成とされたギルバードセルなどにより
実現でき、制御電圧Evと電圧利得Gは一定の関係にあ
り、周囲温度の変化による利得Gの変動が小さく実用的
である.ここで,上記増幅器26の入力端27から見た
インピーダンスを求める.このとき、該増幅器26の入
力インピーダンスは無限大で、出力インピーダンスは零
とし,入力端27における入力電圧をEin,電流を、
i,出力端28における出力電圧をEoutとすると,
次式が成り立つ。
Ein−Ri−Eout = O
・= (5)Eout = −G−Ein
− (6)この第(5)
式と第(6)式からE outを消去すると,R Ein = − i
・・・(7)1+G となる.そして、この入力電圧E1nの式を電流iで偏
微分すると,入力端27から見たインピーダンスZin
は次式のようになる. ai 1+G この第(8)式において利得Gを変えると、入力端27
から見たインピーダンスZinは変化することとなる.
すなわち、第8図に示す回路の入力端27と対地間の抵
抗は、電気信号Evにより制御可能となる.例えば、利
得Gを0から4まで変化させると、入力端27における
インピーダンスZinは,Rから0.2Rまで変化する
こととなる.これにより,第8図は可変抵抗回路となる
.そこで,第8図に示した電気信号Evで入力端27と
対地間の抵抗が可変となる可変抵抗回路を,第6図にお
ける可変抵抗Rに適用することにより、第2図に示す本
発明に係る可変遅延回路17a〜17mが構成される.
すなわち,インダクタLとコンデンサCと演算増幅器2
5とを用いてLC共振周波数で遅延時間を与える二次以
上のアクティブオールバスフィルタを構成し、上記演算
増幅器25の入力端子に接続される抵抗の部分に,利得
Gが電気信号Evで制御できる増幅器26に一定抵抗R
で帰還を施した回路により抵抗値を可変とする可変抵抗
回路29を設け、この可変抵抗回路29により上記のア
クティブオールパスフィルタにおける抵抗を可変とした
ものである.なお第2図において、符号R′は演算増帳
器25の他方の入力部に接続された一定抵抗であり、符
号KR’は,上記演算増幅器25の出力側から他方の入
力部へ帰還を施された可変抵抗である。そして、上記可
変抵抗回路29の増幅器26の利得Gを、制御端子30
に印加する電気信号(制御電圧Ev)により変えること
によって遅延時間を連続的に変化させることができる. また,本発明においては,上記各可変遅延回路17a〜
17mは、前記入力側のクロスポイントスイッチ14a
〜14mの出力信号線15,15,・・・に接続された
LC遅延線16a〜16mの出力側にそれぞれ接続する
ことにより、探触子の各振動子素子からの受波信号のう
ち複数個の信号、例えば四つの受波信号を一群として加
算して形成した各信号群ごとにそれぞれ設けられている
.次に、このように構成された整相同路12の動作につ
いて、第1図を参照して説明する.まず、図示外の探触
子の各振動子素子からの受波信号は図示外の増幅器で増
幅された後,各入力端子#l〜#nに定電流信号源とし
て印加される.これらの入力端子#1〜#nには、例え
ば四個の入力端子#1〜#4.#5〜#8,・・・ごと
に各クロスポイントスイッチ14a,14b,・・・,
14mが設けられているので、これらのクロスポイント
スイッチ14a〜14mとその出力信号線にそれぞれ接
続されたLC遅延線16a〜16mとにより、例えば四
つの受波信号ごとに一群として加算した信号群が形成さ
れる.そして、上記各LC遅延線16a〜16mの特性
インピーダンスとインピーダンスマッチングをとった終
端抵抗から出力された各信号群は,それぞれ可変遅延回
路17a,17b,・・・,17mに入力される.これ
らの可変遅延回路17a〜17mでは、制御回路22か
らの制御信号S,(第2図における制御端子30に入力
される電気信号)により,被検体の生体内を超音波が伝
播する速さに対応して超音波ビームの収束点を深い所へ
移動させるダイナミックフォーカスを実現するために,
受波信号に適宜の遅延時間が与えられる.このように遅
延時間が与えられた各可変遅延回路17a〜17mの出
力信号は,定電流信号源となっており、それぞれ出力側
のクロスポイントスイッチ19八その入力信号線18,
18,・・・を介して入力する.このクロスポイントス
イッチ19へ入力した信号は出力側のLC遅延線21へ
送出されるが、上記クロスポイントスイッチ19の出力
信号lIA20,20,・・・は,上記LC遅延線21
に適宜の間隔で設けられたタップと同数だけ設けられて
おり,上記各可変遅延回路17a〜17mにより適宜の
遅延時間を与えられた信号は,さらにクロスポイントス
イッチ19により選択されたタップを介してLC遅延線
21へ入力し,そのタップ位置に対応した遅延時間に相
当する遅延が与えられ,それぞ九の信号が加算される.
このとき、入力側の各クロスポイントスイッチ14a〜
14m及び出力側のクロスポイントスイッチ19は,制
御部23からの制御信号S8,S,により,超音波ビー
ムの偏向角に対応した遅延時間が与えられるように制御
される.以上のようにして、整相回路12により遅延が
与えられ加算さ九て整相された信号は、出力端子24か
ら出力され,図示外の検波量で検波された後,表示装置
に入力して画像として表示される. このような構成及び動作により、整相同路12内の各可
変遅延回路17a〜17mがその制御端?30(第2図
参照)に電気信号を入力するだけで遅延時間を連続的に
変化することができるので、一系統の整相同路12だけ
で超音波ビームの収束点を連続的に移動するダイナミッ
クフォーカスが実現できる.また、上記の各可変遅延回
路17a〜17mは,探触子の多数の振動子素子からの
受波信号のチャンネルごとに設けなくてもよいので、可
変遅延回路の設置数を少なくすることができる.なお,
上記各可変遅延回路17a〜17mは,変化すべき遅延
時間が比較的大きい場合は,第2図に示した回路構成の
二次以上のアクティブオールパスフィルタを複数段に縦
続接続したものに電圧/電流変換回路を接続して構成し
てもよい.第10図は本発明の第二の実施例における整
相同路を示すブロック図である.この実施例の整相同路
12′は、図示外の探触子の各振動子素子からの受波信
号の個々について時間経過と共に変化する微小な遅延を
与える遅延回路31■,31■,31.,・・・,31
nを付加すると共に,この遅延回路31L〜31nの遅
延時間を受波信号のチャ?ネルごとに独立して制御する
ようにしたものである。すなわち,探触子の各振動子素
子からの受波信号を入力する入力端子#1,$2, #
3,・・・#nと入力側の各クロスポイントスイッチ1
4a〜14mの入力信号線13,13,・・・との間に
、電気信号により微小な遅延時間が制御できる遅延回路
31■,31■313,・・・,31nがそれぞれ設け
られると共に、これらの遅延回路311〜31nは制御
回路22からの制御信号S4により各受波信号のチャン
ネルごとに独立して遅延時間が制御されるようになって
いる.ここで,上記各遅延回路311〜31nは、微小
な遅延時間が制御できればよいため、例えば一次のアク
ティブオールバスフィルタを用い、その出力信号は定電
流信号源となるようにされている.また、上記各遅延回
路31,〜31nは,入力側のLC遅延線168〜16
mのタップの数により定まる遅延時間の分解能をさらに
高くするため,その遅延時間が初期設定されている. このような構成の整相回路12′において,ダ?ナミッ
クフォーカスを実現するため可変遅延回路17a〜17
mの遅延時間を連続的に変化させた場合、探触子の各振
動子素子からの受波信号は各遅延回路31■〜31nで
遅延が与えられた後に,チャンネル毎に加算された信号
について遅延時間が連続的に変化するようになる.従っ
て,ダイナミックフォーカスを実現するためには,例え
ば4チャンネルの受波信号ごとに加算する構成において
は,各チャンネルごとに与えるべき遅延時間の変化が異
なるため、これらの値を各遅延回路311〜31nによ
り各チャンネルごとに制御する必要がある.そのため,
第10図に示す実施例においては、上記各遅延回路31
1〜31nの遅延時間は、制御回路22からの制御信号
S.により各受波信号のチャンネルごとに独立して制御
される.この遅延時間とその遅延時間の制御タイミング
は,入力側のLC遅延線16a〜16mと出力側のLC
遅延線21のタップ位置により異なるので,上記制御信
号S4のタイミングは,次の如く行われる.すなわち、
各チャンネルの受波信号が印加される入力側のLC遅延
@ 1 6 a〜16mのタップ位置により、各可変遅
延回路17a〜17mの入力部に信号が現われるタイミ
ングが異なる.従って、各受波信号のチャンネルの入力
端子#1〜#nに同じタイミングで入力された受波信号
が整相加算されるためには,各チャンネルが入力側の各
クロスポイントスイッチ14a〜14mにより選択され
る各LC遅延線16a〜16mのタップ位置の遅延時間
に対応した時間遅れで,各遅延回路311〜31nを制
御すればよい.そして、この実施例の場合は,上記の各
遅延回路31,〜31nによって微小な遅延を与えるこ
とにより,入力側のLC遅延線16a〜16mのタップ
の数により定まる遅延時間の分解能をさらに細分して、
その遅延時間の分解能を向上することができる. なお、第1図及び第10図に示す可変遅延回路17a〜
17mは,第2図に示す回路構成の二次以上のアクティ
ブオールパスフィルタに限らず、電気信号により遅延時
間を連続的に変化できるものであれば,他の回路構成の
ものであってもよい.〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成されたので,整相同路12ま
たは12′内の遅延回路として可変遅延回路17a〜1
7mを用いることにより、その制御端子に印加する電気
信号だけで遅延時間を連続的に変化させて所望の位置に
超音波ビームの収束点を移動することができる.従って
、従来の整相回路内の遅延線のようにノイズが発生する
ことがないので、二系統の整相同路を設けて交互に使用
する必要はなく,一系統の整相回路(12または12′
)だけでダイナミックフォーカスを実現することができ
る.このことから、回路規模を小さくすることができ,
装置を小形化できると共にコスト低下を図ることができ
る.また、従来のような二系統の整相同路からの信号を
切り換えて表示するのではなく、一系統の整相回路から
の信号をそのまま表示装置に表示するだけであるので、
画像に明暗の段差が発生することなく,均一な画質の画
像が得られ、診断をやり易くすることができる.さらに
,上記の可変遅延回路17a〜17mは,探触子の各振
動子素子からの受波信号のうち複数個の信号を一群とし
て加算して形成した各信号群ごとにそれぞれ設け、各受
波信号のチャンネルごとには設けなくてもよいので、整
相同路12,12′内の可変遅延回路17a〜17mの
数を少なくすることができる.従って、装置全体を小形
化できると共にコスト低下を図ることができる.また,
探触子の各振動子素子からの受波信号の個々について時
間経過と共に変化する微小な遅延を与える遅延回路31
1〜31nを付加したものにおいては,遅延時間の分解
能を容易に向上することができる,
・= (5)Eout = −G−Ein
− (6)この第(5)
式と第(6)式からE outを消去すると,R Ein = − i
・・・(7)1+G となる.そして、この入力電圧E1nの式を電流iで偏
微分すると,入力端27から見たインピーダンスZin
は次式のようになる. ai 1+G この第(8)式において利得Gを変えると、入力端27
から見たインピーダンスZinは変化することとなる.
すなわち、第8図に示す回路の入力端27と対地間の抵
抗は、電気信号Evにより制御可能となる.例えば、利
得Gを0から4まで変化させると、入力端27における
インピーダンスZinは,Rから0.2Rまで変化する
こととなる.これにより,第8図は可変抵抗回路となる
.そこで,第8図に示した電気信号Evで入力端27と
対地間の抵抗が可変となる可変抵抗回路を,第6図にお
ける可変抵抗Rに適用することにより、第2図に示す本
発明に係る可変遅延回路17a〜17mが構成される.
すなわち,インダクタLとコンデンサCと演算増幅器2
5とを用いてLC共振周波数で遅延時間を与える二次以
上のアクティブオールバスフィルタを構成し、上記演算
増幅器25の入力端子に接続される抵抗の部分に,利得
Gが電気信号Evで制御できる増幅器26に一定抵抗R
で帰還を施した回路により抵抗値を可変とする可変抵抗
回路29を設け、この可変抵抗回路29により上記のア
クティブオールパスフィルタにおける抵抗を可変とした
ものである.なお第2図において、符号R′は演算増帳
器25の他方の入力部に接続された一定抵抗であり、符
号KR’は,上記演算増幅器25の出力側から他方の入
力部へ帰還を施された可変抵抗である。そして、上記可
変抵抗回路29の増幅器26の利得Gを、制御端子30
に印加する電気信号(制御電圧Ev)により変えること
によって遅延時間を連続的に変化させることができる. また,本発明においては,上記各可変遅延回路17a〜
17mは、前記入力側のクロスポイントスイッチ14a
〜14mの出力信号線15,15,・・・に接続された
LC遅延線16a〜16mの出力側にそれぞれ接続する
ことにより、探触子の各振動子素子からの受波信号のう
ち複数個の信号、例えば四つの受波信号を一群として加
算して形成した各信号群ごとにそれぞれ設けられている
.次に、このように構成された整相同路12の動作につ
いて、第1図を参照して説明する.まず、図示外の探触
子の各振動子素子からの受波信号は図示外の増幅器で増
幅された後,各入力端子#l〜#nに定電流信号源とし
て印加される.これらの入力端子#1〜#nには、例え
ば四個の入力端子#1〜#4.#5〜#8,・・・ごと
に各クロスポイントスイッチ14a,14b,・・・,
14mが設けられているので、これらのクロスポイント
スイッチ14a〜14mとその出力信号線にそれぞれ接
続されたLC遅延線16a〜16mとにより、例えば四
つの受波信号ごとに一群として加算した信号群が形成さ
れる.そして、上記各LC遅延線16a〜16mの特性
インピーダンスとインピーダンスマッチングをとった終
端抵抗から出力された各信号群は,それぞれ可変遅延回
路17a,17b,・・・,17mに入力される.これ
らの可変遅延回路17a〜17mでは、制御回路22か
らの制御信号S,(第2図における制御端子30に入力
される電気信号)により,被検体の生体内を超音波が伝
播する速さに対応して超音波ビームの収束点を深い所へ
移動させるダイナミックフォーカスを実現するために,
受波信号に適宜の遅延時間が与えられる.このように遅
延時間が与えられた各可変遅延回路17a〜17mの出
力信号は,定電流信号源となっており、それぞれ出力側
のクロスポイントスイッチ19八その入力信号線18,
18,・・・を介して入力する.このクロスポイントス
イッチ19へ入力した信号は出力側のLC遅延線21へ
送出されるが、上記クロスポイントスイッチ19の出力
信号lIA20,20,・・・は,上記LC遅延線21
に適宜の間隔で設けられたタップと同数だけ設けられて
おり,上記各可変遅延回路17a〜17mにより適宜の
遅延時間を与えられた信号は,さらにクロスポイントス
イッチ19により選択されたタップを介してLC遅延線
21へ入力し,そのタップ位置に対応した遅延時間に相
当する遅延が与えられ,それぞ九の信号が加算される.
このとき、入力側の各クロスポイントスイッチ14a〜
14m及び出力側のクロスポイントスイッチ19は,制
御部23からの制御信号S8,S,により,超音波ビー
ムの偏向角に対応した遅延時間が与えられるように制御
される.以上のようにして、整相回路12により遅延が
与えられ加算さ九て整相された信号は、出力端子24か
ら出力され,図示外の検波量で検波された後,表示装置
に入力して画像として表示される. このような構成及び動作により、整相同路12内の各可
変遅延回路17a〜17mがその制御端?30(第2図
参照)に電気信号を入力するだけで遅延時間を連続的に
変化することができるので、一系統の整相同路12だけ
で超音波ビームの収束点を連続的に移動するダイナミッ
クフォーカスが実現できる.また、上記の各可変遅延回
路17a〜17mは,探触子の多数の振動子素子からの
受波信号のチャンネルごとに設けなくてもよいので、可
変遅延回路の設置数を少なくすることができる.なお,
上記各可変遅延回路17a〜17mは,変化すべき遅延
時間が比較的大きい場合は,第2図に示した回路構成の
二次以上のアクティブオールパスフィルタを複数段に縦
続接続したものに電圧/電流変換回路を接続して構成し
てもよい.第10図は本発明の第二の実施例における整
相同路を示すブロック図である.この実施例の整相同路
12′は、図示外の探触子の各振動子素子からの受波信
号の個々について時間経過と共に変化する微小な遅延を
与える遅延回路31■,31■,31.,・・・,31
nを付加すると共に,この遅延回路31L〜31nの遅
延時間を受波信号のチャ?ネルごとに独立して制御する
ようにしたものである。すなわち,探触子の各振動子素
子からの受波信号を入力する入力端子#1,$2, #
3,・・・#nと入力側の各クロスポイントスイッチ1
4a〜14mの入力信号線13,13,・・・との間に
、電気信号により微小な遅延時間が制御できる遅延回路
31■,31■313,・・・,31nがそれぞれ設け
られると共に、これらの遅延回路311〜31nは制御
回路22からの制御信号S4により各受波信号のチャン
ネルごとに独立して遅延時間が制御されるようになって
いる.ここで,上記各遅延回路311〜31nは、微小
な遅延時間が制御できればよいため、例えば一次のアク
ティブオールバスフィルタを用い、その出力信号は定電
流信号源となるようにされている.また、上記各遅延回
路31,〜31nは,入力側のLC遅延線168〜16
mのタップの数により定まる遅延時間の分解能をさらに
高くするため,その遅延時間が初期設定されている. このような構成の整相回路12′において,ダ?ナミッ
クフォーカスを実現するため可変遅延回路17a〜17
mの遅延時間を連続的に変化させた場合、探触子の各振
動子素子からの受波信号は各遅延回路31■〜31nで
遅延が与えられた後に,チャンネル毎に加算された信号
について遅延時間が連続的に変化するようになる.従っ
て,ダイナミックフォーカスを実現するためには,例え
ば4チャンネルの受波信号ごとに加算する構成において
は,各チャンネルごとに与えるべき遅延時間の変化が異
なるため、これらの値を各遅延回路311〜31nによ
り各チャンネルごとに制御する必要がある.そのため,
第10図に示す実施例においては、上記各遅延回路31
1〜31nの遅延時間は、制御回路22からの制御信号
S.により各受波信号のチャンネルごとに独立して制御
される.この遅延時間とその遅延時間の制御タイミング
は,入力側のLC遅延線16a〜16mと出力側のLC
遅延線21のタップ位置により異なるので,上記制御信
号S4のタイミングは,次の如く行われる.すなわち、
各チャンネルの受波信号が印加される入力側のLC遅延
@ 1 6 a〜16mのタップ位置により、各可変遅
延回路17a〜17mの入力部に信号が現われるタイミ
ングが異なる.従って、各受波信号のチャンネルの入力
端子#1〜#nに同じタイミングで入力された受波信号
が整相加算されるためには,各チャンネルが入力側の各
クロスポイントスイッチ14a〜14mにより選択され
る各LC遅延線16a〜16mのタップ位置の遅延時間
に対応した時間遅れで,各遅延回路311〜31nを制
御すればよい.そして、この実施例の場合は,上記の各
遅延回路31,〜31nによって微小な遅延を与えるこ
とにより,入力側のLC遅延線16a〜16mのタップ
の数により定まる遅延時間の分解能をさらに細分して、
その遅延時間の分解能を向上することができる. なお、第1図及び第10図に示す可変遅延回路17a〜
17mは,第2図に示す回路構成の二次以上のアクティ
ブオールパスフィルタに限らず、電気信号により遅延時
間を連続的に変化できるものであれば,他の回路構成の
ものであってもよい.〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成されたので,整相同路12ま
たは12′内の遅延回路として可変遅延回路17a〜1
7mを用いることにより、その制御端子に印加する電気
信号だけで遅延時間を連続的に変化させて所望の位置に
超音波ビームの収束点を移動することができる.従って
、従来の整相回路内の遅延線のようにノイズが発生する
ことがないので、二系統の整相同路を設けて交互に使用
する必要はなく,一系統の整相回路(12または12′
)だけでダイナミックフォーカスを実現することができ
る.このことから、回路規模を小さくすることができ,
装置を小形化できると共にコスト低下を図ることができ
る.また、従来のような二系統の整相同路からの信号を
切り換えて表示するのではなく、一系統の整相回路から
の信号をそのまま表示装置に表示するだけであるので、
画像に明暗の段差が発生することなく,均一な画質の画
像が得られ、診断をやり易くすることができる.さらに
,上記の可変遅延回路17a〜17mは,探触子の各振
動子素子からの受波信号のうち複数個の信号を一群とし
て加算して形成した各信号群ごとにそれぞれ設け、各受
波信号のチャンネルごとには設けなくてもよいので、整
相同路12,12′内の可変遅延回路17a〜17mの
数を少なくすることができる.従って、装置全体を小形
化できると共にコスト低下を図ることができる.また,
探触子の各振動子素子からの受波信号の個々について時
間経過と共に変化する微小な遅延を与える遅延回路31
1〜31nを付加したものにおいては,遅延時間の分解
能を容易に向上することができる,
第1図は本発明による超音波診断装置における整相回路
の実施例を示すブロック図、第2図は本発明に係る整相
同路内の可変遅延回路の一例を示す回路図,第3図〜第
9図は上記の可変遅延回路の構成を考えるに至った思考
過程を説明するための回路図及びグラフ、第10図は本
発明の第二の?施例における整相回路を示すブロック図
、第11図は従来の超音波診断装置を示すブロック図で
ある. 12,12’・・・整相回路、 14a〜14m・・・
入力側のクロスポイントスイッチ, 16a〜16m
・・・入力側のLC遅延線、 17a〜17m・・・可
変遅延回路、 19・・・出力側のクロスポイントス
イッチ、 21・・・出力側のLC遅延線、 22・・
・制御回路、 23・・・制御部、 25・・・演算増
幅器, 26・・・増幅器, 29・・・可変抵抗回路
,30・・・制御端子、 31■〜31n・・・遅延回
路、L・・・インダクタ、 C・・・コンデンサ.出頴
人 株式会社日立メディコ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 ρ し 第 図 r1呵L枚(Hz 1 第 図 R 261幅路 第 図
の実施例を示すブロック図、第2図は本発明に係る整相
同路内の可変遅延回路の一例を示す回路図,第3図〜第
9図は上記の可変遅延回路の構成を考えるに至った思考
過程を説明するための回路図及びグラフ、第10図は本
発明の第二の?施例における整相回路を示すブロック図
、第11図は従来の超音波診断装置を示すブロック図で
ある. 12,12’・・・整相回路、 14a〜14m・・・
入力側のクロスポイントスイッチ, 16a〜16m
・・・入力側のLC遅延線、 17a〜17m・・・可
変遅延回路、 19・・・出力側のクロスポイントス
イッチ、 21・・・出力側のLC遅延線、 22・・
・制御回路、 23・・・制御部、 25・・・演算増
幅器, 26・・・増幅器, 29・・・可変抵抗回路
,30・・・制御端子、 31■〜31n・・・遅延回
路、L・・・インダクタ、 C・・・コンデンサ.出頴
人 株式会社日立メディコ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 ρ し 第 図 r1呵L枚(Hz 1 第 図 R 261幅路 第 図
Claims (2)
- (1)複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する
探触子と、この探触子の各振動子素子からの受波信号に
所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれらの遅延回
路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力する整相
回路と、この整相回路で整相された信号を検波する検波
器と、この検波器からの出力信号を画像として表示する
表示装置とを備えて成る超音波診断装置において、上記
整相回路は、その内部の遅延回路として電気信号により
遅延時間を連続的に変えるようにした可変遅延回路を用
いると共に、上記探触子の各振動子素子からの受波信号
のそれぞれに任意の固定した遅延時間を与えた後その複
数個の信号を一群として加算して形成した各信号群ごと
に上記の可変遅延回路をそれぞれ設けて成ることを特徴
とする超音波診断装置。 - (2)上記整相回路は、探触子の各振動子素子からの受
波信号の個々について時間経過と共に変化する微小な遅
延を与える遅延回路を付加すると共に、この遅延回路の
遅延時間を受波信号のチャンネルごとに独立して制御す
るようにしたものである請求項1記載の超音波診断装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1052840A JPH02232040A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1052840A JPH02232040A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02232040A true JPH02232040A (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=12926045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1052840A Pending JPH02232040A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02232040A (ja) |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP1052840A patent/JPH02232040A/ja active Pending
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