JPH0223528B2 - - Google Patents

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JPH0223528B2
JPH0223528B2 JP3129181A JP3129181A JPH0223528B2 JP H0223528 B2 JPH0223528 B2 JP H0223528B2 JP 3129181 A JP3129181 A JP 3129181A JP 3129181 A JP3129181 A JP 3129181A JP H0223528 B2 JPH0223528 B2 JP H0223528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methanol
fraction
hemostatic
water
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP3129181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57145879A (en
Inventor
Takuo Kosuge
Masami Yokota
Kunio Tsuji
Yasuo Ito
Hideo Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP3129181A priority Critical patent/JPS57145879A/ja
Publication of JPS57145879A publication Critical patent/JPS57145879A/ja
Publication of JPH0223528B2 publication Critical patent/JPH0223528B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、地楡(ちゆ)から得られた止血及び
血小板増加作用を有する3,3′,4−トリ−O−
メチルエラグ酸を活性成分として含有する医薬組
成物に関する。 従来の技術 地楡はバラ科ワレモコウ
(Sanguisorbaofficinalis L.)の根,根茎を乾燥
したものをいい、止痛,止汗,止血作用を有して
おり、漢方では、地楡湯,黒聖散,清肺湯、地楡
散復元養栄湯として古くから便血,金創(外創),
崩中漏下(子宮出血)等に用いられている。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、地楡に含まれる止血活性物質に
ついては未だ解明されてはいない。従つて本発明
は、地楡から止血活性成分を抽出単離し、その構
造及び作用を解明し、有用な医薬組成物を提供す
ることを目的とする。 課題を解決するための手段 本発明の抽出方法は、地楡を水及びメタノール
にて抽出し、得られた抽出エキスを向流分配処理
にて水溶性物質及び脂溶性物質を除去し、次いで
得られた分画についてシリカゲルカラムクロマト
グラフイー処理にて低極性物質及び高極性物質を
除去し、次いで得られた分画について水溶性有機
溶媒可溶部を分離することを特徴とする。 本発明の方法を更に詳しく述べれば、前記水及
びメタノール抽出エキスをベンゼン・クロロホル
ム・メタノール・水よりなる溶媒系で下層移行の
向流分配を行なうことにより、大部分の水溶性物
質を除くことができ、次いでn−ヘキサン・メタ
ノール・水よりなる溶媒系で上層移行の向流分配
を行なうことにより、大部分の脂溶性物質を除く
ことができる。又、向流分配処理により得られた
分画について、展開溶媒としてエタノール・ベン
ゼンあるいはメタノール・ベンゼンを用いたシリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより向流分配
処理により除くことのできなかつた低極性物質及
び高極性物質の大部分を除くことができる。上述
の様な操作により大部分の不必要物を除いた活性
分画を次いで室温下にて水溶性有機溶媒、好まし
くはメタノール、を用いて分別沈澱させ、可溶性
のより活性な分画を得ることができる。この活性
分画をクロマトグラフイーで精製したのち、再結
晶することにより目的のを得ることができる。 精製された活性物質は、融点285の無色針状晶
を有しており、各種機器データより式() で示される3,3′,4−トリ−O−メチルエラグ
酸と推定された。その構造については、ジヤーナ
ル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイテ
イ81巻4606頁(1959年)に従つて合成した標品と
全て一致したことから確認された。 前記式()で示される3,3′,4−トリ−O
−メチルエラグ酸は前記文献及び薬学雑誌97巻8
号880頁(1977年),ジヤーナル・オブ・ジ・ケミ
カル・ソサイテイ1961年642頁等に開示されてい
る公知の物質である。しかしながらこれらの文献
には、該化合物が地楡の活性成分であることは全
く記載されておらず、シマサルスベリの葉,
Eugenia maireの樹皮から単離されているにすぎ
ず、又、該化合物の薬理作用については何ら記載
されていない。 作 用 本発明者の研究により、該化合物を摂取した場
合には、強力な止血作用を示すと同時に血小板増
加作用を示すことが明らかとなつた。 即ち、本発明は3,3′,4−トリ−O−メチル
エラグ酸を活性成分として含有する医薬組成物に
関する。該活性成分は止血剤としてばかりではな
く、血小板増加作用を有することが明らかとな
り、血小板病,血小板無力症,血小板減少性出血
性紫斑病等の治療剤としても使用することができ
る。例えば、マウスでの止血作用の実験において
公知物質のエタンシラート及びトラネキサム酸と
比較する時、極めて優れた止血作用を有してお
り、又、マウスでの血小板増加作用の実験におい
ても本願化合物は対照に比して著しい血小板数の
増加を示した。 本願化合物をマウスに5mg/Kg腹腔内投与する
と、マウスは全部死亡する。 式()で示される化合物は、常法で錠剤,散
剤,カプセル剤,外用剤又は注射剤等の製剤とす
ることができ、経口又は非経口投与される。投与
量は治療すべき症状及び投与方法により左右され
るが、成人に経口投与する場合で通常1回0.5〜
1.0mgで効果が現れる。 尚、抽出による活性成分の移行は下記の止血試
験により追跡した。 〔止血試験方法〕 体重20gのddy系雄性マウスに1%メチルセル
ロース・生理食塩水溶液0.5mlを腹腔内投与し、
10分後にマウスを固定箱に固定し、尾の中間付近
の左尾静脈をメスで傷つけ出血させる。その後30
秒間隔で傷口に濾紙片を軽くあて、血液が濾紙に
付着しなくなるまでの時間を計測する。この時間
を対照の出血時間とする。4時間後、同一マウス
に、被験試料を1%メチルセルロース・生理食塩
水溶液0.5mlに懸濁させた被験試料懸濁液を腹腔
内投与する。そして10分後にマウスを固定し、尾
の中間付近の右尾静脈をメスで傷つけ、対照の場
合と同様にして出血時間を計測する。同一試料に
つき2回試験を行ない、その平均値を用いる。 止血活性の算出法: 止血活性(%) =被検試料投与後の出血短縮時間/対照の出血時間×
100 ここで、被検試料投与後の出血短縮時間=(対
照の出血時間)−(被検試料投与後の出血時間)を
意味する。 実施例 以下、本発明を実施例によつて詳述する。 実施例 1 地楡1Kgに水6を加え3時間加熱還流し、冷
後濾過する。水抽出残渣にメタノール6を加え
3時間加熱還流し、冷後濾過する。メタノール抽
出残渣についてメタノール6による抽出を更に
2回繰り返す。水及びメタノール抽出液を合し、
減圧濃縮し、水及びメタノール抽出エキス350g
を得る。この抽出エキスについて、ベンゼン・ク
ロロホルム・メタノール・水(15:15:2:3:
7)の溶媒系を用い、上下層各1ずつによる、
移行回数4回である下層移行の向流分配を行なつ
た。各分画(r=0〜r=4)ごとに止血活性を
測定し、第1表の如き結果を得、最も止血活性の
強いr=0の分画9.2gを得た。
【表】 この分画9.2gについて、n−ヘキサン・メタ
ノール・水(10:9:1)の溶媒系を用い、上下
層各250mlずつによる、移行回数4回である上層
移行の向流分配を行なつた。各分画(r′=0〜
r′=4)ごとに止血活性を測定し、第2表の如き
結果を得、最も止血活性の強いr′=0の分画1.75
gを得た。
【表】 この分画1.75gについて、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(ワコーゲルC−200,20g)
により分画した。展開溶媒としては、1%エタノ
ール・ベンゼン及び50%メタノール・ベンゼンを
使用した。溶出液の各分画(No.1〜No.4)ごとに
止血活性を測定し、第3表の如き結果を得、最も
止血活性の強いNo.4の分画290mgを得た。
【表】 この分画285mgに室温下、メタノール150mlを加
え、分別沈澱を行なう。沈澱部56mgと、メタノー
ル可溶部220mgを得た。各分画について止血活性
を測定したところ、前者は14%(1.5mg/Kg)、後
者は40%(2.5mg/Kg)であつた。 次いで活性の強いメタノール可溶部210mgをシ
リカゲル分取薄層クロマトグラフイー(メルク社
Art.11845)により分画した。展開溶媒として、
3%メタノール・クロロホルムを使用した。Rf
値により5つの分画に分け、各分画ごとに止血活
性を測定し、第4表の如き結果を得、最も止血活
性の強いNo.3の分画26.4mgを得た。
【表】 この分画26mgをメタノール・クロロホルム
(1:2)より再結晶して、融点285゜の無色針状
晶10mgを得る。本物質は各種機器分析より、3,
3′,4−トリ−O−メチルエラグ酸であり、前記
式()を有することが確認された。 本願発明化合物と、市販の止血剤エタンシラー
ト及びトラネキサム酸との止血活性を比較し、そ
の結果を第5表に示す。
〔試験方法〕
体重20〜25gのddy系雄性マウスを1群10匹と
し、1%カルボキシメチルセルロース(CMC)・
生理食塩水溶液にて懸濁した本願発明化合物
10μg/Kgを腹腔内投与する。10分後に一側の眼
球を摘出することによつて出血させ、採血して、
自動血小板計数装置(東亜医用電子PL−100型)
にて血小板数を測定する。対照群には1%
CMC・生理食塩水溶液のみを腹腔内投与し、同
様の操作を行なう。 結果を第6表に示す。
【表】 発明の効果 本発明により製造された3,3′,4−トリ−O
−メチルエラグ酸は、優れた止血活性及び血小板
増加作用を有し、血小板病,血小板無力症,血小
板減少性出血性紫斑病等の治療剤として有用であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で示される3,3′,4−トリ−O−メチルエラグ
    酸を活性成分として含有することを特徴とする止
    血及び血小板増加剤。
JP3129181A 1981-03-06 1981-03-06 Extraction of 3,3',4-tri-o-methylellagic acid from "chiyu" and styptic and platelet increaser containing the same Granted JPS57145879A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129181A JPS57145879A (en) 1981-03-06 1981-03-06 Extraction of 3,3',4-tri-o-methylellagic acid from "chiyu" and styptic and platelet increaser containing the same

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JPS57145879A JPS57145879A (en) 1982-09-09
JPH0223528B2 true JPH0223528B2 (ja) 1990-05-24

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