JPH02235889A - トリメチルシリルアセチレン化合物、その製造法およびそれらのダウノマイシノン誘導体製造における用途 - Google Patents
トリメチルシリルアセチレン化合物、その製造法およびそれらのダウノマイシノン誘導体製造における用途Info
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- JPH02235889A JPH02235889A JP2024986A JP2498690A JPH02235889A JP H02235889 A JPH02235889 A JP H02235889A JP 2024986 A JP2024986 A JP 2024986A JP 2498690 A JP2498690 A JP 2498690A JP H02235889 A JPH02235889 A JP H02235889A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/0803—Compounds with Si-C or Si-Si linkages
- C07F7/081—Compounds with Si-C or Si-Si linkages comprising at least one atom selected from the elements N, O, halogen, S, Se or Te
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トリメチルシリルエチニル化合物、その製造
法およびそれらのダウノマイシノン誘導体製造における
使用に関する. 〔発明の′9l棗〕 ダウノマイシノンは次式 で表される化合物である. その誘導体は、ダウノマイシン(抗生物活性および抗腫
瘍活性を有する)およびアドリアマイシン(ドキソルビ
シン)(これもまた抗生物活性および抗腫瘍活性を有す
る)を含む. H0 〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕ダウノマ
イシノンおよびその誘導体の多数の合成法における重要
な工程は、AからCで示されるケトン基からα−ヒドロ
キシ、アセチル基への変換である. これらの合成法は、T.R.Kellyら+ Tetr
ahedron+40巻,22号, 4569−457
7 (1984)と、K.κrohn.K.Tolki
ehn, Che+*. Ber.1ルヨ3453−3
471 (1979)に報告されている. 上記のケトン基からヒドロキシ、アセチル基への変換に
おける問題点は、アルカリ条件下と空気酸化でOR基が
はずれて望ましくない副生成物である芳香族化合物Dが
生成することである.上記の文献に記載されたα−ヒド
ロキシ、アセチル基を得る方法は、さらにいくつかの欠
点を有する.これらの方法は、ダウノマイシノン誘導体
をダラムスケールあるいはさらに大きなスケールで合成
するのには適していない.エチニルマグネシウムブロミ
ドを使用する場合、最大収率50%を得るためには30
〜40倍過剰に使わなければならない( K.Kroh
n,κ.Tolkiehn, Tetrahedron
しetters, 4023−4026 (197
8)).さらに出願人は、スケールを大きくするとRO
Hの脱離が増加するため、望ましくない副生成物Dの量
が増え、目的生成物であるCの収率が低下することを見
出した. リチウムアセチリド(R.P.PoLman, The
sis Catholic University N
ijwegen,Chapter 5+ 79−94(
1985))を使用することにより、アセチリドの量を
5倍等量に減らすことができる。小スケール(50〜1
00■)では、収率を最高50%まで上げることができ
るが、この場合もスケールを大きくすると収率は低下し
副生成物Dの生成が増加する結果となった.しかしなが
ら、後者の場合にもOH基とOR基がトランス配置のも
のが割合少量ながら生成した. M,Suzukiら, Chemistry Lett
ers, 1543−1546(1984)はLi
C =C St(CHx)z/CeCls:により
ケトン基を変換する方法を開示している.〔諜題を解決
するための手段〕 本発明者らは、CeC1sを用いずリチウム トリメチ
ルシリル アセチレンにより、本タイブのケトン化合物
を立体特異的にシスα−ヒドロキシトリメチルシリルア
セチレン化合物へ、50〜80%の収率で変換でき、ト
ランス異性体は検出されないことを見出した.本合成法
ではラセミ混合物を生ずるが、実際には全合成における
後の段階で分割が行われる.つまり、得られたダウノマ
イシノンをキラルな、すなわち1種のエナンチオマーの
糖と反応させ、か《して得られたジアステレオマーは分
離される. 約10gまでスケールを大きくしても収率は低下しない
. 自体既知である全合成において使用される本発明の新規
化合物は、一般式(1)または(2)この反応では(A
環はOH基をもたないが)CeCI.の存在が不可欠で
あると考えられる.OHOOR (式中、Sは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を
示し、Rは易脱離性基を示す)で表される化合物である
.好ましくは、Rは酸で処理することにより除去される
. 上記のKellyらおよびTolkjehn らの合成
法と同様にして、実施例に挙げた以下の工程表に従い操
作することができる. 〔以下余白〕 工程表く2) 全滌 〔実施例〕 本発明を以下の実施例によってさらに説明する.;施例
1 TFA−}リフルオ口酢酸 精製ナフタザリン19.0g (100nnol)と3
−シクロへキサジエン12.5 g ( 1 6 01
IIol)THF190sffi中で5日間還流させた
。反応はLC(酢酸エチル:n−ヘキサン 2:5)で
追跡し.溶液の色は赤色から黄褐色に変化した.溶媒−
去した後、残渣を石油エーテル40/60 20at
中で1時間撹拌して生成物を精製し、固体濾取した.収
量:23.8g(収率88%)この黄色化合物を、水酸
化ナトリウム水溶液(20.0gを水750dに溶解し
た)に攪拌しながら加えた.圧縮空気を通しながら反応
溶液を1時間攪拌した.反応はTLC (酢酸エチル:
n−ヘキサン 2:5)で追跡した.反応後、濃塩酸(
37%)35,dを加え、沈澱した固形化合物を濾取し
た.得られた赤色化合物をクロロホルムで濾過器から洗
い込み、有機層を飽和重曹水で洗浄した.無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒留去し標題化合物(r)20.1
gを得た.(収率85%、通算収率75%) 融点 203−204℃ ’H−NMR (90MHz, CDCI3. 7MS
内部標準,δppm) :1.16〜1.58 (4
H, s, CHx−Clオ)4.49 (2H,
4 H+ とl{6)6.35 (211, dd
, H−C=C−H)7.03 (2H, s. Ar
c) 12.48 (2H. s. ArOH)〔以下余白〕 Irx 化合物(r) 1 9.4 g (7 2gs+ol)
をトルエン300dに溶解しアルゴン気流下に置いた.
ここへ1−tert−ブトキシー3−トリメチルシリル
オキシブタジエン23.2g (10111+mol,
1.5等量)を加えた.反応経過はTLC (酢酸エ
チル:nーヘキサン 2:5)で追跡した.室温で5日
間攪拌した後、反応溶液を溶媒留去し冷却THF(0’
C)190mにとった.ここへIM塩酸水9. 7 1
Rlを加えて、反応溶液をO′Cで15分間撹拌した.
反応経過はTLC (酢酸エチルニn−ヘキサン 2:
5)で追跡した.その後、水500I1を加えて水層を
塩化メチレンで抽出した(2X500m).育機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒留去した.残渣をジエ
チルエーテル200d中で1晩撹拌して生成物を精製し
た.固体(淡黄色)を濾取した.濾液を溶媒留去してさ
らにフラッシュカラムクロマトグラフィ−(カラム25
cm,5cmφ 溶出溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサン
2:3)で精製した.全収量は22.2gであった.
(収率75%)融点 154−158℃ ’H−NMR (90MH2. (:DCIx. TM
S内部標準.δppm) :(endo体とexo体の
混合物) 0.7 (9H, s. C(CH3)s)1.2〜1
.61 (4H, m. CHx−Cut)2.1
〜2.57 (3H+ Il+*(ax)+H*(
eq)+Hs(ax))3.23〜3.6 (3}1
, H+om +Hha+H+e(eQ))4.39
(IH, m, Ht)4.47〜4.63
(2H,帽HI+84)6.45 (2H, dd,
H−C.C−H)11.83 (IH, s. ArO
H)12.30 (IH, s.^rOH)−ジオン ’rX z)ゴトリメ
チルシリル アセチレン”4.2g(0.043mol
)をナトリウムで蒸留したTHF450dに溶解し、ア
ルゴン気流下に置いた.反応溶液を−78℃まで冷却し
1.6Mn−ブチルリチウム26.2d (0.0 4
2mol)を加えた.−78’Cで30分間攪拌した
後、化合物(■) ”3. 4 5 g (0.0 8
4 mol)を加えた.反応をTLC (酢酸エチル
:n−ヘキサン 2:5)で追跡しながら反応溶液を−
78℃で3時間撹拌した.反応後、反応溶液を室温まで
徐々に昇温し、10%塩化アンモニウム溶液150dを
加えた.15分後、水3oom1を加えクロロホルム3
00dで2回抽出した.合わせた有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥、濾過後、溶媒留去した.残渣を氷酢酸6
0mに溶解し、ここに四酢酸鉛3.7 g (0.0
0 8 4請01)を加えた.一晩撹拌した後、水2
0 0 dを加えた.沈澱した赤色固体を濾過により取
り出し濾過器から洗い込んだ.この溶液を飽和重曹水7
5W1で抽出した.有機層を無水硫酸ナトリうムで乾燥
、濾過後、溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラ
フィ−(カラム15cm,5cmφ 溶出溶媒 酢酸エ
チル:n−ヘキサン 1:4)で精製した.化合物(I
II)の収量は3.2gであった.(収率75%)’H
−NrIR (90MHz, CDCIz, TMS内
部標準,δPPM) :(endo体とexo体の混合
物) 0.27 (9H. s, Si(CHi)い1.40
(9H, s, C(CHs)s)1.20〜1.8
0 (4H, m. C}It−CHz)1.94 (
IH, dd, J=14.5}1z.J−3Hz,
I{s(ax))2.67 (LH. d. J−14
.5Hz. Hs(eq))3.04 (IL d.
J=17.5Hz. HloCax))3.55 (I
H.d, J=17.5Hz, H+*(eq))4.
63 (2H. m, H1+H4)5.27 (
IH, m, H?) 5.72 (IH. s. OR) 6.48 (2H, dd, H−C.C−H)12.
95 (18, s. ArOH)13.12
(II(, s. ^rob)化合物(I]I)
2.9 g (5.7++nol)を0−キシレン3
0一に溶解した.この溶液を、1 5 0 ”Cで5時
間還流させた.反応溶液を溶媒留去し、エーテル30a
tにとった,エーテルを30分間還流させた.反応溶液
を室温まで冷却し、橙色の固体を濾取した.収量は2.
5gであった.(収率9l%)融点 214−216℃ ’H−NMR (90MI{Z. CDCIs, TM
S内部標準,δppm) :0.18 (9H. s,
SL(CH1)3)1.40 (9H, s. C(
CHz)i)1.99 (IH, dd, J−14.
5Hz,J−3Hz, Hs(ax))2.76 (I
H, d, J=14.5Hz, Re(eq)
)3.02 (IH, d, J=19.5Hz
, H+*(ax))3.6T (IL d,
J=19.5Hz, }l+a(eq))5.33
(18. 腰, H,)5.87 (LH,
s, OH)7.72〜7.87 (2}1,
L Arll)8.25〜8.39 (2H,
m. ArH)13.33 (1}1, s,
ArOH)13.67 (18, s, ^r
OH)■
v化合物(rV) 2. 5 g (
5. 2+u+ol)をT}IFIIf)dに溶解した
.ここに3M硫酸55mlと酸化水銀( If ) 1
. 2 g (5. 2mwol)を加えた.反応溶液
を室温で24時間攬拌した.その後反応溶液を1M塩酸
270mにあけてクロロホルムで抽出した(3x20(
ld).有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、
溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラフィ−(カ
ラム15Cl,5Clφ,溶出溶媒 酢酸エチル:n−
ヘキサン 2:5)で精製した.収量:1.6g(収率
72%) 融点 217−220”C ’H−NMR (90MHz, CDCIs. TMS
内部標準.δppII+):1.42 (9H, S.
C(CHs)i)1.90 (IH. dd, J=
14.5Hz.J−3Hz. He(ax>>2.38
(IH, d, J=14.5}1z, He(eq
))2.43 (31{, s, CH3)3.04
(II{+ d* J−201{z. Lo(ax))
3.32 (18. d, J−20Hz, H+o(
eq))5.43 (LH, m, Hy) 5.96 (LH, s, OH) 7.76〜7.89 (2N, at, ArH)8.
28〜8.44 (28, m. ^r}I)1
3.37 (IH, s.^『OH)13.72 (I
H, s, ArOH)± −4−−’メ キシ− マ シ ン V
■化合物(V) I. 6 g (3. El+
mol)をトリフルオ口酢酸20dに溶解した.反応経
過はTLC (酢酸エチル:n−ヘキサン 3:5)で
追跡した.約10分後、原料は反応してしまい、反応溶
液を溶媒留去した.Mいて糖とカップリング反応させる
ために、クロロホルム/エーテル(1 6/2 8ad
)より再結晶して、橙色の4−デメトキシーダウノマイ
シノンを得た.収1:I.1g(収率79%)融点 1
82−184゜C ’H−NMR (90MHz. CDCb. TMS内
部標準,δppm> :2.16 (IH. dd,
J−14.5Hz,J=5Hz. H*(ax))2.
38 (IL d, J−14.5}1z. L(eq
))2.43 (311, s, Clh)2.93
(IH, d, J−18.58Z. Hoe(ax)
)3.24 (IH, d, J=18.5Hz, H
+e(eq))3.80 (11{, d, J
−5Hz. Of{t)4.54 (1}1.
s. OHJ5.32 (IL br, s,
Ht)7.76〜7.90 (2N, m.
ArH)8.25〜8.41 (2H, w,
ArH)13.29 (IH, s, ArO
H)13.56 (IH, s, ^rOH)化
合物(IV)においてAil!のC−9位OH基、C−
7位アルコキシ基は互いにシス配置にあることが明らか
にされている.シス体とトランス体の違いは’H−NM
Rスペクトルによりわかる.シス体はH,とHa (a
x)のカップリング定数がトランス体より小さい( R
.P.Potam et al, J.O.C.,41
3628 (1984)およびそれに引用された文献に
よる).さらに、ジェミナルH IIプロトン間のシフ
ト差はシス体のほうがトランス体より大きい.〔以下余
白〕 実施例2 トリメチルシリルアセチレン” 5.7 g (0.0
58+iol)をナトリウムで蒸留したTHF750
dに溶解しアルゴン気流下に置いた.反応溶液を−78
゜Cまで冷却し1.5Mn−ブチルリチウム37.9d
(0.0 5 7mol)を滴下した.反応混合物を
=78℃で30分間攪拌した後、化合物(■)*95.
0 g (0. 0 1 1 4+wol)を加えた
.反応経過はTLC(酢酸エチル:n−ヘキサン 2:
5)で追跡した.反応溶液の色は緑色から黄色に変化し
た.約2時間後反応溶液を室温まで徐々に昇温し、lO
%塩化アンモニウム溶液250mを加えた.15分間撹
拌後、水500mで希釈し、クロロホルム50oH1で
2回抽出した.合わせた有機層を溶媒留去し、残渣を氷
酢酸100dに溶解した.この溶液に四酢酸鉛5.5
g (0.Q l 2mol)を加え室温で一晩攬拌し
た.反応経過はTLC (酢酸エチル:nヘキサン 2
:5)で追跡した.反応溶液の色は黄赤色から赤色に変
化した.反応終了後、反応溶液を水400mにあけた.
赤色固体を濾過により取り出し、濾液をクロロホルムに
溶かした.有機層を飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した.濃縮後、n−へキサンから再結晶し
て赤色結晶の化合物(■) 5. 1 gを得た.(収
率83%)得られた粗反応混合物を0−キシレン50d
に溶解した.反応溶液を3時間還流させた(油浴の温度
は150℃)e o−キシレンとの加熱処理は本明細
書の工程表く1〉を参照する.反応経過はTLC (酢
酸エチル:n−ヘキサン 3:5)で追跡した.反応溶
液の色は赤色から橙色に変化した.反応後、反応溶液を
溶媒留去し、生成物をジエチルエーテルから再結晶して
、橙色結晶4.2gを得た.(カルボニル化合物(■)
より計算した収率74χ)融点 247−250゜C ’H−NMR (90Ml{z. CDCI,,↑MS
内部標準.δppm) :0.23 (9}1, s
, Si(CTo)s)1.39 (9H. s,
C(CH3)!)1.99 (IH, dd. J
=15Hz,J−311z, H*(ax))2.12
(IL d, J=15}+2. He(eq))2
−98 <IH+ d+ J;20Hz+ Hlo(a
x>)3.64 (IH, d. J=20Hz, H
+*(eQ))4.05 (3}1. s, O
CHs)5.35 (IH, m, Ht)5.
87 (IL s, OH)7.23〜8.05
(3H, m, ArH)12.99 (I
L s. ArO}1)13.8 (IL s,
^『OH)実施例3 X トリメチルシリルアセチレン”5.0g(0.051s
ol)をナトリウムで蒸留したTHF600mに溶解し
、アルゴン気流下に置いた。反応溶液を−78℃まで冷
却し1.6Mn−ブチルリチウム31.2 5d (0
.0 5 0mol)を加えた。−78゜Cで30分間
攪拌した後、化合物(IX)“”3. 3 2 g (
0.0 1 0mol)を加えた.反応をTLC (酢
酸エチル:n−ヘヰサン, 2:5)で追跡しながら、
反応溶液を−78゜Cで2時間攪拌した.反応後、反応
溶液を室温まで徐々に昇温し、lO%塩化アンモニウム
溶液200dを加えた.15分後、水400dを加え、
クロロホルム400ml!で2回抽出した。合わせた有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去し
た.残渣を氷酢酸75#ffiに溶解し、この溶液に四
酢酸鉛4. 4 g (0. 0 1 0aol)を加
えた.一晩攪拌した後、水250miを加えた.沈澱し
た赤色固体を濾過により取り出し濾過器をクロロホルム
400dで洗い込んだ.この溶液を飽和重曹水75H1
で抽出した.有機層を無水fL酸ナトリウムで乾燥、濾
過後、溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラフィ
ーCカラム15cm,51φ 熔出溶媒 酢酸エチル:
n−へ牛サン 1:4)で精製した.化合物(X)の収
量は2.4gであった.(収率56%) 融点 191−193℃ ’tl−NMR (90MI{z, CDCh, TM
S内部標準,δppm) :0. 18 (9H, s
. Si (CL) s)1.33 (9H, s
. C(CHx’h冫1.87 (Ill, dd,
J−14.5Hz.J=3.75Flz, Hz(a
x))2.64 (II{, d. J=14.5Hz
lHz(eq))2.77 (IH. d. J=20
Hz, H.(ax))3.47 (18, d, J
−20Hz, Ha(eq))5.19 (IH. m
. H+) 5.57 (IH. s. ON) 7.11? (2L s. ArH) 12.56 (LH, s, ArOH)12.69
(II!, s,^rOH)〔以下余白] 実施例4 トリメチルシリルアセチレン” 1.3 g (0.0
133mol)をナトリウ去で莫留したTHF150
mに溶解し、アルゴン気流下に置いた.反応溶液を一7
8℃まで冷却し1.6Mn−ブチルリチウム8.2d
(0.O f 3mol)を加えた.−78゜Cで30
分間撹拌した後、化合物ON)”゜I.Og(0.00
2 6mol)を加えた.反応をTLC (酢酸エチ
ル:n−ヘキサン 2:5)で追跡しながら、反応溶液
を−78゜Cで3時間攪拌した.反応後、反応溶液を室
温まで徐hに昇温し、10%塩化アンモニウム溶液50
dを加えた.15分後、水10011tを加えクロロホ
ルム100dで2回抽出した.合わせた有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去した.残渣を氷
酢酸25dに溶解し、この溶液に四酢酸鉛1. 1 5
g (0.0 0 2 6mol)を加えた.一晩攪
拌した後、水75mを加えた.沈澱した赤色固体を濾過
により取り出し濾過器をクロロホルム10(ldで洗い
込んだ.この溶液を飽和重曹水25Idで抽出した.有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去し
た.生成物はカラムクロマトグラフィ−(カラム15C
I1,3C11φ 溶出溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサ
ン 1:4)で精製した.化合物(X[I)の収量は0
. 6 3 gであった.(収率50%) 融点 163−167℃ H−NMR (400MH2, CDCIs. TMS
内部標準,δppm) ;ジアステレオマ−(Xlla
)と(Xllb)の混合物12.67 (IH, s,
ArOH, ジアステレオマー(Xlla))12.
52 (IH, s, ArOH,ジアステレオマ−(
X I Ia) )12.45 (IH. s,^rO
H+ ジアステレオ?−(Xllb))12.43 (
II{, s, ArOH,ジアステレオマー(Xlr
b))7.17〜7.53 (7H. m, Arc,
ジアステレオマー(Xlla)と(XI[b)) 4.84〜5.06 (31{, OH, H(
1). Ph−Cll−Me,ジアステレオマ−(X
lla) と(Xllb>) 3.42〜3.54 (11{, 84(eq), ジ
アステレオマー(Xlla) と(Xllb)) 2.70〜2.85 (LH, 84(ax),ジアス
テレオマー(Xlla)と(Xllb)) 1.88〜2.31 (2H, H2(eqとax),
ジアステレオマ−(Xlla)と(Xllb)) 1.50 (38, d. CI{3, ジアステレオ
マー(XIIb))1.42 (38, d, CH.
,ジアステレオマー(XIIa))0.10 (98,
s. (CH3)3,ジアステレオマー(Xlla)
と(Xllb)) ジアステレオマー比は’H−NMRスペクトルにおける
ArOHプロトン δ・12.67+12.52: 1
2.44pptsとC}13プロトン δ−1.42:
1.5 ppmの積分値より決定できる,S−(−)ア
ルコールを出発原料として用いた場合この比は75 :
25であった。
法およびそれらのダウノマイシノン誘導体製造における
使用に関する. 〔発明の′9l棗〕 ダウノマイシノンは次式 で表される化合物である. その誘導体は、ダウノマイシン(抗生物活性および抗腫
瘍活性を有する)およびアドリアマイシン(ドキソルビ
シン)(これもまた抗生物活性および抗腫瘍活性を有す
る)を含む. H0 〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕ダウノマ
イシノンおよびその誘導体の多数の合成法における重要
な工程は、AからCで示されるケトン基からα−ヒドロ
キシ、アセチル基への変換である. これらの合成法は、T.R.Kellyら+ Tetr
ahedron+40巻,22号, 4569−457
7 (1984)と、K.κrohn.K.Tolki
ehn, Che+*. Ber.1ルヨ3453−3
471 (1979)に報告されている. 上記のケトン基からヒドロキシ、アセチル基への変換に
おける問題点は、アルカリ条件下と空気酸化でOR基が
はずれて望ましくない副生成物である芳香族化合物Dが
生成することである.上記の文献に記載されたα−ヒド
ロキシ、アセチル基を得る方法は、さらにいくつかの欠
点を有する.これらの方法は、ダウノマイシノン誘導体
をダラムスケールあるいはさらに大きなスケールで合成
するのには適していない.エチニルマグネシウムブロミ
ドを使用する場合、最大収率50%を得るためには30
〜40倍過剰に使わなければならない( K.Kroh
n,κ.Tolkiehn, Tetrahedron
しetters, 4023−4026 (197
8)).さらに出願人は、スケールを大きくするとRO
Hの脱離が増加するため、望ましくない副生成物Dの量
が増え、目的生成物であるCの収率が低下することを見
出した. リチウムアセチリド(R.P.PoLman, The
sis Catholic University N
ijwegen,Chapter 5+ 79−94(
1985))を使用することにより、アセチリドの量を
5倍等量に減らすことができる。小スケール(50〜1
00■)では、収率を最高50%まで上げることができ
るが、この場合もスケールを大きくすると収率は低下し
副生成物Dの生成が増加する結果となった.しかしなが
ら、後者の場合にもOH基とOR基がトランス配置のも
のが割合少量ながら生成した. M,Suzukiら, Chemistry Lett
ers, 1543−1546(1984)はLi
C =C St(CHx)z/CeCls:により
ケトン基を変換する方法を開示している.〔諜題を解決
するための手段〕 本発明者らは、CeC1sを用いずリチウム トリメチ
ルシリル アセチレンにより、本タイブのケトン化合物
を立体特異的にシスα−ヒドロキシトリメチルシリルア
セチレン化合物へ、50〜80%の収率で変換でき、ト
ランス異性体は検出されないことを見出した.本合成法
ではラセミ混合物を生ずるが、実際には全合成における
後の段階で分割が行われる.つまり、得られたダウノマ
イシノンをキラルな、すなわち1種のエナンチオマーの
糖と反応させ、か《して得られたジアステレオマーは分
離される. 約10gまでスケールを大きくしても収率は低下しない
. 自体既知である全合成において使用される本発明の新規
化合物は、一般式(1)または(2)この反応では(A
環はOH基をもたないが)CeCI.の存在が不可欠で
あると考えられる.OHOOR (式中、Sは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を
示し、Rは易脱離性基を示す)で表される化合物である
.好ましくは、Rは酸で処理することにより除去される
. 上記のKellyらおよびTolkjehn らの合成
法と同様にして、実施例に挙げた以下の工程表に従い操
作することができる. 〔以下余白〕 工程表く2) 全滌 〔実施例〕 本発明を以下の実施例によってさらに説明する.;施例
1 TFA−}リフルオ口酢酸 精製ナフタザリン19.0g (100nnol)と3
−シクロへキサジエン12.5 g ( 1 6 01
IIol)THF190sffi中で5日間還流させた
。反応はLC(酢酸エチル:n−ヘキサン 2:5)で
追跡し.溶液の色は赤色から黄褐色に変化した.溶媒−
去した後、残渣を石油エーテル40/60 20at
中で1時間撹拌して生成物を精製し、固体濾取した.収
量:23.8g(収率88%)この黄色化合物を、水酸
化ナトリウム水溶液(20.0gを水750dに溶解し
た)に攪拌しながら加えた.圧縮空気を通しながら反応
溶液を1時間攪拌した.反応はTLC (酢酸エチル:
n−ヘキサン 2:5)で追跡した.反応後、濃塩酸(
37%)35,dを加え、沈澱した固形化合物を濾取し
た.得られた赤色化合物をクロロホルムで濾過器から洗
い込み、有機層を飽和重曹水で洗浄した.無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒留去し標題化合物(r)20.1
gを得た.(収率85%、通算収率75%) 融点 203−204℃ ’H−NMR (90MHz, CDCI3. 7MS
内部標準,δppm) :1.16〜1.58 (4
H, s, CHx−Clオ)4.49 (2H,
4 H+ とl{6)6.35 (211, dd
, H−C=C−H)7.03 (2H, s. Ar
c) 12.48 (2H. s. ArOH)〔以下余白〕 Irx 化合物(r) 1 9.4 g (7 2gs+ol)
をトルエン300dに溶解しアルゴン気流下に置いた.
ここへ1−tert−ブトキシー3−トリメチルシリル
オキシブタジエン23.2g (10111+mol,
1.5等量)を加えた.反応経過はTLC (酢酸エ
チル:nーヘキサン 2:5)で追跡した.室温で5日
間攪拌した後、反応溶液を溶媒留去し冷却THF(0’
C)190mにとった.ここへIM塩酸水9. 7 1
Rlを加えて、反応溶液をO′Cで15分間撹拌した.
反応経過はTLC (酢酸エチルニn−ヘキサン 2:
5)で追跡した.その後、水500I1を加えて水層を
塩化メチレンで抽出した(2X500m).育機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒留去した.残渣をジエ
チルエーテル200d中で1晩撹拌して生成物を精製し
た.固体(淡黄色)を濾取した.濾液を溶媒留去してさ
らにフラッシュカラムクロマトグラフィ−(カラム25
cm,5cmφ 溶出溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサン
2:3)で精製した.全収量は22.2gであった.
(収率75%)融点 154−158℃ ’H−NMR (90MH2. (:DCIx. TM
S内部標準.δppm) :(endo体とexo体の
混合物) 0.7 (9H, s. C(CH3)s)1.2〜1
.61 (4H, m. CHx−Cut)2.1
〜2.57 (3H+ Il+*(ax)+H*(
eq)+Hs(ax))3.23〜3.6 (3}1
, H+om +Hha+H+e(eQ))4.39
(IH, m, Ht)4.47〜4.63
(2H,帽HI+84)6.45 (2H, dd,
H−C.C−H)11.83 (IH, s. ArO
H)12.30 (IH, s.^rOH)−ジオン ’rX z)ゴトリメ
チルシリル アセチレン”4.2g(0.043mol
)をナトリウムで蒸留したTHF450dに溶解し、ア
ルゴン気流下に置いた.反応溶液を−78℃まで冷却し
1.6Mn−ブチルリチウム26.2d (0.0 4
2mol)を加えた.−78’Cで30分間攪拌した
後、化合物(■) ”3. 4 5 g (0.0 8
4 mol)を加えた.反応をTLC (酢酸エチル
:n−ヘキサン 2:5)で追跡しながら反応溶液を−
78℃で3時間撹拌した.反応後、反応溶液を室温まで
徐々に昇温し、10%塩化アンモニウム溶液150dを
加えた.15分後、水3oom1を加えクロロホルム3
00dで2回抽出した.合わせた有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥、濾過後、溶媒留去した.残渣を氷酢酸6
0mに溶解し、ここに四酢酸鉛3.7 g (0.0
0 8 4請01)を加えた.一晩撹拌した後、水2
0 0 dを加えた.沈澱した赤色固体を濾過により取
り出し濾過器から洗い込んだ.この溶液を飽和重曹水7
5W1で抽出した.有機層を無水硫酸ナトリうムで乾燥
、濾過後、溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラ
フィ−(カラム15cm,5cmφ 溶出溶媒 酢酸エ
チル:n−ヘキサン 1:4)で精製した.化合物(I
II)の収量は3.2gであった.(収率75%)’H
−NrIR (90MHz, CDCIz, TMS内
部標準,δPPM) :(endo体とexo体の混合
物) 0.27 (9H. s, Si(CHi)い1.40
(9H, s, C(CHs)s)1.20〜1.8
0 (4H, m. C}It−CHz)1.94 (
IH, dd, J=14.5}1z.J−3Hz,
I{s(ax))2.67 (LH. d. J−14
.5Hz. Hs(eq))3.04 (IL d.
J=17.5Hz. HloCax))3.55 (I
H.d, J=17.5Hz, H+*(eq))4.
63 (2H. m, H1+H4)5.27 (
IH, m, H?) 5.72 (IH. s. OR) 6.48 (2H, dd, H−C.C−H)12.
95 (18, s. ArOH)13.12
(II(, s. ^rob)化合物(I]I)
2.9 g (5.7++nol)を0−キシレン3
0一に溶解した.この溶液を、1 5 0 ”Cで5時
間還流させた.反応溶液を溶媒留去し、エーテル30a
tにとった,エーテルを30分間還流させた.反応溶液
を室温まで冷却し、橙色の固体を濾取した.収量は2.
5gであった.(収率9l%)融点 214−216℃ ’H−NMR (90MI{Z. CDCIs, TM
S内部標準,δppm) :0.18 (9H. s,
SL(CH1)3)1.40 (9H, s. C(
CHz)i)1.99 (IH, dd, J−14.
5Hz,J−3Hz, Hs(ax))2.76 (I
H, d, J=14.5Hz, Re(eq)
)3.02 (IH, d, J=19.5Hz
, H+*(ax))3.6T (IL d,
J=19.5Hz, }l+a(eq))5.33
(18. 腰, H,)5.87 (LH,
s, OH)7.72〜7.87 (2}1,
L Arll)8.25〜8.39 (2H,
m. ArH)13.33 (1}1, s,
ArOH)13.67 (18, s, ^r
OH)■
v化合物(rV) 2. 5 g (
5. 2+u+ol)をT}IFIIf)dに溶解した
.ここに3M硫酸55mlと酸化水銀( If ) 1
. 2 g (5. 2mwol)を加えた.反応溶液
を室温で24時間攬拌した.その後反応溶液を1M塩酸
270mにあけてクロロホルムで抽出した(3x20(
ld).有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、
溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラフィ−(カ
ラム15Cl,5Clφ,溶出溶媒 酢酸エチル:n−
ヘキサン 2:5)で精製した.収量:1.6g(収率
72%) 融点 217−220”C ’H−NMR (90MHz, CDCIs. TMS
内部標準.δppII+):1.42 (9H, S.
C(CHs)i)1.90 (IH. dd, J=
14.5Hz.J−3Hz. He(ax>>2.38
(IH, d, J=14.5}1z, He(eq
))2.43 (31{, s, CH3)3.04
(II{+ d* J−201{z. Lo(ax))
3.32 (18. d, J−20Hz, H+o(
eq))5.43 (LH, m, Hy) 5.96 (LH, s, OH) 7.76〜7.89 (2N, at, ArH)8.
28〜8.44 (28, m. ^r}I)1
3.37 (IH, s.^『OH)13.72 (I
H, s, ArOH)± −4−−’メ キシ− マ シ ン V
■化合物(V) I. 6 g (3. El+
mol)をトリフルオ口酢酸20dに溶解した.反応経
過はTLC (酢酸エチル:n−ヘキサン 3:5)で
追跡した.約10分後、原料は反応してしまい、反応溶
液を溶媒留去した.Mいて糖とカップリング反応させる
ために、クロロホルム/エーテル(1 6/2 8ad
)より再結晶して、橙色の4−デメトキシーダウノマイ
シノンを得た.収1:I.1g(収率79%)融点 1
82−184゜C ’H−NMR (90MHz. CDCb. TMS内
部標準,δppm> :2.16 (IH. dd,
J−14.5Hz,J=5Hz. H*(ax))2.
38 (IL d, J−14.5}1z. L(eq
))2.43 (311, s, Clh)2.93
(IH, d, J−18.58Z. Hoe(ax)
)3.24 (IH, d, J=18.5Hz, H
+e(eq))3.80 (11{, d, J
−5Hz. Of{t)4.54 (1}1.
s. OHJ5.32 (IL br, s,
Ht)7.76〜7.90 (2N, m.
ArH)8.25〜8.41 (2H, w,
ArH)13.29 (IH, s, ArO
H)13.56 (IH, s, ^rOH)化
合物(IV)においてAil!のC−9位OH基、C−
7位アルコキシ基は互いにシス配置にあることが明らか
にされている.シス体とトランス体の違いは’H−NM
Rスペクトルによりわかる.シス体はH,とHa (a
x)のカップリング定数がトランス体より小さい( R
.P.Potam et al, J.O.C.,41
3628 (1984)およびそれに引用された文献に
よる).さらに、ジェミナルH IIプロトン間のシフ
ト差はシス体のほうがトランス体より大きい.〔以下余
白〕 実施例2 トリメチルシリルアセチレン” 5.7 g (0.0
58+iol)をナトリウムで蒸留したTHF750
dに溶解しアルゴン気流下に置いた.反応溶液を−78
゜Cまで冷却し1.5Mn−ブチルリチウム37.9d
(0.0 5 7mol)を滴下した.反応混合物を
=78℃で30分間攪拌した後、化合物(■)*95.
0 g (0. 0 1 1 4+wol)を加えた
.反応経過はTLC(酢酸エチル:n−ヘキサン 2:
5)で追跡した.反応溶液の色は緑色から黄色に変化し
た.約2時間後反応溶液を室温まで徐々に昇温し、lO
%塩化アンモニウム溶液250mを加えた.15分間撹
拌後、水500mで希釈し、クロロホルム50oH1で
2回抽出した.合わせた有機層を溶媒留去し、残渣を氷
酢酸100dに溶解した.この溶液に四酢酸鉛5.5
g (0.Q l 2mol)を加え室温で一晩攬拌し
た.反応経過はTLC (酢酸エチル:nヘキサン 2
:5)で追跡した.反応溶液の色は黄赤色から赤色に変
化した.反応終了後、反応溶液を水400mにあけた.
赤色固体を濾過により取り出し、濾液をクロロホルムに
溶かした.有機層を飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した.濃縮後、n−へキサンから再結晶し
て赤色結晶の化合物(■) 5. 1 gを得た.(収
率83%)得られた粗反応混合物を0−キシレン50d
に溶解した.反応溶液を3時間還流させた(油浴の温度
は150℃)e o−キシレンとの加熱処理は本明細
書の工程表く1〉を参照する.反応経過はTLC (酢
酸エチル:n−ヘキサン 3:5)で追跡した.反応溶
液の色は赤色から橙色に変化した.反応後、反応溶液を
溶媒留去し、生成物をジエチルエーテルから再結晶して
、橙色結晶4.2gを得た.(カルボニル化合物(■)
より計算した収率74χ)融点 247−250゜C ’H−NMR (90Ml{z. CDCI,,↑MS
内部標準.δppm) :0.23 (9}1, s
, Si(CTo)s)1.39 (9H. s,
C(CH3)!)1.99 (IH, dd. J
=15Hz,J−311z, H*(ax))2.12
(IL d, J=15}+2. He(eq))2
−98 <IH+ d+ J;20Hz+ Hlo(a
x>)3.64 (IH, d. J=20Hz, H
+*(eQ))4.05 (3}1. s, O
CHs)5.35 (IH, m, Ht)5.
87 (IL s, OH)7.23〜8.05
(3H, m, ArH)12.99 (I
L s. ArO}1)13.8 (IL s,
^『OH)実施例3 X トリメチルシリルアセチレン”5.0g(0.051s
ol)をナトリウムで蒸留したTHF600mに溶解し
、アルゴン気流下に置いた。反応溶液を−78℃まで冷
却し1.6Mn−ブチルリチウム31.2 5d (0
.0 5 0mol)を加えた。−78゜Cで30分間
攪拌した後、化合物(IX)“”3. 3 2 g (
0.0 1 0mol)を加えた.反応をTLC (酢
酸エチル:n−ヘヰサン, 2:5)で追跡しながら、
反応溶液を−78゜Cで2時間攪拌した.反応後、反応
溶液を室温まで徐々に昇温し、lO%塩化アンモニウム
溶液200dを加えた.15分後、水400dを加え、
クロロホルム400ml!で2回抽出した。合わせた有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去し
た.残渣を氷酢酸75#ffiに溶解し、この溶液に四
酢酸鉛4. 4 g (0. 0 1 0aol)を加
えた.一晩攪拌した後、水250miを加えた.沈澱し
た赤色固体を濾過により取り出し濾過器をクロロホルム
400dで洗い込んだ.この溶液を飽和重曹水75H1
で抽出した.有機層を無水fL酸ナトリウムで乾燥、濾
過後、溶媒留去した.生成物はカラムクロマトグラフィ
ーCカラム15cm,51φ 熔出溶媒 酢酸エチル:
n−へ牛サン 1:4)で精製した.化合物(X)の収
量は2.4gであった.(収率56%) 融点 191−193℃ ’tl−NMR (90MI{z, CDCh, TM
S内部標準,δppm) :0. 18 (9H, s
. Si (CL) s)1.33 (9H, s
. C(CHx’h冫1.87 (Ill, dd,
J−14.5Hz.J=3.75Flz, Hz(a
x))2.64 (II{, d. J=14.5Hz
lHz(eq))2.77 (IH. d. J=20
Hz, H.(ax))3.47 (18, d, J
−20Hz, Ha(eq))5.19 (IH. m
. H+) 5.57 (IH. s. ON) 7.11? (2L s. ArH) 12.56 (LH, s, ArOH)12.69
(II!, s,^rOH)〔以下余白] 実施例4 トリメチルシリルアセチレン” 1.3 g (0.0
133mol)をナトリウ去で莫留したTHF150
mに溶解し、アルゴン気流下に置いた.反応溶液を一7
8℃まで冷却し1.6Mn−ブチルリチウム8.2d
(0.O f 3mol)を加えた.−78゜Cで30
分間撹拌した後、化合物ON)”゜I.Og(0.00
2 6mol)を加えた.反応をTLC (酢酸エチ
ル:n−ヘキサン 2:5)で追跡しながら、反応溶液
を−78゜Cで3時間攪拌した.反応後、反応溶液を室
温まで徐hに昇温し、10%塩化アンモニウム溶液50
dを加えた.15分後、水10011tを加えクロロホ
ルム100dで2回抽出した.合わせた有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去した.残渣を氷
酢酸25dに溶解し、この溶液に四酢酸鉛1. 1 5
g (0.0 0 2 6mol)を加えた.一晩攪
拌した後、水75mを加えた.沈澱した赤色固体を濾過
により取り出し濾過器をクロロホルム10(ldで洗い
込んだ.この溶液を飽和重曹水25Idで抽出した.有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過後、溶媒留去し
た.生成物はカラムクロマトグラフィ−(カラム15C
I1,3C11φ 溶出溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサ
ン 1:4)で精製した.化合物(X[I)の収量は0
. 6 3 gであった.(収率50%) 融点 163−167℃ H−NMR (400MH2, CDCIs. TMS
内部標準,δppm) ;ジアステレオマ−(Xlla
)と(Xllb)の混合物12.67 (IH, s,
ArOH, ジアステレオマー(Xlla))12.
52 (IH, s, ArOH,ジアステレオマ−(
X I Ia) )12.45 (IH. s,^rO
H+ ジアステレオ?−(Xllb))12.43 (
II{, s, ArOH,ジアステレオマー(Xlr
b))7.17〜7.53 (7H. m, Arc,
ジアステレオマー(Xlla)と(XI[b)) 4.84〜5.06 (31{, OH, H(
1). Ph−Cll−Me,ジアステレオマ−(X
lla) と(Xllb>) 3.42〜3.54 (11{, 84(eq), ジ
アステレオマー(Xlla) と(Xllb)) 2.70〜2.85 (LH, 84(ax),ジアス
テレオマー(Xlla)と(Xllb)) 1.88〜2.31 (2H, H2(eqとax),
ジアステレオマ−(Xlla)と(Xllb)) 1.50 (38, d. CI{3, ジアステレオ
マー(XIIb))1.42 (38, d, CH.
,ジアステレオマー(XIIa))0.10 (98,
s. (CH3)3,ジアステレオマー(Xlla)
と(Xllb)) ジアステレオマー比は’H−NMRスペクトルにおける
ArOHプロトン δ・12.67+12.52: 1
2.44pptsとC}13プロトン δ−1.42:
1.5 ppmの積分値より決定できる,S−(−)ア
ルコールを出発原料として用いた場合この比は75 :
25であった。
0 トリメチルシリルアセチレン量は、常にn−ブチル
リチウム量より過剰でなければならない.さもないと出
発原料が芳香化されてしまう.11化合物(tr).(
■)+ (IX)および(×1)は、反応に先立ち五酸
化二リンと真空下により完全に乾燥しなければならない
.
リチウム量より過剰でなければならない.さもないと出
発原料が芳香化されてしまう.11化合物(tr).(
■)+ (IX)および(×1)は、反応に先立ち五酸
化二リンと真空下により完全に乾燥しなければならない
.
Claims (8)
- (1)一般式(1)または(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、Sは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を
示し、Rは易脱離性基を示す)で表される化合物。 - (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物。
- (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物。
- (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物。
- (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物。
- (6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Sは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を
示し、Rは易脱離性基を示す)で表される化合物をリチ
ウム トリメチルシリル アセチレンと反応させ、続い
て適当な酸化剤、好ましくは四酢酸鉛と反応させること
を特徴とする請求項(1)〜(5)記載の化合物の製造
法。 - (7)式(1)で表される化合物もしくは式(2)で表
される化合物を、それ以外の他の工程が自体既知である
全合成に用いることを特徴とするダウノマイシノン誘導
体の製造法。 - (8)式(1)もしくは式(2)で表される化合物を、
自体既知の方法で変換することを特徴とする一般式(3
) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、Xは水素原子又は水酸基を示し、Rは易脱離性
基を示し、Sは水素原子、アルキル基又はアルコキシ基
を示す)で表されるダウノマイシノン又はその誘導体を
製造する請求項(7)記載の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL8900328A NL8900328A (nl) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | Trimethylsilylethynylverbindingen, hun bereiding en hun toepassing bij het bereiden van daunomycinonderivaten. |
| NL8900328 | 1989-02-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02235889A true JPH02235889A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=19854109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024986A Pending JPH02235889A (ja) | 1989-02-10 | 1990-02-03 | トリメチルシリルアセチレン化合物、その製造法およびそれらのダウノマイシノン誘導体製造における用途 |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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