JPH0223834Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223834Y2 JPH0223834Y2 JP1984064867U JP6486784U JPH0223834Y2 JP H0223834 Y2 JPH0223834 Y2 JP H0223834Y2 JP 1984064867 U JP1984064867 U JP 1984064867U JP 6486784 U JP6486784 U JP 6486784U JP H0223834 Y2 JPH0223834 Y2 JP H0223834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- solid lubricant
- recess
- ceramic
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は無潤滑(オイルレス)であるセラミツ
クス製ベーンポンプに関するものである。
クス製ベーンポンプに関するものである。
(従来の技術)
従来のポンプ(例えば自動車用バキユームポン
プ)に対し、潤滑系の配管をなくし、軽量、省ス
ペースを目的とした摺動部にセラミツクスを使用
した無潤滑(オイルレス)のセラミツクス製ベー
ンポンプの開発が盛んである。
プ)に対し、潤滑系の配管をなくし、軽量、省ス
ペースを目的とした摺動部にセラミツクスを使用
した無潤滑(オイルレス)のセラミツクス製ベー
ンポンプの開発が盛んである。
しかし、セラミツクス同士の摺動は、オイル潤
滑に比し、摩擦係数が高く、そのため、駆動力の
増大、温度上昇等の問題が発生し、耐久性の低
下、ポンプのロツク等の不具合が発生する。この
対策として摩擦低抗を小さくするためカーボンを
片側に用いた実験例もあるが、耐摩耗性に難点が
ある。
滑に比し、摩擦係数が高く、そのため、駆動力の
増大、温度上昇等の問題が発生し、耐久性の低
下、ポンプのロツク等の不具合が発生する。この
対策として摩擦低抗を小さくするためカーボンを
片側に用いた実験例もあるが、耐摩耗性に難点が
ある。
そこで実公昭51−14642号公報に記載されてい
るように、ベーンの先端に固形潤滑剤を埋設する
ことがすでに提案されている。
るように、ベーンの先端に固形潤滑剤を埋設する
ことがすでに提案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のような従来例では、固形潤滑剤はシリン
ダ1の内面に常時接触しているので、潤滑剤の消
費、摩耗が早く、しかも潤滑剤は溝に単に埋設さ
れているにすぎず、したがつて使用状態によつて
は潤滑剤の枯渇の問題が早期に顕在化することが
予想され、この場合にはメンテナンスとして翼全
体の交換が必要となり、またその頻度も高いとい
う欠点がある。
ダ1の内面に常時接触しているので、潤滑剤の消
費、摩耗が早く、しかも潤滑剤は溝に単に埋設さ
れているにすぎず、したがつて使用状態によつて
は潤滑剤の枯渇の問題が早期に顕在化することが
予想され、この場合にはメンテナンスとして翼全
体の交換が必要となり、またその頻度も高いとい
う欠点がある。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、メンテナンスがほとんど不要なセラミツ
クス製ベーンポンプを得ることを目的とする。
もので、メンテナンスがほとんど不要なセラミツ
クス製ベーンポンプを得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための手段は、外郭を形
成するリングと、該リングに対して偏心して設け
られたロータと、該ロータに取付けられて前記リ
ングに接触するブレード等からなるセラミツクス
製ベーンポンプにおいて、セラミツクス製のリン
グに対向する位置に配設されたセラミツクス製の
ブレードの前記リング側に、凹部を設け、該凹部
に固体潤滑剤を摺動可能に嵌合させ、さらに該凹
部内に、回転数が所定の値以下の場合には前記固
体潤滑剤と前記リングの内面とに間隙が形成され
るように該固体潤滑剤を弾発付勢するばね材を設
けたことを特徴とするセラミツクス製ベーンポン
プ。
成するリングと、該リングに対して偏心して設け
られたロータと、該ロータに取付けられて前記リ
ングに接触するブレード等からなるセラミツクス
製ベーンポンプにおいて、セラミツクス製のリン
グに対向する位置に配設されたセラミツクス製の
ブレードの前記リング側に、凹部を設け、該凹部
に固体潤滑剤を摺動可能に嵌合させ、さらに該凹
部内に、回転数が所定の値以下の場合には前記固
体潤滑剤と前記リングの内面とに間隙が形成され
るように該固体潤滑剤を弾発付勢するばね材を設
けたことを特徴とするセラミツクス製ベーンポン
プ。
(作用)
ばね材のばね力は回転数が所定の値以下の場合
には、固体潤滑剤とリングの内面とに間隙が形成
されるように設定されているのであり、いいかえ
れば回転数が所定値以下の場合には固体潤滑剤に
作用する遠心力よりもばね材のばね力が大であ
り、したがつてこの場合には固体潤滑剤はリング
に接触しないのであり、この逆に回転数が所定値
よりも大きい場合には遠心力がばね力に打ち勝つ
て固体潤滑剤がリングの内面に接触することにな
る。
には、固体潤滑剤とリングの内面とに間隙が形成
されるように設定されているのであり、いいかえ
れば回転数が所定値以下の場合には固体潤滑剤に
作用する遠心力よりもばね材のばね力が大であ
り、したがつてこの場合には固体潤滑剤はリング
に接触しないのであり、この逆に回転数が所定値
よりも大きい場合には遠心力がばね力に打ち勝つ
て固体潤滑剤がリングの内面に接触することにな
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
第1図ないし第3図において、ロータ3の回転
によりブレード4がリング5と接触を保ちつつ回
転すると、リング5に対しロータ3が偏心してい
るため、吸入口1より流体が吸入され、吐出口2
より押し出される。ロータ3には、アルミナ若し
くは窒化珪素等のセラミツクス製のブレード4が
取付けられている。リング5は例えば窒化珪素等
のセラミツクス製で、該リング5とブレード4お
よびロータ3にてポンプ作用が営まれる。6はセ
ラミツクスプレート、7はケーシング、8はポン
プ軸を各々示している。
によりブレード4がリング5と接触を保ちつつ回
転すると、リング5に対しロータ3が偏心してい
るため、吸入口1より流体が吸入され、吐出口2
より押し出される。ロータ3には、アルミナ若し
くは窒化珪素等のセラミツクス製のブレード4が
取付けられている。リング5は例えば窒化珪素等
のセラミツクス製で、該リング5とブレード4お
よびロータ3にてポンプ作用が営まれる。6はセ
ラミツクスプレート、7はケーシング、8はポン
プ軸を各々示している。
第3図によく示されているように、ブレード4
のリング5側には凹部10が設けられ、該凹部1
0には、たとえば、ボロン・ナイトライド焼結体
(以下、BN焼結体という)9からなる固体潤滑
剤(他に、タルク、雲母等がある)が摺動可能に
嵌合されている。このBN焼結体は、後記するよ
うにポンプ軸8の回転数が所定値を越えるとスプ
リング11のばね力に打ち勝つ遠心力で外側に移
動し、リング5と連続的に接触する。それによ
り、摺動部に潤滑剤の薄膜を形成させることが可
能になる。
のリング5側には凹部10が設けられ、該凹部1
0には、たとえば、ボロン・ナイトライド焼結体
(以下、BN焼結体という)9からなる固体潤滑
剤(他に、タルク、雲母等がある)が摺動可能に
嵌合されている。このBN焼結体は、後記するよ
うにポンプ軸8の回転数が所定値を越えるとスプ
リング11のばね力に打ち勝つ遠心力で外側に移
動し、リング5と連続的に接触する。それによ
り、摺動部に潤滑剤の薄膜を形成させることが可
能になる。
ブレード4の凹部10にはさらに、BN焼結体
を内方に弾発付勢する引張スプリング11が配設
されている。すなわち、引張スプリング11の選
択により、ある回転数以上の遠心力によりBN焼
結体9をリング5に接触させる構造である。これ
により、ある回転数以上の時のみ潤滑剤の薄膜が
形成されることになる。
を内方に弾発付勢する引張スプリング11が配設
されている。すなわち、引張スプリング11の選
択により、ある回転数以上の遠心力によりBN焼
結体9をリング5に接触させる構造である。これ
により、ある回転数以上の時のみ潤滑剤の薄膜が
形成されることになる。
(考案の効果)
以上述べた如く、本考案によれば、ブレードに
凹部を設け、該凹部に固体潤滑剤を摺動可能に嵌
合させたので、リングとの摺動部へ潤滑剤を供給
でき、セラミツクス摺動の高摩擦係数からくる摩
擦損失、その熱からくるロツク等の問題が解決で
きる。
凹部を設け、該凹部に固体潤滑剤を摺動可能に嵌
合させたので、リングとの摺動部へ潤滑剤を供給
でき、セラミツクス摺動の高摩擦係数からくる摩
擦損失、その熱からくるロツク等の問題が解決で
きる。
また低速回転時には固体潤滑剤9はリング5に
接触することなく、焼付けが生じがちな高速回転
時にのみ接触するので、固体潤滑剤の消費、摩耗
が少なく、したがつてメンテナンスがほとんど必
要とされない。
接触することなく、焼付けが生じがちな高速回転
時にのみ接触するので、固体潤滑剤の消費、摩耗
が少なく、したがつてメンテナンスがほとんど必
要とされない。
第1図はセラミツクス製ポンプの断面正面図、
第2図は第1図の断面側面図、第3図は第1図の
部拡大図である。 4……ブレード、5……リング、9……BN焼
結体、10……凹部。
第2図は第1図の断面側面図、第3図は第1図の
部拡大図である。 4……ブレード、5……リング、9……BN焼
結体、10……凹部。
Claims (1)
- 外郭を形成するリングと、該リングに対して偏
心して設けられたロータと、該ロータに取付けら
れて前記リングに接触可能なブレード等からなる
セラミツクス製ベーンポンプにおいて、セラミツ
クス製のリングに対向する位置に配設されたセラ
ミツクス製のブレードの前記リング側に、凹部を
設け、該凹部に固体潤滑剤を摺動可能に嵌合さ
せ、さらに該凹部内に、回転数が所定の値以下の
場合には前記固体潤滑剤と前記リングの内面とに
間隙が形成されるように該固体潤滑剤を弾発付勢
するばね材を設けたことを特徴とするセラミツク
ス製ベーンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6486784U JPS60175892U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セラミツクス製ベ−ンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6486784U JPS60175892U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セラミツクス製ベ−ンポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60175892U JPS60175892U (ja) | 1985-11-21 |
| JPH0223834Y2 true JPH0223834Y2 (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=30596347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6486784U Granted JPS60175892U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セラミツクス製ベ−ンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60175892U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5114642U (ja) * | 1974-07-17 | 1976-02-03 | ||
| JPS6338901Y2 (ja) * | 1980-06-20 | 1988-10-13 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6486784U patent/JPS60175892U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60175892U (ja) | 1985-11-21 |
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