JPH02242880A - 二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法 - Google Patents
二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法Info
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- JPH02242880A JPH02242880A JP6441789A JP6441789A JPH02242880A JP H02242880 A JPH02242880 A JP H02242880A JP 6441789 A JP6441789 A JP 6441789A JP 6441789 A JP6441789 A JP 6441789A JP H02242880 A JPH02242880 A JP H02242880A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、カラー受像管およびその他の陰極線管の蛍
光面に好適に使用される蛍光体の製造方法に関する。
光面に好適に使用される蛍光体の製造方法に関する。
カラー受像管に使用される蛍光体は、塗布特性を向上し
、また、塗布時における変色を防止するために、種々の
表面処理が施されている。 表面処理物質として、ケイ酸塩化合物、アルミン酸塩化
合物、燐酸塩化合物、および、金属酸化物などが使用さ
れている。 特に、ケイ酸塩化合物は、その処理が容易であることか
ら、汎用されている。ケイ酸塩化合物として、二酸化ケ
イ素、ケイ酸亜鉛およびケイ酸アルミニウム等が知られ
ている。 蛍光体の表面に二酸化ケイ素を付着する技術は開発され
ている(特開昭60−115683号公報)。この公報
には、有機ケイ素を加水分解させて二酸化ケイ素とし、
これを蛍光体の表面に付着させる技術が開示されている
。有機ケイ素にはエチルシリケート等が使用されている
。この方法は、有機ケイ素を、炭酸アンモニウムまたは
吸着水を用いて加水分解して二酸化ケイ素とし、これを
蛍光体の表面に付着している。ところが、この方法では
、均一な薄膜の二酸化ケイ素を蛍光体の表面に付着でき
ず、不均一な表面被膜となる。蛍光体の表面をコーティ
ングする二酸化ケイ素は、薄膜で、均一に蛍光体表面を
より完全に被覆するのがよい。 不均一な二酸化ケイ素膜でコーティングされた蛍光体は
、二酸化ケイ素の付着量を多くしない限り、蛍光体の前
面を被覆できない。二酸化ケイ素の付着量が少ないと、
被覆されない部分が多くなる。表面処理物質の付着量が
多くなると、蛍光膜とした状態での特性が低下する。特
に発光輝度が低下する。それは、表面コーテイング材は
、蛍光体の特性を向上するために補助的に付着されるも
のであって、これ自体が発光するものではないことが理
由である。 二酸化ケイ素を蛍光体の表面に付着させる場合、いかに
少量の表面処理物質で蛍光体の前面を完全に被覆できる
かが大切である。蛍光体の表面にコーティングされた二
酸化ケイ素を薄膜にできると、コーテイング膜が蛍光体
の発光を吸収することなく透過させて発光輝度の低下を
少なくできる。また、蛍光体表面の全体を被覆する二酸
化ケイ素は、蛍光体を理想的な状態で保護する。全面が
薄膜で保護された蛍光体は、塗布時における蛍光体の汚
染が防止されて、変色が減少される。また、コーティン
グ被膜によって電子線照射による劣化が防止されて、輝
度の低下を少なくてきる特長もある。 さらに、塗布特性を向上させることができて、蛍光膜と
した状態での輝度を高くできるなど、数々の優れた卓効
を実現する。 薄膜で均一な二酸化ケイ素が、優れた特性を示すことは
、理論的にも容易に考察できるが、これまでに開発され
た全ての方法では、コーティングされた蛍光体を電子顕
微鏡で観察して、表面に滑らかな二酸化ケイ素膜を形成
さることができなかった。
、また、塗布時における変色を防止するために、種々の
表面処理が施されている。 表面処理物質として、ケイ酸塩化合物、アルミン酸塩化
合物、燐酸塩化合物、および、金属酸化物などが使用さ
れている。 特に、ケイ酸塩化合物は、その処理が容易であることか
ら、汎用されている。ケイ酸塩化合物として、二酸化ケ
イ素、ケイ酸亜鉛およびケイ酸アルミニウム等が知られ
ている。 蛍光体の表面に二酸化ケイ素を付着する技術は開発され
ている(特開昭60−115683号公報)。この公報
には、有機ケイ素を加水分解させて二酸化ケイ素とし、
これを蛍光体の表面に付着させる技術が開示されている
。有機ケイ素にはエチルシリケート等が使用されている
。この方法は、有機ケイ素を、炭酸アンモニウムまたは
吸着水を用いて加水分解して二酸化ケイ素とし、これを
蛍光体の表面に付着している。ところが、この方法では
、均一な薄膜の二酸化ケイ素を蛍光体の表面に付着でき
ず、不均一な表面被膜となる。蛍光体の表面をコーティ
ングする二酸化ケイ素は、薄膜で、均一に蛍光体表面を
より完全に被覆するのがよい。 不均一な二酸化ケイ素膜でコーティングされた蛍光体は
、二酸化ケイ素の付着量を多くしない限り、蛍光体の前
面を被覆できない。二酸化ケイ素の付着量が少ないと、
被覆されない部分が多くなる。表面処理物質の付着量が
多くなると、蛍光膜とした状態での特性が低下する。特
に発光輝度が低下する。それは、表面コーテイング材は
、蛍光体の特性を向上するために補助的に付着されるも
のであって、これ自体が発光するものではないことが理
由である。 二酸化ケイ素を蛍光体の表面に付着させる場合、いかに
少量の表面処理物質で蛍光体の前面を完全に被覆できる
かが大切である。蛍光体の表面にコーティングされた二
酸化ケイ素を薄膜にできると、コーテイング膜が蛍光体
の発光を吸収することなく透過させて発光輝度の低下を
少なくできる。また、蛍光体表面の全体を被覆する二酸
化ケイ素は、蛍光体を理想的な状態で保護する。全面が
薄膜で保護された蛍光体は、塗布時における蛍光体の汚
染が防止されて、変色が減少される。また、コーティン
グ被膜によって電子線照射による劣化が防止されて、輝
度の低下を少なくてきる特長もある。 さらに、塗布特性を向上させることができて、蛍光膜と
した状態での輝度を高くできるなど、数々の優れた卓効
を実現する。 薄膜で均一な二酸化ケイ素が、優れた特性を示すことは
、理論的にも容易に考察できるが、これまでに開発され
た全ての方法では、コーティングされた蛍光体を電子顕
微鏡で観察して、表面に滑らかな二酸化ケイ素膜を形成
さることができなかった。
この発明は、このことを満足することを目的に開発され
たもので、この発明の重要な目的は、蛍光体の表面を均
一な薄膜の二酸化ケイ素でコーティングできる蛍光体の
製造方法を提供するにある。
たもので、この発明の重要な目的は、蛍光体の表面を均
一な薄膜の二酸化ケイ素でコーティングできる蛍光体の
製造方法を提供するにある。
この発明は、有機ケイ素の加水分解を利用して、陰極線
管用の蛍光体の表面に二酸化ケイ素を付着させている。 薄膜で均一な二酸化ケイ素で蛍光体をコーティングする
ために、アルコールを含む液体に蛍光体を分散させ、こ
の蛍光体分散液のpHを8以上に、かつ、加熱温度を4
0〜70℃に保持して、有機ケイ素を加えている。蛍光
体分散液のp Hは、アンモニア水を滴下して調整でき
る。 この発明は、蛍光体分散液に、有機ケイ素を一緒に混合
するのではなく、蛍光体分散液のpHを8以上、加熱温
度を40〜70℃に保持し、有機ケイ素を10分以上の
時間をかけてゆっくりと徐々に滴下して添加している。 有機ケイ素の滴下時間が短いと、二酸化ケイ素が膜にな
らずに、粒状となって蛍光体の表面に付着するからであ
る。 蛍光体分散液のpHは、8以上、好ましくは9以上に調
整される。pHが8以下では、有機ケイ素の加水分解が
進行し難いことが理由である。 蛍光体分散液の温度は、好ましくは40℃〜70℃の範
囲に調整される。40℃以上に加温すると、有機ケイ素
の加水分解が進行し易く、また、70℃を超えるとアン
モニア水が蒸発してpHが低下するからである。 以上の製法において、表面処理物質の付着量は、好まし
くは、蛍光体100重量部に対して、0゜01〜5重重
部の範囲に調整される。二酸化ケイ素の付着量が少なす
ぎると、表面処理の効果が低く、反対に多すぎると輝度
が低下する。 この発明の方法は、バインダーを使用することなく二酸
化ケイ素を蛍光体の表面に付着することができる。蛍光
体の表面に膜状に二酸化ケイ素を生成させて付着させる
からである。ただ、バインダーを使用して二酸化ケイ素
を蛍光体の表面に付着することも可能であるのは言うま
でもない。 バインダーには、例えば、亜鉛化合物、アルミニウム化
合物、Mg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属化合物、
および、燐酸塩化合物、ホウ酸塩化合物のうち少なくと
も1種が使用できる。 亜鉛化合物には、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛等の水
溶性の亜鉛塩を使用できる。 アルミニウム化合物には、硝酸アルミニウム、硫酸アル
ミニウム等の水溶性のアルミニウム塩を使用できる。 また、燐酸化合物には、ピロ燐酸ナトリウム等の水溶性
塩を使用できる。 ホウ酸化合物には、ホウ酸ナトリウム等を使用できる。 この発明に用いられる蛍光体は、カラー受像管に使用し
て優れた特性を示すものであるから、カラー受像管は言
うにおよばず、モノクローム受像管にも使用できるのは
言うまでもない。蛍光体には、例えば、 ■ 硫化亜鉛系蛍光体、ユーロピウム付活酸化イツトリ
ウム蛍光体、マンガン付活燐酸亜鉛蛍光体、マンガン付
活ケイ酸亜鉛蛍光体等の酸化物系の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸硫化イツトリウム蛍光体、テル
ビウム付活酸硫化イツトリウム蛍光体などの硫化物系の
蛍光体を使用することができる。 この発明に使用される有機ケイ素には、メチルシリケー
ト エチルシリケート、または、プロピルシリケートが
使用できる。特に、エチルシリケートが好適である。 この発明は、下記の工程で蛍光体を表面処理する。 ■ 蛍光体をエチルアルコールに分散させる。 この液体は、好ましくは、エチルアルコール/水の容積
比を0.7以上とする。 ■ 蛍光体分散液を攪拌しながらアンモニア水を加えて
pH調整する。 ■ 有機ケイ素とアンモニア水を、別々に時間をかけて
ゆっくりと蛍光体分散液に滴下する。 ■〜■の工程で、蛍光体の表面に二酸化ケイ素の薄膜が
できる。 この工程で、表面が二酸化ケイ素膜でコーティングされ
た蛍光体の電子顕微鏡写真を第1図aおよびbに示すつ
なお、これら蛍光体は、後述する実施例1、および実施
例2で得たものである。 第1図aおよびbに示すように、本発明の方法で製造さ
れた蛍光体は、表面が極めて滑らな二酸化ケイ素の薄膜
で被覆されている。参考に、前述の特開昭60−115
683号公報に示される、従来の方法で、二酸化ケイ素
をコーティングした蛍光体の電子顕微鏡写真を第2図に
示す。従来の蛍光体は、第2図に示すように、表面に二
酸化ケイ素の粒状凹凸ができるが、この発明の方法で製
造された蛍光体は、第1図に示すように、極めて平滑で
滑らかな薄膜ができる。
管用の蛍光体の表面に二酸化ケイ素を付着させている。 薄膜で均一な二酸化ケイ素で蛍光体をコーティングする
ために、アルコールを含む液体に蛍光体を分散させ、こ
の蛍光体分散液のpHを8以上に、かつ、加熱温度を4
0〜70℃に保持して、有機ケイ素を加えている。蛍光
体分散液のp Hは、アンモニア水を滴下して調整でき
る。 この発明は、蛍光体分散液に、有機ケイ素を一緒に混合
するのではなく、蛍光体分散液のpHを8以上、加熱温
度を40〜70℃に保持し、有機ケイ素を10分以上の
時間をかけてゆっくりと徐々に滴下して添加している。 有機ケイ素の滴下時間が短いと、二酸化ケイ素が膜にな
らずに、粒状となって蛍光体の表面に付着するからであ
る。 蛍光体分散液のpHは、8以上、好ましくは9以上に調
整される。pHが8以下では、有機ケイ素の加水分解が
進行し難いことが理由である。 蛍光体分散液の温度は、好ましくは40℃〜70℃の範
囲に調整される。40℃以上に加温すると、有機ケイ素
の加水分解が進行し易く、また、70℃を超えるとアン
モニア水が蒸発してpHが低下するからである。 以上の製法において、表面処理物質の付着量は、好まし
くは、蛍光体100重量部に対して、0゜01〜5重重
部の範囲に調整される。二酸化ケイ素の付着量が少なす
ぎると、表面処理の効果が低く、反対に多すぎると輝度
が低下する。 この発明の方法は、バインダーを使用することなく二酸
化ケイ素を蛍光体の表面に付着することができる。蛍光
体の表面に膜状に二酸化ケイ素を生成させて付着させる
からである。ただ、バインダーを使用して二酸化ケイ素
を蛍光体の表面に付着することも可能であるのは言うま
でもない。 バインダーには、例えば、亜鉛化合物、アルミニウム化
合物、Mg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属化合物、
および、燐酸塩化合物、ホウ酸塩化合物のうち少なくと
も1種が使用できる。 亜鉛化合物には、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛等の水
溶性の亜鉛塩を使用できる。 アルミニウム化合物には、硝酸アルミニウム、硫酸アル
ミニウム等の水溶性のアルミニウム塩を使用できる。 また、燐酸化合物には、ピロ燐酸ナトリウム等の水溶性
塩を使用できる。 ホウ酸化合物には、ホウ酸ナトリウム等を使用できる。 この発明に用いられる蛍光体は、カラー受像管に使用し
て優れた特性を示すものであるから、カラー受像管は言
うにおよばず、モノクローム受像管にも使用できるのは
言うまでもない。蛍光体には、例えば、 ■ 硫化亜鉛系蛍光体、ユーロピウム付活酸化イツトリ
ウム蛍光体、マンガン付活燐酸亜鉛蛍光体、マンガン付
活ケイ酸亜鉛蛍光体等の酸化物系の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸硫化イツトリウム蛍光体、テル
ビウム付活酸硫化イツトリウム蛍光体などの硫化物系の
蛍光体を使用することができる。 この発明に使用される有機ケイ素には、メチルシリケー
ト エチルシリケート、または、プロピルシリケートが
使用できる。特に、エチルシリケートが好適である。 この発明は、下記の工程で蛍光体を表面処理する。 ■ 蛍光体をエチルアルコールに分散させる。 この液体は、好ましくは、エチルアルコール/水の容積
比を0.7以上とする。 ■ 蛍光体分散液を攪拌しながらアンモニア水を加えて
pH調整する。 ■ 有機ケイ素とアンモニア水を、別々に時間をかけて
ゆっくりと蛍光体分散液に滴下する。 ■〜■の工程で、蛍光体の表面に二酸化ケイ素の薄膜が
できる。 この工程で、表面が二酸化ケイ素膜でコーティングされ
た蛍光体の電子顕微鏡写真を第1図aおよびbに示すつ
なお、これら蛍光体は、後述する実施例1、および実施
例2で得たものである。 第1図aおよびbに示すように、本発明の方法で製造さ
れた蛍光体は、表面が極めて滑らな二酸化ケイ素の薄膜
で被覆されている。参考に、前述の特開昭60−115
683号公報に示される、従来の方法で、二酸化ケイ素
をコーティングした蛍光体の電子顕微鏡写真を第2図に
示す。従来の蛍光体は、第2図に示すように、表面に二
酸化ケイ素の粒状凹凸ができるが、この発明の方法で製
造された蛍光体は、第1図に示すように、極めて平滑で
滑らかな薄膜ができる。
この発明の方法で製造された蛍光体は、第1図に示すよ
うに、二酸化ケイ素の平滑な薄膜でコーティングされる
。二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた蛍光体は、
塗布時における蛍光体の汚染が防止されて、変色が減少
される。また、コーティング被膜によって電子線照射に
よる劣化が防止されて、輝度の低下を少なくできる。さ
らに、塗布特性を向上させることができて、蛍光膜とし
た状態での輝度を高くできる。 これ等の特性は、二酸化ケイ素の表面付着量によって変
化する。第3図と第4図とは、蛍光体がCrを吸着する
量と、Cuイオンによる変色の程度を示している。 第3図は蛍光体膜として塗布された蛍光体に吸着された
Cr量を測定している。すなわち、重クロム酸塩と、ポ
リビニルアルコールとの混合水溶液で蛍光体をフェース
プレートに付着した後、蛍光体をフェースプレートから
剥ぎ取って、蛍光体に吸着されたCr量を測定した。こ
の図に示すように、この発明の方法で製造された蛍光体
は、曲線Aで示すように、わずかに1重量部以下の二酸
化ケイ素を付着して、Crの吸着量を激減させることが
できる。Crの吸着が多ければ、蛍光膜がやや茶褐色(
Crイオンの色)に変化する。しかしながら、この発明
の方法で製造された蛍光体は、Crの影響で、発光が妨
害されるのを阻止できる。 曲線Bは、蛍光体分散液に、エチルシリケートとエチル
アルコールととを一緒に混合し、これに炭酸アンモニウ
ム溶液を滴下して表面に二酸化ケイ素を付着させた蛍光
体の特性を示している。 第4図は、Cuイオンの影響で色が変化する程度を測定
している。この測定には、ZnS: Ag青色発光蛍光
体を使用している。硫化亜鉛蛍光体は、銀で付活される
と青に、銅で付活されると緑に発光するので、ZnS:
Ag蛍光体は、極めて微量のCuイオンの影響で発光
色が緑色に変色する。第4図の測定は、ケイ酸カリウム
、バリウム法で蛍光体を沈降塗布させる工程において、
クツション液に@酸銅の銅イオンを12ppm添加して
ガラスに塗布している。ガラスに塗布した蛍光体を乾燥
し、450℃で30分ベークし、ベーク前後の色調を測
定し、y値の変化Δyを測定した。 Δyが大きい程、変色の程度が大きい。この図に示すよ
うに、この発明の方法で製造された蛍光体は、わずかに
1!i11部以下の微量の二酸化ケイ素でコーティング
して、銅イオンの変色を効果的に防止できる。曲&IB
は、蛍光体分散液に、エチルシリケートとエチルアルコ
ールととを一緒に混合し、これに炭酸アンモニウム溶液
を滴下して表面に二酸化ケイ素を付着させた蛍光体の特
性を示している。 さらに、第5図は、二酸化ケイ素の付着量に対する輝度
の変化を示している。第3図の試験と同じ方法でフェー
スプレートに蛍光体を塗布し、蛍光体の表面にアルミニ
ウムを蒸着してフェースプレートを試作した。このフェ
ースプレートの背面を、加速電圧12kV、電流密度1
. 0μへの電子線で励起し、フェースプレート表面の
輝度を測定した。曲線Aはこの発明の方法で製造された
蛍光体の輝度特性を示している。このように、この発明
の方法で製造された蛍光体は、それ自体が発光しない二
酸化ケイ素を付着するにもかかわらず、特定の付着量と
することによって、発光輝度を向上させることができる
。 二酸化ケイ素薄膜を付着して輝度を高くてきるのは、表
面処理によって蛍光体の塗布状態がよくなること、表面
の二酸化ケイ素の薄膜で、蛍光体の発光を散乱させない
こと、また、Cr等の不純物による発光の妨害をおさえ
ることが理由である。 さらに、第6図は二酸化ケイ素を付着した蛍光体の劣化
特性を示している。劣化特性は、第5図の測定に使用し
たのと同じフェースプレートを使用した。ただ、蛍光膜
を強制的に劣化させるために、通常使用状態よりも厳し
い条件で、30分間蛍光膜を刺激した。蛍光膜を励起・
する電子線は、加速電圧を15kV、電流密度を10μ
A/cm2とした。電子線で刺激した後の輝度を、強制
刺激前の輝度を100として表示している。この図から
明かなように、この発明の方法で試作された蛍光体は、
わずかに1重量部以下の二酸化ケイ素をコーティングし
て、劣化特性を著しく改善している。 さらにまた、この発明の方法で製造された蛍光体は、顔
料を付着させたのち、表面に二酸化ケイ素でコーティン
グすることによって、顔料の剥離を防止できる。第7図
は二酸化ケイ素を付着した蛍光体の顔料剥離率を測定し
ている。この測定には、表面が二酸化ケイ素でコーティ
ングされた顔料付蛍光体を使用している。この測定は、
顔料付蛍光体が分散された、重クロム酸塩とポリビニル
アルコールとのスラリーを、ディスバイザーで強制分散
し、その前後で顔料の剥離率を測定した。 この図に示されるように、この発明の方法で試作された
蛍光体は、1重量部以下の二酸化ケイ素を付着して、顔
料の剥離率を極減している。
うに、二酸化ケイ素の平滑な薄膜でコーティングされる
。二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた蛍光体は、
塗布時における蛍光体の汚染が防止されて、変色が減少
される。また、コーティング被膜によって電子線照射に
よる劣化が防止されて、輝度の低下を少なくできる。さ
らに、塗布特性を向上させることができて、蛍光膜とし
た状態での輝度を高くできる。 これ等の特性は、二酸化ケイ素の表面付着量によって変
化する。第3図と第4図とは、蛍光体がCrを吸着する
量と、Cuイオンによる変色の程度を示している。 第3図は蛍光体膜として塗布された蛍光体に吸着された
Cr量を測定している。すなわち、重クロム酸塩と、ポ
リビニルアルコールとの混合水溶液で蛍光体をフェース
プレートに付着した後、蛍光体をフェースプレートから
剥ぎ取って、蛍光体に吸着されたCr量を測定した。こ
の図に示すように、この発明の方法で製造された蛍光体
は、曲線Aで示すように、わずかに1重量部以下の二酸
化ケイ素を付着して、Crの吸着量を激減させることが
できる。Crの吸着が多ければ、蛍光膜がやや茶褐色(
Crイオンの色)に変化する。しかしながら、この発明
の方法で製造された蛍光体は、Crの影響で、発光が妨
害されるのを阻止できる。 曲線Bは、蛍光体分散液に、エチルシリケートとエチル
アルコールととを一緒に混合し、これに炭酸アンモニウ
ム溶液を滴下して表面に二酸化ケイ素を付着させた蛍光
体の特性を示している。 第4図は、Cuイオンの影響で色が変化する程度を測定
している。この測定には、ZnS: Ag青色発光蛍光
体を使用している。硫化亜鉛蛍光体は、銀で付活される
と青に、銅で付活されると緑に発光するので、ZnS:
Ag蛍光体は、極めて微量のCuイオンの影響で発光
色が緑色に変色する。第4図の測定は、ケイ酸カリウム
、バリウム法で蛍光体を沈降塗布させる工程において、
クツション液に@酸銅の銅イオンを12ppm添加して
ガラスに塗布している。ガラスに塗布した蛍光体を乾燥
し、450℃で30分ベークし、ベーク前後の色調を測
定し、y値の変化Δyを測定した。 Δyが大きい程、変色の程度が大きい。この図に示すよ
うに、この発明の方法で製造された蛍光体は、わずかに
1!i11部以下の微量の二酸化ケイ素でコーティング
して、銅イオンの変色を効果的に防止できる。曲&IB
は、蛍光体分散液に、エチルシリケートとエチルアルコ
ールととを一緒に混合し、これに炭酸アンモニウム溶液
を滴下して表面に二酸化ケイ素を付着させた蛍光体の特
性を示している。 さらに、第5図は、二酸化ケイ素の付着量に対する輝度
の変化を示している。第3図の試験と同じ方法でフェー
スプレートに蛍光体を塗布し、蛍光体の表面にアルミニ
ウムを蒸着してフェースプレートを試作した。このフェ
ースプレートの背面を、加速電圧12kV、電流密度1
. 0μへの電子線で励起し、フェースプレート表面の
輝度を測定した。曲線Aはこの発明の方法で製造された
蛍光体の輝度特性を示している。このように、この発明
の方法で製造された蛍光体は、それ自体が発光しない二
酸化ケイ素を付着するにもかかわらず、特定の付着量と
することによって、発光輝度を向上させることができる
。 二酸化ケイ素薄膜を付着して輝度を高くてきるのは、表
面処理によって蛍光体の塗布状態がよくなること、表面
の二酸化ケイ素の薄膜で、蛍光体の発光を散乱させない
こと、また、Cr等の不純物による発光の妨害をおさえ
ることが理由である。 さらに、第6図は二酸化ケイ素を付着した蛍光体の劣化
特性を示している。劣化特性は、第5図の測定に使用し
たのと同じフェースプレートを使用した。ただ、蛍光膜
を強制的に劣化させるために、通常使用状態よりも厳し
い条件で、30分間蛍光膜を刺激した。蛍光膜を励起・
する電子線は、加速電圧を15kV、電流密度を10μ
A/cm2とした。電子線で刺激した後の輝度を、強制
刺激前の輝度を100として表示している。この図から
明かなように、この発明の方法で試作された蛍光体は、
わずかに1重量部以下の二酸化ケイ素をコーティングし
て、劣化特性を著しく改善している。 さらにまた、この発明の方法で製造された蛍光体は、顔
料を付着させたのち、表面に二酸化ケイ素でコーティン
グすることによって、顔料の剥離を防止できる。第7図
は二酸化ケイ素を付着した蛍光体の顔料剥離率を測定し
ている。この測定には、表面が二酸化ケイ素でコーティ
ングされた顔料付蛍光体を使用している。この測定は、
顔料付蛍光体が分散された、重クロム酸塩とポリビニル
アルコールとのスラリーを、ディスバイザーで強制分散
し、その前後で顔料の剥離率を測定した。 この図に示されるように、この発明の方法で試作された
蛍光体は、1重量部以下の二酸化ケイ素を付着して、顔
料の剥離率を極減している。
以下、この発明の詳細な説明する。
(実施例1)
下記の工程で二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた
れ蛍光体を製造する。 、■ エタノール・・・・・・e o o g。 アンモニア水(18%)・・・・・・30g1緑色発光
蛍光体(ZnS: Cu)−・−300g〜 を容器に入れて攪拌しながら、50°Cに加熱した。 ■ エチルパノリケートとエチルアルコールを混合し、
攪I↑した溶液にと、5%アンモニア水とを準備する。 エチルシリケートの混合量は22.5g、エチルアルコ
ールの混合量は120g、また、アンモニア水は1.5
0 gとする。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールとの混合液
と、アンモニア水を、撹拌している蛍光体混合液に滴下
する。滴下時間は、30分とする。 滴下中、蛍光体混合液の温度を50〜55℃に保持する
。pHは9.2〜9.4に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
の薄膜が付着されていた。この工程で得られた蛍光体を
第1図aに示す。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、2.5
重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 また、この蛍光体は、表面に膜厚が50mμの二酸化ケ
イ素が付着されていた。 この蛍光体について、Cr吸着量、輝度、Cu汚染によ
るΔy、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ C「吸着量が3pprn、 ■ 輝度が110%、 ■ Cu汚染による変色Δyが0. 002、■ 強制
劣化後の輝度が97.5%となった。 ちなみに、二酸化ケイ素を付着しない蛍光体は、■ C
r吸着量が200ppm、 ■ 輝度が100%(この蛍光体の輝度を基準としてい
る。) ■ Cu汚染によるΔyが0.03、 ■ 強制劣化試験後の輝度が92.0%であった。 (実施例2) 下記の工程で二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた
れ蛍光体を製造する。 ■ エタノール・・・・・・4.8kg。 アンモニア水(18%)・・・・・・200 g。 青色発光蛍光体(Z n S : Ag)−2k g、
を容器に入れて攪拌しながら、50℃に加熱した;■
エチルシリケートと、エチルアルコールを混合し攪拌し
た溶液と、5%アンモニア水を準備する。エチルシリケ
ートの混合量は25g、エチルアルコールの混合量は2
00g、また、アンモニア水は250gとする。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールとの混合液
と、アンモニア水を、攪t↑している蛍光体混合液に別
々に滴下する。滴下時間は30分とする。滴下中、蛍光
体混合液の温度を50〜53℃に保持する。pHは9.
3に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
の薄膜が付着されていた。この工程で得られた蛍光体を
第1図すに示す。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、0.4
5重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 また、蛍光体表面に付着されていた二酸化ケイ素膜厚は
、10mμであった。 この蛍光体について、C「吸着量、輝度、Cu汚染によ
る△y、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ Cr吸着量が10 p pm、 ■ 輝度が105%、 ■ Cu汚染による変色Δyが09005゜■ 強制劣
化後の輝度が95%となった。 (実施例3) 下記の工程で二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた
れ蛍光体を製造する。 ■ エタノール・・・・・・800g、アンモニア水(
18%)・・・・・・30g、青色発光蛍光体(ZnS
: Ag)−300g、10%アルミン酸コバルト分散
液・・・48mQ、10%アルミン酸コバルト分散液4
8mαには、アルミン酸コバルトを、蛍光体100!1
1部に対して1. 6重量部含んでいる。 これ等の原料を容器に入れて攪拌しながら、50℃に加
熱した。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールを混合し、
攪拌した溶液と、5%アンモニア水を準備する。エチル
シリケートの混合量は22.5g、エチルアルコールの
混合量は120g、 また、アンモニア水は150g
とする。この液体は、蛍光体100重量部に対して、3
重量部の二酸化ケイ素を含んでいる。 ■ エチルシリケートとエチルアルコールとの混合液と
、アンモニア水を、攪拌している蛍光体混合液に別々に
滴下する。滴下時間は、30分とする0滴下中、蛍光体
混合液の温度を50〜53℃に保持する。pHは9.2
〜9.4に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
のWi膜が付着されていた。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、2.8
重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 二酸化ケイ素の膜厚は、約60mμであった。 この蛍光体について、Cr吸着量、輝度、Cu汚染によ
るΔy、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ C「吸着量が5ppm、 ■ 輝度が110%、 ■ Cu汚染による変色Δyが0.002、■ 強制劣
化後の輝度が97.4%となった。 ■ 顔料の剥離率は3%であった。ちなみに、二酸化ケ
イ素を付着しない顔料付蛍光体の顔料剥離率は80%、
従来の方法で顔料を付着させた蛍光体の顔料剥離率は3
0%であった。
れ蛍光体を製造する。 、■ エタノール・・・・・・e o o g。 アンモニア水(18%)・・・・・・30g1緑色発光
蛍光体(ZnS: Cu)−・−300g〜 を容器に入れて攪拌しながら、50°Cに加熱した。 ■ エチルパノリケートとエチルアルコールを混合し、
攪I↑した溶液にと、5%アンモニア水とを準備する。 エチルシリケートの混合量は22.5g、エチルアルコ
ールの混合量は120g、また、アンモニア水は1.5
0 gとする。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールとの混合液
と、アンモニア水を、撹拌している蛍光体混合液に滴下
する。滴下時間は、30分とする。 滴下中、蛍光体混合液の温度を50〜55℃に保持する
。pHは9.2〜9.4に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
の薄膜が付着されていた。この工程で得られた蛍光体を
第1図aに示す。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、2.5
重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 また、この蛍光体は、表面に膜厚が50mμの二酸化ケ
イ素が付着されていた。 この蛍光体について、Cr吸着量、輝度、Cu汚染によ
るΔy、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ C「吸着量が3pprn、 ■ 輝度が110%、 ■ Cu汚染による変色Δyが0. 002、■ 強制
劣化後の輝度が97.5%となった。 ちなみに、二酸化ケイ素を付着しない蛍光体は、■ C
r吸着量が200ppm、 ■ 輝度が100%(この蛍光体の輝度を基準としてい
る。) ■ Cu汚染によるΔyが0.03、 ■ 強制劣化試験後の輝度が92.0%であった。 (実施例2) 下記の工程で二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた
れ蛍光体を製造する。 ■ エタノール・・・・・・4.8kg。 アンモニア水(18%)・・・・・・200 g。 青色発光蛍光体(Z n S : Ag)−2k g、
を容器に入れて攪拌しながら、50℃に加熱した;■
エチルシリケートと、エチルアルコールを混合し攪拌し
た溶液と、5%アンモニア水を準備する。エチルシリケ
ートの混合量は25g、エチルアルコールの混合量は2
00g、また、アンモニア水は250gとする。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールとの混合液
と、アンモニア水を、攪t↑している蛍光体混合液に別
々に滴下する。滴下時間は30分とする。滴下中、蛍光
体混合液の温度を50〜53℃に保持する。pHは9.
3に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
の薄膜が付着されていた。この工程で得られた蛍光体を
第1図すに示す。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、0.4
5重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 また、蛍光体表面に付着されていた二酸化ケイ素膜厚は
、10mμであった。 この蛍光体について、C「吸着量、輝度、Cu汚染によ
る△y、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ Cr吸着量が10 p pm、 ■ 輝度が105%、 ■ Cu汚染による変色Δyが09005゜■ 強制劣
化後の輝度が95%となった。 (実施例3) 下記の工程で二酸化ケイ素の薄膜でコーティングされた
れ蛍光体を製造する。 ■ エタノール・・・・・・800g、アンモニア水(
18%)・・・・・・30g、青色発光蛍光体(ZnS
: Ag)−300g、10%アルミン酸コバルト分散
液・・・48mQ、10%アルミン酸コバルト分散液4
8mαには、アルミン酸コバルトを、蛍光体100!1
1部に対して1. 6重量部含んでいる。 これ等の原料を容器に入れて攪拌しながら、50℃に加
熱した。 ■ エチルシリケートと、エチルアルコールを混合し、
攪拌した溶液と、5%アンモニア水を準備する。エチル
シリケートの混合量は22.5g、エチルアルコールの
混合量は120g、 また、アンモニア水は150g
とする。この液体は、蛍光体100重量部に対して、3
重量部の二酸化ケイ素を含んでいる。 ■ エチルシリケートとエチルアルコールとの混合液と
、アンモニア水を、攪拌している蛍光体混合液に別々に
滴下する。滴下時間は、30分とする0滴下中、蛍光体
混合液の温度を50〜53℃に保持する。pHは9.2
〜9.4に保つ。 ■ 静置した後、上澄液をデカンテーションにより除去
し、脱水して110℃〜120℃の温度で8〜12時間
乾燥し、フルイ分けを行った。 このようにして得られた蛍光体は、表面に二酸化ケイ素
のWi膜が付着されていた。 得られた蛍光体は、蛍光体重量部100に対し、2.8
重量%の二酸化ケイ素が付着されていた。 二酸化ケイ素の膜厚は、約60mμであった。 この蛍光体について、Cr吸着量、輝度、Cu汚染によ
るΔy、強制劣化試験後の輝度測定したところ、各々順
番に、 ■ C「吸着量が5ppm、 ■ 輝度が110%、 ■ Cu汚染による変色Δyが0.002、■ 強制劣
化後の輝度が97.4%となった。 ■ 顔料の剥離率は3%であった。ちなみに、二酸化ケ
イ素を付着しない顔料付蛍光体の顔料剥離率は80%、
従来の方法で顔料を付着させた蛍光体の顔料剥離率は3
0%であった。
第1図aおよびbは本発明の方法で製造された蛍光体の
電子顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を
付着した蛍光体の電子顕微鏡写真、第3図ないし第6図
は二酸化ケイ素の付着量に対するCr吸着量、Cu汚染
による変色Δy、輝度、劣化特性を示すグラフ、第7図
は二酸化ケイ素付着量に顔料付蛍光体の顔料剥離率を示
すグラフである。 舘 2 < S!0dlltl/ii光体ioo 重ff1aiE第 図 S iQ、重量WI/螢光螢光体1員05102重量部
/螢光体100重量部 S io,重量部/it光体ioo重!部!.事件の表
示 2、発明の名称 3、補正をする者 4、代 手続補正書(自発) 平成1年特許願第064417号 二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法徳
島県阿南市上中町岡491番地100日亜化学工業株式
会社 代表者 小 川 信 雄 別紙 1、 明細書第3頁第10行目の「前面」を「表面」と
補正する。 2、 明細書第3頁第19行目の「前面」を「表面」と
補正する。 3、 明細書第7頁第8行目と第9行目の間に次の文章
を挿入する。 「アルカリ土類金属化合物には、硝酸マグネシウム、硝
酸カルシウム、硝酸ストロンチウム等が使用できる。」 4、 明細書第7頁第11行目の「ホウ酸化合物には、
オウ酸ナトリウム」を「ホウ酸化合物には、ホウ酸、ホ
ウ酸ナトリウム」と補正する。 5、 明細書第7頁第18行目ないし第8頁第2行目の
、 「■ 硫化亜鉛系蛍光体、ユーロピウム付活酸化イツト
リウム蛍光体、・・・・・・・・・・・・8、補正の内
容 別紙の通り の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸硫化イツトリウム蛍光」を次の
ように補正する。 「■ 硫化亜鉛系蛍光体、硫化亜鉛カドミウム蛍光体等
の硫化物系蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体、マンガ
ン付活燐酸亜鉛蛍光体、マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体
等の酸化物系の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸化値化イツトリウム蛍光」 6、 明細書第11頁第2行目「アルコールととを一緒
」を「アルコールとを一緒」と補正する。 7、 明細書第12頁第13行目の「曲線Aは」を「第
5図の曲線は」と補正する。 8、 明細書第15頁第4行目の「アンモニア水は15
0gとする。」を「アンモニア水は150gとする。こ
の液体は、蛍光体100重量部に対して3重量部の二酸
化ケイ素を含んでいる。」と補正する。 9、 明細書第15頁第7行目の「混合液に滴下する」
を「混合液に別々に滴下する」と補正する。 10、 明細書第17頁第4行目の「ニア水は250
gとする。」を「ニア水は250gとする。 この液体は、蛍光体100重量部に対して0.5重電部
の二酸化ケイ素を含んでいる。Jと補正する。 1、事件の表示 2、発明の名称 住所 手続補正書坊式) %式% 二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法徳
島県阿南市上中町岡491番地1004、代 名称 日亜化学工業株式会社 代表者 小 川 信 雄 埋入 別紙 1、 明細書第20頁第11行目〜第13行目の「第1
図aおよびbは本発明の方法で製造された蛍光体の電子
顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を付着
した蛍光体の電子顕微鏡写真、」を「第1図aおよび[
)は本発明の方法で製造された蛍光体の粒子構造を示す
電子顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を
付着した蛍光体の粒子構造を示す電子顕微鏡写真、」と
補正する。 8、補正の内容 別紙の通り
電子顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を
付着した蛍光体の電子顕微鏡写真、第3図ないし第6図
は二酸化ケイ素の付着量に対するCr吸着量、Cu汚染
による変色Δy、輝度、劣化特性を示すグラフ、第7図
は二酸化ケイ素付着量に顔料付蛍光体の顔料剥離率を示
すグラフである。 舘 2 < S!0dlltl/ii光体ioo 重ff1aiE第 図 S iQ、重量WI/螢光螢光体1員05102重量部
/螢光体100重量部 S io,重量部/it光体ioo重!部!.事件の表
示 2、発明の名称 3、補正をする者 4、代 手続補正書(自発) 平成1年特許願第064417号 二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法徳
島県阿南市上中町岡491番地100日亜化学工業株式
会社 代表者 小 川 信 雄 別紙 1、 明細書第3頁第10行目の「前面」を「表面」と
補正する。 2、 明細書第3頁第19行目の「前面」を「表面」と
補正する。 3、 明細書第7頁第8行目と第9行目の間に次の文章
を挿入する。 「アルカリ土類金属化合物には、硝酸マグネシウム、硝
酸カルシウム、硝酸ストロンチウム等が使用できる。」 4、 明細書第7頁第11行目の「ホウ酸化合物には、
オウ酸ナトリウム」を「ホウ酸化合物には、ホウ酸、ホ
ウ酸ナトリウム」と補正する。 5、 明細書第7頁第18行目ないし第8頁第2行目の
、 「■ 硫化亜鉛系蛍光体、ユーロピウム付活酸化イツト
リウム蛍光体、・・・・・・・・・・・・8、補正の内
容 別紙の通り の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸硫化イツトリウム蛍光」を次の
ように補正する。 「■ 硫化亜鉛系蛍光体、硫化亜鉛カドミウム蛍光体等
の硫化物系蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体、マンガ
ン付活燐酸亜鉛蛍光体、マンガン付活ケイ酸亜鉛蛍光体
等の酸化物系の蛍光体、 ■ ユーロピウム付活酸化値化イツトリウム蛍光」 6、 明細書第11頁第2行目「アルコールととを一緒
」を「アルコールとを一緒」と補正する。 7、 明細書第12頁第13行目の「曲線Aは」を「第
5図の曲線は」と補正する。 8、 明細書第15頁第4行目の「アンモニア水は15
0gとする。」を「アンモニア水は150gとする。こ
の液体は、蛍光体100重量部に対して3重量部の二酸
化ケイ素を含んでいる。」と補正する。 9、 明細書第15頁第7行目の「混合液に滴下する」
を「混合液に別々に滴下する」と補正する。 10、 明細書第17頁第4行目の「ニア水は250
gとする。」を「ニア水は250gとする。 この液体は、蛍光体100重量部に対して0.5重電部
の二酸化ケイ素を含んでいる。Jと補正する。 1、事件の表示 2、発明の名称 住所 手続補正書坊式) %式% 二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光体の製造方法徳
島県阿南市上中町岡491番地1004、代 名称 日亜化学工業株式会社 代表者 小 川 信 雄 埋入 別紙 1、 明細書第20頁第11行目〜第13行目の「第1
図aおよびbは本発明の方法で製造された蛍光体の電子
顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を付着
した蛍光体の電子顕微鏡写真、」を「第1図aおよび[
)は本発明の方法で製造された蛍光体の粒子構造を示す
電子顕微鏡写真、第2図は従来の方法で二酸化ケイ素を
付着した蛍光体の粒子構造を示す電子顕微鏡写真、」と
補正する。 8、補正の内容 別紙の通り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 有機ケイ素の加水分解を利用して、陰極線管用の蛍光
体の表面に二酸化ケイ素を付着させる方法において、 (1) アルコールを含む液体に蛍光体を分散させ、(
2) この蛍光体分散液のpHを8以上とし、(3)
さらに、分散液の温度を40〜70℃に保持し、 (4) 有機ケイ素を10分以上の時間をかけて徐々に
滴下して、 蛍光体の表面に二酸化ケイ素の薄膜を形成させること
を特徴とする、二酸化ケイ素でコーティングされた蛍光
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6441789A JP2514423B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 二酸化ケイ素でコ―ティングされた蛍光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6441789A JP2514423B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 二酸化ケイ素でコ―ティングされた蛍光体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02242880A true JPH02242880A (ja) | 1990-09-27 |
| JP2514423B2 JP2514423B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13257686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6441789A Expired - Lifetime JP2514423B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 二酸化ケイ素でコ―ティングされた蛍光体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514423B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5310504A (en) * | 1991-08-21 | 1994-05-10 | Samsung Electron Devices Co., Ltd. | Phosphor slurry composition for color Braun tubes |
| JP2007308537A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Sony Corp | 発光組成物、光源装置、及び表示装置 |
| JP2008111080A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体表面処理方法、蛍光体、蛍光体含有組成物、発光装置、画像表示装置、および照明装置 |
| JP2011116985A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Lg Innotek Co Ltd | 蛍光体の製造方法及び蛍光体を含む発光装置 |
| JP2015516015A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-04 | ▲海▼洋王照明科技股▲ふん▼有限公司 | コア−シェル構造のケイ酸塩発光材料およびその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI273091B (en) | 2002-09-06 | 2007-02-11 | Masakazu Kobayashi | Compound semiconductor particles and production process thereof |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP6441789A patent/JP2514423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5310504A (en) * | 1991-08-21 | 1994-05-10 | Samsung Electron Devices Co., Ltd. | Phosphor slurry composition for color Braun tubes |
| US5322707A (en) * | 1991-08-21 | 1994-06-21 | Samsung Electron Devices Co. Ltd. | Method of forming a fluorescent screen |
| JP2007308537A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Sony Corp | 発光組成物、光源装置、及び表示装置 |
| JP2008111080A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体表面処理方法、蛍光体、蛍光体含有組成物、発光装置、画像表示装置、および照明装置 |
| JP2011116985A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Lg Innotek Co Ltd | 蛍光体の製造方法及び蛍光体を含む発光装置 |
| JP2015516015A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-04 | ▲海▼洋王照明科技股▲ふん▼有限公司 | コア−シェル構造のケイ酸塩発光材料およびその製造方法 |
| US9416308B2 (en) | 2012-05-08 | 2016-08-16 | Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. | Core-shell structured silicate luminescent material and preparation method therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2514423B2 (ja) | 1996-07-10 |
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