JPH0224576B2 - - Google Patents
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- JPH0224576B2 JPH0224576B2 JP57115106A JP11510682A JPH0224576B2 JP H0224576 B2 JPH0224576 B2 JP H0224576B2 JP 57115106 A JP57115106 A JP 57115106A JP 11510682 A JP11510682 A JP 11510682A JP H0224576 B2 JPH0224576 B2 JP H0224576B2
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Description
本発明は血液透析器、特に分子量5000〜67000
間のポリペプタイドの除去性能の優れた人工腎臓
に関するものである。 従来、人工腎臓としてはキユプロフアン膜より
なるものが広く用いられてきたが、この種の人工
腎による長期透析患者の中には骨の痛み、透析時
のかゆみ、イライラ感を訴える者があらわれ始め
ており、原因としては、分子量500〜5000の中分
子量物質の透過性が低い事が挙げられている。こ
の様な点を改善すべく特開昭57−59548、同57−
55154ではポリエーテル−ポリカーボネートブロ
ツク共重合体よりなる膜が検討され、ビタミン
B12(分子量1355)の透過性が改善される事が記
載されている。これ等の膜は特に分子量500〜
5000までの物質を優先的に透過させる様に設計さ
れており、血清アルブミンを実質的に阻止する性
能を有し、また耐圧性も低く実用的に十分なもの
でない。2種以上の膜を組み合わせて、いわゆる
中分子量物質の透過性改善を図つている特開昭57
−57553においても同様である。 特開昭57−51805、同57−51806には、カルボキ
シル基を有するポリマーと、キユプロフアンとの
反応生成物よりなる中空糸膜が記載されており、
中分子量以上のものの透過性改善が示されている
が、分子量13400のチトクロムCは100%阻止され
ている。 特開昭57−50506、同57−50507、同57−50508
には芳香族ポリスルホン系の膜が記載されている
が、50506号ではアルブミン阻止率が90%以上と
高く、かつ蛋白の分画性について全くふれられて
いない。50508号も同様で、分子量68000のヘモグ
ロビンの阻止率が90%以上と高く、分画性につい
て言及されていない。50507号はアルブミン阻止
率は82〜85%と低いが、透水性が高く、透析用人
工腎臓としては不適当である。 特開昭54−128983、特公昭52−3616にはポリメ
チルメタクリレート系の膜が記載されているが、
アルブミン阻止率が90%以下で、かつ透水性の低
いものは得られていない。シアノエチル化キユプ
ロフアン膜について記載されている特開昭57−
69860においては分子量45000の卵白アルブミンの
阻止率が90%以上と高く、ポリペプタイドの透過
性が不十分である。 本発明者らは透析困難症患者の症状改善につい
て研究し、その結果意外にも膜素材によらずに、
いわゆる中分子量物質よりもさらに大きいポリペ
プタイドの透過性に関して特定の分画性能を有
し、かつ特定の範囲の透水性を有する膜を用いた
人工腎臓が、補液を必要とすることなしに透析困
難症に対して著効を示す事を見い出した。 即ち、本発明はエチレンビニルアルコール系共
重合体をジメチルスルホキシドを主成分とする溶
媒中に溶解し、ポリマー濃度10〜35重量%の範囲
の溶液に調整し、該ポリマー溶液をバスドラフト
1.5〜4.0で水を主成分とする0〜10℃の凝固浴中
に吐出し、しかる後実質的に水である15〜75℃の
媒体中で3〜40%延伸することを特徴とするポリ
ペプタイド透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方
法である。かかる方法により製造される膜を用い
れば、1回〜12回程度の透析によつて容易に長期
透析患者の訴えるイライラ、かゆみ、骨の痛みな
どを解消しうる。 ここでいう阻止率とは、1.77%のリンサン−2
−スイソカリウムと、1.77%のリンサンスイソ−
2−ナトリウムとによつてPH7.4に調整された0.1
%のタンパク溶液を用い、ほぼ1.0m2に作製され
た人工腎臓に37℃において、200ml/minを流入
せしめ、100mmHgの圧力下において得られる透過
液を採取し、次式(1)に従つて算出された値であ
る。 阻止率(%) ={1−透過液濃度/(流入液濃度+流出液濃度)/
2} ×100 ………(1) また透水性とは、膜面積がほぼ1.0m2の人工腎
臓に、37℃の蒸留水を200ml/minで流入せしめ、
50〜300mmHg間の種々の圧力下に透過水量を測定
し、単位時間、単位膜面積当りの透過水量と、圧
力との関係を作図して得られる直線の勾配をい
う。 リゾチームの阻止率は50%以下、好ましくは40
%以下である。50%を越えると、ビタミンB12等
で評価される中分子量物質の透過性が不十分とな
り、人工腎臓としての性能が劣る。 α−キモトリプシンの阻止率は70%以下、好ま
しくは60%以下である。70%より上では長期透析
患者の体内に蓄積していると考えられるレチノー
ル結合蛋白質(分子量21000)の除去性能が不十
分になり、本発明の目的である透析困難症の改善
につながらない。 牛血清アルブミンの阻止率は60%以上90%以
下、好ましくは70%以上90%以下である。従来、
透析による血清アルブミンの損失は患者の負担と
なる為、極力避けるべきであるとされてきている
が、本発明者らの研究の結果によれば、一部のア
ルブミンを体外へ除去する方が、長期透析患者の
かゆみ、イライラ、骨の痛みなどを解消するのに
有効である。しかしながら過度のアルブミン除去
は日常の食生活によつては回復しきれない血中蛋
白濃度の低下をきたすため、アルブミン製剤の補
給等の特別な処置が必要となり、患者の負担にな
る上に費用もかかる。こうした問題を殆んど不都
合なく回避するためには血清アルブミンの阻止率
は少なくとも60%以上なくてはならない。 透水性は2.0ml/mmHg・m2・hr以上、7.5ml/mm
Hg・m2・hr以下、好ましくは4.0ml/mmHg・
m2・hr以上、7.0ml/mmHg・m2・hr以下である事
が必要である。2.0以下では一般に1回の透析で
患者の体内から除去する事が必要とされる水分量
1〜2Kgを通常の透析時間(4〜5時間)で除去
する事が困難である。また7.5以上では透水性が
高くなりすぎるために、通常の手法で透析を行な
うと患者の体内より水分が急激かつ過度に失なわ
れ、生命に危険が及ぶ事もある。それ故この様に
透水性の高い人工腎臓を用いる場合には水分を補
給(補液)しつつ透析を行なう必要があり、その
ための特別な操作、装置が必須となり汎用的でな
い。 本発明の方法により得られた膜を用いた人工腎
臓は以上に示した様に、単に分子量5000〜67000
の領域のポリペプタイドの透過性が優れているだ
けでなく、分子量500〜5000のいわゆる中分子量
物質や、それ以下の低分子量物質の透過性、およ
び透水性においても十分満足しうる性能を有する
ものである。ここでいう十分に満足しうる透過性
とは低分子量物質の指標としての尿素(分子量
60)のダイアリザンスが100ml/min以上、かつ
中分子量物質の指標としてのビタミンB12(分子
量1355)のダイアリザンスが20ml/min以上であ
る事をいう。 本発明の方法により得られた膜を用いた人工腎
臓は使用する透析膜の耐圧の許す限り薄い膜を使
用する事ができるが、5μより薄くすると膜の耐
圧性が通常必要とされる500mmHg以下となり好ま
しくない。また100μより厚い膜を用いた場合は、
低分子量物質や中分子量物質の透過性に対する拡
散抵抗が大きくなりすぎて好ましくない。 透析膜の形態としては平膜でもさしつかえ無い
が、人工腎臓として組み立て易い中空糸膜が好適
である。中空糸の場合の内径は、湿潤状態で50μ
以上、300μ以下が好ましい。50μより細いと使用
時の圧力損失が大きすぎ、また溶血、残血も発生
し易い。300μより太いと人工腎臓自体も太くな
りすぎ取扱いが不便である。 膜の材質については、前述の様に特にとわな
い。例えばキユプロフアン、再生セルロース、セ
ルロースエステル、ポリアクリロニトリル、ポリ
メチルメタクリレート、ポリスルホン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、エチレンビニルアルコー
ル系共重合体等よりなる膜を挙げる事ができる。
これ等のポリマーを主成分とする共重合体、ある
いはこれ等のポリマーの誘導体であつてもかまわ
ないが、血液適合性の面から好ましいのはエチレ
ンビニルアルコール系共重合体である。他の材
質、特にセルロース系膜では臨床使用時に強い一
過性の白血球減少が認められる事が多い。 エチレンビニルアルコール系共重合体のうちで
もより好適なのはエチレン含量が10〜90モル%、
ケン化度80モル%以上のもので、最も好適なの
は、エチレン含量25〜50モル%、ケン化度95モル
%以上のものである。エチレンビニルアルコール
系共重合体はランダム、ブロツク、グラフトいず
れの共重合体でもよいが、エチレン含有量として
はその含有量が10モル%以下では湿潤時の機械的
性質が不充分となり、また溶出物の増大があるの
で好ましくなく、また90モル%以上では生体親和
性および透過性が低下するので好ましくない。し
たがつて、10〜90モル%なかでも25〜50モル%が
好ましい。ケン化度としては80モル%以上なけれ
ば、湿潤時の機械的性質の点で不充分となり、さ
らに95モル%以上が好ましい。 エチレンビニルアルコール系共重合体としては
例えばメタクリル酸、ビニルクロライド、メチル
メタクリレート、アクリロニトリル、ビニルピロ
リドンなどの共重合可能な重合性単量体が15モル
%以下の範囲で共重合されていてもよくまた、成
膜前もしくは成膜後においてエチレンビニルアル
コール系共重合体を硼素化合物等の無機架橋剤あ
るいはジイソシアナート、ジアルデヒドなどの有
機架橋剤などにより処理することにより、架橋が
導入されたものあるいはビニルアルコール単位の
官能性水酸基が30モル%以内において、ホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド等のアルデヒドでアセター
ル化されているものも含まれる。また、本発明に
用いられるエチレンビニルアルコール系共重合体
としては粘度測定〔濃度3重量%のジメチルスル
ホキシド溶液(温度30℃)をB型粘度計で粘度を
測定する。〕により得られる値が1.0〜50センチポ
イズの範囲にあるものを用いることが好ましい。
これにより粘度が低い、すなわち重合度が低いと
ころでは膜として必要な機械的性能が得られな
く、また、これより粘度が高いと成膜が難しくな
る。 エチレンビニルアルコール系共重合体を溶解す
る溶剤としては、メタノール、エタノールなどの
1価アルコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリンなどの多価アルコー
ル、フエノール、メタクレゾール、メチルピロリ
ドン、蟻酸およびこれらの含水物などが知られて
いるが、本発明が目的とする望ましい透水性と溶
質透過性をバランスよく備えた血液透析膜を得る
ためにはジメチルスルホキシド、ジメチルアセト
アミドまたはこれらの混合物を溶媒として用いる
のが好ましい。なかでもエチレンビニルアルコー
ルに対して高い溶解性を示すジメチルスルホキシ
ドが好ましい。エチレンビニルアルコール系共重
合体を前記の溶媒とくにジメチルスルホキシドに
溶解するに際し、沈殿温度(エチレンビニルアル
コール系共重合体を溶媒に完全に溶解させた後、
徐々に冷却し該共重合体が沈殿をはじめる温度)
60℃以下の範囲内において前記の溶媒に水または
メタノール、イソプロパノールまたはジメチルホ
ルムアミドなどの他の溶媒または溶媒と混合性の
よい他の液体および無機塩を含んでいてもよい。 エチレンビニルアルコール系共重合体を前述の
溶剤に溶解するにあたり、その濃度は5〜50重量
%好ましくは10〜35重量%の範囲にある。また、
ポリマー溶液の温度は0゜〜120℃好まくは5〜60
℃がよい。これより高温では重合体が変質するお
それがあり、またこれより低温では原液粘度が高
くなりすぎて、成膜が難しくなる欠点がある。 凝固浴に用いる凝固剤としては水性媒体が用い
られる。水性媒体としては水単独でもよく、水に
水混和性有機溶剤、通常はポリマー溶液と同一の
溶媒を70重量%の範囲内で混じたものあるいはこ
れらにさらに芒硝などの無機塩を溶解した系を用
いてもよい。 本発明の目的とするポリペプタイド透過性にす
ぐれ、かつ透析に適した透水性を有する膜をエチ
レンビニルアルコール系共重合体より得ようとす
る時には、特に凝固条件の選択が重要である。凝
固温度は0℃以上10℃以下である事が好ましく、
これより低温では透水性が低すぎ、かつアルブミ
ンの阻止率は90%より高くなつてしまう。またこ
れより高温では透水性が高くなりすぎる。 凝固浴中への原液吐出速度VOと、凝固浴出口
ローラー速度VLとの比も重要で、バスドラフト
(=VL/VO)が1.5〜4.0の範囲にあるのが好適で
ある。これ以下ではポリペプタイドの阻止率が高
くなりすぎ、またこれ以上では透水性が高くなり
すぎて不適当である。 凝固浴を出てからの湿熱延伸もポリペプタイド
の分画性の透水性を実現する上で重要である。本
発明の性能発現の為には15℃〜75℃の水中で3〜
40%の延伸を行なう事が必要で、これより低温で
はポリペプタイド阻止率が高くなりすぎ、反対に
これより高温では低分子量物質までを含めて膜の
物質透過性自体が低下してしまう。また延伸率が
これより低いと牛血清アルブミンの阻止率が90%
をこえ、これより高いと透水性が高くなりすぎ
る。 以上詳述したように、牛血清アルブミンの阻止
率60%以上90%以下、α−キモトリプシンの阻止
率70%以下、リゾチームの阻止率50%以下を有
し、かつ透水性が2.0〜7.5ml/mmHg・m2・hrであ
る膜よりなる人工腎臓は、従来公知の人工腎臓で
は緩和し得なかつた長期透析患者等の骨の痛み、
イライラ、かゆみ等を、補液を必要としない通常
の透析手法によつて解消する効果を有するもので
ある。 以下実施例によつて本発明を説明する。 実施例1、比較例1〜2 エチレンビニルアルコールを膜素材として用
い、中空糸内面積をほぼ1.0m2とした人工腎臓を
次のようにして3種作製し、臨床応用した。 実施例 1 エチレン含量38モル%のエチレンビニルアルコ
ール共重合体をジメチルスルホキシドに加熱溶解
し、濃度24%の溶液を得た。これをバスドラフト
2.8で円環状ノズルより吐出し、その内側よりN2
ガスを注入しながら8.0℃に冷却したジメチルス
ルホキシドの18重量%水溶液の凝固浴中に垂直上
方に紡出した。次いで60℃の温水中25%の延伸を
行ない、アセトン置換した後乾燥し、所定の長さ
に捲取つた。このものを中空糸内径膜面積がほぼ
1.0m2になるように集束して公知の方法により円
筒型の人工腎臓に成形した。 比較例 1 凝固浴温度を10.5℃とした以外は実施例1と同
様にして中空糸膜を製作し、膜面積ほぼ1.0m2の
人工腎臓に組んだ。 比較例 2 凝固浴温度を7℃とし、60℃温水中での延伸を
実質的に行なわなかつた事以外は実施例1と同様
にして、中空糸膜を製作し、膜面積ほぼ1.0m2の
人工腎臓に組んだ。明細書に記載した方法によつ
て測定した各人工腎臓の透水性、ポリペプタイド
阻止率と、臨床応用結果を表−1に示す。実施例
1で作製した人工腎臓では、透水性が小さい割に
分子量1万4千のリゾチーム、2万5千のα−キ
モトリプシン、6万7千のアルブミン等の透過性
が高く、補液が不要で、かつ、患者のイライラ
感、掻痒感が消失するなどの効果が認められた。
また比較例1で作製した人工腎臓では、ポリペプ
タイドの透過性が実施例1で作製した人工腎臓よ
り大きく、また掻痒感やイライラ感の消失という
臨床効果は実施例1の人工腎臓と同程度に認めら
れたが、補液を必要とした。さらに比較例2で作
製した人工腎臓では、臨床使用において、透水性
が低いため補液は必要なく、かつリゾチーム、α
−キモトリプシンの透過性も高かつたが、アルブ
ミンの透過性が低目であり、掻痒感やイライラ感
の消失が、実施例1の人工腎臓ほど顕著でなかつ
た。臨床応用結果の評価は透析困難症の患者の骨
の痛み、イライラ、かゆみの緩和度を総合的に判
定して行なつたもので、−は悪化、±は変化なし、
+は若干の緩和、++は大幅な緩和ないしは解消
である。 補液の欄は、所定量の尿素の除去を行なつた際
に補液が不可欠であつたものを「要」とした。総
合順位は臨床効果に操作性を加味して判定した。
間のポリペプタイドの除去性能の優れた人工腎臓
に関するものである。 従来、人工腎臓としてはキユプロフアン膜より
なるものが広く用いられてきたが、この種の人工
腎による長期透析患者の中には骨の痛み、透析時
のかゆみ、イライラ感を訴える者があらわれ始め
ており、原因としては、分子量500〜5000の中分
子量物質の透過性が低い事が挙げられている。こ
の様な点を改善すべく特開昭57−59548、同57−
55154ではポリエーテル−ポリカーボネートブロ
ツク共重合体よりなる膜が検討され、ビタミン
B12(分子量1355)の透過性が改善される事が記
載されている。これ等の膜は特に分子量500〜
5000までの物質を優先的に透過させる様に設計さ
れており、血清アルブミンを実質的に阻止する性
能を有し、また耐圧性も低く実用的に十分なもの
でない。2種以上の膜を組み合わせて、いわゆる
中分子量物質の透過性改善を図つている特開昭57
−57553においても同様である。 特開昭57−51805、同57−51806には、カルボキ
シル基を有するポリマーと、キユプロフアンとの
反応生成物よりなる中空糸膜が記載されており、
中分子量以上のものの透過性改善が示されている
が、分子量13400のチトクロムCは100%阻止され
ている。 特開昭57−50506、同57−50507、同57−50508
には芳香族ポリスルホン系の膜が記載されている
が、50506号ではアルブミン阻止率が90%以上と
高く、かつ蛋白の分画性について全くふれられて
いない。50508号も同様で、分子量68000のヘモグ
ロビンの阻止率が90%以上と高く、分画性につい
て言及されていない。50507号はアルブミン阻止
率は82〜85%と低いが、透水性が高く、透析用人
工腎臓としては不適当である。 特開昭54−128983、特公昭52−3616にはポリメ
チルメタクリレート系の膜が記載されているが、
アルブミン阻止率が90%以下で、かつ透水性の低
いものは得られていない。シアノエチル化キユプ
ロフアン膜について記載されている特開昭57−
69860においては分子量45000の卵白アルブミンの
阻止率が90%以上と高く、ポリペプタイドの透過
性が不十分である。 本発明者らは透析困難症患者の症状改善につい
て研究し、その結果意外にも膜素材によらずに、
いわゆる中分子量物質よりもさらに大きいポリペ
プタイドの透過性に関して特定の分画性能を有
し、かつ特定の範囲の透水性を有する膜を用いた
人工腎臓が、補液を必要とすることなしに透析困
難症に対して著効を示す事を見い出した。 即ち、本発明はエチレンビニルアルコール系共
重合体をジメチルスルホキシドを主成分とする溶
媒中に溶解し、ポリマー濃度10〜35重量%の範囲
の溶液に調整し、該ポリマー溶液をバスドラフト
1.5〜4.0で水を主成分とする0〜10℃の凝固浴中
に吐出し、しかる後実質的に水である15〜75℃の
媒体中で3〜40%延伸することを特徴とするポリ
ペプタイド透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方
法である。かかる方法により製造される膜を用い
れば、1回〜12回程度の透析によつて容易に長期
透析患者の訴えるイライラ、かゆみ、骨の痛みな
どを解消しうる。 ここでいう阻止率とは、1.77%のリンサン−2
−スイソカリウムと、1.77%のリンサンスイソ−
2−ナトリウムとによつてPH7.4に調整された0.1
%のタンパク溶液を用い、ほぼ1.0m2に作製され
た人工腎臓に37℃において、200ml/minを流入
せしめ、100mmHgの圧力下において得られる透過
液を採取し、次式(1)に従つて算出された値であ
る。 阻止率(%) ={1−透過液濃度/(流入液濃度+流出液濃度)/
2} ×100 ………(1) また透水性とは、膜面積がほぼ1.0m2の人工腎
臓に、37℃の蒸留水を200ml/minで流入せしめ、
50〜300mmHg間の種々の圧力下に透過水量を測定
し、単位時間、単位膜面積当りの透過水量と、圧
力との関係を作図して得られる直線の勾配をい
う。 リゾチームの阻止率は50%以下、好ましくは40
%以下である。50%を越えると、ビタミンB12等
で評価される中分子量物質の透過性が不十分とな
り、人工腎臓としての性能が劣る。 α−キモトリプシンの阻止率は70%以下、好ま
しくは60%以下である。70%より上では長期透析
患者の体内に蓄積していると考えられるレチノー
ル結合蛋白質(分子量21000)の除去性能が不十
分になり、本発明の目的である透析困難症の改善
につながらない。 牛血清アルブミンの阻止率は60%以上90%以
下、好ましくは70%以上90%以下である。従来、
透析による血清アルブミンの損失は患者の負担と
なる為、極力避けるべきであるとされてきている
が、本発明者らの研究の結果によれば、一部のア
ルブミンを体外へ除去する方が、長期透析患者の
かゆみ、イライラ、骨の痛みなどを解消するのに
有効である。しかしながら過度のアルブミン除去
は日常の食生活によつては回復しきれない血中蛋
白濃度の低下をきたすため、アルブミン製剤の補
給等の特別な処置が必要となり、患者の負担にな
る上に費用もかかる。こうした問題を殆んど不都
合なく回避するためには血清アルブミンの阻止率
は少なくとも60%以上なくてはならない。 透水性は2.0ml/mmHg・m2・hr以上、7.5ml/mm
Hg・m2・hr以下、好ましくは4.0ml/mmHg・
m2・hr以上、7.0ml/mmHg・m2・hr以下である事
が必要である。2.0以下では一般に1回の透析で
患者の体内から除去する事が必要とされる水分量
1〜2Kgを通常の透析時間(4〜5時間)で除去
する事が困難である。また7.5以上では透水性が
高くなりすぎるために、通常の手法で透析を行な
うと患者の体内より水分が急激かつ過度に失なわ
れ、生命に危険が及ぶ事もある。それ故この様に
透水性の高い人工腎臓を用いる場合には水分を補
給(補液)しつつ透析を行なう必要があり、その
ための特別な操作、装置が必須となり汎用的でな
い。 本発明の方法により得られた膜を用いた人工腎
臓は以上に示した様に、単に分子量5000〜67000
の領域のポリペプタイドの透過性が優れているだ
けでなく、分子量500〜5000のいわゆる中分子量
物質や、それ以下の低分子量物質の透過性、およ
び透水性においても十分満足しうる性能を有する
ものである。ここでいう十分に満足しうる透過性
とは低分子量物質の指標としての尿素(分子量
60)のダイアリザンスが100ml/min以上、かつ
中分子量物質の指標としてのビタミンB12(分子
量1355)のダイアリザンスが20ml/min以上であ
る事をいう。 本発明の方法により得られた膜を用いた人工腎
臓は使用する透析膜の耐圧の許す限り薄い膜を使
用する事ができるが、5μより薄くすると膜の耐
圧性が通常必要とされる500mmHg以下となり好ま
しくない。また100μより厚い膜を用いた場合は、
低分子量物質や中分子量物質の透過性に対する拡
散抵抗が大きくなりすぎて好ましくない。 透析膜の形態としては平膜でもさしつかえ無い
が、人工腎臓として組み立て易い中空糸膜が好適
である。中空糸の場合の内径は、湿潤状態で50μ
以上、300μ以下が好ましい。50μより細いと使用
時の圧力損失が大きすぎ、また溶血、残血も発生
し易い。300μより太いと人工腎臓自体も太くな
りすぎ取扱いが不便である。 膜の材質については、前述の様に特にとわな
い。例えばキユプロフアン、再生セルロース、セ
ルロースエステル、ポリアクリロニトリル、ポリ
メチルメタクリレート、ポリスルホン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、エチレンビニルアルコー
ル系共重合体等よりなる膜を挙げる事ができる。
これ等のポリマーを主成分とする共重合体、ある
いはこれ等のポリマーの誘導体であつてもかまわ
ないが、血液適合性の面から好ましいのはエチレ
ンビニルアルコール系共重合体である。他の材
質、特にセルロース系膜では臨床使用時に強い一
過性の白血球減少が認められる事が多い。 エチレンビニルアルコール系共重合体のうちで
もより好適なのはエチレン含量が10〜90モル%、
ケン化度80モル%以上のもので、最も好適なの
は、エチレン含量25〜50モル%、ケン化度95モル
%以上のものである。エチレンビニルアルコール
系共重合体はランダム、ブロツク、グラフトいず
れの共重合体でもよいが、エチレン含有量として
はその含有量が10モル%以下では湿潤時の機械的
性質が不充分となり、また溶出物の増大があるの
で好ましくなく、また90モル%以上では生体親和
性および透過性が低下するので好ましくない。し
たがつて、10〜90モル%なかでも25〜50モル%が
好ましい。ケン化度としては80モル%以上なけれ
ば、湿潤時の機械的性質の点で不充分となり、さ
らに95モル%以上が好ましい。 エチレンビニルアルコール系共重合体としては
例えばメタクリル酸、ビニルクロライド、メチル
メタクリレート、アクリロニトリル、ビニルピロ
リドンなどの共重合可能な重合性単量体が15モル
%以下の範囲で共重合されていてもよくまた、成
膜前もしくは成膜後においてエチレンビニルアル
コール系共重合体を硼素化合物等の無機架橋剤あ
るいはジイソシアナート、ジアルデヒドなどの有
機架橋剤などにより処理することにより、架橋が
導入されたものあるいはビニルアルコール単位の
官能性水酸基が30モル%以内において、ホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド等のアルデヒドでアセター
ル化されているものも含まれる。また、本発明に
用いられるエチレンビニルアルコール系共重合体
としては粘度測定〔濃度3重量%のジメチルスル
ホキシド溶液(温度30℃)をB型粘度計で粘度を
測定する。〕により得られる値が1.0〜50センチポ
イズの範囲にあるものを用いることが好ましい。
これにより粘度が低い、すなわち重合度が低いと
ころでは膜として必要な機械的性能が得られな
く、また、これより粘度が高いと成膜が難しくな
る。 エチレンビニルアルコール系共重合体を溶解す
る溶剤としては、メタノール、エタノールなどの
1価アルコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリンなどの多価アルコー
ル、フエノール、メタクレゾール、メチルピロリ
ドン、蟻酸およびこれらの含水物などが知られて
いるが、本発明が目的とする望ましい透水性と溶
質透過性をバランスよく備えた血液透析膜を得る
ためにはジメチルスルホキシド、ジメチルアセト
アミドまたはこれらの混合物を溶媒として用いる
のが好ましい。なかでもエチレンビニルアルコー
ルに対して高い溶解性を示すジメチルスルホキシ
ドが好ましい。エチレンビニルアルコール系共重
合体を前記の溶媒とくにジメチルスルホキシドに
溶解するに際し、沈殿温度(エチレンビニルアル
コール系共重合体を溶媒に完全に溶解させた後、
徐々に冷却し該共重合体が沈殿をはじめる温度)
60℃以下の範囲内において前記の溶媒に水または
メタノール、イソプロパノールまたはジメチルホ
ルムアミドなどの他の溶媒または溶媒と混合性の
よい他の液体および無機塩を含んでいてもよい。 エチレンビニルアルコール系共重合体を前述の
溶剤に溶解するにあたり、その濃度は5〜50重量
%好ましくは10〜35重量%の範囲にある。また、
ポリマー溶液の温度は0゜〜120℃好まくは5〜60
℃がよい。これより高温では重合体が変質するお
それがあり、またこれより低温では原液粘度が高
くなりすぎて、成膜が難しくなる欠点がある。 凝固浴に用いる凝固剤としては水性媒体が用い
られる。水性媒体としては水単独でもよく、水に
水混和性有機溶剤、通常はポリマー溶液と同一の
溶媒を70重量%の範囲内で混じたものあるいはこ
れらにさらに芒硝などの無機塩を溶解した系を用
いてもよい。 本発明の目的とするポリペプタイド透過性にす
ぐれ、かつ透析に適した透水性を有する膜をエチ
レンビニルアルコール系共重合体より得ようとす
る時には、特に凝固条件の選択が重要である。凝
固温度は0℃以上10℃以下である事が好ましく、
これより低温では透水性が低すぎ、かつアルブミ
ンの阻止率は90%より高くなつてしまう。またこ
れより高温では透水性が高くなりすぎる。 凝固浴中への原液吐出速度VOと、凝固浴出口
ローラー速度VLとの比も重要で、バスドラフト
(=VL/VO)が1.5〜4.0の範囲にあるのが好適で
ある。これ以下ではポリペプタイドの阻止率が高
くなりすぎ、またこれ以上では透水性が高くなり
すぎて不適当である。 凝固浴を出てからの湿熱延伸もポリペプタイド
の分画性の透水性を実現する上で重要である。本
発明の性能発現の為には15℃〜75℃の水中で3〜
40%の延伸を行なう事が必要で、これより低温で
はポリペプタイド阻止率が高くなりすぎ、反対に
これより高温では低分子量物質までを含めて膜の
物質透過性自体が低下してしまう。また延伸率が
これより低いと牛血清アルブミンの阻止率が90%
をこえ、これより高いと透水性が高くなりすぎ
る。 以上詳述したように、牛血清アルブミンの阻止
率60%以上90%以下、α−キモトリプシンの阻止
率70%以下、リゾチームの阻止率50%以下を有
し、かつ透水性が2.0〜7.5ml/mmHg・m2・hrであ
る膜よりなる人工腎臓は、従来公知の人工腎臓で
は緩和し得なかつた長期透析患者等の骨の痛み、
イライラ、かゆみ等を、補液を必要としない通常
の透析手法によつて解消する効果を有するもので
ある。 以下実施例によつて本発明を説明する。 実施例1、比較例1〜2 エチレンビニルアルコールを膜素材として用
い、中空糸内面積をほぼ1.0m2とした人工腎臓を
次のようにして3種作製し、臨床応用した。 実施例 1 エチレン含量38モル%のエチレンビニルアルコ
ール共重合体をジメチルスルホキシドに加熱溶解
し、濃度24%の溶液を得た。これをバスドラフト
2.8で円環状ノズルより吐出し、その内側よりN2
ガスを注入しながら8.0℃に冷却したジメチルス
ルホキシドの18重量%水溶液の凝固浴中に垂直上
方に紡出した。次いで60℃の温水中25%の延伸を
行ない、アセトン置換した後乾燥し、所定の長さ
に捲取つた。このものを中空糸内径膜面積がほぼ
1.0m2になるように集束して公知の方法により円
筒型の人工腎臓に成形した。 比較例 1 凝固浴温度を10.5℃とした以外は実施例1と同
様にして中空糸膜を製作し、膜面積ほぼ1.0m2の
人工腎臓に組んだ。 比較例 2 凝固浴温度を7℃とし、60℃温水中での延伸を
実質的に行なわなかつた事以外は実施例1と同様
にして、中空糸膜を製作し、膜面積ほぼ1.0m2の
人工腎臓に組んだ。明細書に記載した方法によつ
て測定した各人工腎臓の透水性、ポリペプタイド
阻止率と、臨床応用結果を表−1に示す。実施例
1で作製した人工腎臓では、透水性が小さい割に
分子量1万4千のリゾチーム、2万5千のα−キ
モトリプシン、6万7千のアルブミン等の透過性
が高く、補液が不要で、かつ、患者のイライラ
感、掻痒感が消失するなどの効果が認められた。
また比較例1で作製した人工腎臓では、ポリペプ
タイドの透過性が実施例1で作製した人工腎臓よ
り大きく、また掻痒感やイライラ感の消失という
臨床効果は実施例1の人工腎臓と同程度に認めら
れたが、補液を必要とした。さらに比較例2で作
製した人工腎臓では、臨床使用において、透水性
が低いため補液は必要なく、かつリゾチーム、α
−キモトリプシンの透過性も高かつたが、アルブ
ミンの透過性が低目であり、掻痒感やイライラ感
の消失が、実施例1の人工腎臓ほど顕著でなかつ
た。臨床応用結果の評価は透析困難症の患者の骨
の痛み、イライラ、かゆみの緩和度を総合的に判
定して行なつたもので、−は悪化、±は変化なし、
+は若干の緩和、++は大幅な緩和ないしは解消
である。 補液の欄は、所定量の尿素の除去を行なつた際
に補液が不可欠であつたものを「要」とした。総
合順位は臨床効果に操作性を加味して判定した。
【表】
表−1から明らかな様に比較例1ではポリペプ
タイドの透過性は良好であるが、透水性が高いた
めに補液が必要で、本発明の目的に合致していな
い。また比較例2は透水性に関しては好適である
が、牛血清アルブミンの阻止率が若干高目であ
り、臨床評価で著効が得られなかつた。 実施例 2 エチレン含量32モル%のエチレンビニルアルコ
ール共重合体をジメチルスルホキシドに加熱溶解
し、濃度22%の溶液を得た。これをバスドラフト
3.3で円環状ノズルより吐出し、その内側よりN2
ガスを注入しながら4.0℃に冷却したジメチルス
ルホキシドの21重量%水溶液の凝固浴中に垂直上
方に紡出した。次いで55℃の温水中20%の延伸を
行ない、アセトン置換した後乾燥し、所定の長さ
に捲取つた。このものを中空糸内径膜面積が1.0
m2になるように集束して公知の方法により円筒型
の人工腎臓に成形した。 得られた人工腎臓は、内径202μ、外径272μ、
膜厚35μの中空繊維7164本よりなり、前述の方法
で測定した透水性は6.5ml/mmHg・m2・hr、牛血
清アルブミン阻止率は82.9%、α−キモトリプシ
ン阻止率は47.5%、リゾチーム阻止率は22.1%で
あつた。またこの人工腎臓を臨床へ応用した結
果、2回の透析によつて透析困難症患者の骨の痛
み、イライラ、かゆみが解消され、補液は全く必
要なかつた。
タイドの透過性は良好であるが、透水性が高いた
めに補液が必要で、本発明の目的に合致していな
い。また比較例2は透水性に関しては好適である
が、牛血清アルブミンの阻止率が若干高目であ
り、臨床評価で著効が得られなかつた。 実施例 2 エチレン含量32モル%のエチレンビニルアルコ
ール共重合体をジメチルスルホキシドに加熱溶解
し、濃度22%の溶液を得た。これをバスドラフト
3.3で円環状ノズルより吐出し、その内側よりN2
ガスを注入しながら4.0℃に冷却したジメチルス
ルホキシドの21重量%水溶液の凝固浴中に垂直上
方に紡出した。次いで55℃の温水中20%の延伸を
行ない、アセトン置換した後乾燥し、所定の長さ
に捲取つた。このものを中空糸内径膜面積が1.0
m2になるように集束して公知の方法により円筒型
の人工腎臓に成形した。 得られた人工腎臓は、内径202μ、外径272μ、
膜厚35μの中空繊維7164本よりなり、前述の方法
で測定した透水性は6.5ml/mmHg・m2・hr、牛血
清アルブミン阻止率は82.9%、α−キモトリプシ
ン阻止率は47.5%、リゾチーム阻止率は22.1%で
あつた。またこの人工腎臓を臨床へ応用した結
果、2回の透析によつて透析困難症患者の骨の痛
み、イライラ、かゆみが解消され、補液は全く必
要なかつた。
Claims (1)
- 1 エチレンビニルアルコール系共重合体をジメ
チルスルホキシドを主成分とする溶媒中に溶解
し、ポリマー濃度10〜35重量%の範囲の溶液に調
整し、該ポリマー溶液をバスドラフト1.5〜4.0で
水を主成分とする0〜10℃の凝固浴中に吐出し、
しかる後実質的に水である15〜75℃の媒体中で3
〜40%延伸することを特徴とするポリペプタイド
透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57115106A JPS596062A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | ポリペプタイド透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57115106A JPS596062A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | ポリペプタイド透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS596062A JPS596062A (ja) | 1984-01-13 |
| JPH0224576B2 true JPH0224576B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=14654375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57115106A Granted JPS596062A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | ポリペプタイド透過性に優れた人工腎臓用膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596062A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0842694A4 (en) * | 1996-03-21 | 2000-01-05 | Kaneka Corp | HOLLOW WIRE MEMBRANE USED FOR BLOOD PURIFICATION AND BLOOD PURIFIER |
| JP2001038154A (ja) * | 1999-08-03 | 2001-02-13 | Kuraray Co Ltd | 血漿成分の分離膜 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52152877A (en) * | 1976-06-15 | 1977-12-19 | Kuraray Co Ltd | Membrane of ethylene-vinyl alcohol copolymer having excellent permeability and its production method |
| JPS5499398A (en) * | 1978-01-20 | 1979-08-06 | Kuraray Co | Curing blood dialysing membrane and method of fabricating same |
| JPS5649157A (en) * | 1979-09-27 | 1981-05-02 | Asahi Chemical Ind | Ethyleneevinyl alcohol copolymer porous film and its manufacture |
| JPS5718924A (en) * | 1980-07-09 | 1982-01-30 | Takayama Trading Co Ltd | Auxiliary tool for plant cultivation |
-
1982
- 1982-07-01 JP JP57115106A patent/JPS596062A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS596062A (ja) | 1984-01-13 |
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