JPH0224855B2 - - Google Patents
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- JPH0224855B2 JPH0224855B2 JP57178126A JP17812682A JPH0224855B2 JP H0224855 B2 JPH0224855 B2 JP H0224855B2 JP 57178126 A JP57178126 A JP 57178126A JP 17812682 A JP17812682 A JP 17812682A JP H0224855 B2 JPH0224855 B2 JP H0224855B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/12—Chemical modification
- C08J7/123—Treatment by wave energy or particle radiation
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/10—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment
- B29C59/12—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment in an environment other than air
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
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Description
本発明は高接着性ポリオレフイン成形物に関
し、詳細には、コロナ放電処理効果を実生産レベ
ルで十分に高め、各種素材に対する接着性の改善
されたポリオレフイン成形物に関するものであ
る。 プラスチツク製フイルムや成形物のコロナ放電
処理は古くから行なわれており、特にポリエチレ
ンやポリプロピレン等のポリオレフインフイルム
の表面改質には欠くことのできない技術であつ
て、その適用範囲は益々拡大していくものと期待
されている。こうした状況に対処して行く為には
コロナ放電による処理効率自体を向上しその可能
性を探求する必要があり、これまでにも広範囲に
亘る改良研究が展開されているが、未だ十分とは
言えない状況にある。 例えばプラスチツク成形品のコロナ放電処理法
として、特昭48−17747号にみられる如く、放電
部に有機溶剤を供給することによつて放電面の化
学変化を促進させる技術があるが、残留溶剤が問
題となる成形物への適用は困難である。又
Journal of Applied Polymer Science,Vol、
15、P、1365〜1375(1971)には、不活性ガス雰
囲気下でコロナ放電処理を行なう技術が記載さ
れ、処理雰囲気による活性化又は劣化等の影響が
示桔されるに及び、大気雰囲気を例えば低酸素雰
囲気に置き換えて処理を行なう技術も提案される
様になつてきた。しかしこの種の従来法、例えば
特公昭56−18381号の方法では、大量の不活性ガ
スを必要とするのでコスト高になるという問題が
あり、又特開昭57−23634号の方法(走行フイル
ムに対する不活性雰囲気下のコロナ放電技術)で
は、フイルムに随伴して巻込まれる大気を遮断す
る為に特殊なシールド構造が必要で装置まわりが
複雑になり、それでも尚完全乃至略完全な不活性
雰囲気が保障される訳ではなく低処理レベルに甘
んじなければならなかつた。 この様に従来の改善処理法で十分な成果を挙げ
ることができない理由は次の様に考えることがで
きる。即ち処理効率を高める為のポイントは、放
電処理部におけるガス雰囲気にあると考えられる
が、従来の改善法では単に処理系内やチヤンバー
内のガス雰囲気のみを問題としており、被処理物
表層部の随伴流(外気)による遮弊障害を考慮し
ていない為と思われる。その為、バツチ式により
静止状態で処理を行なえば前述の様な障害は軽減
されるであろうが、それでは工業生産性が著しく
低下して市場価格が高騰するので、限られた用途
にしか実用化することができない。しかも前述の
様な連続処理で高い処理効果を得ようとするとい
きおい処理速度は低下せざるを得なくなるが、そ
れでは被処理物表面が損傷されて外観不良、接着
性不良、ブロツキング増大等の問題が派生してく
る。尚従前の大気雰囲気下でのコロナ放電処理で
は、被処理物の表面が酸化を受けて表面に酸化劣
化物が生生成するので、処理度合を進めても接着
性を一定レベル以上に向上させることはできな
い。 本発明者等はこうした事情に着目し、ポリオレ
フイン成形品に対し工業的生産レベルで高度の接
着性を与えることのできる様なコロナ放電処理法
の開発を期して研究を進めてきた。本発明はこう
した研究の結果なされたものであつて、その構成
は、少なくとも1対の電極を対向させてなるコロ
ナ放電処理装置を走行通過させつつコロナ放電処
理してなるポリオレフイン成形物であつて、コロ
ナ放電処理面に対して空気組成より窒素濃度の高
い気体を、放電側電極の側壁面に沿つて若しくは
その底面からポリオレフイン成形物のコロナ放電
処理面にけて、該ポリオレフイン成形物搬入速度
の1%以上の吹付け速度になるように吹付けて随
伴空気層を破壊分散させると共に、該ポリオレフ
イン成形物表面から100Å以内の薄層部分におけ
る(O/C)比及び(N/C)比のコロナ放電処
理前・後における変化量の比[Δ(O/C)/Δ
(N/C)]を1.8以下とし、該成形物の表面100Å
以徐の薄層におけるコロナ放電処理後の(N/
C)比を3以上としたものであることを特徴とす
る高接着性ポリオレフイン成形物。 但し(O/C)比:炭素数100個当りの酸素数 (N/C)比:炭素数100個当りの窒素数 ところに要旨が存在する。 本発明方法が適用されるポリオレフイン成形物
としては、フイルムやシート及び繊維、パイプ、
テープ、織物、不織布等の長尺物を含むもので、
これら成形物を構成するポリオレフインとしては
公知の種合々のものが挙げられるが、フイルム用
或いはシート用の代表的なポリオレフインとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブデン
−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリヘキ
セン等の単独重合体、プロピレン構成単位を70重
量%程度以上含有する各種共重合体、プロピレン
構成単位を40重量%程度以上含有するポリオレフ
インブレンド物等が挙げられる。またこれらのポ
リオレフインにより構成される成形物中には、必
要に応じて安定剤、滑剤、耐ブロロツキング剤、
防曇剤、紫外線吸収剤、難燃剤、透明化剤、酸化
防止剤、耐光剤、帯電防止剤、染料、顔料等の添
加剤が含有されていてもよく、コロナ放電の実施
に悪影響を及ぼさないものは単独及び複合の如何
を問わず全て本発明の対象として含まれる。 本発明では上記ポリオレフイン成形物を処理対
象とし、少なくとも1対の電極を対させてなるコ
ロナ放電処理装置に前記成形物を連続的に通して
表面処理を行なうが、この処理に当たり放電側電
極の側壁面に沿つてもしくはその底面から処理面
気体、放電側電極の壁面に沿つて若しくはその底
面から該成形物に向けて、空気組成より窒素濃度
の高い〔具体的には空気からO2を適当量除いた
ものや、空気へN2を適当量追加したもの、更に
はN2の単独ガスもしくはN2とH2,Ar,Co2,
Xe,Kr等の不活性ガスやイオン性ガスの混合ガ
ス等を包含する:以下、便宜上高窒素濃度ガスと
言う〕を吹付ける。吹付速度は前記ポリオレフイ
ン成形物の送り込み速度の1%以上とする。そし
て後に詳述する如く、被処理表面の100Å以内の
薄層におけるコロナ放電処理前・後の(O/C)
比及び(N/C)比を厳密に規定することによつ
て、各種素材(例えば金属;各種インキ、殊にセ
ルロース系インキ、水性インキ等;樹脂、例えば
塩化ビニリデン系単独又は共重合体や官能基台有
樹脂等)との接着性に極めて優れたポリオレフイ
ン成形物を得ることができる。 以下実施例図面に準処しつつ本発明の構成及び
作用効果を明らかにしていくが、図面に示す放電
側電極の構造や配列、更にはカバーの形状等は代
表例であるに過ぎず、又図面ではプラスチツクフ
イルムへの適用例を示したに過ぎないから、これ
らの説明の趣旨に反しないという条件の下で設計
を変更することは本発明の技術的範囲に含まれ
る。 第1図は本発明の実施概念を示す要部断面図、
第2図は放電側電極の一部を示す斜視図であつ
て、図中の1は金属ドラム、2は電極カバー、3
は放電側電極、4はガス供給管、5はガス噴出、
6は走行フイルムを示す。即ちフイルム6は矢印
A方向に回転する金属ドラム1に対して矢印B方
向から導入され、更に矢印C方へ引出されて行く
が、図示しない高電圧発生機に接続されている放
電側電極3と、ポリエステル、エポキシ樹脂、セ
ヤミツク、クロルスルホン化ポリエチレン、EP
ラバー等でカバーされた金属ドラム1との間に数
百KC/Sの高周波で数千ないし数万Vの高電圧
をかけることによつて発生する高圧コロナの影響
を受け、例えば自然の大気中であればオゾンや酸
化窒素が生成してフイイルム6の表面にカルボニ
ル基やカルボキシル基を生ぜしめることにより表
面が極性化される。一方従来例であれば、大気中
の酸素によつてフイルム表面に接着性を阻害する
酸化劣化物が生成して表面を遮弊する。しかし本
図例であれば、コロナ放電の雰囲気全体を電極カ
バー2によつて大気から遮断すると共に、放電電
極3にガス噴出口5を設けフイルム6の表面に向
けて高窒素濃度ガスを吹付ける様に構成している
ので、前述の障害が解消され、フイルム6表層部
へのコロナ放電効果を最大限に高めることができ
る。 この状況を更に詳述すれば、矢印B方向に沿つ
て相当の高速度で進入してくるフイルム6の表面
には、若干ながら随伴空気層が形成されており、
コロナ放電部の雰囲気が高窒素濃度ガスによつて
置換されても、フイルム6の表面自体は相変らず
大気雰囲気になつている。従つて本発明を実施す
るに当つては、第3図に示す如く高窒素濃度ガス
をフイルム表面へ強く吹付けて随伴空気層を破壊
分散させ随伴空気層7を噴気流8により破壊分散
さることによつて、フイルム表面を高窒素濃度ガ
スによつてほぼ完全に置換する。随伴空気層7を
破壊分散させるのに必要な噴気流8の流速は被処
理物の形状や法及び処理置への搬入速度等によつ
て変わるので一律に決めることはできないが、実
験の結果随伴空気層7の進入速度(換言すれば被
処理物の搬入速度)を基準にして定めるのが最も
好ましいことが分かつた。即ち高窒素濃度ガスの
噴気流速を被処理物の搬入速度の1%以上、好ま
しくは10%以上、更に好ましくは40%以上にして
やれば、随伴空気層7を実質上の不都合がない程
度にまで除去することができる。尚被処理物の搬
入速度は一般に1〜500m/分程度である。 この様な条件を採用することによつて随伴空気
層を破壊分散させることができる様になり、且つ
同時にコロナ放電部の近傍を高窒素濃度ガス雰囲
気で保護することが可能となるので、第1図に示
した電極カバー2は、雰囲気保持用としての機能
よりも、むしろ電極3を機械的な衝撃から保護す
るという機能と随伴流を少しでも抑制する機能の
方が強く期待される様になる。従つて本発明の実
施に当つては、時に電極カバー2を取外すことも
あり得るが、高窒素濃度ガスの消費量を抑制する
為には、雰囲気保持用としての機能を改めて見直
すことが望ましく、例えば第4図に示す如くカバ
ー2の下端(フイルム側)を絞ると同時に、導管
10から高窒素濃度ガスをカバー2内へ導入すれ
ば、該ガスは斜面9の内面に沿つて収速される様
に矢印方へ流れ、カバー2の入口においてガスカ
ーテン効果が発揮される。即ち随伴空気層の侵入
が入口側で遮断され、電極カバー2の価値が一段
と向上する。但しフイルム6の出口側(第4図の
右側)についてはカバー2内のガスが走行フイル
ム6に随伴して排出されていくので、シール性な
いし大気侵入遮断性については入口側ほどの配慮
をする必要性は無いが、前述の様に高窒素濃度ガ
ス消費量を少なくするという意味においては入口
側と同様の配慮を払うことは有意義であ。尚カバ
ー2の入口側及び出口側における上述のシール機
能を最低限度において発揮する為には、フイルム
の足行速度に対して少なくとも0.2%以上、好ま
しくは10%以上の速度でフイルム面に放出させる
ことが望まれる。尚高窒素濃度ガスの噴出速度に
ついては、ガス噴出口5及びカバー2の出入口の
いずれについても下限側のみを述べたが上限につ
いては実質上制限を設ける必要はなく、経済性と
最終製品の要求品質との兼ね合いで適当に決めれ
ばよい。 以上の様な処理条件を設定することによつてコ
ロナ放電の処理効果が高められ、接着性が大幅に
改善されるが、こうした効果を常時安定して発揮
させる為には、被処理物の処理前・後における表
面特性諸元を定量的に把握しておく必要があると
考え更に研究を進めた。その結果、被処理物表
面の100Å以内の薄層における(O/C)比及び
(N/C)比のコロナ放電処理前・後における変
化量の比〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕、及び同
じくフイルム表面100Å以内の薄層におけるコロ
ナ放電処理後の(N/C)比を厳密に管理してお
くことにより、高度の接着性を保障し得ることが
判明した。即ち前記については〔Δ(O/
C)/Δ(N/C)〕が1.8以下となる様、また前
記については処理後の(N/C)が3以上とな
る様に、コロナ放電の処理条件及び処理雰囲気を
厳密にントロールすることにより、例えば金属、
各種印刷インキ(特にセルロース系インキや水性
インキ等)、塩化ビニリデン系単独又は共重合樹
脂や官能基含有樹脂等の各種合成樹脂等との接着
性を飛躍す的に高めることができる。尚上記の様
な表面動性の測定法は種々あるが、最も適してい
るのはESCA法である。 ところで本発明で規定する〔(N/C)比≧3〕
=という要件を満たすポリオレフイン成形物は、
従来の処理条件でも時として得ることができ、又
公知の窒素ガス雰囲気下でのコロナ放電処理によ
つても実現可能である。しかしながら先に説明し
た如く少なくとも連続処理を対象とする従来法で
上記の様な高レベルの(N/C)比を確保する為
には大規模な設備を要するので、工業的規模での
実用化は困難であつた。これに対し上記方法を採
用すれば、比較的簡単な設備で(N/C)比を容
易に3以上まで高めることができる。一方プラス
チツク材の各種素材との接着性が、ESCA法で求
められるNの生成割合(Cに対する)により単純
に決まつてくるという報告もあ。しかしかかる報
告は接着性に影響を及ぼす一側面のみをとらえた
ものにすぎない。ちなみに素材に対してN成分を
ブレンドすれば(N/C)は比は増大するが、N
含有成分である帯電防止剤や滑剤を混合するだけ
では接着性は向上せず、むしろ低下するという事
実を考えれば、(N/C)比の増大が接着性と直
ちに結びつくものでないことは明白である。そこ
で接着性に影響を与える他の要因についても検討
を行なつたところ、前記〔Δ(O/C)/Δ(N/
C)〕により算出される値がコロナ放電処理効果、
即ち接着性向上効果をほぼ正確に表わし、これが
1.8以下となる様な処理を受けたものは目的にか
なう高レベルの接着性を発揮するという事実が確
認された。ちなみに処理後における表層部100Å
以内の(N/C)が仮に3以上を示すものあつて
も、〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕が1.8を越える
とコロナ放電処理効果が不十分で高レベルの接着
性を得ることができない。こうした意味から、発
明では図示した様な処理法を採用し、且つ前記
(N/C)比が3以上、〔Δ(O/C)/Δ(N/
C)〕が1.8以下となる様に処理条件をコントロー
ルすることが必須となる。 本発明は概略以上の様に構成されており、コロ
ナ放電処理条件を規定すると共に、処理前・後に
おける表層部の(O/C)比及び(N/C)比の
変化量から処理効果を常時把握する様にしたの
で、各種素材との接着性に優れたポリオレフイン
成形物を確実に得ることが可能になつた。 次に実験例を示す。 尚実施例で採用した表面特性の評価法は次の通
りである。 (1) ヘイズ:JIS−K−6714により測定 (2) 印刷インキ接着力 市販のセロフアン用印刷インキを用い、グラビ
ア印刷機で赤色及び白色の印刷を行なう。印刷後
通常の方法で同時乾燥し、市販セロフアンテープ
(ニチバン社製)によるテープ剥離試験、もみ試
験及び引掻き試験を行なつた。 ○イ テープ剥離試験評価基準 5:全く剥離せず 4:インキ剥離面積が約5%未満 3:インキ剥離面積5〜10% 2:インキ剥離面積10〜50% 1:インキ剥離面積50%以上 ○ロ もみ試験(同一箇所を5回もみ、インキの脱
落状況を肉眼判定する) 5:全く脱落なし 4:線上に僅かに脱落するが、実用上問題な
し 3:シワの入つた線上で数箇所脱落 2:シワの入つた線上で多数箇所脱落 1:線上に多数、幅方向にも脱落あり ○ハ 引掻き試験 硬質紙上に印刷物を敷き、印刷部を引掻いてイ
ンキの脱落状態を調べる。 (3) ラミネート強度 セロフアンインキを用いて印刷した後ポリエチ
レンイミンをコーテイングし、乾燥後290℃の低
密度ポリエチレンを厚さが30μmとなる様に溶融
押出法でラミネートする。次いで24時間エージン
グした後、フイルムとポリエチレン層の間を剥離
し、その接着強度を測定する。尚剥離条件は、
180度剥離、速度200mm/分とする。 (4) その他の接着性 アルミニウムの蒸着性及び塩化ビニリデン樹脂
との接着性を(2)項と同様の方法で調べる。 (5) フイルム面上の酸素濃度 フイルム面上に雰囲気ガス吸引センサーを取付
け該フイルム面上100μ以内の位置の酸素濃度を
測定した。 (6) ESCA分析値 ESCA法による(N/C)比及び〔O/C)
比:ESCAスペクトロメーターES−200型(国際
電気株式会社製)を用い、フイルム表面の炭素の
ls軌道スペクトルから有機性窒素の結合エネルギ
ーに対応するピークより求めた積分強度との比を
算出し、その積分比に基づいて炭素数100個当り
の窒素数を求め、この値(N/C)比と定義して
表わした。又フイルム表面の炭素と酸素の比につ
いても、同様に炭素数100個当りの酸素数を
(O/C)比として表わした。尚本明細書におけ
る(N/C)比及び(O/C)比はすべてこの定
義によるものである。 実験例 1 アイソタクチツクポリプロピレン(MI=4.0)
を用い、常法に従つて厚さ20μmの2軸延伸フイ
ルムを得、これを被処理フイルムとする。このフ
イルムを使用し、第1表に示す酸素含有率の窒素
ガスを吹付けながらコロナ放電処理を行なつた。
尚処理電力は4000ジユール/m2とし、また比較の
為、大気雰囲気及び処理雰囲気を単に窒素ガス置
換しただけのものについても同様にコロナ放電処
理を行なつた。尚処理速度は何れも20m/分とし
た。
し、詳細には、コロナ放電処理効果を実生産レベ
ルで十分に高め、各種素材に対する接着性の改善
されたポリオレフイン成形物に関するものであ
る。 プラスチツク製フイルムや成形物のコロナ放電
処理は古くから行なわれており、特にポリエチレ
ンやポリプロピレン等のポリオレフインフイルム
の表面改質には欠くことのできない技術であつ
て、その適用範囲は益々拡大していくものと期待
されている。こうした状況に対処して行く為には
コロナ放電による処理効率自体を向上しその可能
性を探求する必要があり、これまでにも広範囲に
亘る改良研究が展開されているが、未だ十分とは
言えない状況にある。 例えばプラスチツク成形品のコロナ放電処理法
として、特昭48−17747号にみられる如く、放電
部に有機溶剤を供給することによつて放電面の化
学変化を促進させる技術があるが、残留溶剤が問
題となる成形物への適用は困難である。又
Journal of Applied Polymer Science,Vol、
15、P、1365〜1375(1971)には、不活性ガス雰
囲気下でコロナ放電処理を行なう技術が記載さ
れ、処理雰囲気による活性化又は劣化等の影響が
示桔されるに及び、大気雰囲気を例えば低酸素雰
囲気に置き換えて処理を行なう技術も提案される
様になつてきた。しかしこの種の従来法、例えば
特公昭56−18381号の方法では、大量の不活性ガ
スを必要とするのでコスト高になるという問題が
あり、又特開昭57−23634号の方法(走行フイル
ムに対する不活性雰囲気下のコロナ放電技術)で
は、フイルムに随伴して巻込まれる大気を遮断す
る為に特殊なシールド構造が必要で装置まわりが
複雑になり、それでも尚完全乃至略完全な不活性
雰囲気が保障される訳ではなく低処理レベルに甘
んじなければならなかつた。 この様に従来の改善処理法で十分な成果を挙げ
ることができない理由は次の様に考えることがで
きる。即ち処理効率を高める為のポイントは、放
電処理部におけるガス雰囲気にあると考えられる
が、従来の改善法では単に処理系内やチヤンバー
内のガス雰囲気のみを問題としており、被処理物
表層部の随伴流(外気)による遮弊障害を考慮し
ていない為と思われる。その為、バツチ式により
静止状態で処理を行なえば前述の様な障害は軽減
されるであろうが、それでは工業生産性が著しく
低下して市場価格が高騰するので、限られた用途
にしか実用化することができない。しかも前述の
様な連続処理で高い処理効果を得ようとするとい
きおい処理速度は低下せざるを得なくなるが、そ
れでは被処理物表面が損傷されて外観不良、接着
性不良、ブロツキング増大等の問題が派生してく
る。尚従前の大気雰囲気下でのコロナ放電処理で
は、被処理物の表面が酸化を受けて表面に酸化劣
化物が生生成するので、処理度合を進めても接着
性を一定レベル以上に向上させることはできな
い。 本発明者等はこうした事情に着目し、ポリオレ
フイン成形品に対し工業的生産レベルで高度の接
着性を与えることのできる様なコロナ放電処理法
の開発を期して研究を進めてきた。本発明はこう
した研究の結果なされたものであつて、その構成
は、少なくとも1対の電極を対向させてなるコロ
ナ放電処理装置を走行通過させつつコロナ放電処
理してなるポリオレフイン成形物であつて、コロ
ナ放電処理面に対して空気組成より窒素濃度の高
い気体を、放電側電極の側壁面に沿つて若しくは
その底面からポリオレフイン成形物のコロナ放電
処理面にけて、該ポリオレフイン成形物搬入速度
の1%以上の吹付け速度になるように吹付けて随
伴空気層を破壊分散させると共に、該ポリオレフ
イン成形物表面から100Å以内の薄層部分におけ
る(O/C)比及び(N/C)比のコロナ放電処
理前・後における変化量の比[Δ(O/C)/Δ
(N/C)]を1.8以下とし、該成形物の表面100Å
以徐の薄層におけるコロナ放電処理後の(N/
C)比を3以上としたものであることを特徴とす
る高接着性ポリオレフイン成形物。 但し(O/C)比:炭素数100個当りの酸素数 (N/C)比:炭素数100個当りの窒素数 ところに要旨が存在する。 本発明方法が適用されるポリオレフイン成形物
としては、フイルムやシート及び繊維、パイプ、
テープ、織物、不織布等の長尺物を含むもので、
これら成形物を構成するポリオレフインとしては
公知の種合々のものが挙げられるが、フイルム用
或いはシート用の代表的なポリオレフインとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブデン
−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリヘキ
セン等の単独重合体、プロピレン構成単位を70重
量%程度以上含有する各種共重合体、プロピレン
構成単位を40重量%程度以上含有するポリオレフ
インブレンド物等が挙げられる。またこれらのポ
リオレフインにより構成される成形物中には、必
要に応じて安定剤、滑剤、耐ブロロツキング剤、
防曇剤、紫外線吸収剤、難燃剤、透明化剤、酸化
防止剤、耐光剤、帯電防止剤、染料、顔料等の添
加剤が含有されていてもよく、コロナ放電の実施
に悪影響を及ぼさないものは単独及び複合の如何
を問わず全て本発明の対象として含まれる。 本発明では上記ポリオレフイン成形物を処理対
象とし、少なくとも1対の電極を対させてなるコ
ロナ放電処理装置に前記成形物を連続的に通して
表面処理を行なうが、この処理に当たり放電側電
極の側壁面に沿つてもしくはその底面から処理面
気体、放電側電極の壁面に沿つて若しくはその底
面から該成形物に向けて、空気組成より窒素濃度
の高い〔具体的には空気からO2を適当量除いた
ものや、空気へN2を適当量追加したもの、更に
はN2の単独ガスもしくはN2とH2,Ar,Co2,
Xe,Kr等の不活性ガスやイオン性ガスの混合ガ
ス等を包含する:以下、便宜上高窒素濃度ガスと
言う〕を吹付ける。吹付速度は前記ポリオレフイ
ン成形物の送り込み速度の1%以上とする。そし
て後に詳述する如く、被処理表面の100Å以内の
薄層におけるコロナ放電処理前・後の(O/C)
比及び(N/C)比を厳密に規定することによつ
て、各種素材(例えば金属;各種インキ、殊にセ
ルロース系インキ、水性インキ等;樹脂、例えば
塩化ビニリデン系単独又は共重合体や官能基台有
樹脂等)との接着性に極めて優れたポリオレフイ
ン成形物を得ることができる。 以下実施例図面に準処しつつ本発明の構成及び
作用効果を明らかにしていくが、図面に示す放電
側電極の構造や配列、更にはカバーの形状等は代
表例であるに過ぎず、又図面ではプラスチツクフ
イルムへの適用例を示したに過ぎないから、これ
らの説明の趣旨に反しないという条件の下で設計
を変更することは本発明の技術的範囲に含まれ
る。 第1図は本発明の実施概念を示す要部断面図、
第2図は放電側電極の一部を示す斜視図であつ
て、図中の1は金属ドラム、2は電極カバー、3
は放電側電極、4はガス供給管、5はガス噴出、
6は走行フイルムを示す。即ちフイルム6は矢印
A方向に回転する金属ドラム1に対して矢印B方
向から導入され、更に矢印C方へ引出されて行く
が、図示しない高電圧発生機に接続されている放
電側電極3と、ポリエステル、エポキシ樹脂、セ
ヤミツク、クロルスルホン化ポリエチレン、EP
ラバー等でカバーされた金属ドラム1との間に数
百KC/Sの高周波で数千ないし数万Vの高電圧
をかけることによつて発生する高圧コロナの影響
を受け、例えば自然の大気中であればオゾンや酸
化窒素が生成してフイイルム6の表面にカルボニ
ル基やカルボキシル基を生ぜしめることにより表
面が極性化される。一方従来例であれば、大気中
の酸素によつてフイルム表面に接着性を阻害する
酸化劣化物が生成して表面を遮弊する。しかし本
図例であれば、コロナ放電の雰囲気全体を電極カ
バー2によつて大気から遮断すると共に、放電電
極3にガス噴出口5を設けフイルム6の表面に向
けて高窒素濃度ガスを吹付ける様に構成している
ので、前述の障害が解消され、フイルム6表層部
へのコロナ放電効果を最大限に高めることができ
る。 この状況を更に詳述すれば、矢印B方向に沿つ
て相当の高速度で進入してくるフイルム6の表面
には、若干ながら随伴空気層が形成されており、
コロナ放電部の雰囲気が高窒素濃度ガスによつて
置換されても、フイルム6の表面自体は相変らず
大気雰囲気になつている。従つて本発明を実施す
るに当つては、第3図に示す如く高窒素濃度ガス
をフイルム表面へ強く吹付けて随伴空気層を破壊
分散させ随伴空気層7を噴気流8により破壊分散
さることによつて、フイルム表面を高窒素濃度ガ
スによつてほぼ完全に置換する。随伴空気層7を
破壊分散させるのに必要な噴気流8の流速は被処
理物の形状や法及び処理置への搬入速度等によつ
て変わるので一律に決めることはできないが、実
験の結果随伴空気層7の進入速度(換言すれば被
処理物の搬入速度)を基準にして定めるのが最も
好ましいことが分かつた。即ち高窒素濃度ガスの
噴気流速を被処理物の搬入速度の1%以上、好ま
しくは10%以上、更に好ましくは40%以上にして
やれば、随伴空気層7を実質上の不都合がない程
度にまで除去することができる。尚被処理物の搬
入速度は一般に1〜500m/分程度である。 この様な条件を採用することによつて随伴空気
層を破壊分散させることができる様になり、且つ
同時にコロナ放電部の近傍を高窒素濃度ガス雰囲
気で保護することが可能となるので、第1図に示
した電極カバー2は、雰囲気保持用としての機能
よりも、むしろ電極3を機械的な衝撃から保護す
るという機能と随伴流を少しでも抑制する機能の
方が強く期待される様になる。従つて本発明の実
施に当つては、時に電極カバー2を取外すことも
あり得るが、高窒素濃度ガスの消費量を抑制する
為には、雰囲気保持用としての機能を改めて見直
すことが望ましく、例えば第4図に示す如くカバ
ー2の下端(フイルム側)を絞ると同時に、導管
10から高窒素濃度ガスをカバー2内へ導入すれ
ば、該ガスは斜面9の内面に沿つて収速される様
に矢印方へ流れ、カバー2の入口においてガスカ
ーテン効果が発揮される。即ち随伴空気層の侵入
が入口側で遮断され、電極カバー2の価値が一段
と向上する。但しフイルム6の出口側(第4図の
右側)についてはカバー2内のガスが走行フイル
ム6に随伴して排出されていくので、シール性な
いし大気侵入遮断性については入口側ほどの配慮
をする必要性は無いが、前述の様に高窒素濃度ガ
ス消費量を少なくするという意味においては入口
側と同様の配慮を払うことは有意義であ。尚カバ
ー2の入口側及び出口側における上述のシール機
能を最低限度において発揮する為には、フイルム
の足行速度に対して少なくとも0.2%以上、好ま
しくは10%以上の速度でフイルム面に放出させる
ことが望まれる。尚高窒素濃度ガスの噴出速度に
ついては、ガス噴出口5及びカバー2の出入口の
いずれについても下限側のみを述べたが上限につ
いては実質上制限を設ける必要はなく、経済性と
最終製品の要求品質との兼ね合いで適当に決めれ
ばよい。 以上の様な処理条件を設定することによつてコ
ロナ放電の処理効果が高められ、接着性が大幅に
改善されるが、こうした効果を常時安定して発揮
させる為には、被処理物の処理前・後における表
面特性諸元を定量的に把握しておく必要があると
考え更に研究を進めた。その結果、被処理物表
面の100Å以内の薄層における(O/C)比及び
(N/C)比のコロナ放電処理前・後における変
化量の比〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕、及び同
じくフイルム表面100Å以内の薄層におけるコロ
ナ放電処理後の(N/C)比を厳密に管理してお
くことにより、高度の接着性を保障し得ることが
判明した。即ち前記については〔Δ(O/
C)/Δ(N/C)〕が1.8以下となる様、また前
記については処理後の(N/C)が3以上とな
る様に、コロナ放電の処理条件及び処理雰囲気を
厳密にントロールすることにより、例えば金属、
各種印刷インキ(特にセルロース系インキや水性
インキ等)、塩化ビニリデン系単独又は共重合樹
脂や官能基含有樹脂等の各種合成樹脂等との接着
性を飛躍す的に高めることができる。尚上記の様
な表面動性の測定法は種々あるが、最も適してい
るのはESCA法である。 ところで本発明で規定する〔(N/C)比≧3〕
=という要件を満たすポリオレフイン成形物は、
従来の処理条件でも時として得ることができ、又
公知の窒素ガス雰囲気下でのコロナ放電処理によ
つても実現可能である。しかしながら先に説明し
た如く少なくとも連続処理を対象とする従来法で
上記の様な高レベルの(N/C)比を確保する為
には大規模な設備を要するので、工業的規模での
実用化は困難であつた。これに対し上記方法を採
用すれば、比較的簡単な設備で(N/C)比を容
易に3以上まで高めることができる。一方プラス
チツク材の各種素材との接着性が、ESCA法で求
められるNの生成割合(Cに対する)により単純
に決まつてくるという報告もあ。しかしかかる報
告は接着性に影響を及ぼす一側面のみをとらえた
ものにすぎない。ちなみに素材に対してN成分を
ブレンドすれば(N/C)は比は増大するが、N
含有成分である帯電防止剤や滑剤を混合するだけ
では接着性は向上せず、むしろ低下するという事
実を考えれば、(N/C)比の増大が接着性と直
ちに結びつくものでないことは明白である。そこ
で接着性に影響を与える他の要因についても検討
を行なつたところ、前記〔Δ(O/C)/Δ(N/
C)〕により算出される値がコロナ放電処理効果、
即ち接着性向上効果をほぼ正確に表わし、これが
1.8以下となる様な処理を受けたものは目的にか
なう高レベルの接着性を発揮するという事実が確
認された。ちなみに処理後における表層部100Å
以内の(N/C)が仮に3以上を示すものあつて
も、〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕が1.8を越える
とコロナ放電処理効果が不十分で高レベルの接着
性を得ることができない。こうした意味から、発
明では図示した様な処理法を採用し、且つ前記
(N/C)比が3以上、〔Δ(O/C)/Δ(N/
C)〕が1.8以下となる様に処理条件をコントロー
ルすることが必須となる。 本発明は概略以上の様に構成されており、コロ
ナ放電処理条件を規定すると共に、処理前・後に
おける表層部の(O/C)比及び(N/C)比の
変化量から処理効果を常時把握する様にしたの
で、各種素材との接着性に優れたポリオレフイン
成形物を確実に得ることが可能になつた。 次に実験例を示す。 尚実施例で採用した表面特性の評価法は次の通
りである。 (1) ヘイズ:JIS−K−6714により測定 (2) 印刷インキ接着力 市販のセロフアン用印刷インキを用い、グラビ
ア印刷機で赤色及び白色の印刷を行なう。印刷後
通常の方法で同時乾燥し、市販セロフアンテープ
(ニチバン社製)によるテープ剥離試験、もみ試
験及び引掻き試験を行なつた。 ○イ テープ剥離試験評価基準 5:全く剥離せず 4:インキ剥離面積が約5%未満 3:インキ剥離面積5〜10% 2:インキ剥離面積10〜50% 1:インキ剥離面積50%以上 ○ロ もみ試験(同一箇所を5回もみ、インキの脱
落状況を肉眼判定する) 5:全く脱落なし 4:線上に僅かに脱落するが、実用上問題な
し 3:シワの入つた線上で数箇所脱落 2:シワの入つた線上で多数箇所脱落 1:線上に多数、幅方向にも脱落あり ○ハ 引掻き試験 硬質紙上に印刷物を敷き、印刷部を引掻いてイ
ンキの脱落状態を調べる。 (3) ラミネート強度 セロフアンインキを用いて印刷した後ポリエチ
レンイミンをコーテイングし、乾燥後290℃の低
密度ポリエチレンを厚さが30μmとなる様に溶融
押出法でラミネートする。次いで24時間エージン
グした後、フイルムとポリエチレン層の間を剥離
し、その接着強度を測定する。尚剥離条件は、
180度剥離、速度200mm/分とする。 (4) その他の接着性 アルミニウムの蒸着性及び塩化ビニリデン樹脂
との接着性を(2)項と同様の方法で調べる。 (5) フイルム面上の酸素濃度 フイルム面上に雰囲気ガス吸引センサーを取付
け該フイルム面上100μ以内の位置の酸素濃度を
測定した。 (6) ESCA分析値 ESCA法による(N/C)比及び〔O/C)
比:ESCAスペクトロメーターES−200型(国際
電気株式会社製)を用い、フイルム表面の炭素の
ls軌道スペクトルから有機性窒素の結合エネルギ
ーに対応するピークより求めた積分強度との比を
算出し、その積分比に基づいて炭素数100個当り
の窒素数を求め、この値(N/C)比と定義して
表わした。又フイルム表面の炭素と酸素の比につ
いても、同様に炭素数100個当りの酸素数を
(O/C)比として表わした。尚本明細書におけ
る(N/C)比及び(O/C)比はすべてこの定
義によるものである。 実験例 1 アイソタクチツクポリプロピレン(MI=4.0)
を用い、常法に従つて厚さ20μmの2軸延伸フイ
ルムを得、これを被処理フイルムとする。このフ
イルムを使用し、第1表に示す酸素含有率の窒素
ガスを吹付けながらコロナ放電処理を行なつた。
尚処理電力は4000ジユール/m2とし、また比較の
為、大気雰囲気及び処理雰囲気を単に窒素ガス置
換しただけのものについても同様にコロナ放電処
理を行なつた。尚処理速度は何れも20m/分とし
た。
【表】
各フイルムの表層部100Å以内における(O/
C)比及び(N/C)比の処理前・後の値、及び
得られた各フイルムの接着性試験結果を第2表に
示す。 また上記フイルムを印刷し、プリエチレン
(PE)をラミネートした後130℃の熱板で2秒間
加熱加圧したものについて、ラミネート面の接着
強度を調べたところ第3表の結果が得られた。
C)比及び(N/C)比の処理前・後の値、及び
得られた各フイルムの接着性試験結果を第2表に
示す。 また上記フイルムを印刷し、プリエチレン
(PE)をラミネートした後130℃の熱板で2秒間
加熱加圧したものについて、ラミネート面の接着
強度を調べたところ第3表の結果が得られた。
【表】
【表】
【表】
第1〜3表からも明らかな様に、コロナ放電処
理を大気雰囲気で行なつた場合(No.1)はもとよ
り、放電系を単に窒素ガス置換しただけでも(No.
2、3、4)〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕を低レ
ベルに抑えることができず、接着性は不十分であ
る。殊にNo.3及び4については、本発明における
1の要件である処理後の(N/C)比は満足して
いるが、〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕の値が大き
すぎる為十分な接着性が得られない。これに対し
酸素濃度を従来例(No.2、3)に近似させた場合
でも、これを放電処理面に吹付けると(実施例:
No.5、6)、処理後の(N/C)比が効果的に上
昇すると共に〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕も1.8
以下の低い値となり、使用した全ての素材に対し
て優れた接着性を示す様になる。これらの結果か
らも明らかな様に、コロナ放電処理においては放
電雰囲気全体のO2濃度で把握するだけでは不十
分であり、被処理面に高窒素濃度ガスを積極的に
吹付けて随伴空気層を破壊拡散させて放電面の
O2濃度を低減することが極めて重要な要件とな
る。 尚No.4の比較例フイルムでも実用可能と思われ
るが、全体的に接着性レベルが低く、且つ特に加
熱処理によつてセロフアンとの接着性が極端に低
下することが確認された。 実験例 2 被処理フイルムとして二軸延伸ポリプロピレン
フイルム(東洋紡績社製パイレンフイルム−
OT、P−2061、20μm)を使用し、第4表に示
す条件でコロナ放電処理を行なつた。尚実験No.7
〜12については、窒素ガス量をフイルム幅1mに
対して8m3/hr・m一定とし、実施例の場合のガ
ス吹付速度は1.8m/秒とした。また実験No.18〜
16はガス供給量を変更してフイルム排出側におけ
るフイルム表面の酸素濃度を調整した例である
が、単に処理装置内へガスを吹込む方法(比較
例:No.13及び14)の場合は、フイルム表面にガス
を吹付ける方法(実施例:No.14及び15)の場合に
比べて3〜8倍量のガスを供給しなければ同等の
酸素濃度が得られない。 上記で得た各フイルムの接着性を第5表に一括
して示す。 更に処理装置内のガスを吹き込む方法(比較
例:No.17〜20)としてガス供給量を等量にした場
合(比較例:No.17及び18)と使用ガスを酸素ガス
とした場合(比較例:No.19及び20)における酸素
濃度とESCA分析値の関係を第6表に示す。尚本
発明においては実質的に有効な処理を行なう上で
フイルム界面のガス雰囲気が重要であるので、前
記した方法でフイルム面上のO2濃度を測定し第
6表に併記した。
理を大気雰囲気で行なつた場合(No.1)はもとよ
り、放電系を単に窒素ガス置換しただけでも(No.
2、3、4)〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕を低レ
ベルに抑えることができず、接着性は不十分であ
る。殊にNo.3及び4については、本発明における
1の要件である処理後の(N/C)比は満足して
いるが、〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕の値が大き
すぎる為十分な接着性が得られない。これに対し
酸素濃度を従来例(No.2、3)に近似させた場合
でも、これを放電処理面に吹付けると(実施例:
No.5、6)、処理後の(N/C)比が効果的に上
昇すると共に〔Δ(O/C)/Δ(N/C)〕も1.8
以下の低い値となり、使用した全ての素材に対し
て優れた接着性を示す様になる。これらの結果か
らも明らかな様に、コロナ放電処理においては放
電雰囲気全体のO2濃度で把握するだけでは不十
分であり、被処理面に高窒素濃度ガスを積極的に
吹付けて随伴空気層を破壊拡散させて放電面の
O2濃度を低減することが極めて重要な要件とな
る。 尚No.4の比較例フイルムでも実用可能と思われ
るが、全体的に接着性レベルが低く、且つ特に加
熱処理によつてセロフアンとの接着性が極端に低
下することが確認された。 実験例 2 被処理フイルムとして二軸延伸ポリプロピレン
フイルム(東洋紡績社製パイレンフイルム−
OT、P−2061、20μm)を使用し、第4表に示
す条件でコロナ放電処理を行なつた。尚実験No.7
〜12については、窒素ガス量をフイルム幅1mに
対して8m3/hr・m一定とし、実施例の場合のガ
ス吹付速度は1.8m/秒とした。また実験No.18〜
16はガス供給量を変更してフイルム排出側におけ
るフイルム表面の酸素濃度を調整した例である
が、単に処理装置内へガスを吹込む方法(比較
例:No.13及び14)の場合は、フイルム表面にガス
を吹付ける方法(実施例:No.14及び15)の場合に
比べて3〜8倍量のガスを供給しなければ同等の
酸素濃度が得られない。 上記で得た各フイルムの接着性を第5表に一括
して示す。 更に処理装置内のガスを吹き込む方法(比較
例:No.17〜20)としてガス供給量を等量にした場
合(比較例:No.17及び18)と使用ガスを酸素ガス
とした場合(比較例:No.19及び20)における酸素
濃度とESCA分析値の関係を第6表に示す。尚本
発明においては実質的に有効な処理を行なう上で
フイルム界面のガス雰囲気が重要であるので、前
記した方法でフイルム面上のO2濃度を測定し第
6表に併記した。
【表】
【表】
【表】
【表】
第4、5表からも明らかな様に、処理速度、処
理電力及び雰囲気中のO2濃度がほぼ同等となる
様に設定した場合でも、単に装置内へ高窒素濃度
ガスを吹込んだだけでは(比較例:No.7〜9及び
13、14)、フイルム表面に随伴空気層が形成され
て処理効率が低下する為、特に〔Δ(O/C)/
Δ(N/C)〕を低レベルに抑えることができず、
接着性を十分に高めることができないが、フイル
ム表面に高窒素濃度ガスを吹付けると(実施例:
10〜12及び15、16)、随伴空気層が該噴気流によ
つて破壊除去されて処理効率が高まる為、〔Δ
(O/C)/Δ(N/C)〕を極めて低レベルにす
ることができ、各種素材に対する接着性は飛躍的
に向上する。 又第6表から単に処理装置内へ高窒素濃度ガス
を吹込んだだけではNo.13,14,17,18に示す様に
フイルム面上のO2濃度の低下は不十分であつた。
そして[Δ(O/C)/Δ(N/C)]比並びに処
理後(N/C)比も目標に到達せず、良好な接着
性を得ることができなかつた。又処理装置内へ
O2を吹込み、フイルム面上のO2濃度を空気組成
より高く(即ち窒素濃度を空気組成よりも低く)
したもの(No.19,20)についても満足し得る結果
が得られなかつた。
理電力及び雰囲気中のO2濃度がほぼ同等となる
様に設定した場合でも、単に装置内へ高窒素濃度
ガスを吹込んだだけでは(比較例:No.7〜9及び
13、14)、フイルム表面に随伴空気層が形成され
て処理効率が低下する為、特に〔Δ(O/C)/
Δ(N/C)〕を低レベルに抑えることができず、
接着性を十分に高めることができないが、フイル
ム表面に高窒素濃度ガスを吹付けると(実施例:
10〜12及び15、16)、随伴空気層が該噴気流によ
つて破壊除去されて処理効率が高まる為、〔Δ
(O/C)/Δ(N/C)〕を極めて低レベルにす
ることができ、各種素材に対する接着性は飛躍的
に向上する。 又第6表から単に処理装置内へ高窒素濃度ガス
を吹込んだだけではNo.13,14,17,18に示す様に
フイルム面上のO2濃度の低下は不十分であつた。
そして[Δ(O/C)/Δ(N/C)]比並びに処
理後(N/C)比も目標に到達せず、良好な接着
性を得ることができなかつた。又処理装置内へ
O2を吹込み、フイルム面上のO2濃度を空気組成
より高く(即ち窒素濃度を空気組成よりも低く)
したもの(No.19,20)についても満足し得る結果
が得られなかつた。
第1図は本発明の実施状況を示す概念図、第2
図は本発明で用いられる放電側電極を例示する見
取り図、第3図は随伴空気層の破壊状況を示す説
明図、第4図は電極カバーの一例を示す説明図で
ある。 1……金属ドラム、2……電極カバー、3……
放電側電極、5……ガス噴出口、6……フイル
ム。
図は本発明で用いられる放電側電極を例示する見
取り図、第3図は随伴空気層の破壊状況を示す説
明図、第4図は電極カバーの一例を示す説明図で
ある。 1……金属ドラム、2……電極カバー、3……
放電側電極、5……ガス噴出口、6……フイル
ム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1対の電極を対向させてなるコロ
ナ放電処理装置を走行通過させつつコロナ放電処
理することによつて得られるポリオレフイン成形
物であつて、コロナ放電処理面に対して空気組成
より窒素濃度の高い気体を、放電側電極の側壁面
に沿つて若しくはその底面からポリオレフイン成
形物のコロナ放電処理面に向けて、該ポリオレフ
イン成形物搬入速度の1%以上の吹付け速度にな
るように吹付けて随伴空気層を破壊分散させると
共に、該ポリオレフイン成形物表面から100Å以
内の薄層部分における(O/C)比及び(N/
C)比のコロナ放電処理前・後における変化量の
比[Δ(O/C)/Δ(N/C)]を1.8以下とし、
該成形物の表面100Å以内の薄層におけるコロナ
放電処理後の(N/C)比を3以上としたもので
あることを特徴とする高接着性ポリオレフイン成
形物。 但し(O/C)比:炭素数100個当りの酸素 (N/C)比:炭素数100個当りの窒素数
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17812682A JPS5966430A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 高接着性ポリオレフイン成形物の製造方法 |
| FR8316034A FR2534262B1 (fr) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Procede de traitement par decharge corona pour ameliorer l'adherence de surface d'un produit moule en polyolefine |
| US06/540,144 US4563316A (en) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Production of polyolefin shaped product |
| KR1019830004764A KR890002565B1 (ko) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | 고접착성 폴리올레핀 성형물의 제조방법 |
| GB08326915A GB2131030B (en) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Surface modification of polyolefin shaped product |
| BE0/211668A BE897947A (fr) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Procede de fabrication de produits faconnes en polyolefine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17812682A JPS5966430A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 高接着性ポリオレフイン成形物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5966430A JPS5966430A (ja) | 1984-04-14 |
| JPH0224855B2 true JPH0224855B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=16043102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17812682A Granted JPS5966430A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 高接着性ポリオレフイン成形物の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5966430A (ja) |
| BE (1) | BE897947A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009119705A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 積層フィルムの製造方法 |
| JP2012166560A (ja) * | 2012-04-24 | 2012-09-06 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 積層フィルムの製造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61204239A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-10 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン系樹脂の表面処理法 |
| JPH0613207B2 (ja) * | 1986-07-10 | 1994-02-23 | 東レ株式会社 | ポリオレフイン積層フイルム |
| JP5079181B2 (ja) * | 2000-02-21 | 2012-11-21 | 東洋紡績株式会社 | 印刷性に優れたラベル、シール用ポリオレフィン系フィルム |
| FR2911610B1 (fr) * | 2007-01-24 | 2012-09-21 | Air Liquide | Procede de traitement de surface de substrats polymeres, substrats ainsi obtenus et leur utilisation pour la realisation de materiaux multicouches. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS6034970B2 (ja) * | 1978-12-11 | 1985-08-12 | 昭和電工株式会社 | プロピレン系重合体の成形物の表面を処理する方法 |
| JPS55137136A (en) * | 1979-04-13 | 1980-10-25 | Tokuyama Soda Co Ltd | Production of polypropylene composition film |
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- 1982-10-08 JP JP17812682A patent/JPS5966430A/ja active Granted
-
1983
- 1983-10-07 BE BE0/211668A patent/BE897947A/fr not_active IP Right Cessation
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|---|---|---|---|---|
| JP2009119705A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 積層フィルムの製造方法 |
| JP2012166560A (ja) * | 2012-04-24 | 2012-09-06 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 積層フィルムの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BE897947A (fr) | 1984-01-30 |
| JPS5966430A (ja) | 1984-04-14 |
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