JPH02249686A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH02249686A JPH02249686A JP1073092A JP7309289A JPH02249686A JP H02249686 A JPH02249686 A JP H02249686A JP 1073092 A JP1073092 A JP 1073092A JP 7309289 A JP7309289 A JP 7309289A JP H02249686 A JPH02249686 A JP H02249686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- thin film
- erasing
- recording medium
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は光カード用情報記録媒体に関するもので、特に
レーザ光や電子線などのエネルギービームの照射により
、情報の記録を行う光カードに好適に使用される情報記
録媒体に関する。
レーザ光や電子線などのエネルギービームの照射により
、情報の記録を行う光カードに好適に使用される情報記
録媒体に関する。
[従来の技術]
光情報記録媒体の記録方式で、結晶と非晶のような媒体
の相変化に伴う光学特性の差を記録に利用する方式は、
媒体自体の変形、蒸発による汚染などの問題がなく、保
護膜により耐久性を向上させることも可能であり、In
−8e系薄膜、Te低酸化物薄膜、5b−Te系薄膜、
Te−Ge系薄膜など種々の材料が提案されている。例
えば、Te−Ge−8n薄膜(特開昭61−3324号
公報など)、Teを主成分とするT e gos b
l08e1o記録薄膜(特開昭61−145737号公
報など)、5b2Seなどの組成の5b−8e膜(特開
昭60−15549号など)、またTe−5bの2元合
金記録膜(86年応用物理学会講演集 29a−ZE−
3,4)などが提案されている。
の相変化に伴う光学特性の差を記録に利用する方式は、
媒体自体の変形、蒸発による汚染などの問題がなく、保
護膜により耐久性を向上させることも可能であり、In
−8e系薄膜、Te低酸化物薄膜、5b−Te系薄膜、
Te−Ge系薄膜など種々の材料が提案されている。例
えば、Te−Ge−8n薄膜(特開昭61−3324号
公報など)、Teを主成分とするT e gos b
l08e1o記録薄膜(特開昭61−145737号公
報など)、5b2Seなどの組成の5b−8e膜(特開
昭60−15549号など)、またTe−5bの2元合
金記録膜(86年応用物理学会講演集 29a−ZE−
3,4)などが提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来技術による記録媒体には次のよ
うな問題点があった。
うな問題点があった。
すなわち、Te−Ge−8nを記録膜としたものでは、
適切な消去特性と実用的な記録感度を両立させることが
困難で実用性に乏しく、またTe8oSb1oSe1o
記録薄膜、5b2Seなどの組成の5b−8e合金膜な
どでは、実用的な消去速度範囲で満足できる消去特性を
実現することが容易でなかったり、記録と消去の繰返し
に伴ってノイズが増加し記録の信号品質が低下する等の
問題があった。またSb2 Te3合金を記録膜に用い
たものは、結晶化温度が低く記録の保存性に問題がある
など実用性に乏しいものであった。
適切な消去特性と実用的な記録感度を両立させることが
困難で実用性に乏しく、またTe8oSb1oSe1o
記録薄膜、5b2Seなどの組成の5b−8e合金膜な
どでは、実用的な消去速度範囲で満足できる消去特性を
実現することが容易でなかったり、記録と消去の繰返し
に伴ってノイズが増加し記録の信号品質が低下する等の
問題があった。またSb2 Te3合金を記録膜に用い
たものは、結晶化温度が低く記録の保存性に問題がある
など実用性に乏しいものであった。
更に、この様な記録媒体では用途によりかなり異なる特
性が要求されるため、例えば光カード用として媒体特性
を見た場合、必ずしも光ディスクに最適な媒体特性がそ
のまま好ましい特性であるとは言い難い。即ち、媒体の
送り速度(記録又は消去の速度)やビーム径が光カード
と光ディスクでは異なるため、非晶化や結晶化の最適条
件が大きく異なり、同じ媒体組成で両者の特性を共に満
足させることは容易ではない。
性が要求されるため、例えば光カード用として媒体特性
を見た場合、必ずしも光ディスクに最適な媒体特性がそ
のまま好ましい特性であるとは言い難い。即ち、媒体の
送り速度(記録又は消去の速度)やビーム径が光カード
と光ディスクでは異なるため、非晶化や結晶化の最適条
件が大きく異なり、同じ媒体組成で両者の特性を共に満
足させることは容易ではない。
特に、Ag−8b−Teの3元系に限定すると、特開昭
62−152786号公報や特開昭64−10437号
公報の提案が見られるが、必ずしも光カード用記録媒体
として好ましい特性を持つとは言えない。
62−152786号公報や特開昭64−10437号
公報の提案が見られるが、必ずしも光カード用記録媒体
として好ましい特性を持つとは言えない。
すなわち、特開昭62−152786号公報では、Ag
、Sb、Teの3元素も含む多数の元素の組み合わせ、
即ち結果的にほぼ全元素の可能な組み合わせを全て網羅
した材料で、良好な特性が得られると主張しているが、
実際の記録媒体では元素の種類とその組成を最適化する
ことにより初めて優れた特性を付与できるものであり、
かつごく一部の実施例を除き、実際にどの様な優れた特
性が発現できるのかの具体的な検討や開示が何等なされ
ていない。また本公報の趣旨では、高速での記録消去が
可能な媒体として重要な特性である高速結晶化速度を実
現することを主要な目的としており、この特性は光カー
ド用媒体としては必ずしも重要な特性とは言えず、場合
によっては好ましくない特性と言える。すなわち、光カ
ード用媒体では、比較的低速度で長時間のレーザ照射を
行い、かつ比較的大きいビーム径を有する光学系を用い
ているため、レーザ照射で与えられた熱を十分速やかに
除き難いという制約があり、これらの条件下でも再結晶
が生じにくく良好な非晶化記録が可能であるという特性
が重要となる。この場合、高速結晶化という特性はむし
ろ逆に作用し、せっかく形成した非晶状態が残った熱で
再結晶されるのを助長する方向にあるため好ましいとは
言い難い。
、Sb、Teの3元素も含む多数の元素の組み合わせ、
即ち結果的にほぼ全元素の可能な組み合わせを全て網羅
した材料で、良好な特性が得られると主張しているが、
実際の記録媒体では元素の種類とその組成を最適化する
ことにより初めて優れた特性を付与できるものであり、
かつごく一部の実施例を除き、実際にどの様な優れた特
性が発現できるのかの具体的な検討や開示が何等なされ
ていない。また本公報の趣旨では、高速での記録消去が
可能な媒体として重要な特性である高速結晶化速度を実
現することを主要な目的としており、この特性は光カー
ド用媒体としては必ずしも重要な特性とは言えず、場合
によっては好ましくない特性と言える。すなわち、光カ
ード用媒体では、比較的低速度で長時間のレーザ照射を
行い、かつ比較的大きいビーム径を有する光学系を用い
ているため、レーザ照射で与えられた熱を十分速やかに
除き難いという制約があり、これらの条件下でも再結晶
が生じにくく良好な非晶化記録が可能であるという特性
が重要となる。この場合、高速結晶化という特性はむし
ろ逆に作用し、せっかく形成した非晶状態が残った熱で
再結晶されるのを助長する方向にあるため好ましいとは
言い難い。
また特開昭64−10437号公報では、Ag−8b−
Te3元系としているものの、組成を限定しない場合に
は前述したような特性の最適化が十分行われているとは
言い難く、組成を限定したとしても高速結晶化速度実現
を目的とした最適化であり、前述と同様な意味で光カー
ドに適した媒体とは言い難い。
Te3元系としているものの、組成を限定しない場合に
は前述したような特性の最適化が十分行われているとは
言い難く、組成を限定したとしても高速結晶化速度実現
を目的とした最適化であり、前述と同様な意味で光カー
ドに適した媒体とは言い難い。
本発明は、かかる問題点を改善し、記録の感度が良好で
あり、かつ実用性のある消去特性を持つ、光カード用媒
体として良好な特性を備えた、信頼性の高い光カード用
情報記録媒体を提供することを目的とする。
あり、かつ実用性のある消去特性を持つ、光カード用媒
体として良好な特性を備えた、信頼性の高い光カード用
情報記録媒体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
かかる本発明の目的は、基板上に形成された記録薄膜に
エネルギービームを照射し、直接又は間接に発生する熱
により、上記薄膜の光学特性を変化せしめて、情報の記
録を行う光カード用情報記録媒体において、該記録薄膜
が銀(Ag)、アンチモン(S b)およびテルル(T
e)の3元素から主としてなり、かつその組成が、一般
式%式% X:薄膜中のAgの原子数% y:薄膜中のsbの原子数% 2:薄膜中のTeの原子数% と表した場合、2の範囲が20≦2≦38の場合には、
x、yの範囲がそれぞれ5≦X≦50,32≦y≦60
であり、2の範囲が38〈z≦55の場合には、X、y
の範囲がそれぞれ5≦X≦25.42≦y≦60であり
、かつx+y+z=100であることを特徴とする光カ
ード用情報記録媒体により達成される。
エネルギービームを照射し、直接又は間接に発生する熱
により、上記薄膜の光学特性を変化せしめて、情報の記
録を行う光カード用情報記録媒体において、該記録薄膜
が銀(Ag)、アンチモン(S b)およびテルル(T
e)の3元素から主としてなり、かつその組成が、一般
式%式% X:薄膜中のAgの原子数% y:薄膜中のsbの原子数% 2:薄膜中のTeの原子数% と表した場合、2の範囲が20≦2≦38の場合には、
x、yの範囲がそれぞれ5≦X≦50,32≦y≦60
であり、2の範囲が38〈z≦55の場合には、X、y
の範囲がそれぞれ5≦X≦25.42≦y≦60であり
、かつx+y+z=100であることを特徴とする光カ
ード用情報記録媒体により達成される。
すなわち、本発明において使用される記録薄膜は、銀(
Ag)、アンチモン(s b)およびテルル(Te)の
3元素から主としてなり、かつその組成が、一般式 %式% X:薄膜中のAgの原子数% y:薄膜中のsbの原子数% 2:薄膜中のTeの原子数% と表した場合、2の範囲が20≦2≦38の場合には、
x、 yの範囲がそれぞれ5≦X≦50,32≦y≦
60であり、2の範囲が38〈z≦55の場合には、x
、yの範囲がそれぞれ5≦X≦25.42≦y≦60で
あり、かっx+y+z=100を満足してなるものであ
る。
Ag)、アンチモン(s b)およびテルル(Te)の
3元素から主としてなり、かつその組成が、一般式 %式% X:薄膜中のAgの原子数% y:薄膜中のsbの原子数% 2:薄膜中のTeの原子数% と表した場合、2の範囲が20≦2≦38の場合には、
x、 yの範囲がそれぞれ5≦X≦50,32≦y≦
60であり、2の範囲が38〈z≦55の場合には、x
、yの範囲がそれぞれ5≦X≦25.42≦y≦60で
あり、かっx+y+z=100を満足してなるものであ
る。
本発明者らが鋭意検討したところ、20≦2≦38の場
合には、Sb2TeとAg2Teを結ぶ線上の組成を中
心とした領域が良好であり、38〈2≦55の場合には
、5bTeとAgとを結ぶ線上の組成を中心とした領域
が光カード用媒体とし優れた特性を持つとの結論に至っ
た。Xやyの適切な範囲は2の各々の範囲に応じ異なる
が、いずれも程度の差があれ、Xが範囲外で多い場合に
は消去が困難になるなど本発明で述べるような優れた記
録特性が発現しにくくなり好ましくなく、またyが多い
場合には過剰なsbが析出するなど不可逆的な特性変化
が生じ易く、記録と消去の繰返し性が低下するなどして
好ましくない。またXやyが少ない場合には適切な結晶
化温度が得られなくなったりして好ましくない。
合には、Sb2TeとAg2Teを結ぶ線上の組成を中
心とした領域が良好であり、38〈2≦55の場合には
、5bTeとAgとを結ぶ線上の組成を中心とした領域
が光カード用媒体とし優れた特性を持つとの結論に至っ
た。Xやyの適切な範囲は2の各々の範囲に応じ異なる
が、いずれも程度の差があれ、Xが範囲外で多い場合に
は消去が困難になるなど本発明で述べるような優れた記
録特性が発現しにくくなり好ましくなく、またyが多い
場合には過剰なsbが析出するなど不可逆的な特性変化
が生じ易く、記録と消去の繰返し性が低下するなどして
好ましくない。またXやyが少ない場合には適切な結晶
化温度が得られなくなったりして好ましくない。
本発明の効果をより好ましく発現させるには、2の範囲
は25≦2≦38および38くz≦50としたほうがよ
り好ましい。25≦2≦38の場合には、7≦X≦40
.32≦y≦55の範囲であることがより好ましい。3
8〈z≦50の場合には、Xの範囲は7≦X≦25の範
囲であることがより好ましい。
は25≦2≦38および38くz≦50としたほうがよ
り好ましい。25≦2≦38の場合には、7≦X≦40
.32≦y≦55の範囲であることがより好ましい。3
8〈z≦50の場合には、Xの範囲は7≦X≦25の範
囲であることがより好ましい。
記録薄膜の膜厚は、特に限定されないが、例えば記録膜
の表面と裏面での膜厚干渉効果を利用する場合には、7
0〜120 nmの範囲に設定できる。また、記録膜に
隣接して、例えばその裏面側に反射層としての役割も持
つ冷却層を設ける場合には、約半分の膜厚にして同様な
効果を期待できる。
の表面と裏面での膜厚干渉効果を利用する場合には、7
0〜120 nmの範囲に設定できる。また、記録膜に
隣接して、例えばその裏面側に反射層としての役割も持
つ冷却層を設ける場合には、約半分の膜厚にして同様な
効果を期待できる。
記録薄膜に隣接して、好ましくはその裏面側に冷却層を
設けることができる。
設けることができる。
この冷却層は、記録層から生じる熱の拡散を容易にし、
記録時の溶融部分の冷却速度を速め、非晶マークの形成
を容易にするのに有効である。さらには、金属や金属合
金などの光学的に高い反射率を有する材料を用いれば、
反射層としての役割も付与することが可能であり、記録
層の膜厚を約半分にして、記録の感度を高めるなどの効
果も期待できる。冷却層の膜厚は特に限定されないが、
10〜80nmが実用的にも好ましい。冷却層の材料と
しては、Sb、Bi、Sn、Au、AI。
記録時の溶融部分の冷却速度を速め、非晶マークの形成
を容易にするのに有効である。さらには、金属や金属合
金などの光学的に高い反射率を有する材料を用いれば、
反射層としての役割も付与することが可能であり、記録
層の膜厚を約半分にして、記録の感度を高めるなどの効
果も期待できる。冷却層の膜厚は特に限定されないが、
10〜80nmが実用的にも好ましい。冷却層の材料と
しては、Sb、Bi、Sn、Au、AI。
Ti、Ni、Cr、PbおよびHf等の金属又はそれら
の合金、あるいは金属の酸化物、炭化物、窒化物、カル
コゲン化物等のいずれかと金属との混合物などが使用で
きる。特にA u 、A 1 s Hf 。
の合金、あるいは金属の酸化物、炭化物、窒化物、カル
コゲン化物等のいずれかと金属との混合物などが使用で
きる。特にA u 、A 1 s Hf 。
NiおよびCrやそれらの合金等は、膜の形成が容易で
あり、材料選択により熱伝導度を広範囲に調整可能であ
るため、本発明の光記録媒体を種々の目的に沿って設計
する場合にその本来の優れた特性を発現させるのに有効
である。
あり、材料選択により熱伝導度を広範囲に調整可能であ
るため、本発明の光記録媒体を種々の目的に沿って設計
する場合にその本来の優れた特性を発現させるのに有効
である。
本発明に用いられる基板としてはポリメチルメタフリレ
ート樹脂、ポリカーボネイト樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
オレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、スチレン樹脂などの高分子樹脂やガラス板、あるい
はA1等の金属板が挙げられる。
ート樹脂、ポリカーボネイト樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
オレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、スチレン樹脂などの高分子樹脂やガラス板、あるい
はA1等の金属板が挙げられる。
本発明の記録媒体は本来の特性を効果的に発現させるた
め、基板と記録層の間や媒体の表面等に保護層や、記録
層と冷却層の間に拡散防止層が形成できる。
め、基板と記録層の間や媒体の表面等に保護層や、記録
層と冷却層の間に拡散防止層が形成できる。
保護層は、5i02、ZrC,ITO,ZnS。
M g F 2等の無機膜やそれらの混合膜、紫外線硬
化膜等を、蒸着、スパッタ、スピンコード等の方法を用
いて形成したり、エポキシやポリカーボネイトなどの樹
脂、フィルム、ガラスなどを張合わせたり、ラミネート
しても良い。拡散防止層は耐湿熱性や耐酸化性などの効
果のみならず、記録層と反射層の間での元素拡散を抑制
し特性劣化を押さえる効果があり、保護層と同様な材料
が使用できる。
化膜等を、蒸着、スパッタ、スピンコード等の方法を用
いて形成したり、エポキシやポリカーボネイトなどの樹
脂、フィルム、ガラスなどを張合わせたり、ラミネート
しても良い。拡散防止層は耐湿熱性や耐酸化性などの効
果のみならず、記録層と反射層の間での元素拡散を抑制
し特性劣化を押さえる効果があり、保護層と同様な材料
が使用できる。
このような保護層および拡散防止層としては、例えば、
ZnSとM g F 2の混合膜は、耐熱性が良好で、
湿熱下での耐久性が優れており、さらには記録と消去の
繰返しによる記録層の劣化を抑制し、消去特性を改善す
るなどの効果があり好ましいものである。また、Zr、
Ta、TiおよびWから選ばれた少なくとも一種の金属
と、ケイ素、酸素および炭素を含む成分で構成される膜
は、各成分の好ましい含有量を上記金属が3〜40原子
%、Stが5〜30原子%、0が5〜70原子%。
ZnSとM g F 2の混合膜は、耐熱性が良好で、
湿熱下での耐久性が優れており、さらには記録と消去の
繰返しによる記録層の劣化を抑制し、消去特性を改善す
るなどの効果があり好ましいものである。また、Zr、
Ta、TiおよびWから選ばれた少なくとも一種の金属
と、ケイ素、酸素および炭素を含む成分で構成される膜
は、各成分の好ましい含有量を上記金属が3〜40原子
%、Stが5〜30原子%、0が5〜70原子%。
Cが3〜40原子%の範囲となすことにより、記録層の
膜質劣化や性能劣化を抑制できると共に記録層との接着
力を高める効果が期待でき好ましい。
膜質劣化や性能劣化を抑制できると共に記録層との接着
力を高める効果が期待でき好ましい。
これらの保護層および拡散防止層により、耐久性や耐吸
湿性の向上、記録層の保護コート、基板からの剥離や盛
り上がり等の変形防止、融解、蒸発、拡散等による媒体
の消失防止、等の効果や更には非晶と結晶の可逆変化を
利用する場合の繰返し性の向上等の効果が期待できる。
湿性の向上、記録層の保護コート、基板からの剥離や盛
り上がり等の変形防止、融解、蒸発、拡散等による媒体
の消失防止、等の効果や更には非晶と結晶の可逆変化を
利用する場合の繰返し性の向上等の効果が期待できる。
[製造方法]
本発明の記録媒体の作製法には種々の方法が挙げられる
が、ここでは−例としてマグネトロンスパッタ法につい
て説明する。
が、ここでは−例としてマグネトロンスパッタ法につい
て説明する。
本発明の記録媒体は、1.2mm厚のパイレックスガラ
スやPMMA板、0.4mm厚のポリカーボネイト(以
下PCという)板、又は162mm厚、13cm直径、
1.6μmピッチのスパイラルグループ付きのポリカー
ボネイト(pc)製の基板を10〜150rpmで回転
させ、組成や膜厚の均一化を図りながら、例えば、保護
層、記録層、拡散防止層あるいは冷却層を各々目的に応
じて順次積層形成する。スパッタ条件は、例えばスパッ
タガスにアルゴンガスを用い、RF出力数十〜lkW、
真空度8xlO−”Pa 〜1xlQ−IPa程度の条
件範囲で行なうことができる。
スやPMMA板、0.4mm厚のポリカーボネイト(以
下PCという)板、又は162mm厚、13cm直径、
1.6μmピッチのスパイラルグループ付きのポリカー
ボネイト(pc)製の基板を10〜150rpmで回転
させ、組成や膜厚の均一化を図りながら、例えば、保護
層、記録層、拡散防止層あるいは冷却層を各々目的に応
じて順次積層形成する。スパッタ条件は、例えばスパッ
タガスにアルゴンガスを用い、RF出力数十〜lkW、
真空度8xlO−”Pa 〜1xlQ−IPa程度の条
件範囲で行なうことができる。
保護層や拡散防止層は、5f02、ZrC,ITOlZ
nSおよびMgF2や、それらの混合組成のターゲット
を用いて、水晶振動子膜厚計でモニターしながら、単独
または同時スパッタして形成すれば良い。ここで、IT
O膜の場合にはスパッタガスをAr :O=9 : 1
(モル比)の混合ガスとし、RF又はDCのスパッタ
法を用いた。DCスパッタ法では、出力を200〜40
0Wとした。
nSおよびMgF2や、それらの混合組成のターゲット
を用いて、水晶振動子膜厚計でモニターしながら、単独
または同時スパッタして形成すれば良い。ここで、IT
O膜の場合にはスパッタガスをAr :O=9 : 1
(モル比)の混合ガスとし、RF又はDCのスパッタ
法を用いた。DCスパッタ法では、出力を200〜40
0Wとした。
記録層はAg、Sb、TeおよびAg−Te合金、5b
−Te合金などを水晶膜厚計でモニターしながら同時ス
パッタして所定組成の記録膜とする。ターゲット部材に
は、他に所定薄膜組成となるように勘案した(Ag、S
b、Te)の3元素ターゲットを用いても良い。
−Te合金などを水晶膜厚計でモニターしながら同時ス
パッタして所定組成の記録膜とする。ターゲット部材に
は、他に所定薄膜組成となるように勘案した(Ag、S
b、Te)の3元素ターゲットを用いても良い。
冷却層はAu、Sb、Sn、Bi、Pb、Al。
Ti、Ni、CrおよびHf等の金属やそれらの合金を
記録薄膜と同様に形成すれば良い。
記録薄膜と同様に形成すれば良い。
これらのスパッタ条件は当然ながら装置により一定では
なく上記以外の条件で作製しても良いことは言うまでも
なく、作製方法としても、例えば真空蒸着法や電子ビー
ム蒸着法などの薄膜作製技術を用いて良いことは言うま
でもない。
なく上記以外の条件で作製しても良いことは言うまでも
なく、作製方法としても、例えば真空蒸着法や電子ビー
ム蒸着法などの薄膜作製技術を用いて良いことは言うま
でもない。
[用途]
このようにして得られた本発明の記録媒体は、特に光カ
ード用の情報記録媒体として好ましい特性を備えたもの
である。さらには、これ以外にも光学特性の差を記録に
利用するあらゆる用途、例えば、光ディスク、光テープ
、光フロッピー、マイクロフィッシュ、レーザC0M等
の情報記録媒体、にも適用可能なものである。
ード用の情報記録媒体として好ましい特性を備えたもの
である。さらには、これ以外にも光学特性の差を記録に
利用するあらゆる用途、例えば、光ディスク、光テープ
、光フロッピー、マイクロフィッシュ、レーザC0M等
の情報記録媒体、にも適用可能なものである。
[測定法]
■ 転移温度
ガラス基板上に作製した記録薄膜上に一対の電極を設け
、その一端に30にΩの抵抗を直列に接続する。残る電
極と抵抗の両端に5vの一定電圧を印加し、電圧計で抵
抗の両端電圧を測定し、これより薄膜の印加電圧と電流
を求め抵抗値を算出する。次に加熱炉を用い、温度制御
器で約り0℃/分の速度で基板全体を均一に加熱昇温し
ながら抵抗を測定し、高抵抗から低抵抗へ変化する温度
を求め転移温度とする。
、その一端に30にΩの抵抗を直列に接続する。残る電
極と抵抗の両端に5vの一定電圧を印加し、電圧計で抵
抗の両端電圧を測定し、これより薄膜の印加電圧と電流
を求め抵抗値を算出する。次に加熱炉を用い、温度制御
器で約り0℃/分の速度で基板全体を均一に加熱昇温し
ながら抵抗を測定し、高抵抗から低抵抗へ変化する温度
を求め転移温度とする。
■ 組成
ガラス基板上に作製した記録薄膜を王水、硝酸等で溶解
させ基板から分離させた。この溶液を高周波誘導結合プ
ラズマ(ICP)発光分光分析法(セイコー電子(株)
SPS−1100型)により、各元素の含有量を求め、
組成比を算出した。
させ基板から分離させた。この溶液を高周波誘導結合プ
ラズマ(ICP)発光分光分析法(セイコー電子(株)
SPS−1100型)により、各元素の含有量を求め、
組成比を算出した。
■ 動的記録・消去特性
PC製のグループ付基板上に記録薄膜を形成したものを
試料とした。評価装置は波長830 nmの半導体レー
ザを組み込んだ光ヘッドとディスク回転装置およびそれ
らの制御回路で主に構成されている。光ヘッドは回転す
るディスク基板を通して記録膜上に開口数0.5の対物
レンズでレーザ光を集光し、基板に刻まれたグループに
沿ってトラッキングするよう制御されている。記録は1
〜15mWの記録パワーで、周波数が0.2〜5MHz
、信号のデユーティを10〜90%とし、消去パワーは
1〜15mWの範囲で測定した。線速度は0.5〜12
m/秒とした。CNRは、記録信号を0.7mWで再生
し、30kHzのバンド幅としたスペクトラルアナライ
ザを用いRF倍信号ら求めた。消去率は記録と消去後の
キャリア信号の差から求めた。またキャリア周波数位置
でのノイズはその前後のノイズ値より補間で求めた。
試料とした。評価装置は波長830 nmの半導体レー
ザを組み込んだ光ヘッドとディスク回転装置およびそれ
らの制御回路で主に構成されている。光ヘッドは回転す
るディスク基板を通して記録膜上に開口数0.5の対物
レンズでレーザ光を集光し、基板に刻まれたグループに
沿ってトラッキングするよう制御されている。記録は1
〜15mWの記録パワーで、周波数が0.2〜5MHz
、信号のデユーティを10〜90%とし、消去パワーは
1〜15mWの範囲で測定した。線速度は0.5〜12
m/秒とした。CNRは、記録信号を0.7mWで再生
し、30kHzのバンド幅としたスペクトラルアナライ
ザを用いRF倍信号ら求めた。消去率は記録と消去後の
キャリア信号の差から求めた。またキャリア周波数位置
でのノイズはその前後のノイズ値より補間で求めた。
■ 静的記録・消去特性
パイレックスガラス、P M M A 、 0 、 4
m m厚PC板の各基板上に記録薄膜を形成したもの
を試料とした。評価装置は波長830 nmの半導体レ
ーザを組み込んだ光ヘッドとその制御回路で主に構成さ
れている。光ヘッドはX−Yステージ上に保持された基
板を通して記録膜上に開口数0.5の対物レンズでレー
ザ光を集光するよう制御されている。光ヘッドに印加す
る記録または消去パルスで生じた、非晶と結晶間の可逆
的相転移に伴う反射光量の変化をRF倍信号して取出し
、繰返し耐久性や記録のコントラストを評価するように
なっている。記録と消去のパワーは1〜20mW範囲で
測定し、再生パワーは0.5mWとした。コントラスト
はRF比出力結晶と非晶でのレベル差と結晶状態との比
として求めた。
m m厚PC板の各基板上に記録薄膜を形成したもの
を試料とした。評価装置は波長830 nmの半導体レ
ーザを組み込んだ光ヘッドとその制御回路で主に構成さ
れている。光ヘッドはX−Yステージ上に保持された基
板を通して記録膜上に開口数0.5の対物レンズでレー
ザ光を集光するよう制御されている。光ヘッドに印加す
る記録または消去パルスで生じた、非晶と結晶間の可逆
的相転移に伴う反射光量の変化をRF倍信号して取出し
、繰返し耐久性や記録のコントラストを評価するように
なっている。記録と消去のパワーは1〜20mW範囲で
測定し、再生パワーは0.5mWとした。コントラスト
はRF比出力結晶と非晶でのレベル差と結晶状態との比
として求めた。
[実施例]
本発明を更に実施例に基づいて、詳細に説明する。
実施例1
製造方法で述べたスパッタ法により、パイレックスガラ
ス基板およびPMMA基板の夫々に保護層、記録層、拡
散防止層、冷却層および保護層をこの順に形成した。基
板は毎分40回転させて組成と膜厚の均一化を図った。
ス基板およびPMMA基板の夫々に保護層、記録層、拡
散防止層、冷却層および保護層をこの順に形成した。基
板は毎分40回転させて組成と膜厚の均一化を図った。
真空度5X10−’Paで、基板上に5io2保護層を
約95nm形成し、その上にAg、Sb。
約95nm形成し、その上にAg、Sb。
Teとそれらの合金を水晶振動子膜厚計でモニタしなが
ら同時スパッタしAg25sb38Te37組成の記録
層を約95nm形成した。次いで約90nmの5i02
拡散防止層、約20nmのAu冷却層を順次形成し、最
後に5i02を約70nm形成した。この記録媒体の結
晶化温度は約130℃であった。パイレックスガラス基
板で測定法■で述べた静上記録・消去特性を評価した。
ら同時スパッタしAg25sb38Te37組成の記録
層を約95nm形成した。次いで約90nmの5i02
拡散防止層、約20nmのAu冷却層を順次形成し、最
後に5i02を約70nm形成した。この記録媒体の結
晶化温度は約130℃であった。パイレックスガラス基
板で測定法■で述べた静上記録・消去特性を評価した。
15mW。
280n秒の記録パルスと、4.7mW、2.5μ秒の
消去パルスで試料の同一箇所を繰返し交互に照射し、再
生パワー0.5mWでのRF倍信号変化を評価したとこ
ろ、約33%のコントラストで、104回以上安定して
記録・消去を繰返すことができた。次に記録を8.6m
W、2μ秒、消去を4mW、3μ秒として同様に評価し
たところ、コントラストが約34%で、104回以上の
記録・消去繰返しが可能であった。次にPMMA基板で
も記録を9.2mW、28On秒、消去を3゜2mW、
2.5μ秒とした条件と、記録を5.2mW、1.5μ
秒、消去を2mW、10μ秒とした条件のそれぞれで同
様に評価したところ、いずれもコントラストが25%以
上得られ、繰返しも104回以上か可能であった。この
ように本発明の記録媒体は、記録のコントラストが良好
で再生信号振幅が大きくとれ、記録のパルス幅を大きく
しても非晶マーク部の再結晶が生じにくく安定な記録が
可能であり、繰返し性も良好である。
消去パルスで試料の同一箇所を繰返し交互に照射し、再
生パワー0.5mWでのRF倍信号変化を評価したとこ
ろ、約33%のコントラストで、104回以上安定して
記録・消去を繰返すことができた。次に記録を8.6m
W、2μ秒、消去を4mW、3μ秒として同様に評価し
たところ、コントラストが約34%で、104回以上の
記録・消去繰返しが可能であった。次にPMMA基板で
も記録を9.2mW、28On秒、消去を3゜2mW、
2.5μ秒とした条件と、記録を5.2mW、1.5μ
秒、消去を2mW、10μ秒とした条件のそれぞれで同
様に評価したところ、いずれもコントラストが25%以
上得られ、繰返しも104回以上か可能であった。この
ように本発明の記録媒体は、記録のコントラストが良好
で再生信号振幅が大きくとれ、記録のパルス幅を大きく
しても非晶マーク部の再結晶が生じにくく安定な記録が
可能であり、繰返し性も良好である。
実施例2
基板をプリグループ付きPC基板とし、記録層を(イ)
はA g 10 S 1) soT e 40. (
ロ)はAg3゜S b 33T e 37、(ハ)はA
g37Sb33Te3o1とした以外は実施例1と同じ
構成と組成の試料を作製し測定法■の動的記録・消去特
性を評価した。
はA g 10 S 1) soT e 40. (
ロ)はAg3゜S b 33T e 37、(ハ)はA
g37Sb33Te3o1とした以外は実施例1と同じ
構成と組成の試料を作製し測定法■の動的記録・消去特
性を評価した。
先ず、線速度0.5m/秒で結晶化による初期化を試み
た。試料(イ)と(ハ)は3.6mW。
た。試料(イ)と(ハ)は3.6mW。
試料(ロ)は2.7mWとしたパワーでトラックに沿っ
て2回走査し、0.7mWで再生した所、RF信号レベ
ルは明らかに高反射率に変化し、良好な初期化ができた
。ノイズの増加は数dB以下でほとんどなかった。次い
で試料(イ)は線速度6m/秒、13mW、2.5MH
z、 デユーティ50%で記録し、消去は線速度0.5
m/秒、2゜4mWで行なった。線速度6m/秒で再生
したところ、記録のCNRが50 d B、消去率が2
5dB以上が得られた。次に線速度を0.5m/秒とし
、記録を7mW、o、2MHz、デユーティ10%、消
去を3mWの条件として各々記録消去したところ、線速
度6m/秒の再生でほぼ同様な記録のCNRが得られ、
消去も可能であった。更に、試料(ロ)、(ハ)は線速
度を0.5m/秒とし、(ロ)は記録を5.5mW、0
.2MHz、 デユーティ20%、消去を2.7mWの
条件で、(ハ)は記録を7mW、0.2MHz、デユー
ティ10%、消去を3mWの条件として各々記録消去し
た。
て2回走査し、0.7mWで再生した所、RF信号レベ
ルは明らかに高反射率に変化し、良好な初期化ができた
。ノイズの増加は数dB以下でほとんどなかった。次い
で試料(イ)は線速度6m/秒、13mW、2.5MH
z、 デユーティ50%で記録し、消去は線速度0.5
m/秒、2゜4mWで行なった。線速度6m/秒で再生
したところ、記録のCNRが50 d B、消去率が2
5dB以上が得られた。次に線速度を0.5m/秒とし
、記録を7mW、o、2MHz、デユーティ10%、消
去を3mWの条件として各々記録消去したところ、線速
度6m/秒の再生でほぼ同様な記録のCNRが得られ、
消去も可能であった。更に、試料(ロ)、(ハ)は線速
度を0.5m/秒とし、(ロ)は記録を5.5mW、0
.2MHz、 デユーティ20%、消去を2.7mWの
条件で、(ハ)は記録を7mW、0.2MHz、デユー
ティ10%、消去を3mWの条件として各々記録消去し
た。
線速度6m/秒で再生したところ、(ロ)は記録のCN
Rが44dB、消去率が32dB以上、(ハ)は記録の
CNRが45 d B、消去率が26dB以上であった
。いずれもノイズはほとんど増加せず数dB以内であっ
た。これらの試料の同一トラックで更(、こ記録・消去
の繰返しを試みたところ、同様な特性での繰返しが可能
であった。この様に、本発明の記録媒体は安定な非晶化
記録が可能で消去特性も良好であり、特に光カード用媒
体で使用される低線速度としても良好な記録・消去特性
を持ち、コードデータ用の媒体として適用可能な優れた
記録と消去の特性を持つものである。
Rが44dB、消去率が32dB以上、(ハ)は記録の
CNRが45 d B、消去率が26dB以上であった
。いずれもノイズはほとんど増加せず数dB以内であっ
た。これらの試料の同一トラックで更(、こ記録・消去
の繰返しを試みたところ、同様な特性での繰返しが可能
であった。この様に、本発明の記録媒体は安定な非晶化
記録が可能で消去特性も良好であり、特に光カード用媒
体で使用される低線速度としても良好な記録・消去特性
を持ち、コードデータ用の媒体として適用可能な優れた
記録と消去の特性を持つものである。
比較例1
記録層をAgを除いた5bs9Te4tとした以外は実
施例2と同様な構成でパイレックスガラス基板およびP
Cのディスク基板の夫々に媒体を形成した。
施例2と同様な構成でパイレックスガラス基板およびP
Cのディスク基板の夫々に媒体を形成した。
パイレックスガラス基板で静上記録・消去特性を評価し
たところ、記録を8.4mW、500n秒、消去を4.
6mW、1μ秒とした場合、コントラストは少し低下し
約25%であったが、記録パルスの幅を広げ7mW、1
μ秒とし、消去を4゜8mW11μ秒として評価すると
、コントラストが大巾に低下し14%となった。またこ
の媒体の結晶化温度は70℃程度であり、記録の安定性
も低下していた。
たところ、記録を8.4mW、500n秒、消去を4.
6mW、1μ秒とした場合、コントラストは少し低下し
約25%であったが、記録パルスの幅を広げ7mW、1
μ秒とし、消去を4゜8mW11μ秒として評価すると
、コントラストが大巾に低下し14%となった。またこ
の媒体の結晶化温度は70℃程度であり、記録の安定性
も低下していた。
次にPC基板で動的記録・消去特性を評価した。
線速度0.5m/秒、3.3mWのパワーで2回走査し
初期化を行った後、線速度0.5m/秒で記録を6mW
、0.2MHz、デユーティ20%として記録後練速度
6m/秒で再生したところ、再生信号(キャリア)が低
下しており十分な記録のCNRが得られなかった。そこ
で、線速度を1m/秒とし記録を8mW、 0.3M
Hz、デユーティ20%、消去を2.5mWとして記録
消去を行ったところ、この線速度でも非晶マークの再結
晶と思われるキャリアの低下が見られ、線速度6m/秒
の再生で消去率は23dB程度得られたものの、記録の
CNRは36dBと小さかった。
初期化を行った後、線速度0.5m/秒で記録を6mW
、0.2MHz、デユーティ20%として記録後練速度
6m/秒で再生したところ、再生信号(キャリア)が低
下しており十分な記録のCNRが得られなかった。そこ
で、線速度を1m/秒とし記録を8mW、 0.3M
Hz、デユーティ20%、消去を2.5mWとして記録
消去を行ったところ、この線速度でも非晶マークの再結
晶と思われるキャリアの低下が見られ、線速度6m/秒
の再生で消去率は23dB程度得られたものの、記録の
CNRは36dBと小さかった。
実施例3
基板を厚みQ、4mmのPC板とし、保護層および拡散
防止層を試料(ニ)は5i02膜とし、試料(ホ)はD
Cスパッタ法でITO膜とし、試料(へ)はZnSにM
g F 2を10mo1%添加した膜とした以外は、
実施例1と同様の構成で記録媒体を形成した。その後、
媒体側に粘着剤により、厚み0.3mmのPETフィル
ムを貼合わせ85゜5mmX54mmに打ち抜いてカー
ド用媒体に仕上げた。静上記録・消去特性の評価装置を
用いて、X−YステージをX方向に走査し、PC基板側
からの記録・消去を試みた。先ず、5〜10cm/秒程
度の線速度で消去パワーを3〜4mWとし、Y方向に微
小送りを行いながらX方向に繰返し走査しまとまった領
域を初期化した。その結果、いずれの試料もRF出力か
ら、高反射率となる結晶化が確認できた。この初期化し
た領域を線速度5〜10cm/秒程度で走査しながら、
5〜7mW。
防止層を試料(ニ)は5i02膜とし、試料(ホ)はD
Cスパッタ法でITO膜とし、試料(へ)はZnSにM
g F 2を10mo1%添加した膜とした以外は、
実施例1と同様の構成で記録媒体を形成した。その後、
媒体側に粘着剤により、厚み0.3mmのPETフィル
ムを貼合わせ85゜5mmX54mmに打ち抜いてカー
ド用媒体に仕上げた。静上記録・消去特性の評価装置を
用いて、X−YステージをX方向に走査し、PC基板側
からの記録・消去を試みた。先ず、5〜10cm/秒程
度の線速度で消去パワーを3〜4mWとし、Y方向に微
小送りを行いながらX方向に繰返し走査しまとまった領
域を初期化した。その結果、いずれの試料もRF出力か
ら、高反射率となる結晶化が確認できた。この初期化し
た領域を線速度5〜10cm/秒程度で走査しながら、
5〜7mW。
1kHz、パルス幅1μ秒の条件で記録した所、試料(
ニ)〜(へ)のいずれも顕微鏡で明瞭な非晶マークが観
測され、良好かつ安定して記録できることが確認できた
。次いでX方向に戻し、同じ線速度で消去パワーを2.
5〜3.5mWとして連続照射しながら、記録マーク上
をなぞるように走査した所、顕微鏡で見てオーバラップ
した箇所の非晶マークが結晶化しているのが試料(ニ)
〜(へ)全てで確認できた。これより本発明の記録媒体
がカード用媒体として良好かつ安定した記録・消去が可
能であ、ることか分かる。
ニ)〜(へ)のいずれも顕微鏡で明瞭な非晶マークが観
測され、良好かつ安定して記録できることが確認できた
。次いでX方向に戻し、同じ線速度で消去パワーを2.
5〜3.5mWとして連続照射しながら、記録マーク上
をなぞるように走査した所、顕微鏡で見てオーバラップ
した箇所の非晶マークが結晶化しているのが試料(ニ)
〜(へ)全てで確認できた。これより本発明の記録媒体
がカード用媒体として良好かつ安定した記録・消去が可
能であ、ることか分かる。
実施例4
パイレックスガラス基板で記録層をA g 3s S
b33Te32とし、冷却層を(ト)はAuを約20n
m、(チ)はHfを約40nm、(す)はAIを約40
nm、(ヌ)はN l 80 Cr 20合金を約40
nmとした以外は実施例1と同様な構成の試料を作製し
た。この試料の結晶化温度は約143℃であり、記録の
保存安定性には十分であった。測定法■で述べた静上記
録・消去特性を、記録を6〜9mW、1μ秒、消去を3
.5〜4.5mW、1μ秒として評価したところ、コン
トラストがいずれも25%以上が得られ、記録・消去の
繰返しも104回以上が可能であった。
b33Te32とし、冷却層を(ト)はAuを約20n
m、(チ)はHfを約40nm、(す)はAIを約40
nm、(ヌ)はN l 80 Cr 20合金を約40
nmとした以外は実施例1と同様な構成の試料を作製し
た。この試料の結晶化温度は約143℃であり、記録の
保存安定性には十分であった。測定法■で述べた静上記
録・消去特性を、記録を6〜9mW、1μ秒、消去を3
.5〜4.5mW、1μ秒として評価したところ、コン
トラストがいずれも25%以上が得られ、記録・消去の
繰返しも104回以上が可能であった。
実施例5
パイレックスガラス基板で記録層を(ル)はAg238
544Te33”オ) ′t Ag 15s b 52
T e 33−(ワ)はAg15Sb43Te42、と
した以外は実施例1と同様な構成の試料を作製した。測
定法■で述べた静上記録・消去特性を、記録を6〜9m
W。
544Te33”オ) ′t Ag 15s b 52
T e 33−(ワ)はAg15Sb43Te42、と
した以外は実施例1と同様な構成の試料を作製した。測
定法■で述べた静上記録・消去特性を、記録を6〜9m
W。
1μ秒、消去を3.5〜4.5mW、1μ秒として評価
したところ、コントラストがいずれも25%以上が得ら
れ、記録・消去の繰返しも104回以上が可能であった
。
したところ、コントラストがいずれも25%以上が得ら
れ、記録・消去の繰返しも104回以上が可能であった
。
[発明の効果]
本発明による光カード用情報記録媒体は以下に述べるよ
うな優れた効果を奏するものである。
うな優れた効果を奏するものである。
■ 低線速度としても、記録のCNR特性や消去率の良
好な、媒体のノイズが小さい光カード用記録媒体が得ら
れる。
好な、媒体のノイズが小さい光カード用記録媒体が得ら
れる。
■ 記録のパルス幅を大きくしても良好な記録・消去の
繰返し特性を持ち、記録のコントラストが良好な光カー
ド用記録媒体が得られる。
繰返し特性を持ち、記録のコントラストが良好な光カー
ド用記録媒体が得られる。
■ 冷却層を設けることにより、記録マーク形成の安定
性が増し、マーク端部のきれが良好でCNRの優れた光
カード用記録媒体が得られる。
性が増し、マーク端部のきれが良好でCNRの優れた光
カード用記録媒体が得られる。
■ 結晶化転移温度が適切であり、既記録情報の長期保
存性に優れた光カード用記録媒体が得られる。
存性に優れた光カード用記録媒体が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上に形成された記録薄膜にエネルギービームを
照射し、直接又は間接に発生する熱により、上記薄膜の
光学特性を変化せしめて、情報の記録を行う光カード用
情報記録媒体において、該記録薄膜が銀(Ag)、アン
チモン(Sb)およびテルル(Te)の3元素から主と
してなり、かつその組成が、一般式 Ag_xSb_yTe_z x:薄膜中のAgの原子数% y:薄膜中のSbの原子数% z:薄膜中のTeの原子数% と表した場合、zの範囲が20≦z≦38の場合には、
x、yの範囲がそれぞれ5≦x≦50、32≦y≦60
であり、zの範囲が38<z≦55の場合には、x、y
の範囲がそれぞれ5≦x≦25、42≦y≦60であり
、かつx+y+z=100であることを特徴とする光カ
ード用情報記録媒体。 2 記録薄膜に隣接して冷却層を設けてなる請求項1記
載の光カード用情報記録媒体。 3 記録薄膜と冷却層の間に拡散防止層を有してなる請
求項2記載の光カード用情報記録媒体。 4 冷却層がAu、Hf、Al、NiおよびCrの少な
くとも一種から主として構成されてなる請求項2または
3記載の光カード用情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073092A JP2830022B2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1073092A JP2830022B2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 光情報記録媒体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8067844A Division JPH08252980A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 光ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02249686A true JPH02249686A (ja) | 1990-10-05 |
| JP2830022B2 JP2830022B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13508349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1073092A Expired - Fee Related JP2830022B2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830022B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5171618A (en) * | 1990-01-31 | 1992-12-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Recording medium for information |
| US5568778A (en) * | 1994-01-19 | 1996-10-29 | Sahl; Johannes | Apparatus for feeding a workpiece including a rotor and endless belts |
| US5709162A (en) * | 1994-09-23 | 1998-01-20 | Union Special Corporation | Semi-automatic method to attach circular collars to T-shirts |
| US6192816B1 (en) * | 1999-10-15 | 2001-02-27 | Techstyle Corporation | Method and apparatus for forming and joining hems particularly on tubular trouser legs |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63304439A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-12 | Hitachi Ltd | 情報記憶媒体 |
| JPS6463195A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-09 | Hitachi Ltd | Thin film for information recording |
| JPH01277338A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光記録媒体 |
| JPH01303643A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | レーザ記録媒体 |
-
1989
- 1989-03-23 JP JP1073092A patent/JP2830022B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6192816B1 (en) * | 1999-10-15 | 2001-02-27 | Techstyle Corporation | Method and apparatus for forming and joining hems particularly on tubular trouser legs |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2830022B2 (ja) | 1998-12-02 |
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