JPH022553Y2 - - Google Patents
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- JPH022553Y2 JPH022553Y2 JP7286382U JP7286382U JPH022553Y2 JP H022553 Y2 JPH022553 Y2 JP H022553Y2 JP 7286382 U JP7286382 U JP 7286382U JP 7286382 U JP7286382 U JP 7286382U JP H022553 Y2 JPH022553 Y2 JP H022553Y2
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- contact member
- electrode
- electrode wire
- contact
- power supply
- Prior art date
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims 1
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溶接用ワイヤを消耗性の電極として
用いる溶接用トーチに関する。
用いる溶接用トーチに関する。
一般に消耗性の電極を用いる場合、電極と当接
する接触部材を介して電極への給電が行なわれて
いるが、接触部材の摩耗が激しいため高寿命のも
のが嘱望されている。これに対処するため従来、
例えば第1図および第2図に示されるものが提案
されていた。すなわち、第1および第2の耐摩耗
性のガイド部材3a,3bを電極通路に互いに離
間して配設し、このガイド部材3a,3b間の電
極通路の一方に電極巾以下の厚さを有する耐摩耗
性のガイドブロツク3cを設け、かつ電極巾を越
える厚さを有する接触部材6′とガイドブロツク
3cとで電極を挾持し、接触部材6′を介して電
極19に給電しつつ電極を送給して溶接を行なつ
ていた。このため第2図に示されるごとく接触部
材6′が摩耗しても深い溝を作るだけであつて溶
接作業が支障なく行なわれていた。
する接触部材を介して電極への給電が行なわれて
いるが、接触部材の摩耗が激しいため高寿命のも
のが嘱望されている。これに対処するため従来、
例えば第1図および第2図に示されるものが提案
されていた。すなわち、第1および第2の耐摩耗
性のガイド部材3a,3bを電極通路に互いに離
間して配設し、このガイド部材3a,3b間の電
極通路の一方に電極巾以下の厚さを有する耐摩耗
性のガイドブロツク3cを設け、かつ電極巾を越
える厚さを有する接触部材6′とガイドブロツク
3cとで電極を挾持し、接触部材6′を介して電
極19に給電しつつ電極を送給して溶接を行なつ
ていた。このため第2図に示されるごとく接触部
材6′が摩耗しても深い溝を作るだけであつて溶
接作業が支障なく行なわれていた。
ところで、アーク溶接作業においては、アーク
スタート時や溶接作業中に電極先端が被溶接物に
溶着する、いわゆるスチツク現象が生起すること
が多々ある。この場合、接触部材6′と電極19
との当接位置、即ち給電位置と電極先端の溶着位
置との間でI2Rで示される抵抗発熱が生じ電極は
極めて軟弱化される。なお例えば短絡電流を検出
して適宜に電極の送給が停止されてはいるが、被
溶接物に電極先端が溶着した時に直ちに電極の送
給が停止されることはまずない。即ち電極先端が
溶着した後も電極は極めて軟弱化された状態で被
溶接物側へと或る程度送給されている。上記の場
合、第1図に示されるごとく、接触部材6′と電
極19との当接位置よりも先端部に第2の耐摩耗
性のガイド部材3bが配設されているため、上記
当接位置よりも被溶接物側へと送給される極めて
軟弱化された電極は、第3図において2点鎖線で
示されるごとく第2の耐摩耗性のガイド部材3b
の孔にあたかもすえ込まれた状態となり、この状
態で電極の送給が停止されることが多々ある。ス
チツク現象の生起により自動的に又は手動にて電
極先端部を切断した後、再起動を行なうのが通常
である。しかし上記のごとく、第2の耐摩耗性の
ガイド部材3bの孔にはすえ込まれた状態の電極
が存在するため、電極は被溶接物方向に送給され
得ない。このため例えば電極先端をペンチなどで
挾んで電極をX1方向に強制的に引張つてすえ込
まれた電極部を取出す必要があつた。しかも通常
溶接用トーチの先端と被溶接物との間隔は10〜30
mm位に選定されるため、上記電極をX1方向に引
張るにはトーチを充分に退避させねばならず、作
業性もよくなかつた。さらにガイド部材としては
耐摩耗性および耐熱性の良好な焼結磁器が常用さ
れているが、この焼結磁器の機械的強度は余り大
きくなく、このため、上記のごとく強制的にすえ
込まれた電極部を除去する際にガイド部材を破損
させることがあり、経済的に不利であるばかりで
なくガイド部材の取替えを行なわなければならず
面倒であつた。さらにまた、消耗性の電極を用い
たアーク溶接作業においては、一般に高温の溶融
金属の粒、いわゆるスパツタが飛散するが、第1
図乃至第3図に示される構造の溶接用トーチで
は、適宜の開口部よりスパツタが電極ワイヤの通
路や接触部材の摺動溝部に浸入するため、電極ワ
イヤの送給性や接触部材の可動性が阻害される虞
れがあつた。なお上記従来のトーチにおいて、電
極ワイヤの通路および接触部材の摺動溝部にスパ
ツタが侵入することがないようにするためカバー
を設けることが考えられるが、この場合、狭小部
に充当するカバーを製作することが困難であつて
製作費が高価となり、しかもカバーを設けた場
合、トーチ先端部のメンテナンスが悪く、作業性
を損う虞れがあつた。
スタート時や溶接作業中に電極先端が被溶接物に
溶着する、いわゆるスチツク現象が生起すること
が多々ある。この場合、接触部材6′と電極19
との当接位置、即ち給電位置と電極先端の溶着位
置との間でI2Rで示される抵抗発熱が生じ電極は
極めて軟弱化される。なお例えば短絡電流を検出
して適宜に電極の送給が停止されてはいるが、被
溶接物に電極先端が溶着した時に直ちに電極の送
給が停止されることはまずない。即ち電極先端が
溶着した後も電極は極めて軟弱化された状態で被
溶接物側へと或る程度送給されている。上記の場
合、第1図に示されるごとく、接触部材6′と電
極19との当接位置よりも先端部に第2の耐摩耗
性のガイド部材3bが配設されているため、上記
当接位置よりも被溶接物側へと送給される極めて
軟弱化された電極は、第3図において2点鎖線で
示されるごとく第2の耐摩耗性のガイド部材3b
の孔にあたかもすえ込まれた状態となり、この状
態で電極の送給が停止されることが多々ある。ス
チツク現象の生起により自動的に又は手動にて電
極先端部を切断した後、再起動を行なうのが通常
である。しかし上記のごとく、第2の耐摩耗性の
ガイド部材3bの孔にはすえ込まれた状態の電極
が存在するため、電極は被溶接物方向に送給され
得ない。このため例えば電極先端をペンチなどで
挾んで電極をX1方向に強制的に引張つてすえ込
まれた電極部を取出す必要があつた。しかも通常
溶接用トーチの先端と被溶接物との間隔は10〜30
mm位に選定されるため、上記電極をX1方向に引
張るにはトーチを充分に退避させねばならず、作
業性もよくなかつた。さらにガイド部材としては
耐摩耗性および耐熱性の良好な焼結磁器が常用さ
れているが、この焼結磁器の機械的強度は余り大
きくなく、このため、上記のごとく強制的にすえ
込まれた電極部を除去する際にガイド部材を破損
させることがあり、経済的に不利であるばかりで
なくガイド部材の取替えを行なわなければならず
面倒であつた。さらにまた、消耗性の電極を用い
たアーク溶接作業においては、一般に高温の溶融
金属の粒、いわゆるスパツタが飛散するが、第1
図乃至第3図に示される構造の溶接用トーチで
は、適宜の開口部よりスパツタが電極ワイヤの通
路や接触部材の摺動溝部に浸入するため、電極ワ
イヤの送給性や接触部材の可動性が阻害される虞
れがあつた。なお上記従来のトーチにおいて、電
極ワイヤの通路および接触部材の摺動溝部にスパ
ツタが侵入することがないようにするためカバー
を設けることが考えられるが、この場合、狭小部
に充当するカバーを製作することが困難であつて
製作費が高価となり、しかもカバーを設けた場
合、トーチ先端部のメンテナンスが悪く、作業性
を損う虞れがあつた。
本考案の目的は、前記従来の欠点を解消した溶
接用トーチを提供することにある。
接用トーチを提供することにある。
以下図示の実施例を参照して本考案を詳細に説
明する。第4図乃至第7図において、1は軸芯部
に貫通孔101が穿設されたトーチボデイ、2は
貫通孔101に着脱自在に配設された耐摩耗性の
ガイドチユーブで、例えば略軸芯部に断面円状の
孔が穿設されている。3は略軸芯部に貫通孔30
1が穿設された耐摩耗性のガイド部材で、例えば
このガイド部材3はトーチボデイ1のX1方向の
端部に螺着されている。4は電極ワイヤ19を案
内するガイド部材3を覆う筒状の支持部材、5は
略軸芯部に貫通孔501が穿設され、かつX2方
向に開口する有底状の孔502を有する給電用部
材で、例えばこの給電用部材5は支持部材4の
X1方向の端部に螺着されている。この支持部材
4と給電用部材5とにより接触部材6が構成され
ていて、接触部材6は良導電性材料、例えば銅又
は銅系統の合金により形成されている。トーチボ
デイ1の基部側にはフランジ部102が配設され
ていて、適宜の形状の絶縁部材7,8を介して給
電用接続端子91と中間部材92とによりフラン
ジ部102が挾持されている。給電用部材5を支
持する支持部材4と中間部材92とは通気性を有
する可撓性の連結部材93、例えば筒状に形成さ
れた銅又は銅系統の合金よりなる編組線により連
結されている。また111乃至114よりなる筒
状体11は中間部材92、可撓性の連結部材93
および接触部材6を覆うようトーチボデイ1の基
部側に支持されている。更に支持部材4は筒状体
11に対して回動自在に支持されている。例え
ば、第5図に示されるごとく第2の筒状体112
は電気絶縁部材により形成され、この第2の筒状
体112と支持部材4とは相対向する支持ピン1
2により回転的に支持されている。なお支持部材
4は支持ピン12の相対向する面部121,12
1に当接してZ方向に位置決めされている。トー
チボデイ1はX2方向側に配設された電気絶縁部
材13を介して取付部材14により適宜に支持さ
れる。15は加圧手段で、例えば板バネ15の一
端部がトーチボデイ1に支持され、この板バネ1
5の他端部が支持部材4に配設された電気絶縁部
材16に当接している。この加圧手段15により
接触部材6は支持ピン12を回動中心として第4
図における反時計方向に付勢されている。17は
電気絶縁部材よりなるストツパーで、接触部材6
が必要以上にY2方向に回動するのを阻止する。
なおストツパー17と第2の筒状体112とを一
体に構成したり、支持ピン12を電気絶縁部材に
より形成したり、あるいは第2の筒状体112の
前後に配設される第1および第3の筒状体11
1,113を夫々電気絶縁部材により形成したり
することができる。18はシールドガスを供給す
るための供給口で、この供給口18より流入され
たシールドガスは絶縁部材7の穿設孔701、ト
ーチボデイ1の穿設孔103、空間22およびト
ーチボデイ1の穿設孔104を経て連結部材93
の近傍に導かれる。この後、シールドガスは支持
部材4内をX1方向にも流れうるが支持部材4の
X1方向の端部には給電用部材5が配設されてい
るため、電極ワイヤ19の通路近傍から溶接位置
へと流出されるシールドガスの流量は余り多くは
ならない。一方、連結部材93は通気性を有する
筒状に形成されているため、殆んどのシールドガ
スは連結部材93を介して筒状体11内に流出
し、この後、シールドガスは筒状体11に沿つて
X1方向に噴出される。910は給電用接続端子
91に穿設された孔で、この穿設孔910を介し
て給電用接続端子91と図示しない給電具とが連
結される。
明する。第4図乃至第7図において、1は軸芯部
に貫通孔101が穿設されたトーチボデイ、2は
貫通孔101に着脱自在に配設された耐摩耗性の
ガイドチユーブで、例えば略軸芯部に断面円状の
孔が穿設されている。3は略軸芯部に貫通孔30
1が穿設された耐摩耗性のガイド部材で、例えば
このガイド部材3はトーチボデイ1のX1方向の
端部に螺着されている。4は電極ワイヤ19を案
内するガイド部材3を覆う筒状の支持部材、5は
略軸芯部に貫通孔501が穿設され、かつX2方
向に開口する有底状の孔502を有する給電用部
材で、例えばこの給電用部材5は支持部材4の
X1方向の端部に螺着されている。この支持部材
4と給電用部材5とにより接触部材6が構成され
ていて、接触部材6は良導電性材料、例えば銅又
は銅系統の合金により形成されている。トーチボ
デイ1の基部側にはフランジ部102が配設され
ていて、適宜の形状の絶縁部材7,8を介して給
電用接続端子91と中間部材92とによりフラン
ジ部102が挾持されている。給電用部材5を支
持する支持部材4と中間部材92とは通気性を有
する可撓性の連結部材93、例えば筒状に形成さ
れた銅又は銅系統の合金よりなる編組線により連
結されている。また111乃至114よりなる筒
状体11は中間部材92、可撓性の連結部材93
および接触部材6を覆うようトーチボデイ1の基
部側に支持されている。更に支持部材4は筒状体
11に対して回動自在に支持されている。例え
ば、第5図に示されるごとく第2の筒状体112
は電気絶縁部材により形成され、この第2の筒状
体112と支持部材4とは相対向する支持ピン1
2により回転的に支持されている。なお支持部材
4は支持ピン12の相対向する面部121,12
1に当接してZ方向に位置決めされている。トー
チボデイ1はX2方向側に配設された電気絶縁部
材13を介して取付部材14により適宜に支持さ
れる。15は加圧手段で、例えば板バネ15の一
端部がトーチボデイ1に支持され、この板バネ1
5の他端部が支持部材4に配設された電気絶縁部
材16に当接している。この加圧手段15により
接触部材6は支持ピン12を回動中心として第4
図における反時計方向に付勢されている。17は
電気絶縁部材よりなるストツパーで、接触部材6
が必要以上にY2方向に回動するのを阻止する。
なおストツパー17と第2の筒状体112とを一
体に構成したり、支持ピン12を電気絶縁部材に
より形成したり、あるいは第2の筒状体112の
前後に配設される第1および第3の筒状体11
1,113を夫々電気絶縁部材により形成したり
することができる。18はシールドガスを供給す
るための供給口で、この供給口18より流入され
たシールドガスは絶縁部材7の穿設孔701、ト
ーチボデイ1の穿設孔103、空間22およびト
ーチボデイ1の穿設孔104を経て連結部材93
の近傍に導かれる。この後、シールドガスは支持
部材4内をX1方向にも流れうるが支持部材4の
X1方向の端部には給電用部材5が配設されてい
るため、電極ワイヤ19の通路近傍から溶接位置
へと流出されるシールドガスの流量は余り多くは
ならない。一方、連結部材93は通気性を有する
筒状に形成されているため、殆んどのシールドガ
スは連結部材93を介して筒状体11内に流出
し、この後、シールドガスは筒状体11に沿つて
X1方向に噴出される。910は給電用接続端子
91に穿設された孔で、この穿設孔910を介し
て給電用接続端子91と図示しない給電具とが連
結される。
上記構成において、電極ワイヤ19を送給し電
極ワイヤ19が給電用部材5の穿設孔501に到
達した後に図示しない給電具を介して接触部材6
に給電し、かつ供給口18よりシールド用ガスを
流出させつつ電極ワイヤ19を送給して溶接を行
なう。
極ワイヤ19が給電用部材5の穿設孔501に到
達した後に図示しない給電具を介して接触部材6
に給電し、かつ供給口18よりシールド用ガスを
流出させつつ電極ワイヤ19を送給して溶接を行
なう。
この場合、接触部材6は加圧手段15により
Y2方向に付勢されているため、接触部材6の先
端部は、支持ピン12を回動中心として第4図に
おける反時計方向に回動して電極ワイヤ19に当
接する。すなわち、図示しない送給装置により
X1方向に送給される電極ワイヤ19は、ガイド
部材3により拘束されて接触部材6の先端部材、
即ち給電用部材5と摺動接触しつつ溶接位置へと
送給される。ところで溶接の進行と共に給電用部
材5の給電位置相当部が徐々に摩耗するが、支持
部材4に支持された給電用部材5は加圧手段15
によりY2方向に付勢されているため、給電用部
材5の摩耗に拘わらず常時給電用部材5と電極ワ
イヤ19とが当接して給電が確実に行なわれる。
さらに、溶接の進行と共に給電用部材5の透孔5
01は徐々にY1方向に摩耗するため、この摩耗
量に応じただけ透孔501の上部、即ちY2方向
に空間が生じる。この空間が大きくなるにつれ
て、アーク溶接時に発生するスパツタがX2方向
に飛来し得るが、溶接作業時には電極ワイヤ19
が常時X1方向に送給されているため、上記スパ
ツタは電極ワイヤ19の送給と共に透孔501の
上部空間より外方に持運ばれる。しかも透孔50
1のうちY1方向の略半円周部が電極ワイヤ19
と常時摺動接触しつつ給電が行なわれるため、ス
パツタがこの給電部に侵入し得ない。このように
スパツタが給電状態に悪影響を及ぼす虞れは皆無
であり、しかもガイド部材3は接触部材6により
覆われているため、スパツタは電極ワイヤ19の
送給路に侵入することはない。このようにスパツ
タにより電極ワイヤの送給性が阻害されたり給電
状態が悪化されたりすることはなく、しかも接触
部材が少々摩耗したとしても初期状態と同様の溶
接を行なうことができるので長時間に亘つて均一
な溶接を行なうことができ、従つて自動溶接に特
に有効である。
Y2方向に付勢されているため、接触部材6の先
端部は、支持ピン12を回動中心として第4図に
おける反時計方向に回動して電極ワイヤ19に当
接する。すなわち、図示しない送給装置により
X1方向に送給される電極ワイヤ19は、ガイド
部材3により拘束されて接触部材6の先端部材、
即ち給電用部材5と摺動接触しつつ溶接位置へと
送給される。ところで溶接の進行と共に給電用部
材5の給電位置相当部が徐々に摩耗するが、支持
部材4に支持された給電用部材5は加圧手段15
によりY2方向に付勢されているため、給電用部
材5の摩耗に拘わらず常時給電用部材5と電極ワ
イヤ19とが当接して給電が確実に行なわれる。
さらに、溶接の進行と共に給電用部材5の透孔5
01は徐々にY1方向に摩耗するため、この摩耗
量に応じただけ透孔501の上部、即ちY2方向
に空間が生じる。この空間が大きくなるにつれ
て、アーク溶接時に発生するスパツタがX2方向
に飛来し得るが、溶接作業時には電極ワイヤ19
が常時X1方向に送給されているため、上記スパ
ツタは電極ワイヤ19の送給と共に透孔501の
上部空間より外方に持運ばれる。しかも透孔50
1のうちY1方向の略半円周部が電極ワイヤ19
と常時摺動接触しつつ給電が行なわれるため、ス
パツタがこの給電部に侵入し得ない。このように
スパツタが給電状態に悪影響を及ぼす虞れは皆無
であり、しかもガイド部材3は接触部材6により
覆われているため、スパツタは電極ワイヤ19の
送給路に侵入することはない。このようにスパツ
タにより電極ワイヤの送給性が阻害されたり給電
状態が悪化されたりすることはなく、しかも接触
部材が少々摩耗したとしても初期状態と同様の溶
接を行なうことができるので長時間に亘つて均一
な溶接を行なうことができ、従つて自動溶接に特
に有効である。
なお、アークスタート時や溶接作業中に電極ワ
イヤの先端が被溶接物に溶着した場合、前記した
ごとく電極ワイヤは、ある程度被溶接物側へと送
給されている。この場合、本考案に係るトーチ
は、上記したごとく接触部材6が支持ピン12を
中心として適宜に回動変位し得るため何ら不具合
は発生しない。また給電位置よりも被溶接物側に
は、従来のごとくの耐摩耗性のガイド部材は配設
されていないので、従来のトーチのごとく溶融電
極のすえ込み状態が生起するということはない。
従つて電極ワイヤが被溶接物に溶着した場合、電
極ワイヤの先端を適宜に切断するだけで、直ちに
溶接作業を再開することができる。
イヤの先端が被溶接物に溶着した場合、前記した
ごとく電極ワイヤは、ある程度被溶接物側へと送
給されている。この場合、本考案に係るトーチ
は、上記したごとく接触部材6が支持ピン12を
中心として適宜に回動変位し得るため何ら不具合
は発生しない。また給電位置よりも被溶接物側に
は、従来のごとくの耐摩耗性のガイド部材は配設
されていないので、従来のトーチのごとく溶融電
極のすえ込み状態が生起するということはない。
従つて電極ワイヤが被溶接物に溶着した場合、電
極ワイヤの先端を適宜に切断するだけで、直ちに
溶接作業を再開することができる。
また通気性を有する連結部材93を介して筒状
体11の内部へ半径方向に噴出されるシールドガ
スは、連結部材93により分流され整流されて層
流化する。この層流化したシールドガスが溶接位
置へと流出されるため溶接部のシールドが確実に
行なわれる。しかもシールドガスを層流化する連
結部材93は溶接位置に対して十分離れた位置に
配設されているため、溶接時にいわゆるスパツタ
が発生したとしても、このスパツタが連結部材9
3部に飛来することは殆んどなく、従つて長時間
の溶接を行なつてもシールドガスの層流化が阻害
される虞れはない。さらに、溶接時には連結部材
93を介して接触部材6に給電を行なうため、連
結部材93が高温となるが、通気性を有する連結
部材93の間をシールドガスが流通するため、連
結部材93が適宜に冷却される。
体11の内部へ半径方向に噴出されるシールドガ
スは、連結部材93により分流され整流されて層
流化する。この層流化したシールドガスが溶接位
置へと流出されるため溶接部のシールドが確実に
行なわれる。しかもシールドガスを層流化する連
結部材93は溶接位置に対して十分離れた位置に
配設されているため、溶接時にいわゆるスパツタ
が発生したとしても、このスパツタが連結部材9
3部に飛来することは殆んどなく、従つて長時間
の溶接を行なつてもシールドガスの層流化が阻害
される虞れはない。さらに、溶接時には連結部材
93を介して接触部材6に給電を行なうため、連
結部材93が高温となるが、通気性を有する連結
部材93の間をシールドガスが流通するため、連
結部材93が適宜に冷却される。
第8図および第9図は本考案の他の実施例を示
す図であつて、トーチボデイ1のX2方向の側部
において、給電用接続端子91がトーチボデイ1
に螺着され、この給電用接続端子91には中間部
材92が螺着されている。中間部材92の略軸芯
部にはトーチボデイ1の外周と遊合する孔920
が穿設されている。また中間部材92の外部に
は、例えば軸方向に延在する溝921が形成され
ている。第1の筒状体111には中間部材92の
溝921に遊合する、例えば位置決めピン21が
配設されている。このため第1の筒状体111は
中間部材92に対して位置決めされつつ、袋ナツ
ト20によりトーチボデイ1に一体的に支持され
る。151は、例えば第1の筒状体111に螺着
された電気絶縁製のブツシユ、152はブツシユ
151に螺着された調整ネジ、153は調整ネジ
152と支持部材4との間に配設された圧縮バネ
で、調整ネジ152を回動操作して支持ピン12
に対する接触部材6の回動力を適宜に選定した
後、ナツト154により調整ネジ152がロツク
される。上記151乃至154により加圧手段1
5が構成されている。支持部材4と第2の筒状体
112とは、第4図および第5図に示されると同
様に構成されている。
す図であつて、トーチボデイ1のX2方向の側部
において、給電用接続端子91がトーチボデイ1
に螺着され、この給電用接続端子91には中間部
材92が螺着されている。中間部材92の略軸芯
部にはトーチボデイ1の外周と遊合する孔920
が穿設されている。また中間部材92の外部に
は、例えば軸方向に延在する溝921が形成され
ている。第1の筒状体111には中間部材92の
溝921に遊合する、例えば位置決めピン21が
配設されている。このため第1の筒状体111は
中間部材92に対して位置決めされつつ、袋ナツ
ト20によりトーチボデイ1に一体的に支持され
る。151は、例えば第1の筒状体111に螺着
された電気絶縁製のブツシユ、152はブツシユ
151に螺着された調整ネジ、153は調整ネジ
152と支持部材4との間に配設された圧縮バネ
で、調整ネジ152を回動操作して支持ピン12
に対する接触部材6の回動力を適宜に選定した
後、ナツト154により調整ネジ152がロツク
される。上記151乃至154により加圧手段1
5が構成されている。支持部材4と第2の筒状体
112とは、第4図および第5図に示されると同
様に構成されている。
なお図示の場合、シールドガスは電極ワイヤ1
9と共にトーチボデイ1のX2方向の端部より供
給されるが、このシールドガスはトーチボデイ1
の穿設孔103を経て空間22に流入する。図示
の場合、中間部材92の穿設孔920の内周面に
は適宜の数の切欠き部922が軸方向に配設され
ていて、この切欠き部922により空間22と通
気性を有する可撓性の連結部材93の内部とが連
通されている。このため殆んどのシールドガスは
連結部材93を介して筒状体11の内部へ半径方
向に噴出され、この後、層流化して溶接位置へと
流出される。
9と共にトーチボデイ1のX2方向の端部より供
給されるが、このシールドガスはトーチボデイ1
の穿設孔103を経て空間22に流入する。図示
の場合、中間部材92の穿設孔920の内周面に
は適宜の数の切欠き部922が軸方向に配設され
ていて、この切欠き部922により空間22と通
気性を有する可撓性の連結部材93の内部とが連
通されている。このため殆んどのシールドガスは
連結部材93を介して筒状体11の内部へ半径方
向に噴出され、この後、層流化して溶接位置へと
流出される。
第8図および第9図に示されるごとく構成すれ
ば、溶接中であつても、電極ワイヤ19と接触部
材6との接触状態を微細に調整することができ
る。
ば、溶接中であつても、電極ワイヤ19と接触部
材6との接触状態を微細に調整することができ
る。
上記において、ガイドチユーブは断面丸状又は
矩形状等の適宜の形状の線材を略筒状体に形成し
たものとすることができる。また電極の断面形状
が非円状、例えば矩形状とすることもできる。
矩形状等の適宜の形状の線材を略筒状体に形成し
たものとすることができる。また電極の断面形状
が非円状、例えば矩形状とすることもできる。
更にガイドチユーブの外周に電気絶縁部材をコ
ーテイングしたり被覆したりして消耗性の電極ワ
イヤ19とトーチボデイ1とを電気的に絶縁した
方が好ましい。更にまたガイドチユーブを配設す
れば、ガイドチユーブの摩耗に応じて新規なもの
と取替えることにより電極ワイヤを円滑に案内す
ることができ、しかもガイドチユーブ、ガイド部
材および給電用部材が夫々着脱自在に構成されて
いれば、これらを適宜の電極ワイヤ用透孔を有す
るものと取替えることにより、種々の形状の電極
ワイヤに適応した溶接用トーチを具現することが
できる。これにも拘わらず第8図に示されるごと
くガイドチユーブを割愛することができる。また
接触部材の内方に加圧手段を配設すれば、スパツ
タが加圧手段に付着することはなく有利である。
なおトーチボデイ、支持部材、接触部材および筒
状体などを適宜に強制的に冷却すれば、トーチ各
部が高温化しないためトーチの取扱いが容易であ
り、かつ高寿命にトーチを使用することができ
る。更にまた、電極ワイヤはガイド部材により拘
束されているため接触部材の摩耗に拘わらず給電
が定常状態で行なわれ、しかも電極ワイヤの狙い
位置が変更されることはない。また支持部材4は
支持ピン12の相対向する面部121,121に
当接してZ方向に関して位置決めされているた
め、ガイド部材3の配設と相俟つて給電が定常状
態で行なわれしかも電極ワイヤの狙い位置が変更
されることはない。
ーテイングしたり被覆したりして消耗性の電極ワ
イヤ19とトーチボデイ1とを電気的に絶縁した
方が好ましい。更にまたガイドチユーブを配設す
れば、ガイドチユーブの摩耗に応じて新規なもの
と取替えることにより電極ワイヤを円滑に案内す
ることができ、しかもガイドチユーブ、ガイド部
材および給電用部材が夫々着脱自在に構成されて
いれば、これらを適宜の電極ワイヤ用透孔を有す
るものと取替えることにより、種々の形状の電極
ワイヤに適応した溶接用トーチを具現することが
できる。これにも拘わらず第8図に示されるごと
くガイドチユーブを割愛することができる。また
接触部材の内方に加圧手段を配設すれば、スパツ
タが加圧手段に付着することはなく有利である。
なおトーチボデイ、支持部材、接触部材および筒
状体などを適宜に強制的に冷却すれば、トーチ各
部が高温化しないためトーチの取扱いが容易であ
り、かつ高寿命にトーチを使用することができ
る。更にまた、電極ワイヤはガイド部材により拘
束されているため接触部材の摩耗に拘わらず給電
が定常状態で行なわれ、しかも電極ワイヤの狙い
位置が変更されることはない。また支持部材4は
支持ピン12の相対向する面部121,121に
当接してZ方向に関して位置決めされているた
め、ガイド部材3の配設と相俟つて給電が定常状
態で行なわれしかも電極ワイヤの狙い位置が変更
されることはない。
以上の如く、本考案によれば、接触部材が適宜
に回動変位し得ることと相俟つて透孔501の穿
設された接触部材が導電性材料により形成されて
いるので、電極先端が被溶接物に溶着したときに
は、従来のごとく溶融電極のすえ込み状態が生起
するという事態は皆無であり、このため溶着時に
は電極先端部を切断するだけで電極を送給しつつ
溶接を再開することができ作業性がよい。しかも
加圧手段により電極ワイヤと接触部材とは常時摺
動接触しつつ給電が行なわれるためにスパツタが
給電部に侵入し得ず、かつ電極ワイヤを案内する
ガイド部材が接触部材により覆われているため電
極ワイヤの通路内にスパツタが侵入することは皆
無であり、スパツタにより電極ワイヤの送給性が
阻害されたり給電状態が悪化されたりする虞がな
い。さらに加圧手段により接触部材が電極ワイヤ
側に付勢されているために接触部材の摩耗に拘わ
らず、電極ワイヤと接触部材とは常時摺動接触す
ることと相俟つて、接触部材は支持ピンによりZ
方向に位置決めされているため給電が定常状態で
行なわれ、しかも電極の狙い位置が略一定するの
で溶接を確実に行なうことができる。しかも接触
部材の取替え間隔が長くなり、かつシールドガス
の層流化が阻害される虞れがないため、長時間に
亘つて均一な溶接を行なうことができる。さらに
長時間に亘る溶接を行なつても通気性を有する連
結部材の間をシールドガスが流通して連結部材を
冷却しているため何ら支障をきたすことがない。
に回動変位し得ることと相俟つて透孔501の穿
設された接触部材が導電性材料により形成されて
いるので、電極先端が被溶接物に溶着したときに
は、従来のごとく溶融電極のすえ込み状態が生起
するという事態は皆無であり、このため溶着時に
は電極先端部を切断するだけで電極を送給しつつ
溶接を再開することができ作業性がよい。しかも
加圧手段により電極ワイヤと接触部材とは常時摺
動接触しつつ給電が行なわれるためにスパツタが
給電部に侵入し得ず、かつ電極ワイヤを案内する
ガイド部材が接触部材により覆われているため電
極ワイヤの通路内にスパツタが侵入することは皆
無であり、スパツタにより電極ワイヤの送給性が
阻害されたり給電状態が悪化されたりする虞がな
い。さらに加圧手段により接触部材が電極ワイヤ
側に付勢されているために接触部材の摩耗に拘わ
らず、電極ワイヤと接触部材とは常時摺動接触す
ることと相俟つて、接触部材は支持ピンによりZ
方向に位置決めされているため給電が定常状態で
行なわれ、しかも電極の狙い位置が略一定するの
で溶接を確実に行なうことができる。しかも接触
部材の取替え間隔が長くなり、かつシールドガス
の層流化が阻害される虞れがないため、長時間に
亘つて均一な溶接を行なうことができる。さらに
長時間に亘る溶接を行なつても通気性を有する連
結部材の間をシールドガスが流通して連結部材を
冷却しているため何ら支障をきたすことがない。
第1図は従来例を示す要部正面断面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の状
態説明図、第4図は本考案の実施例を示す正面断
面図、第5図乃至第7図は夫々第4図の−
線、−線および−線断面図、第8図は本
考案の他の実施例を示す正面断面図、第9図は第
8図の−線断面図である。 1……トーチボデイ、3……ガイド部材、4…
…支持部材、5……給電用部材、6……接触部
材、11……筒状体、12……支持ピン、15…
…加圧手段、19……電極ワイヤ、93……通気
性を有する可撓性の連結部材。
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の状
態説明図、第4図は本考案の実施例を示す正面断
面図、第5図乃至第7図は夫々第4図の−
線、−線および−線断面図、第8図は本
考案の他の実施例を示す正面断面図、第9図は第
8図の−線断面図である。 1……トーチボデイ、3……ガイド部材、4…
…支持部材、5……給電用部材、6……接触部
材、11……筒状体、12……支持ピン、15…
…加圧手段、19……電極ワイヤ、93……通気
性を有する可撓性の連結部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 消耗性電極ワイヤ用の透孔を有する給電用部
材と該給電用部材を支持する支持部材とで接触
部材を構成し、電極ワイヤを案内するガイド部
材を前記接触部材により覆うと共に接触部材を
電極ワイヤ側に付勢する加圧手段を配設し、溶
接用トーチの基部側に配設された給電用接続端
子と前記接触部材の支持部材とを通気性を有す
る可撓性の連結部材で連結し、溶接用トーチの
基部側より前記可撓性の連結部材と前記接触部
材とを覆う筒状体を設け、前記筒状体に配設し
た相対向する支持ピンにより電極ワイヤの軸線
を含む平面上で接触部材を傾動自在に支持する
と共に該平面と略直交する方向に接触部材を拘
束支持し、かつ少なくとも前記連結部材部より
筒状体内に至るシールドガス用通路を形成して
なる溶接用トーチ。 2 前記接触部材は、前記支持ピンの相対向する
面部に当接して支持されてなる実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の溶接用トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7286382U JPS58175871U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7286382U JPS58175871U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58175871U JPS58175871U (ja) | 1983-11-24 |
| JPH022553Y2 true JPH022553Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30082402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7286382U Granted JPS58175871U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58175871U (ja) |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP7286382U patent/JPS58175871U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58175871U (ja) | 1983-11-24 |
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