JPH0323268B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323268B2 JPH0323268B2 JP8450382A JP8450382A JPH0323268B2 JP H0323268 B2 JPH0323268 B2 JP H0323268B2 JP 8450382 A JP8450382 A JP 8450382A JP 8450382 A JP8450382 A JP 8450382A JP H0323268 B2 JPH0323268 B2 JP H0323268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- electrode wire
- torch
- support member
- power feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/24—Features related to electrodes
- B23K9/28—Supporting devices for electrodes
- B23K9/29—Supporting devices adapted for making use of shielding means
- B23K9/291—Supporting devices adapted for making use of shielding means the shielding means being a gas
- B23K9/295—Supporting devices adapted for making use of shielding means the shielding means being a gas using consumable wire electrodes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶接用ワイヤを消耗性の電極として
用いる溶接用トーチに関する。
用いる溶接用トーチに関する。
一般に消耗性の電極を用いる場合、電極と当接
する接触部材を介して電極への給電が行なわれて
いるが、接触部材の摩耗が激しいため高寿命のも
のが嘱望されている。これに対処するため従来、
例えば第1図および第2図に示されるものが提案
されていた。すなわち、第1および第2の耐摩耗
性のガイド部材3a,3bを電極通路に互いに離
間して配設し、このガイド部材3a,3b間の電
極通路の一方に電極巾以下の厚さを有する耐摩耗
性のガイドブロツク3cを設け、かつ電極巾を越
える厚さを有する接触部材7′とガイドブロツク
3cとで電極を挾持し、接触部材7′を介して電
極17に給電しつつ電極を送給して溶接を行なつ
ていた。このため第2図に示されるごとく接触部
材7′が摩耗しても深い溝を作るだけであつて溶
接作業が支障なく行なわれていた。
する接触部材を介して電極への給電が行なわれて
いるが、接触部材の摩耗が激しいため高寿命のも
のが嘱望されている。これに対処するため従来、
例えば第1図および第2図に示されるものが提案
されていた。すなわち、第1および第2の耐摩耗
性のガイド部材3a,3bを電極通路に互いに離
間して配設し、このガイド部材3a,3b間の電
極通路の一方に電極巾以下の厚さを有する耐摩耗
性のガイドブロツク3cを設け、かつ電極巾を越
える厚さを有する接触部材7′とガイドブロツク
3cとで電極を挾持し、接触部材7′を介して電
極17に給電しつつ電極を送給して溶接を行なつ
ていた。このため第2図に示されるごとく接触部
材7′が摩耗しても深い溝を作るだけであつて溶
接作業が支障なく行なわれていた。
ところで、アーク溶接作業においては、アーク
スタート時や溶接作業中に電極先端が被溶接物に
溶着する、いわゆるスチツク現象が生起すること
が多々ある。この場合、接触部材7′と電極17
との当接位置、即ち給電位置と電極先端の溶着位
置との間でI2Rで示される抵抗発熱が生じ電極は
極めて軟弱化される。なお例えば短絡電流を検出
して適宜に電極の送給が停止されてはいるが、被
溶接物に電極先端が溶着した時に直ちに電極の送
給が停止されることはまずない。即ち電極先端が
溶着した後も電極は極めて軟弱化された状態で被
溶接物側へと或る程度送給されている。上記の場
合、第1図に示されるごとく、接触部材7′と電
極17との当接位置よりも先端部に第2の耐摩耗
性のガイド部材3bが配設されているため、上記
当接位置よりも被溶接物側へと送給される極めて
軟弱化された電極は、第3図において2点鎖線で
示されるごとく第2の耐摩耗性のガイド部材3b
の孔にあたかもすえ込まれた状態となり、この状
態で電極の送給が停止されることが多々ある。ス
チツク現象の生起により自動的に又は手動にて電
極先端部を切断した後、再起動を行なうのが通常
である。しかし上記のごとく、第2の耐摩耗性の
ガイド部材3bの孔にはすえ込まれた状態の電極
が存在するため、電極は被溶接物方向には送給さ
れ得ない。このため例えば電極先端をペンチなど
で挾んで電極をX1方向に強制的に引張つてすえ
込まれた電極部を取出す必要があつた。しかも通
常溶接用トーチの先端と被溶接物との間隔は10〜
30mm位に選定されるため、上記電極をX1方向に
引張るにはトーチを充分に退避させねばならず、
作業性もよくなかつた。さらにガイド部材として
は耐摩耗性および耐熱性の良好な焼結磁器が常用
されているが、この焼結磁器の機械的強度は余り
大きくなく、このため、上記のごとく強制的にす
え込まれた電極部を除去する際にガイド部材を破
損させることがあり、経済的に不利であるばかり
でなくガイド部材の取替えを行なわなければなら
ず面倒であつた。さらにまた、消耗性の電極を用
いたアーク溶接作業においては、一般に高温の溶
融金属の粒、いわゆるスパツタが飛散するが、第
1図乃至第3図に示される構造の溶接用トーチで
は、適宜の開口部よりスパツタが電極ワイヤの通
路や接触部材の摺動溝部に侵入するため、電極ワ
イヤの送給性や接触部材の可動性が阻害される虞
れがあつた。なお上記従来のトーチにおいて、電
極ワイヤの通路および接触部材の摺動溝部にスパ
ツタが侵入することがないようにするためカバー
を設けることが考えられるが、この場合、狭小部
に充当するカバーを製作することが困難であつて
製作費が高価となり、しかもカバーを設けた場
合、トーチ先端部のメンテナンスが悪く、作業性
を損う虞れがあつた。
スタート時や溶接作業中に電極先端が被溶接物に
溶着する、いわゆるスチツク現象が生起すること
が多々ある。この場合、接触部材7′と電極17
との当接位置、即ち給電位置と電極先端の溶着位
置との間でI2Rで示される抵抗発熱が生じ電極は
極めて軟弱化される。なお例えば短絡電流を検出
して適宜に電極の送給が停止されてはいるが、被
溶接物に電極先端が溶着した時に直ちに電極の送
給が停止されることはまずない。即ち電極先端が
溶着した後も電極は極めて軟弱化された状態で被
溶接物側へと或る程度送給されている。上記の場
合、第1図に示されるごとく、接触部材7′と電
極17との当接位置よりも先端部に第2の耐摩耗
性のガイド部材3bが配設されているため、上記
当接位置よりも被溶接物側へと送給される極めて
軟弱化された電極は、第3図において2点鎖線で
示されるごとく第2の耐摩耗性のガイド部材3b
の孔にあたかもすえ込まれた状態となり、この状
態で電極の送給が停止されることが多々ある。ス
チツク現象の生起により自動的に又は手動にて電
極先端部を切断した後、再起動を行なうのが通常
である。しかし上記のごとく、第2の耐摩耗性の
ガイド部材3bの孔にはすえ込まれた状態の電極
が存在するため、電極は被溶接物方向には送給さ
れ得ない。このため例えば電極先端をペンチなど
で挾んで電極をX1方向に強制的に引張つてすえ
込まれた電極部を取出す必要があつた。しかも通
常溶接用トーチの先端と被溶接物との間隔は10〜
30mm位に選定されるため、上記電極をX1方向に
引張るにはトーチを充分に退避させねばならず、
作業性もよくなかつた。さらにガイド部材として
は耐摩耗性および耐熱性の良好な焼結磁器が常用
されているが、この焼結磁器の機械的強度は余り
大きくなく、このため、上記のごとく強制的にす
え込まれた電極部を除去する際にガイド部材を破
損させることがあり、経済的に不利であるばかり
でなくガイド部材の取替えを行なわなければなら
ず面倒であつた。さらにまた、消耗性の電極を用
いたアーク溶接作業においては、一般に高温の溶
融金属の粒、いわゆるスパツタが飛散するが、第
1図乃至第3図に示される構造の溶接用トーチで
は、適宜の開口部よりスパツタが電極ワイヤの通
路や接触部材の摺動溝部に侵入するため、電極ワ
イヤの送給性や接触部材の可動性が阻害される虞
れがあつた。なお上記従来のトーチにおいて、電
極ワイヤの通路および接触部材の摺動溝部にスパ
ツタが侵入することがないようにするためカバー
を設けることが考えられるが、この場合、狭小部
に充当するカバーを製作することが困難であつて
製作費が高価となり、しかもカバーを設けた場
合、トーチ先端部のメンテナンスが悪く、作業性
を損う虞れがあつた。
本発明は前記従来の欠点を解消して電極ワイヤ
のすえ込まれ状態をなくすとともに、スパツタが
電極ワイヤの送給路に侵入しがたい上に、電極ワ
イヤへの給電が長期にわたつて確実にできる溶接
用トーチを提供することを目的としている。
のすえ込まれ状態をなくすとともに、スパツタが
電極ワイヤの送給路に侵入しがたい上に、電極ワ
イヤへの給電が長期にわたつて確実にできる溶接
用トーチを提供することを目的としている。
以下図示の実施例を参照して本発明を詳細に説
明する。なお、図示の実施例は消耗性電極に給電
しつつ、トーチ本体の側方よりトーチ前方にシー
ルドガスを供給して溶接するタイプの溶接用トー
チを示している。第4図乃至第8図において、1
は軸芯部に貫通孔101が穿設されたトーチボデ
イ、2は貫通孔101に着脱自在に配設された耐
摩耗性のガイドチユーブで、例えば略軸芯部に断
面円状の孔が穿設されている。3は略軸芯部に貫
通孔301が穿設された耐摩耗性のガイド部材
で、例えばこのガイド部材3は締付具41を介し
てトーチボデイ1の先端部に着脱自在に配設され
ている。51および52は良導電性材料よりなる
第1乃および第2の支持部材で、例えばこのうち
第1の支持部材51はトーチボデイ1に対して回
転自在にかつ電気絶縁的に支持されている。図示
の場合、第1の支持部材51は、ピン8および電
気絶縁ブツシユ9,9を介してトーチボデイ1に
軸支されている。第2の支持部材52はX方向に
開口する開口部521を有して、第1の支持部材
51の端部に着脱自在に支持されている。6は略
軸芯部に貫通孔601が穿設されかつX2方向に
開口する有底状の孔602を有する良導電性材料
よりなる給電用部材で、例えばこの給電用部材6
は締着具4を介して第2の支持部材52の開口部
521に着脱自在に、かつ回動位置設定自在に支
持されている。なお第2の支持部材52に給電用
部材6を取付けた状態では、ガイド部材3の少な
くともX1方向の先端部が給電用部材6の有底状
の孔602内に係入され、かつガイド部材3と給
電用部材6とが相互にY方向に移動自在となるよ
うガイド部材3と給電用部材6の有底状の孔60
2とはY方向に適宜に遊間されている。上記第1
の支持部材51および第2の支持部材52よりな
る支持部材5と給電用部材6と締着具4とにより
接触部材7が構成されている。11は支持部材5
の軸支部よりもX2方向の位置に螺着された調整
ネジで、この調整ネジ11の端部に回転自在に支
持されたバネ受け12とトーチボデイ1に遊嵌さ
れたバネ受け13との間には圧縮バネ14が装填
されている。なお2個のバネ受け12,13のう
ち少なくとも一方は電気絶縁部材により形成され
ている。上記11乃至14により加圧手段15が
構成されている。16は適宜の電気絶縁部材を介
して、トーチボデイ1に連結されたサイドシール
ド用ガス供給手段である。なお支持部材5には適
宜の手段により給電具が連結される。例えば支持
部材5に穿設された孔501を介して支持部材5
と図示しない給電具とが連結される。
明する。なお、図示の実施例は消耗性電極に給電
しつつ、トーチ本体の側方よりトーチ前方にシー
ルドガスを供給して溶接するタイプの溶接用トー
チを示している。第4図乃至第8図において、1
は軸芯部に貫通孔101が穿設されたトーチボデ
イ、2は貫通孔101に着脱自在に配設された耐
摩耗性のガイドチユーブで、例えば略軸芯部に断
面円状の孔が穿設されている。3は略軸芯部に貫
通孔301が穿設された耐摩耗性のガイド部材
で、例えばこのガイド部材3は締付具41を介し
てトーチボデイ1の先端部に着脱自在に配設され
ている。51および52は良導電性材料よりなる
第1乃および第2の支持部材で、例えばこのうち
第1の支持部材51はトーチボデイ1に対して回
転自在にかつ電気絶縁的に支持されている。図示
の場合、第1の支持部材51は、ピン8および電
気絶縁ブツシユ9,9を介してトーチボデイ1に
軸支されている。第2の支持部材52はX方向に
開口する開口部521を有して、第1の支持部材
51の端部に着脱自在に支持されている。6は略
軸芯部に貫通孔601が穿設されかつX2方向に
開口する有底状の孔602を有する良導電性材料
よりなる給電用部材で、例えばこの給電用部材6
は締着具4を介して第2の支持部材52の開口部
521に着脱自在に、かつ回動位置設定自在に支
持されている。なお第2の支持部材52に給電用
部材6を取付けた状態では、ガイド部材3の少な
くともX1方向の先端部が給電用部材6の有底状
の孔602内に係入され、かつガイド部材3と給
電用部材6とが相互にY方向に移動自在となるよ
うガイド部材3と給電用部材6の有底状の孔60
2とはY方向に適宜に遊間されている。上記第1
の支持部材51および第2の支持部材52よりな
る支持部材5と給電用部材6と締着具4とにより
接触部材7が構成されている。11は支持部材5
の軸支部よりもX2方向の位置に螺着された調整
ネジで、この調整ネジ11の端部に回転自在に支
持されたバネ受け12とトーチボデイ1に遊嵌さ
れたバネ受け13との間には圧縮バネ14が装填
されている。なお2個のバネ受け12,13のう
ち少なくとも一方は電気絶縁部材により形成され
ている。上記11乃至14により加圧手段15が
構成されている。16は適宜の電気絶縁部材を介
して、トーチボデイ1に連結されたサイドシール
ド用ガス供給手段である。なお支持部材5には適
宜の手段により給電具が連結される。例えば支持
部材5に穿設された孔501を介して支持部材5
と図示しない給電具とが連結される。
上記構成において、加圧手段15の加圧力に抗
して支持部材5を第4図における反時計方向に回
動して、給電用部材6の穿設孔601とガイド部
材3の穿設孔301とが略一直線状をなす状態で
電極ワイヤ17を送給し、電極ワイヤ17が給電
用部材6の穿設孔601に到達した後に支持部材
5の拘束を解く。この後、電極ワイヤ17を送給
すると共に図示しない給電具を介して接触部材7
に給電し、かつサイドシールド用ガス供給手段1
6よりシールドガスを流出させつつ溶接を行な
う。
して支持部材5を第4図における反時計方向に回
動して、給電用部材6の穿設孔601とガイド部
材3の穿設孔301とが略一直線状をなす状態で
電極ワイヤ17を送給し、電極ワイヤ17が給電
用部材6の穿設孔601に到達した後に支持部材
5の拘束を解く。この後、電極ワイヤ17を送給
すると共に図示しない給電具を介して接触部材7
に給電し、かつサイドシールド用ガス供給手段1
6よりシールドガスを流出させつつ溶接を行な
う。
この場合、接触部材7は加圧手段15により
Y1方向に付勢されているため、接触部材7の先
端部は、第4図における時計方向に回動して電極
ワイヤ17に当接する。すなわち、図示しない送
給装置によりX1方向に送給される電極ワイヤ1
7は、ガイド部材3により拘束されて接触部材7
の先端部材、即ち給電用部材6と摺動接触しつつ
溶接位置へと送給される。ところで溶接の進行に
共に給電用部材6の給電位置相当部が徐々に摩耗
するが、支持部材5に支持された給電用部材6は
加圧手段15によりY1方向に付勢されているた
め、給電用部材6の摩耗に拘らず常時給電用部材
6と電極ワイヤ17とが当接して確実に行なわれ
る。さらに、溶接の進行と共に給電用部材6の透
孔601は徐々にY2方向に摩耗するため、この
摩耗量に応じただけ透孔601の下部、即ちY1
方向に空間が生じる。この空間が大きくなるにつ
れて、アーク溶接時に発生するスパツタがX2方
向に飛来し得るが、溶接作業時には電極ワイヤ1
7が常時X1方向に送給されているため、上記ス
パツタは電極ワイヤ17の送給と共に透孔601
の下部空間より外方に持運ばれる。しかも透孔6
01のうちY2方向の略半円周部が電極ワイヤ1
7と常時摺動接触しつつ給電が行なわれるため、
スパツタがこの給電部に侵入し得ない。このよう
にスパツタが給電状態に悪影響を及ぼす虞れは皆
無であり、しかもガイド部材3の先端部が接触部
材7の有底状の孔602に係入して覆われている
ため、スパツタは電極ワイヤ17の送給路に侵入
し難い。このようにスパツタにより電極ワイヤの
送給性が阻害されたり給電状態が悪化されたりす
ることはなく、しかも接触部材が少々摩耗したと
しても初期状態と同様の溶接を行なうことができ
るので長時間に亘つて均一な溶接を行なうことが
できる。なお、給電用部材6がY2方向に適宜に
摩耗したときに締着具4を操作して支持部材5に
対する給電用部材6の位置を適宜に回動させ、例
えば90度回動させ、この後、締着具4により再度
給電用部材6を位置決めする。上記操作により、
給電用部材6を有効に利用することができ、高寿
命に用いることができる。
Y1方向に付勢されているため、接触部材7の先
端部は、第4図における時計方向に回動して電極
ワイヤ17に当接する。すなわち、図示しない送
給装置によりX1方向に送給される電極ワイヤ1
7は、ガイド部材3により拘束されて接触部材7
の先端部材、即ち給電用部材6と摺動接触しつつ
溶接位置へと送給される。ところで溶接の進行に
共に給電用部材6の給電位置相当部が徐々に摩耗
するが、支持部材5に支持された給電用部材6は
加圧手段15によりY1方向に付勢されているた
め、給電用部材6の摩耗に拘らず常時給電用部材
6と電極ワイヤ17とが当接して確実に行なわれ
る。さらに、溶接の進行と共に給電用部材6の透
孔601は徐々にY2方向に摩耗するため、この
摩耗量に応じただけ透孔601の下部、即ちY1
方向に空間が生じる。この空間が大きくなるにつ
れて、アーク溶接時に発生するスパツタがX2方
向に飛来し得るが、溶接作業時には電極ワイヤ1
7が常時X1方向に送給されているため、上記ス
パツタは電極ワイヤ17の送給と共に透孔601
の下部空間より外方に持運ばれる。しかも透孔6
01のうちY2方向の略半円周部が電極ワイヤ1
7と常時摺動接触しつつ給電が行なわれるため、
スパツタがこの給電部に侵入し得ない。このよう
にスパツタが給電状態に悪影響を及ぼす虞れは皆
無であり、しかもガイド部材3の先端部が接触部
材7の有底状の孔602に係入して覆われている
ため、スパツタは電極ワイヤ17の送給路に侵入
し難い。このようにスパツタにより電極ワイヤの
送給性が阻害されたり給電状態が悪化されたりす
ることはなく、しかも接触部材が少々摩耗したと
しても初期状態と同様の溶接を行なうことができ
るので長時間に亘つて均一な溶接を行なうことが
できる。なお、給電用部材6がY2方向に適宜に
摩耗したときに締着具4を操作して支持部材5に
対する給電用部材6の位置を適宜に回動させ、例
えば90度回動させ、この後、締着具4により再度
給電用部材6を位置決めする。上記操作により、
給電用部材6を有効に利用することができ、高寿
命に用いることができる。
なお、アークスタート時や溶接作業中に電極ワ
イヤの先端が被溶接物に溶着した場合、前記した
ごとく電極ワイヤは或る程度被溶接物側へと送給
されている。この場合、本発明に係るトーチは、
上記したごとく接触部材7がピン8を中心として
適宜に回動変位し得るため何ら不具合は発生しな
い。また給電位置よりも被溶接物側には、従来の
ごとく耐摩耗性のガイド部材は配設されていない
ので、従来のトーチのごとく溶融電極のすえ込み
状態が生起するということはない。従つて電極ワ
イヤが被溶接物に溶着した場合、電極ワイヤの先
端を適宜に切断するだけで、直ちに溶接作業を再
開することができる。
イヤの先端が被溶接物に溶着した場合、前記した
ごとく電極ワイヤは或る程度被溶接物側へと送給
されている。この場合、本発明に係るトーチは、
上記したごとく接触部材7がピン8を中心として
適宜に回動変位し得るため何ら不具合は発生しな
い。また給電位置よりも被溶接物側には、従来の
ごとく耐摩耗性のガイド部材は配設されていない
ので、従来のトーチのごとく溶融電極のすえ込み
状態が生起するということはない。従つて電極ワ
イヤが被溶接物に溶着した場合、電極ワイヤの先
端を適宜に切断するだけで、直ちに溶接作業を再
開することができる。
第9図乃至第11図は本発明の他の実施例を示
す図であつて、トーチボデイ1の基部側から先端
部に亘つて筒状体18が配設されている。図示の
場合、筒状体18はX方向に適当数に分割されて
いる。第2の支持部材52は、例えば絶縁ブツシ
ユ9,9を介して筒状体18に回転自在に軸支さ
れている。筒状体18の外部に突出したピン8に
は第1の支持部材51が一体的に固着されてい
る。第1の支持部材51が加圧手段15により付
勢されていて、このため、第9図において、支持
部材5は時計方向に回動されている。図示の場
合、トーチボデイ1のX2方向側に配設された絶
縁部材21を介して取付部材22により溶接用ト
ーチが適宜に支持される。なお筒状体18の基部
側にはシールドガス供給口19が配設されてい
て、この供給口19よりシールドガスを供給しつ
つ溶接が行なわれる。なお図示の場合、ガイド部
材3はトーチボデイ1の端部に螺着されている。
また給電用部材6は支持部材5の端部に締着具
4、図示の場合、袋ナツト4を介して回転位置設
定自在に締着されている。この場合、支持部材5
のX1方向の端部に軸方向のスリツトを設ければ
給電用部材6の締着効果がさらに向上する。
す図であつて、トーチボデイ1の基部側から先端
部に亘つて筒状体18が配設されている。図示の
場合、筒状体18はX方向に適当数に分割されて
いる。第2の支持部材52は、例えば絶縁ブツシ
ユ9,9を介して筒状体18に回転自在に軸支さ
れている。筒状体18の外部に突出したピン8に
は第1の支持部材51が一体的に固着されてい
る。第1の支持部材51が加圧手段15により付
勢されていて、このため、第9図において、支持
部材5は時計方向に回動されている。図示の場
合、トーチボデイ1のX2方向側に配設された絶
縁部材21を介して取付部材22により溶接用ト
ーチが適宜に支持される。なお筒状体18の基部
側にはシールドガス供給口19が配設されてい
て、この供給口19よりシールドガスを供給しつ
つ溶接が行なわれる。なお図示の場合、ガイド部
材3はトーチボデイ1の端部に螺着されている。
また給電用部材6は支持部材5の端部に締着具
4、図示の場合、袋ナツト4を介して回転位置設
定自在に締着されている。この場合、支持部材5
のX1方向の端部に軸方向のスリツトを設ければ
給電用部材6の締着効果がさらに向上する。
第12図乃至第16図は本発明の更に他の実施
例を示す図であつて、トーチボデイ1の基部側に
はフランジ部102が配設されていて、適宜の形
状の絶縁部材23,24を介して給電用接続端子
53と中間部材54とによりフランジ部102が
挾持されている。給電用部材6を支持する支持部
材5と中間部材54とは可撓性の連結部材55、
例えば筒状に形成された編組線により連結されて
いる。また181乃至184よりなる筒状体18
は中間部材54、可撓性の連結部材55および接
触部材7を覆うようトーチボデイ1の基部側に支
持されている。更に支持部材5は筒状体18に対
して回動自在に支持されている。例えば、第13
図に示されるごとく第2の筒状体182が電気絶
縁部材により形成され、この第2の筒状体182
と支持部材5とがピン8により回転的に支持され
ている。15は加圧手段で、例えば板バネ15の
一端部がトーチボデイ1に支持され、この板バネ
15の他端部が支持部材5に配設された電気絶縁
部材25に当接している。この加圧手段15によ
り接触部材7はピン8を回動中心として第12図
における反時計方向に付勢されている。26は電
気絶縁部材よりなるストツパーで、接触部材7が
必要以上にY2方向に回動するのを阻止する。ま
た、第16図に示されるごとく、支持部材5の
X1方向の端部には軸方向のスリツト502が配
設されていて、このスリツト502部を収縮しう
る締着具4により給電用部材6が回動位置設定自
在に締着されている。なおストツパー26と第2
の筒状体182とを一体に構成したり、ピン8を
電気絶縁部材により形成したり、あるいは第2の
筒状体182の前後に配設される第1および第3
の筒状体181,183を夫々電気絶縁部材によ
り形成したりすることができる。さらにガイド部
材3の先端部は、第4図および第9図に示される
と同様に接触部材7の有底状の開口部602に係
入して覆われている。
例を示す図であつて、トーチボデイ1の基部側に
はフランジ部102が配設されていて、適宜の形
状の絶縁部材23,24を介して給電用接続端子
53と中間部材54とによりフランジ部102が
挾持されている。給電用部材6を支持する支持部
材5と中間部材54とは可撓性の連結部材55、
例えば筒状に形成された編組線により連結されて
いる。また181乃至184よりなる筒状体18
は中間部材54、可撓性の連結部材55および接
触部材7を覆うようトーチボデイ1の基部側に支
持されている。更に支持部材5は筒状体18に対
して回動自在に支持されている。例えば、第13
図に示されるごとく第2の筒状体182が電気絶
縁部材により形成され、この第2の筒状体182
と支持部材5とがピン8により回転的に支持され
ている。15は加圧手段で、例えば板バネ15の
一端部がトーチボデイ1に支持され、この板バネ
15の他端部が支持部材5に配設された電気絶縁
部材25に当接している。この加圧手段15によ
り接触部材7はピン8を回動中心として第12図
における反時計方向に付勢されている。26は電
気絶縁部材よりなるストツパーで、接触部材7が
必要以上にY2方向に回動するのを阻止する。ま
た、第16図に示されるごとく、支持部材5の
X1方向の端部には軸方向のスリツト502が配
設されていて、このスリツト502部を収縮しう
る締着具4により給電用部材6が回動位置設定自
在に締着されている。なおストツパー26と第2
の筒状体182とを一体に構成したり、ピン8を
電気絶縁部材により形成したり、あるいは第2の
筒状体182の前後に配設される第1および第3
の筒状体181,183を夫々電気絶縁部材によ
り形成したりすることができる。さらにガイド部
材3の先端部は、第4図および第9図に示される
と同様に接触部材7の有底状の開口部602に係
入して覆われている。
第9図乃至第11図または第12図乃至第16
図に示されるごとく、筒状体の内方にシールドガ
スを供給すると共に電極を送給する、いわゆるセ
ンターシールド形式にすれば、スパツタの殆んど
は筒状体により遮ぎられ、かつ筒状体の開口部よ
りスパツタが飛来したとしても、ガイド部材3の
先端部が接触部材7の有底状の孔602に係入し
て覆われているため、スパツタは電極ワイヤの送
給路に侵入し難く、かつ加圧手段により接触部材
と電極ワイヤとは常時摺動接触しつつ給電が行な
われるため給電用部材の摩耗に拘わらず長時間に
亘つて溶接を行なうことができ、従つて自動溶接
時に特に有効である。
図に示されるごとく、筒状体の内方にシールドガ
スを供給すると共に電極を送給する、いわゆるセ
ンターシールド形式にすれば、スパツタの殆んど
は筒状体により遮ぎられ、かつ筒状体の開口部よ
りスパツタが飛来したとしても、ガイド部材3の
先端部が接触部材7の有底状の孔602に係入し
て覆われているため、スパツタは電極ワイヤの送
給路に侵入し難く、かつ加圧手段により接触部材
と電極ワイヤとは常時摺動接触しつつ給電が行な
われるため給電用部材の摩耗に拘わらず長時間に
亘つて溶接を行なうことができ、従つて自動溶接
時に特に有効である。
第4図および第5図に示されるごとく、トーチ
ボデイの軸線とサイドシールド用ガス供給手段の
軸線とを含む平面を、接触部材の回動面に対して
略直交するように構成すれば、接触部材の回動時
にサイドシールド用ガス供給手段が邪魔になるこ
とはなく、従つて接触部材の交換を容易に行なう
ことができる。なおこれにも拘らず、第4図およ
び第5図において2点鎖線で示されるごとくトー
チボデイの軸線とサイドシールド用ガス供給手段
の軸線とを含む平面が、接触部材の回動面と略平
行又は一致するように構成すれば、溶接用トーチ
として必要なZ方向のスペースを小さくすること
ができ、従つてZ方向の寸法が小さい、例えば狭
間隙の被溶接物に好適である。更に第4図および
第5図に示される構成のうち、サイドシールド用
ガス供給手段を省いた溶接用トーチとすれば、い
わゆるノーガス溶接や潜弧溶接として好適であ
る。
ボデイの軸線とサイドシールド用ガス供給手段の
軸線とを含む平面を、接触部材の回動面に対して
略直交するように構成すれば、接触部材の回動時
にサイドシールド用ガス供給手段が邪魔になるこ
とはなく、従つて接触部材の交換を容易に行なう
ことができる。なおこれにも拘らず、第4図およ
び第5図において2点鎖線で示されるごとくトー
チボデイの軸線とサイドシールド用ガス供給手段
の軸線とを含む平面が、接触部材の回動面と略平
行又は一致するように構成すれば、溶接用トーチ
として必要なZ方向のスペースを小さくすること
ができ、従つてZ方向の寸法が小さい、例えば狭
間隙の被溶接物に好適である。更に第4図および
第5図に示される構成のうち、サイドシールド用
ガス供給手段を省いた溶接用トーチとすれば、い
わゆるノーガス溶接や潜弧溶接として好適であ
る。
上記において、ガイドチユーブは断面丸状又は
矩形状等の適宜の形状の線材を略筒状体に形成し
たものとすることができる。また電極の断面形状
が非円状、例えば矩形状とすることもできる。
矩形状等の適宜の形状の線材を略筒状体に形成し
たものとすることができる。また電極の断面形状
が非円状、例えば矩形状とすることもできる。
更にガイドチユーブの外周に電気絶縁部材をコ
ーテイングしたり被覆したりして消耗性の電極1
7とトーチボデイ1とを電気的に絶縁した方が好
ましい。更にまたガイドチユーブを配設すれば、
ガイドチユーブの摩耗に応じて新規なものと取替
えることにより電極ワイヤを円滑に案内すること
ができ、しかもガイドチユーブ、ガイド部材およ
び給電用部材が夫々着脱自在に構成されていれ
ば、これらを適宜の電極ワイヤ用透孔を有するも
のと取替えることにより、種々の形状の電極ワイ
ヤに適応した溶接用トーチを具現することができ
る。これにも拘わらずガイドチユーブを割愛する
ことができる。更に第12図乃至第16図に示さ
れるごとく接触部材の内方に加圧手段を配設すれ
ば、スパツタが加圧手段に付着することはなく有
利である。
ーテイングしたり被覆したりして消耗性の電極1
7とトーチボデイ1とを電気的に絶縁した方が好
ましい。更にまたガイドチユーブを配設すれば、
ガイドチユーブの摩耗に応じて新規なものと取替
えることにより電極ワイヤを円滑に案内すること
ができ、しかもガイドチユーブ、ガイド部材およ
び給電用部材が夫々着脱自在に構成されていれ
ば、これらを適宜の電極ワイヤ用透孔を有するも
のと取替えることにより、種々の形状の電極ワイ
ヤに適応した溶接用トーチを具現することができ
る。これにも拘わらずガイドチユーブを割愛する
ことができる。更に第12図乃至第16図に示さ
れるごとく接触部材の内方に加圧手段を配設すれ
ば、スパツタが加圧手段に付着することはなく有
利である。
加圧手段であるバネ部材が接触部材の軸支部よ
りもX2方向側に配設されていれば、バネ部材に
対する溶接熱の影響が少なく、かつ溶接トーチ先
端部がかさばることがないので溶接部の観察が容
易であり、しかも加圧力の調整を容易に行なうこ
とができる。しかしこれにも拘わらず、バネ部材
を接触部材の軸支部よりも溶接用トーチの先端側
に配置することもできる。また加圧手段として単
にバネ部材を用いれば溶接用トーチをコンパクト
に、かつ安価にすることができ有利であるが、こ
れにも拘わらず接触部材にリンク機構を連結し、
これをバネ部材で付勢させて加圧手段を構成した
り、液体圧作動シリンダーを用いたりすることが
できる。勿論第9図乃至第11図に示される加圧
手段を単一とすることができる。なおトーチボデ
イ、支持部材、接触部材および筒状体などを適宜
に強制的に冷却すれば、トーチ各部が高温化しな
いためトーチの取扱いが容易であり、かつ高寿命
にトーチを使用することができる。更にまた、第
12図乃至第16図に示されるごとく、支持部材
5、即ち接触部材7と中間部材54とを連結する
連結部材が筒状をした可撓性の連結部材であれ
ば、接触部材7と可撓性の連結部材55とにより
トーチボデイ1を覆うため、スパツタによる接触
部材7とトーチボデイ1との電気的短絡現象が生
起する虞れはない。本発明の実施例において、ガ
イド部材を固定とし、接触部材を加圧手段により
電極ワイヤ側に付勢すれば、電極ワイヤはガイド
部材により拘束されているため接触部材の摩耗に
も拘わらず給電が定常状態で行なわれしかも電極
ワイヤの狙い位置が変更されることはない。
りもX2方向側に配設されていれば、バネ部材に
対する溶接熱の影響が少なく、かつ溶接トーチ先
端部がかさばることがないので溶接部の観察が容
易であり、しかも加圧力の調整を容易に行なうこ
とができる。しかしこれにも拘わらず、バネ部材
を接触部材の軸支部よりも溶接用トーチの先端側
に配置することもできる。また加圧手段として単
にバネ部材を用いれば溶接用トーチをコンパクト
に、かつ安価にすることができ有利であるが、こ
れにも拘わらず接触部材にリンク機構を連結し、
これをバネ部材で付勢させて加圧手段を構成した
り、液体圧作動シリンダーを用いたりすることが
できる。勿論第9図乃至第11図に示される加圧
手段を単一とすることができる。なおトーチボデ
イ、支持部材、接触部材および筒状体などを適宜
に強制的に冷却すれば、トーチ各部が高温化しな
いためトーチの取扱いが容易であり、かつ高寿命
にトーチを使用することができる。更にまた、第
12図乃至第16図に示されるごとく、支持部材
5、即ち接触部材7と中間部材54とを連結する
連結部材が筒状をした可撓性の連結部材であれ
ば、接触部材7と可撓性の連結部材55とにより
トーチボデイ1を覆うため、スパツタによる接触
部材7とトーチボデイ1との電気的短絡現象が生
起する虞れはない。本発明の実施例において、ガ
イド部材を固定とし、接触部材を加圧手段により
電極ワイヤ側に付勢すれば、電極ワイヤはガイド
部材により拘束されているため接触部材の摩耗に
も拘わらず給電が定常状態で行なわれしかも電極
ワイヤの狙い位置が変更されることはない。
以上本発明の実施形態を種々示したが、本発明
はこれらの実施形態に限定されるものではなく、
上記実施形態の各部を適宜に組合せたり、各部を
同等の部材で置換したりすることにより種々の変
形を行なうことができる。
はこれらの実施形態に限定されるものではなく、
上記実施形態の各部を適宜に組合せたり、各部を
同等の部材で置換したりすることにより種々の変
形を行なうことができる。
以上の如く、本第1の発明によれば、接触部材
が適宜に回動変位し得ることと相俟つて透孔60
1の穿設された接触部材が導電性材料により形成
されているので、電極先端が被溶接物に溶着した
ときには、従来のごとく溶融電極のすえ込み状態
が生起するという事態は皆無であり、このために
溶着時には電極先端部を切断するだけで電極を送
給しつつ溶接を再開することができ作業性がよ
い。またガイド部材3の先端部が接触部材7の有
底状の孔602に係入して覆われているので、ス
パツタは電極ワイヤの送給路に侵入し難く、しか
も加圧手段により電極ワイヤと接触部材とは常時
摺動接触しつつ給電が行なわれるためにスパツタ
が給電部に侵入し得ず、従つてスパツタにより電
極ワイヤの送給性が阻害されたり給電状態が悪化
されたりする虞がない。さらに加圧手段により電
極ワイヤと接触部材とは常時摺動接触しつつ給電
が行なわれるために給電を確実に行なうことがで
きしかも接触部材の取替え間隔が長くなり、長時
間に亘つて均一な溶接を行なうことができ、特に
自動溶接に好適である。更に、給電用部材は支持
部材の端部に締着具を介して回転位置設定自在に
締着されているため、給電用部材が適宜に摩耗し
たときに給電用部材の位置を回動調整することに
より新規の給電用部材と略同一の状態で溶接する
ことができ、従つて給電用部材を高寿命に使用す
ることができる。また本第2の発明によれば第1
の発明の効果に加えてサイドシールド用ガス供給
手段により供給されたシールド用ガスが溶接部近
傍を外気から遮蔽するために、安定したアークで
精度のよいガスシールドアーク溶接が行なわれ
る。さらに本第3の発明によれば第1の発明の効
果に加えて、筒状体によりトーチの基部側が覆わ
れるため、スパツタの殆んどを筒状体により遮ぎ
ることができ、かつトーチ先端部の方向性がない
ため、トーチの先端部の位置を自在に制御する自
動溶接装置、特に溶接用ロボツトに有効である。
さらにまた本第4の発明によれば第3の発明の効
果に加えて接触部材が電極ワイヤ側に付勢される
ため給電用部材の摩耗に拘わらず、給電が定常状
態で行なわれ、しかも電極の狙い位置が略一定す
るので溶接を確実に行なうことができる。
が適宜に回動変位し得ることと相俟つて透孔60
1の穿設された接触部材が導電性材料により形成
されているので、電極先端が被溶接物に溶着した
ときには、従来のごとく溶融電極のすえ込み状態
が生起するという事態は皆無であり、このために
溶着時には電極先端部を切断するだけで電極を送
給しつつ溶接を再開することができ作業性がよ
い。またガイド部材3の先端部が接触部材7の有
底状の孔602に係入して覆われているので、ス
パツタは電極ワイヤの送給路に侵入し難く、しか
も加圧手段により電極ワイヤと接触部材とは常時
摺動接触しつつ給電が行なわれるためにスパツタ
が給電部に侵入し得ず、従つてスパツタにより電
極ワイヤの送給性が阻害されたり給電状態が悪化
されたりする虞がない。さらに加圧手段により電
極ワイヤと接触部材とは常時摺動接触しつつ給電
が行なわれるために給電を確実に行なうことがで
きしかも接触部材の取替え間隔が長くなり、長時
間に亘つて均一な溶接を行なうことができ、特に
自動溶接に好適である。更に、給電用部材は支持
部材の端部に締着具を介して回転位置設定自在に
締着されているため、給電用部材が適宜に摩耗し
たときに給電用部材の位置を回動調整することに
より新規の給電用部材と略同一の状態で溶接する
ことができ、従つて給電用部材を高寿命に使用す
ることができる。また本第2の発明によれば第1
の発明の効果に加えてサイドシールド用ガス供給
手段により供給されたシールド用ガスが溶接部近
傍を外気から遮蔽するために、安定したアークで
精度のよいガスシールドアーク溶接が行なわれ
る。さらに本第3の発明によれば第1の発明の効
果に加えて、筒状体によりトーチの基部側が覆わ
れるため、スパツタの殆んどを筒状体により遮ぎ
ることができ、かつトーチ先端部の方向性がない
ため、トーチの先端部の位置を自在に制御する自
動溶接装置、特に溶接用ロボツトに有効である。
さらにまた本第4の発明によれば第3の発明の効
果に加えて接触部材が電極ワイヤ側に付勢される
ため給電用部材の摩耗に拘わらず、給電が定常状
態で行なわれ、しかも電極の狙い位置が略一定す
るので溶接を確実に行なうことができる。
第1図は従来例を示す要部正面断面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の状
態説明図、第4図は本発明の実施例を示す正面断
面図、第5図は第4図の平面図、第6図乃至第8
図は夫々第4図の−線、−線および−
線断面図、第9図および第12図は夫々本発明
の他の実施例を示す正面断面図、第10図は第9
図の平面図であつて一部破断した図、第11図は
第10図のXI−XI線断面図、第13図乃至第16
図は夫々第12図の−線、−
線、−線断面図である。 1……トーチボデイ、3……ガイド部材、4…
…締着具、5……支持部材、6……給電用部材、
7……接触部材、15……加圧手段、16……サ
イドシールド用ガス供給手段、17……電極ワイ
ヤ、18……筒状体、19……シールドガス供給
口、55……可撓性の連結部材。
は第1図の−線断面図、第3図は第1図の状
態説明図、第4図は本発明の実施例を示す正面断
面図、第5図は第4図の平面図、第6図乃至第8
図は夫々第4図の−線、−線および−
線断面図、第9図および第12図は夫々本発明
の他の実施例を示す正面断面図、第10図は第9
図の平面図であつて一部破断した図、第11図は
第10図のXI−XI線断面図、第13図乃至第16
図は夫々第12図の−線、−
線、−線断面図である。 1……トーチボデイ、3……ガイド部材、4…
…締着具、5……支持部材、6……給電用部材、
7……接触部材、15……加圧手段、16……サ
イドシールド用ガス供給手段、17……電極ワイ
ヤ、18……筒状体、19……シールドガス供給
口、55……可撓性の連結部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トーチ本体に枢着された杆状の第1支持部材
はバネによる加圧手段を具備し、該第1支持部材
の先端部に円筒状の第2支持部材を連結し、該第
2支持部材に対し有底状の給電用部材を回動位置
設定自在に連結し、かつ該給電用部材の有底部に
消耗性電極ワイヤ用の透孔を設け、前記給電用部
材と各支持部材で接触部材を構成し、前記トーチ
本体内の電極ワイヤを案内するガイド部材の少な
くとも先端部を前記給電部材により覆うと共に、
ガイド部材の先端において前記接触部材により電
極ワイヤの軸線と略直交する方向に傾動可能に構
成して、前記加圧手段による該給電用部材の傾動
によりガイド部材先端の電極ワイヤをその軸線と
略直交する方向に付勢してなることを特徴とした
溶接用トーチ。 2 トーチ本体に枢着された杆状の第1支持部材
はバネによる加圧手段を具備し、該第1支持部材
の先端部に円筒状の第2支持部材を連結し、該第
2支持部材に対し有底状の給電用部材を回動位置
設定自在に連結し、かつ該給電用部材の有底部に
消耗性電極ワイヤ用の透孔を設け、前記給電用部
材と各支持部材で接触部材を構成し、前記トーチ
本体内の電極ワイヤを案内するガイド部材の少な
くとも先端部を前記給電部材により覆うと共に、
ガイド部材の先端において前記接触部材により電
極ワイヤの軸線と略直交する方向に傾動可能に構
成して、前記加圧手段による該給電用部材の傾動
によりガイド部材先端の電極ワイヤをその軸線と
略直交する方向に付勢し、かつシールドガスを溶
接用トーチの前方に供給するためのサイドシール
ド用ガス供給手段をトーチ本体に配設してなるこ
とを特徴とした溶接用トーチ。 3 トーチ本体の基部より先端部を覆う筒状体を
設け、該筒状体に設けたバネによる加圧手段に杆
状の第1支持部材を連結し、該第1支持部材の先
端部と円筒状の第2支持部材とをピンにより一体
に固定し、該第2支持部材に対し有底状の給電用
部材を回動位置設定自在に連結し、かつ該給電用
部材の有底部に消耗性電極ワイヤ用の透孔を設
け、前記給電用部材と各支持部材とで接触部材を
構成し、前記トーチ本体内の電極ワイヤを案内す
るガイド部材の少なくとも先端部を前記給電用部
材により覆うと共に、ガイド部材の先端において
前記接触部材により給電用部材を電極ワイヤの軸
線と略直交する方向に傾動可能に構成して、前記
加圧手段による該給電用部材の傾動によりガイド
部材先端の電極ワイヤをその軸線と略直交する方
向に付勢し、かつ前記筒状体の基部側に筒状体の
内方部へのシールドガス供給口を配設してなるこ
とを特徴とした溶接用トーチ。 4 トーチ本体の基部より先端部を覆う筒状体を
設け、該筒状体内に設けた円筒状の第1支持部材
に有底状の給電用部材を回動位置設定自在に連結
し、該第1支持部材をトーチ本体の基部側に配設
された給電用接続端子に可撓性の連結部材で連結
し、かつトーチ本体に前記第1支持部材を押圧す
るバネによる加圧手段を具備し、前記給電用部材
の有底部に消耗性電極ワイヤ用の透孔を設け、か
つ前記給電用部材と第1支持部材とで接触部材を
構成し、前記トーチ本体内の電極ワイヤを案内す
るガイド部材の少なくとも先端部を前記有底状の
給電用部材により覆うと共に、ガイド部材の先端
において前記接触部材により給電用部材を電極ワ
イヤの軸線と略直交する方向に傾動可能に構成し
て、前記加圧手段による該給電用部材の傾動によ
りガイド部材先端の電極ワイヤをその軸線と略直
交する方向に付勢し、かつ前記筒状体の基部側に
筒状体の内方部へのシードガス供給口を配設して
なることを特徴とした溶接用トーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8450382A JPS58199673A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8450382A JPS58199673A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58199673A JPS58199673A (ja) | 1983-11-21 |
| JPH0323268B2 true JPH0323268B2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=13832440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8450382A Granted JPS58199673A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 溶接用ト−チ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58199673A (ja) |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP8450382A patent/JPS58199673A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58199673A (ja) | 1983-11-21 |
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