JPH02259062A - 酸化物薄膜の製造方法 - Google Patents

酸化物薄膜の製造方法

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JPH02259062A
JPH02259062A JP1083467A JP8346789A JPH02259062A JP H02259062 A JPH02259062 A JP H02259062A JP 1083467 A JP1083467 A JP 1083467A JP 8346789 A JP8346789 A JP 8346789A JP H02259062 A JPH02259062 A JP H02259062A
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JP
Japan
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gas
sputtering
substrate
thin film
oxide thin
Prior art date
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Pending
Application number
JP1083467A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuma Hirano
龍馬 平野
Takashi Hirao
孝 平尾
Kiyotaka Wasa
清孝 和佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は酸化物薄膜の製造方法に関する。
従来の技術 従来、低い基板温度での結晶質の酸化物薄膜のスパッタ
リングによる堆積技術は酸化剤としての導入ガスにN 
a Oガスを用いていた。例えば、特開昭58−212
009号公報に示されているようにInを酸化して得ら
れる透明導電膜の低温堆積にはArガスと酸化剤のNs
Oガスとの混合ガスをスパッタガスとして用いている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の方法ではN20ガスが高価であり
、笑気ガスとも呼ばれて人体に対する毒性がある。また
、N2oガスは常温での蒸気圧が5゜atm程度と低い
のでガスボンベから減圧弁を用いて取り出すのに圧力変
動があり、その流量を一定に調節してスパッタ装置に導
入するのが困難である。
そのため、スパッタ放電が安定せず再現性の高い高品質
な膜質の制御はできないという問題点かある。
本発明は、上記の問題点を解決し、安価で安全性の高い
スパッタガスのみを用いて結晶性等の膜質の良い酸化物
薄膜を低温で得ることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明はスパッタリング
にて基板上に結晶質の酸化物皮膜を堆積するときに、ス
パッタガスとして少なくとも02ガスとN2ガスを導入
し、前記02ガスとN2ガスのガス流量混合比が約1対
2であることを特徴とする酸化物薄膜の製造方法を提供
するものである。
作用 上述の手段を用いることによって生ずる本発明の作用は
次のようなものである。酸化剤として導入された02ガ
スがスパッタ放電中にN2ガスにより励起され、そのガ
ス流量混合比もN 20ガスと同じO対N=1対2なの
でN p Oガスのプラズマ状態と似たようになり、反
応性に富む原子状酸素を生成し易くなったと考えられる
。そのため、スパッタされた金属原子との酸化反応が低
い基板温度でも速やかに秩序正しく行われる。
実施例 以下、本発明の実施例について、その製造方法を説明す
る。
用いたスパッタリング装置は第1図に示す様な通常の直
流マグネトロンスパッタ装置である。この装置は真空容
器1の内部にターゲット2、マグネット3とシールド4
より構成される陰極と、基板5を取り付けて基板温度の
制御を行う基板ホールダ−6より構成される陽極とを設
けている。前記真空容器1にガス導入ロアより導入ガス
をそのガス流量を調節して導入し、真空排気系でガス圧
力を制御し、高圧電源8により前記電極間に直流電圧を
印加することによりスパッタ放電を行うものである。
一例として弾性表面波デバイス等に用いられているZn
O薄膜の堆積方法について述べる。このZnO膜はガラ
ス基板上に結晶性が良くc軸配向した膜が求められてい
る。実験はターゲット2に直径4インチのZn金属ター
ゲットを用い、直径3インチのガラス基板5上に反応性
スパッタリング法により堆積する方法について実施した
。基板5とターゲット2との間の距離は40mmである
。まず、スパッタガスは比較のためにN20ガスのみを
ガス流量1108CCで導入した場合と比較した。
それに対して本発明による02ガスとN2ガスのガス流
量はN20ガスと同じ原子数比で同等の原子数が導入で
きるようにするために1対2で、各々1105CCと5
SCCMにして実施した。真空容器1内のガス圧力は5
 mmTorrに保持した。そして、放電電流300 
mA1  印加電圧300〜500V1  基板温度〜
500℃でスパッタリングを1時間行いガラス基板上に
ZnO薄膜を堆積した。堆積中にスパッタ放電をプラズ
マ発光分光法で比較したら同じであったが、N20ガス
を用いた場合は減圧弁でのガス圧力の変動があり放電は
安定していなかった。堆積速度は両方とも1.7μm/
hrで同じであったが、そのバッチ間の再現性は本発明
の方が良かった。堆積したZnO薄膜の結晶性と配向性
はX線回折で評価した。第2図及び第3図は各々ZnO
薄膜の(002)のX線回折の半値幅と前記ZnO薄膜
の(002)のロッキング曲線の標準偏差角との基板温
度依存性を本発明のOQガスとN2ガスとを用いた場合
の結果を示したものである。従来のN p Oガスを用
いた場合と同様な結果が得られた。はとんど基板温度の
依存性がなく、100℃の低温でも結晶性が良く、配向
性も(002)だけのC軸の単一配向であった。また、
本発明の方が高抵抗で透明な膜が得られ酸素欠損も少な
かった。それは放電が安定していたことによると考えら
れる。さらに、Znは窒化物を作らず、ZnO膜中への
窒素の取り込みはオージェ分光で測定したが観測されな
かったので原子数の割合で数%以下であった。これは他
の金属酸化物にも言えることで原子状酸素による酸化反
応速度が速いために窒素の取り込みが少なく10%以下
であった。
その結果、スパッタガスに02ガスとN2ガスとを1対
2の混合比で用いたことにより、安価で安全性の高いガ
スのみにより、300℃以下の低温でも結晶性等の良好
な高品質なZnO膜が形成できるようになった。また、
02ガスとN2ガスとのガス流量混合比を1対1〜1対
3の範囲で変えて実施した場合も同等の効果があり、特
に約1対2の場合が顕著であった。さらに、原子状酸素
による速い酸化反応であるので、堆積速度の速い金属タ
ーゲットを用いた反応性直流スパッタリングに対する効
果が一番大きかった。
また、本実施例と同様にして基板温度100℃以下で膜
厚20μm堆積したZnO膜上にAIで櫛形電極を形成
してテレビの映像中間周波数用の弾性表面波フィルター
を作製し良好な特性を得た。
なお、本発明は、znO膜以外の酸化物薄膜の形成にも
適用可能である。
発明の効果 本発明の効果は次のようなものである。
スパッタガスに02ガスとN2ガスとを約1対2の混合
比で用いたことにより、安価で安全性の高いガスのみに
より、300℃以下の低温でも結晶性等の良好な高品質
な酸化物薄膜(ZnO膜等)が形成できるようになった
。その酸化物薄膜は窒素を含有してなく、窒素による悪
影響はなかった。そして、安価な金属ターゲットを使用
でき、堆積速度の速い反応性スパッタリング法で高品質
な酸化物薄膜が形成できた。さらに、反応性直流スパッ
タリングも可能なので制御の容易な直流電源を使用でき
酸化物薄膜の製造が容易になった。特にZnO薄膜では
金属ターゲットを用いた反応性直流スパッタリングで弾
性表面波フィルター等のデバイス応用できる膜が低温高
速堆積できた。また、本発明の効果は実施例で述べたZ
nO薄膜だけに限らず他の酸化物薄膜(In20a等の
透明導電膜、TaO等の絶縁体膜、酸化物高温超電導体
、フェライト等)にも適用できるのは言うまでもない。
さらに、ターゲットに酸化物を用いた場合にも同様な効
果があるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いた直流マグネトロンスパ
ッタ装置の断面構成図、第2図は本発明の実施例のZn
O薄膜の(002)のX線回折の半値幅の基板温度依存
性を示す特性曲線図、第3図は本発明の実施例のZnO
薄膜の(002)のX線ロッキングカーブの標準偏差角
の基板温度依存性を示す特性曲線図である。 1・・・・真空容器、2・・・・ターゲット、5・・・
・基板、6・・・・基板ホールダ−7・・・・ガス導入
孔、8・・・・高圧電源。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名区・ C1 ilふ w!# 丈 Qフ 城 (翠) 留 醤 事 船

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スパッタリングにて基板上に結晶質の酸化物薄膜
    を堆積するときに、スパッタガスとして少なくともO_
    2ガスとN_2ガスを導入し、前記O_2ガスとN_2
    ガスのガス流量混合比が約1対2であることを特徴とす
    る酸化物薄膜の製造方法。
  2. (2)スパッタリングが金属ターゲットを用いた反応性
    スパッタリングであることを特徴とする請求項1に記載
    の酸化物薄膜の製造方法。
  3. (3)酸化物薄膜がZnO薄膜であることを特徴とする
    請求項1もしくは2に記載の酸化物薄膜の製造方法。
  4. (4)スパッタリングが反応性直流スパッタリングであ
    ることを特徴とする請求項1、2もしくは3に記載の酸
    化物薄膜の製造方法。
  5. (5)金属ターゲットを用いた反応性スパッタリングに
    て基板上に結晶質の酸化物薄膜を堆積するときに、スパ
    ッタガスとして少なくともO_2ガスとN_2ガスを導
    入し、前記O_2ガスとN_2ガスのガス流量混合比が
    1対1〜1対3であることを特徴とする酸化物薄膜の製
    造方法。
  6. (6)酸化物薄膜の窒素含有量が10%以下であること
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の酸化物
    薄膜の製造方法。
JP1083467A 1989-03-31 1989-03-31 酸化物薄膜の製造方法 Pending JPH02259062A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097038A (ja) * 2000-07-21 2002-04-02 Asahi Glass Co Ltd 酸窒化スズ膜付き基体とその製造方法
JP2002129315A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Ulvac Japan Ltd 薄膜作製方法及びその装置
JP2010123516A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Fujikura Ltd 酸化物超電導導体用基材の製造方法と酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体用キャップ層の形成装置

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JP2010123516A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Fujikura Ltd 酸化物超電導導体用基材の製造方法と酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体用キャップ層の形成装置

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