JPH0226496B2 - - Google Patents

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JPH0226496B2
JPH0226496B2 JP59271173A JP27117384A JPH0226496B2 JP H0226496 B2 JPH0226496 B2 JP H0226496B2 JP 59271173 A JP59271173 A JP 59271173A JP 27117384 A JP27117384 A JP 27117384A JP H0226496 B2 JPH0226496 B2 JP H0226496B2
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JP
Japan
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skin
composition
probe
amount
Prior art date
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JP59271173A
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English (en)
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JPS61149128A (ja
Inventor
Takao Ishida
Mikio Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(発明の分野) 本発明は、超音波診断装置を用いる際に、超音
波エネルギーの伝播を良好にする目的で、皮膚と
超音波診断用探触子(以下、プローブと略称す
る)との間に塗布して介在させる超音波診断用透
明粘性組成物に関する。 (従来技術) 従来の超音波診断用組成物は、ペースト状組成
物では長時間皮膚と接触していると皮膚温により
流動したり、発汗により組成物に塩析現象が生じ
て液状に変化し、組成物がプローブと皮膚との間
に定留し難く、すき間が出来て空気層が介在し易
くなり、超音波エネルギーの伝播を不良とするこ
とが多い。 また、高粘稠性ゲル状物であつては、皮膚及び
プローブへの密着性はよいが、製造時或いは塗布
時に混入した気泡が抜け難く、同様に空気層(気
泡)が介在することが避けられず、超音波エネル
ギーの伝播を不良とする結果、正確な診断情報を
再現性よく得ることが不可能となる等の欠点を有
していた。 更には、前記高粘稠性のゲル状物はベトツキが
著しく、使用に不便であり、被診断者に不快感を
与えると共に使用後の除去も困難なものであつ
た。 (発明の目的) 本発明は、上記の欠点を悉く改良したものであ
つて、その目的とするところは、プローブと皮膚
との間に定留し、適度な密着性を有し、超音波エ
ネルギーの伝播を良好ならしめ、体温や発汗にも
安定で粘性を与えることなく、長時間にわたつて
水分を保持して空気層の介在を防止し、皮膚刺激
が無く、使用後の除去も容易で、保存安定性にも
優れた超音波診断用透明粘性組成物を提供するに
ある。 (発明の構成) 即ち、本発明の超音波診断用透明粘性組成物
は、カルボキシビニルポリマーの塩とヒドロキシ
エチルセルロースと燐酸二ナトリウムと燐酸一カ
リウムと多価アルコールと水とを配合してなるこ
とを特徴とするものである。 (発明の具体的な構成の説明) 本発明に使用するカルボキシビニルポリマーの
塩は、遊離酸型のカルボキシビニルポリマー(例
えば、米国グツドリツチ社製のカーボポール940
など)と苛性ソーダ、苛性カリ、アルカノールア
ミンなどの塩基性物質との中和塩である。好まし
い、塩基性物質は苛性ソーダ、或いは苛性カルで
ある。カルボキシビニルポリマーの塩の水溶液の
PH値は5〜8である。 カルボキシビニルポリマーの塩の配合量は、組
成物全量を基準として0.4〜1.2重量%、好ましく
は0.5〜1.0重量%である。0.4重量%よりも少なく
なると液状物となり(目的とする粘性物を形成せ
ず)、流動して皮膚とプローブの間に定留させる
ことが難しく、空気層が介在し易い。1.2重量%
よりも多くなると高粘度となり、人体の表面の平
面又は湾曲部など任意の部位にすき間なく密着さ
せることが難しく、使用後の除去も極めて難しく
なる。 ヒドロキシエチルセルロースは、例えば米国ユ
ニオンカーバイド社製のセロサイズWP−
4400M、フジケミカル社製のA5000Fなどであれ
ばよく、粘度が4000〜6000CPS(ブルツクフイー
ルド回転粘度計、測定温度25℃、2重量%水溶
液)のものが好適である。 ヒドロキシエチルセルロースは、上記のカルボ
キシビニルポリマーが呈する特有のゲル状(プリ
ン状)の粘性を本発明の目的に適合するよう改善
する為に配合したものであつて、本発明の組成物
が透明度を保持し、プローブと皮膚の間に塗布し
て、適度な伸展性(流動性)を有すると共に、プ
ローブと皮膚の間に介在して持続的な密着性をも
保有する効果を発揮するものである。更には、ヒ
ドロキシエチルセルロースは、非イオン性であ
り、塩類に対して非常に安定であると共に耐酸
性、耐アルカリ性にも優れている。他のカルボキ
メチルセルロースがアルギン酸ソーダの如くゲル
化(プリン状)を起すことなく、腐敗し難い性質
を有している。 ヒドロキシエチルセルロースの配合量は0.08〜
0.8重量%、好ましくは0.05〜0.6重量%である。
0.03重量%より少ないときには上記の効果を発揮
できず、0.8重量%よりも多くなると組成物の透
明度が低下し、高粘度となり適度な伸展性(伸
び)を得ることができない。 燐酸二ナトリウムと燐酸一カリウムは、その配
合割合が1対0.2〜6.0で、両者の全配合量が0.2〜
2.5重量%(好ましくは0.4〜2.0重量%)配合され
る。上記の最低限界量よりも少なくなると、PHの
緩衝効果が低下して、組成物の保存安定性がわる
くなり易い。また最高限界量よりも多くなると、
塩析現象が発現して、不透明化や水分離を引き起
こし、保存安定性等もわるくなり易い。 多価アルコールは、グリセリン、ジグリセリ
ン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1.3−ブチレングリコール、ポリエチレン
グリコールからなる群から選択された少なくとも
一種であればよく、その配合量は組成物全量に対
して10〜80重量%である。多価アルコールの種類
は特に限定されるものではないが、特に好ましく
は、グリセリンとプロピレングリコールを1対
0.5〜1.5の割合で両者の全配合量が18〜25重量%
で配合される。多価アルコールの配合量は10重量
%より少なくなると、組成物が乾燥し易く、プロ
ーブと皮膚との密着性が低減し、超音波エネルギ
ーの伝播が減衰するおそれが有り、80重量%より
も多くなると透明度が低下し、保存安定性もわる
くなる。 水の配合量は組成物全量に対して60〜85重量
%、好ましくは、65〜80重量%であり、60重量%
よりも少なくても、また85重量%を超えても本発
明の目的を達成する組成物を得ることは難しい。
組成物の粘度は2万〜25万CPS(実施例に記載の
方法で測定)に調整することが好ましい。 以下、本発明を実施例にて説明する。 実施例に記載の(1)外観、(2)保存安定性、(3)粘
度、(4)実用特性試験〔耐乾燥性(保水性)及び
耐発汗性、密着性、超音波エネルギー伝播の
減衰、皮膚刺激〕は下記の方法で調べた。 (1) 外観 試料の温度が10〜45℃で透明なものを透明と
した。 (2) 保存安定性 試料を2週間毎に温度が−10℃と45℃に繰り
返し変化する恒温室に3ヶ月保存した後、外観
が透明で水の分離が無いものを安定とし、その
他を不安定とした。 (3) 粘度 試料の温度を30℃とし、ブルツクフイールド
型粘度計(精機工業研究所製ビスメトロンUS
−Al型、ローターNo.4、回転数8r・p・m)
で測定し、単位をセンチポイズ(CPS)で示し
た。 (4) 実用特性 各試料毎に20人の被試験者にて、プローブと
皮膚の間に試料を介在せしめて、密着して15分
間に亘る超音波診断の実用特性試験を実施し
て、下期の項目に関して調査した。 耐乾燥性(保水性)及び耐発汗性 測定時間内に、試料の一部が流動するか、
乾燥して空気層が生じた人の数で示した。 密着性 プローブと皮膚の接触面が傾斜(80℃)し
ている状態で、介在する試料が流動して空気
層が生じた人の数で示した。 超音波エネルギー伝播の減衰 試料に気泡が混入していたか、または測定
時間内に、試料が流動するか、或いは乾燥し
て、テレビに表示される画像の鮮明度が低下
するなどの変化が生じた人の数で示した。 皮膚刺激 測定時に皮膚に刺激を感ぜられたり、測定
終了後、試料を除いた後の皮膚に赤斑、浮腫
などの皮膚刺激を生じた人の数で示した。 実施例1〜8、比較例1〜8 (1) 組成
【表】 (2) 調整方法 プロピレングリコールとグリセリンの混合液
にカーボポール940を分散したものを残量とす
る水中に分散した後、予め用意したセロサイズ
WP−4400Mの水溶液を注入して攪拌混合す
る。次に苛性ソーダの水溶液を注入し均一に攪
拌混合してカーボポール940を苛性ソーダで中
和した中和塩を生成せしめる。引続いて、リン
酸二ナトリウムとリン酸一カリウム、メチルパ
ラベン及び青色1号の各々水溶液を注入して全
量を均一に攪拌混合せしめて調整する。 (3) 特性 第1表に記載する如く、比較例1の組成物
は、ゲル状(プリン状)を呈し、実用特性に於
いて実用性に乏しいものであつたが、実施例1
の如く、ヒドロキシエチルセルロースを添加す
ることにより改良され、20人の被試験者中2人
にやや難点が見受けられたが特に実用上に問題
は無かつた。また、比較例2は高粘度となり、
気泡が混入すると抜け難く良い結果を得ること
はできなかつた。 実施例4〜5、比較例4〜7 (1) 組成
【表】 注) * 但し苛性カリは実施例1の苛性ソー
ダと同様である。
(2) 調整方法 実施例1の調整方法と同様にして調整する。 (3) 特性 第1表に記載の如く、実施例4はやや乾燥し
易く2人にやや難点が見られたが、実用上にほ
とんど問題点は見られなかつた。また、実施例
5は1人のみに軽度の紅斑が見られたが充分に
実用出来る程度のものであつた。 比較例は燐酸の塩類が少なく耐発汗性に欠点
が見られ、比較例5は逆に塩類が多く組成物の
透明度と粘度が低下し、密着性に乏しく、比較
例6は多価アルコールの配合量が少なく耐乾燥
性に難点を有し、比較例7は逆に多価アルコー
ルの配合量が過剰となり皮膚刺激が見られた。
【表】
【表】 (発明の効果) 以上、記載の如く本発明は超音波診断装置に適
用して従来の欠点を悉く改善した超音波診断用透
明粘性組成物を提供することは明らかである。即
ち、本発明の組成物は、透明な組成物で適度な粘
性を有することにより気泡の混入を防ぎ、プロー
ブ及び皮膚への塗布を容易にして、プローブと皮
膚との間に持続的に密着し、超音波エネルギーの
伝播を良好に保持する効果を有する。また、保存
安定性も良好で皮膚刺激も無く優れた超音波診断
用透明粘性組成物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の(A)〜(E)成分を配合してなる、超音波診
    断用透明粘性組成物。 (A) カルボキシビニルポリマーの塩;0.4〜1.2重
    量% (B) ヒドロキシエチルセルロース;0.03〜0.8重
    量% (C) 多価アルコール;10〜30重量% (D) 燐酸二ナトリウムと燐酸一カリウム(重量比
    1対0.2〜6.0);0.2〜2.5重量% (E) 水
JP27117384A 1984-12-21 1984-12-21 超音波診断用透明粘性組成物 Granted JPS61149128A (ja)

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