JPH0226666Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226666Y2
JPH0226666Y2 JP7675285U JP7675285U JPH0226666Y2 JP H0226666 Y2 JPH0226666 Y2 JP H0226666Y2 JP 7675285 U JP7675285 U JP 7675285U JP 7675285 U JP7675285 U JP 7675285U JP H0226666 Y2 JPH0226666 Y2 JP H0226666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
metal layer
synthetic resin
foam
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7675285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61191218U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7675285U priority Critical patent/JPH0226666Y2/ja
Publication of JPS61191218U publication Critical patent/JPS61191218U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226666Y2 publication Critical patent/JPH0226666Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メタリツクな外観を呈する装飾品、
仏具や神具等の祭壇用具、あるいは床材、壁材、
天井材等の建築用材、家具用部品、さらには集積
回路等の電子部品の帯電防止を兼ねる包装材、そ
の他金属やプラスチツク製品の代替品として広い
用途に使用できる積層体に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
通常の合成樹脂発泡体は、その素材のもつ断熱
性、緩衝性、軽量性等を利用して断熱材、防音壁
材等の建築用材あるいは包装材等として多用途に
使用されているが、耐熱性に乏しく表面に火を近
付けると軟化変形したに溶融し、遂には燃えだす
おそれもある。
また、集積回路等の電子部品の包装材として、
静電気による帯電を防止し電子部品等を静電気か
ら保護する目的で、発泡シートやプラスチツクフ
イルムの基材の上に導電性樹脂フイルムを積層し
たもの(実開昭58−101729号公報)あるいはカー
ボンブラツク粒子を含む塗料を塗布したもの(実
開昭58−151032号公報)等が提案されているが、
いずれも高価である上、充分な導電性が得られな
かつたり、カーボンブラツク粒子が剥離浮遊して
電子部品を汚染する等の問題があつた。しかして
本考案の出願人は、先に合成樹脂発泡体の表面に
金属材料の溶射による金属層を設けたものを提案
(実願昭59−69688号)したが、前記溶射金属層で
あれば上記のような問題は生じないものの、微粒
子状で溶射積層された金属粉が脱落することがあ
り、また表面が溶射表面特有の微細な凹凸の粗面
となつて、金属特有の光沢のある平滑な表面が得
られないものであり、金属表面を特徴とする装飾
品や建築用材、祭壇用具等には到底使用できない
ものである。
なお、近年、非発泡のプラスチツク製品の表面
に金属メツキを施すことが行なわれているが、ポ
リスチレン樹脂発泡体等の合成樹脂発泡体の表面
に金属メツキを施すことは、発泡体がメツキ液に
侵される等のおそれがあつてきわめて困難なもの
で、また仮にメツキを施したとしても、比較的短
時間でメツキ層が剥離してしまうので、従来は殆
ど実用化には到つていない。
本考案は、上記に鑑みて、合成樹脂発泡体を基
材として、その表面が金属メツキ層によるメタリ
ツクな外観を呈し、しかも発泡体と金属層との一
体性が良く、金属表面を特徴とする装飾品等の
種々の用途に好適に使用できる積層体を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために、合
成樹脂発泡体の表面に、金属材料の溶射による溶
射金属層を設け、その上に金属メツキを施してな
ることを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記の本考案の積層体によれば、発泡体表面の
金属層は溶射金属層とその上の金属メツキ層との
2層構造によるものであつて、下地層の溶射金属
層は、溶射される金属の微粒子が扁平となつて樹
脂等の他物を介在することなく相互に溶着するよ
うに恰も一枚もののごとく積層されるとともに、
溶射による熱によつて発泡体の表面に対し強固に
付着し、ごく薄層でも剥離することがなく、しか
もこの溶射金属層を下地としてその上に金属メツ
キを施したので、基材である発泡体がポリスチレ
ン系樹脂発泡体等のように薬液に弱くてメツキし
難いものであつても、前記の溶射金属層によつて
基材の発泡体に何等悪影響を与えることなく通常
の金属製品の場合と同様にメツキできる上、この
金属メツキ層が下地層である溶射金属層に対し一
体性よく強固に積層されることになる。また最外
層になる金属メツキ層の表面は、金属粉末の微粒
子による溶射金属層等と違い、金属粉末の浮遊等
のおそれがないばかりか、溶射金属層の表面を金
属メツキ層によつて平滑化し得て、きわせて良好
な金属特有の光沢ある表面状態の外観を呈するこ
とができる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図においてaは本考案に係る積層体を示し、1は
その基材となる合成樹脂発泡体、2は前記合成樹
脂発泡体1の表面に積層された金属材料の溶射に
よる溶射金属層を示し、3は前記溶射金属層2の
上に積層された金属メツキ層を示す。
上記の合成樹脂発泡体1としては、ポリスチレ
ンおよびスチレンと無水マレイン酸との共重合体
を含むスチレンを主体とする共重合体等のスチレ
ン系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレンおよび
これらを主体とする共重合体等のポリオレフイン
系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂その他の熱可塑性樹
脂を押出し発泡成形した主として板状の発泡体、
あるいは同樹脂の通常の発泡成形体その他の合成
樹脂発泡体を用いることができ、特にポリスチレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等のメツキ液に侵
されるおそれがあつてもメツキし難いとされてい
る樹脂の発泡体でも使用可能である。さらに熱可
塑性樹脂の発泡体であつて、内部が低密度、外部
が高密度の樹脂発泡細条を多数本平行に配列して
集束し細条同士を互いに融着一体化せしめてなる
発泡体を用いることもできる。いずれにしても、
その発泡倍率や厚み、大きさ、形状等は、用途お
よび使用態様や材質によつて任意に決定できる。
例えば電子部品の包装材としては、スチレン系
樹脂の発泡体を用いる場合、発泡倍率は50倍、厚
みは2mm以上、中でも5〜10mm程度のものが好適
に用いられ、電子部品の端子ピンを突き刺して使
用する場合には突き刺した端子ピンが他面に突出
しないように厚みを設定する。
上記の溶射金属層2は、アーク溶射方式等の金
属溶射によつて、アルミニウム、亜鉛等の金属材
料を溶融した微粒子状にして、上記した合成樹脂
発泡体1の表面に吹付けることにより形成するも
ので、中でも金属材料として線材や粉末を用い、
この金属線材等の低温溶射によれば、溶射直後の
金属層の低温化を図ることができ、発泡体の溶
融、変形を防止することができる。この金属溶射
において、予め発泡体1の表面に同種の金属粉末
の吹付け等による表面処理を施しておけば、溶射
金属層2が発泡体表面により一層強固に均一な層
厚で付着することになる。
また金属メツキ層3は、上記した溶射金属層2
の表面に、用途や使用態様等に応じ金、銀、銅等
の装飾性のある比較的高価な金属を電気メツキ法
や化学メツキ法等の従来周知のメツキ法により、
一般の金属製品あるいは非発泡の合成樹脂製品等
の場合と同様にメツキを行なうもので、基材であ
る発泡体1は上記溶射金属層2により被膜されて
いるため、メツキ液に侵されることがなく、所定
の金属メツキが施され、溶射金属層2の上に金属
メツキ層3が形成されるものである。このメツキ
の際、溶射金属層2の表面にメツキ性のよい樹脂
を薄膜状にコーテイングしておけば、メツキ層3
の表面がより一層平滑化することになる。
しかして、上記の溶射金属層2は、噴霧状で吹
き付けられた金属の微粒子が扁平となつて他物を
介在することなく密に積層して一体化し、ごく薄
層(例えば20〜200μ)をなすとともに、低温溶
射によつて発泡体の表面を変形させることなく該
表面に対して強固に付着し、しかもこの溶射金属
層2の表面の金属メツキ層3は発泡体1の表面に
直接メツキした場合とは異なり、溶射金属層2と
強固に一体化するため、溶射金属層2および金属
メツキ層3のいずれも剥離することがない。しか
もこの金属メツキ層3によつて溶射金属層2表面
の微細な凹凸が解消されてかなり平滑になる。
なお、上記の溶射金属層2および金属メツキ層
3は、発泡体1の表裏等の全周面に設ける場合の
ほか、表裏片面等の一部の面に設ける場合もあ
り、また金属メツキ層3は必ずしも溶射金属層2
の表面全域に設けておく必要はない。
上記本考案の積層体aは、金属メツキ層による
金属表面独特の外観を活かして各種装飾品、仏具
や神具、建築用材、包装材その他種々の用途に使
用するもので、例えばこの積層体aを床材、壁
材、天井材等の建築用材として使用する場合に
は、発泡体特有の軽量性、断熱性、緩衝性を得る
ことができるとともに、表面の金属層2,3によ
つて耐火、耐熱性に非常に優れることになる。
また積層体aを電子部品の包装材として使用す
る場合には、溶射金属材料および金属メツキ材料
を導電性のあるものにしておけば、静電気による
帯電を防止して電子部品を静電気から保護でき、
また基材である発泡体1が柔らかいので端子ピン
を突き刺して使用することが可能で、緩衝性にも
優れる。
〔考案の効果〕
上記したように本考案の積層体は、合成樹脂発
泡体を主体とするものであるにも拘らず、その表
面の金属層が溶射金属層を下地として金属メツキ
を施してなるものであるから、溶射金属層が基材
である発泡体に対し一体性よく強固に付着し、し
かもその上の金属メツキ層は前記の溶射金属層に
対し通常の金属製品の場合と同様にして、かつ基
材である発泡体を侵すおそれなくメツキし得て溶
射金属層との接合強度にも優れるので、積層体全
体の一体性がよく、前記金属層が使用中に剥離す
るおそれがない。また溶射金属層を被う最外層の
金属メツキ層により、溶射金属層の金属微粒子の
脱落を防止できるはもちろん、溶射金属層の表面
を平滑化し得て金属独特の光沢のある装飾性の高
い表面を得ることができる。
また本考案の積層体は、合成樹脂発泡体を主体
とするものであるにも拘らず、その表面の金属層
特に金、銀、銅等の金属メツキ層によつて恰も金
属製品であるかのような光沢のあるメタリツクな
表面の外観を呈し、もちろん基材である発泡体特
有の断熱性、緩衝性、軽量性を兼ね備えており、
しかも上記表面の金属層によつて火を近づけても
軟化変形したりするおそれがなく、耐熱性、難燃
性も良好であり、従つて前記金属表面および性質
を活かして装飾品、各種祭壇用具、家具類の部品
やデイスプレイ用品、建築用材、包装材等として
広い用途にきわめて好適に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部欠截斜視
図、第2図は前図−線における拡大断面図で
ある。 A……積層体、1……合成樹脂発泡体、2……
溶射金属層、3……金属メツキ層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂発泡体の表面に、金属材料の溶射に
    よる溶射金属層を設け、その上に金属メツキを
    施してなることを特徴とする積層体。 2 溶射金属層の表面にメツキ性の良い合成樹脂
    がコーテイングされて金属メツキが施されてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の積層
    体。 3 溶射金属層が、合成樹脂発泡体の表面に金属
    粉末による表面処理を施した上に溶射されてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の積層体。 4 合成樹脂発泡体が、ポリスチレンおよびスチ
    レンを主体とする共重合体等のスチレン系樹脂
    発泡体、ポリエチレンやポリプロピレンおよび
    これらを主体とする共重合体等のオレフイン系
    樹脂発泡体、ポリ塩化ビニル樹脂発泡体その他
    の熱可塑性樹脂の発泡体よりなる実用新案登録
    請求の範囲第1項、第2項または第3項のいず
    れか1項に記載の積層体。 5 合成樹脂発泡体が、熱可塑性樹脂の発泡細条
    を多数本平行に配列して集束し細条同士を互い
    に融着一体化せしめたものからなる実用新案登
    録請求の範囲第4項記載の積層体。
JP7675285U 1985-05-22 1985-05-22 Expired JPH0226666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7675285U JPH0226666Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7675285U JPH0226666Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191218U JPS61191218U (ja) 1986-11-28
JPH0226666Y2 true JPH0226666Y2 (ja) 1990-07-19

Family

ID=30619177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7675285U Expired JPH0226666Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0226666Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61191218U (ja) 1986-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4484250A (en) Static dissipative mat
US4363071A (en) Static dissipative mat
JP2999600B2 (ja) 熱制御性材料
US2761854A (en) Manufacture of conductive plastics
JPH03500429A (ja) 不織絶縁ウェブ
US3436297A (en) Reinforced vinyl plastic stripping
JPS6354541B2 (ja)
JPS6343400A (ja) 寸法回復性物品
JPH0226666Y2 (ja)
US4414260A (en) Static dissipative upholstery fabric or the like
US2964436A (en) Method of laminating conductors to thermoplastic materials
US4255475A (en) Mosaic structures
JPS62179911A (ja) 電磁波シ−ルド成形品の製造方法
JPH0136601Y2 (ja)
JPH0121794Y2 (ja)
JP3034240B2 (ja) 電磁波・磁気シールド材および電磁波・磁気シールド工法
CN100375675C (zh) 一种制造层结构的方法
JPH0268999A (ja) 導電性熱可塑性樹脂シート及び成形物
JPH0418532B2 (ja)
JP2621470B2 (ja) シールド層付電線の製造方法
CA1198473A (en) Static dissipative mat
JPH0244552Y2 (ja)
JP2684229B2 (ja) パラボラアンテナ用反射鏡の製造方法
JP2716366B2 (ja) 可撓・防汚・耐候・防水性樹脂被覆アモルファス金属薄膜積層複合シート
JP2546588B2 (ja) アモルファス金属薄膜積層シート