JPH02272039A - 導電性ポリオレフィン発泡体の製造方法 - Google Patents

導電性ポリオレフィン発泡体の製造方法

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JPH02272039A
JPH02272039A JP9380489A JP9380489A JPH02272039A JP H02272039 A JPH02272039 A JP H02272039A JP 9380489 A JP9380489 A JP 9380489A JP 9380489 A JP9380489 A JP 9380489A JP H02272039 A JPH02272039 A JP H02272039A
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JP
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kneading
foam
masterbatch product
masterbatch
conductive
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Application number
JP9380489A
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Inventor
Yoshiaki Masuko
増子 善昭
Kazufumi Iio
和史 飯尾
Hiroshi Shimizu
洋 清水
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Sanwa Kako Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、導電性ポリオレフィン発泡体の製造方法に関
し、さらに詳しくは、例えば通常の帯電防止性の包装材
などとしての用途の他、特に電波吸収材として有用な導
電性ポリオレフィン発泡体の製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、電子部品使用の各種機器類の包装、輸送、保存用
材料や静電防止性マット等、導電性発泡体の用途が広範
に拡大されている。
そして、従来より導電性を有するプラスチックフオーム
としてはウレタンフオームが知られているが(例えば特
公昭52−36902号)、カーボンの脱落や色落ち等
の問題があり、また基材がウレタンであるため耐候性が
非常に悪いなどの問題がある。
このため、耐候性や耐薬品性、耐水性等に優れたポリオ
レフィンを基材とした導電性発泡体の製造方法が種々開
発され、本出願人も既に特許8願している(特開昭58
−198537号、特開昭58−198538号)。し
かしながら、基材となるポリオレフィン系樹脂に導電性
カーボンと共に発泡剤等を加えて混練し、導電性ポリオ
レフィン発泡体を製造する場合、カーボン練り込み時の
導電性カーボンの飛散が多く1発泡体の表面抵抗値が安
定しないという問題があった。また、導電性カーボンと
共に発泡剤を混練する場合、導電性カーボンの剪断発熱
が大きくなり、発泡剤の分解が起こり易くなる結果、発
泡前のシートに気泡が発生すると共に押出性が悪化する
というような問題も指摘されている。
このため、予めポリオレフィン系樹脂と導電性カーボン
を溶融、混練したマスターバッチ品を製造する工程を含
む方法、特に溶融している状態のポリオレフィン系樹脂
に導電性カーボンを混練し、ベレット状に成形してマス
ターバッチ品を製造する工程を含む方法部5種々開発さ
れている(特開昭59−129237号、特開昭60−
81237号、・特開昭61−31440号、特公昭5
9−25815号)。
(発明が解決しようとする課題) 前記のような予めマスターバッチ品を製造し、これを発
泡させる従来の導電性ポリオレフィン発泡体の場合、マ
スターバッチ品をつくる工程において、所謂高い剪断力
の作用が可能な混練機、例えばミキシングロール5押出
機、特に二輪の押出機、バンバリーミキサ−、ニーダ−
等が使用されている。
しかし、このような混練機を使用する従来の方法では、
せいぜい表面抵抗値が103Ω以上の発泡体しか得られ
ない。この理由としては、上記のような混練機の剪断力
によって導電性カーボンとして必要な鎖状構造がある程
度失われ、このため導電性が低下するものと思われる。
また、上記のような混練機では、概して混練時のカーボ
ンの飛散が大きく、品質が安定しないという問題もある
本出願人は先に、前記のような従来法の欠点を解消し1
表面抵抗値が低(、しかも品質の安定した導電性ポリオ
レフィン発泡体を提供すべく、マスターバッチ品をつく
る段階において、充填剤を添加すること及び混合機とし
て実質的に高い剪断力が付加されないような粉粒体混合
機を用いることを特徴とする導電性ポリオレフィン発泡
体の製造方法を開発した(参照:特願昭63−1690
79号)。
その後、本出願人は、発泡倍率の高い導電性ポリオレフ
ィン発泡体を提供すべく、難燃剤等の充填剤を添加した
マスターバッチ品を予備加熱後、混練機で配合剤と短時
間に混練することを特徴とする導電性ポリオレフィン発
泡体の製造方法を開発した(参照:精願昭63−212
388号)。
しかしながら、これらの方法においても、無機系充填剤
をポリオレフィン樹脂に添加すると、発泡時に樹脂の伸
びが悪くなり、発泡倍率15倍を超える導電性発泡体を
得ることができない。また、マスターバッチ品をつくる
段階において無機系充填剤の代わりに難燃剤を添加すれ
ば、発泡倍率20倍、表面抵抗値500Ω以下の導電性
ポリオレフィン発泡体を得ることができるが、難燃剤が
混合機の内壁に付着し、毎回ヘラ等で取り除かなければ
ならず1作業性が悪い。
従って、本発明の目的は、前記のような欠点を、解消し
、表面抵抗値が低(、しかも発泡倍率の高い導電性ポリ
オレフィン発泡体の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の方法によれば、前記目的を達成するため、基本
的には、マスターバッチ品をつくる段階において、発泡
剤を添加すること及び混合機として実質的に高い剪断力
が付加されないような粉粒体混合機を用いることを特徴
としている。
すなわち、本発明による第1の方゛法は、ポリオレフィ
ン系樹脂と発泡剤を粉粒体混合機中で溶融し2これに導
電性カーボンを添加混合してマスターバッチ品をつくる
工程、上記マスターバッグ−品を混練機で配合剤と混練
して発泡性組成物を得る工程、及び上記発泡性組成物を
加熱発泡する工程からなることを特徴とする方法である
また、本発明による第2の方法は、ポリオレフィン系樹
脂と発泡剤を粉粒体混合機中で溶融し、これに導電性カ
ーボンを添加混合してマスターバッチ品をつくる工程、
上記マスターバッチ品を混練機でポリオレフィン系樹脂
及び配合剤と混練して発泡性組成物を得る工程、及び上
記発泡性組成物を加熱発泡する工程からなることを特徴
とする方法であり、マスターバッチ品のポリオレフィン
系樹脂の希釈によってカーボン濃度の調整を行える方法
である。
また、上記二つの方法において、マスターバッチ品な予
備加熱後、配合剤またはポリオレフィン系樹脂及び配合
剤と短時間に混練して発泡性組成物を得ることができる
(作用) −Mに導電性カーボンブラックが複合されたポリオレフ
ィン系樹脂中での電子の移動は、カーボンブラックの持
つ疑似グラファイト構造中のπ電子連鎖中の移動、及び
絶縁体であるポリオレフィンマトリックス中のカーボン
ブラック粒子間の電子の移動によってなされると推測さ
れている(参照:山田久志、成田道部「導電性カーボン
ブラック〈ケッチエンブラックEC>と樹脂の導電化」
、プラスチックエージ、34 [41、(1988))
しかし、混練時に高い剪断力がかかると、カーボンの連
鎖が切断されて導電性の機能が低下してしまう。逆に、
剪断力をかけない混合機によれば、溶融したポリオレフ
ィン系樹脂同士がくっついて大きな塊になってしまうの
で、カーボンブラックを均一に分散することができない
マスターバッチ品をつくる段階において、ポリオレフィ
ン系樹脂の溶融を充填剤の存在下で行うと、カーボンブ
ラックを均一に分散させることができる。しかし、充填
剤を添加されたポリオレフィン系樹脂は、発泡時の伸び
に欠け、発泡倍率の高い導電性発泡体を成形することが
できない。
本発明は、まず第一に、マスターバッチ品をつくる段階
において、ポリオレフィン系樹脂の溶融を充填剤の代わ
りに発泡剤の存在下で行うこと、及び溶融混合を実質的
に高い剪断力を付加しない粉粒体混合機で行うことによ
って、1Iil記相反する要求を同時に満足させるもの
である。
すなわち、ポリオレフィン系樹脂を発泡剤と共に溶融混
合すれば、ポリオレフィン系樹脂のベレットが溶融する
際にその表面に発泡剤が付着し、大きな塊になるのを防
ぐことができる。従って、これに導電性カーボンを添加
混合してマスターバッチ品をつくる場合に、従来のよう
な高い剪断力を付加する混練機を用いなくとも、粉粒体
混合機で充分に導電性カーボンを分散させることができ
る。その結果、カーボンの連鎖が切断されることなく、
導電性を大幅に向上させることができる。
また、発泡剤は混合機の内壁に付着しないので、作業性
の問題が出ない。さらに、発泡剤は発泡時に加熱されて
分解し、気体になるものであるから、ポリオレフィン系
樹脂の伸びに悪影響を及ぼさないので、表面抵抗値が低
く、かつ発泡倍率の高い導電性ポリオレフィン発泡体を
得ることができる。また5本発明ではさらに、マスター
バッチ品にポリオレフィン系樹脂及び/または配合剤を
添加混練する段階において、マスターバッチ品を予め予
備加熱した後に混練機でポリオレフィン系樹脂及び/ま
たは配合剤と短時間に混練することによって1表面抵抗
値が低く、かつ発泡倍率のより高い導電性ポリオレフィ
ン発泡体を得るものである。
すなわち、マスターバッチ品を予備加熱すれば、マスタ
ーバッチ品の温度が上界し2混練機中でのマスターバッ
チ品の溶融時間を短縮することができる。従って、高い
剪断力のかかる時間が短くなり、カーボンの連鎖の切断
される程度が少なくなり、高発泡倍率の発泡体を製造す
る場合にも充分な導電性を具有する発泡体が得られる。
このように、本発明の方法によれば、マスターバッチ品
をつくる段階において、ポリオレフィン系樹脂を充填剤
と共に粉粒体混合機を用いて溶融混合し、また2マスタ
一バツチ品にポリオレフィン系樹脂及び/または配合剤
を添加混練する段階において、該マスターバッチ品を予
備加熱後混練機に投入し、ポリオレフィン系FM@及び
/または配合剤と短時間で混練するという極めて簡単な
方法により、驚くべきことに従来の方法では得られなか
った101Ωのオーダーの表面抵抗値を有ししかも発泡
倍率20倍の高発泡倍率の導電性ボッオレフィン発泡体
を安定して得ることができた(発明の態様) 以下、本発明に係る導電性ポリオレフィン発泡体の製造
方法の各工程について具体的に説明するまず、第1の方
法及び第2の方法のいずれにおいても、ポリオレフィン
系樹脂を発泡剤と共に粉粒体混合機中で溶融混合する。
これに所定量の導電性カーボンを加え、充分に混合した
後、冷却用ミキサーを通して排出し、粒状のマスターバ
ッチ品を得る。あるいは、混合物を例λばシート状に押
出した後、ペレタイザーによって切断する等のベレット
化工程によってベレット状のマスターバッチ品が得られ
る。
マスターバッチ品を得るための混合機としては、剪断力
ができるだけかがらないこと、言い換えれば練り効果の
ないことが必要である。一般に混合混練機は練り効果の
有無、大小によって混練機と粉粒体混合機に分けること
ができるが、本発明の方法においては、練り効果が殆ど
無いか、有っても実質的に分散した導電性カーボンの連
鎖に影響を及ぼさないようなもの、所謂粉粒体混合機を
用いる必要があり、従来用いられているようなニーダ−
、バンバリーミキサ−、ミキシングロール等は不適当で
ある。このような粉粒体混合機としては、容器回転形、
容器固定形等種々のタイプのものが知られており、例え
ばリボン形ミキサー等の粉粒体混合機が使用できるが、
亮速流勅形ミキサーが好ましく、その中でもヘンシェル
ミキサーが特に好ましい。
マスターバッチ品の製造においては、ポリオレフィン系
樹脂100重量部に対し発泡剤を3〜20重型部、好ま
しくは6〜17重量部、導電性カーボンを5〜30重量
部、好ましくは10〜20重量部添加する。
前記したように、発泡剤は、溶融したポリオレフィン系
樹脂同士がくっつき合って大きな塊になるのを防止する
効果を有する。発泡剤の添加量が3重量部未満になると
上記効果を充分に発揮できず、溶融ポリオレフィン系樹
脂が大きな塊になり、剪断力の殆どない粉粒体混合機で
は導電性カーボンを分散させることができない。
一方、発泡剤の添加量が20ff[9部を超えると、導
電性カーボンを添加したポリオレフィン系樹脂では発泡
時の伸びが不足し、発泡体を成形することができない。
本発明の第1の方法では、上記のようにして得られたマ
スターバッチ品を加熱発泡させて導電性ポリオレフィン
発泡体を得るものであるが5このようなマスターバッチ
品を用いて発泡体を得る方法としては従来公知の各種方
法が通用できる。例えば、本発明のマスターバッチ品を
電子線または化学架橋剤等で架橋し、加熱発泡させる方
法、マスターバッチ品に架橋剤を添加し、高温高圧下及
び/または常下で発泡させるバッチ方式、マスターバッ
チ品を押出機中で加熱溶融させ、低圧帯域に押出発泡さ
せる方法等が適宜選択できる。これらの方法のうち、バ
ッチ法による発泡倍率10f8以上の高発泡体の製造方
法を適用すると5電波吸収体用の導電性発泡体として最
適である。
本発明の適用に好適なバッチ法について詳しく述べると
、マスターバッチ品に適宜の1の架橋剤、必要に応じて
発泡助剤、充填剤、顔料2場合によっては、マスターバ
ッチ品をつくる工程で添加しなかった残りの発泡剤を添
加混練し、得られた架橋性、発泡性組成物を加圧下金型
中にて発泡剤が実質的に分解しない温度に加熱すること
によって該組成物を架橋せしめ、次いで得られた架橋発
泡性組成物を急激に発泡もしくは膨張させないように発
泡させ、例えば−段階でもしくは二段階に分けて常圧下
で加熱発泡させる。このような方法によって高発泡倍率
の導電性発泡体が得られるがもちろん通常の一段常圧も
しくは加圧発泡法、二段加圧発泡法なども援用可能であ
る。このようなバッチ方式の加熱条件は従来と同様でな
く(特開昭58−198537号公報、特開昭58−1
98538q公[e照)、MAば130〜200℃の範
囲で使用する方法に応じて適宜設定すればよいが、例え
ば上記好適な方法における加熱条件は、加圧上加熱を発
泡剤の種類によって130〜160℃の範囲に、また加
熱発泡を145〜200℃の範囲に設定すればよい。
上記のようなバッチ方式に好適に用いられる架橋剤とし
ては、ポリオレフィン系!84詣の流動開始温度以上の
分解温度を有するものであって、加熱により分解され、
遊離ラジカルを発生してその分子間もしくは分子内に架
橋結合を生ぜしめるラジカル発生剤であるところの有機
過酸化物、例えばジクミルパーオキサイド、1.l−ジ
ターシャリ−ブチルパーオキシ−3,3,5−1−リメ
チルンクロヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジタ
ーシャリ−ブチルパーオキシヘキサン、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジターシャリ−ブチルパーオキシヘキシン
、α、α−ジターシャリープチルバーオキシジイソブロ
ビルベンゼン、ターシャリ−ブチルパーオキシケトン、
ターシャリ−ブチルパーオキシベンゾエート等があり、
また発泡剤としてはポリオレフィン系樹脂の溶融温度以
上の分解温度を有する化学発泡剤であり、例えばアゾ系
化合物のアゾジカルボンアミド、バリウムアゾジカルボ
キシレート等;ニトロソ系化合物のジニトロソペンタメ
チレンテトラミン、トリニトロソトリメチルトリアミン po−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド等;
スルホニルセミカルバジッド系化合物のp.p’−オキ
シビスベンゼンスルホニルセミカルバジッド、トルエン
スルホニルセミ力ルバジッ1ζ等がある。また、発泡助
剤を発泡剤の種類に応じて添加することができる。発泡
助剤としては尿素を主成分とした化合物、酸化亜鉛、酸
化鉛等の金属酸化物、サリチル酸,ステアリン酸等を主
成分とする化合物、即ち高級脂肪酸あるいは高級脂肪酸
の金属化合物等がある。
本発明の第2の方法は、前記第1の方法と同様にして得
られたマスターバッチ品に、適宜の量の希釈用ポリオレ
フィン系樹脂を添加することを特徴とするものであり、
他の配合剤、発泡方法は第1の方法と全く同様である。
希釈後のマスターバッチ品を好ましくは00ffiff
i%、特に好ましくは95重量%にすることによって、
マスターバッチ品をWA3?Lシた後に導電性カーボン
の量を調整することができ、また一定の品質の導電性発
泡体が得られる。
なお、希釈用のポリオレフィン系樹脂を添加するので5
導電性は若干低下するが、マスターバッチ品に導電性の
バラツキがあっても、最終の発泡体の導電性のバラツキ
を緩和することができる。
この第2の方法において使用する希釈用ポリオレフィン
系樹脂は、一般にマスターバッチ品に使用したポリオレ
フィン系樹脂と同じ物を使用するしかし、マスターバッ
チ品に使用したポリオレフィン系樹脂と相溶性の高い他
のポリオレフィン系樹脂を希釈用に用いることもできる
本発明でいうポリオレフィン系樹脂とは、オレフィンの
単独もしくは共重合体の他、池のモノマーとの共重合体
等を含み、例えば通常市販の嘉。
中5低圧法により製造されたポリエチレン、ポリ−1,
2−ブタジェン、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−ブテン共重舎体,エチレン。−酢酸ビニル共重合
体、エチレンとメチル−5エチル−、プロピル−、ブチ
ル−の各アクリレ−!・もしくはメタクリレートとの共
重合体、またはこれらをそれぞれ塩素化したもの、ある
いはこれらの2種以上の混合物またはこれらとアタクチ
ックもしくはアイソタクチック構造を有するボリプロビ
レンどの混合物等である。
本発明の第1及び第2の方法では、上記のようにして得
られたマスターバッチ品を予備加熱した後、架橋剤、発
泡助剤、他の添加剤等所要の配合剤と混練機で短時間に
混練して発泡性組成物を得ることもできる。
予備加熱をする手段としては、エアーオーブン、外壁に
加熱用熱媒体導管(熱媒ニスチーム、温水等)または電
気ヒーターが設けられている加熱箱等が適用できる。予
備加熱の温度は、好ましくは70〜115℃2特に好ま
しくは90〜110℃、加熱時間は、好ましくは1−1
0時間、特に好ましくは2〜7時間である。
混練機としては、所謂高い剪断力の作用が可能な混練機
、例えばミキシングロール、押出機、特に二軸の押出機
、バンバリーミキサ−、ニーダ−等が使用できるが、加
圧式ニーダ−、バンバリーミキサ−等の容器固定・水平
複軸形の混練機が好ましい。混練機による全混練時間は
、好ましくは10〜17分、特に好ましくは12〜16
分である。尚、容器固定・水平複軸形の混練機を使用す
る場合、ミキシングロールで仕上練り、シーテイング等
がなされるが2この時間はここでいう混練時間には含ま
れない。混練時間が10分未満では充分な分散がなされ
ず、一方、17分を超えるとカーボンの鎖が切断され、
導電性が低下するので好ましくない。
本発明で用いられる導電性カーボンとは、ゴム及びプラ
スチック等に充填することにより、高い導電性を付与す
ることが可能な炭素状物質であれば良く、天然黒鉛、人
造黒鉛、カーボンブラック、炭素繊維等があるが、一般
にファーネスブラック、アセチレンブラック等のカーボ
ンブラック5特に比表面積が900rr1′/g以上で
中空シェル構造を有する導電性のファーネスブラックが
最も好ましい。
本発明の組成物には、滑材としてステアリン酸亜鉛のよ
うな金属石けん、あるいはワックス類を少量添加するこ
とができる。また、場合によっては紫外線劣化防止剤、
酸化安定剤等の添加も可能である。
(実施例) 以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明は下記実施例により何ら限定されるものでな
いことはもとよりである。
実施例1 ポリエチレン樹脂(商品名「ツバチックL−300」三
菱化成工業■製)f00ffl全部、アゾジカルボンア
ミド(商品名「ビニホールAC30S」水和化成工業t
m製)12重置部を140℃に加熱したヘンシェルミキ
サーに装入し、溶融混合した。次いで、これにファーネ
スブラック(商品名「ケッチエンブラックECJケッチ
エン・ブラック インターナショナル■製)16ffi
量部を加えてよく混合した後、溶融混合物を冷却用ミキ
サーに通した後、排出し、粒状のマスターバッチ品を得
た。
次に5得られたマスターバッチ品を100℃のエアーオ
ーブン中で4時間予備加熱した後、予備加熱されたマス
ターバッチ品100ffiit部に、亜鉛華0.1重量
部、α、α゛−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプ
ロピルベンゼン(商品名「バー力ドックス−14/P4
0J化薬ヌ一リー■wA)0.50mff1部、尿素系
発泡助剤0.0Bffi飛部、トリアリルイソシアヌレ
ート(商品名「TAICJ日本化成■製)O,1Tff
Iffi部、難燃剤としてエチレン上ステ1〜ラブロモ
フタルイミド25重量部及び二酸化アンチモン0.5重
9部を加え、110℃に加熱された加圧式ニーダ−にて
14分間で混練し、ミキシングロールにてシートにし、
145℃に加熱されたプレス内の金を(770X365
X36ms)に上記混練物を充填し、45分間加圧下で
加熱し、架橋した発泡性シートを得た。
次いで、この発泡性シートを160℃に加熱された密閉
系でない金を(その外壁に加熱用熱媒体導管が設けられ
ており、キャビティサイズは1900 X 900 X
 90 mmである)に入れ、180分間加熱して、冷
却した後取り出し、導電性発泡体を得た。
得られた発泡体は、厚み90m+蹄、見掛は密度005
g/cm3であり、その表面抵抗値を測定したところ3
50Ωであり、外観共に良好な導電性発泡体であった。
なお、電気抵抗値は、米国John、Fluke、Mf
g、Co、Inc、 wlJの”8060ATRUE 
 RMS  MULTIMETER”を使用し、端子2
c−間で端子を発泡体に突刺した後30秒後の値を測定
した数値である。
また、燃焼試験の結果、得られた導電性発泡体は自己消
火性を有していた。
実施例2 実施例1と全く同様にして得られたマスターバ・ソチ品
を、ポリエチレン樹脂(商品名「ツバチックL−300
4前掲)で希釈し、マスターバッチ品の使用量を98%
にした。このようにして得られた組成物100重量部に
、実施例1と同じ配合剤を同じ割合で添加し、全く同じ
方法で発泡成形した。その結果、得られた導電性発泡体
の表面抵抗値は350Ωであり、外観も良好であった。
また、燃焼試験の結果、自己消火性を有していた。
比較例1 実施例1のマスターバッチ品をつ(る工程において、ア
ゾジカルボンアミドの代わりに難燃剤のエチレンとステ
トラブロモフタルイミド及び三酸化アンチモンを添加す
る以外は、実施例1と同じ配合及び方法によって、マス
ターバッチ品を得た。その後、ヘンシェルミキサーの難
を開けて内部を観察すると、U燃剤が内部に付着してお
り5ヘラ等で強く擦らないと取り除くことができず、手
間がかかり作業性が悪かった。
比較例2 実施例1のマスターバッチ品をつくる工程において、ア
ゾジカルボンアミドの代わりに重質炭酸カルシウム6重
量部を添加する以外は、実施例1と同じ配合及び方法に
よって、粒状のマスターバッチ品を得た。
次に、得られたマスターバッチ8100重量部に、アゾ
ジカルボンアミド!2ffl量部を添加し、難燃剤のエ
チレンビステトラブロモフタルイミド及び三酸化アンチ
モンを添加しない以外は、実施例1と同じ配合及び方法
によって、発泡させた。
しかし、充填剤を添加したポリエチレンでは、発泡時の
伸びが不足して発泡体表面に割れが生じ、製品として使
えるものではなかった。
(発明の効果) 以上のように2本発明の方法(第1の方法及び第2の方
法)によれば5マスタ一バツチ品をつくる段階において
2ポリオレフイン系樹脂を発泡剤と共に粉粒体混合機を
用いて溶融混合するものであるため2充填剤の添加のよ
うなポリオレフィン系樹脂の物性への悪影響がな(、発
泡を阻害しない。また、ポリオレフィン系樹脂溶融物へ
の導電性カーボンの分散性に優れ、また混合の際の導電
性カーボンの1牧も殆どないと共に、導電性カーボンの
連鎖の切断が皆しく低減され、従って最終発泡体の表面
抵抗値が均質で安定していると共に、表面抵抗値が掻め
て低く(10”Ωオーダー)しかも発泡倍率15倍を超
える高発泡倍率の導電性発泡体が得られる。このような
発泡体は電波吸取体用として用いることができ、実用上
極めて高い価値を有する。
また、本発明の第2の方法によれば、マスターバッチ品
をポリオレフィン系樹脂で希釈した後、加熱発泡させる
ものであるため、マスターバッチ品を製造した後に導電
性カーボンの螢を調整できまたマスターバッチ品に導電
性のバラツキがあっても、最終発泡体の導電性のバラツ
キを緩和することができ、安定した均一な品質の導電性
ポリオレフィン発泡体が得られる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン系樹脂と発泡剤を粉粒体混合機中
    で溶融し、これに導電性カーボンを添加混合してマスタ
    ーバッチ品をつくる工程、上記マスターバッチ品を混練
    機で配合剤と混練しで発泡性組成物を得る工程、及び上
    記発泡性組成物を加熱発泡する工程からなることを特徴
    とする導電性ポリオレフィン発泡体の製造方法。
  2. (2)ポリオレフィン系樹脂と発泡剤を粉粒体混合機中
    で溶融し、これに導電性カーボンを添加混合してマスタ
    ーバッチ品をつくる工程、上記マスターバッチ品を混練
    機でポリオレフィン系樹脂及び配合剤と混練して発泡性
    組成物を得る工程、及び上記発泡性組成物を加熱発泡す
    る工程からなることを特徴とする導電性ポリオレフィン
    発泡体の製造方法。
  3. (3)粉粒体混合機が高速流動形である請求項1または
    2記載の方法。
  4. (4)混練機が容器固定・水平複軸形である請求項1、
    2または3記載の方法。
  5. (5)マスターバッチ品を予備加熱後、混練機で配合剤
    またはポリオレフィン系樹脂及び配合剤と短時間に混練
    して発泡性組成物を得る請求項1乃至4のいずれかに記
    載の方法。
  6. (6)混練機中での混練時間が10〜17分間である請
    求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
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