JPH02275898A - 新規抗生物質kt―6291a及びkt―6291b、それらを生産する微生物及び製法並びに植物病害防除剤 - Google Patents

新規抗生物質kt―6291a及びkt―6291b、それらを生産する微生物及び製法並びに植物病害防除剤

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JPH02275898A
JPH02275898A JP24026989A JP24026989A JPH02275898A JP H02275898 A JPH02275898 A JP H02275898A JP 24026989 A JP24026989 A JP 24026989A JP 24026989 A JP24026989 A JP 24026989A JP H02275898 A JPH02275898 A JP H02275898A
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reaction
hydrolysis
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acid
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JP24026989A
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Inventor
Yoshihiro Takayama
義博 高山
Seiichiro Yamada
誠一郎 山田
Masako Yamanaka
昌子 山中
Toshiyuki Koyama
敏之 小山
Teruo Mori
森 輝雄
Masatomi Ozawa
小沢 雅富
Hiroko Asami
浅見 裕子
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、新規抗生物質KT−6291A及びKT−6
291B、それらを生産する微生物及び製法並びにそれ
らを有効成分とする植物病害防除剤に関するものである
更に詳しくは、本発明の新規抗生物質KT−6291A
及びKT−6291Bは、バチルス・sp・KB−29
1菌株を培養して、その培養液から採取することにより
得られる。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来、
バチルス属に属する微生物により生産される抗生物質と
して、多くのペプチド系抗生物質が知られているが、本
発明の抗生物質KT−6291A及びKT−6291B
は、その理化学的性質において、いずれの既知抗生物質
とも異なり、新規である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)以下に、本発明
の新規抗生物質KT−629LA及びKT−6291B
並びにその製造法について詳述する。
本発明において使用されるバチルス属に属するKT−6
291A及びKT−6291Bを生産する菌としては、
本発明者らによって、茨城系の空中浮遊菌より新たに分
離されたバチルス・エスピー・KB−291(Baci
llussp、KB−291)株(以下rKB−291
株」という、)が挙げられる0本菌株の菌学的性状を示
すと、次の通りである。
A、形態 (1)形及び大きさ:桿菌 0.5〜1.OX2.O〜3.0μ (2)多形性ニ一連又は二連 (3)運動性:有り(周毛性ペン毛) (4)胞子の有無:有り 胞子の形:楕円 胞子の形成部位:中心 (5)ダラム染色性:陽性 (6)抗酸性:無し B、生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 僅かに生育、不定形又は拡散状、不透明で乳白色 (2)肉汁寒天斜面培養 表面に僅かに生育、不透明で乳白色 (3)肉汁液体培養 僅かに生育、培養日数の経過とともに、僅かに混濁し菌
体は乳色を呈す。
(4)肉汁+1%グルコース培養 平板培養、斜面培養ともに生育良好0表面は隆起し内容
は不透明で乳白色を呈 す、液体培養は生育良好、培養日数の経過とともに、混
濁し菌体は乳白色を呈する。
(5)バレイショ切片 生育良好、褐色のコロニー形成 (6)リドマスミルク ペプトン化し、乳糖はピンク色を呈する。
(7)肉汁ゼラチン穿刺 穿刺部位に生育する。特に表面に良く生育し層状に液化
する。
C8生理学的性質 (1)硝酸塩の還元:有り (2)脱窒反応:無し く3)MRテスト:陰性 (4)VPテスト:陽性 (5)インドールの生成;無し く6)硫化水素の生成:無し く7)デンプンの加水分解:陽性 (8)クエン酸の加水分解:無し く9)硝酸塩の利用:有り (10)色素の生成 :ポテト・シュークロース・寒天培地において不溶性黄
色色素産生 (11)ウレアーゼ:無し く12)ケトクロムオキシダーゼ:陰性(13)カゼイ
ンの分解:陽性 (14)ゼラチンの分解:陽性 (15)生育pH:pH5〜8、至適pH6〜7(16
)生育温度:18〜42℃、 至適温度:28〜32℃ (17)酸素に対する態度二通性嫌気性(18)塩化ナ
トリウム耐性=5%で生育せず(19)O−Fテスト :グルコースより発酵的に酸を生成す る。
(20)カタラーゼ:陽性 (21)チロシンの分解:陰性 り、炭素源からの酸の生成の有無 L−アラビノース    + D−キシロース     + D−グルコース     + D−マンノース     + D−フラクトース    + D−ガラクトース    + マルトース       + スクロース       + ラクトース       + トレハロース      + D−ソルビット D−マンニット     + イノジット グリセリン      + デンプン        + 基礎培地組成’  (N H4) * HP 041 
g、塩化カリウム0.2g、硫酸マグネシウム0.2g
、酵母エキス0.2g、各種糖5g、寒天15g、ブロ
ムクレゾールパープルo、008g及び蒸留水1000
HI。
KB−291株の菌学的性質を、バーシーズ・マニュア
ル・オン・ディターミネーティブ・バクテリオロジー(
第8版)の記載に照合すると、菌学的性状、生理学的性
質及び炭素源からの酸の生成の特徴から、KB−291
株はバチルス属に属する一菌株と認められる0本菌株は
バチルス・エスピー−KB−291(Bacillus
 sp、  KB −291)として工業技術院微生物
工業技術研究所に微工研菌寄第10395号として寄託
されている。
また、本発明の微生物としては、KB−291株は、自
然的及び人工的変異株は勿論、バチルス属に属する菌種
で、後述の抗生物質KT−・629IA及びKT−62
91Bの生産能を有する微生物は、すべて本発明の微生
物に含まれる。
本発明を実施するに当っては、バチルス属に属する抗生
物質KT−6291A及びKT−6291B生産菌を、
抗生物質を生産する通常の方法で培養することができる
。工業的に有利に生産するには該生産前を好気的条件下
で各種栄養物質を含む培地で通気撹拌培養を行えばよい
培養条件及び培地の組成は、一般の抗生物質の製造に用
いられるものより選択すればよい、即ち、培地は炭素源
、窒素源、無機塩を含み、必要に応じてビタミン類、先
駆物質などを加えてもよい、炭素源としては、例えば、
グルコース、スクロース、澱粉、糖蜜、馬鈴薯などが、
単独で又は混合物として使用され、窒素源としては、例
えば、アンモニウム塩、硝酸塩、ペプトン、大豆粉、コ
ーン・スチーブ・リカー、麦芽抽出物など又はこれらの
混合物が用いられる。また、必要に応じて、シリコーン
油、大豆油、界面活性剤等の消泡剤を加えてもよい。
培地は液体培地が好ましく、培地のpHは5.0〜8,
0がよく、培養温度は18〜42℃に調節するのがよい
、培養期間は通常2〜7日である。なお、これらの培養
条件は使用する生産菌の特性に応じてそれぞれ最適の条
件を選択すればよい。
培養終了後、培養液から抗生物質KT−6291A及び
KT−6291Bを分離・採取する方法は、通常の抗生
物質を培養物から分離・採取する方法に準じて行なえば
よい、即ち、各種有機溶媒による抽出法、各種活性吸着
剤によるクロマトグラフィーなどを適宜組み合せて、抗
生物質KT−6291A及び/またはKT−6291B
を採取する。
(発明の実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
の実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではない。
実施例 バチルス・エスピー・KB−291株を種培地、即ち、
可溶性澱粉2%、シュクロース1%、酵母エキス0.5
%及びペプトン0.5%を含有する培地(pH7,0)
に28℃で24時間培養し、得られた培養液を発酵培地
、即ち、可溶性澱粉2%、シュクロース1%及び酵母エ
キス0.5%を含有する培地(pH7,0)に接種し、
28℃で4日間培養した。
得られた培養液II2にn−ブタノールを加久撹拌抽出
し、n−プクノール抽出区分を得た。n−ブクノール抽
出区分を減圧濃縮乾固した後、メタノールに溶解し、セ
ファデックスLH−20のカラムに付し、100%メタ
ノールで溶出した。活性両分を減圧濃縮乾固し、粉末1
50mgを得た。
得られた粉末をメタノールに溶解し、YMC−Pack
D−ODS−7(登録商標、山村化学研究所槽)を充填
した中圧カラムクロマトに付し、70%メタノールで溶
出することにより、抗生物質KT−62918,KT−
6291Aの順に溶出された。
かくして得られた抗生物質KT−6291Aは、以下に
述べるとおりの理化学的性質を有する新規な抗生物質で
ある。
(1)分子量:882 (FABマス・スペクトルによ
る) (2)組成式:C41H14N10011(高分解能F
ABマス・スペクトルによる) (3)融点:170℃から次第に褐変 (4)比旋光度: [α]乙’=+9.4’(C=0.
5、メタノール) (5)物質の色:白色 (6)紫外線吸収スペクトル 二ん;:=”=210nm 第1図に示す。
(7)赤外線吸収スペクトル :シュ2Ham−’  3300,2940゜2860
.1740,1660゜ 1630.1550,1450゜ 1380.1210.1140゜ 840、 800. 720 第2図に示す。
(8)溶剤に対する溶解性 :メタノール、ブタノール、ジメチルスルホキシドに易
溶、酢酸エチル、クロ ロホルム、ヘキサンに不溶 (9)呈色反応 :ドラーゲンドルフ反応、ライドンスミス反応に陽性、
坂口試薬に陽性、ニン ヒドリン反応に陰性 (10)酸性、中性、塩基性の区別:塩基性(11)プ
ロトン核磁気共鳴スペクトル:第3図に示す。
(12)C−13核磁気共鳴スペクトル:第4図に示す
(13)Rf値 :シリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク社製HPTLCキーゼルゲ ル60) n−ブタノール:酢酸:水(65 10:25) Rf値 0.50 (14)酸加水分解 二6規定塩酸で16時間加水分解する と、アスパラギン酸、バリン、スレ オニン、アロスレオニン、アラニン を1:2:l:l:lのモル比で含 む物質である。
同時に加水分解初期には末端にグア ニジル基をもつ分子量315のβ− ヒドロキシ脂肪酸を与え、加水分解 終了時には、脱水して末端にグアニ ジル基をもつ分子量297α、β− 不飽和脂肪酸を与える物質であ る。
さらに上記の理化学的性状およびスペクトル解析の結果
から新規抗生物質KT−6291Aの化学構造を下記の
ように同定した。
かくして得られた抗生物質KT−6291Bは、以下に
述べるとおりの理化学的性質を有する新規な抗生物質で
ある。
(1)分子量: 946 (FABマス・スペクトルに
よる) (2)組成式: C4sH,4N 100□(高分解能
FABマス・スペクトルによる) (3)融点:160℃から次第に褐変 (4)比旋光度: [α]D25=+18.2゜(C=
0.5、メタノール) (5)物質の色:白色 (6)紫外線吸収スペクトル : LH::’= 212nm、 228nm、 27
8nm第5図に示す。
(7)赤外線吸収スペクトル :シ二’i: cm−’  3300.2900゜28
60.1740,1660゜ 1520.1200.1140 800、 720 第6図に示す。
(8)溶剤に対する溶解性 :メタノール、ブタノール、ジメチルスルホキシドに易
溶、クロロホルム、ヘ キサンに不溶 (9)呈色反応 :ドラーゲンドルフ反応、ライドンスミス反応に陽性、
バウリ試薬及び板目試 薬に陽性、ニンヒドリン反応に陰性 (10)酸性、中性、塩基性の区別:塩基性(11)プ
ロトン核磁気共鳴スペクトル:第7図に示す。
(12)C−13核磁気共鳴スペクトル;第8図に示す
(13)Rf値 :シリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク社製HPTLCキーゼルゲ ル60) n−ブタノール:酢酸:水(65 10:25) Rf値 0.57 (14)酸加水分解 =6規定塩酸で16時間加水分解する と、アスパラギン酸、バリン、スレ オニン、アロスレオニン、アラニ ン、チロシンをl:1:1:l:1 のモル比で含む物質である。
同時に加水分解初期には末端にグア ニジル基をもつ分子量315のβ− ヒドロキシ脂肪酸を与え、加水分解 終了時には脱水して末端にグアニジ ル基をもつ分子量297のα、β− 不飽和脂肪酸を与える物質である。
さらに上記の理化学的性状およびスペクトル解析の結果
から新規抗生物質KT−6291Bの化学構造を下記の
ように同定した。
次に、抗生物質KT−6291A及びKT−6291B
の生物学的活性について説明する。抗生物質KT−62
91A及びKT−6291Bは、一部の酵母菌、ダラム
陽性菌及び糸状菌に対し強い生育阻止作用を示す、最小
発育阻止濃度(MIC)の測定は、抗生物質KT−62
91AまたはKT−6291Bを含有する寒天平板稀釈
法によった。
以下に結果を示す。
匠夏1辺1月    最小発育阻止濃度(77m1)に
T−6291A KT−6291B lagenariuml aeruginosa IFO−3923)IFO−3
5131 抗°生物質KT−6291A及びKT−6291Bは、
各種植物病原菌、特に糸状菌に対して、優れた抗菌作用
を示すことにより、農業用殺菌剤として使用することが
できる。
KT−6291A及びKT−6291Bを農業用殺菌剤
として使用する場合は、通常当該技術分野において知ら
れている農薬製剤と同様に適当な固体担体、乳化分散剤
等を用いて粒剤、粉剤、乳剤、水和剤、錠剤、油剤、噴
霧剤、煙霧剤等の任意の剤型番ご製剤化することができ
る。固体担体としては、クレー、カオリン、ベントナイ
ト、酸性白土、珪藻土、炭酸カルシウム、ニトロセルロ
ース、デンプン、アラビアゴム等が使用できる。また、
液体担体として、水、メタノール、エタノール、ジメチ
ルホルムアミド、エチレングリコール等が使用できる。
また、製剤上、一般に使用される補助剤、例えば、高級
アルコールの硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル及びそのスルホン酸塩、アルキルア
リールソルビクンモノラウレート、アルキルアリールス
ルホン酸塩、アルキルアリールポリエチレングリコール
エーテル、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウムの
ホルマリン縮合物、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロリド等を適宜配合することができる。
また、本発明の薬剤は、他の殺菌剤、除草剤、殺虫剤、
肥料、土壌改良剤と適宜混合して使用することができる
以下に本発明を製造例によって具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
なお、製剤例中「部」は重量部を表わす。
製剤例1(水和剤) 抗生物質KT−6291AまたはKT−6291B10
部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルスル
ホン酸塩10部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリ
ウムのホルマリン縮合物2部、クレー78部を混合粉砕
して水和剤100部を得た。
製剤例2(液剤) 抗生物質KT−6291AまたはKT−6291BlO
部、ジメチルホルムアミド20部、エチレングリコール
10部、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド10部、メタノール50部を混合溶解して液剤100
部を得た。
製剤例3(水和剤) 前記に示す本実施例の培養液lI2にn−ブタノールを
加え撹拌抽出し、得られたn−ブタノール区分をセファ
デックスLH−20のカラムに付し、その活性画分を減
圧濃縮乾固し、KT−6291AとKT−6291Bと
の混合物[KT−6291A/KT−6291B (重
量比=10:1)]を1150mgた。
この混合物10部、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテルスルホン酸塩10部、ジナフチルメタンジス
ルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物2部、クレー7
8部を混合粉砕して水和剤100部を得た。
次に、試験例により本発明殺菌剤による各種植物病防除
効果を具体的に説明する。
試験例1 (キュウリ灰色かび病に対する防除試験)キュウリ(品
種:ときわ光3号P型)の発芽後、10日間生育した幼
苗を茎部より切り取り、子葉面にキュウリ灰色かび病菌
(Botrytiscinerea )の胞子懸濁液を
304置いた。胞子懸濁液の上に抗生物質検定用ペーパ
ーディスク〔直径8mm)をのせ、製剤例1に準じて調
製した水和剤9ON!を滴下した0次いで、子葉を20
℃、相対湿度90%の条件下に放置し、3日後に子葉裏
面の病斑進展の程度を調べた。
なお、病斑進展阻止は次の方法により算出した。
病斑進展阻止率(%)= × 100 (り製剤の代りに水を置いたもの この結果を以下に示す。
KT−6291A     100     100 
   なし50     1(1(l    なし25
75    なし KT−62918100100なし 50     100    なし 2530    なし ベンレート   250   −100    なし試
験例2 (キュウリ炭痘病に対する防除試験) 直径6cmの合成樹脂製ポットに1ポット当り1粒のキ
ュウリ(品種:ときわ光3号P型)種子を植え温室内で
生育させる。1〜2葉期に生育したポットに製剤例1に
準じて調製した水和剤を1株当り1011d!スプレー
ガンを用いて散布した。風乾後、キエウリ炭痘病菌(C
olletotrichumlagenarium)胞
子懸濁液(l−当り胞子濃度が1.2xlO’個)を噴
霧接種し、相対湿度90%、温度25℃、暗黒下に2日
放置した後、温室内に移し、5日後、葉上の病斑を調査
し次式により防除価を求めた。
防除価(%)= この結果を以下に示す。
にT−6291A     100      92 
   なし5080    なし KT−6291B     100      96 
   なし5075    なし ダコニフル  Ioo(191ナシ 試験例3 (イネいもち病に対する防除試験) 水稲籾(品種:こしひかり)を直径6cmの合成樹脂製
ポットに直播しく10株/ポット)、4葉期において製
剤例1に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈したも
のを1ポツト当たり50mfをスプレーガンで補体に散
布した。風乾後、イネいもち病菌(Pyricular
ia oryzae)の胞子懸濁液(顕微鏡100倍視
野当たり胞子30個)を噴霧接種し、相対湿度90%、
温度25℃、暗黒下に1日放置した後、温室内に移し、
5日後、葉上の病斑を調査し、試験例2で示した式によ
り防除価を求めた。
この結果を以下に示す。
KT−6291A     100      95 
   なし5070    なし ラブサイド   500      98    なし
上記の結果より、本発明の抗生物質KT−6291Aを
有効成分として含有する薬剤は、各種植物病害に対して
、極めて高い防除価を示し、かつ薬害が認められないな
ど、農業用殺菌剤として有効であることが明らかにされ
た。
試験例4 製剤例1に準じて調製した水和剤に代えて、製剤例3に
準じて調製した水和剤を用いたほかは、試験例1と同様
にして病斑進展阻止率を求めた。
この結果を以下に示す。
KT−6291A、B    100.     10
0    なしく混合物)     50     1
00    なし2575    なし ベンレート   250      100    な
し上記の結果より、本発明の抗生物質KT−6291A
及び/またはKT−6291Bを有効成分として含有す
る薬剤は、各種植物病害に対して、極めて高い防除価を
示し、かつ薬害が認められないなど、農業用殺菌剤とし
て有効であることが明らかにされた。
[発明の効果] 本発明によれば、各種植物病原糸状菌に対して優れた作
用を示す新規抗生物質KT−6291A及びKT−62
91Bを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、それぞれ抗生物
質KT−6291Aの紫外線吸収スペクトル、赤外線吸
収スペクトル、プロトン核磁気共鳴スペクトル及びC−
13核磁気共鳴スペクトルを示し、第5図、第6図、第
7図及び第8図は、それぞれ抗生物質KT−6291B
の紫外線吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル、プロ
トン核磁気共鳴スペクトル及びC−13核磁気共鳴スペ
クトルを示す。 手続補正書(方式] 平成 1月24日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造式( I )で示される新規抗生物質KT−62
    91A ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 2、下記の理化学的性質を有する新規抗生物質KT−6
    291A物質 (1)分子量:882 (2)組成式:C_4_1H_7_4N_1_0O_1
    _1(3)融点:170℃から次第に褐変 (4)比旋光度:[α]D^2^5=+9.4°(C=
    0.5、メタノール) (5)物質の色:白色 (6)紫外線吸収スペクトル :λ^M^e^O^H_m_a_x=210nm(7)
    赤外線吸収スペクトル :ν^K^B^r_m_a_xcm^−^13300、
    2940、2860、1740、1660、 1630、1550、1450、 1380、1210、1140、 840、800、720 (8)溶剤に対する溶解性 :メタノール、ブタノール、ジメチルス ルホキシドに易溶、酢酸エチル、クロ ロホルム、ヘキサンに不溶 (9)呈色反応 :ドラーゲンドルフ反応、ライドンスミ ス反応及び坂口試薬に陽性、ニンヒド リン反応に陰性 (10)酸性、中性、塩基性の区別:塩基性(11)R
    f値 :シリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク社製HPTLCキーゼルゲ ル60) n−ブタノール:酢酸:水(65: 10:25) Rf値0.50 (12)酸加水分解 :6規定塩酸で16時間加水分解する と、アスパラギン酸、バリン、スレ オニン、アロスレオニン、アラニン を1:2:1:1:1のモル比で含む 物質である。 同時に加水分解初期には末端にグア ニジル基をもつ分子量315のβ− ヒドロキシ脂肪酸を与え、加水分解 終了時には脱水して末端にグアニジ ル基をもつ分子量297のα,β不 飽和脂肪酸を与える物質である。 3、構造式(II)で示される新規抗生物質KT−629
    1B ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 4、下記の理化学的性質を有する新規抗生物質KT−6
    291B物質 (1)分子量:946 (2)組成式:C_4_5H_7_4N_1_0O_1
    _2(3)融点:160℃から次第に褐変 (4)比旋光度:[α]D^2^5=+18.2°(C
    =0.5、メタノール) (5)物質の色:白色 (6)紫外線吸収スペクトル :λ^M^e^O^H_m_a_x=212nm、22
    8nm、278nm(7)赤外線吸収スペクトル :ν^K^B^r_m_a_xcm^−^13300、
    2900、2860、1740、1660、 1520、1200、1140、 800、720 (8)溶剤に対する溶解性 :メタノール、ブタノール、ジメチルス ルホキシドに易溶、クロロホルム、ヘ キサンに不溶 (9)呈色反応 :ドラーゲンドルフ反応、ライドンスミ ス反応に陽性、バウリ試薬及び坂口試 薬に陽性、ニンヒドリン反応に陰性 (10)酸性、中性、塩基性の区別:塩基性(11)R
    f値 :シリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク社製HPTLCキーゼルゲ ル60) n−ブタノール:酢酸:水(65: 10:25) Rf値0.57 (12)酸加水分解 :6規定塩酸で16時間加水分解する と、アスパラギン酸、バリン、スレ オニン、アロスレオニン、アラニ ン、チロシンを1:1:1:1:1 のモル比で含む物質である。 同時に加水分解初期には末端にグア ニジル基をもつ分子量315のβ− ヒドロキシ脂肪酸を与え、加水分解 終了時には、脱水して末端にグアニ ジル基をもつ分子量297のα,β −不飽和脂肪酸を与える物質であ る。 5、バチルス属に属する抗生物質KT− 6291A及びKT−6291B生産性を有するバチル
    ス・sp・KB−291菌株。 6、バチルス属に属するKT−6291A及びKT−6
    291B物質生産菌を培養し、その培養物からKT−6
    291A及び/またはKT−6291B物質を採取する
    ことを特徴とするKT−6291A及び/またはKT−
    6291Bの製造法。 7、抗生物質KT−6291A及び/またはKT−62
    91Bを有効成分として含有する植物病害防除剤。
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