JPH04342576A - 新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤 - Google Patents
新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤Info
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- JPH04342576A JPH04342576A JP13941091A JP13941091A JPH04342576A JP H04342576 A JPH04342576 A JP H04342576A JP 13941091 A JP13941091 A JP 13941091A JP 13941091 A JP13941091 A JP 13941091A JP H04342576 A JPH04342576 A JP H04342576A
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- mbh
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規植物生理活性物質
MBH−001、それを生産する微生物、その製造法並
びにそれを有効成分とする除草剤に関する。更に詳しく
は、本発明の新規植物生理活性物質MBH−001は、
昆虫共生微生物であるNl−Ishi−YC50807
−1−7株を培養して、その培養液から得られ、除草剤
として用いることができる。
MBH−001、それを生産する微生物、その製造法並
びにそれを有効成分とする除草剤に関する。更に詳しく
は、本発明の新規植物生理活性物質MBH−001は、
昆虫共生微生物であるNl−Ishi−YC50807
−1−7株を培養して、その培養液から得られ、除草剤
として用いることができる。
【0002】
【従来の技術】ストレプトマイセス属に属する微生物に
より生産される除草活性物質としてグルタミン合成酵素
阻害物質が知られているが、本発明の植物生理活性物質
MBH−001は、その理化学的性質において既知除草
活性物質と異なる新規物質である。
より生産される除草活性物質としてグルタミン合成酵素
阻害物質が知られているが、本発明の植物生理活性物質
MBH−001は、その理化学的性質において既知除草
活性物質と異なる新規物質である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の植物生理活性物
質MBH−001は、本発明者等によって新たに分離さ
れた、昆虫共生微生物であるNl−Ishi−YC50
807−1−7株の培養物から採取される。本菌株の菌
学的性状を示すと次の通りである。
質MBH−001は、本発明者等によって新たに分離さ
れた、昆虫共生微生物であるNl−Ishi−YC50
807−1−7株の培養物から採取される。本菌株の菌
学的性状を示すと次の通りである。
【0004】A.形態
(1)形及び大きさ:短捍菌 0.4×0.6×0.
7〜1.0μ (2)多形性:なし (3)運動性:なし (4)胞子の有無:なし (5)グラム染色性(3%KOH):陽性
7〜1.0μ (2)多形性:なし (3)運動性:なし (4)胞子の有無:なし (5)グラム染色性(3%KOH):陽性
【0005】
B.生育形態 (1)肉汁寒天平板培養:円形の黄色コロニーを形成す
る。大きさは1〜1.5mm、丘状、全縁、平滑、湿光
を帯びる。 (2)肉汁寒天斜面培養:表面にうすく生育し、半透明
で黄色を呈す。 (3)肉汁液体培養:僅かに生育する。菌体は乳白色〜
乳黄色を呈す。 (4)肉汁ゼラチン穿刺培養:穿刺部位に生育するが、
液化しない。
B.生育形態 (1)肉汁寒天平板培養:円形の黄色コロニーを形成す
る。大きさは1〜1.5mm、丘状、全縁、平滑、湿光
を帯びる。 (2)肉汁寒天斜面培養:表面にうすく生育し、半透明
で黄色を呈す。 (3)肉汁液体培養:僅かに生育する。菌体は乳白色〜
乳黄色を呈す。 (4)肉汁ゼラチン穿刺培養:穿刺部位に生育するが、
液化しない。
【0006】C.生理学的性質
(1)硝酸塩の還元:なし
(2)脱窒反応:なし
(3)MRテスト:陽性
(4)VPテスト:陽性
(5)インドールの生成:なし
(6)硫化水素の生成:なし
(7)色素の生成:肉汁寒天培地上で不溶性の黄色色素
を生成する。 (8)ウレアーゼ:陰性 (9)オキシダーゼ:陰性 (10)カタラーゼ:陽性 (11)酸素に対する態度:微好気性〜好気性(12)
グルコースからの発酵的な酸の生成:なし
を生成する。 (8)ウレアーゼ:陰性 (9)オキシダーゼ:陰性 (10)カタラーゼ:陽性 (11)酸素に対する態度:微好気性〜好気性(12)
グルコースからの発酵的な酸の生成:なし
【0007】
D.炭素源からの酸の生成の有無(API 50CH
における96時間後の結果)L−アラビノース、D−キ
シロース、D−グルコース、D−マンノース、D−フラ
クトース、D−ガラクトース、マルトース、シュークロ
ース、ラクトース、トレハロース、D−マンニット及び
グリセリンからは酸を生成し、ソルビット、イノシトー
ル及びデンプンからは酸を生成しない。 基礎培地組成:NH4 H2 PO4 1g 、K
Cl 0.2g 、MgSO4 ・7H2 O 0
.2g 、ブロムチモールブルー 0.03g 、蒸
留水1,000ml、pH6.8。
D.炭素源からの酸の生成の有無(API 50CH
における96時間後の結果)L−アラビノース、D−キ
シロース、D−グルコース、D−マンノース、D−フラ
クトース、D−ガラクトース、マルトース、シュークロ
ース、ラクトース、トレハロース、D−マンニット及び
グリセリンからは酸を生成し、ソルビット、イノシトー
ル及びデンプンからは酸を生成しない。 基礎培地組成:NH4 H2 PO4 1g 、K
Cl 0.2g 、MgSO4 ・7H2 O 0
.2g 、ブロムチモールブルー 0.03g 、蒸
留水1,000ml、pH6.8。
【0008】Nl−Ishi−YC50807−1−7
株の菌学的性質をバージーズ・マニュアル・オブ・シス
テマチック・バクテリオロジー(1984年版)の記載
に照合したが属の特定は困難であり、また本菌株が昆虫
(トビイロウンカ)の卵から分離された菌であることか
ら新種の可能性もあり、まだ同定には至っていない。本
菌株はNl−Ishi−YC50807−1−7株とし
て工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第12
098号として寄託されている。
株の菌学的性質をバージーズ・マニュアル・オブ・シス
テマチック・バクテリオロジー(1984年版)の記載
に照合したが属の特定は困難であり、また本菌株が昆虫
(トビイロウンカ)の卵から分離された菌であることか
ら新種の可能性もあり、まだ同定には至っていない。本
菌株はNl−Ishi−YC50807−1−7株とし
て工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第12
098号として寄託されている。
【0009】また、本発明の微生物には、Nl−Ish
i−YC50807−1−7株は勿論、その自然的及び
人工的変異株であって、昆虫共生微生物で、MBH−0
01の生産能を有する微生物は、すべて本発明の微生物
に含まれる。
i−YC50807−1−7株は勿論、その自然的及び
人工的変異株であって、昆虫共生微生物で、MBH−0
01の生産能を有する微生物は、すべて本発明の微生物
に含まれる。
【0010】MBH−001を製造するには、MBH−
001生産菌を通常の方法で培養する。工業的に有利に
生産するには、該生産菌を好気的条件下で各種栄養物質
を含む培地で通気撹拌培養を行う。
001生産菌を通常の方法で培養する。工業的に有利に
生産するには、該生産菌を好気的条件下で各種栄養物質
を含む培地で通気撹拌培養を行う。
【0011】培養条件及び培地の組成は、一般の抗生物
質などの製造に用いられるものより選択される。即ち、
培地は炭素源、窒素源、無機塩を含み、必要に応じてビ
タミン類、先駆物質などを加えてもよい。炭素源として
は、例えばグルコース、シュークロース、澱粉、糖蜜、
馬鈴薯などが単独で又は混合物として使用され、窒素源
としては、例えばアンモニウム塩、硝酸塩、、ペプトン
、大豆粉、コーン・スチープ・リカー、麦芽抽出物、酵
母エキスなどが単独で又はこれらの混合物として用いら
れる。また、必要に応じて、シリコーン油、大豆油、界
面活性剤の消泡剤を加えてもよい。
質などの製造に用いられるものより選択される。即ち、
培地は炭素源、窒素源、無機塩を含み、必要に応じてビ
タミン類、先駆物質などを加えてもよい。炭素源として
は、例えばグルコース、シュークロース、澱粉、糖蜜、
馬鈴薯などが単独で又は混合物として使用され、窒素源
としては、例えばアンモニウム塩、硝酸塩、、ペプトン
、大豆粉、コーン・スチープ・リカー、麦芽抽出物、酵
母エキスなどが単独で又はこれらの混合物として用いら
れる。また、必要に応じて、シリコーン油、大豆油、界
面活性剤の消泡剤を加えてもよい。
【0012】培地は液体培地が好ましく、培地のpHは
6.0〜8.0がよく、培養温度は18〜32℃に調節
する。培養期間は通常2〜7日である。なお、これらの
培養条件は使用する生産菌の特性に応じてそれぞれの最
適条件を選択すればよい。
6.0〜8.0がよく、培養温度は18〜32℃に調節
する。培養期間は通常2〜7日である。なお、これらの
培養条件は使用する生産菌の特性に応じてそれぞれの最
適条件を選択すればよい。
【0013】培養終了後、培養液から植物生理活性成分
MBH−001を分離・採取する方法は、通常の抗生物
質等を培養物から分離採取する方法に準じて行えばよい
。即ち各種有機溶媒による抽出法、各種吸着剤によるク
ロマトグラフィー等を適宜組み合わせて採取する。
MBH−001を分離・採取する方法は、通常の抗生物
質等を培養物から分離採取する方法に準じて行えばよい
。即ち各種有機溶媒による抽出法、各種吸着剤によるク
ロマトグラフィー等を適宜組み合わせて採取する。
【0014】植物生理活性物質MBH−001は、以下
に述べるとおりの理化学的性質を有する、新規化合物で
ある。 (a)分子量:199 (b)組成式:Cl0、Hl7、N1、O3(c)比旋
光度:[α]25D =0(C=0.01、メタノール
) (d)物質の色:無色 (e)紫外線吸収スぺクトル:λ(エタノール、max
)210nm、 図1に示す。 (f)赤外線吸収スペクトル:ν(CHCl3、max
)cm−13388、2960、2874、1779
、1650、1376、1166、920、908、図
2に示す。 (g)溶剤に対する溶解性:メタノール、ブタノール、
ジメチルスルホキシド、酢酸エチルに易溶、クロロホル
ム、ヘキサンに可溶。 (h)呈色反応:ニンヒドリン反応陽性、ドラーゲンド
ルフ反応陽性 (i)酸性、中性、塩基性の別:中性 (j)Rf値:シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メ
ルク社製HPTLC、キーゼルゲル60);ヘキサン/
酢酸エチル/酢酸=60:38:2、Rf値=0.4(
k):プロトン核磁気共鳴スペクトル:図3に示す。 (l)C−13核磁気共鳴スペクトル:図4に示す。
に述べるとおりの理化学的性質を有する、新規化合物で
ある。 (a)分子量:199 (b)組成式:Cl0、Hl7、N1、O3(c)比旋
光度:[α]25D =0(C=0.01、メタノール
) (d)物質の色:無色 (e)紫外線吸収スぺクトル:λ(エタノール、max
)210nm、 図1に示す。 (f)赤外線吸収スペクトル:ν(CHCl3、max
)cm−13388、2960、2874、1779
、1650、1376、1166、920、908、図
2に示す。 (g)溶剤に対する溶解性:メタノール、ブタノール、
ジメチルスルホキシド、酢酸エチルに易溶、クロロホル
ム、ヘキサンに可溶。 (h)呈色反応:ニンヒドリン反応陽性、ドラーゲンド
ルフ反応陽性 (i)酸性、中性、塩基性の別:中性 (j)Rf値:シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メ
ルク社製HPTLC、キーゼルゲル60);ヘキサン/
酢酸エチル/酢酸=60:38:2、Rf値=0.4(
k):プロトン核磁気共鳴スペクトル:図3に示す。 (l)C−13核磁気共鳴スペクトル:図4に示す。
【0015】更に上記の理化学的性状及びスペクトル解
析の結果から、新規植物生理活性物質MBH−001の
化学構造を下記のように推定した。
析の結果から、新規植物生理活性物質MBH−001の
化学構造を下記のように推定した。
【0016】
【化2】
【0017】次に植物生理活性物質MBH−001の生
物学的活性について説明する。MBH−001は、禾本
科植物、広葉植物の何れに対しても強い生育抑制作用を
有しており、農耕地に生育する発生前から生育期までの
諸雑草を非選択的に防除することができる。例えば、ノ
ビエ、コナギ、アゼナ等の水田雑草、オナモミ、イチビ
、オオイヌタデ、アオビユ、エンバク、メヒシバ、アキ
ノエノコログサ等の畑地雑草を防除できる。更に水田、
畑地のみならず、果樹園、桑園、芝生、非農耕地に生育
する発生前から生育期までの諸雑草を防除できる。
物学的活性について説明する。MBH−001は、禾本
科植物、広葉植物の何れに対しても強い生育抑制作用を
有しており、農耕地に生育する発生前から生育期までの
諸雑草を非選択的に防除することができる。例えば、ノ
ビエ、コナギ、アゼナ等の水田雑草、オナモミ、イチビ
、オオイヌタデ、アオビユ、エンバク、メヒシバ、アキ
ノエノコログサ等の畑地雑草を防除できる。更に水田、
畑地のみならず、果樹園、桑園、芝生、非農耕地に生育
する発生前から生育期までの諸雑草を防除できる。
【0018】MBH−001を除草剤として使用する場
合は、通常当該分野において知られている農薬製剤と同
様に、適当な固体担体、乳化分散剤を用いて粒剤、粉剤
、乳剤、水和剤、錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の任意
の剤型に製剤化して用いる。固体担体としては、クレー
、カオリン、ベントナイト、酸性白土、珪藻土、炭酸カ
ルシウム、ニトロセルロース、デンプン、アラビアゴム
等が使用できる。また、液体担体として、水、メタノー
ル、エタノール、ジメチルホルムアミド、エチレングリ
コール等が使用できる。また、製剤上、一般に使用され
る補助剤、例えば高級アルコールの硫酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル及びそのスル
ホン酸塩、アルキルアリールソルビタンモノラウレート
、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールポ
リエチレングリコールエーテル、ジナフチルメタンジス
ルホン酸ナトリウムとホルマリンの縮合物、アルキルジ
メチルベンジルアンモニウムクロリド等を適宜配合する
ことができる。
合は、通常当該分野において知られている農薬製剤と同
様に、適当な固体担体、乳化分散剤を用いて粒剤、粉剤
、乳剤、水和剤、錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の任意
の剤型に製剤化して用いる。固体担体としては、クレー
、カオリン、ベントナイト、酸性白土、珪藻土、炭酸カ
ルシウム、ニトロセルロース、デンプン、アラビアゴム
等が使用できる。また、液体担体として、水、メタノー
ル、エタノール、ジメチルホルムアミド、エチレングリ
コール等が使用できる。また、製剤上、一般に使用され
る補助剤、例えば高級アルコールの硫酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル及びそのスル
ホン酸塩、アルキルアリールソルビタンモノラウレート
、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールポ
リエチレングリコールエーテル、ジナフチルメタンジス
ルホン酸ナトリウムとホルマリンの縮合物、アルキルジ
メチルベンジルアンモニウムクロリド等を適宜配合する
ことができる。
【0019】また、本発明の除草剤は、他の殺菌剤、除
草剤、殺虫剤、肥料、土壌改良剤と適宜混合して使用す
ることができる。
草剤、殺虫剤、肥料、土壌改良剤と適宜混合して使用す
ることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、これらの実施例は本発明の範囲をなんら制限す
るものではない。
するが、これらの実施例は本発明の範囲をなんら制限す
るものではない。
【0021】実施例1
Nl−Ishi−YC50807−1−7株を種培地、
即ち、トリプトン1.7%、ソイトン0.3%、グルコ
ース0.25%、塩化ナトリウム0.5%及びリン酸二
カリウム0.25%を含有する培地(pH7.3)に、
28℃で48時間培養し、得られた培養液をトリプトン
1.7%。ソイトン0.3%、グルコース0.25%、
塩化ナトリウム0.5%及びリン酸二カリウム0.25
%を含有する培地(pH7.3)に接種して、28℃で
3日間培養し、得られた培養液を−20℃で凍結保存し
た。
即ち、トリプトン1.7%、ソイトン0.3%、グルコ
ース0.25%、塩化ナトリウム0.5%及びリン酸二
カリウム0.25%を含有する培地(pH7.3)に、
28℃で48時間培養し、得られた培養液をトリプトン
1.7%。ソイトン0.3%、グルコース0.25%、
塩化ナトリウム0.5%及びリン酸二カリウム0.25
%を含有する培地(pH7.3)に接種して、28℃で
3日間培養し、得られた培養液を−20℃で凍結保存し
た。
【0022】得られた培養液4000ml(pH9)に
、酢酸エチルを加えて撹拌抽出した。その後、水層をp
H6.5に調整し、再度酢酸エチルを加えて撹拌抽出し
て、酢酸エチル抽出区分1.5g を得た。この酢酸エ
チル抽出区分を減圧乾燥した後、メタノールに溶解し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製に供し
、(キーゼルゲル60;ヘキサン/酢酸エチル/酢酸=
98/0/2〜48/50/2、グラジエント溶出)活
性区分を減圧濃縮して油状物27mgを得た。得られた
油状物をシリカゲル分取TLCによる精製に供したとこ
ろ、純粋なMBH−001を5mg得た。
、酢酸エチルを加えて撹拌抽出した。その後、水層をp
H6.5に調整し、再度酢酸エチルを加えて撹拌抽出し
て、酢酸エチル抽出区分1.5g を得た。この酢酸エ
チル抽出区分を減圧乾燥した後、メタノールに溶解し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製に供し
、(キーゼルゲル60;ヘキサン/酢酸エチル/酢酸=
98/0/2〜48/50/2、グラジエント溶出)活
性区分を減圧濃縮して油状物27mgを得た。得られた
油状物をシリカゲル分取TLCによる精製に供したとこ
ろ、純粋なMBH−001を5mg得た。
【0023】次に本発明の製剤例を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。なお、製剤例中「
部」は重量部を表す。
はこれらに限定されるものではない。なお、製剤例中「
部」は重量部を表す。
【0024】製剤例1(水和剤)
植物生理活性物質MBH−001 10部、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテルスルホン酸塩10
部、ジナフチルメタンスルホン酸ナトリウムとホルマリ
ンの縮合物2部及びクレー78部を混合粉砕して水和剤
100部を得た。
シエチレンアルキルアリールエーテルスルホン酸塩10
部、ジナフチルメタンスルホン酸ナトリウムとホルマリ
ンの縮合物2部及びクレー78部を混合粉砕して水和剤
100部を得た。
【0025】製剤例2(液剤)
植物生理活性物質MBH−001 10部、ジメチル
ホルムアミド20部、エチレングリコール10部、アル
キルジメチルベンジルアンモニウムクロリド10部及び
メタノール50部を混合溶解して液剤100部を得た。
ホルムアミド20部、エチレングリコール10部、アル
キルジメチルベンジルアンモニウムクロリド10部及び
メタノール50部を混合溶解して液剤100部を得た。
【0026】次に試験例により、本発明の除草剤による
各種雑草に対する除草効果を具体的に説明する。
各種雑草に対する除草効果を具体的に説明する。
【0027】試験例1
面積170cm2 、高さ12cmの塩ビ製ポットに水
田土壌を充填し、化成肥料を40kg/ha相当量を施
用後、水を入れて代掻きして水田状態にした。ここにタ
イヌビエ、コナギ、アゼナの種子を播種し、更に2葉期
の水稲苗を2本1株として2株移植した。ポットを20
〜30℃の温室内に置いて植物を育成し、移植2日後に
、製剤例1に準じて試製した水和剤を水で希釈して湛水
状態の田面に処理した。薬剤処理後30日後に除草効果
を調査した。除草効果は抑草率の観察により、下記基準
の評点0〜10の数字で表した。この結果を表1に示す
。 (評点) (抑草率)10
100%9
90〜99%8
80〜89%7
70〜79%6 60
〜69%5 50〜59%
4 40〜49%3
30〜39%2
20〜29%1
10〜19%0
0〜 9%
田土壌を充填し、化成肥料を40kg/ha相当量を施
用後、水を入れて代掻きして水田状態にした。ここにタ
イヌビエ、コナギ、アゼナの種子を播種し、更に2葉期
の水稲苗を2本1株として2株移植した。ポットを20
〜30℃の温室内に置いて植物を育成し、移植2日後に
、製剤例1に準じて試製した水和剤を水で希釈して湛水
状態の田面に処理した。薬剤処理後30日後に除草効果
を調査した。除草効果は抑草率の観察により、下記基準
の評点0〜10の数字で表した。この結果を表1に示す
。 (評点) (抑草率)10
100%9
90〜99%8
80〜89%7
70〜79%6 60
〜69%5 50〜59%
4 40〜49%3
30〜39%2
20〜29%1
10〜19%0
0〜 9%
【0028】
【表1】
【0029】試験例2
面積170cm2 、高さ12cmの塩ビ製ポットに畑
地土壌を充填し、化成肥料を30kg/ha相当量を施
用した。ここに、オナモミ、イチビ、オオイヌタデ、ア
オビユ、エンバク、メヒシバ、アキノエノコログサ種子
を播種し、播種2日後に、製剤例1に準じて試製した水
和剤を水で希釈して土壌表面にスプレー処理した。薬剤
処理後30日後に除草効果を調査した。除草効果は抑草
率の観察により、試験例1と同様の基準で評点0〜10
の数字で表した。この結果を表2に示す。
地土壌を充填し、化成肥料を30kg/ha相当量を施
用した。ここに、オナモミ、イチビ、オオイヌタデ、ア
オビユ、エンバク、メヒシバ、アキノエノコログサ種子
を播種し、播種2日後に、製剤例1に準じて試製した水
和剤を水で希釈して土壌表面にスプレー処理した。薬剤
処理後30日後に除草効果を調査した。除草効果は抑草
率の観察により、試験例1と同様の基準で評点0〜10
の数字で表した。この結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】上記の結果より、本発明の植物生理活性物
質MBH−001を有効成分として含有する製剤は、各
種雑草に対して高い除草効果を示し、除草剤として有用
であることが明らかになった。
質MBH−001を有効成分として含有する製剤は、各
種雑草に対して高い除草効果を示し、除草剤として有用
であることが明らかになった。
【0032】
【発明の効果】上記試験例から明らかなように、新規植
物生理活性物質MBH−001は各種雑草に対して優れ
た除草効果を示す。
物生理活性物質MBH−001は各種雑草に対して優れ
た除草効果を示す。
【図1】MBH−001の紫外線吸収スペクトルを示す
。
。
【図2】MBH−001の赤外線吸収スペクトルを示す
。
。
【図3】MBH−001のプロトン核磁気共鳴スペクト
ルを示す。
ルを示す。
【図4】MBH−001のC−13核磁気共鳴スペクト
ルを示す。
ルを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 式1で示されるMBH−001。 【化1】 【請求項2】 下記の理化学的性質を有するMBH−
001。 (a)分子量:199 (b)組成式:Cl0、Hl7、N1、O3(c)比旋
光度:[α]25D =0(C=0.01、メタノール
) (d)物質の色:無色 (e)紫外線吸収スぺクトル:λ(エタノール、max
)210nm (f)赤外線吸収スペクトル:ν(CHCl3、max
)cm−13388、2960、2874、1779
、1650、1376、1166、920、908 (g)溶剤に対する溶解性:メタノール、ブタノール、
ジメチルスルホキシド、酢酸エチルに易溶、クロロホル
ム、ヘキサンに可溶 (h)呈色反応:ニンヒドリン反応陽性、ドラーゲンド
ルフ反応陽性 (i)酸性、中性、塩基性の別:中性 (j)Rf値:シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メ
ルク社製HPTLC、キーゼルゲル60);ヘキサン/
酢酸エチル/酢酸=60:38:2、Rf値=0.4【
請求項3】 MBH−001生産性を有する昆虫共生
微生物であるNl−Ishi−YC50807−1−7
株。 【請求項4】 Nl−Ishi−YC50807−1
−7株を培養し、培養物からMBH−001を採取する
ことを特徴とするMBH−001の製造法。 【請求項5】 MBH−001を有効成分として含有
する除草剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13941091A JPH04342576A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13941091A JPH04342576A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04342576A true JPH04342576A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15244597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13941091A Pending JPH04342576A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04342576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6159715A (en) * | 1998-05-14 | 2000-12-12 | Cargill, Inc. | Method for processing oilseed material |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP13941091A patent/JPH04342576A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6159715A (en) * | 1998-05-14 | 2000-12-12 | Cargill, Inc. | Method for processing oilseed material |
| US6361990B1 (en) | 1998-05-14 | 2002-03-26 | Cargill, Inc. | Method for processing oilseed material |
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