JPH0276594A - 新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤 - Google Patents
新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤Info
- Publication number
- JPH0276594A JPH0276594A JP63228584A JP22858488A JPH0276594A JP H0276594 A JPH0276594 A JP H0276594A JP 63228584 A JP63228584 A JP 63228584A JP 22858488 A JP22858488 A JP 22858488A JP H0276594 A JPH0276594 A JP H0276594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibiotics
- positive
- various kind
- culture
- bacillus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、新規抗生物質Y−9、¥−10及びその製造
法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤に関する
ものである。
法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤に関する
ものである。
更に詳しくは、本発明の新規抗生物質Y−9、Y−10
はバチルス属に属する抗生物質Y−9、¥−10生産菌
を培養して、その培養液がら分離−採取することにより
得られるものである。
はバチルス属に属する抗生物質Y−9、¥−10生産菌
を培養して、その培養液がら分離−採取することにより
得られるものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来、
バチルス属に属する微生物により生産される抗生物質と
して、多くのペプチド系抗生物質が知られているが、本
発明の抗生物質Y−9、¥−10は、その理化学的性質
において、いずれの既知抗生物質とも異なり、その既知
文献は無い。
バチルス属に属する微生物により生産される抗生物質と
して、多くのペプチド系抗生物質が知られているが、本
発明の抗生物質Y−9、¥−10は、その理化学的性質
において、いずれの既知抗生物質とも異なり、その既知
文献は無い。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段及び作用)以下に、本発明
の新規抗生物質Y−9、Y−10及びその製造法につい
て詳述する。
の新規抗生物質Y−9、Y−10及びその製造法につい
て詳述する。
本発明において用いる微生物は抗生物質Y−9、Y−1
,0の生産能を有するものであり、バチルス(Baci
llus)属に属する菌種である。その一例として挙げ
られるバチルス・ズブチリスTM−105(Bacil
lus subtillisTM −105)菌は、本
発明の抗生物質Y−9、y−ioを有利に生産する特性
を有し、本発明方法に有効に利用し得るものである。
,0の生産能を有するものであり、バチルス(Baci
llus)属に属する菌種である。その一例として挙げ
られるバチルス・ズブチリスTM−105(Bacil
lus subtillisTM −105)菌は、本
発明の抗生物質Y−9、y−ioを有利に生産する特性
を有し、本発明方法に有効に利用し得るものである。
前記バチルス・ズブチリスTM−105菌(以下rTM
−105菌」という)は工業技術院微生物工業技術研究
所へ昭和63年5月2日付、微生物受託番号、機工研菌
寄第10013号として寄託されている。
−105菌」という)は工業技術院微生物工業技術研究
所へ昭和63年5月2日付、微生物受託番号、機工研菌
寄第10013号として寄託されている。
TM−105菌は、次の菌学的性質を有する。
a)形態
(1)細菌の形:桿状
(2)細胞の大きさ
0.5〜0.8μ×1.5〜3.0μ
(3)多形性:なし
く4)運動性:あり 側鞭毛を有する
(5)胞子:あり、楕円ないし円柱芽胞であって、中立
芽胞である。
芽胞である。
(6)ダラム染色性:陽性
b)生育状態
30℃で培養し7日間にわたって観察した。
+1)肉汁寒天平板培養:
30°C3日後、粗造で4+n++不規則円形である。
半球状で白色、不透明の粘稠を呈する。
(2)肉汁寒天斜面培養:
表面に生育し、不透明、乳白色後やや黄味。
(3)肉汁液体培養:
多量生育し、濁り後沈殿する。
(4)リドマス・ミルク:
ペプトン化しpHはややアルカリ性を示す。
C)生理学的性質
(1)硝酸塩の還元:陽性
(21VPテスト:陽性
(3)インドールの生成:陽性
(4)デンプンの加水分解:陽性
(5)クエン酸の利用(Koser培地〕 培地性(6
)プロピオン酸の利用:陰性 (7)7%NaCl2培地:生育 (8)色素の生産(肉汁寒天培地に1%のブドウ糖及び
チロシンを加え色素の生産を調べた):陰性 (9)カゼイン分解:分解する。
)プロピオン酸の利用:陰性 (7)7%NaCl2培地:生育 (8)色素の生産(肉汁寒天培地に1%のブドウ糖及び
チロシンを加え色素の生産を調べた):陰性 (9)カゼイン分解:分解する。
(10)カタラーゼ:陽性
(11)嫌気培養:陽性
(12)卵黄反応:陰性
(13)チロシンの分解:陰性
(14)馬尿酸塩の分解:陰性
(15)オキシダーゼ:陽性
(16)炭素源より酸の生成
グリセロール:陽性
L−アラビノース:陽性
D−キシロース:陽性
ガラクトース:陰性
D−グルコース:陽性
D−フラクトース:陽性
D−マンノース:陽性
イノシトール・陽性
マンニトール:陽性
ソルビトール、陽性
サリシン:陽性
マルトース・陽性
ラクトース:陽性
スクロース:陽性
トレハロース、陽性
デンプン:陽性
(17)生育の範囲:
pH: 5.0〜10. O1最適pH+7.2〜7
.5 温度・15〜55°C(60℃では生育せず)最適温度
=20〜25℃ d)サバロウド・デキストロース培地(デイフコ製)、
生育 以上の諸性質をバーシーズ・マニュアル・才ブ・デター
ミネイティブ・バタテリオロジー(Bergy’s M
anual of Deterninative Ba
cteriol−ogyl第8版、1974年の記載と
比較すると本菌株は好気性のグラム陽性桿菌で側鞭毛に
よる運動性を有することからバチルス(Bacillu
s)属に属するものと判断される。バチルス属の中でも
馬尿酸塩の分解、生育温度、炭素源の利用性などの特徴
からバチルス・ズブチリスの一菌株と同定された。
.5 温度・15〜55°C(60℃では生育せず)最適温度
=20〜25℃ d)サバロウド・デキストロース培地(デイフコ製)、
生育 以上の諸性質をバーシーズ・マニュアル・才ブ・デター
ミネイティブ・バタテリオロジー(Bergy’s M
anual of Deterninative Ba
cteriol−ogyl第8版、1974年の記載と
比較すると本菌株は好気性のグラム陽性桿菌で側鞭毛に
よる運動性を有することからバチルス(Bacillu
s)属に属するものと判断される。バチルス属の中でも
馬尿酸塩の分解、生育温度、炭素源の利用性などの特徴
からバチルス・ズブチリスの一菌株と同定された。
本発明における使用微生物としては、TM−105菌は
、その−例であり、その自然的及び人工的変異株は勿論
、バチルス属に属する菌種で、後述の抗生物質Y−9、
Y−10の生産能を有する微生物は、すべて本発明にお
いて使用することができる。
、その−例であり、その自然的及び人工的変異株は勿論
、バチルス属に属する菌種で、後述の抗生物質Y−9、
Y−10の生産能を有する微生物は、すべて本発明にお
いて使用することができる。
本発明を実施するに当っては、バチルス属に属する抗生
物質Y−9、Y−10生産菌を、抗生物質を生産する通
常の方法で培養することができる。工業的に有利に生産
するには、抗生物質Y−9、Y−10生産菌を好気的条
件下で各種栄養物質を含む培地で通気撹拌培養を行えば
よい。
物質Y−9、Y−10生産菌を、抗生物質を生産する通
常の方法で培養することができる。工業的に有利に生産
するには、抗生物質Y−9、Y−10生産菌を好気的条
件下で各種栄養物質を含む培地で通気撹拌培養を行えば
よい。
培養条件及び培地の組成は、一般の抗生物質の製造に用
いられるものに準して選択すればよい。
いられるものに準して選択すればよい。
即ち、培地は原則として炭素源、窒素源、無機塩を含み
、必要に応じて、ビタミン頚、先駆物質などを加えても
よい。炭素源としては、例えば、グルコース、アラビノ
ース、キシロース、澱粉、デキストリン、グリセリン、
マンニトール、有機酸、糖蜜、馬鈴薯などが、単独又は
、混合物として使用され、窒素源としては、例えばペプ
トン、大豆粉、コーンスチーブリカー、麦芽抽出物、ア
ミノ糖、米糖、麦芽、尿素、アンモニウム塩など又はこ
れらの混合物が用いられる。また必要に応じて、シリコ
ーン油、大豆油、界面活性剤等の消泡剤を加えてもよい
。
、必要に応じて、ビタミン頚、先駆物質などを加えても
よい。炭素源としては、例えば、グルコース、アラビノ
ース、キシロース、澱粉、デキストリン、グリセリン、
マンニトール、有機酸、糖蜜、馬鈴薯などが、単独又は
、混合物として使用され、窒素源としては、例えばペプ
トン、大豆粉、コーンスチーブリカー、麦芽抽出物、ア
ミノ糖、米糖、麦芽、尿素、アンモニウム塩など又はこ
れらの混合物が用いられる。また必要に応じて、シリコ
ーン油、大豆油、界面活性剤等の消泡剤を加えてもよい
。
培地は液体培地が好ましく、培地のpHは約6.0〜約
8.0がよく、培養温度は約20〜約35°Cに調節す
るのがよい。
8.0がよく、培養温度は約20〜約35°Cに調節す
るのがよい。
培養終了後、培養物から抗生物質¥−9、Y−10を分
離、採取する方法は、通常の発酵生産物を培養物から分
離採取する方法に準じて行えばよい。即ち、各種有機溶
媒による抽出法、各種活性吸着剤によるクロマトグラフ
ィーなどを適宜絡み合せて、抗生物質Y−9、Y−10
を採取する。
離、採取する方法は、通常の発酵生産物を培養物から分
離採取する方法に準じて行えばよい。即ち、各種有機溶
媒による抽出法、各種活性吸着剤によるクロマトグラフ
ィーなどを適宜絡み合せて、抗生物質Y−9、Y−10
を採取する。
(発明の実施例)
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
実施例I
TM−1,05菌を種培地(グルコース1%、ペプトン
0.5%、リン酸−カリウム0.01%、硫酸マグネシ
ウム0.005%、pH6,8)に30°Cで24時間
培養し、得られた培養液を発酵培地(組成は種培地と同
一)に植菌し、30°Cで5日間培養した。
0.5%、リン酸−カリウム0.01%、硫酸マグネシ
ウム0.005%、pH6,8)に30°Cで24時間
培養し、得られた培養液を発酵培地(組成は種培地と同
一)に植菌し、30°Cで5日間培養した。
得られた培養液5℃より、遠心分離により菌体を除いた
後、pH2,0に調整し、生じた沈殿を遠心分離によっ
て集めた。これをメタノールで抽出し、メタノール抽出
区分を得た。メタノール抽出区分をシリカゲルTLCに
付しく溶媒系:1−ブタノール:酢酸:水=65:10
:25(V/V/V))、活性画分をかきとりメタノー
ル溶出後、減圧上濃縮乾固し、粉末を得た。
後、pH2,0に調整し、生じた沈殿を遠心分離によっ
て集めた。これをメタノールで抽出し、メタノール抽出
区分を得た。メタノール抽出区分をシリカゲルTLCに
付しく溶媒系:1−ブタノール:酢酸:水=65:10
:25(V/V/V))、活性画分をかきとりメタノー
ル溶出後、減圧上濃縮乾固し、粉末を得た。
得られた粉末をメタノールに溶解し、5henshuP
ak (センシュー科学製)ODS−1(−4251を
充填した高圧カラムクロマトグラフィーにイ」シ、メタ
ノール、水:10%ジエチルアミン一端酸緩衝液(pH
7,5) /8 : 1 : 1 (V/V/V) テ
溶出することにより、抗生物質Y−9、Y−10がこの
順に溶出された。Y−9、Y−10はそれぞれ更にセフ
ァデックスL H−20のカラムに付し、100%メタ
ノールで溶出した。Y−921mg及びY−1012m
gが得られた。
ak (センシュー科学製)ODS−1(−4251を
充填した高圧カラムクロマトグラフィーにイ」シ、メタ
ノール、水:10%ジエチルアミン一端酸緩衝液(pH
7,5) /8 : 1 : 1 (V/V/V) テ
溶出することにより、抗生物質Y−9、Y−10がこの
順に溶出された。Y−9、Y−10はそれぞれ更にセフ
ァデックスL H−20のカラムに付し、100%メタ
ノールで溶出した。Y−921mg及びY−1012m
gが得られた。
かくして得られた抗生物質Y−9、Y−10は以下に述
べるとおりの理化学的性質及び生物学的性質を有する新
規な抗生物質である。
べるとおりの理化学的性質及び生物学的性質を有する新
規な抗生物質である。
(1)分子量及び分子式
%式%)
(2)紫外線吸収スペクトル
λ::g” 224.nm (IIL+ 105.4
)】2 276r+a+ (EjL 8.8)¥−10 λm::’ 224nm(Eir−99,3)276
nm (Ejcn、 8. 7)(第1図参照) (3)赤外線吸収スペクトル ん’LR: 1750.1658.1540cm−’ん
’A”A; 1760.1660.1550cm−’
(第2図参照) (4)溶剤に対する溶解性 メタノール、ジメチルホルムアミドに可溶、塩化メチレ
ン、エーテルに不溶 (5)呈色反応 ライドン−スミス、ニンヒドリン呈色反応陽性、モーリ
ツシコー反応陰性。
)】2 276r+a+ (EjL 8.8)¥−10 λm::’ 224nm(Eir−99,3)276
nm (Ejcn、 8. 7)(第1図参照) (3)赤外線吸収スペクトル ん’LR: 1750.1658.1540cm−’ん
’A”A; 1760.1660.1550cm−’
(第2図参照) (4)溶剤に対する溶解性 メタノール、ジメチルホルムアミドに可溶、塩化メチレ
ン、エーテルに不溶 (5)呈色反応 ライドン−スミス、ニンヒドリン呈色反応陽性、モーリ
ツシコー反応陰性。
(6)水溶性アミノ酸組成(加水分解物のアミノ酸アナ
ライザーによる分析) Y−912111,[11111 Y−101211011111 加水分解は6N−HCI2.110″C18時間の条件
で行った。
ライザーによる分析) Y−912111,[11111 Y−101211011111 加水分解は6N−HCI2.110″C18時間の条件
で行った。
(7)脂肪酸
Y−94−ヒドロキシヘキサデカン酸
分子量272 (TMS化後EI分
析)
Y−104−ヒドロキシヘキサデカン酸分子量272
(TMS化後E1 分析) 加水分解(3N −HC、e、110℃18時間)物の
クロロホルム抽出物の分析 (8)核磁気共鳴スペクトル (第3図参照) 日本電子■製のFX−90で測定した。溶媒二重メタノ
ール。
(TMS化後E1 分析) 加水分解(3N −HC、e、110℃18時間)物の
クロロホルム抽出物の分析 (8)核磁気共鳴スペクトル (第3図参照) 日本電子■製のFX−90で測定した。溶媒二重メタノ
ール。
上記の理化学的性質を有する抗生物質Y−9、Y−10
は、類似の既知ペプチド抗生物質とは、その構成成分で
あるアミノ酸と脂肪酸の構造において異なる。即ち、抗
生物質Y−9、Y−10をFengycin類と比較す
ると、その水溶性アミノ酸組成はFengycinが3
G1u、0G1nであると推定しているのに対し、Y−
9、¥−10は2GLu、1G1nである点で異なり、
脂肪酸の構造においてFengycinがC15からC
]、 8までの飽和又は不飽和脂肪酸であるのに対しY
−9、Y−10は4−ヒドロキシヘキザデカン酸が構成
脂肪酸である点で異なっている。既知抗生物質との差異
の詳細は、下記の第1表に示す通りである。
は、類似の既知ペプチド抗生物質とは、その構成成分で
あるアミノ酸と脂肪酸の構造において異なる。即ち、抗
生物質Y−9、Y−10をFengycin類と比較す
ると、その水溶性アミノ酸組成はFengycinが3
G1u、0G1nであると推定しているのに対し、Y−
9、¥−10は2GLu、1G1nである点で異なり、
脂肪酸の構造においてFengycinがC15からC
]、 8までの飽和又は不飽和脂肪酸であるのに対しY
−9、Y−10は4−ヒドロキシヘキザデカン酸が構成
脂肪酸である点で異なっている。既知抗生物質との差異
の詳細は、下記の第1表に示す通りである。
次に抗生物質Y−9、Y−10の生物学的活性について
説明する。抗生物質Y−9、Y−10はダラム陽性菌、
陰性菌、酵母、緑藻類には抗菌活性が無いが、糸状菌に
対して生育阻止作用を示す。その代表的な菌株に対する
抗菌活性は第2表の通りである。第2表の抗菌力テスト
はY−9250ppm:Y−10115ppmを浸した
濾紙を用いる拡散法により行った。
説明する。抗生物質Y−9、Y−10はダラム陽性菌、
陰性菌、酵母、緑藻類には抗菌活性が無いが、糸状菌に
対して生育阻止作用を示す。その代表的な菌株に対する
抗菌活性は第2表の通りである。第2表の抗菌力テスト
はY−9250ppm:Y−10115ppmを浸した
濾紙を用いる拡散法により行った。
抗生物質Y−9、Y−10は、上記の如く、各種植物病
原糸状菌に対して優れた作用を示すことから、農業用殺
菌剤として使用することができる。本化合物を農業用殺
菌剤として使用する場合は、通常当該技術分野において
知られている農薬製剤と同様に適当な固体担体、液体担
体、乳化分散剤等を用いて粒剤、粉剤、乳剤、水和剤、
錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の任意の剤型に製剤化し
て適用することができる。これらの担体としては、クレ
ー、カオリン、ベントナイト、酸性白土、珪藻土、炭酸
カルシウム、固体担体として、ニトロセルロース、デン
プン、アラビアゴム等が、また液体担体として水、メタ
ノール、エタノール、アセトン、ジメチルホルムアミド
、エチレングリコール等が挙げられる。また、製剤上、
一般に使用される補助剤、例えば、高級アルコールの硫
酸エステル、ポリオキシエチレン・アルキル・アリルエ
ーテル、アルキル・アリル・ソルビタン・モノラウレー
ト、アルキル・アリル・スルホン酸塩、第4級アンモニ
ウム塩、ポリアルキレンオキシド等を適宜配合すること
ができる。
原糸状菌に対して優れた作用を示すことから、農業用殺
菌剤として使用することができる。本化合物を農業用殺
菌剤として使用する場合は、通常当該技術分野において
知られている農薬製剤と同様に適当な固体担体、液体担
体、乳化分散剤等を用いて粒剤、粉剤、乳剤、水和剤、
錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の任意の剤型に製剤化し
て適用することができる。これらの担体としては、クレ
ー、カオリン、ベントナイト、酸性白土、珪藻土、炭酸
カルシウム、固体担体として、ニトロセルロース、デン
プン、アラビアゴム等が、また液体担体として水、メタ
ノール、エタノール、アセトン、ジメチルホルムアミド
、エチレングリコール等が挙げられる。また、製剤上、
一般に使用される補助剤、例えば、高級アルコールの硫
酸エステル、ポリオキシエチレン・アルキル・アリルエ
ーテル、アルキル・アリル・ソルビタン・モノラウレー
ト、アルキル・アリル・スルホン酸塩、第4級アンモニ
ウム塩、ポリアルキレンオキシド等を適宜配合すること
ができる。
有効成分の配合割合は、乳剤、水和剤としては10〜9
0%程度が適当であり、粉剤、油剤等としては、0.1
〜10%程度が適当であるが、使用目的によってこれら
の濃度を適宜増減してもよい。
0%程度が適当であり、粉剤、油剤等としては、0.1
〜10%程度が適当であるが、使用目的によってこれら
の濃度を適宜増減してもよい。
また、本発明の薬剤は、他の殺菌剤や除草剤、殺虫剤、
肥料物質、土壌改良剤と適宜混合して用することができ
る・ 以下に、本発明を製剤例によって具体的に説明するが、
本発明はこれに何ら限定されるものではない。
肥料物質、土壌改良剤と適宜混合して用することができ
る・ 以下に、本発明を製剤例によって具体的に説明するが、
本発明はこれに何ら限定されるものではない。
なお、製剤例中「部」は重量部を表わす。
製剤例1
(水和剤)
抗生物質Y−1010部、ラウリル硫酸ナトリウム5部
、ジナフチルメタンジスルホン酸ソーダホルマリン縮合
物2部及びクレー83部を混合粉砕して水和剤100部
を得た。
、ジナフチルメタンジスルホン酸ソーダホルマリン縮合
物2部及びクレー83部を混合粉砕して水和剤100部
を得た。
製剤例2
(乳剤)
抗生物質Y−108部、エチレングリコール10部、ジ
メチルホルムアミド20部、アルキル・ジメチルベンジ
ル・アンモニウムクロリド10部及びメタノール52部
を混合溶解して乳剤100部を得た。
メチルホルムアミド20部、アルキル・ジメチルベンジ
ル・アンモニウムクロリド10部及びメタノール52部
を混合溶解して乳剤100部を得た。
次に、試験例により、本発明の農園芸用殺菌剤による各
種植物病害に対する防除効果を具体的に説明する。
種植物病害に対する防除効果を具体的に説明する。
試験例1
(イネいもち病に対する防除試験)
水稲籾(品種:愛知旭)を栽培用鉢に直播しく10基/
鉢)、4葉期において製剤例1に準じて調製した水和剤
を所定濃度に希釈したものを1鉢当り50m1をスプレ
ーガンで補体に散布した。散布液が乾燥した後、オート
ミール培地(オートミール1g、シヨ糖0.4g、寒天
0.3g、水20m1)で28℃、14日間培養したイ
ネいもち病菌(Pyricularia oryzae
)の胞子を懸濁液にして、接種箱内で補体に噴霧接種し
2ま た。
鉢)、4葉期において製剤例1に準じて調製した水和剤
を所定濃度に希釈したものを1鉢当り50m1をスプレ
ーガンで補体に散布した。散布液が乾燥した後、オート
ミール培地(オートミール1g、シヨ糖0.4g、寒天
0.3g、水20m1)で28℃、14日間培養したイ
ネいもち病菌(Pyricularia oryzae
)の胞子を懸濁液にして、接種箱内で補体に噴霧接種し
2ま た。
接種後、24時間、25°C1相対湿度90%の接種箱
中に放置した後、接種箱外に出して放置したところ、接
種後5〜7日で発病した。
中に放置した後、接種箱外に出して放置したところ、接
種後5〜7日で発病した。
なお、防除価は、下記の計算方法に準じた。
この結果を第3表に示す。
鼠11
佐成化沿〕 腹鼓1麿介どL 阪匣匝〕L 薬室抗生物
質 Y−920085なし Y−1020087// 100 81 // 試験例2 〔イネごま葉枯病に対する防除試験) 水稲籾(品種:愛知旭)を栽培用鉢に直播しく10基/
鉢)、5葉期において製剤例1に準じて調製した水和剤
を所定濃度に希釈したものを1鉢当り50m1をスプレ
ーガンで補体に散布した。散布液が乾燥した後、PSA
培地(ポテト煮汁20m1、シヨ糖0.4g、寒天0.
3g)で28°C114日間培養したイネごま葉枯病菌
(Cochliobolus m1yabeanus)
の胞子を懸濁して、接種箱内で補体に噴霧接種した。
質 Y−920085なし Y−1020087// 100 81 // 試験例2 〔イネごま葉枯病に対する防除試験) 水稲籾(品種:愛知旭)を栽培用鉢に直播しく10基/
鉢)、5葉期において製剤例1に準じて調製した水和剤
を所定濃度に希釈したものを1鉢当り50m1をスプレ
ーガンで補体に散布した。散布液が乾燥した後、PSA
培地(ポテト煮汁20m1、シヨ糖0.4g、寒天0.
3g)で28°C114日間培養したイネごま葉枯病菌
(Cochliobolus m1yabeanus)
の胞子を懸濁して、接種箱内で補体に噴霧接種した。
接種後、24時間、25°C1相対湿度90%の接種箱
中に放置した後、接種箱外に出して放置したところ、接
種後3〜4日で発病した。
中に放置した後、接種箱外に出して放置したところ、接
種後3〜4日で発病した。
なお、防除価は下記の計算方法に準じた。
この結果を第4表に示す。
×100
夏Aス
抗生物質
Y−920086なし
100 3 Q //
Y−10200901/
100 82 //
トリアジン 500 99 //上
記の結果より、本発明の抗生物質Y−9、Y−10又は
これらの混合物を有効成分として含有する薬剤は、各種
植物病害に対して、極めて高い防除価を示し且つ薬害が
認められないなど、農薬用殺菌剤として有効であること
が明らかにされた。
記の結果より、本発明の抗生物質Y−9、Y−10又は
これらの混合物を有効成分として含有する薬剤は、各種
植物病害に対して、極めて高い防除価を示し且つ薬害が
認められないなど、農薬用殺菌剤として有効であること
が明らかにされた。
[発明の効果]
本発明によれば、各種植物病原糸状菌に対して優れた作
用を示す新規抗生物質Y−9及び¥−10を提供するこ
とができる。
用を示す新規抗生物質Y−9及び¥−10を提供するこ
とができる。
第1図(1)、(2)はそれぞれ抗生物質Y−9、Y−
10の紫外線吸収スペクトルを示腰第2図(1)、(2
)はそれぞれ抗生物質Y−9、¥−10の赤外線吸収ス
ペクトルを示し、第3図(1)、(2)はそれぞれ抗生
物質Y−9、Y−10の13c核6R気共鳴スペクトル
を示す。 第1図(1) 第1図(2) 区 の Σ−−− ト 区 の
10の紫外線吸収スペクトルを示腰第2図(1)、(2
)はそれぞれ抗生物質Y−9、¥−10の赤外線吸収ス
ペクトルを示し、第3図(1)、(2)はそれぞれ抗生
物質Y−9、Y−10の13c核6R気共鳴スペクトル
を示す。 第1図(1) 第1図(2) 区 の Σ−−− ト 区 の
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記の理化学的及び生物学的性質を有することを特
徴とする新規抗生物質Y−9、Y−10物質 (1)分子量及び分子式 Y−9 1462(FAB−MS) C_7_2H_1_1_0N_1_2O_2_0Y−1
0 1490(FAB−MS) C_7_4H_1_1_4N_1_2O_2_0 (2)紫外線吸収スペクトル λ^M^e^O^H_m_a_x224nm(E^1^
%_1_c_m105.4)276nm(E^1^%_
1_c_m8.8)λ^M^e^O^H_m_a_x2
24nm(E^1^%_1_c_m99.3)276n
m(E^1^%_1_c_m8.7) (3)赤外線吸収スペクトル Y−9 λ^K^B^r_m_a_x1750.1658.15
40cm^−^Y−10 λ^K^B^r_m_a_x1760、1660、15
50cm^−^1 (4)溶剤に対する溶解性 メタノール、ジメチルホルムアミドに可溶、塩化メチレ
ン、エーテルに不溶 (5)呈色反応 ライドンースミス、ニンヒドリン呈色反応陽性、モーリ
ッシュ反応陰性。 (6)水溶性アミノ酸組成 【アミノ酸配列があります】 (7)脂肪酸 Y−94−ヒドロキシヘキサデカン酸 分子量272(TMS化後EI分析) Y−104−ヒドロキシヘキサデカン酸 分子量272(TMS化後EI分析) 2、バチルス属に属する抗生物質Y−9、Y−10生産
菌を培養し、その培養物から新規抗生物質Y−9、Y−
10を分離、採取することを特徴とする新規抗生物質Y
−9、Y−10の製造法。 3、バチルス・ズブチリスTM−105 (BacillussubtilisTM−105、微
工研菌寄第10013号)を、同化可能な炭素源及び窒
素源含有栄養培地中、好気的条件下で培養する請求項2
記載の方法。 4、新規抗生物質Y−9又はY−10を有効成分として
含有する植物病害防除剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63228584A JPH0276594A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63228584A JPH0276594A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276594A true JPH0276594A (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=16878654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63228584A Pending JPH0276594A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0276594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8234748B2 (en) | 2004-05-26 | 2012-08-07 | Diversey, Inc. | Floor cleaning machine |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP63228584A patent/JPH0276594A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8234748B2 (en) | 2004-05-26 | 2012-08-07 | Diversey, Inc. | Floor cleaning machine |
| US8863351B2 (en) | 2004-05-26 | 2014-10-21 | Diversey, Inc. | Floor cleaning machine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5968503A (en) | Use of streptomyces bacteria to control plant pathogens and degrade turf thatch | |
| CA2216794C (en) | Use of streptomyces bacteria to control plant pathogens and degrade turf thatch | |
| KR20010023494A (ko) | 벼 도열병 방제제 및 밀 적청병 방제제 | |
| IE893482L (en) | The glycosidase inhibitor salbostatin, process for its¹preparation, and its use | |
| JP3668008B2 (ja) | ストレプトミセスの新規株及びその利用 | |
| FI94262B (fi) | Menetelmä loiseläinten vastaisen makrolidin valmistamiseksi | |
| NZ219733A (en) | Insecticidal composition against scarabaeidae (japanese beetle) comprising spores of "milky disease" causing bacteria from the genus bacillus | |
| SU509246A3 (ru) | Способ получени антибиотика | |
| JPH02275898A (ja) | 新規抗生物質kt―6291a及びkt―6291b、それらを生産する微生物及び製法並びに植物病害防除剤 | |
| JPH0276594A (ja) | 新規抗生物質y−9,y−10及びその製造法並びにこれを有効成分とする植物病害防除剤 | |
| JPS59212416A (ja) | 農業用殺菌剤 | |
| EP0545490B1 (en) | Antibiotic AB-041 and the process for its production | |
| JPH01231892A (ja) | F−0368物質 | |
| JP3605432B2 (ja) | 新規抗生物質ab5366、その製造法およびその用途 | |
| US5397570A (en) | Antibiotics AB-023 and process for preparing them | |
| US5902580A (en) | Controlling Cyperus weeds with Ascochyta sp. FERM BP-5176 | |
| JPH06277084A (ja) | 新規抗生物質ab4063−aおよび−b、ならびにその製造法およびその用途 | |
| KR100489914B1 (ko) | 고추 역병균에 항균활성을 갖는 신규 레체발리에리아 에어로콜로니제네스 vk-a9 균주 및 이 균주로부터생산되는 신규 항생물질의 제조방법 | |
| JPH0398593A (ja) | 抗生物質5’―o―スルファモイルツベルサイジンの製造法およびその用途 | |
| JPH04342576A (ja) | 新規植物生理活性物質mbh−001、それを生産する微生物、その製造法並びに除草剤 | |
| JPH0579077B2 (ja) | ||
| JPH0286784A (ja) | 抗性物質rs−10、その製造法並びに農園芸用殺菌剤 | |
| DD250456A1 (de) | Herstellung mikrobieller antagonisten zur bekaempfung von phytopathogenen bodenpilzen | |
| JPH0748348A (ja) | 新規抗生物質ab4015−bおよびab4015−l、ならびにその製造法および用途 | |
| JPH0577395B2 (ja) |