JPH02276552A - 濃縮エキスの製造法 - Google Patents

濃縮エキスの製造法

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JPH02276552A
JPH02276552A JP1099358A JP9935889A JPH02276552A JP H02276552 A JPH02276552 A JP H02276552A JP 1099358 A JP1099358 A JP 1099358A JP 9935889 A JP9935889 A JP 9935889A JP H02276552 A JPH02276552 A JP H02276552A
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JP
Japan
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extract
concentration
concentrated
temperature
quality
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JP1099358A
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English (en)
Inventor
Hidekuni Tanegashima
種子島 秀洲
Toru Tomimatsu
徹 富松
Hidehiko Maeda
前田 秀彦
Kyosuke Ishiguro
恭佑 石黒
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、抽出液の持つ特有の風味を損なうことなく濃
縮エキスを得る製造法に関する。 〔従来の技術〕 これまでの:a縮エキスは抽出液の持つ風味が弱いため
、本物指向の市場では、濃縮を行わない低濃度の冷凍エ
キスやレトルトエキスが伸びている。 しかしながら、これらの低濃度エキスは、流通コストが
高く加工し難いことから、風味の強い濃縮エキスが求め
られている。 濃縮エキスの風味については、従来エキスの抽出が熱水
抽出で行われているためか濃縮時の温度条件には、関心
が薄く濃縮時の品質劣化は、専らフレーバー成分の揮散
によるものと考えられていた。このため、フレーバーの
揮散という視点での技術開発が散見される。具体的には
、 ■ 畜肉エキス系の留出液が、塩基性である場合、被濃
縮液のpHを酸性にし、フレーバー揮散を抑制する。 ■ 留出液を精留濃縮または、膜濃縮し、濃縮液に加え
る。(フレーバーカフドパツク法)■ 野菜エキスなど
を中心に逆浸透膜を利用した濃縮。 以上のような例があるが、フレーバー成分の挙動に注目
した濃縮がほとんどである。濃縮条件は減圧濃縮が採用
されているが、大体100〜130℃の加熱温度で蒸発
温度はできるだけ低(という蒸発能力が中心となった方
法であり、加熱温度と品質という視点での検討は皆無で
ある。 〔発明が解決しようとする課題〕 このような従来技術における問題点としては、■ i)
Hを低下させてt!Imする方法は、ある程度の効果が
得られるが、エキスの種類によってはpH調整により品
質変化を生ずる。 ■ フレーバーカットバンクは、濃縮条件によっては熱
変化を起こしカットバックしたフレーバーを戻しても抽
出液の品質を再現しない。 ■ 膜濃縮は、浸透圧の関係上高濃度の濃縮は不可能で
ある。 ■ 一方、抽出液特有の風味を維持すべく抽出液を冷凍
し、市販しているものもあるが、低濃度である点及び流
通経費負担で単位エキス濃度当りのコストが高い。 以上のごとき問題点が挙げられ、これらの従来法による
場合、抽出液の待つ特有の風味を保持した濃縮エキスを
得るに至っていない。 従って、本発明はエキスの種類等の如何に関わらず常に
抽出液の持つ特有の風味を保持した濃縮エキスを低コス
トで得ることを目的としたものである。
【問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題の解決のため、濃縮時の風味劣
化挙動につき研究を重ね、濃縮時の風味劣化はフレーバ
ーの揮散が一つの要因となるも、熱変化によるものが支
配的であり、エキス濃度が高くなるに従い、濃縮時の加
熱温度が品質劣化に大きな影響を及ぼし、特に畜肉エキ
ス系においてこの傾向が顕著であるとの知見を得た0本
発明は、かかる知見に基づき、tim111条件、濃縮
装置につき更に鋭意検討を重ねた結果完成されたもので
ある。 本発明において対象となるエキスとしては、ビーフエキ
ス、ボークエキス等の畜肉エキス、チキンエキス等の家
禽肉エキス、チキン、ボーク等のガラエキス、ホタテエ
キス、カニエキス、エビエキス等の魚介エキス、タマネ
ギエキス、ネギエキス、ニンジンエキス等の野菜エキス
、シイタケエキス等の茸エキス等の各種動植物エキスが
挙げられ、特にガラエキスにおいて本発明の適用による
効果が顕著である。 以下、鶏ガラエキスを例にして述べる。 エキスの原料となる鶏ガラを必要に応じて前処理し、熱
水抽出を行う、熱水抽出の条件は特に限定されていない
が、熱水抽出段階での温度、時間の条件は製品品質に大
きな影響を与えるため、最適な条件を設定し、エキス固
形分濃度0.5〜10%程度になるように抽出を行う、
抽出液のエキス濃度が、低すぎる場合、濃縮に時間がか
かり好ましくない。また、濃度を高くするため過度に高
温、長時間の抽出を行うとエキスの品質が悪くなる。 抽出液としては、エキス固形分濃度0.5〜10%程度
となるように原料対水の比率、抽出条件などを設定する
。得られた抽出液を必要に応じ酵素処理する。 酵素処理は、具体的には市販の微生物起源のエンド型プ
ロテアーゼを抽出液に抽出液の固形分当り0.2〜1.
0%添加し、その温度を45〜55℃の範囲で0.5〜
1時間程度保持し分解を行う、その後90℃まで温度を
上げ10分間保持し酵素を失活させたあと急冷する。 酵素処理した抽出液を加熱温度90℃以下で濃縮する0
本発明者らは、濃縮時の加熱温度、蒸発温度と品質劣化
との関係を検討し、蒸発温度が60℃以上では、品質劣
化が著しいことを認めた。また、蒸発温度が60℃以下
の範囲で同一の場合、加熱温度を60℃以上にするとそ
の加熱温度によって、ある濃度以上になると品質劣化を
起こし始める限界濃度があり、加熱温度を高くするに従
いその限界濃度は、低くなる。100〜130℃の加熱
温度、即ち、従来の濃縮条件で濃縮すると濃縮物の品質
は、著しく劣化する。加熱温度が90℃程度であれば、
固形分濃度30%程度の濃縮度においては満足できる品
質の物が得られるが保存性、流通コスト等を考慮すると
エキス濃度は、高い程望ましいので加熱温度は、90℃
または、それより低い温度、好ましくは70℃以下、更
に好ましくは60℃以下に設定する。加熱温度の下限は
、蒸気圧との関連で30℃近辺である。 温度以外の濃縮条件および濃縮に使用する装置は、固形
分濃度が40%以下であれば特に限定されないが、固形
分濃度が30%以上もしくは40%以上の濃縮エキスを
得る場合は、総括伝熱係数の高い濃縮条件及び機種を選
ぶことが望ましい。 なぜならば、エキスの濃縮時の品質劣化は、主として熱
負荷がかかることによって起こるが、同一温度条件で濃
縮する場合、総括伝熱係数が高いほど熱負荷が小さくな
るからである。 この点から被濃縮液の粘度は、それが高くなれば総括伝
熱係数が低下するため低い方が望ましい。 実際に例えば、豚骨、鶏ガラの抽出液を予めプロテアー
ゼ処理し、濃縮時の被濃縮液の粘度を低下させることに
より品質劣化を起こし始める限界濃度は、大幅に上がり
高濃度のエキスを得ることができる。 鶏ガラエキスの場合、濃縮時の加熱温度65℃において
未酵素処理で固形分濃度35%、酵素処理で50%程度
まで風味劣化を伴わずにt!IIIすることができる。 濃縮に使用する機種については、総括伝熱係数の点で優
れている遠心薄膜:a縮機が好適である。 遠心薄膜濃縮機は、更に、図4に示すように濃縮対象と
なるエキスが蒸発面上で遠心力により薄層となり、加熱
を受けると同時に瞬間的に水分が蒸発し冷却されるとい
う特徴をもっている。従って従来の濃縮機即ち、加熱部
と蒸発部との間に距離があり、加熱にさらされる時間が
長い装置に比べ加熱による影響が極めて小さいという利
点もある。 以下、実験例、実施例により本発明を更に説明する。 【実験例1】 常法に従い熱水抽出した固形分濃度2〜3%のチキンガ
ラエキスにつき、酵素未処理と酵素処理を施した2つの
サンプルに分け、濃縮加熱温度65、TO,80,90
℃、蒸発温度30℃で遠心UIl濃縮濃縮法り各々濃縮
した。 得られた濃縮エキスをそれぞれ固形分濃度0.8%にな
るように熱水で希釈し、希釈液の味、風味を訓練された
パネルで官能評価した。 結果は、第1.2図に示すとおりであり以下の3点が明
かになった。 ■ 濃縮時の加熱温度と品質には、相関があり、品質劣
化を起こす限界濃度は、加熱温度を低くするに従い高く
なる。 ■ 90℃の加熱温度で濃縮すると酵素未処理では、固
形分濃度約10%で品質劣化を生じるが、酵素処理を施
すことにより固形分濃度約30%まで品質劣化を生じる
ことなく濃縮することが可能である。−船釣な濃縮エキ
スは、固形分濃度30%程度の濃度で市販されているも
のもあり、90℃の加熱温度であれば一応満足のい(品
質のものが得られる。 ■ しかしながら、保存性、流通コスト等を考慮すると
エキス濃度は、高いほど望ましく、90℃以下の加熱温
度であればより一層本発明の効果が発揮される。 〔実験例2〕 実験例1で濃縮時の加熱温度によって品質劣化の起こる
濃度が異なることに着目し、エキスの熱履歴と品質の関
係について実験を行った。 実施例1と同様に熱水抽出し、酵素処理した固形分濃度
2〜3%のチキンガラエキスを濃縮加熱温度65℃蒸発
温度30℃の条件下で薄膜濃縮機により固形分濃度40
%まで濃−縮した。この濃縮エキスを100gずつパウ
チ包装し、試料とした。 この試料数点を60℃、70’e、80t’の各温度の
温水に浸し、その中身のエキスが達温後一定時間毎に試
料を取り出し、エキスの品質を評価した。 結果を第3図に示したが、それより以下の2点が判明し
た。 ■ 60℃では、2時間放置してもエキスの品質劣化を
殆ど認められないが、70.80’eの温度領域では、
急激な品質劣化が起こり、明らかに60℃の場合とは、
異なった挙動を示す、このことから、エキスによっては
、濃度が高いところでは、ある温度に達するとエキスの
品質に大きな影響をあたえる成分が熱変化を起こしエキ
ス自体の品質が損なわれるということを示している。 ■ チキンガラエキスは、劣化を起こし始める温皮帯が
60〜70℃の範囲にあることを示しており品質劣化の
少ない高濃度の濃縮エキスを得るには、濃縮時の蒸発温
度及び加熱温度共に60℃以下にすることが望ましい。 〔実施例1〕 実験例1と同様に熱水抽出し、酵素処理した固形分濃度
2〜3%のチキンガラエキスを薄膜濃縮機にて下記の条
件で固形分濃度40%まで濃縮した。この各サンプルを
実験例1と同様の方法で評価した。 結果は、表1に示すように一般的な濃縮条件である加熱
温度100〜120℃と本発明の知見である加熱温度7
0℃とには、明らかに差が認められ、本発明の有用性を
立証できた。 表1 遠心薄膜濃縮機による加熱温度 と品質の関係 但し、0・・・抽出液に近く、良質。 ・・・・○より品質やや劣るが大差なし。 Δ・・・風味も弱くなり、エキス感もなくなる。 ×・・・ムレ奥がたち、エキス感も無く、水っぽくなる
。 〔実施例2〕 実験例1と同様の方法で得た固形分濃度2〜3%のチキ
ンガラエキスを酵素処理しこれを用いて、強制循環型カ
ランドリア濃縮機と遠心薄膜濃縮機各々で濃縮した。こ
の各サンプルを実験例1同様の方法で評価した。 結果は、表2に示すように遠心薄膜濃縮機による濃縮が
カランドリア濃縮機による濃縮に比べて品質劣化度合が
小さい、即ち、同じ加熱温度であっても使用する濃縮機
によって品質劣化の度合が異なり、遠心薄膜濃縮機がエ
キスの品質劣化を抑える濃縮機として好適である。 〔発明の効果〕 本発明法により、従来のI!縮では、再現できなかった
抽出液の持つ特有の風味を有する品質劣化の少ない濃縮
エキスが得られ、且つ、その濃縮加熱温度の選択により
任意のエキス濃度の濃縮エキスを高品質で得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は酵素処理したエキスの濃縮時の加熱温度の品質
への影響を、第2図は酵素未処理エキスの濃縮時の加熱
温度の品質への影響を、第3図は濃縮エキスを各温度に
保持した時の品質劣化のタイムコースをそれぞれ示し、
第4図は強制循環型濃縮機(カランドリア)、第5図は
遠心薄膜型濃縮機の略断面図をそれぞれ示す。 第4図及び第5図中 1・・・真空源、2・・・供給液、3・・・濃縮液、4
・・・蒸気、 5・・・加熱部、6・・・トラップト・
・蒸発部、8・・・循環ポンプ。 第 関 (蒸発温度30℃) 第1 時間(分) 第4図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エキス固形分濃度0.5〜10%(重量パーセント
    )程度に熱水抽出した抽出液を加熱温度90℃以下かつ
    蒸発温度60℃以下の条件で濃縮することを特徴とする
    濃縮エキスの製造法。 2 加熱温度を60〜30℃の範囲で濃縮することを特
    徴とする請求項1記載の濃縮エキスの製造法。
JP1099358A 1989-04-19 1989-04-19 濃縮エキスの製造法 Pending JPH02276552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016106539A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 株式会社Mizkan Holdings ガラエキス含有液体調味料

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030707A (ja) * 1973-05-11 1975-03-27

Patent Citations (1)

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JPS5030707A (ja) * 1973-05-11 1975-03-27

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