JPH0227755Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227755Y2 JPH0227755Y2 JP1984155017U JP15501784U JPH0227755Y2 JP H0227755 Y2 JPH0227755 Y2 JP H0227755Y2 JP 1984155017 U JP1984155017 U JP 1984155017U JP 15501784 U JP15501784 U JP 15501784U JP H0227755 Y2 JPH0227755 Y2 JP H0227755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating
- heat
- shape memory
- memory alloy
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/16—Flanged joints characterised by the sealing means
- F16L23/18—Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L17/00—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure
- F16L17/06—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between the end surfaces of the pipes or flanges or arranged in recesses in the pipe ends or flanges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、火災時等の高温下においても気密性
を充分に保持し、一部に形状記憶合金をもちいた
絶縁継手に関する。 〔従来の技術〕 たとえば、ビルの引込み部分に用いられている
ガス配管(鋼管2a)は第6図に示すように屋外
Aに設けられた本管2から壁Bを貫通して屋内C
に入り、緊急遮断弁3を通つて各消費者4に至
る。火災等が発生した場合は、緊急遮断弁3を閉
じてガス爆発による二次災害を防ぐが、鋼管2a
の迷走電流をさまたげ腐食を防ぐため緊急遮断弁
3と鋼管2aとのあいだに設けられたフランジ継
手部分に絶縁継手1を設けてある。この絶縁継手
1は現地で組み立てられることが必要で、このた
めフランジ型をなし、たとえば第7図に示すOS
型絶縁継手が用いられている。この絶縁継手1
は、フランジ6,6a間にナイロンに溝7,7a
を切つた絶縁スペーサー8を設け、その溝7,7
aの中にOリング8a,8bを入れてこのOリン
グ8a,8bにより気密を保ち、さらに絶縁スペ
ーサー8と絶縁ボルト9(スタツドボルトの平行
部にエポキシコーテイングを施こすとともに絶縁
座金10,10aの材料としてFRPを用いてい
る)により絶縁を保つようにしてある。なお1
1,11aは絶縁座金10,10aの外側に設け
た平座金、12,12aは平座金11,11aの
外側に設けたナツトである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のように構成した従来の絶縁継手は、絶縁
スペーサ8、絶縁ボルト9及び絶縁座金10,1
0aにより鋼管2aに流れる迷走電流の絶縁を保
つと共に、Oリング8a,8bにより充分気密を
保持しているが、火災時におけるガスの気密性に
は問題があつた。すなわち継手部の初期組立て時
に、引張の軸力が鋼管2aに作用したり施工完了
後地盤沈下等により引張の軸力が本管2に作用し
たりすると、フランジ6,6aが火災等により高
温にさらされた場合、フランジ6,6aの面間が
広がるような力が作用する。従つて絶縁継手1が
被災し、そのような状況下で火災等により高温
(800℃以上にも達することがある)になると、ナ
イロン、エポキシ、FRPのような有機材料から
なる絶縁スペーサ8(耐火温度150℃)に充分の
耐火性がないため、内部のガスが漏洩しガス爆発
がおこるおそれがあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、常時は絶縁性を有し、火災時に
は絶縁性能を犠牲にしてシール性のみを有する絶
縁継手を得ることを目的とする。 本考案は上記の目的を達成するためになされた
もので、耐熱性絶縁スペーサと両側のフランジと
の対向面に設けられた環状溝に耐熱性リングを嵌
装して前記両フランジ間を貫通するボルト穴に絶
縁ボルトを挿通してバネ座金を介して締め付ける
絶縁継手において、前記絶縁ボルトとバネ座金及
び耐熱性リングのうちの少なくも1つの前記絶縁
ボルトに変態温度以上で縮小し前記バネ座金又は
耐熱性リングに変態温度以上で伸長する形状記憶
合金を用いたことにより耐熱性に優れた絶縁継手
を提供するものである。 〔作用〕 火災等の高温時に、絶縁ボルト、バネ座金、耐
熱性リングのうちの少なくとも何れか1つの形状
記憶合金がそれぞれ縮小、伸長、及び伸長するこ
とにより、絶縁継手の継手部分からのガスの漏洩
をなくし、気密性を充分に保持するようにした。 〔実施例〕 本考案は、形状記憶合金を一部に使用した耐熱
性の絶縁継手に関するものである。ここに形状記
憶合金とは熱弾性型マルテンサイト変態特性を有
する合金で、低応力で変形し、そのあと適当な温
度変態温度による加熱によつて変形前の形状に完
全に復するという性質を有するものをいう。第1
図は形状記憶合金の伸び率と温度との関係を示し
た線図で、常温で元の形(状態a)を加工して変
形し伸びを与えた(状態b)後加熱すると縮んで
元の長さ(状態c)に戻る。このような形状記憶
合金としては、主としてNiTi合金が市場に出て
用いられているが、他にCu−Zn−Al合金が実用
に供せられている。このような形状記憶合金が変
形、加熱する場合の具体例は第2図に示す通りで
ある。δは加熱による変形量を示している。上記
のような性質を有する形状記憶合金をフランジ型
の絶縁継手の各部分に用いることによつて高温時
にシール性能を大巾に向上させることができる。 第3図は本考案の実施例を示す断面図である。
なお、第7図と同じ機能の部分には同じ記号を付
し、説明を省略する。8はフランジ6,6a間に
介装されたドーナツ状の絶縁スペーサで、耐熱性
に優れた鉄の如き金属板からなりボルト穴13の
内側両面には、それぞれ同心円状の2条の溝7,
7a及び14,14aが設けられており、外表面
全体にはセラミツクコーテイングを施工して絶縁
性耐熱性を向上させてある。8a,8bは外側の
溝7,7aに嵌装されたOリングであり、15,
15aは内側の溝14,14aに嵌装され温度上
昇により復元性を有する形状記憶合金からなる耐
熱性リングである。耐熱性リング15,15aは
断面がU型をしており開放部を鋼管2aの中心に
向けている。これは内圧が作用した場合、耐熱性
リング15,15aが内圧によつてセルフシール
機構を生じるようにしたものである。この耐熱性
リング15,15aの変形は、図面の横方向の伸
びのみの形状を記憶させておき耐熱性リング1
5,15aの全周長は加熱前後において変化がな
いものとする。なおセラミツクコーテイングのう
ち、耐熱性リング15,15aと接する溝14,
14aの表面部分は表面を滑らかに研磨加工する
ことにより耐熱性リング15,15aのシール性
を良くし、さらにセラミツク全表面には封孔処理
としてシリコン樹脂等を含浸させ絶縁性能を向上
させてある。このように構成したことにより、常
時においてはOリング8a,8bでシールし、火
災時には耐熱性リング15,15aによりシール
する。 20はネジ部を除く表面に絶縁性を有する素材
(例えばセラミツク、エボキシ等)をコーテイン
グするかまたは絶縁の筒をボルト平行部に被覆し
た絶縁ボルトであり形状記憶合金により構成され
ている。10,10aは鉄の如き耐熱性に優れた
金属の表面にセラミツクをコーテイングし、絶縁
性、耐熱性を有するようにした絶縁座金、11,
11aは絶縁座金10,10aの外側に配設した
平座金、16,16aは平座金11,11aの外
側に配設した形状記憶合金からなるバネ座金であ
る。なお12,12aは絶縁継手を締付るナツト
である。 ところで本実施例においては、絶縁継手1bを
形成する形状記憶合金からなる部材として、絶縁
ボルト20、バネ座金16,16a、耐熱性リン
グ15,15aがあるが、これらの形状記憶合金
からなる部材の初期状態a、変形後の状態b、加
熱後の状態c(それぞれ第1図に示す状態a、状
態b、状態cに対応)は、第5図に示す通りであ
る。第5図中、δは形状記憶合金の変形量を示し
ている。第3図で示す形状記憶合金は変形後の状
態を示し、第1図、第2図、第5図のb状態に対
応する。従つて第3図で示す定常状態では、絶縁
ボルト20は“伸び”の変形、バネ座金16,1
6aは軸方向に“縮み”の変形、耐熱性リング1
5,15aは図面の横方向に“縮み”の変形が与
えられている。 上記のように構成した本考案の作用を説明すれ
ば次の通りである。ビルに火災等が発生し高温状
態になると、絶縁ボルト20は、第5図に示す変
形後の状態bから加熱後の状態cに変形する。す
なわち第3図○イ方向に縮小する。このためナツト
12,12a、バネ座金16,16a、平座金1
1,11a、絶縁座金10,10aも○イ方向の力
を受ける。しかしながらバネ座金16,16a
は、第5図の変形後の状態bから加熱後の状態c
に変形する。すなわち第3図○ロ方向に伸びる。こ
のためフランジ6,6aは○イ方向への強い力をさ
らに受けることになり、絶縁スペーサー8を両側
から強く圧縮し、フランジ6,6aの面間が広が
るのを防ぐ。一方耐熱性リング15,15aは第
5図の変形後の状態bから加熱後の状態cに変形
する。すなわち第3図○ロ方向に伸び、耐熱性リン
グ15,15aは自動的にシールすることにな
る。 耐熱性リング15,15aはフランジ6,6a
と絶縁スペーサー8の溝14,14aの間にあつ
て常時のシール性は期待せず高温時に膨張すれば
よいので使用の制限はない。 第4図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。なお第3図と同じ機能の部分には同じ記号を
付し説明を省略する。本実施例においては、フラ
ンジ6,6aの面に溝21,21a及び22,2
2aを設けて、そこにOリング8a,8b及び形
状記憶合金よりなる耐熱性リング15,15aを
嵌装したものである。 以上の説明では、絶縁ボルト20、バネ座金1
6,16a、耐熱性リング15,15aをすべて
形状記憶合金からなる部材により形成している
が、本考案はこれに限定するものではなく、これ
らすべてに形状記憶合金を用いず一部に他の部材
を用いてもよい。 すなわち第1表に示す組み合わせが考えられ、
ケース1,ケース2は防災設備の整つた環境下で
使用できるが、ケース3,ケース4になる程、耐
熱性をより向上させる組合せとなつている。
を充分に保持し、一部に形状記憶合金をもちいた
絶縁継手に関する。 〔従来の技術〕 たとえば、ビルの引込み部分に用いられている
ガス配管(鋼管2a)は第6図に示すように屋外
Aに設けられた本管2から壁Bを貫通して屋内C
に入り、緊急遮断弁3を通つて各消費者4に至
る。火災等が発生した場合は、緊急遮断弁3を閉
じてガス爆発による二次災害を防ぐが、鋼管2a
の迷走電流をさまたげ腐食を防ぐため緊急遮断弁
3と鋼管2aとのあいだに設けられたフランジ継
手部分に絶縁継手1を設けてある。この絶縁継手
1は現地で組み立てられることが必要で、このた
めフランジ型をなし、たとえば第7図に示すOS
型絶縁継手が用いられている。この絶縁継手1
は、フランジ6,6a間にナイロンに溝7,7a
を切つた絶縁スペーサー8を設け、その溝7,7
aの中にOリング8a,8bを入れてこのOリン
グ8a,8bにより気密を保ち、さらに絶縁スペ
ーサー8と絶縁ボルト9(スタツドボルトの平行
部にエポキシコーテイングを施こすとともに絶縁
座金10,10aの材料としてFRPを用いてい
る)により絶縁を保つようにしてある。なお1
1,11aは絶縁座金10,10aの外側に設け
た平座金、12,12aは平座金11,11aの
外側に設けたナツトである。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のように構成した従来の絶縁継手は、絶縁
スペーサ8、絶縁ボルト9及び絶縁座金10,1
0aにより鋼管2aに流れる迷走電流の絶縁を保
つと共に、Oリング8a,8bにより充分気密を
保持しているが、火災時におけるガスの気密性に
は問題があつた。すなわち継手部の初期組立て時
に、引張の軸力が鋼管2aに作用したり施工完了
後地盤沈下等により引張の軸力が本管2に作用し
たりすると、フランジ6,6aが火災等により高
温にさらされた場合、フランジ6,6aの面間が
広がるような力が作用する。従つて絶縁継手1が
被災し、そのような状況下で火災等により高温
(800℃以上にも達することがある)になると、ナ
イロン、エポキシ、FRPのような有機材料から
なる絶縁スペーサ8(耐火温度150℃)に充分の
耐火性がないため、内部のガスが漏洩しガス爆発
がおこるおそれがあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、常時は絶縁性を有し、火災時に
は絶縁性能を犠牲にしてシール性のみを有する絶
縁継手を得ることを目的とする。 本考案は上記の目的を達成するためになされた
もので、耐熱性絶縁スペーサと両側のフランジと
の対向面に設けられた環状溝に耐熱性リングを嵌
装して前記両フランジ間を貫通するボルト穴に絶
縁ボルトを挿通してバネ座金を介して締め付ける
絶縁継手において、前記絶縁ボルトとバネ座金及
び耐熱性リングのうちの少なくも1つの前記絶縁
ボルトに変態温度以上で縮小し前記バネ座金又は
耐熱性リングに変態温度以上で伸長する形状記憶
合金を用いたことにより耐熱性に優れた絶縁継手
を提供するものである。 〔作用〕 火災等の高温時に、絶縁ボルト、バネ座金、耐
熱性リングのうちの少なくとも何れか1つの形状
記憶合金がそれぞれ縮小、伸長、及び伸長するこ
とにより、絶縁継手の継手部分からのガスの漏洩
をなくし、気密性を充分に保持するようにした。 〔実施例〕 本考案は、形状記憶合金を一部に使用した耐熱
性の絶縁継手に関するものである。ここに形状記
憶合金とは熱弾性型マルテンサイト変態特性を有
する合金で、低応力で変形し、そのあと適当な温
度変態温度による加熱によつて変形前の形状に完
全に復するという性質を有するものをいう。第1
図は形状記憶合金の伸び率と温度との関係を示し
た線図で、常温で元の形(状態a)を加工して変
形し伸びを与えた(状態b)後加熱すると縮んで
元の長さ(状態c)に戻る。このような形状記憶
合金としては、主としてNiTi合金が市場に出て
用いられているが、他にCu−Zn−Al合金が実用
に供せられている。このような形状記憶合金が変
形、加熱する場合の具体例は第2図に示す通りで
ある。δは加熱による変形量を示している。上記
のような性質を有する形状記憶合金をフランジ型
の絶縁継手の各部分に用いることによつて高温時
にシール性能を大巾に向上させることができる。 第3図は本考案の実施例を示す断面図である。
なお、第7図と同じ機能の部分には同じ記号を付
し、説明を省略する。8はフランジ6,6a間に
介装されたドーナツ状の絶縁スペーサで、耐熱性
に優れた鉄の如き金属板からなりボルト穴13の
内側両面には、それぞれ同心円状の2条の溝7,
7a及び14,14aが設けられており、外表面
全体にはセラミツクコーテイングを施工して絶縁
性耐熱性を向上させてある。8a,8bは外側の
溝7,7aに嵌装されたOリングであり、15,
15aは内側の溝14,14aに嵌装され温度上
昇により復元性を有する形状記憶合金からなる耐
熱性リングである。耐熱性リング15,15aは
断面がU型をしており開放部を鋼管2aの中心に
向けている。これは内圧が作用した場合、耐熱性
リング15,15aが内圧によつてセルフシール
機構を生じるようにしたものである。この耐熱性
リング15,15aの変形は、図面の横方向の伸
びのみの形状を記憶させておき耐熱性リング1
5,15aの全周長は加熱前後において変化がな
いものとする。なおセラミツクコーテイングのう
ち、耐熱性リング15,15aと接する溝14,
14aの表面部分は表面を滑らかに研磨加工する
ことにより耐熱性リング15,15aのシール性
を良くし、さらにセラミツク全表面には封孔処理
としてシリコン樹脂等を含浸させ絶縁性能を向上
させてある。このように構成したことにより、常
時においてはOリング8a,8bでシールし、火
災時には耐熱性リング15,15aによりシール
する。 20はネジ部を除く表面に絶縁性を有する素材
(例えばセラミツク、エボキシ等)をコーテイン
グするかまたは絶縁の筒をボルト平行部に被覆し
た絶縁ボルトであり形状記憶合金により構成され
ている。10,10aは鉄の如き耐熱性に優れた
金属の表面にセラミツクをコーテイングし、絶縁
性、耐熱性を有するようにした絶縁座金、11,
11aは絶縁座金10,10aの外側に配設した
平座金、16,16aは平座金11,11aの外
側に配設した形状記憶合金からなるバネ座金であ
る。なお12,12aは絶縁継手を締付るナツト
である。 ところで本実施例においては、絶縁継手1bを
形成する形状記憶合金からなる部材として、絶縁
ボルト20、バネ座金16,16a、耐熱性リン
グ15,15aがあるが、これらの形状記憶合金
からなる部材の初期状態a、変形後の状態b、加
熱後の状態c(それぞれ第1図に示す状態a、状
態b、状態cに対応)は、第5図に示す通りであ
る。第5図中、δは形状記憶合金の変形量を示し
ている。第3図で示す形状記憶合金は変形後の状
態を示し、第1図、第2図、第5図のb状態に対
応する。従つて第3図で示す定常状態では、絶縁
ボルト20は“伸び”の変形、バネ座金16,1
6aは軸方向に“縮み”の変形、耐熱性リング1
5,15aは図面の横方向に“縮み”の変形が与
えられている。 上記のように構成した本考案の作用を説明すれ
ば次の通りである。ビルに火災等が発生し高温状
態になると、絶縁ボルト20は、第5図に示す変
形後の状態bから加熱後の状態cに変形する。す
なわち第3図○イ方向に縮小する。このためナツト
12,12a、バネ座金16,16a、平座金1
1,11a、絶縁座金10,10aも○イ方向の力
を受ける。しかしながらバネ座金16,16a
は、第5図の変形後の状態bから加熱後の状態c
に変形する。すなわち第3図○ロ方向に伸びる。こ
のためフランジ6,6aは○イ方向への強い力をさ
らに受けることになり、絶縁スペーサー8を両側
から強く圧縮し、フランジ6,6aの面間が広が
るのを防ぐ。一方耐熱性リング15,15aは第
5図の変形後の状態bから加熱後の状態cに変形
する。すなわち第3図○ロ方向に伸び、耐熱性リン
グ15,15aは自動的にシールすることにな
る。 耐熱性リング15,15aはフランジ6,6a
と絶縁スペーサー8の溝14,14aの間にあつ
て常時のシール性は期待せず高温時に膨張すれば
よいので使用の制限はない。 第4図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。なお第3図と同じ機能の部分には同じ記号を
付し説明を省略する。本実施例においては、フラ
ンジ6,6aの面に溝21,21a及び22,2
2aを設けて、そこにOリング8a,8b及び形
状記憶合金よりなる耐熱性リング15,15aを
嵌装したものである。 以上の説明では、絶縁ボルト20、バネ座金1
6,16a、耐熱性リング15,15aをすべて
形状記憶合金からなる部材により形成している
が、本考案はこれに限定するものではなく、これ
らすべてに形状記憶合金を用いず一部に他の部材
を用いてもよい。 すなわち第1表に示す組み合わせが考えられ、
ケース1,ケース2は防災設備の整つた環境下で
使用できるが、ケース3,ケース4になる程、耐
熱性をより向上させる組合せとなつている。
【表】
なお形状記憶合金よりなる耐熱性リング15,
15aの代わりに市販されているステンレス等の
メタル中空Oリングを用いてもよい。この場合は
絶縁継手の設置場所(例えば防災設備が十分整つ
て火災発生後直ちにスプリンクラー等によつて冷
却され継手部が高温にならない場所)によつて異
なるが、メタル中空Oリングの偏平率はせいぜい
25%位でそれ以上偏平すると永久変形が生じる。
従つて市販のメタル中空Oリングの断面直径3.2
mmを用いるとその25%である0.8mm以上フランジ
とスペーサー間距離が離れるとメタル中空Oリン
グではシール不可能となり、その使用には限界が
生じる。 〔考案の効果〕 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、ビル火災等の高温時においても気密性が充分
に保持され、継手部分からのガスの漏洩は生じた
いという顕著な効果がある。
15aの代わりに市販されているステンレス等の
メタル中空Oリングを用いてもよい。この場合は
絶縁継手の設置場所(例えば防災設備が十分整つ
て火災発生後直ちにスプリンクラー等によつて冷
却され継手部が高温にならない場所)によつて異
なるが、メタル中空Oリングの偏平率はせいぜい
25%位でそれ以上偏平すると永久変形が生じる。
従つて市販のメタル中空Oリングの断面直径3.2
mmを用いるとその25%である0.8mm以上フランジ
とスペーサー間距離が離れるとメタル中空Oリン
グではシール不可能となり、その使用には限界が
生じる。 〔考案の効果〕 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、ビル火災等の高温時においても気密性が充分
に保持され、継手部分からのガスの漏洩は生じた
いという顕著な効果がある。
第1図は形状記憶合金の伸び率と温度との関係
を示した線図、第2図は形状記憶合金が変形、加
熱する場合の状態を示す説明図、第3図は本考案
実施例の断面図、第4図は本考案の他の実施例を
示す断面図、第5図は各形状記憶合金の状態a,
b,cにおける変形状態を示す説明図、第6図は
ガス配管の一例を示す断面図、第7図は従来の絶
縁継手の一例を示す断面図である。 1,1b,1c……絶縁継手、6,6a……フ
ランジ、7,7a,14,14a,21,21
a,22,22a……環状溝、8……絶縁スペー
サ、8a,8b……Oリング、10,10a……
絶縁座金、12,12a……ナツト、13,1
7,17a……ボルト穴、15,15a……形状
記憶合金よりなる耐熱性リング、16,16a…
…形状記憶合金よりなる耐熱バネ座金、20……
形状記憶合金よりなる絶縁ボルト。
を示した線図、第2図は形状記憶合金が変形、加
熱する場合の状態を示す説明図、第3図は本考案
実施例の断面図、第4図は本考案の他の実施例を
示す断面図、第5図は各形状記憶合金の状態a,
b,cにおける変形状態を示す説明図、第6図は
ガス配管の一例を示す断面図、第7図は従来の絶
縁継手の一例を示す断面図である。 1,1b,1c……絶縁継手、6,6a……フ
ランジ、7,7a,14,14a,21,21
a,22,22a……環状溝、8……絶縁スペー
サ、8a,8b……Oリング、10,10a……
絶縁座金、12,12a……ナツト、13,1
7,17a……ボルト穴、15,15a……形状
記憶合金よりなる耐熱性リング、16,16a…
…形状記憶合金よりなる耐熱バネ座金、20……
形状記憶合金よりなる絶縁ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 耐熱性絶縁スペーサと両側のフランジとの対向
面に設けられた環状溝に耐熱性リングを嵌装して
前記両フランジ間を貫通するボルト穴に絶縁ボル
トを挿通してバネ座金を介して締め付ける絶縁継
手において、 前記絶縁ボルトとバネ座金及び耐熱性リングの
うちの少なくも1つの前記絶縁ボルトに変態温度
以上で縮小し前記バネ座金又は耐熱性リングに変
態温度以上で共に伸長する形状記憶合金を用いた
ことを特徴とする絶縁継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984155017U JPH0227755Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984155017U JPH0227755Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170682U JPS6170682U (ja) | 1986-05-14 |
| JPH0227755Y2 true JPH0227755Y2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=30713013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984155017U Expired JPH0227755Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227755Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518173A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | マリキャップ オーワイ | 管継手 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6585560B2 (ja) * | 2016-08-03 | 2019-10-02 | 大陽日酸株式会社 | バイオネット継手 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020635B2 (ja) * | 1977-11-02 | 1985-05-23 | 株式会社日立製作所 | 絶縁フランジ |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP1984155017U patent/JPH0227755Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518173A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | マリキャップ オーワイ | 管継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170682U (ja) | 1986-05-14 |
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