JPH02281664A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH02281664A
JPH02281664A JP1102790A JP10279089A JPH02281664A JP H02281664 A JPH02281664 A JP H02281664A JP 1102790 A JP1102790 A JP 1102790A JP 10279089 A JP10279089 A JP 10279089A JP H02281664 A JPH02281664 A JP H02281664A
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semiconductor device
phonons
dimensional
semiconductor substrate
channel
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JP1102790A
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Akira Ishibashi
晃 石橋
Kenji Funato
健次 船戸
Yoshifumi Mori
森 芳文
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、
−次元チャネル型の半導体装置に適用して好適なもので
ある。
〔発明の概要〕
本発明の半導体装置は、ソース及びドレイン間に非直線
的な細線から成るチャネル部が設けられている。これに
よって、フォノンの影響を抑えた高性能の一次元チャネ
ル型半導体装置を実現することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、ソース及びドレイン
間に非直線的な細線から成るチャネル部が設けられてい
る半導体装置の製造方法において、半導体基体をグレー
ティング状に加工する工程と、上記グレーティング状に
加工された半導体基体上に上記細線を形成する工程とを
具備する。これによって、フォノンの影響を抑えた高性
能の一次元チャネル型半導体装置を容易に製造すること
ができる。
〔従来の技術] 超高速デバイスの開発は、歴史的にはシaントキーゲー
ト型電界効果トランジスタ(MESFET)や接合ゲー
ト型FET (JFET)などのバルクの三次元電子走
行層デバイスから高電子移動度トランジスタ(HEMT
)などの二次元電子走行層デバイスを経て、未だ完成さ
れてはいないが一次元チャネルデバイスへと向かってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の三次元電子走行層デバイスや二次元電子走行層デ
バイスはすでに実用化されているが、これらのデバイス
ではフォノン(phonon)がデバイス動作に決定的
な影響を及ぼし、特性劣化を引き起こしている。一方、
−次元チャネルデバイスは、現状では電流−電圧(I−
V)特性の揺動などの観測が行われている段階で実用化
には程遠いと言える。また、この−次元チャネルデバイ
スでは、フォノンの影響により極低温でしか量子効果が
現れないことが将来的にこの一次元チャネルデバイスを
実用化する上で問題になると考えられる。
従って本発明の目的は、フォノンの影響を抑えた高性能
の一次元チャネル型半導体装置を実現することができる
半導体装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、フォノンの影響を抑えた高性能の
一次元チャネル型半導体装置を容易に製造することがで
きる半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記目的及びその他の目的は以下の説明より明らかにな
るであろう。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、以下のように構
成されている。
請求項10半導体装置は、ソース(S)及びドレイン(
D)間に非直線的な細線(3)から成るチャネル部が設
けられている。
請求項2の半導体装置は、請求項1の半導体装置におい
て、細線(3)にフォノンが閉じ込められる。
請求項3の半導体装置は、請求項1の半導体装置におい
て、ソース(S)及びドレイン(D)間に細線(3)が
複数本設けられ、これらの複数本の細線(3)のそれぞ
れを通る電子波の位相を制御することによりこれらの電
子波の干渉を起こさせるようにしている。
請求項4の半導体装置の製造方法は、ソース(S)及び
ドレイン(D)間に非直線的な細線(3ンから成るチャ
ネル部が設けられている半導体装置の製造方法において
、半導体基体(1,2)をグレーティング状に加工する
工程と、グレーティング状に加工された半導体基体(1
,2)上に細線(3)を形成する工程とを特徴する請求
項5の半導体装置の製造方法は、請求項4の半導体装置
の製造方法において、ストライブ状のマスクを光干渉法
により半導体基体(1,2)上に形成し、マスクを用い
て半導体基体(1,2)をエツチングすることにより半
導体基体(1,2)をグレーティング状に加工する。
請求項6の半導体装置の製造方法は、請求項4の半導体
装置の製造方法において、ガス状の原料を含む雰囲気中
で半導体基体(1,2)に荷電粒子ビーム(5)を選択
的に照射することにより原料から半導体基体(1,2)
上に生成される物質から成るレジストパターン(6)を
形成し、このレジストパターン(6)をマスクとして半
導体基体(1,2)をエツチングすることにより細線(
3)を形成するようにしている。
ここで、荷電粒子ビーム(5)としては、電子ビームの
ほかに陽電子ビーム、ミューオンビームなどを用いるこ
とができる。電子ビームを用いる場合には、干渉性の良
好な電子ビームを発生させることができる電界放射電子
銃(field emissiongun )を用いる
のが好ましい。
〔作用〕
請求項1.2の半導体装置によれば、細線(3)により
一次元チャネルが構成されるが、この細線(3)は非直
線的であることから、従来のようにチャネルを直線的に
構成した場合に比べてこの細線(3)内に発生するフォ
ノンの波長は制限される。この結果、その分だけこの細
線(3)を通るキャリア(電子または正孔)とフォノン
との相互作用が減少し、キャリアはフォノンによる散乱
を受けにくくなる。これによって、フォノンによる影響
を抑えた高性能の一次元チャネル型半導体装置を実現す
ることができる。
以上のことをより定量的に説明すると次のようになる。
今、例えばキャリアが電子である場合を考えると、−次
元的な細線(3)内では電子の縮退が起きて縮退電子ガ
スが形成されている。この縮退電子ガスにおける電子の
弾性散乱の平均間隔、すなわち電子の弾性散乱長し、は Lllxv、r。
である、ここで、V、は電子の速度、τ0は緩和時間で
ある。半導体ではV、〜10’cm/s、τ。
〜10−′4Sであるから、L、〜1O−7c111〜
10人となる。金属ではV、〜10”cm/s、τE〜
1O−ISSであるから、半導体と同様にり、〜10−
’ci+〜10人である。すなわち、縮退電子ガス中で
の電子の運動方向は、100Å以下の間隔で無秩序化す
ることがわかる。一方、フォノンは高い指向性を有する
ので、その伝達の方向は変化しにくいと言える。このこ
とから、上述のように細線(3)を非直線的な構造とす
ることにより、この細線(3)内のフォノンの伝達が起
きにくくなり、フォノンを構造的に閉じ込め、フォノン
による電子の散乱を抑えることができるのである。
以上の議論はキャリアがホールである場合についても同
様に適用することができる。
請求項3の半導体装置によれば、非直線的な複数本の細
線(3)により一次元の多重チャネルが形成される。そ
して、この多重チャネルを通る電子波の干渉を利用する
ことにより、フォノンによる影響を抑えた、より高温で
動作が可能な一次元チャネル型の量子干渉半導体装置を
実現することができる。
請求項4.5の半導体装置の製造方法によれば、グレー
ティング状に加工された半導体基体(1゜2)上にその
凸部を横切るようにして細線(3)を形成することによ
り、この細線(3)をこのグレーティング状の半導体基
体(1,2)の表面に沿って折れ曲がった構造とするこ
とができる。これによって、フォノンによる影響を抑え
た高性能の一次元チャネル型半導体装置を容易に製造す
ることができる。
請求項6の半導体装置の製造方法によれば、ガス状の原
料を含む雰囲気中で半導体基体(1,2)に荷電粒子ビ
ーム(2)を選択的に照射することにより、この半導体
基体(1,2)の表面に吸着している原料分子の分解に
よりこの半導体基体(1,2)上に物質が生成され、レ
ジストパターン(6)が形成される。この場合、荷電粒
子ビーム(5)のビーム径は数十人程度に細く絞ること
ができるから、この荷電粒子の散乱の影響を考えてもこ
のレジストパターン(6)は例えば数百人程度もしくは
それ以下の極微細幅とすることができる。また、この荷
電粒子ビーム(5)の照射パターンは自由に選ぶことが
できる。従って、半導体基体(1,2)上にこのレジス
トパターン(6)を容易に形成することができる。特に
、いわゆるアウト・オン・レンズ(out of 1e
ns)型の走査型電子顕微鏡(SEM)(対物レンズの
下方に試料を配置するSEM)と同様な構成の電子ビー
ム照射装置を用いた場合には、その焦点深度が1〜10
tIm程度と大きいので、半導体基体(1,2)の表面
に振幅が1〜10μm程度の凹凸が存在してもこの表面
に極微細幅で非直線的なレジストパターン(6)を容易
に形成することができる。そして、このレジストパター
ン(6)をマスクとして半導体基体(1,2)をエツチ
ングすることにより、細線(3)を容易に形成すること
ができる。
以上により、請求項6の半導体装置の製造方法によれば
、フォノンによる影響を抑えた高性能の一次元チャネル
型半導体装置を容易に製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、実施例の全図において同一部分には同一の
符号を付け、その重複説明は適宜省略する。
実新LfLL 第1図は本発明の実施例Iを示す。この実施例■は本発
明を一次元チャネル型電界効果トランジスタ(FET)
に適用した実施例である。
第1図に示すように、この実施例1による一次元チャネ
ル型FETにおいては、例えば半絶縁性ヒ化カリウム(
GaAs)基板1上にアンドープGaAs層2が形成さ
れている。このアンドープGaAs層2には、幅が例え
ば200人程形成しくはそれ以下の極微細線3が形成さ
れている。この極微細線3がチャネル部を構成する。こ
の極微細線3の厚さ方向の途中には、デイラック(Di
rac)−デルタドープ層4が形成されている。ここで
、このデイラック−デルタドープ層4とは、一般に半導
体層の表面からある深さの所に二次元的な広がりを持っ
てドープされた単原子層の不純物ドープ層のことを言い
、その深さ方向の不純物ドーピングプロファイルが数学
的にデイラックのデルタ関数で表されるので、このよう
にデイラック−デルタドープ層4と呼ばれる。以下にお
いては、このデイラック−デルタドープ層4のことをδ
ドープ層4と呼ぶ、このδドープ層4の所には二次元電
子ガス(2DEG)が形成されるが、この2DECの濃
度は面濃度で10′!/cd程度(体積濃度で1019
/C+a程度)と極めて高くすることができる。そして
、この2DEGがチャネルとなるが、この2DEGから
成るチャネルの幅は極微細線3と同一幅、すなわち例え
ば200人程形成あるから、この2DEGにより一次元
チャネルが構成される。
上記極微細llA3の両端には、それぞれソース電極S
及びドレイン電極りが形成されている。さらに、これら
のソース電極S及びドレイン電極りの間には、極微細線
3を覆うようにゲート電極Gが形成されている。符号P
はこのゲート電極Gのパッド電極を示す。
この実施例■においては、ソース電極S及びドレイン電
極りの間の極微細線3は、平面的に見た場合に例えば一
定の周期で左右に規則的に折れ曲がった構造となってい
る。この折れ曲がりの角度θは、例えば90@程度以上
とすることが好ましい、また、この折れ曲がった極微細
線3の各直線部分の区間長Iは、例えば1000人程度
6しくはそれ以下に選ばれる。
次に、上述のように構成されたこの実施例Iによる一次
元チャネル型FETの製造方法の一例について説明する
。
第2図に示すように、まず半絶縁性GaAs基板1上に
例えば分子線エピタキシー(MBE)法や有機金属化学
気相成長(MOCVD’)法によりアンドープGaAs
層2をある厚さだけエピタキシャル成長させた後、この
アンドープGaAs層2上に例えばシリコン(Si)の
ようなGaAsに対するドナー不純物から成るδドープ
層4を例えばMBE法により全面に形成する。この後、
このσドープ層4上にある厚さのアンドープGaAsを
成長させてアンドープGaAs層2を所定厚さとする。
次に、例えばSEMと同様な構成を有する電子ビーム照
射装置の高真空(例えば、3 X 10−’T。
rr程度)に排気された試料室内に、上述のようにして
アンドープGaAs層2及びδドープ層4が形成された
半絶縁性GaAs基板1を配置する。次に、この試料室
内にガス状のレジスト原料(例えば、アルキルナフタレ
ン)を導入する。このレジスト原料ガスの圧力は、例え
ば10−1〜10−’Torrの範囲内の値、典型的に
は例えば10−’Torr程度とする。次に、試料室内
のレジスト原料ガスの圧力が所定値で安定したら例えば
電界放射電子銃により電子ビーム5を発生させ、この電
子ビーム5をアンドープGaAs層2上で第1図に示す
極微細線3の形状に対応したパターンで走査する。この
場合、この電子ビーム5のビーム径は例えば数十人程度
に細く絞っておく。
上述のレジスト原料ガス雰囲気中では、アンドープGa
As層2の表面にはレジスト原料分子が吸着している。
この吸着しているレジスト原料分子に上述のように電子
ビーム5が照射されると、この電子ビーム5が照射され
た部分のレジスト原料分子は炭化水素化し、その結果、
非晶質炭化水素から成る物質がこの電子ビーム5の照射
パターンとほぼ同一形状でアンドープGaAs層2上に
生成される。これによって、この非晶質炭化水素から成
るレジストパターン6が形成される。なお、このように
して形成されたレジストは、E B I R(Elec
tron Beam Induced Re5ist)
と呼ばれる。この非晶質炭化水素から成るレジストパタ
ーン6は、優れたドライエツチング耐性を有することが
本発明者により確認されている。電子ビーム5による一
回の描画で形成されるレジストパターン6の厚さは通常
小さいので、−旦形成されたレジストパターン6上に吸
着するレジスト原料分子に電子ビーム5を照射しては炭
化水素化するという工程を必要に応じて繰り返し、レジ
ストパターン6の厚さを所定厚さとする。
次に、上述のようにして形成されたレジストパターン6
をマスクとしてアンドープGaAs層2を例えば反応性
イオンエツチング(RIE)法により少なくともδドー
プ層4よりも深い所定深さまで異方性エツチングした後
、このレジストパターン6を除去する。これによって、
第1図に示すように、レジストパターン6とほぼ同一形
状を有し、幅が例えば200人程形成極微細線3が形成
される。次に、例えば蒸着法により全面にオーミック金
属膜を形成し、このオーミック金属膜をエツチングによ
り所定形状にパターンニングして極微細線3の両端の近
傍の部分のみ残した後、熱処理を行うことによりこのオ
ーミック金属膜とアンドープGaAs層2とを合金化さ
せてソース電極S及びドレイン電極りを形成する。次に
、全面にゲート電極形成用のショットキー金属膜を形成
した後、このショットキー金属膜をエツチングにより所
定形状にパターンニングしてゲート電極G及びそのパッ
ド電極Pを形成する。これによって、目的とする一次元
チャネル型FETが第1図に示すように完成される。
以上のように、この実施例■によれば、1000人程度
0長さ毎に周期的に折れ曲がった極微細線3により一次
元チャネル部が形成されているので、この極微細線3の
内部に発生するフォノンの波長は1000人程度0長限
され、従ってその分だけこの極微tilliiIIA3
の内部でのフォノンと電子との相互作用は減少し、フォ
ノンによる電子の散乱は抑えられる。特に、電子の散乱
には長波長のフォノンが効くので、このようにフォノン
の波長が1000人程度0長限されることにより、フォ
ノンによる電子の散乱は極めて少なくなる。これによっ
て、高速かつ低消費電力の高性能の一次元チャネル型F
ETを実現することができる。また、このようにフォノ
ンの影響を抑えることができるので、この−次元チャネ
ル型FETはより高温で動作が可能である。
1施尉工 第3図は本発明の実施例■を示す。この実施例■は、実
施例■と同様に本発明を一次元チャネル型FETに適用
した実施例である。
第3図に示すように、この実施例■による一次元チャネ
ル型FETにおいては、アンドープGaAs層2の表面
に三角形状の断面形状を有するストライプ状の凸部から
成るグレーティング7が形成されている。このグレーテ
ィング7の三角形状の断面形状を有する各凸部の辺の長
さは例えば100O形成度であり、この凸部のピッチは
例えば2000人程度形成る。そして、このグレーティ
ング7上にはその凸部を横切るようにして、−次元チャ
ネル部を構成する極微細線3が形成されている。
この結果、上述の実施例Iにおける極微細線3は半絶縁
性GaAs基板1の表面に平行な面内で折れ曲がってい
るのに対して、この実施例■における極微細線3は半絶
縁性GaAs基板1の表面に垂直な面内で折れ曲がった
構造となっている。この折れ曲がった極微細線3の各直
線部の区間長lや折れ曲がり角度θなどは実施例■と同
様とすることができる。
次に、上述のように構成されたこの実施例■による一次
元チャネル型FET0製造方法の一例について説明する
。
第4図に示すように、まず半絶縁性GaAs基板1上に
MBE法やMOCVD法によりアンドープGaAs層2
をエピタキシャル成長させた後、例えば次のような方法
でこのア・ンドープGaAs層2の表面にグレーティン
グ7を形成する。すなわち、まずアンドープGaAs層
2の上にフォトレジスト(図示せず)を塗布した後、こ
のフォトレジストをレーザービームを用いた光露光法で
あるホログラフィッ・り露光法により、形成すべきグレ
ーティング7と同一ヒツチでストライプ状に露光する。
この後、このフォトレジストを現像してストライプ状の
レジストパターンを形成する。そこで、次にこのレジス
トパターンをマスクとしてアンドープGaAs層2を例
えば異方性の強いエツチング液を用いてウェットエツチ
ングする。これによって、第4図に示すように、アンド
ープGaAs層2の表面にグレーティング7が形成され
る0次に、このグレーティング7上に例えばMBE法に
よりδビー1層4を形成した後、このδドープ層4上に
アンドープGaAsを成長させてアンドープGaAs層
2を所定厚さとする。
次に、実施例Iと同様な方法でこのグレーティング7の
表面にEBIRから成る極微細幅のレジストパターン6
を形成する。この場合、このレジストパターン6は表面
の凹凸の振幅が大きいグレーティング7上に形成する必
要があるので、このレジストパターン6は、加速電圧に
もよるがその焦点深度が例えば1〜10μm程度と光学
式の露光装置より約−桁大きいアウト・オン・レンズ型
SEMと同様な構成を有する電子ビーム照射装置を用い
て形成するのが好ましい、このような電子ビーム照射装
置を用いることによって、凹凸のあるグレーティング7
の表面にその凸部を横切るようにして極微細幅のレジス
トパターン6を容易に形成することができる。そこで、
次にこのレジストパターン6をマスクとしてアンドープ
GaAs層2を例えばRIE法により所定深さだけ異方
性エツチングする。これによって、このグレーティング
7上に極微細線3が形成される。この後、実施例■と同
様にしてこの極微細線3の両端にそれぞれソース電極S
及びドレイン電極りを形成するとともに、これらのソー
ス電極S及びドレイン電極りの間にゲート電極Gを形成
する。これによって、目的とする一次元チャネル型FE
Tが第3図に示すように完成される。。
二の実施例■によれば、−次元チャネル部を構成する極
微細線3が実施例■と同様に1000人程度0長さ毎に
折れ曲がった構造となっているので、実施例■と同様の
理由でこの極微細線3の内部でのフォノンによる電子の
散乱を効果的に抑えることができ、これによってフォノ
ンによる影響を抑えた高性能の一次元チャネル型FET
を実現することができる。
以上の実施例I、  IIは、本発明を一次元チャネル
型FETに適用した実施例であるが、次に本発明をいわ
ゆるアハラノフ−ボーム(Aharonov−Bah−
)効果を利用した量子干渉トランジ不夕(以下、AB効
果トランジスタと言う)に適用した実施例について説明
する。このAB効果トランジスタは、多重チャネルを通
る電子波の干渉効果を利用してトランジスタ動作を行わ
せるものであり、量子干渉デバイスの一種である。
このAB効果トランジスタに本発明を適用した実施例を
説明する前に、まず従来のAB効果トランジスタについ
て説明する。
第9図及び第10図は従来の面内型のAB効果トランジ
スタの例を示す。第9図に示すAB効果トランジスタに
おいては、例えばバルクドーピングまたは変調ドーピン
グ(modulation doping)された半導
体により多重チャネル101が形成されている。この多
重チャネル101は、ソース及びドレイン付近では一本
であるが、これらのソース及びドレイン間の途中では全
体としてリング状の形状を成す二本のチャネルに分かれ
ている。この場合、ソース側の一端(例えば、第9図中
左端)からこの多重チャネル101に入る電子波は上述
のリング状の部分で経路Aを通る電子波と経路Bを通る
電子波とに分かれた後、ドレイン側で再び合流して一つ
の電子波になる。この合流の際に電子波同士の干渉が起
きる。そして、これらの多重チャネル101のリング状
部を貫くように磁場を印加し、この磁場によりこれらの
経路A、Bを通る電子波の間の位相差を制御することに
よってトランジスタ動作を行わせる。一方、第10図に
示すAB効果トランジスタにおいては、ソース及びドレ
イン間の途中で多重チャネル101が全体として矩形を
成すこと及び経路A、Bを通る電子波の間の位相差をこ
れらの多重チャネル101の外部に隣接して配置された
一対のゲート電極GIGz’間に印加する電圧により制
御する点が第9図に示すAB効果トランジスタ′と異な
るが、動作原理は基本的には同一である。
次に、第11図は従来の面垂直型あるいは縦型(深さ方
向型)のAB効果トランジスタの例を示す(Techn
ical Digest of IEDM 1986.
 p、76+ 1986)、第11図に示すように、こ
のAB効果トランジスタにおいては、変調ドーピングさ
れた半導体から成るダブル量子井戸により多重チャネル
101が形成されている。符号102は障壁層を示す。
多重チャネル101は、ソース及びドレイン間の途中で
この障壁層102の上下の二本のチャネルに分かれてい
る。この第11図に示すAB効果トランジスタも、第1
0図に示すAB効果トランジスタと同様に、経路Aを通
る電子波と経路Bを通る電子波との位相差を経路Aの上
に形成されたゲート電極(図示せず)に印加するゲート
電圧により制御することによってトランジスタ動作を行
わせる。
以上の前提のもとに、本発明をAB効果トランジスタに
適用した実施例について以下に説明する。
1隻IL 第5図は本発明の実施例■を示す、この実施例■は、本
発明を第9図に示すような構成のAB効果トランジスタ
に通用した実施例である。
第5図に示すように、この実施例■によるAB効果トラ
ンジスタにおいては、第9図に示すと同様な構成の面内
型のAB効果トランジスタにおいて、例えば各直線部の
区間長が1ooo人程度となるように周期的に折れ曲が
り、全体としてリング状の形状を有する極微細線3によ
り一次元の多重チャネルが形成されている。
この実施例■によるAB効果トランジスタの製造方法は
、第5図に示す極微細線3とほぼ同一形状のEBIRか
ら成るレジストパターン(図示せず)をマスクとしてア
ンドープGaAs層2をエッチソゲすることにより極微
細線3を形成することを除いて、実施例Iの一次元チャ
ネル型FETの製造方法と同様である。
この実施例■によれば、周期的に折れ曲がった極微細線
3により多重チャネルが形成されているので、実施例■
、■と同様に、この極微細線3の内部でのフォノンによ
る電子波の散乱を抑えることができ、従って高温でもフ
ォノンの影響を受けにくくなる。これによって、この極
微細線3から成る多重チャネルでの電子波の可干渉距離
は高温でも長く、従って可干渉性は高温まで保たれるの
で、より高温でこのAB効果トランジスタを動作させる
ことができる。
皇旌五■ 第6図は本発明の実施例■を示す。この実施例■は、本
発明を第1O図に示すような構成のAB効果トランジス
タに適用した実施例である。
第6図に示すように、この実施例■によるAB効果トラ
ンジスタにおいては、第10図に示すと同様な構成の面
内型のAB効果トランジスタにおいて、例えば各直線部
の区間長が1000人程度0なるように周期的に折れ曲
がり、全体として矩形を成す極微細線3により多重チャ
ネルが形成されている。この多重チャネルを形成する極
微細線3の外部には、これらの極微細線3に隣接して一
対のゲート電極G+ 、Gtが形成されている。この場
合、これらのゲート電極G+ 、Gzは、くし状の形状
を有する。これらのゲート電極c、、GtO間には電圧
が印加されるが、通常は、これらのゲート電極GI、G
tのうちの一方(例えば、ゲート電極at )を接地電
位(−〇)とし、他方(例えば、ゲート電極Gl )に
電位■を印加することが多い。
上述のように構成されたこの実施例■によるAB効果ト
ランジスタの製造方法は実施例■と同様であるので、説
明を省略する。
以上のように、この実施例■によれば、多重チャネルを
構成する極微細線3が1000人程度0な隔で周期的に
折れ曲がった構造となっているので、実施例■と同様に
、より高温で動作が可能な高性能のAB効果トランジス
タを実現することができる。
ス星1 第7図及び第8図は本発明の実施例Vを示す。
この実施例Vは、本発明を第11図に示すような構成の
AB効果トランジスタに適用した実施例である。
第7図及び第8図に示すように、この実施例VによるA
B効果トランジスタにおいては、第11図に示すと同様
な構成の縦型のAB効果トランジスタにおいて、例えば
1000人程度0な隔で折れ曲がった構造を有し、かつ
ソース電極S及びドレイン電極り間に接続された二本の
極微細線3により多重チャネルが形成されている。
この実施例■によるAB効果トランジスタを製造するに
は、例えば半絶縁性GaAs基板l上にアンドープGa
As層2をエピタキシャル成長させる途中で二層のδド
ープ層4を形成する。次に、実施例■と同様な方法でア
ンドープGaAs層2を基板表面と垂直な方向に異方性
エツチングして、このアンドープGaAs層2を極微細
幅にパターンニングする。
この後、ソース電極S及びドレイン電極り並びにゲート
電極Gを形成して、目的とするAB効果トランジスタを
完成させる。
以上のように、この実施例■によれば、各直線部の区間
長が1000人程度0なるように周期的に折れ曲がった
二本の極微細線3により多重チャネルが形成されている
ので、この多重チャネル内でのフォノンの影響を抑える
ことができる。これによって、より高温で動作が可能な
AB効果トランジスタを実現することができる。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の五つの実施例における極微細線3の折れ
曲がり回数は任意に選ぶことが可能であり、場合によっ
ては折れ曲がり回数を一回とすることも可能である。ま
た、極微細tl!3I3の各折れ曲がり部の間の部分は
必ずしも上述の五つの実施例のように直線状とする必要
はなく、任意の形状とすることが可能である。さらに、
上述の五つの実施例においては、δドープ層4の所に形
成される2DEGをチャネルとして用いているが、例え
ばn型へ1GaAs / GaAsヘテロ界面のGaA
s側に形成される2DECをチャネルとして用いること
も可能である。
また、上述の五つの実施例においては、半導体材料とし
てGaAsを用いているが、GaAs以外の各種の半導
体材料を用いることが可能であることは言うまでもない
。さらに、本発明は、−次元チャネル型FETやAB効
果トランジスタ以外の各種の半導体装置に適用すること
が可能である。また、上述の五つの実施例の半導体装置
は電子をキャリアとして用いたものであるが、正孔をキ
ャリアとして用いた半導体装置にも本発明を適用するこ
とが可能であることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明は、以上述べたように構成されているので、次の
ような効果がある。
請求項1.2の半導体装置によれば、フォノンによる影
響を抑えた高性能の一次元チャネル型半導体装置を実現
することができる。
請求項3の半導体装置によれば、より高温で動作が可能
な一次元チャネル型の量子干渉半導体装置を実現するこ
とができる。
請求項4.5の半導体装置の製造方法によれば、フォノ
ンによる影響を抑えた高性能の一次元チャネル型半導体
装置を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例■による一次元チャネル型FE
Tを示す斜視図、第2図は第1図に示す一次元チャネル
型FETの製造方法を説明するための斜視図、第3図は
本発明の実施例■による一次元チャネル型FETを示す
斜視図、第4図は第3図に示す一次元チャネル型FET
の製造方法を説明するための斜視図、第5図は本発明の
実施例■によるAB効果トランジスタを示す平面図、第
6図は本発明の実施例■によるAB効果トランジスタを
示す平面図、第7図は本発明の実施例VによるAB効果
トランジスタを示す平面図、第8図は第1図の■−■線
に沿っての断面図、第9図及び第10図はそれぞれ従来
のAB効果トランジスタを示す平面図、第11図は従来
のAB効果トランジスタの他の例を示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:半絶縁性GaAs基板、 2:アンドープGaAs
層、  3:極微細線、  4:δドープ層、  5:
電子ビーム、 6:レジストパターン、 7:グレーテ
ィング、  S:ソース電極、  Dニドレイン電極、
 G:ゲート電極。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 7γレー負ツク′ 実絶命1■ 第3図 −f元チダネ/LiFETの璽造あ汰 第4図 実鐙修1■ 第5図 実施例■ 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ソース及びドレイン間に非直線的な細線から成るチ
    ャネル部が設けられていることを特徴とする半導体装置
    。 2、上記細線にフォノンが閉じ込められることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。 3、上記ソース及び上記ドレイン間に上記細線が複数本
    設けられ、これらの複数本の細線のそれぞれを通る電子
    波の位相を制御することによりこれらの電子波の干渉を
    起こさせるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。 4、ソース及びドレイン間に非直線的な細線から成るチ
    ャネル部が設けられている半導体装置の製造方法におい
    て、 半導体基体をグレーティング状に加工する工程と、 上記グレーティング状に加工された半導体基体上に上記
    細線を形成する工程とを具備することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。 5、ストライプ状のマスクを光干渉法により上記半導体
    基体上に形成し、 上記マスクを用いて上記半導体基体をエッチングするこ
    とにより上記半導体基体をグレーティング状に加工する
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法
    。 6、ガス状の原料を含む雰囲気中で上記半導体基体に荷
    電粒子ビームを選択的に照射することにより上記原料か
    ら上記半導体基体上に生成される物質から成るレジスト
    パターンを形成し、このレジストパターンをマスクとし
    て上記半導体基体をエッチングすることにより上記細線
    を形成するようにしたことを特徴とする請求項4または
    5記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359249A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法

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JP2002359249A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法

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