JPH02286737A - ゴム変性水性樹脂組成物 - Google Patents

ゴム変性水性樹脂組成物

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JPH02286737A
JPH02286737A JP10726189A JP10726189A JPH02286737A JP H02286737 A JPH02286737 A JP H02286737A JP 10726189 A JP10726189 A JP 10726189A JP 10726189 A JP10726189 A JP 10726189A JP H02286737 A JPH02286737 A JP H02286737A
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JP
Japan
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resin
epoxy resin
resin composition
parts
aqueous
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JP10726189A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Nakamura
勝義 中村
Masayuki Higuchi
樋口 公志
Yoshimasa Tanaka
義正 田中
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乳化剤や保護コロイドを用いない水性樹脂組成
物に関する。
〔従来の技術〕
エポキシ樹脂は強靭性、接着性、化学的抵抗性にすぐれ
ておシ、塗料、接着剤、結合剤等の各分野で広く用いら
れている。
エポキシ樹脂を水性化する試みは従来よりなされており
、多量の乳化剤や保護コロイドを用いて乳化分散された
エポキシエマルジョンが知られている。また乳化剤や保
護コロイドを用いないものとして特開昭64−2946
8号公報および特公昭63−41949号公報にはカル
ボキシル基を分子側鎖に有するアクリル系樹脂と芳香族
系エポキシ樹脂とを塩基性化合物の存在下で反応させて
得られる樹脂からなるアニオン性水性樹脂の水分散液が
記載されている。また時開111H63−30513号
公報にはカルブキシル基を分子側鎖に有するアクリル系
樹脂と芳香族系エポキシ樹脂を塩基性化合物の存在下で
反応させて得られるアニオン性水性樹脂と、ブタジェン
とモノエチレン性不飽和単量体との混合物とを水性媒体
中でラジカル重合せしめた樹脂の水分散液が記載されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、多量の乳化剤を用いて乳化分散させた従
来のいわゆるエポキシエマルジョンは安定性も乏しく、
これを硬化剤により硬化せしめた塗膜は造膜性には優れ
るものの耐水性、耐食性の点では言及するまでもなく問
題が多かった。
特公昭63−41949号、特開昭64−29468号
公報に記載されている様なアニオン性水性樹脂は常温で
造膜せず、硬化させても塗膜の均質平滑性に問題があり
、ミクロなピンホール等ができ、耐水性および耐食性が
発揮できないばかシか柔軟性(高度の密着性、屈曲性を
いう。)に問題があった。
特開昭63−30513号公報に記載されているような
樹脂には最低造膜温度が高く増膜性に問題があった。即
ち常温で造膜せず硬化させても塗膜の均質平滑性に問題
があシ、柔軟であってもミクロなピンホール等ができ耐
水性、耐食性を十分に発揮できなかった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明者は増膜性に優れ、かつ柔軟性、耐食性、
耐水性のいずれにも優れた塗膜が得られる水性樹脂を製
造するべく鋭意検討を行ない本発樹脂(A)と、芳香族
系エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C
)とを塩基性化合物(DJの存在下で反応せしめてなる
樹脂(I)を有してなる水性媒体中で共役ジエン系化合
物(匂及び/又8チレン性不飽和単量体(Flを重合し
て得られる水性樹脂組成物(II)を提供するものであ
る。
本発明の水性樹脂組成物は水性媒体中で、カルブキシル
基を分子側鎖に有するアクリル系樹脂(A)と芳香族系
エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C1
とを塩基性化合物(Dlの存在下で反応せしめて得られ
る樹脂(I)の存在下に共役ジエン系化合物(El及び
/又はモノエチレン性不飽和単量体(Flを共重合せし
めることによシ容易に製造できる。
本発明に係る樹脂(I)は、カルブキシル基を分子側鎖
に有するアクリル系樹脂(A)と芳香族系エポキシ樹脂
(B)と長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C3とを塩基性化
合物(Dlの存在下で反応せしめたものである。
本発明に係る樹脂(Ilの製造に用いるカルブキシル基
を分子側鎖に有するアクリル系樹脂(A)は例えば有機
溶媒中でエチレン性不飽和カルデン酸および他の共重合
性不飽和単量体とをアゾビスインブチロニトリル、ベン
ゾイルパーオキサイド等の通常のラジカル重合開始剤を
用いて常法圧より共重合せしめることにより得られる。
アクリル系樹脂(Nの製造に用いられるエチレン性不飽
和カルゲン酸とはエチレン性不飽和二重結合と少なくと
も1つのカルぜキシル基を有スる化金物であり例えば、
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、マレイン酸モノメチル、フマル酸モノ
エチルおよびイタコン酸モノn−ブチル等があげられる
。他の共重合性不飽和単量体としては、例えば、(メタ
)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキ
シル、(メタ)アクリル酸へブチル、(メタ)アクリル
酸オクチル、(メタ)アクリル酸オクタデンル等の(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、クロルスチレン、2.4−ジfロ
ムスチレ7等で例示されるエチレン性不飽和芳香族単量
体、(メタ)アクリロニトリル等の不飽和ニトリル、並
びに酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の如きビニルエ
ステル、塩化ビニリデン、臭化ビニリデン等の如きビニ
リデン−・ライド、アクリル酸−2−ヒPロキシエチル
、アクリル酸−2−ヒドロキ7fロビル、メタクリル酸
−2−ヒドロキシエチル等の如きエチレン性不飽和カル
デン酸のヒドロキシアルキルエステル、(メタ)アクリ
ル酸グリシジル等の如きエチレン性不飽和カルIン酸の
グリシジルエステル及び(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチ
ルアクリルアミド、ノアセトンアクリルアミド等のラジ
カル重合可能な単量体が挙けられる。
エチレン性不飽和カルデン酸の使用量は、アクリル系樹
脂(蜀を構成する全単量体の少なくとも12重量係で、
かつ本発明に係る樹脂(I)の酸価が40以上で120
以下となる使用量が好ましい。
酸価が40よシ少なくなる量では水性媒体中に於ける樹
脂の分散安定性が悪くなる傾向がちシ、120よシ多く
なる量では塗膜の耐水性が悪くなる傾向がある。
アクリル系樹脂(Alは数平均分子量で1000〜s 
o、o o oが好ましい。分子量が小さいと乳化分散
性に支障をきたし、分子量が大きくなると樹脂(I)の
粘度が非常に高くなり実用的でない。
本発明に係る樹脂(I)の製造に用いる芳香族系エポキ
シ樹脂(B)は分子中に少なくとも2個のエポキシ基を
有する芳香族系の樹脂であり、例えば、ビスフェノール
・ジグリシジルエーテル型、テトラブロモビスフェノー
ルジグリシジルエーテル型、ノボラックポリグリシゾル
エーテル型等のエポキシ樹脂が挙げられる。
これらエポキシ樹脂の中でもビスフェノールジクIJ 
シジルエーテル型エポキシ樹脂が好ましく、中でもエポ
キシ当量が450以上のビスフェノールジグリンジルエ
ーテル型エポキシ樹脂がより好まシく、特にエポキシ当
量800〜4500のビスフェノールAソゲリシジルエ
ーテル型エポキシ樹脂が好ましい。
また必要に応じて分子中に2個未満しか工4キシ基を有
さないエポキシ化合物を併用してもよい。
通常エポキシ樹脂と呼ばれているものは、分子中に2個
以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、2個未満の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂の混合物であるが、こ
れらも勿論使用できる。
また本発明に係る長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)とは
、長鎖に芳香族環を有しない炭素−炭素単結合(但し、
酸素原子が途中に介在していてもよい。)を有し、かつ
少なくとも2個のエポキシ基を有する樹脂であり、例え
ばポリブタジェンを過酸によりエポキシ化したエポキシ
化ポリブタジェン、末端に水酸基あるいはカルボキシル
基を有するポリブタジェンにエピクロルヒドリンを付加
させて得られたエポキシ化ポリブタジェン、エポキシ化
油、エポキシ化脂肪酸、ダイマー酸グリシジルエステル
、ポリプロピレングリコールグリシジルエーテル等の脂
肪族ポリエーテルのグリシジルエステル等が挙げられる
長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)は、数平均分子量60
0〜3000でかつオキシラン酸素含有量3〜10%の
ものが好ましく、中でも数平均分子量600〜3000
でかつオキシラン酸素含有量3〜10チのエポキシ化ポ
リブタジェンが好ましい。
この様なエポキシ化ポリブタジェンとしては、例えば8
石ポリブタジェン E−700−8、E−1000−3
.5.E−1000−8,E−2000−6,5(以上
、日本石油(株)製) 、 Po1y bd R−45
EPT (出光石油(株)製)等が挙げられる。
又、必要に応じて長鎖に芳香族環を有しない炭素−炭素
単結合(但し、酸素原子が途中に介在していてもよい。
)を有し、かつ2個未満のエポキシ基を有する化合物(
以下、長鎖脂肪族系エポキシ化合物という。)を併用し
てもよい。
本発明に係る樹脂(I)の製造時に於ける核アクリル系
樹脂(A)と芳香族系エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族
系エポキシ樹脂(C)との反応割合、即ちオキシラン基
とカルボキシル基との官能基比率は特に限定されるもの
ではないが、オキシラン基/カルボキシル基の値が17
2〜1/20であることが好ましい。
芳香族系エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族系エポキシ樹
脂(C)との割合は特に限定されるものではないが、重
量比で9515〜5/95中でも90/10〜5015
0が好ましい。
尚、樹脂(I)の製造時において高分子量のアクリル系
樹脂(Atを用いるときは芳香族系エポキシ樹脂(B)
や長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)として比較的低分子
量のものを選択すればよいし、高分子量の芳香族系エポ
キシ樹脂(B)を用いるときは、アクリル系樹脂(A)
や長鎖脂肪族エポキン樹脂(C)には比較的低分子量の
ものを選択する等、該樹脂(A)〜(C)はその三者の
バランスを考慮して反応割合を決定することが好ましい
本発明に係る樹脂(I)は、カルボキシル基を分子側鎖
に有するアクリル系樹脂(A)と芳香族系エポキシ樹脂
律)と長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)とを塩基性化合
物(D)の存在下で反応させればよく、その条件は特に
限定されるものではないが、通常有機溶媒中塩基性化合
物(D)の存在下、該アクリル系樹脂(A)と芳香族系
エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)
とを50〜200℃で15分〜10時間、好ましくは8
0〜150℃で20分〜4時間反応せしめれば容易に製
造できる。より好ましくは樹脂(I)中の低分子化合物
の生成を少なくし、三次元網目構造のミクロケ9ル体を
生成させるために、第1工程として50〜100℃で1
0分ないし4時間、非グル状の樹脂反応物が自己乳化性
を有するに充分な程度まで反応させ、即ち通常、エポキ
シ基の20〜80チ、好−ましくは30〜70チを反応
させ、続く第2工程で分散液の−が5以上となる量の塩
基性化合物で中和することにより水中に分散させ、更に
、第3工程で残存するエポキシ基とカルボキシル基を該
分散液中で反応せしめることにより三次元網目構造のミ
クログル体樹脂の水性分散液とするのが良い。
塩基性化合物(C)とは、塩基性を有する化合物であれ
ばどの様な化合物でもよく、例えばアルカリ金属水酸化
物、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土類金属酸化
物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩、ア
ンモニア、ヒドラジン、有機アミンが挙けられる。中で
もアンモニア、有機アミンが好ましく、有機第3級アミ
ンが特に好ましい。
有機アミンとしてはトリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ブチルアミン等のアルキルアミン類、ツメチルエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、アミノメチルプロ・9ノーレ等のアルカノールア
ミン類、モルホリン等が挙すられる。また必要に応じて
エチレンジアミン、r) エチl/ ントリアミン等の
多価アミンも使用テキる。塩基性化合物(D)の使用量
は該アクリル系樹脂Dカルゲキシル基に対して当量比で
、30〜150重量%となる量が好ましい。
更に、樹脂(I)の製造第2工程で使用される塩基性化
合物としては、上記の塩基性化合物(C1がいずれも用
いられる。
樹脂(I)の製造時に用いる有機溶媒は特に限定される
ものではなく、公知慣用の有機溶媒がいずれも使用でき
る。例えば、メタノール、エタノール、n−ゾロパノー
ル、インゾロパノール、n−ブタノール、1lee−ブ
タノール、tert−ブタノール、インブタノール、メ
チルセロンルブ、エチルセロンルブ、プロビルセロンル
プ、プチルセロンルブ、エチルカルピトール、ブチルカ
ルピトール、メチルセロンルブアセテート、エチルセロ
ンルブアセテート、その他ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ダイア七トンアルコール等の親水性有機溶媒、
酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルインブチルケ
トン、シクロヘキサノン、トルエン、キシレン等の親油
性有機溶媒が挙げられる。これらは単独使用でも2種以
上を併用してもよく、必要に応じて水と前記有機溶媒を
併用してもよい。
必要に応じて樹脂(I)の製造時に用いた有機溶媒は蒸
留除去することができる。
本発明の水性樹脂組成物には必要に応じて、前述の塩基
性化合物(C)を添加して−を調整することもできる。
本発明に係る共役ジエン系化合物(Elとは、共役二重
結合を有する不飽和単量体であシ、その様なものであれ
ば特に限定されないが、例えばブタジェン−1,3,2
−メチルブタジェン−1,3,2−クロルブタジェン−
1,3、ペンタジェン−1,3等(7)ブタジェン、ブ
タジェン誘導体が好ましい。
本発明に係るモノエチレン性不飽和単量体(F)として
は、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロビル、(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アク1) /l/酸ペンチル
、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸へ
グチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリ
ル酸オクタデシル等で例示される(メタ)アクリル酸エ
ステル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、クロルスチレン、2.4−ジブロムスチレン等テ例
示されるエチレン性不飽和芳香族単量体、(メタ)アク
リロニトリル等の不飽和ニトリル、(メタ)アクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸及びその無水物、フマル酸、
イタコン酸等のエチレン性不飽和カルデン酸、並びに不
飽和ジカル?ン酸モノアルキルエステル、例tはマレイ
ン酸モノメチル、7 ? A/ 1jllモノエチル、
イタコン酸モノn−ブチル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等の如きビニルエステル、塩化ビニリデン、臭化
ビニリデン等の如きビニリデンノ・ライド、アクリル酸
−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシ
プロピル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル等の如
キエチレン性不飽和カルがン酸のヒドロキシアルキルエ
ステル、(メタ)アクリル酸グリシジル等の如きエチレ
ン性不飽和カル?ン酸のグリシジルエステル及び(メタ
)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、ノアセトナ
ンアクリルアミド等のラジカル重合可能な単量体が挙げ
られる。
樹脂(I)を製造する際の樹脂(I)と、共役ジエン系
化合物(匂及び/又はモノエチレン性不飽和単量体(F
)の使用割合は、特に限定されないが通常型・量比で9
515〜20/80である。
又、該樹脂(II)の製造時に用いる共役ジエン系化合
物(jおよびモノエチレン性不飽和単降体(F)はそれ
ぞれ(E3 、 (Fa)単独でも、(]jと(F)の
併用でもよいが、共役ジエン系化合物(匂を必須として
いることが好ましい。
共役ジエン系化合物の使用量は、共役ジエン系化合物(
匂とモノエチレン性不飽和単量体(巧の合計重量の10
〜100重敬チが好ましく、特に20〜80重量%が好
ましい。
本発明に於いて用いられるフリーラジカル発生触媒とし
ては例えば、過硫酸カリ、過硫酸アンモニーラム、過酸
化水素水等の水性触媒、t−プチルハイドロノや−オキ
サイド、クメンハイドロノや一オキサイド、ベンゾイル
パーオキサイド等の油性触媒が挙げられる。
本発明の水性樹脂組成物は、水性媒体中核樹脂(I)の
存在下で共役ジエン系化合物(l及び/又はモノエチレ
ン性不飽和単量体(F’)を共重合せしめることによシ
製造できる。
該樹脂(II)を製造する条件は特に限定されるもので
はないが、好適にはフリーラジカル発生触媒の存在下4
0〜95℃好ましくは50〜70℃で乳化重合を行なえ
ばよい。なお、本発明では樹脂(I)が自己乳化性を有
しているので乳化剤は側段必要ではないが、乳化重合に
用いられる他の添加剤、例えば連鎖移動剤、重合安定化
を目的としたエチレンジアミン四酢酸、あるいはPH調
整のためのアルカリ物質を必要に応じて使用することは
なんら差しつかえない。
本発明の水性樹脂組成物は、常温乾燥、強制乾燥あるい
は100〜300℃で30秒〜30分加熱乾燥を行なう
ことにより、増膜性、柔軟性、密着性、耐食性、耐水性
のいずれにも優れた塗膜を得ることができる。
本発明の水性樹脂組成物は、例えば硬化剤(至)を併用
することにより塗料用により好適な熱硬化性を有する水
性樹脂組成物を与えることが出来る。
ここで用いる硬化剤(Bは特に限定されるものではなく
、公知慣用の硬化剤がいずれも使用できる。
例、tはユリアーホルムアルデヒド樹脂、メラミンホル
ムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ブロック
トポリインシアネート等が挙げられる。硬化剤(DDの
使用量は樹脂(「)の固形分100重量部に対して30
重量部以下なかでも20重量部以下が好ましい。
硬化剤(IIl)を含んでなる水性樹脂組成物は100
〜300℃で30秒〜30分加熱乾燥を行なうことによ
り硬化剤を含まない場合に比べてより密着性、耐水性に
優れた塗膜を得ることができる。
本発明の水性樹脂組成物には必要に応じて、硬化剤、顔
料、フィラー、流動性調節剤、消泡剤、粘着賦与剤、難
燃剤、酸化防止剤及びその他の添加剤を添加してもよい
本発明の水性樹脂組成物は、塗料、接着剤、繊維処理剤
、結合剤等各種の分野で使用することができる。特に金
属用の塗料として優れ、公知一般の塗装方法、例えばス
プレー塗装、ロールコート、浸漬塗装等によシ塗装され
る。
以下、本発明を実施例にょシ説明する。特に断わシのな
い限シ「部」、「チ」は重量基準である。
参考例 1(樹脂(I)の合成) コンデンサー、温度計、滴下ロート、窒素ガス導入管、
攪拌機を装着したフラスコを窒素置換した後、n−ブタ
ノール100部を仕込み、リフラックス温度に昇温して
メタアクリル酸65部、スチレン5部、アクリル酸エチ
ル30部、ベンゾイルA?−オキサイド3.0部、n−
ブタノール47.5部の混合溶液を2時間かけて滴下し
、その後リフラックス温度に3時間保持し、数平均分子
量4100、酸価424のアクリル系樹脂を得た。
コンデンサー、温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を装着
したフラスコを窒素置換した後、n−ブタノール118
部を仕込み、リフラックス温度に昇温してエピコート1
010(油化シェルエポキシ(a) Mビスフェノール
Aジグリシジルエーテル型エポキン樹脂、エポキシ当量
3800)112部を投入溶解せしめた後105℃にて
8石ポリブタジェンE−1000−3,5(日本石油(
株)製、エポキシ化ポリブタジェン、数平均分子量10
00、オキシラン酸素含有量3.5 % ) 36部、
上記アクリル系樹脂130部、ジメチルエタノールアミ
ン25.5部を投入し、105℃にて2時間保持した。
90℃まで冷却した後、イオン交換水467部を加え攪
拌混合して水に分散せしめ、更にイオン交換水を加えた
後減圧蒸留にてn−ブタノールを除き、樹脂の水分散液
(ト」)を得た。
このものは酸価80、不揮発分26チ、粘度188 e
ps、PH6,7であった。
参考例 2(同上) n−fタノール64部、)シェフ16部、エビ:ff−
) 1010 (油化ンエルエポキン(株) 製ビスフ
ェノールAジグリンジルエーテル型エポキシ樹脂、エポ
キシ当量3800)80部、8石ポリブタジェンE−1
000−3,5(日本石油(株)農、エポキシ化J !
J fタシエン、数平均分子量1000、オキシラン酸
素含有量3.5%)60部、参考例1で得たアクリル系
樹脂150部、ジメチルエタノールアミン26.9部、
イオン交換水467部を用いる他は参考例1と同様にし
て樹脂の水分散液(I−b)を得た。このものは酸価9
5、不揮発分23%、粘度33 cps %pH6,5
であった。
比較例 1 n−ブタノール128部、エピコート1010(油化シ
ェルエポキシ(株) 製ビスフェノールAジグリスジル
エーテル型エポキシ樹脂、エポキシ当量3800)16
0部、参考例1で得たアクリル系樹脂100部、ジメチ
ルエタノールアミン14部、イオン交換水467部を用
いる他は参考例1と同様にして樹脂の水分散液(I−e
)を得た。このものは酸価70、不揮発分20%、粘度
23 cps、pH6,5であった。
実施例 1(水性樹脂組成物(II)の合成)窒素置換
したオートクレーブ中にイオン交換水212部、参考例
1で得た樹脂の水分散液(I−a)192部、ブタジェ
ン25部、スチレン15部、アクリロニトリル10部、
ターンヤリドデシルメルカプタン0.025部、過硫酸
アンモニウム0.15部を仕込み、55℃にて8時間重
合せしめ、酸価40、不揮発分22%、粘度90 cp
s、 pH6,7の水性樹脂組成物(ff−a)を得た
実施例 2(同上) 実施例3と同様にして、イオン交換水130部、参考例
2で得た樹脂の水分散液(I−b)290部、ブタジェ
ン16.7部、スチレン10部、アクリロニトリル6.
6部、ターンヤリドデシルメルカプタン0.017部、
過硫酸アンモニウム0.1部を仕込み、55℃にて8時
間重合せしめ、酸価63、不揮発分22チ、粘度20 
cps 、 pH7,1の水性樹脂組成吻(II−b)
を得た。
比較例 2 実施例3と同様にして、イオン交換水154部、比較例
1で得た樹脂の水分散液(I−c)250部、ブタジェ
ン25部、スチレン15部、アクリロニトリル10部、
タージャリド?’フルメルカプタン0.025部、過硫
酸アンモニウム0.15部を仕込み、55℃にて8時間
重合せしめ、酸価35、不揮発分22チ、粘度90 c
ps 、pi−16,5の水性樹脂組成物(I[−c)
を得た。
応用例1−2及び比較応用例1−2 実施例1−2及び比較例1−2で得られた水性樹脂組成
物の固形分100部に対してベッカミンAPM (大日
本インキ化学工業(株)製水溶性メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂)を固形分換算で3部加え、JISK682
8に基いて最低増膜温度(造膜性の尺度である。)を測
定した。
又、上記同様にしてベッカミンAPMを含有する水性樹
脂組成物を未処理鋼板に塗布し、常温で風乾した後16
0℃で10分間焼付けを行い試料(膜厚20μm)を作
製し、塗膜物性(耐水性、耐食性、密着性および屈曲性
)をJISK5400に基いて測定した。それらの結果
を第1表に示した。
(但し、密着性および屈曲性は柔軟性の尺度である。) 第1表 注*1)i−eの水性樹脂組成物は塗膜物性測定の際常
温で風乾したところ、粉ふき現象が著しく、焼付後も造
膜しなかった0 *2) l −eの水性樹脂組成物は塗膜物性測定の際
常温で風乾したところ、粉ふきゃクラックが発生し、焼
付後の塗膜も完全には成膜せず、クラックが多かった。
本発明の水性樹脂組成物は最低造膜温度が極めて低く、
常温で風乾するだけで粉ふき現象やクラックが起こるこ
となく均質で平滑な塗膜が形成された。又、焼付後の塗
膜は第1表から明らかな様に耐水性、耐食性に優れ密着
性および屈曲性においては極めて優れたものであった。
〔発明の効果〕
本発明の水性樹脂組成物は水性分散液として得られるた
め、従来の有機溶剤を用いた場合の欠点である人体への
毒性、火災の危険性は著しく小さく接着剤、繊維処理剤
、塗料、結合剤等の各種の分野で利用できる。
例えば硬化剤を含んだ本発明の水性樹脂組成物は、増膜
性、柔軟性、耐食性及び耐水性の全てに優れるという従
来の水性エポキシ樹脂、水性変性エポキシ樹脂にない極
めて優れた塗膜を与えるという特徴を有するものである
代理人 弁理士 高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボキシル基を分子側鎖に有するアクリル系樹脂
    (A)と、芳香族系エポキシ樹脂(B)と長鎖脂肪族系
    エポキシ樹脂(C)とを塩基性化合物(D)の存在下で
    反応せしめてなる樹脂( I )を含有してなる水性媒体
    中で、共役ジエン系化合物(E)及び/又はモノエチレ
    ン性不飽和単量体(F)を重合してなる樹脂(II)を含
    有することを特徴とする水性樹脂組成物。 2、長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)が、エポキシ化ポ
    リブタジエンである請求項1記載の組成物。 3、長鎖脂肪族系エポキシ樹脂(C)が、数平均分子量
    600〜3000で、かつオキシラン酸素含有量3〜1
    0重量%のエポキシ化ポリブタジエンである請求項1記
    載の組成物。 4、共役ジエン系化合物(E)が、ブタジエン又はブタ
    ジエン系誘導体である請求項1記載の組成物。 5、硬化剤(II)を含有する請求項1記載の組成物。 6、硬化剤(II)が、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂
    又はフェノール−ホルムアルデヒド樹脂から選ばれる少
    なくとも一種である請求項1記載の組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04283218A (ja) * 1991-03-11 1992-10-08 Nippon Paint Co Ltd 水性樹脂組成物
JPH0517556A (ja) * 1991-03-11 1993-01-26 Nippon Paint Co Ltd 水性樹脂組成物
JP2006282691A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Dainippon Ink & Chem Inc 金属表面処理剤用樹脂組成物
CN104610845A (zh) * 2015-01-28 2015-05-13 芜湖县双宝建材有限公司 一种改性环氧树脂防腐蚀涂料

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