JPH02292248A - 2,6‐ジクロロベンゾニトリルの製造方法 - Google Patents

2,6‐ジクロロベンゾニトリルの製造方法

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JPH02292248A
JPH02292248A JP11327789A JP11327789A JPH02292248A JP H02292248 A JPH02292248 A JP H02292248A JP 11327789 A JP11327789 A JP 11327789A JP 11327789 A JP11327789 A JP 11327789A JP H02292248 A JPH02292248 A JP H02292248A
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JP
Japan
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acid
urea
dichlorobenzonitrile
temperature
amount
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JP11327789A
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Yoshio Hironaka
義雄 弘中
Hirotaka Yamazaki
広隆 山崎
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2.6−ジクロロベンゾニトリルの製造方法の
改良に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明
は、2.6−ジクロ口安息香酸と入手の容易な尿素とを
原料として用い、一段で効率よく2.6−ジクロ口ペン
ゾニトリルを製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、2.6−ジクロロベンゾニトリルは、農薬や医薬
品、その他有機薬品の合成中間体などとして、有用な化
合物であることが知られている。
ところで、ペンゾニトリル類の製造方法の1つとして、
安息香酸類を原料とし、対応するペンゾニトリル類を製
造する方法がある。この方法においては、一般に、芳香
族カルポン酸を、まず塩化チオニルなどの塩素化剤と加
熱して芳香族カルポン酸クロリドに変換したのち、この
カルボン酸クロリドをアンモニア又はアンモニア水と反
応させて酸アミドとし、次いでこれにオキシ塩化リン、
塩化チオニル、五酸化リン、ホスゲンなどの脱水剤を反
応させてニトリル化合物に誘導するといった方法が用い
られている。
しかしながら、前記方法においては、中間に酸アミドを
経由するために、該酸アミドの精製や乾燥が必要であり
、かつ当量以上の脱水剤を使用するため、反応後、過剰
の脱水剤の分解や廃液処理などの工程を必要とし、製造
プロセスが煩雑でコストが高くつくのを免れないという
欠点がある。
したがって、このような欠点を改良するために、芳香族
カルポン酸アミドを分離することなく、段で芳香族カル
ポン酸から、直接対応するニトリル化合物に誘導する方
法が種々試みられている。
例えば、(1)ペンゾイルクロリドとスルホンアミド(
NHzSOzMHz)との反応により芳香族二トリルを
製造する方法〔「テトラヘドロン・レター(Tetra
hedron  Letter)J第23巻、第150
5ページ(1982年)1、(2)リン酸の存在下、安
息香酸類とアミド硫酸と泳素とを加熱して芳香族二トリ
ルを製造する方法[[ヒミア(Chimia)J第25
巻、第3号、第94ページ(1971年)]、(3)リ
ン酸などの無機酸の存在下、安息香酸類と尿素とを加熱
して芳香族二トリルを製造する方法(特公昭62−58
99号公報)などが試みられている。
しかしながら、面記(1)の方法においては、副原料と
して用いるスルホンアミドが工業的に入手しにくいとい
う欠点がある。また、(2)の方法は、安息香酸類に対
し、アミド硫al.5〜2モル倍及び尿素1〜1.5モ
ル倍使用し、200〜250℃の範囲の温度において加
熱する方法であり、一方(3)の方法は、安息香酸類に
対して、尿素1〜3モル倍を使用し、220゜C以上の
温度に加熱する方法であるが、いずれも原料の安息香酸
類として、モノ置換体か2.5一置換体を用いた反応例
が知られているのみで、2.6−位に置換基をもつ安息
香酸については全く知られていない。
本発明者らは、原料として2.6−ジクロ口安息香酸を
用い、前記(2)及び(3)の方法を適用して、2,6
−ジクロ口ペンゾニトリルの製造を試みたが、2.6一
位の置換基の影響のために、いずれの方法も収率が低く
、さらに(2)の方法においては等モル以上のアミド硫
酸を使用するため、その中和に、当量以上のアルカリが
必要であるという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような事情のもとで、2.6ージクロ口
安息香酸と入手の容易な尿素とを原料として用い、一段
で収率よく2.6−ジクロロベンゾニトリルを製・造す
る方法を提供することを目的としてなされたものである
[課題を解決するための手段] 本発明者らは前記の目的を達成するために鋭意研究を重
ねた結果、2,6−ジクロ口安息香酸に対して、尿素を
特定の量以上用い、無機酸又はその塩の存在下に、所定
の温度で反応させることにより、その目的を達成しうろ
ことを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、無機酸又はその塩の存在下、2.
6−ジクロ口安息香酸とその3モル倍以上の尿素とを2
00°Cを超える温度において反応させることを特徴と
する2,6−ジクロロベンゾニトリルの製造方法を提供
するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明方法においては、原料として2.6−ジクロ口安
息香酸と尿素とが用いられるが、尿素の使用量は、2.
6−ジクロ口安息香酸に対して3モル倍以上であること
が必要である。この量が3モル倍未満では収率が低いし
、また、あまり多すぎると経済的に不利となる上、後処
理が煩雑となる。好ましい原素の使用量は5〜10モル
倍の範囲で選ばれる。
本発明方法においては、前記2,6−ジクロ口安息香酸
と尿素との反応は、無機酸又はその塩の存在下に行われ
る。該無機酸としては、例えばリン酸、メタリン酸、ホ
ウ酸、アミド硫酸、硫酸などが挙げられ、またこれらの
無機酸の塩としては、例えばアンモニウム塩やコバルト
塩などが挙げられる。
これらの無機酸やその塩は1種用いてもよいし、2種以
上を組み合わせて用いてもよく、その使用量は、通常2
.6−ジクロ口安息香酸に対し、0.01〜lOモル倍
の範囲で選ばれる。この量が0.01モル倍未満では反
応速度が遅いし、10モル倍を超えると後処理に手間が
かかり、好ましくない。好ましい使用量は0.02〜5
モル倍の範囲で選ばれ、この範囲では尿素の昇華が抑え
られ、かつ撹拌が容易となる。
本発明方法においては、反応温度は2 0 0 ’C!
より高い温度、好ましくは200゜0より高く、かつ2
80°Cまでの温度、より好ましくは230〜260゜
Cの範囲で選ばれる。この反応温度が200℃以下では
2.6−ジクロ口ペンズアミドが副生ずるし、また、あ
まり高すぎると尿素の昇華が激しく、操作性が悪くなり
好ましくない。反応時間は通常1〜10時間、好ましく
は3〜8時間の範囲で選ばれる。
このようにして生成した反応終了液中の2.6−ジクロ
ロベンゾニトリルは、通常エーテルやn−ヘキサンなど
の有機溶媒で抽出し、この抽出液を常法に従って処理、
例えば中和・洗浄後、乾燥したのち該溶媒を留去するこ
とにより、白色結晶として回収することができる。
[実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例l リービッヒ冷却管、撹拌羽根付き撹拌装置、温度計を備
えた三つ口フラスコに、2l6−シクロ口安息香酸(D
CBA)4.789(25ミリモル)、尿素9.6g(
160ミリモル)、リン酸o.2gを入れ、調圧器付き
マントルヒーターで250゜Cに加熱した。約6時間撹
拌を行い、撹拌が困難になった時点で反応を終了し、反
応器や冷却管よりエーテル50ralで洗浄抽出を行い
、さらに水30all及びエーテル30mi1を加え、
内容物を洗い出して抽出分離を行った。次に、エーテル
相をIN水酸化ナトリウム水溶液10ml1で2回、蒸
留水50I+IQで2回洗浄後、ポウ硝で乾燥したのち
、工一テルを留去し、残液を乾燥したところ、白色結晶
1.999が得られた。
この白色結晶はガスクロマトグラフによる分析の結果、
2,6−ジクロ口ペンゾニトリル(D B N)である
ことが確認された。このDBN(11.58ミリモル)
のDCBAに対する収率は46.3%であった。
実施例2〜4、比較例1 第1表に示す量のDCBA、尿素及び無機酸を用い、第
1表に示す反応条件にて、実施例lと同様にして実施し
た。その結果を該表に示す。
なお、尿素の激しい昇華を防ぐため、無機酸として実施
例2はメタリン酸を、実施例3はリン酸とNH.SO.
Hとの混合物を用いた。その他は、無機酸としてリン酸
のみを用いた。
第1表から分かるように、反応温度が200゜Cと低い
場合には2,6−ジクロ口ペンズアミドが主として生成
し、DBHの生成量はトレース程度であった。
(以下余白) 比較例2 尿素の量を2.6−ジクロ口安息香酸(25ミリモル)
に対して37.5ミリモル(t.S倍モル)、リン酸の
代わりにアミド硫酸50ミリモルとした以外は実施例1
と同様の条件で反応を実施しI;。
2,6−ジクロ口安息香酸に対するDBNの収率は10
.6%であった。
比較例3 尿素の量を2,6−ジクロ口安息香酸に対して70ミリ
モル(2.8@モル)としt;以外は実施例lと同様の
条件で反応を実施した。2.6−ジクロ口安息香酸に対
するDBNの収率は13.0%であった〇 [発明の効果] 本発明jこよると、2,6−ジクoo安息香酸と尿素と
から、一段で効率よく2.6−ジクロロベンゾニトリル
を製造することができる。
該2.6−ジクロロベンゾニトリルは、農薬、医薬品、
その他有機薬品の合成中間体などとして好適に用いられ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無機酸又はその塩の存在下、2,6−ジクロロ安息
    香酸とその3モル倍以上の尿素とを200℃を超える温
    度において反応させることを特徴とする2,6−ジクロ
    ロベンゾニトリルの製造方法。
JP11327789A 1989-05-02 1989-05-02 2,6‐ジクロロベンゾニトリルの製造方法 Pending JPH02292248A (ja)

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