JPH0229900B2 - - Google Patents

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JPH0229900B2
JPH0229900B2 JP59251164A JP25116484A JPH0229900B2 JP H0229900 B2 JPH0229900 B2 JP H0229900B2 JP 59251164 A JP59251164 A JP 59251164A JP 25116484 A JP25116484 A JP 25116484A JP H0229900 B2 JPH0229900 B2 JP H0229900B2
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JP
Japan
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fluid
rubber elastic
elastic body
sleeve
cylindrical
Prior art date
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Application number
JP59251164A
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English (en)
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JPS61130639A (ja
Inventor
Ryoji Kanda
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rubber Industries Ltd filed Critical Tokai Rubber Industries Ltd
Priority to JP25116484A priority Critical patent/JPS61130639A/ja
Publication of JPS61130639A publication Critical patent/JPS61130639A/ja
Publication of JPH0229900B2 publication Critical patent/JPH0229900B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
    • F16F13/16Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially specially adapted for receiving axial loads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、自動車等の振動系に介挿されて防振
機能を果たす防振マウントに係り、特に所定のイ
ンナシヤフトに挿通せしめられて、ゴム弾性体の
弾性変形による振動遮断作用と非圧縮性流体のオ
リフイス通過時の流通抵抗に基づく振動減衰作用
とにより、主としてインナシヤフトの軸方向の防
振機能を果たす流体入りマウントに関するもので
ある。
(従来技術) 自動車等の振動系に介挿されて防振機能を果た
す防振マウントでは、従来、ゴム弾性体が単体
で、あるいは合成樹脂、帆布等との複合体で用い
られ、そのゴム弾性体の弾性変形に基づいて振動
の減衰乃至は遮断が図られるようになつていた。
しかし、ゴム弾性体の弾性変形だけで振動の減衰
と遮断とを共に満足させることは困難である。そ
のため、ゴム弾性体の弾性変形によつて振動を遮
断する一方、非圧縮性流体のオリフイス通過時の
流通抵抗や共振作用等を利用して振動の減衰乃至
は絶縁を図るようにした流体入りマウントが提案
されている。
ところで、このような流体入りマウントとして
は、例えば、特公昭48−36151号公報や特公昭52
−16554号公報等に開示されているものがある。
しかし、これらの公報に開示されている流体入り
マウントでは、非圧縮性流体が封入され、オリフ
イスによつて連通させられるポケツトが、円筒状
のゴム弾性体の周方向に隔たつて形成され、主と
してゴム弾性体の径方向に加えられる荷重によつ
てそれらポケツトの容積が変化させられるように
なつていたため、ゴム弾性体の径方向の振動に対
しては、各ポケツトの容積変化に伴つて生じる圧
力差によつて非圧縮性流体がオリフイスを通過さ
せられ、したがつて良好な振動の減衰乃至は絶縁
作用が得られるが、軸方向の振動に対しては、各
ポケツトの容積が同様に変化してそれらポケツト
間に圧力差が生じず、非圧縮性流体がオリフイス
を通過しないことから、減衰乃至は絶縁作用を殆
んど期待し得なかつた。したがつて、所定のイン
ナシヤフトに嵌挿せしめられて、主としてその軸
方向の防振機能を果たす形式の防振マウントとし
ては、採用し難つた。
一方、所定のインナシヤフトに嵌挿せしめられ
て、主としてその軸方向の防振機能を果たす形式
の流体入りマウントとしては、特開昭59−37348
号公報に開示されているものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、かかる公報に開示されている流体入り
マウントでは、取付けに際して、同様の構成の流
体入りマウントを2個1組として用いる必要があ
るうえ、個々の流体入りマウントが内筒状のゴム
弾性体の内周側と外周側とにそれぞれ周方向に複
数のポケツトを備える複雑が構成とされていたた
め、生産性や組付性が必ずしも良好であるとは言
い難く、またコスト面においても不利となるのを
免れ得なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような事情に鑑みて、所定のイ
ンナシヤフトに嵌挿せしめられ、主としてそのイ
ンナシヤフトの軸方向の防振機能を良好に果たす
ことが可能な、構造の簡単な流体入りマウントを
提供するために為されたものである。
すなわち、本発明に係る流体入りマウントの要
旨とするところは、(a)所定のインナシヤフトが挿
通せしめられて固定される内筒部材と、(b)該内筒
部材の外側に所定距離隔てて且つ該内筒部材との
間に所定の環状空間が形成されるように同心的に
配置された円筒状のゴム弾性体と、(c)該ゴム弾性
体と前記内筒部材との間の環状空間を、該ゴム弾
性体と該内筒部材の軸方向の対応する端部間にお
いて閉塞せしめることにより、軸方向の両端部が
それぞれ閉鎖された密閉空間と成す端部閉塞手段
と、(d)内周縁側部分が前記ゴム弾性体の円筒状筒
壁内に埋め込まれた、該ゴム弾性体の径方向に延
びるブラケツト部材と、(e)該ブラケツト部材の内
周縁部に取り付けられて固定される一方、前記内
筒部材の外周面に対して実質的に流体密に摺動可
能に当接せしめられて、前記環状の密閉空間をそ
の径方向に仕切り、軸方向に2つの流体室を形成
する、ゴム弾性材料から成る環状のブツシユ部材
と、(f)該2つの流体室内にそれぞれ封入された所
定の非圧縮性流体と、(g)該2つの流体室を相互に
連通せしめ、それら流体室間の前記非圧縮性流体
の流動を許容するオリフイス手段とを、含むこと
にある。
(作用および効果) このような構成の流体入りマウントでは、非圧
縮性流体を収容する流体室が内筒状のゴム弾性体
の内側において軸方向に2つ形成され、それか流
体室がオリフイス手段によつて連通される。した
がつて、インナシヤフトとブラケツト部材との間
にインナシヤフトの軸方向の振動に基づく荷重が
加えられると、ゴム弾性体の弾性変形によつて一
方の流体室が膨脹し、他方の流体室が収縮して、
2つの流体室間に圧力差が生じ、その圧力差によ
つて、一方の流体室内の非圧縮性流体がオリフイ
ス手段を通じて他方の流体室内に流れ込む。つま
り、インナシヤフトの軸方向の振動は、非圧縮性
流体がオリフイス手段を通過する際の流通抵抗や
共振作用等によつて減衰乃至は絶縁されることと
なる。
ところで、この振動の減衰乃至は絶縁作用は、
オリフイス手段を通過する非圧縮性流体量が多い
程大きく、またオリフイス手段を通過する非圧縮
性流体の量は2つの流体室の容積の変化量が大き
い程多くなる。したがつて、インナシヤフトの軸
方向に加えられる振動に対して大きな振動の減衰
乃至は絶縁作用を得るには、インナシヤフトの軸
方向に加えられる荷重に対して、両流体室の容積
変化量を大きくすることが必要となる。
そこで、本発明では、2つの流体室を流体密に
仕切る環状のブツシユ部材が、その外周面におい
てブラケツト部材に対して一体的に取り付けられ
て保持されている一方、その内周面において内筒
部材の外周面に対して摺動可能に当接させられて
いる。
このようにすれば、ブツシユ部材もブラケツト
部材と一体に内筒部材に対して相対移動すること
から、インナシヤフトの軸方向に荷重が加えられ
たときの、該ブツシユ部材の軸方向への移動が有
利に生ぜしめられると共に、ゴム弾性体の弾性変
形量を比較的大きくでき、流体室の容積変化量を
大きくできるのであり、したがつてオリフイス手
段を通過する非圧縮性流体の量も比較的多く為し
得て、非圧縮性流体の流通抵抗や共振作用等によ
る振動の減衰乃至は絶縁作用を良好に得ることが
可能となるのである。これに対して、ブツシユ部
材の内周面を内筒部材の外周面に対して固定した
場合には、ブツシユ部材の内筒部材に対する相対
移動によつて流体室の容積を大きく変動させるこ
とができないうえ、ゴム弾性体の軸方向の弾性変
形がブツシユ部材によつて拘束されるため、流体
室の大きな容積変化を得ることができず、それ故
良好な振動の減衰乃至は絶縁作用を期待し得ない
のである。
また、本発明の流体入りマウントでは、ブツシ
ユ部材が内筒部材に対して摺動可能とされている
ことから、径方向の剛性を低減することなく軸方
向の剛性を低減することができるので、ゴム弾性
体の弾性変形による振動遮断作用も良好に得るこ
とができる利点がある。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
まず、第1図および第2図に本発明の一実施例
である自動車のストラツトマウントの縦断面図お
よび横断面図を示す。これらの図において、10
は内筒金具であつて、所定のインナシヤフト12
に嵌挿されて固定される円筒部14と、その円筒
部14の一端から径方向外方に延び出した外フラ
ンジ部16とから成つている。また、18は円筒
状のゴム弾性体であつて、動ばね定数の小さいゴ
ム弾性材料から成つており、内筒金具10の円筒
部14の外側に所定の距離を隔てて同心的に配置
され、円筒部14との間に所定の環状空間を形成
している。なお、本実施例では、内筒金具10の
円筒部14が内筒部材の役割を果たしている。
内筒金具10の外フランジ部16の側に位置す
るゴム弾性体18の軸方向の端部には、内周部を
ゴム弾性体18の筒壁内に埋め込まれた状態で、
円環状のカシメ金具20が加硫接着によつて一体
に固定されている。このカシメ金具20は外周部
にカシメ部22を備え、このカシメ部22におい
て内筒金具10の外フランジ部16の外周縁に形
成された薄肉部24にカシメ結合されている。ま
た、第1図に示されているように、カシメ金具2
0と外フランジ部16との間にはカシメ金具20
の内周部を覆うゴム弾性体18の一部が介在させ
られており、これによつてそれらの間が流体密に
保持されている。内筒金具10の外フランジ部1
6に対するカシメ金具20のカシメ結合によつ
て、前記環状空間の一方の開口部が流体密に閉塞
されているのであり、このことから明らかなよう
に、本実施例では、内筒金具10の外フランジ部
16とカシメ金具20とによつて、それらの間に
介在させられたゴム弾性体18の一部をシールゴ
ム層とする一方の端部閉塞手段が構成されている
のである。
なお、かかるシールゴム層は、必ずしもカシメ
金具20側に形成されている必要はなく、外フラ
ンジ部16側に形成されていてもよい。あるい
は、それらとは別の部材として設けられていても
差支えない。
また、ゴム弾性体18の反対側の端部には、加
硫接着によつて円環状の閉塞プレート26が一体
に固定されている。この閉塞プレート26は、中
心部に形成された中心穴28において内筒金具1
0の円筒部14の端部に形成された薄肉部30に
嵌挿され、薄肉部30の先端部のカシメ加工によ
つて、その薄肉部30の先端部と薄肉部30の基
端部に形成された第一の段付面32との間で、そ
の中心穴28の周縁部を挟持されており、これに
よつて内筒金具10に固定されている。また、こ
の閉塞プレート26と薄肉部30の基端部に形成
された第二の段付面36との間には、閉塞プレー
ト26の中心穴28の近傍まで延び出させられた
ゴム弾性体18の延長部34の内周縁が挟持され
ており、これによつて閉塞プレート26と内筒金
具10の円筒部14との間が流体密に保持されて
いる。閉塞プレート26の内周縁が内筒金具10
の円筒部14の端部にカシメ結合されることによ
つて、前記環状空間の残る一方の開口部が流体密
に閉塞されているのであり、これによつてその環
状空間が外部に対して流体密とされた密閉空間と
されているのである。なお、上述の説明から明ら
かなように、本実施例では、薄肉部30を有する
内筒金具10の円筒部14の端部と閉塞プレート
26とから、ゴム弾性体18の延長部34をシー
ル層とする他方の端部閉塞手段が構成されてい
る。
一方、ゴム弾性体18の軸方向の中央部には、
ゴム弾性体18の径方向に延び、略中央部に形成
された中心穴38の周縁部をゴム弾性体18の筒
壁内に埋め込まれた状態で、ブラケツト部材40
が固定されている。ブラケツト部材40は周縁部
に形成された取付穴42において所定のメンバ4
4に固定されるようになつており、これによつて
ゴム弾性体18の軸方向の中央部がメンバ44に
固定されるようになつている。
ブラケツト部材40の中心穴38には、金属製
の円筒部材46がその軸方向中央部の外周面にお
いて固定されている。円筒部材46の外周面およ
び軸方向の端面は、ブラケツト部材40とともに
ゴム弾性体18に加硫接着されており、内周面は
前記環状空間に露出させられている。そして、そ
の環状空間に露出させられた円筒部材46の内周
面と内筒金具10の円筒部14の外周面との間
に、環状のブツシユ部材48が設けられている。
ブツシユ部材48は、第3図および第4図に示
されているように、ゴム弾性材料から成る環状の
ゴムスリーブ50の外周面と内周面とに、それぞ
れ金属製の外側スリーブ52と合成樹脂製の内側
スリーブ54とが同心的に加硫接着された構成と
され、外側スリーブ52において円筒部材46の
内周面に流体密に圧入固定されるとともに、内側
スリーブ54において内筒金具10の円筒部14
の外周面に流体密に嵌合されており、前記環状空
間を、前記外フランジ部16側の第一流体室56
と閉塞プレート26側の第二流体室58とに二分
している。そして、このブツシユ部材48によつ
て仕切られた流体室56および58内に、水やポ
リアルキレングリコール、あるいはシリコーン油
や低分子量重合体などの非圧縮性流体が封入され
ている。また、内側スリーブ54は円筒部14の
外周面に対して摺動可能とされており、これによ
つて円筒部14に対して軸方向に相対移動し得る
ようになつている。
ブツシユ部材48の内側スリーブ54の内周面
には、軸心を挟んで対向する位置に、それぞれ開
口部を内筒金具10の円筒部14の外周面で覆わ
れた状態で、一対の溝60が軸心に平行に形成さ
れており、これら開口部を塞がれた溝60によつ
て、2つの流体室56および58を結ぶ一対の連
通路62が形成されている。これらの連通路62
がオリフイス手段を成しているのであり、流体室
56と58との間に圧力差が生じたとき、これら
連通路62を通じて圧力の高い側の流体室から圧
力の低い側の流体室へ非圧縮性流体が流動し得る
ようになつているのである。
また、ゴムスリーブ50の径方向の中間部に
は、内筒スリーブ54を挟んで対称的に一対の円
弧状の剛性プレート64が加硫接着されている。
これらの剛性プレート64は、それぞれ円周の1/
4の長さを有しており、ゴムスリーブ50はこれ
ら剛性プレート64を支持する部分において軸方
向の厚さが厚く、これら剛性プレート64を周方
向に挟む部分において薄くされている。本実施例
のストラツトマウントでは、径方向の剛性が、剛
性プレート64の中心を通る方向において、それ
とは直角の方向に比べて著しく高められているの
である。なお、かかる剛性プレートは、必要に応
じて設けられるものであつて、その周方向の長さ
や配設位置等は目的に応じて適宜設定されること
となる。
また、第1図に示されているように、各流体室
56および58の中央部に対応するゴム弾性体1
8の外周面には、それぞれ円環状の拘束金具66
が加硫接着によつて一体的に設けられており、こ
れらによつてゴム弾性体18の中間部の外方への
膨らみが規制されている。
ところで、上述のような構成のストラツトマウ
ントは、次のようにして製作されることとなる。
まず、所定の金型内に、カシメ加工前のカシメ
金具20、閉塞プレート26、円筒部材46が固
定されたブラケツト部材40、および一対の拘束
金具66がセツトされ、それらの間隙内にゴム弾
性材料が注入されてゴム弾性体18が加硫成形さ
れるとともに、上記金型内にセツトされた各部材
がゴム弾性体18に加硫接着される。このとき、
第5図に示されているように、シールゴム層を成
すゴム弾性体18のカシメ金具20側の端面に、
シール用のリツプ68が2条、周方向に形成され
るとともに、反対側の端部の延長部34の内周縁
にも同様に1条のシール用リツプ68が形成され
る。また、これとは別に、前記ブツシユ部材48
が一体に加硫成形される。
次いで、ブツシユ部材48が、予備圧縮されて
円筒部材46に圧入され、固定される。そして、
ブツシユ部材48の固定後、薄肉部30をカシメ
加工する前の内筒金具10が所定の非圧縮性流体
中でブツシユ部材48に挿入され、ゴム弾性体1
8を予備圧縮した状態でカシメ金具20のカシメ
部22と内筒金具10の円筒部14の薄肉部30
とがカシメ加工される。このようにすれば、流体
室56および58を形成すると同時に、それら流
体室56および58内に非圧縮性流体を封入する
ことができるため、流体室56および58内への
非圧縮性流体の封入操作を迅速に行うことが可能
となり、ストラツトマウントの生産性を高くでき
るのである。なお、カシメ金具20のカシメ部2
2と内筒金具10の円筒部14の端部の薄肉部3
0とは、それぞれ第5図および第6図に示されて
いるように、カシメ加工前においては、それぞれ
その先端部がゴム弾性体18および内筒金具10
の軸方向に平行とされている。
以上のように構成されたストラツトマウント
が、所定のインナシヤフト12とメンバ44との
間に介在させられた状態において、いま、第1図
に矢印Pで示されるように、ゴム弾性体18の軸
方向に振動荷重が加えられると、その荷重が加え
られる方向に応じて、ブラケツト部材40を挟ん
で上下方向の一方の側に位置するゴム弾性体18
の部分が圧縮変形させられ、他方の側に位置する
ゴム弾性体18の部分が引張変形させられる。そ
の結果、ゴム弾性体18が圧縮変形させられる側
の流体室では容積が小さくなり、圧力が上昇す
る。また、ゴム弾性体18が引張変形させられる
側の流体室では容積が大きくなり、圧力が低下す
る。したがつて、圧力が上昇した流体室から圧力
が低下した流体室に向かつて連通路62を通じて
非圧縮性流体が流動させられる。つまり、ゴム弾
性体18の軸方向の振動は、連通路62を通過す
る際の非圧縮性流体の流通抵抗や共振作用等によ
つて減衰させられることとなる。
ところで、この振動減衰作用は、連通路62を
通過する非圧縮性流体の量が多い程良好に発揮さ
れることとなるが、本実施例では、流体室56と
58とを仕切るブツシユ部材48が、前述のよう
に、その最内側の合成樹脂製内側スリーブ54に
おいて内筒金具10の円筒部14に摺動可能に嵌
合されていることから、連通路62を比較的多量
の非圧縮性流体が流れ、したがつて、振動減衰作
用を十分良好に得ることができる。すなわち、ゴ
ム弾性体18の弾性変形に伴つてブツシユ部材4
8がブラケツト部材40と一体的に内筒金具10
の円筒部14に対して軸方向に相対移動し、ゴム
弾性体18の弾性変形によつて両流体室56およ
び58の容積が効率的に変化せしめられること、
およびゴム弾性体18の弾性変形がブツシユ部材
48によつてそれほど拘束されず、比較的大きく
弾性変形し得ることから、軸方向の荷重に応じて
両流体室56および58の容積が十分大きく変化
するのであり、したがつて連通路62を通過する
非圧縮性流体の量も多くなつて、十分な振動減衰
作用を得ることができるのである。
また、本実施例では、前述のように、ゴム弾性
体18の外周部に拘束金具66が配設されて、ゴ
ム弾性体18が外方に膨らまないようにされてい
ることから、軸方向の荷重に対してゴム弾性体1
8が軸方向に効果的に伸縮される利点もある。こ
れによつても、連通路62を通過する非圧縮性流
体量が増加せしめられるようになつているのであ
る。なお、拘束金具66は、必ずしも一対配設さ
れている必要はなく、一方だけが配設されていて
もよいのであり、さらには全く配設されていなく
てもよいのである。
さらに、本実施例では、ブツシユ部材48が内
筒金具10の円筒部14に対して摺動可能とされ
ていることから、ストラツトマウントの径方向の
剛性を高く維持した状態で、軸方向の剛性を低く
できる利点もある。つまり、これによつて、ゴム
弾性体18の軸方向の弾性変形を容易に為し得
て、振動遮断作用を良好に得ることが可能となつ
たのであり、またこれによつて連通路62を通過
する非圧縮性流体量を多く為し得ることにもなつ
たのである。
加えて、本実施例では、前述のように、ゴム弾
性体18およびブツシユ部材48のゴムスリーブ
50が予備圧縮された状態でストラツトマウント
が組み付けられていることから、それらに対する
引張応力が良好に回避され、またそれらの加硫接
着部に対して剪断応力が殆んど生じないようにさ
れていることから、ストラツトマウントの耐久性
が著しく向上することにもなつたのである。
以上、本発明の一実施例を説明したが、これは
文字通りの例示であつて、本発明はかかる具体例
に限定して解釈されるべきものではない。例え
ば、前記実施例では、内筒部材を成る円筒部14
と一方の端部閉塞手段の一部を成す外フランジ部
16とが一体に形成されていたが、これを別体の
部材とすることも可能である。
また、前記実施例では、ブツシユ部材48の内
側スリーブ54の内周面に溝60が形成され、こ
の溝60の開口部が内筒金具10の円筒部14の
外周面で覆われることによつてオリフイス手段と
しての一対の連通路62が形成されていたが、オ
リフイス手段としての連通路は、円筒部14の外
周面に形成した溝の開口を内側スリーブ54の内
周面で覆うことによつて形成してもよく、あるい
はブツシユ部材48の外側スリーブ52と円筒部
材46との間に設けた溝によつて形成してもよ
い。また、内側スリーブ54や外側スリーブ5
2、あるいは円筒部材46や剛性プレート64に
軸方向の貫通穴を形成してこれをオリフイス手段
としてもよく、ブツシユ部材48のゴムスリーブ
50に専用のチユーブを軸方向に貫いて埋設し、
そのチユーブ内の空間をオリフイス手段として採
用することも可能である。さらに、オリフイス手
段としての連通路は、前記実施例のように、必ず
しも直径方向に隔てて一対設けられている必要は
なく、また、軸心に平行に設けられている必要も
なく、その数や形成位置等は、減衰乃至は絶縁す
べき振動の周波数や非圧縮性流体の粘性定数、各
オリフイス手段としての連通路の断面積さらには
その長さ等の種々の要素を考慮して、適宜決定さ
れることとなる。
また、前記実施例では、ブツシユ部材48のゴ
ムスリーブ50の内周面に加硫接着によつて内側
スリーブ54が直接固定されていたが、かかる内
側スリーブ54はゴムスリーブ50に対して間接
的に固定されていてもよい。例えば、第7図およ
び第8図に示されているように、ブツシユ部材4
8のゴムスリーブ50の内周面に金属製の中間ス
リーブ70を一体に加硫接着し、かかる加硫接着
した中間スリーブ70の内周面に溝60を備えた
内側スリーブ54を圧入固定するようにしてもよ
いのである。なお、この場合には、中間スリーブ
70に形成して貫通穴や中間スリーブ70と内側
スリーブ54との間に形成した溝によつてオリフ
イス手段を形成することが可能となる。また、こ
の実施例では、ゴムスリーブ50に剛性プレート
64は設けられておらず、径方向の剛性が一律に
同じとされている。
また、以上の説明では、ブツシユ部材48の最
内側に位置して内筒金具10の円筒部14に摺接
可能に嵌合される内側スリーブ54が何れも合成
樹脂製とされていたが、金属製とすることも可能
である。
また、前記実施例では、ストラツトマウントに
本発明が適用された場合について述べたが、本発
明はそれ以外のマウント、例えばメンバマウン
ト、ボデイマウント、キヤブマウント、テンシヨ
ンロツドブツシユ、エンジンマウント、サスペン
シヨンブツシユ等にも適用できるものであり、ま
た自動車以外の車両等の防振マウントにも適用で
きるものである。
その他、一々列挙はしないが、本発明がその趣
旨を逸脱しない範囲内において種々なる変形、改
良等を施した態様で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図であつ
て、第2図の−断面に相当する図であり、第
2図は第1図の−断面図である。第3図は第
1図の実施例のブツシユ部材の縦断面図であつ
て、第4図の−断面に相当する図であり、第
4図は第3図の平面図である。第5図は第1図の
実施例における非圧縮性流体封入前のゴム弾性体
とそれに一体に加硫接着された部材を示す第1図
に対応する断面図である。第6図は第1図の内筒
金具10のカシメ加工前の状態を示す正面断面図
である。第7図は本発明の他の実施例のブツシユ
部材を示す第3図に相当する図であり、第8図は
その平面図である。 10:内筒金具、12:インナシヤフト、1
4:円筒部(円筒部材)、16:外フランジ部、
18:ゴム弾性体、20:カシメ金具、26:閉
塞プレート、30:薄肉部、40:ブラケツト部
材、46:円筒部材、48:ブツシユ部材、5
0:ゴムスリーブ、52:外側スリーブ、54:
内側スリーブ、56,58:流体室、60:溝、
62:連通路(オリフイス手段)、64:剛性プ
レート、66:拘束金具、68:シール用リツ
プ、70:中間スリーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のインナシヤフトが挿通せしめられて固
    定される内筒部材と、 該内筒部材の外側に所定距離隔てて且つ該内筒
    部材との間に所定の環状空間が形成されるように
    同心的に配置された円筒状のゴム弾性体と、 該ゴム弾性体と前記内筒部材との間の環状空間
    を、該ゴム弾性体と該内筒部材の軸方向の対応す
    る端部間において閉塞せしめることにより、軸方
    向の両端部がそれぞれ閉鎖された密閉空間と成す
    端部閉塞手段と、 内周縁側部分が前記ゴム弾性体の円筒状筒壁内
    に埋め込まれた、該ゴム弾性体の径方向に延びる
    ブラケツト部材と、 該ブラケツト部材の内周縁部に取り付けられて
    固定される一方、前記内筒部材の外周面に対して
    実質的に流体密に摺動可能に当接せしめられて、
    前記環状の密閉空間をその径方向に仕切り、軸方
    向に2つの流体室を形成する、ゴム弾性材料から
    成る環状のブツシユ部材と、 該2つの流体室内にそれぞれ封入された所定の
    非圧縮性流体と、 該2つの流体室を相互に連通せしめ、それら流
    体室間の前記非圧縮性流体の流動を許容するオリ
    フイス手段とを、 含むことを特徴とする流体入りマウント。 2 前記ブツシユ部材が、その環状の内周部に樹
    脂製筒体を有し、該樹脂製筒体内に、前記内筒部
    材が実質的に流体密に摺動可能に嵌挿せしめられ
    る特許請求の範囲第1項記載の流体入りマウン
    ト。 3 前記ブツシユ部材が、前記内筒部材が実質的
    に流体密に摺動可能に嵌挿せしめられる最内側の
    樹脂製筒体と、前記ブラケツト部材の内周縁部に
    取り付けられる最外側の外側スリーブと、該樹脂
    製筒体と該外側スリーブとの間に介装されたゴム
    弾性材料製スリーブとを含んでいる特許請求の範
    囲第1項記載の流体入りマウント。 4 前記ブツシユ部材が、前記ブラケツト部材の
    内周縁部に取り付けられる最外側の外側スリーブ
    と、該外側スリーブ内に同心的に配置された内側
    スリーブと、該外側スリーブと該内側スリーブと
    の間に介装されたゴム弾性材料製スリーブと、該
    内側スリーブ内に嵌入、固定された、前記内筒部
    材が実質的に流体密に摺動可能に嵌挿せしめられ
    る樹脂製筒体とを含んでいる特許請求の範囲第1
    項記載の流体入りマウント。 5 前記ブラケツト部材がその内周縁部に円筒状
    支持体を有しており、該円筒状支持体内に前記ブ
    ツシユ部材の最外側の外側スリーブが嵌入、固定
    せしめられる特許請求の範囲第3項または第4項
    記載の流体入りマウント。 6 前記ブツシユ部材が、そのゴム弾性材料製ス
    リーブ内に埋設された、該スリーブの周方向に所
    定長さに亘つて延びる剛性プレートの少なくとも
    1つを有する特許請求の範囲第3項乃至第5項の
    何れかに記載の流体入りマウント。 7 前記オリフイス手段が、前記内筒部材の外周
    側と前記ブツシユ部材の樹脂製筒体の内周面の何
    れか一方に設けられた溝を、それらの何れか他方
    の周面にて覆うことによつて形成される特許請求
    の範囲第2項乃至第6項の何れかに記載の流体入
    りマウント。 8 前記端部閉塞手段が、前記内筒部材の軸方向
    の少なくとも一方の端部に一体的に設けた、径方
    向外方に延びる外フランジ部と、該外フランジ部
    の外周縁部と流体密にカシメ結合される、前記ゴ
    ム弾性体の軸方向の端部に設けた円環状のカシメ
    金具とを含む特許請求の範囲第1項記載の流体入
    りマウント。 9 前記カシメ金具と前記外フランジ部との対向
    する面の少なくとも一方に、シールゴム層が形成
    されており、該シールゴム層にてそれらカシメ金
    具と外フランジ部との間のシールが形成される特
    許請求の範囲第8項記載の流体入りマウント。 10 前記端部閉塞手段が、前記ゴム弾性体の軸
    方向の少なくとも一方の端部に設けた、径方向内
    方に延びる円環状の閉塞プレートを有し、該閉塞
    プレートの内周縁部と前記内筒部材の軸方向の端
    部とをカシメ結合することによつて、前記環状空
    間の軸方向の少なくとも一方が閉塞せしめられる
    特許請求の範囲第1項記載の流体入りマウント。
JP25116484A 1984-11-28 1984-11-28 流体入りマウント Granted JPS61130639A (ja)

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