JPH02304849A - 計測機能を有する透過型電子顕微鏡 - Google Patents
計測機能を有する透過型電子顕微鏡Info
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- JPH02304849A JPH02304849A JP1125524A JP12552489A JPH02304849A JP H02304849 A JPH02304849 A JP H02304849A JP 1125524 A JP1125524 A JP 1125524A JP 12552489 A JP12552489 A JP 12552489A JP H02304849 A JPH02304849 A JP H02304849A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、透過型電子顕微鏡(以下、TEMと称す)に
係り、特に、試料の大きさ、面積等を高精度に測定可能
な測定機能を有する透過型電子顕微、鏡に関するもので
ある。
係り、特に、試料の大きさ、面積等を高精度に測定可能
な測定機能を有する透過型電子顕微、鏡に関するもので
ある。
[従来の技術]
TEMによる観察においては、試料の形状の観察にとど
まらず、投影像から試料の全体あるいは一部分の大きさ
や面積を計測したい場合がある。
まらず、投影像から試料の全体あるいは一部分の大きさ
や面積を計測したい場合がある。
例えば、生物分野では、細胞、染色体、細菌等の大きさ
を知りたい場合があり、また、材料関係の観察において
は粒体の面積を知りたい場合もある。
を知りたい場合があり、また、材料関係の観察において
は粒体の面積を知りたい場合もある。
このように投影像から試料の大きさ、面積等を計測する
場合、従来は次の三通りの方法が代表的な方法として知
られている。
場合、従来は次の三通りの方法が代表的な方法として知
られている。
第1の方法は、投影像を写真撮影し、当該写真で計測し
たい箇所の長さを計り、当該長さと倍率値とから試料の
所望箇所の大きさ、面積を計測する方法である。
たい箇所の長さを計り、当該長さと倍率値とから試料の
所望箇所の大きさ、面積を計測する方法である。
第2の方法は、TEMの蛍光板上の投影像をTVカメラ
で撮影し、電気的に取り込んでから画像処理の手法によ
り試料の大きさ等を計測する方法である。
で撮影し、電気的に取り込んでから画像処理の手法によ
り試料の大きさ等を計測する方法である。
第3の方法としては、試料を移動させることにより蛍光
板上の投影像を移動し、その際の試料駆動に用いられて
いるモータ等の変位量から試料の大きさ等を求める方法
も知られている。
板上の投影像を移動し、その際の試料駆動に用いられて
いるモータ等の変位量から試料の大きさ等を求める方法
も知られている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の計測方法には次のような問題
がある。即ち、上記第1の方法においては、写真撮影を
行わなければならないので手間がかかり、リアルタイム
での計測ができないばかりでなく、長さは物差しで計る
ので萬い精度が要求される場合には適用できないという
問題がある。
がある。即ち、上記第1の方法においては、写真撮影を
行わなければならないので手間がかかり、リアルタイム
での計測ができないばかりでなく、長さは物差しで計る
ので萬い精度が要求される場合には適用できないという
問題がある。
また、倍率に誤差がある場合には計測値に誤差を含むも
のとなる。
のとなる。
これに対して上記第2および第3の方法においては、C
RT上または蛍光板上の投影像を観察しながら行えるの
で、リアルタイムで計測を行うことはできるが、しかし
ながら、第2の方法は装置が大がかりになるので一般的
ではなく、また、第3の方法は、バックラッシュ、ある
いはギアの偏心等による試料駆動部の機械的誤差が比較
的大きく、計測に高い精度が要求される場合には現実的
ではないという問題がある。
RT上または蛍光板上の投影像を観察しながら行えるの
で、リアルタイムで計測を行うことはできるが、しかし
ながら、第2の方法は装置が大がかりになるので一般的
ではなく、また、第3の方法は、バックラッシュ、ある
いはギアの偏心等による試料駆動部の機械的誤差が比較
的大きく、計測に高い精度が要求される場合には現実的
ではないという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、リアル
タイムに、高精度で、しかも容易に試料の所望部分の大
きさを計測することができる計測機能を有する透過型電
子顕微鏡を提供することを目的とするものである。
タイムに、高精度で、しかも容易に試料の所望部分の大
きさを計測することができる計測機能を有する透過型電
子顕微鏡を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明の計測機能を有す
る透過型電子顕微鏡は、透過型電子顕微鏡において、蛍
光板上の投影像を移動させる偏向コイルと、前記投影像
を移動させるに要した偏向電流の変化量から試料の所定
部分の長さ、面積、角度等を演算する制御装置とを備え
ることを特徴とする。
る透過型電子顕微鏡は、透過型電子顕微鏡において、蛍
光板上の投影像を移動させる偏向コイルと、前記投影像
を移動させるに要した偏向電流の変化量から試料の所定
部分の長さ、面積、角度等を演算する制御装置とを備え
ることを特徴とする。
[作用および発明の効果コ
本発明は、試料は移動させず、偏向コイルにより投影像
を移動させ、投影像を移動させるに要した偏向電流の変
化量から試料の所望部分の大きさ、面積を求めるので、
オペレータは投影像を観察しながら所定の摘みで投影像
を移動させるだけでよいので操作が非常に容易であり、
しかもリアルタイムで試料の大きさの計測を行うことが
で、きる。
を移動させ、投影像を移動させるに要した偏向電流の変
化量から試料の所望部分の大きさ、面積を求めるので、
オペレータは投影像を観察しながら所定の摘みで投影像
を移動させるだけでよいので操作が非常に容易であり、
しかもリアルタイムで試料の大きさの計測を行うことが
で、きる。
また、計測に先立って標準試料を用いて偏向コイルの直
交性、直線性を補正するので、偏向コイルの組立精度の
関係上直交性が多少悪いものであっても、また直線性が
多少悪いものであっても高い精度で大きさ等を計測する
ことができる。更に、直線性の補正は倍率まで含めて行
われるので、倍率値に誤差があったとしても高精度の計
測を行うことができるものである。
交性、直線性を補正するので、偏向コイルの組立精度の
関係上直交性が多少悪いものであっても、また直線性が
多少悪いものであっても高い精度で大きさ等を計測する
ことができる。更に、直線性の補正は倍率まで含めて行
われるので、倍率値に誤差があったとしても高精度の計
測を行うことができるものである。
[実施例]
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は、本発明に係る計測機能を有する透過型電子顕
微鏡の1実施例の構成を示す図であり、図中、1はCP
U、2.4.5.6はD/A変換器、7は対物レンズ、
9は中間レンズ群、10は偏向コイル、11は投影レン
ズ、12は試料、13.14は試料の像、15は投影像
、16は蛍光板、17.18はカウンタ、19はX方向
偏向摘み、20はY方向偏向摘み、21はROM122
はキーボード、23はCRT、24はRAMを示す。
微鏡の1実施例の構成を示す図であり、図中、1はCP
U、2.4.5.6はD/A変換器、7は対物レンズ、
9は中間レンズ群、10は偏向コイル、11は投影レン
ズ、12は試料、13.14は試料の像、15は投影像
、16は蛍光板、17.18はカウンタ、19はX方向
偏向摘み、20はY方向偏向摘み、21はROM122
はキーボード、23はCRT、24はRAMを示す。
第1図の構成において、CPUIは装置全体の処理を統
括して管理するものであり、D/A変換器2.4.5.
6を介して各電子レンズに対して必要な励磁電流を供給
すると共に、X方向偏向摘み19およびY方向偏向摘み
20で設定された偏向量、即ち、投影像の移動量をカウ
ンタ17.18を介して取り込み、投影像の移動に要し
た偏向電流の変化量から長さを演算してその結果をCR
T23に表示する。ROM21は長さ、面積等を求める
演算式をはじめとして、処理に必要なプログラムおよび
データ等を格納しているものである。
括して管理するものであり、D/A変換器2.4.5.
6を介して各電子レンズに対して必要な励磁電流を供給
すると共に、X方向偏向摘み19およびY方向偏向摘み
20で設定された偏向量、即ち、投影像の移動量をカウ
ンタ17.18を介して取り込み、投影像の移動に要し
た偏向電流の変化量から長さを演算してその結果をCR
T23に表示する。ROM21は長さ、面積等を求める
演算式をはじめとして、処理に必要なプログラムおよび
データ等を格納しているものである。
また、キーボード22はオペレータがCPU 1に対し
て種々の処理を指示する入力手段であって、キーボード
以外の適当な入力装置を用いてもよいものである。CR
T23はオペレータとCPU 1との対話を行うための
ユーザインターフェースであり、CPU1からの指示が
表示されると共に、演算の結果得られた長さ、面積等の
値が表示される。また、RAM24には装置固有のずれ
量、即ち機差を補正するためのデータ等が格納されてい
る。
て種々の処理を指示する入力手段であって、キーボード
以外の適当な入力装置を用いてもよいものである。CR
T23はオペレータとCPU 1との対話を行うための
ユーザインターフェースであり、CPU1からの指示が
表示されると共に、演算の結果得られた長さ、面積等の
値が表示される。また、RAM24には装置固有のずれ
量、即ち機差を補正するためのデータ等が格納されてい
る。
まず、本発明の計測の原理は次のようである。
−第1図において、図示しない電子銃から放射され、試
料12を透過した電子ビームは、対物レンズ7により1
3で示す位置に拡大されて結像し、当該像は更に中間レ
ンズ群9により14で示す位置に拡大して結像される。
料12を透過した電子ビームは、対物レンズ7により1
3で示す位置に拡大されて結像し、当該像は更に中間レ
ンズ群9により14で示す位置に拡大して結像される。
そして、当該像14は投影レンズ11によって蛍光板1
6上に結像される。その像が15である。そして、いま
、投影像15を移動させて投影像15の一端を第2図(
a)に示すように蛍光板16の中心0に位置させたとし
、このとき偏向コイル10に供給されている偏向電流を
is とする。なお、中心0としては、蛍光板16に通
常形成されている中心点を利用すればよい。次に、第2
図(b)に示すように、投影像15を移動し、投影像1
5の他端を蛍光板16の中心0に位置させる。このとき
偏向コイル10に供給されている偏向電流をf+ とす
ると、投影像15を蛍光板16上での試料12の長さL
sだけ移動させるには偏向電流をΔ1(=i−〜i+)
だけ変化させる必要があることになる。そして、偏向電
流の変化量Δiと投影像15の移動量とは比例関係にあ
るから、投影像15を第2図(a)の状態から第2図(
b)の状態に、あるいはその逆に移動させた場合の偏向
電流の変化量△iを知ることによって次の式により試料
12の実際の長さLを知ることができる。
6上に結像される。その像が15である。そして、いま
、投影像15を移動させて投影像15の一端を第2図(
a)に示すように蛍光板16の中心0に位置させたとし
、このとき偏向コイル10に供給されている偏向電流を
is とする。なお、中心0としては、蛍光板16に通
常形成されている中心点を利用すればよい。次に、第2
図(b)に示すように、投影像15を移動し、投影像1
5の他端を蛍光板16の中心0に位置させる。このとき
偏向コイル10に供給されている偏向電流をf+ とす
ると、投影像15を蛍光板16上での試料12の長さL
sだけ移動させるには偏向電流をΔ1(=i−〜i+)
だけ変化させる必要があることになる。そして、偏向電
流の変化量Δiと投影像15の移動量とは比例関係にあ
るから、投影像15を第2図(a)の状態から第2図(
b)の状態に、あるいはその逆に移動させた場合の偏向
電流の変化量△iを知ることによって次の式により試料
12の実際の長さLを知ることができる。
Ms Ms Ms
なお、 (1)式において、Msは倍率、kは比例定数
である。
である。
以上が長さ計測の原理であるが、実際には、偏向コイル
10には、投影像15をX方向に偏向するためのX方向
偏向コイルと、投影像15をY方向に偏向するためのY
方向偏向コイルが設けられているため、オペレータは、
X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み20を調整して投
影像15を移動させることになる。つまり、CPUIは
、X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み20の回転角度
をカウンタ17.18のカウンタ値として取り込み、こ
れら偏向摘み19.20の回転角度に応じた電流を設定
し、D/A変換器6および増幅器を介して偏向コイル1
0のX方向偏向コイルおよびY方向偏向コイルにそれぞ
れ供給するのであり、これによって投影像15が移動す
るのである。従って、第2図に示すように投影像15を
移動したときのX方向およびY方向の偏向電流の変化量
を、それぞれ、Δ1x+ Δi、、X方向偏向コイル
およびY方向偏向コイルの偏向感度を、それぞれk X
Ik、とすると、試料12の実際の長さしは次式で求
めることができる。
10には、投影像15をX方向に偏向するためのX方向
偏向コイルと、投影像15をY方向に偏向するためのY
方向偏向コイルが設けられているため、オペレータは、
X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み20を調整して投
影像15を移動させることになる。つまり、CPUIは
、X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み20の回転角度
をカウンタ17.18のカウンタ値として取り込み、こ
れら偏向摘み19.20の回転角度に応じた電流を設定
し、D/A変換器6および増幅器を介して偏向コイル1
0のX方向偏向コイルおよびY方向偏向コイルにそれぞ
れ供給するのであり、これによって投影像15が移動す
るのである。従って、第2図に示すように投影像15を
移動したときのX方向およびY方向の偏向電流の変化量
を、それぞれ、Δ1x+ Δi、、X方向偏向コイル
およびY方向偏向コイルの偏向感度を、それぞれk X
Ik、とすると、試料12の実際の長さしは次式で求
めることができる。
従って、オペレータは、まず、X方向偏向摘み19、Y
方向偏向摘み20を操作して、長さを求めようとする箇
所の一端を蛍光板16の所定の位置、例えば中心点、に
位置させて、そのときの偏向電流の値をCPUIに読み
込ませ、次に、X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み2
0を操作して、長さを求めようとする箇所の他端を蛍光
板1θの所定の位置に位置させてそのときの偏向電流の
値をCPU1に読み込ませる。なお、これらの偏向電流
値をCPU1に読み込ませるための操作はキーボード2
2で行うことはいうまでもない。
方向偏向摘み20を操作して、長さを求めようとする箇
所の一端を蛍光板16の所定の位置、例えば中心点、に
位置させて、そのときの偏向電流の値をCPUIに読み
込ませ、次に、X方向偏向摘み19、Y方向偏向摘み2
0を操作して、長さを求めようとする箇所の他端を蛍光
板1θの所定の位置に位置させてそのときの偏向電流の
値をCPU1に読み込ませる。なお、これらの偏向電流
値をCPU1に読み込ませるための操作はキーボード2
2で行うことはいうまでもない。
そして、次に、キーボード22で所定の操作を行うこと
により、長さを求める処理を指示すると、CPU’lは
、上記の(2)式の演算を行い、その結果をCRT23
に表示する。
により、長さを求める処理を指示すると、CPU’lは
、上記の(2)式の演算を行い、その結果をCRT23
に表示する。
以上は試料12の所定の箇所の長さを求める場合の説明
であるが、試料12の全体あるいは所望の部分の面積を
求めることもできる。即ち、いま、蛍光板16上の中心
に位置している点を原点(0゜0)とすると、試料上で
の任意の点の座標は、 (3)式のようになる。
であるが、試料12の全体あるいは所望の部分の面積を
求めることもできる。即ち、いま、蛍光板16上の中心
に位置している点を原点(0゜0)とすると、試料上で
の任意の点の座標は、 (3)式のようになる。
従って、第3図に示すように、面積を求めようとする範
囲を多角形で近似すれば、各頂点の座標が(3)式によ
り求めることができるから、ΔOAB、 ΔOB G
、 ・・・・・・、ΔOIAの各三角形の面積を求め
ることができ、これらの面積を加算すれば試料12の面
積を求めることができることは明かである。また、例え
ば、A、 L Hの3点の座標からZAIHの角度
θを求めることができることは明かである。
囲を多角形で近似すれば、各頂点の座標が(3)式によ
り求めることができるから、ΔOAB、 ΔOB G
、 ・・・・・・、ΔOIAの各三角形の面積を求め
ることができ、これらの面積を加算すれば試料12の面
積を求めることができることは明かである。また、例え
ば、A、 L Hの3点の座標からZAIHの角度
θを求めることができることは明かである。
なお、 (3)式において、Δ1x+ Δi、はそれ
ぞれ、△lx ” 1 lx −19g+ Δiy
:i+1l−1Ql、で求められる値である。ただし、
1lXI 1、は試料12中の原点としたい点、例え
ば試料中の非常に特徴のある点、を蛍光板16の中心に
移動させるに必要な偏向電流値であり、11111 1
1、は第3図のA、 B、 C,D、 ・・・で
示す各頂点を原点に移動させたときの偏向電流値である
。
ぞれ、△lx ” 1 lx −19g+ Δiy
:i+1l−1Ql、で求められる値である。ただし、
1lXI 1、は試料12中の原点としたい点、例え
ば試料中の非常に特徴のある点、を蛍光板16の中心に
移動させるに必要な偏向電流値であり、11111 1
1、は第3図のA、 B、 C,D、 ・・・で
示す各頂点を原点に移動させたときの偏向電流値である
。
原理的には、以上のようにして試料の全体あるいは所望
の箇所の長さ、面積あるいは所望の部分の角度を求める
ことができるが、実際には、偏向コイル10の直交性が
問題になる。つまり、X方向偏向コイルとY方向偏向コ
イルとは直交するように配置されるべきであるが、組み
立て精度の関係上誤差が生じることがある。そのような
場合に上記の(2)式、 (3)式により長さあるいは
面積を求めるとその結果は誤差を含むものとなる。
の箇所の長さ、面積あるいは所望の部分の角度を求める
ことができるが、実際には、偏向コイル10の直交性が
問題になる。つまり、X方向偏向コイルとY方向偏向コ
イルとは直交するように配置されるべきであるが、組み
立て精度の関係上誤差が生じることがある。そのような
場合に上記の(2)式、 (3)式により長さあるいは
面積を求めるとその結果は誤差を含むものとなる。
従って、計測に先立って直交性の補正が必要にな直交性
の補正は次のようである。いま、第4図に示すように、
偏向フィル10のY Itll V 11は蛍光板16
上のY軸7T と一致しているが、偏向コイル10のX
軸X9は蛍光板16上のX軸X丁に対してαだけ傾いて
いるとする。このような場合に、試料のある点Aを移動
し、上記の(2)式を使用して原点Oと点Aの長さを求
める場合には、(4)式および(5)式で示される、偏
向コイル10の直交度のずれαを考慮した移動量XS+
7sを使用しなければならない。ただし、Xs、
ysは蛍光板16上での移動量である。
の補正は次のようである。いま、第4図に示すように、
偏向フィル10のY Itll V 11は蛍光板16
上のY軸7T と一致しているが、偏向コイル10のX
軸X9は蛍光板16上のX軸X丁に対してαだけ傾いて
いるとする。このような場合に、試料のある点Aを移動
し、上記の(2)式を使用して原点Oと点Aの長さを求
める場合には、(4)式および(5)式で示される、偏
向コイル10の直交度のずれαを考慮した移動量XS+
7sを使用しなければならない。ただし、Xs、
ysは蛍光板16上での移動量である。
X+s″0XAA’CO8α
二kx”△ix” cosa …(4)y3
=OY^^+OX^^・sinα =に、−Δiy+kx・Δix・5ina −”(5)
従って、求める真の長さしは、 (2)、 (4)およ
び(5)式から次式で求められる。
=OY^^+OX^^・sinα =に、−Δiy+kx・Δix・5ina −”(5)
従って、求める真の長さしは、 (2)、 (4)およ
び(5)式から次式で求められる。
(以下、余白)
・・・■
以上のように直交度のずれαが分かれば補正を行うこと
ができるのであるが、そこで、次にsinα、 QO
5αをどのようにして求めるかが問題になる。
ができるのであるが、そこで、次にsinα、 QO
5αをどのようにして求めるかが問題になる。
slnα、 COSα を求めるには、第5図に示す
ように、適当な試料の投影像の中の参照となる箇所の像
30を、ZBOC=90@なる3点B、0゜Cに移動さ
せたときの偏向電流値より求めることができる。即ち、
まず第5図において点0に像30を移動し、次に点Bお
よびCに移動させたときの偏向電流の変化を、Δi、、
ΔiysおよびΔ1xC+ ΔiB とすると、次の
式が成立する。
ように、適当な試料の投影像の中の参照となる箇所の像
30を、ZBOC=90@なる3点B、0゜Cに移動さ
せたときの偏向電流値より求めることができる。即ち、
まず第5図において点0に像30を移動し、次に点Bお
よびCに移動させたときの偏向電流の変化を、Δi、、
ΔiysおよびΔ1xC+ ΔiB とすると、次の
式が成立する。
聞・Δixs・Δ1xc−fy・Δiys・Δiyc・
・−・・■ cosα=バ:石マ;−(8) 従って、まず上述したようにして5−1nα、 CO
Sα を求めてRAM24に格納しておけば、これらの
値を用いて高精度の計測を行うことができる。
・−・・■ cosα=バ:石マ;−(8) 従って、まず上述したようにして5−1nα、 CO
Sα を求めてRAM24に格納しておけば、これらの
値を用いて高精度の計測を行うことができる。
なお、以上の説明ではY軸のみがずれているとしたが、
Y軸がずれている場合、Y軸とY軸の両方がずれている
場合も同様にして補正することができることは明かであ
る。また、直角を形成する3点を移動させるには、蛍光
板16上に予め当該3点B、 O,Cを印しておくよ
うにするとよい。
Y軸がずれている場合、Y軸とY軸の両方がずれている
場合も同様にして補正することができることは明かであ
る。また、直角を形成する3点を移動させるには、蛍光
板16上に予め当該3点B、 O,Cを印しておくよ
うにするとよい。
また、一般に蛍光板16には写真撮影の際の撮影範囲を
示すマークが付されているから、当該マークを利用して
もよい。
示すマークが付されているから、当該マークを利用して
もよい。
次に、偏向コイルの直線性が問題になる場合がある。つ
まり、偏向コイルの特性等により偏向感度kが一定でな
く、偏向電流の変化量が同じΔiであっても投影像の移
動量が異なる場合があり、この現象は特に蛍光板16の
中心から外れるほど顕著になる。それを補正するのが直
線性補正であり、次のように打う。
まり、偏向コイルの特性等により偏向感度kが一定でな
く、偏向電流の変化量が同じΔiであっても投影像の移
動量が異なる場合があり、この現象は特に蛍光板16の
中心から外れるほど顕著になる。それを補正するのが直
線性補正であり、次のように打う。
第6図に示すように、予め知られている間隔Δlのグレ
ーティングを存する標準試料、例えば結品格子、を投影
し、グレーティングを一つずつ移動させていく。その際
、偏向コイルに供給した偏向電流値を読み込んでいくこ
とによって各偏向電流値における偏向感度にの値を求め
ることができる。即ち、第6図のグレーティング1,2
.・・・・・・を原点Oに移動したときの偏向電流値を
11 +12・・・・・・とすると各グレーティング
を移動させる場合の偏向感度は次のようになる。
ーティングを存する標準試料、例えば結品格子、を投影
し、グレーティングを一つずつ移動させていく。その際
、偏向コイルに供給した偏向電流値を読み込んでいくこ
とによって各偏向電流値における偏向感度にの値を求め
ることができる。即ち、第6図のグレーティング1,2
.・・・・・・を原点Oに移動したときの偏向電流値を
11 +12・・・・・・とすると各グレーティング
を移動させる場合の偏向感度は次のようになる。
従って、上式からk(Δ1)=f(i)となる函数fを
求めればよく、実際このような函数は適当な曲線を当て
はめることで求めることができる。もし、偏向コイル1
0が完全にリニアであればに+=ka”ks=・・・・
・・=に=定数となる。
求めればよく、実際このような函数は適当な曲線を当て
はめることで求めることができる。もし、偏向コイル1
0が完全にリニアであればに+=ka”ks=・・・・
・・=に=定数となる。
以上のようにして各電流値における偏向感度kを求める
ことができるので、偏向コイルの直線性を良好に補正す
ることができ、以て計測精度を向上させることができる
。
ことができるので、偏向コイルの直線性を良好に補正す
ることができ、以て計測精度を向上させることができる
。
(9)式から分かるように、直線性補正は倍率も含めて
行われるので、表示倍率に誤差があった場合でも、倍率
誤差を含めて補正することができるものであり、非常に
優れた補正ということができる。
行われるので、表示倍率に誤差があった場合でも、倍率
誤差を含めて補正することができるものであり、非常に
優れた補正ということができる。
以上のように、直交性補正および直線性補正を行うこと
によって、長さ、面積、角度の計測を高精度に行うこと
ができるものである。
によって、長さ、面積、角度の計測を高精度に行うこと
ができるものである。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、蛍光板16を観察しながら行うので
はなく、TVカメラで蛍光板16上の投影像を撮影し、
モニタ上で観察しながら計測することもできる。
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、蛍光板16を観察しながら行うので
はなく、TVカメラで蛍光板16上の投影像を撮影し、
モニタ上で観察しながら計測することもできる。
第1図は本発明の1実施例の構成を示す図、第2図は長
さ計測の原理を説明するための図、第3図は面積計測を
説明するための図、第4図は直交性補正を説明するため
の図、第5図は直交性補正を説明するための図、第6図
は直線性補正を説明するための図である。 1・・・CPU12.4.5.6・・・D/A変換器、
7・・・対物レンズ、9・・・中間レンズ群、10・・
・偏向コイル、11・・・投影レンズ、12・・・試料
、13.14・・・試料の像、15・・・投影像、16
・・・蛍光板、17.18・・・カウンタ、19・・・
X方向偏向摘み、20・・・Y方向偏向摘み、21・・
・ROM、22・・・キーボー ド、 23・・・C
RTl 24・・・RA M。 出 願 人 日本電子株式会社 代理人 弁理士 菅 井 英 雄(外5名)第2図 (a) (b) 第3図 A 第4図 N5図 i5 i4 i3 i2 i。
さ計測の原理を説明するための図、第3図は面積計測を
説明するための図、第4図は直交性補正を説明するため
の図、第5図は直交性補正を説明するための図、第6図
は直線性補正を説明するための図である。 1・・・CPU12.4.5.6・・・D/A変換器、
7・・・対物レンズ、9・・・中間レンズ群、10・・
・偏向コイル、11・・・投影レンズ、12・・・試料
、13.14・・・試料の像、15・・・投影像、16
・・・蛍光板、17.18・・・カウンタ、19・・・
X方向偏向摘み、20・・・Y方向偏向摘み、21・・
・ROM、22・・・キーボー ド、 23・・・C
RTl 24・・・RA M。 出 願 人 日本電子株式会社 代理人 弁理士 菅 井 英 雄(外5名)第2図 (a) (b) 第3図 A 第4図 N5図 i5 i4 i3 i2 i。
Claims (1)
- (1)透過型電子顕微鏡において、蛍光板上の投影像を
移動させる偏向コイルと、前記投影像を移動させるに要
した偏向電流の変化量から試料の所定部分の長さ、面積
、角度等を演算する制御装置とを備えることを特徴とす
る計測機能を有する透過型電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1125524A JPH02304849A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 計測機能を有する透過型電子顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1125524A JPH02304849A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 計測機能を有する透過型電子顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02304849A true JPH02304849A (ja) | 1990-12-18 |
Family
ID=14912301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1125524A Pending JPH02304849A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 計測機能を有する透過型電子顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02304849A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996031897A1 (en) * | 1995-04-07 | 1996-10-10 | Hitachi, Ltd. | Electron microscope |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS594408B2 (ja) * | 1973-09-13 | 1984-01-30 | 武田薬品工業株式会社 | カンジヨウヒドロキシカゴウブツノ セイゾウホウ |
| JPH01112648A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-01 | Hitachi Ltd | 分析機能付き電子顕微鏡 |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1125524A patent/JPH02304849A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS594408B2 (ja) * | 1973-09-13 | 1984-01-30 | 武田薬品工業株式会社 | カンジヨウヒドロキシカゴウブツノ セイゾウホウ |
| JPH01112648A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-01 | Hitachi Ltd | 分析機能付き電子顕微鏡 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996031897A1 (en) * | 1995-04-07 | 1996-10-10 | Hitachi, Ltd. | Electron microscope |
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