JPH0230560Y2 - - Google Patents

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JPH0230560Y2
JPH0230560Y2 JP15013885U JP15013885U JPH0230560Y2 JP H0230560 Y2 JPH0230560 Y2 JP H0230560Y2 JP 15013885 U JP15013885 U JP 15013885U JP 15013885 U JP15013885 U JP 15013885U JP H0230560 Y2 JPH0230560 Y2 JP H0230560Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シールド式トンネル工法において、
トンネルの内張用に用いられるコンクリート製セ
グメントに関する。
(従来の技術) 第4図は従来のコンクリート製のセグメントに
係り、コンクリート製のセグメント本体2の接合
端部に継手金具3が埋設され、該継手金具3は、
前端面5がセグメント本体2の接合端面6と面一
とされると共に上端面7がセグメント本体2の外
面8に露出されて外方側に埋設される角保護部4
と、前端面10aが前記接合端面6と面一とされ
て内方側に埋設される接合部9と、角保護部4と
結合部9とを連結する連結部15とを備え、接合
部9の前端面壁10周縁からは周壁12が後方に
延設され、前端面壁10と周壁12とセグメント
本体2とに囲繞されてセグメント接合用ボルトを
挿入する空間28が形成されている。ここで、セ
グメント本体2の前記空間28への露出面27は
周壁12の後端面14よりも後方に位置されてい
る。また、角保護部4の後端面13は周壁12の
後端面14と面一とされている。
そして、継手金具3の接合部9の前端面壁10
に形成された通孔11に挿通されるセグメント接
合用ボルトにより、隣接するセグメントと接合さ
れる。また、接合端面では継手金具3角保護部4
同志を圧接することで、セグメント本体2の接合
端面6の上縁同志が圧接して欠損するのを防いで
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようなコンクリート製セグメントでは、
トンネル地盤から湧水があると、継手金具3とセ
グメント本体2との隙間から水が侵入してセグメ
ント内部に漏水する虞れがある。この場合、侵入
した水が継手金具3の接合部9の周壁12の後端
面13に到ると、そこから先は接合用ボルトの挿
入用空間28となつているため、水は抵抗を受け
ることなく第4図中矢印で示ように挿入用空間2
8内に到つてセグメント内部に漏水する。さら
に、角保護部4の後端面13が周壁12の後端面
14と面一であるため、角保護部4の後端から侵
入した水が挿入用空間28に到る流路は抵抗の少
ないものとされ、漏水が発生し易いものであつ
た。
本考案は上記に鑑み、継手金具とセグメント本
体との隙間から侵入した水が、接合部9の周壁1
2の後端面14に到り、そこから挿入用空間28
内に到るのを防止することで、セグメント内部へ
の漏水防止を図ることができるコンクリート製セ
グメントを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段の特徴とするところは、コンク
リート製のセグメント本体2の接合端部に継手金
具3が埋設され、該継手金具3は、前端面5がセ
グメント本体2の接合端面6と面一とされると共
に上端面7がセグメント本体2の外面8に露出さ
れて外方側に埋設される角保護部4と、前端面1
0aが前記接合端面6と面一とされて内方側に埋
設される接合部9と、角保護部4と接合部9とを
連結する連結部15とを備え、接合部9の前端面
壁10周縁からは周壁12が後方に延設され、前
端面壁10と周壁12とセグメント本体2とに囲
繞されてセグメント接合用ボルトを挿入する空間
28が形成されているトンネル用コンクリート製
セグメント1において、セグメント本体2の前記
空間28への露出面27が、周壁12の後端面1
4よりも前方に位置され、角保護部4の後端面1
3が周壁12の後端面14よりも前方に位置され
ている点にある。
(作用) セグメント接合用ボルトの挿入用空間28を形
成しているセグメント本体2の空間28への露出
面27が、周壁12の後端面14よりも前方に位
置されているため、周壁12の後端面14にまで
侵入した水が挿入用空間28内に到るには、一旦
周壁12の内面26とセグメント本体2との間を
流れる必要がある。
また、角保護部4の後端面13が周壁12の後
端面14よりも前方に位置されていることで、角
保護部4の後端から侵入した水が周壁12の後端
面14に到る流路は曲折したものとなつて流れに
対する抵抗が大きくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図乃至第3図は、シールド式トンネル工法
において、トンネル内張用に用いられるコンクリ
ート製セグメント1を示し、コンクリート製のセ
グメント本体2の接合端部に継手金具3が埋設さ
れたものである。該セグメント1は円弧形状を呈
し、複数のものが接合されてリング状とされるも
のである。
継手金具3において、4はセグメント本体2の
外方側に埋設された矩形板状の角保護部で、前端
面5はセグメント本体2の接合端面6と面一とさ
れ、上端面7はセグメント本体2の外面8に露出
されている。
9はセグメント本体2の内方側に埋設された接
合部であり、その前端面壁10は半楕円形板状を
なし、その前端面10aはセグメント本体2の接
合端面6と面一とされている。該前端面壁10に
はセグメント接合用ボルトの挿通孔11が開設さ
れ、また前端面壁10の下端縁を除く周縁からは
周壁12が後方に延設されている。ここで角保護
部4の後端面13は周壁12の後端面14よりも
前方に位置されている。
15は角保護部4と接合部9とを連結する矩形
板状の連結部で、前端面16はセグメント本体2
の接合端面6と面一とされ、左右側面17,18
は外方部4の左右側面19,20よりも内側方に
位置された真直面とされている。
21はアンカー鉄筋螺着部で、周壁12に外周
面後端三位置に膨出状に形成されている。該螺着
部21に螺着されるアンカー鉄筋22がセグメン
ト本体2に埋設されることで、継手金具3を強固
にセグメント本体2に固定している。
23はシール材で、継手金具3前端面とセグメ
ント本体2の接合端面6に形成された凹溝24に
充填され、隣接するセグメントとの接合間からの
漏水を防止する。
そして、接合部9と周壁12とセグメント本体
2とに囲繞されてセグメント接合用ボルトを挿入
する空間28が形成されている。ここで、その空
間28を形成しているセグメント本体2の空間2
8への露出面27は、周壁12の後端面14より
も前方に位置されている。この空間28の形成
は、中子を空間形成位置に配置してからセグメン
ト本体用コンクリートを流し込むことで形成され
る。
上記構成のセグメント1によれば、角保護部4
の後端面13が周壁12の後端面14よりも前方
に位置されている。そのため、角保護部4の後端
とセグメント本体2との隙間から水が侵入した場
合、その水が周壁12の後端面13に到るには第
1図に矢印で示すように曲折した流路を流れなけ
ればならず、流れに対する抵抗は従来の第4図に
示したものに比べて大きい。
また、セグメント本体2の接合用ボルト挿入用
空間28への露出面27が、周壁12の後端面1
4よりも前方に位置されている。そのため、周壁
12の後端面14まで流入した水がボルト挿入用
空間28内に到るには、第1図に矢印で示すよう
に周壁12の内面26とセグメント本体2との隙
間を流れる必要がある。これにより、第4図に示
す従来のものであれば侵入した水が周壁12の後
端面14から収容空間28内に到るには抵抗が少
ないのに比べ、大きな抵抗を受けることになり、
角保護部4の後端面13が周壁12の後端面14
よりも前方に位置されていることと相俟つてセグ
メント内部への漏水が発生しにくいものとされて
いる。
(考案の効果) 本考案によれば、継手金具とセグメント本体と
の隙間から侵入した水が、接合部の周壁の後端面
の到る流路は曲折したものとなつて流れに対する
抵抗が大きくされ、また、侵入した水が周壁の後
端面からセグメント接合用ボルトの挿入用空間内
に到るには周壁内面とセグメント本体との間を流
れる必要があつて抵抗を受けることにより、セグ
メント内部への漏水が発生しにくいものとされて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るセグメントの要
部側断面図、第2図は同正面図、第3図は同斜視
図、第4図は従来例に係るセグメントの要部側断
面図である。 1……セグメント、2……セグメント本体{6
……接合端面、8……外面、27……露出面}、
3……継手金具、4……角保護部{5……前端
面、7……上端面、13……後端面}、9……接
合部{10……前端面壁、10a……前端面}、
12……周壁{14……後端面}、15……連結
部、28……ボルト挿入用空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製のセグメント本体2の接合端部
    に継手金具3が埋設され、該継手金具3は、前端
    面5がセグメント本体2の接合端面6と面一とさ
    れると共に上端面7がセグメント本体2の外面8
    に露出されて外方側に埋設される角保護部4と、
    前端面10aが前記接合端面6と面一とされて内
    方側に埋設される接合部9と、角保護部4と接合
    部9とを連結する連結部15とを備え、接合部9
    の前端面壁10周縁からは周壁12が後方に延設
    され、前端面壁10と周壁12とセグメント本体
    2とに囲繞されてセグメント接合用ボルトを挿入
    する空間28が形成されているトンネル用コンク
    リート製セグメント1において、セグメント本体
    2の前記空間28への露出面27が、周壁12の
    後端面14よりも前方に位置され、角保護部4の
    後端面13が周壁12の後端面14よりも前方に
    位置されていることを特徴とするトンネル用コン
    クリート製セグメント。
JP15013885U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0230560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15013885U JPH0230560Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP15013885U JPH0230560Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6260693U JPS6260693U (ja) 1987-04-15
JPH0230560Y2 true JPH0230560Y2 (ja) 1990-08-16

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JP15013885U Expired JPH0230560Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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