JPH02307748A - 積層フィルムないしシート及びそれからつくられたカートン - Google Patents

積層フィルムないしシート及びそれからつくられたカートン

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JPH02307748A
JPH02307748A JP1128668A JP12866889A JPH02307748A JP H02307748 A JPH02307748 A JP H02307748A JP 1128668 A JP1128668 A JP 1128668A JP 12866889 A JP12866889 A JP 12866889A JP H02307748 A JPH02307748 A JP H02307748A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野) 本発明は、特定の樹脂からなる層と紙の層を積層してな
る積層フィルムないしシート、およびそれからつくられ
たカートンに関するものであり、より詳細には、融点が
190乃至230℃のポリ4−メチル−1−ペンテンの
層と紙の層からなる、油カ旨不透過性にすぐれたフィル
ムないしシートおよびそれからつくられたカートンに関
する。
(従来の技術及びその問題点) 最近、電子レンジによる調理方法が急速に進歩普及し、
多種類の料理や菓子などの食品の調理が極めて手軽に行
うことができるようになった。
電子レンジで食品を調理する場合、例えば4−メチル−
1−ペンテン重合体からなる内層と紙からなる外層との
積層シートから成形されたトレー状の容器に調理用の食
品を収納して高周波による加熱が行われる。
前記食品の中には、例えば、バウンドケーキ等のように
成分中に、バターやマーガリンなどの油脂成分を含むも
の、又はハンバーガー等のように、電子レンジによる加
熱後、油脂成分を含むソースをかけて調理を完了するも
の等があるが、電子レンジによる加熱後又は該加熱のあ
とに油脂成分を含むソースをかけた後、箱状容器に保存
することが行われる場合がある。
ところが、従来使用されていた4−メチル−1−ペンテ
ン重合体の被N層は、高剛性のものであるために、被覆
層に微細なりラックが発生ずることがあり、このような
場合に、前記油脂成分か時間の経過とともに、前記容器
を構成する紙の層に浸透し、紙層全体が油紙状になって
容器の外観を損ねるとともに、取扱いの際、手や衣服を
油脂成分で汚される可能性がある。
(発明の目的) そこで本発明の目的は、収納した調理食品からの油脂成
分の浸透を完全に防止しうる容器素材として用いること
ができる積層シートを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するためになされたものであり
、融点が190乃至230℃のポリ4−メチル−1−ペ
ンテンの層(八)と、紙の層(B)の少なくとも2層か
ら構成される積層フィルムないしシートであることを特
徴とする。
(好適態様の説明) 本発明における、ポリ4−メチル−1−ペンテンとは、
4−メチル−1−ペンテンの単独重合体、もしくは4−
メチル−1−ペンテンと、通常20モル%以下、好まし
くは12モル%以下の他のα−オレフィン、例えは、エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−
オクテン、1−デセン、1−テトラデセン、1−オクタ
デセン等の炭素数2乃至20のα−オレフィンとの共重
合体であって、融点が190乃至230℃、好ましくは
200乃至230℃の結晶性ポリ4−メヂルー1−ペン
テンが好適に使用され、この重合体はそれ自体公知の方
法、例えば特開昭59−206418号公報に記載され
た方法によって製造することができる。高融点ポリ4−
メチル−1−ペンテンのMFRは5乃至1000g/1
0分のものが好適であるが、なかても、70乃至300
g/10分のものが成形性、耐熱性に良好な点て特に好
ましく使用することができる。
一般に共重合されるα−オレフィンの量の増加と共に融
点は低下するが、それはα−オレフィンの種類、使用す
る触媒、その他の重合条件などの要因によっても影響を
受ける。しかしながら、これらの要因と融点の関係はあ
らかしめ実験的に求めておくことができるので、意図し
た融点のポリ4−メチル−1−ペンテンを得ることは当
業名にとって容易なことである。
このように、190乃至230℃という比較的低融点の
ポリ4−メチル−1−ペンテンの層を紙の層と積層する
ことによって、電子レンジによる加熱によっても紙の眉
まで前記油脂成分が浸透することがなく、容器素材とし
て好適な積層フィルムないしシートを提供することがで
きるものである。
また、もう一つの層を構成する紙としては、通常製函材
料として使用されるクレーコート紙、ミルクカートン紙
などが使用されるか、仮に、前記ポリ4−メチル−1−
ペンテンの層に、外部からの予期せぬ衝撃や擦過等によ
り、ピンホールやごく僅かのクラックが入った場合や、
また積層シートの端面より、前記油脂成分か浸透するケ
ースが起った場合ても、油脂成分の浸透が極めて緩慢で
あるという点でクレーコート紙を用いることが推奨され
、このクレーコート紙は、印刷適性がすぐれていること
から、容器外表面に必要に応じて印刷層を形成する場合
にも、好適な印刷基材となる。
本発明の積層シートは、紙の上に、ポリ4−メチル−1
−ペンテンを押し出しによって直接押出被覆するか、あ
るいは紙との接着力を一層高めるために紙の表面に、予
め自体公知の方法、例えは、有機チタン系、ポリエチレ
ンミン系、インシアネート系等のアンカーコート剤を塗
布したり、あるいは接着性ポリオレフィン、高圧法ポリ
エチレン等を下貼りした後に押出被覆してもよく、この
場合は3層からなる積層シートを構成することになる。
本発明において、内層を構成するポリ4−メチル−1−
ペンテンは、高速度下での押出被覆性にすぐれているの
で、通常の押出被覆加工装置を用いて、高速度での押出
被覆が可能であり、これによって、機械的性質ならびに
層間接着性にすぐれた積層シートが得られるものである
が、押出被覆する際に、フィルム状物の両端に空気や窒
素ガス等の気体を吹きつけることにより、ネックイン及
びフィルム状物の両端の耳ゆれを改良することができ、
この際、好ましくは、フィルム状物が基材に接する近傍
で、フィルム状物が基材に接しない側から気体の吹きつ
けを行うことにより、一層安定して高速度下での押出被
覆が達成される。
フィルム状物に気体を吹きつける方法として、具体的に
は、例えばアルミニウム管、鋼管等の金属管、熱可塑性
樹脂管等の導管をダイの下流に配置し、導管より気体を
ポリ4−メチル−1−ペンテンのフィルム状物がダイか
ら押出されて基材に接する間の任意の位置、好ましくは
フィルム状物が基材に被覆される接点の近傍で吹きつけ
る方法が挙げられる。吹きつける際の気体の圧力は被覆
されるフィルム状物の厚さを勘案して適宜法められるが
、通常0.5〜5kg/cm2cの範囲である。また吹
きつけるノズルの先端の口径は通常1 mm2ないし5
0mm2、好ましくは5mm2ないし10mm2の範囲
である。又ノズルの先端からフィルム状物までの距離は
、通常2mmないし100 mm、好ましくは5mmな
いし20mmの範囲である。また更には、吹きつけるノ
ズルの先端をフィルム状物の内側から外側に向けると、
吹きつけられる気体によってフィルム状物が拡げられ、
ネックインを狭くする効果が更に増大するので好ましい
本発明において、内層を構成するポリ4−メチル−1−
ペンテンを基材に押出被覆する際の押出温度は、通常2
50ないし370℃、好ましくは290ないし340℃
で行い得る。又押出被覆速度(被覆材の引取速度)は1
00 m/min以上、好ましくは150ないし500
 m /minの範囲で行い得る。積層シートにおける
ポリ4−メチル−1−ペンテン層/紙の層の厚みは、任
意に選択しうるものであるが、通常1乃至2000μm
15乃至5000μmの範囲であり、好ましくは5乃至
50μm/100乃至600μmの範囲が使用される。
本発明で使用するポリ4−メチル−1−ペンテンには、
本発明の目的を損わない範囲で、自体公知の耐候安定剤
、耐熱安定剤、帯電防止剤、防曇剤、アンチブロッキン
グ剤、スリップ剤、着色剤などの配合剤を添加すること
ができる。
(発明の効果) 本発明によれば、融点が190乃至230℃という低融
点のポリ4−メチル−1−ペンテン層/紙層からなる積
層シートとしたことにより、ポリ4−メチル−1−ペン
テン層側からの油脂成分の浸透が完全に防止され、この
積層シートからつくられたカートンは、すぐれた耐油性
を示すが故に、電子レンジによる調理の際使用されるト
レーとして、またケーキや菓子パンなど油脂成分を含む
食品用の包装容器として好適に使用することができる。
(実施例) 以下に実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
なお実施例に於ける融点及びMFR,曲げ初期弾性率は
以下の方法により測定した。
本発明における融点は、示差走査型熱量計(Model
DSC−11:バーキンエルマー社製)用い、試料を2
60℃で5分間溶融後20℃/minの速度で室温迄冷
却、結晶化させ室温に1分間保った後、10℃/min
の昇温速度で吸熱曲線を測定した場合のピーク温度であ
る。本発明に用いるポリ4−メチル−1−ペンテンは吸
熱ピークが1個ないし複数個検出される場合があるが、
その場合は最高ピーク温度を融点とする。
M F R: ASTM D 1238に準じ、荷重5
kg260℃で測定した。
曲げ初期弾性率:ASTMD790に準じて測定した。
(但し、テスト速度は5mm/分とした。) 実施例1 融点226℃、MFR;26g/10m1n、曲げ初期
弾性率5000 kg/cm2の、4−メチル−1−ベ
ンテンと1−オクタデセンとの結晶性共重合体(1−オ
クタデセン含量6wt%)(以下PMP(1)とする)
を65mmφの押出機で溶融し、坪量290g/m2の
ミルクカートン紙の上へラミネート成形をした。PMP
 (I)のコート厚みは20μであった。得られたラミ
ネート紙より、内面がコート層になる様にして10cm
x 10cmxscm(深さ)の箱を作った。
市販のマーガリン(雪中乳業製)を40g計量し、箱の
中へ入れ電子レンジ(松下電器産業、タイプNE−A7
40)で30秒間加熱した。加熱後室温で放置し紙価の
外面へマーガリンが染み出すまでの日数を目視で判定し
た。
又同上の箱を用いてチョコレートケーキ(ハウスレンジ
グルメ、ハウス食品)の原粉と水を入れ同上の電子レン
ジで3分30秒間調理した。調理後内容物を取り出さず
に外面へ染み出すかどうかを観察した。
同じく同上の箱を用いてバターケーキ(ハウスレンジグ
ルメ、ハウス食品)の原粉と水を入れ、オブンで190
℃の設定温度で20分間調理した。調理後、内容物を取
り出さずに外面へ染み出すかどうかを観察した。
結果を表1に示す。
実施例2 実施例1で使用したPMP N)の代わりに、融点22
1℃、MFR;26g/10m1n、曲げ初期弾性率4
00 kg/cm2の、4−メチル−1−ペンテンとデ
センとの結晶性共重合体(デセン含量8wt%)(以下
PMP(11)とする)を使用する以外は実施例1と同
様に行なった。
結果を表1に示す。
比較例1 実施例1で使用したPMP(1)の代わりに融点242
℃、MFR;26g/10m1n、曲げ初期弾性率19
000 kg/cm2の4−メチル−1−ペンテンのホ
モポリマー(以下PMP (H)とする)を使用する以
外は実施例1と同様に行なった。
結果を表1に示す。
比較例2 、実施例1で使用したPMP (I)の代わりに、融点
237℃、MFR180g、曲げ初期弾性率13,00
0kg/cm2の、4−メチル−1−ペンテンと1−デ
センとの結晶性共重合体(1−デセン含量2.5 wt
%)(以下PMP(II+)とする)を使用する以外は
実施例1と同様に行なった。
結果を表1に示す。
表1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)融点が190乃至230℃のポリ4−メチル−1
    −ペンテンの層(A)と、紙の層(B)の少なくとも2
    層から構成される積層フィルムないしシート。
  2. (2)各層の厚み(A)/(B)が1乃至2000μm
    /5乃至5000μmである請求項(1)記載の積層フ
    ィルムないしシート。
  3. (3)請求項(1)記載の積層フィルムないしシートか
    らつくられたカートン。
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