JPH023185Y2 - - Google Patents

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JPH023185Y2
JPH023185Y2 JP8550183U JP8550183U JPH023185Y2 JP H023185 Y2 JPH023185 Y2 JP H023185Y2 JP 8550183 U JP8550183 U JP 8550183U JP 8550183 U JP8550183 U JP 8550183U JP H023185 Y2 JPH023185 Y2 JP H023185Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、入力電気量が所定値以上か否かを
検出する電気量検出回路に関し、特に、その所定
値(検出電気量)を線形的に可変設定できる電気
量検出回路に関するものである。
即ち、この考案は、従来の複数の所定値(検出
電気量)を設定できる電気量検出回路に比して、
調整が極めて容易で、調整箇所調整回数が極めて
少ない従来のものと同等の検出精度を有する電気
量検出回路を得ることを目的としてなされたもの
である。
説明の便宜上、従来の電気量検出回路、この考
案の実施例のいずれも静止形過電流継電器に使用
されている場合について説明する。
第1図は静止形継電器によく用いられる電気量
検出回路である。1,2は入力端子、R1,R2
R3は抵抗、D0は過大入力時トランジスタを保護
するためのダイオード、Trは電気量検出用トラ
ンジスタ、3,4は出力端子、5は制御電源正極
用、6は制御電源負極側である。図中Viは入力
電圧、Voは出力電圧、Vccは制御電圧である。
(矢印の方向が正)。
第1図の動作は、次のとおりである。入力電圧
Viが零のとき、トランジスタTrは電源正極側よ
り抵抗R2、トランジスタTrのベース・エミツタ、
電源負極側へ流れる電流で導通状態にあり、出力
電圧Voはほゞ零電圧である。ここで入力電圧Vi
が徐々に増加しだすと、その電圧Viによる電流
が入力端子2、トランジスタTrのエミツタ・ベ
ース、抵抗R1、入力端子1へ流れだし、やがて
トランジスタTrのベース・エミツタ電流が結果
として零に近づいて、出力電圧Voが発生しだす。
このときの入力電圧Viが電気量検出回路の所定
値である。入力電圧Viがさらに増大すれば、入
力電圧Viによる電流はトランジスタTrのベー
ス・エミツタ電流を零にし、それ以上はダイオー
ドDoを通つて入力端子1へ戻る。このときはト
ランジスタTrが不導通のためもちろん出力電圧
Voは発生している。このように入力電圧Viが所
定値を越えれば、出力電圧Voが発生するので、
入力電圧Viが所定値以上か否かを検出できる。
第2図は第1図の動作を定量的に説明するため
の等価回路である。
図中、VBEは電気量検出用トランジスタTrのベ
ース・エミツタ間電圧、βは電気量検出用トラン
ジスタTrの電流増巾度、iはトランジスタTrの
ベース電流、i1は入力抵抗R1を流れる電流であ
る。なおダイオードDoは省略してある。
以下、この回路の動作を説明する。
Vo=Vcc−R3βi (a) であるからiが小となる或る値でVoが出力電圧
として定められた値Vooとなるこのときのiは i=i0=Vcc−Voo/R3β(b) またVBEに流れる電流iは重ねの理により(図
に示す電流を加算して) i=Vcc/R2−Vi/R1−VBE/R1−VBE/R2(c) (Vi/R1+VBE/R1=i1 入力電圧が零のときトランジスタのベースより
入力抵抗R1側に流れる漏れ電流を i10=i1)Vi=0=VBE/R1とすると (d) 検出電圧Vi0(i=i0となるVi)は(c)式に(a)式を
代入して変形すると、 Vi0=R1(Vcc−VBE/R2−i10−i0) (e) ここでi10=0とすると Vi0=R1(Vcc−VBE/R2−i0) (f) つまりi10=0とできるならば検出電圧Vi0は抵
抗R1,1/R2と直線関係にあることになる。
そこでこの考案は、後述するがこの漏れ電流
i10を零に近づけることにより、検出電圧(所定
値)Vi0と抵抗R1又は1/R2との直線関係もしく
は近接した直線関係を得、抵抗R1又は1/R2
変えることにより検出電圧(所定値)Vi0を極め
て容易に直線(比例)的に可変できるようにする
ものである。
第3図は従来の過電流継電器の電気量検出回路
である。7,8は電流入力端子、9は電流入力を
電圧に変換する入力トランス及び抵抗、D1,D2
はダイオード、10はダイオードD1,D2よりな
る全波整流回路、11は入力抵抗R11,R12…R1o
よりなる検出電圧整定部である。
次に第3図を用いて従来の回路について説明す
る。交流電流入力は入力トランス及び抵抗9によ
り電圧に変換され、全波整流回路10により全波
整流電圧として検出回路入力端子1,2に印加さ
れる。入力抵抗R11,R12…R1oに対応する検出電
圧をVi1,Vi2…Vinとすると、(R11<R12<…<
R1oと仮定すると) Vi1/R11<Vi2/R12<……<Vin/R1o となる。(なんとなれば(d)式において漏れ電流i10
=VBE/R1の値がR1の増加によつて減少するから
である。)つまりVi/R1の値が一定でない。
従つて、従来の電気量検出回路ではR11,R12
…R1oの抵抗を1部可変抵抗として検出電圧Vi1
Vi2…Vinを設定している場合が多い。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、上記Vi/R1の値を一定とすることによ
り、一回の調整により換言すれば極めて容易な調
整により、所望の検出電圧(所定値)整定を行な
える回路を得ることを目的としている。第4図は
過電流継電器の検出回路にこの考案を実施した一
実施例である。図中、12,13は抵抗、14は
整流回路の出力端子の一方を指す。
第5図は第4図の回路の説明のための等価回路
である。図中D10rD2は整流用ダイオード、Vbは
抵抗12,13によつて端子2,14間に印加さ
れる直流バイアス電圧、VDはi1によるダイオード
D10rD2の順方向電圧降下、i1は入力抵抗R1を矢印
の方向に流れる電流である。
次に第5図においてこの考案を説明する。
(b)式より i0=Vcc−Voo/R3β (b) (c)式に対応する式は i=Vcc/R2−Vi/R1−VBE/R2−VBE/R1+Vb+VD/R1 ∴i=Vcc−VBE/R2−Vi/R1 −VBE(Vb+VD)/R1 (g) 但し抵抗13<<R1として無視している。
i=i0となるViは Vi0=R1(Vcc−VBE/R2− VBE−(Vb+VD)/R1−i0) (h) ここで注目すべきはVBE−(Vb+VD)/R1=i10を Vbを適当に選ぶことにより漏れ電流i100とす
ることができる点である。これにより Vi0/R1=(Vcc−VBE/R2−i0)=一定 (i) となる。故に第5図においてVi1:Vi2:…Vinに
比例したR11,R12,…R1oを固定抵抗で設定して
おき、(i)式を満足するR2を整定することのみに
よりVi1,Vi2…Vinを設定することが可能とな
る。
上記設定における誤差は、 Vi1/R11=(Vcc−VBE/R2−i0−i101) (j) 但しi101=VBE−(Vb+VD)/R11 Vin/R1o=(Vcc−VBE/R2−i0−i10o) (k) 但しi10o=VBE(Vb+VD)/R1o Vcc−VBE/R2−i0=Iとし、(j)式と(k)式の比をとる と Vin/R1o=Vi1/R11(I−i10o/I−i101) =Vi1/R11(1+i101−i10o/I−i101) I>>i101として Vin/R1o=Vi1/R11(1+Δi10/I) (k) となりΔi10/Iで定まるのでVbの設定の仕方で
充分小さくできる。例えばI=100μAのときi10
2μAを考えると、R11=20KΩとして VBE−(Vb+VD)=R11i10=0.04 VD)1μA=0.45VVBE100A=0.70Vとすると Vb=0.70−0.04−0.45=0.21V ここでR1o=200KΩとすると i1′=0.70−0.21−0.2/200=0.29/200≒1.5
μAVD1.5A=0.2V とする。
よつてΔi1=0.5μAΔi1/i0=0.005となり、誤差
は0.5%となる。
以上のように、この考案を実施することにより
検出電気量(所定値)整定精度を落すことなく、
検出電気量設定抵抗を固定抵抗、無調整とするこ
とが、可能となる。
なお、前記実施例では、検出電気量の設定を入
力抵抗R1で行なつている回路にこの考案を実施
したが、検出電気量の設定をバイアス抵抗R2
行なつている回路にこの考案を実施しても同様の
効果が得られる。また前記実施例では整流回路と
して、二相全波整流回路を用いている回路にこの
考案を実施したが、整流素子をブリツジに組んだ
全波整流回路等、一般の半波及び全波整流回路を
用いている回路にこの考案を実施しても同様の効
果が得られる。また、前記実施例ではトランジス
タを用いた常時ON、負入力印加形の電気量検出
回路に実施したが、トランジスタを用いた他の方
式の電気量検出回路、或いは他の素子(IC、
UJT等)を用いた回路に実施しても同様の効果
がある。
更に前記実施例では直流バイアス電圧を制御電
源から抵抗分割によつて得ているが、直流バイア
ス電圧電源としては内部抵抗が小であれば、ダイ
オード順方向電圧を用いる方法等いかなる方法に
よる直流バイアス印加の回路であつても同様の効
果がある。
また更に前記実施例では過電流継電器における
実施について述べたが、過電圧、不足電圧継電器
等、電気量検出回路を有する継電器にこの考案を
実施しても同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気量検出回路を示す回路図、
第2図は上記電気量検出回路の等価回路図、第3
図は従来の過電流継電器の電気量検出回路を示す
回路図、第4図は過電流継電器の電気量検出回路
にこの考案を実施した回路図、第5図は第4図の
等価回路図である。 9は入力トランス、10は整流回路、11は検
出電圧整定部、Trはトランジスタ、Vbは直流バ
イアス電圧である。図中、同一符号は同一或いは
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流入力を整流する整流回路、この整流回路の
    出力端子の一端にそれぞれ直列接続された複数の
    入力抵抗、制御電源の一方に第1の抵抗を介して
    コレクタが、他方にエミツタが接続されたトラン
    ジスタ、上記トランジスタのベースと上記制御電
    源の一方との間に接続された第2の抵抗、上記複
    数の入力抵抗を選択的に上記トランジスタのベー
    スに接続する選択接続手段、上記整流回路の出力
    端子の他端と上記制御電源の他方との間にバイア
    ス電圧を印加して接続する手段、及び上記トラン
    ジスタのコレクタ及びエミツタ間の電圧を出力す
    る出力回路を備えてなる電気量検出回路。
JP8550183U 1983-06-03 1983-06-03 電気量検出回路 Granted JPS5927474U (ja)

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JP8550183U JPS5927474U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 電気量検出回路

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JP8550183U JPS5927474U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 電気量検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS5927474U JPS5927474U (ja) 1984-02-20
JPH023185Y2 true JPH023185Y2 (ja) 1990-01-25

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