JPH0232121B2 - Seramitsukusenishitsusuriibunoseizohoho - Google Patents
SeramitsukusenishitsusuriibunoseizohohoInfo
- Publication number
- JPH0232121B2 JPH0232121B2 JP3996884A JP3996884A JPH0232121B2 JP H0232121 B2 JPH0232121 B2 JP H0232121B2 JP 3996884 A JP3996884 A JP 3996884A JP 3996884 A JP3996884 A JP 3996884A JP H0232121 B2 JPH0232121 B2 JP H0232121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- manufacturing
- ceramic
- hollow pipe
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/001—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing unburned clay
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
本発明は、セラミツク繊維、無機質充填材、無
機質結合剤及び成形助剤との組み合わせからなる
セラミツク繊維質スリーブの製法に係り、さらに
詳しくはセラミツク繊維、無機質充填材、無機質
結合剤、成形助剤に水を添加し混練したものを、
同心円状に円形中玉を配した円形ノズルを先端部
に有する押出成形機にて連続的に中空パイプとな
し、乾燥することを特徴としたセラミツク繊維質
スリーブの製造法に関するものである。 セラミツク繊維質スリーブは、鋳造用押湯筒、
燃焼管、高温ダクトのライニングあるいは熱伝対
の保護管等に幅広く利用されており、主に断熱用
として使われている。しかし、近年断熱性はもち
ろんのことさらには、強度と耐浸蝕性等をも有し
た高密度品(0.6〜0.9g/cm3程度)が要求されつ
つある。殊に、鉄鋼関係では溶鋼、溶鉄等の測
温、ならびに炭素の含有率を測定するためのサン
プリング用に使用されるセンサーの保護スリーブ
としては、セラミツク繊維質スリーブの高密度品
(0.6〜0.9程度)が要求されている。そして、セ
ンサーの保護スリーブとして使用される場合に
は、使用条件が厳しいために強度、耐浸蝕性が必
要でありさらにセラミツク繊維質スリーブの中に
センサーをセツトするため、高い精度のものが要
求されている。 ところで、従来セラミツク繊維質スリーブの製
法としては、主に金型吸引脱水成形法が利用され
ている。この製法は、スリーブ状の成形体のみで
なく、一般に知られているセラミツク繊維質成形
品のほとんどに利用されている。前記製法は、セ
ラミツク繊維と有機、無機質バインダー等の混合
物を0.5〜3%程度のスラリー溶液となし、一定
容積のバツト内で均一撹伴しその中に真空ポンプ
の直結した金型を投入して、その表面に前記混合
物を吸着させ一定の厚みになつた後金型を取り出
し脱水して、その後離型、乾燥を行なうものであ
る。 しかしながら、前記製法では無機、有機質バイ
ンダーの添着が悪く、無機質充填材の内添が困難
で、そのため、前記製法で成形された成形体の嵩
密度は、0.4g/cm3程度が限界となつており、ま
た成形体の強度も小さい。高い嵩密度、大きな強
度が要求される場合には、前記製法で成形したの
ち一旦乾燥させ、その後無機質、有機質バインダ
ー溶液(例えば、シリカゲル、アルミナゾル等)
を含浸させて、再び乾燥するという方法をとつて
いる。しかしながら、これらの製法においては、
連続生産が不可能で人手がかかり、さらにはバイ
ンダー等の歩留りも悪いため、非常に生産性が低
いものとなつている。また、品質面においても金
型表面にセラミツク繊維を堆積させる方法である
ために成形体の寸法精度が悪く、バインダーの含
浸むら又は密度むらがあるなど多くの欠点があつ
た。 そこで本発明は、これらの欠点を一挙に解消す
るために、セラミツク繊維、無機質充填材、無機
質結合剤、成形助剤に水を添加して混練し、次い
で同心円状に円形中玉を配した円形ノズルを先端
部に有する押出成形機にて連続的に中空パイプと
なし、乾燥することを特徴とするセラミツク繊維
質スリーブの製造方法を提供しようとするもので
ある。即ち、セラミツク繊維が70〜90重量%、無
機質充填材と無機質結合剤の合計が固形分として
5〜25重量%、成形助剤が固形分として0.5〜10
重量%とからなる配合組成物100重量部に対して、
合計水分量が70〜130重量部になるように水を添
加し混練し、次いで同心円状に円形中玉を配した
固形ノズルを先端部に有する押出成形機にて連続
的に中空パイプを成形して乾燥する。また押出成
形機の先端部の円形ノズル出口に遠赤外線ヒータ
を配設し、押出成形機から押出される中空パイプ
の表層部を連続して乾燥せしめ、次に本乾燥を行
なう。 このようにして得られたセラミツク繊維質スリ
ーブは、セラミツク繊維70〜90重量%、無機質充
填材と無機質結合剤の合計5〜25重量%、成形助
剤0.5〜10重量%とからなり、前記セラミツク繊
維はその一部が解繊された状態で前記無機質充填
材と無機質結合剤とから主として構成される耐火
組成物中に均一に分散しており、その残部が粒径
5mm以下の粒状物であり、前記粒状物を前記セラ
ミツク繊維の一部が均一に分散した耐火組成物が
覆つた構造を有し、その嵩密度は06〜0.9g/cm3
である。 本発明によるセラミツク繊維質スリーブは、従
来の方法で得られたセラミツク繊維質スリーブに
比較して、スリーブの内側と外側を型で規制して
成形して成るために寸法精度が極めて良く、また
前述の如き構造を有するために嵩密度が高く、強
度、耐蝕性が極めて優れている。 さらに、生産性においても、材料の歩留りが向
上し、工程の自動化が可能となつて大幅に生産性
が向上する。 次に、本発明に係るセラミツク繊維質スリーブ
の製造方法を具体的に説明する。 本発明において使用するセラミツク繊維は、ア
ルミナ−シリカ系セラミツク繊維を主体とする
が、その一部を結晶質アルミナ繊維、結晶質ムラ
イト繊維のほかに各種高耐熱性セラミツク繊維な
どで置き換えても良い。 本発明において使用する無機質充填材は、特に
アルミナ、ムライト、シヤモツトの粉末が有効で
あり、その他には、ジルコニア、酸化クロム、コ
ージライト、炭化ケイ素、マグネシア、シリカ等
の一般に知られている耐火材料の粉末も使用で
き、これらの中から選ばれる何れか1種、または
2種以上を使用することができる。 本発明において使用する無機質結合剤は、特に
アルミナゾル、シリカゾル、粘土が有効で、その
他に、第1リン酸アンモニウム、塩基性乳酸アル
ミニウム、アルミニウムヒドロキシクロライド等
の一般に知られている無機質結合剤も使用でき、
これらの中から選ばれる何れか1種、または2種
以上を使用することができる。 本発明において使用する成形助剤は、特にメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ボ
リアクリルアミドなどが有効であり。その他に、
ヒドロキシエチルセルロース、デンプン、アラビ
アゴム、ワツクスエマルジヨン、リグニン、デキ
ストリン、ポリビニル、ポリビニールアルコー
ル、ポリエチレンオキサイド、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸アルミニウム、酢酸ビニル、ゼ
ラチン、天然軸脂、合成樹脂、ステアリン酸など
一般に知られている増粘剤や潤滑剤、可塑剤等の
成形助剤も使用でき、これらの中から選ばれる何
れか1種または2種以上を使用することができ
る。 前述のセラミツク繊維を予め粉砕機の1種であ
るカツターミル、フエザーミルなどの切断、せん
断ミル、あるいはロールクラツシヤー等により10
mm以下の大きさのチツプ状となし、必要に応じて
造粒機の1種であるパン型、ドラム型、振動コン
ベヤー型、水平振動盤などの転動造粒機で造粒し
たもの70〜90重量%と無機質充填材と無機質結合
剤の合計5〜25重量%(固形分換算)と成形助剤
0.5〜10%(固形分換算)とから成る配合組成物
100重量部に対して合計水分量が70〜130重量部に
なるように所定量の水を加えてモルタルミキサ
ー、ニーダーなどの混練機で均一に混練して可塑
性を有する組成物となし、次いで前記組成物を同
心円状に円形中玉を配設した円形ノズルを先端部
に有する押出成形機にて連続して中空パイプとな
し、電熱乾燥機、マイクロ波乾燥機、灯油燃焼乾
燥機など一般に知られる乾燥機で乾燥する。 また、セラミツク繊維のバルク状のものと無機
質充填材、無機質結合剤と成形助剤と水とを前述
の比率の範囲内になるように配合してニーダー、
パドルミキサー、カツターミキサー、万能ミキサ
ーなどのブレード形混練機でバルク状セラミツク
繊維を10mm以下で大きさにチツプ化又は造粒する
と同時に均一に混練して可塑性を有する組成物と
なし、前述のごとく押出成形機にて中空パイプと
なし乾燥する。セラミツク繊維と無機質充填材、
無機質結合剤と成形助剤と水を単に混合してなる
可塑性を有する組成物は一般に押出成形に供せら
れるセラミツク粉末を主体とする組成物に比べて
均一性、流動性に欠けるために、押出成形機にて
中空パイプとして連続して押し出す際に、中空パ
イプが曲がつて押し出され易い。 前記セラミツク繊維の一部を解繊された状態で
無機質充填材、無機質結合剤、成形助剤、水とか
ら成る組成物に均一に分散せしめることにより前
記組成物の流動性、保形性が向上するために、押
出成型時の中空パイプの曲がりが防止できる。ま
た、セラミツク繊維の残部を大きさ10mm以下、好
ましくは5mm以下の粒状物となして前述のセラミ
ツク繊維の一部が均一に分散した無機質充填材、
無機質結合剤と成形助剤と水とからなる組成物に
均一に分散させることは、全体の流動性が一層向
上するため、成形時の中空パイプの曲がり防止に
好適である。 セラミツク繊維の配合比率を70〜90重量%の範
囲に限定する理由は、70重量%未満ではセラミツ
ク繊維質スリーブの嵩密度が高くなり過ぎてセラ
ミツク繊維を配合する本来の目的であるスリーブ
の軽量化、断熱性が充分でなく、一方90重量%を
越すと無機質充填材、無機質結合剤の配合量が相
対して少なくなり過ぎ、成形に供する混練組成物
の流動性、保形性が低下して成形時に連続して中
空パイプを押し出し難く、またスリーブの強度、
耐食性が充分でなくなるからである。 無機質充填材と無機質結合剤の配合比率を固形
分換算で5〜25重量%の範囲に限定する理由は、
5重量%未満では成形に供する混練組成物の流動
性、保形性が低下して成形時に連続して中空パイ
プを押し出し難く、またスリーブの強度、耐食性
が充分でなく、一方25重量%を越えるとセラミツ
ク繊維の配合量が相対して少なくなり過ぎてスリ
ーブの軽量化、断熱性が充分でないからである。 成形助剤の配合比率を固形分換算で0.5〜10重
量%の範囲に限定する理由は、0.5重量%未満で
は成形助剤を配合する本来の目的である成形に供
する混練組成物の可塑性、保形性、潤滑性などの
効果が充分発揮されず、成形時に連続して中空パ
イプを押し出すことが困難となり、一方、10重量
%を越えるとスリーブの使用時に発煙あるいは溶
鉄の飛散などの問題を生ずるからである。 セラミツク繊維と無機質充填材、無機質結合剤
と成形助剤と水とからなる可塑性を有する組成物
中の水分量を固形分100重量部に対して水分70〜
130重量部に限定する理由は、70重量部未満では
成形に供する混練組成物の流動性が低下して成形
時に連続して中空パイプを押し出すことが困難に
なり、一方130重量を越えると成形に供する混練
組成物の保形性が低下して成形時に連続して中空
パイプを押し出し難く、また成形機の円形ノズル
出口より水のみがしぼり出される問題点が起るか
らである。 前述の如くセラミツク繊維と無機質充填材、無
機質結合剤と成形助剤と水を所定の範囲内に配合
し混練してなる可塑を有する組成物を押出成形機
にて連続して中空パイプを押し出すに際して、前
記押出成形機の先端部の円形ノズル出口に遠赤外
線ヒーターを配設して成形機から押し出される中
空パイプの表層部を連続して乾燥せしめること
は、中空パイプの強度が向上し、本乾燥へ中空パ
イプを搬送する時の変形が防止されるために好適
である。 次に、本発明によるセラミツク繊維質スリーブ
の製造方法の実施例を比較例とについて説明す
る。 実施例 1 バルク状のアルミナ−シリカ系繊維をカツター
ミルにて10mm以下の大きさのチツプ状となし、前
記チツプ状のアルミナ・シリカ系繊維・結晶質ア
ルミナ繊維と無機質充填材、無機質結合剤と成形
助剤と水を第1表のA、B、Cに示す如く配合し
てモルタルミキサーで混練した。次に、内径60mm
の円形ノズルの内部に同心円状に外径50mmの円形
中玉を配設した押出口を有する押出成形機にて連
続して中空パイプ状に押出し、300mmの長さに切
断し、その長さに切断し、その後電熱乾燥機にて
乾燥した。 このようにして得られた外径60mmφ、内径50mm
φ、長さ300mmのセラミツク繊維質スリーブの品
質を第1表に配合A、B、Cに対応させて示す。 実施例 2 バルク状のアルミナ・シリカ系繊維と無機質充
填材、無機質結合剤と成形助剤と水を第1表の
D、Eに示す如く配合してニーダーで混練した。
次に、内径61mmの円形ノズルの内部に同心円状に
外径50mmの円形中玉を配設した押出口を有する押
出成形機にて連続して中空パイプ状に押出し、押
出成形機の出口近傍に赤外線ヒーターを設けて前
記中空パイプの表層部を連続して乾燥してから
300mmの長さに切断し、その後マイクロ波乾燥機
で乾燥した。このようにして得られた外形60mm
φ、内径50mmφ、長さ300mmのセラミツク繊維質
スリーブの品質を第1表に配合をD、Eに対応さ
せて示す。 比較例 バルク状のアルミナ・シリカ系繊維と無機質結
合剤と成形助剤と水を第2表のF、G、Hに示す
如く配合してパルパーで解繊してスラリーとな
し、前記スラリーをバツトに移し、その中に真空
ポンプに連結している外径50mmφの吸引金型を投
入して、その表面に吸着、堆積せしめた後金型を
取り出し、脱水して、離型、乾燥した。このよう
にして得られた外径60mmφ、内径50mmφ、長さ
300mmのセラミツク繊維質スリーブの品質を第2
表に配合F、G、Hに対応して示す。
機質結合剤及び成形助剤との組み合わせからなる
セラミツク繊維質スリーブの製法に係り、さらに
詳しくはセラミツク繊維、無機質充填材、無機質
結合剤、成形助剤に水を添加し混練したものを、
同心円状に円形中玉を配した円形ノズルを先端部
に有する押出成形機にて連続的に中空パイプとな
し、乾燥することを特徴としたセラミツク繊維質
スリーブの製造法に関するものである。 セラミツク繊維質スリーブは、鋳造用押湯筒、
燃焼管、高温ダクトのライニングあるいは熱伝対
の保護管等に幅広く利用されており、主に断熱用
として使われている。しかし、近年断熱性はもち
ろんのことさらには、強度と耐浸蝕性等をも有し
た高密度品(0.6〜0.9g/cm3程度)が要求されつ
つある。殊に、鉄鋼関係では溶鋼、溶鉄等の測
温、ならびに炭素の含有率を測定するためのサン
プリング用に使用されるセンサーの保護スリーブ
としては、セラミツク繊維質スリーブの高密度品
(0.6〜0.9程度)が要求されている。そして、セ
ンサーの保護スリーブとして使用される場合に
は、使用条件が厳しいために強度、耐浸蝕性が必
要でありさらにセラミツク繊維質スリーブの中に
センサーをセツトするため、高い精度のものが要
求されている。 ところで、従来セラミツク繊維質スリーブの製
法としては、主に金型吸引脱水成形法が利用され
ている。この製法は、スリーブ状の成形体のみで
なく、一般に知られているセラミツク繊維質成形
品のほとんどに利用されている。前記製法は、セ
ラミツク繊維と有機、無機質バインダー等の混合
物を0.5〜3%程度のスラリー溶液となし、一定
容積のバツト内で均一撹伴しその中に真空ポンプ
の直結した金型を投入して、その表面に前記混合
物を吸着させ一定の厚みになつた後金型を取り出
し脱水して、その後離型、乾燥を行なうものであ
る。 しかしながら、前記製法では無機、有機質バイ
ンダーの添着が悪く、無機質充填材の内添が困難
で、そのため、前記製法で成形された成形体の嵩
密度は、0.4g/cm3程度が限界となつており、ま
た成形体の強度も小さい。高い嵩密度、大きな強
度が要求される場合には、前記製法で成形したの
ち一旦乾燥させ、その後無機質、有機質バインダ
ー溶液(例えば、シリカゲル、アルミナゾル等)
を含浸させて、再び乾燥するという方法をとつて
いる。しかしながら、これらの製法においては、
連続生産が不可能で人手がかかり、さらにはバイ
ンダー等の歩留りも悪いため、非常に生産性が低
いものとなつている。また、品質面においても金
型表面にセラミツク繊維を堆積させる方法である
ために成形体の寸法精度が悪く、バインダーの含
浸むら又は密度むらがあるなど多くの欠点があつ
た。 そこで本発明は、これらの欠点を一挙に解消す
るために、セラミツク繊維、無機質充填材、無機
質結合剤、成形助剤に水を添加して混練し、次い
で同心円状に円形中玉を配した円形ノズルを先端
部に有する押出成形機にて連続的に中空パイプと
なし、乾燥することを特徴とするセラミツク繊維
質スリーブの製造方法を提供しようとするもので
ある。即ち、セラミツク繊維が70〜90重量%、無
機質充填材と無機質結合剤の合計が固形分として
5〜25重量%、成形助剤が固形分として0.5〜10
重量%とからなる配合組成物100重量部に対して、
合計水分量が70〜130重量部になるように水を添
加し混練し、次いで同心円状に円形中玉を配した
固形ノズルを先端部に有する押出成形機にて連続
的に中空パイプを成形して乾燥する。また押出成
形機の先端部の円形ノズル出口に遠赤外線ヒータ
を配設し、押出成形機から押出される中空パイプ
の表層部を連続して乾燥せしめ、次に本乾燥を行
なう。 このようにして得られたセラミツク繊維質スリ
ーブは、セラミツク繊維70〜90重量%、無機質充
填材と無機質結合剤の合計5〜25重量%、成形助
剤0.5〜10重量%とからなり、前記セラミツク繊
維はその一部が解繊された状態で前記無機質充填
材と無機質結合剤とから主として構成される耐火
組成物中に均一に分散しており、その残部が粒径
5mm以下の粒状物であり、前記粒状物を前記セラ
ミツク繊維の一部が均一に分散した耐火組成物が
覆つた構造を有し、その嵩密度は06〜0.9g/cm3
である。 本発明によるセラミツク繊維質スリーブは、従
来の方法で得られたセラミツク繊維質スリーブに
比較して、スリーブの内側と外側を型で規制して
成形して成るために寸法精度が極めて良く、また
前述の如き構造を有するために嵩密度が高く、強
度、耐蝕性が極めて優れている。 さらに、生産性においても、材料の歩留りが向
上し、工程の自動化が可能となつて大幅に生産性
が向上する。 次に、本発明に係るセラミツク繊維質スリーブ
の製造方法を具体的に説明する。 本発明において使用するセラミツク繊維は、ア
ルミナ−シリカ系セラミツク繊維を主体とする
が、その一部を結晶質アルミナ繊維、結晶質ムラ
イト繊維のほかに各種高耐熱性セラミツク繊維な
どで置き換えても良い。 本発明において使用する無機質充填材は、特に
アルミナ、ムライト、シヤモツトの粉末が有効で
あり、その他には、ジルコニア、酸化クロム、コ
ージライト、炭化ケイ素、マグネシア、シリカ等
の一般に知られている耐火材料の粉末も使用で
き、これらの中から選ばれる何れか1種、または
2種以上を使用することができる。 本発明において使用する無機質結合剤は、特に
アルミナゾル、シリカゾル、粘土が有効で、その
他に、第1リン酸アンモニウム、塩基性乳酸アル
ミニウム、アルミニウムヒドロキシクロライド等
の一般に知られている無機質結合剤も使用でき、
これらの中から選ばれる何れか1種、または2種
以上を使用することができる。 本発明において使用する成形助剤は、特にメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ボ
リアクリルアミドなどが有効であり。その他に、
ヒドロキシエチルセルロース、デンプン、アラビ
アゴム、ワツクスエマルジヨン、リグニン、デキ
ストリン、ポリビニル、ポリビニールアルコー
ル、ポリエチレンオキサイド、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸アルミニウム、酢酸ビニル、ゼ
ラチン、天然軸脂、合成樹脂、ステアリン酸など
一般に知られている増粘剤や潤滑剤、可塑剤等の
成形助剤も使用でき、これらの中から選ばれる何
れか1種または2種以上を使用することができ
る。 前述のセラミツク繊維を予め粉砕機の1種であ
るカツターミル、フエザーミルなどの切断、せん
断ミル、あるいはロールクラツシヤー等により10
mm以下の大きさのチツプ状となし、必要に応じて
造粒機の1種であるパン型、ドラム型、振動コン
ベヤー型、水平振動盤などの転動造粒機で造粒し
たもの70〜90重量%と無機質充填材と無機質結合
剤の合計5〜25重量%(固形分換算)と成形助剤
0.5〜10%(固形分換算)とから成る配合組成物
100重量部に対して合計水分量が70〜130重量部に
なるように所定量の水を加えてモルタルミキサ
ー、ニーダーなどの混練機で均一に混練して可塑
性を有する組成物となし、次いで前記組成物を同
心円状に円形中玉を配設した円形ノズルを先端部
に有する押出成形機にて連続して中空パイプとな
し、電熱乾燥機、マイクロ波乾燥機、灯油燃焼乾
燥機など一般に知られる乾燥機で乾燥する。 また、セラミツク繊維のバルク状のものと無機
質充填材、無機質結合剤と成形助剤と水とを前述
の比率の範囲内になるように配合してニーダー、
パドルミキサー、カツターミキサー、万能ミキサ
ーなどのブレード形混練機でバルク状セラミツク
繊維を10mm以下で大きさにチツプ化又は造粒する
と同時に均一に混練して可塑性を有する組成物と
なし、前述のごとく押出成形機にて中空パイプと
なし乾燥する。セラミツク繊維と無機質充填材、
無機質結合剤と成形助剤と水を単に混合してなる
可塑性を有する組成物は一般に押出成形に供せら
れるセラミツク粉末を主体とする組成物に比べて
均一性、流動性に欠けるために、押出成形機にて
中空パイプとして連続して押し出す際に、中空パ
イプが曲がつて押し出され易い。 前記セラミツク繊維の一部を解繊された状態で
無機質充填材、無機質結合剤、成形助剤、水とか
ら成る組成物に均一に分散せしめることにより前
記組成物の流動性、保形性が向上するために、押
出成型時の中空パイプの曲がりが防止できる。ま
た、セラミツク繊維の残部を大きさ10mm以下、好
ましくは5mm以下の粒状物となして前述のセラミ
ツク繊維の一部が均一に分散した無機質充填材、
無機質結合剤と成形助剤と水とからなる組成物に
均一に分散させることは、全体の流動性が一層向
上するため、成形時の中空パイプの曲がり防止に
好適である。 セラミツク繊維の配合比率を70〜90重量%の範
囲に限定する理由は、70重量%未満ではセラミツ
ク繊維質スリーブの嵩密度が高くなり過ぎてセラ
ミツク繊維を配合する本来の目的であるスリーブ
の軽量化、断熱性が充分でなく、一方90重量%を
越すと無機質充填材、無機質結合剤の配合量が相
対して少なくなり過ぎ、成形に供する混練組成物
の流動性、保形性が低下して成形時に連続して中
空パイプを押し出し難く、またスリーブの強度、
耐食性が充分でなくなるからである。 無機質充填材と無機質結合剤の配合比率を固形
分換算で5〜25重量%の範囲に限定する理由は、
5重量%未満では成形に供する混練組成物の流動
性、保形性が低下して成形時に連続して中空パイ
プを押し出し難く、またスリーブの強度、耐食性
が充分でなく、一方25重量%を越えるとセラミツ
ク繊維の配合量が相対して少なくなり過ぎてスリ
ーブの軽量化、断熱性が充分でないからである。 成形助剤の配合比率を固形分換算で0.5〜10重
量%の範囲に限定する理由は、0.5重量%未満で
は成形助剤を配合する本来の目的である成形に供
する混練組成物の可塑性、保形性、潤滑性などの
効果が充分発揮されず、成形時に連続して中空パ
イプを押し出すことが困難となり、一方、10重量
%を越えるとスリーブの使用時に発煙あるいは溶
鉄の飛散などの問題を生ずるからである。 セラミツク繊維と無機質充填材、無機質結合剤
と成形助剤と水とからなる可塑性を有する組成物
中の水分量を固形分100重量部に対して水分70〜
130重量部に限定する理由は、70重量部未満では
成形に供する混練組成物の流動性が低下して成形
時に連続して中空パイプを押し出すことが困難に
なり、一方130重量を越えると成形に供する混練
組成物の保形性が低下して成形時に連続して中空
パイプを押し出し難く、また成形機の円形ノズル
出口より水のみがしぼり出される問題点が起るか
らである。 前述の如くセラミツク繊維と無機質充填材、無
機質結合剤と成形助剤と水を所定の範囲内に配合
し混練してなる可塑を有する組成物を押出成形機
にて連続して中空パイプを押し出すに際して、前
記押出成形機の先端部の円形ノズル出口に遠赤外
線ヒーターを配設して成形機から押し出される中
空パイプの表層部を連続して乾燥せしめること
は、中空パイプの強度が向上し、本乾燥へ中空パ
イプを搬送する時の変形が防止されるために好適
である。 次に、本発明によるセラミツク繊維質スリーブ
の製造方法の実施例を比較例とについて説明す
る。 実施例 1 バルク状のアルミナ−シリカ系繊維をカツター
ミルにて10mm以下の大きさのチツプ状となし、前
記チツプ状のアルミナ・シリカ系繊維・結晶質ア
ルミナ繊維と無機質充填材、無機質結合剤と成形
助剤と水を第1表のA、B、Cに示す如く配合し
てモルタルミキサーで混練した。次に、内径60mm
の円形ノズルの内部に同心円状に外径50mmの円形
中玉を配設した押出口を有する押出成形機にて連
続して中空パイプ状に押出し、300mmの長さに切
断し、その長さに切断し、その後電熱乾燥機にて
乾燥した。 このようにして得られた外径60mmφ、内径50mm
φ、長さ300mmのセラミツク繊維質スリーブの品
質を第1表に配合A、B、Cに対応させて示す。 実施例 2 バルク状のアルミナ・シリカ系繊維と無機質充
填材、無機質結合剤と成形助剤と水を第1表の
D、Eに示す如く配合してニーダーで混練した。
次に、内径61mmの円形ノズルの内部に同心円状に
外径50mmの円形中玉を配設した押出口を有する押
出成形機にて連続して中空パイプ状に押出し、押
出成形機の出口近傍に赤外線ヒーターを設けて前
記中空パイプの表層部を連続して乾燥してから
300mmの長さに切断し、その後マイクロ波乾燥機
で乾燥した。このようにして得られた外形60mm
φ、内径50mmφ、長さ300mmのセラミツク繊維質
スリーブの品質を第1表に配合をD、Eに対応さ
せて示す。 比較例 バルク状のアルミナ・シリカ系繊維と無機質結
合剤と成形助剤と水を第2表のF、G、Hに示す
如く配合してパルパーで解繊してスラリーとな
し、前記スラリーをバツトに移し、その中に真空
ポンプに連結している外径50mmφの吸引金型を投
入して、その表面に吸着、堆積せしめた後金型を
取り出し、脱水して、離型、乾燥した。このよう
にして得られた外径60mmφ、内径50mmφ、長さ
300mmのセラミツク繊維質スリーブの品質を第2
表に配合F、G、Hに対応して示す。
【表】
【表】
【表】
以上のように本発明によればセラミツク繊維と
無機質充填材、無機質結合剤と成形助剤と水とか
ら成る可塑性を有する組成物を押出成形機により
連続して中空パイプとして押し出し、次いで乾燥
することにより、寸法精度が非常に良く、嵩密度
が高く、強度、耐食性が極めて優れたセラミツク
繊維質スリーブを生産性良く製造することができ
る。
無機質充填材、無機質結合剤と成形助剤と水とか
ら成る可塑性を有する組成物を押出成形機により
連続して中空パイプとして押し出し、次いで乾燥
することにより、寸法精度が非常に良く、嵩密度
が高く、強度、耐食性が極めて優れたセラミツク
繊維質スリーブを生産性良く製造することができ
る。
第1図は押出成形機の先端部のノズルの部分の
横断面図。第2図は第1図におけるノズルの部分
のA−A断面図。第3図および第4図は押出成形
機の先端部のノズルの部分の他の形状の示す横断
面図。 符号の説明、1……ノズル、2……中玉、3…
…支柱、4……遠赤外ヒーター、5……混練物、
10……押出成形機。
横断面図。第2図は第1図におけるノズルの部分
のA−A断面図。第3図および第4図は押出成形
機の先端部のノズルの部分の他の形状の示す横断
面図。 符号の説明、1……ノズル、2……中玉、3…
…支柱、4……遠赤外ヒーター、5……混練物、
10……押出成形機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セラミツク繊維が70〜90重量%、無機質充填
材と無機質結合剤の合計が固形分として5〜25重
量%、成形助剤が固形分として0.5〜10重量%と
から成る配合組成物100重量部に対して、合計水
分量が70〜130重量部になるように水を添加し混
練し、次いで円心円状に円形中玉を配したノズル
を、先端部に有する押出成形機にて連続して中空
パイプとなし、乾燥することを特徴とするセラミ
ツク繊維質スリーブの製造方法。 2 円形ノズル出口に遠赤外線ヒーターを配設
し、押出成形機から押出される中空パイプの表層
部を連続して乾燥せしめ、次いで、本乾燥するこ
とを特徴とする特許請求範囲第1項記載の製造方
法。 3 無機質充填材がアルミナ、ムライト、シヤモ
ツトの粉末から選ばれる何れか1種、又は2種以
上である特許請求の範囲第1項又は2項記載の製
造方法。 4 無機質結合剤がアルミナゾル、シリカゾル、
粘土から選ばれる何れか1種又は2種以上である
特許請求の範囲第1項から3項に記載の製造方
法。 5 成形助剤が、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリアクリルアミドのなかか
ら選ばれる何れか1種又は2種以上である特許請
求範囲第1項から4項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996884A JPH0232121B2 (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | Seramitsukusenishitsusuriibunoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3996884A JPH0232121B2 (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | Seramitsukusenishitsusuriibunoseizohoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186453A JPS60186453A (ja) | 1985-09-21 |
| JPH0232121B2 true JPH0232121B2 (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=12567750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3996884A Expired - Lifetime JPH0232121B2 (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | Seramitsukusenishitsusuriibunoseizohoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0232121B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2603974B2 (ja) * | 1987-12-03 | 1997-04-23 | 浩章 堀津 | 多孔質セラミック焼結体およびその製造方法 |
| JPH081818A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-09 | Sepitsuku:Kk | チューブおよびその製造方法、製造装置 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP3996884A patent/JPH0232121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186453A (ja) | 1985-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5344799A (en) | Formable ceramic compositions and method of use therefor | |
| US4613627A (en) | Process for the manufacture of shaped fibrous products and the resultant product | |
| JP3024236B2 (ja) | 軽量セメント押出建材 | |
| CA1189880A (en) | Process for the manufacture of light plastic compositions for processing into heat-resistant or refractory materials | |
| US3367871A (en) | Molded precision-dimensioned high temperature insulation material | |
| JPH0232121B2 (ja) | Seramitsukusenishitsusuriibunoseizohoho | |
| US3321171A (en) | Heat insulation boards | |
| CA2329424A1 (en) | Gypsum plaster | |
| JPH0218299B2 (ja) | ||
| JPH0143701B2 (ja) | ||
| JPH0336788B2 (ja) | ||
| JPH0154305B2 (ja) | ||
| CA1039507A (en) | Moulding for the heat retention of feeder head in casting molten metals | |
| JP2614809B2 (ja) | 耐熱性低比重繊維質成形体の製造法 | |
| JPH0798688B2 (ja) | 押出成形用セラミックス材料及びその押出成形方法 | |
| JP2724618B2 (ja) | 高強度複合材料、及びその製造方法 | |
| US12384086B2 (en) | Runner protection tube for steel casting and manufacturing method thereof | |
| JP2878567B2 (ja) | 耐火れんがの成形方法 | |
| JP4072984B2 (ja) | 金属基複合材用プリフォーム及びその製造方法 | |
| JPS5817151B2 (ja) | セラミツクフアイバ−成型品の製造方法 | |
| JPS5833183B2 (ja) | 繊維質不定形耐火断熱材の製造方法 | |
| JPH0475192B2 (ja) | ||
| JPS6346026B2 (ja) | ||
| JPH0547496B2 (ja) | ||
| CA1052533A (en) | Moulding for the heat retention of feeder head in casting molten metals |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |