JPH0238010B2 - Denjichensen - Google Patents
DenjichensenInfo
- Publication number
- JPH0238010B2 JPH0238010B2 JP1416583A JP1416583A JPH0238010B2 JP H0238010 B2 JPH0238010 B2 JP H0238010B2 JP 1416583 A JP1416583 A JP 1416583A JP 1416583 A JP1416583 A JP 1416583A JP H0238010 B2 JPH0238010 B2 JP H0238010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductance element
- bobbin
- delay line
- conductor
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 49
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 23
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 9
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 32
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 32
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 32
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P9/00—Delay lines of the waveguide type
- H01P9/02—Helical lines
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインダクタンス素子とコンデンサを組
合せた電磁遅延線に係り、出力波形歪が少なく、
デイジタル回路に好適する立上り時間1ns以下の
超高速のものから、比較的大きい遅延時間のもの
までの電磁遅延線に関する。
合せた電磁遅延線に係り、出力波形歪が少なく、
デイジタル回路に好適する立上り時間1ns以下の
超高速のものから、比較的大きい遅延時間のもの
までの電磁遅延線に関する。
従来、例えば集中定数型の電磁遅延線は、ボビ
ンに導線を巻回してインダクタンス素子を形成
し、このインダクタンス素子の所定のターン毎に
導線とアース間にコンデンサを接続して構成され
たものが知られている。
ンに導線を巻回してインダクタンス素子を形成
し、このインダクタンス素子の所定のターン毎に
導線とアース間にコンデンサを接続して構成され
たものが知られている。
しかしながら、このように構成された電磁遅延
線は、高い周波数帯域、例えば1GHz以上の帯域
ではインダクタンス素子における最適な結合状態
を得ることが困難であつたので、立上り時間1ns
以下のものを得ることができないと考えられてい
た。
線は、高い周波数帯域、例えば1GHz以上の帯域
ではインダクタンス素子における最適な結合状態
を得ることが困難であつたので、立上り時間1ns
以下のものを得ることができないと考えられてい
た。
本発明者はこのような状況の下において、鋭意
研究の結果、インダクタンス素子における導線の
巻回方法や配置を工夫することにより、高い周波
数帯にあつても最適な結合状態を得ることが可能
であることを見い出した。
研究の結果、インダクタンス素子における導線の
巻回方法や配置を工夫することにより、高い周波
数帯にあつても最適な結合状態を得ることが可能
であることを見い出した。
本発明は、従来の欠点を解決するためになされ
たもので、インダクタンス素子における最適な結
合状態を簡単に選定することが可能で、出力波形
の歪が少なく立上り時間の速い遅延特性の良好な
電磁遅延線の提供を目的とする。
たもので、インダクタンス素子における最適な結
合状態を簡単に選定することが可能で、出力波形
の歪が少なく立上り時間の速い遅延特性の良好な
電磁遅延線の提供を目的とする。
この目的を達成するために本発明は、導体を巻
回した複数区間からなるインダクタンス素子と、
コンデンサを組合せてなる電磁遅延線において、
前記インダクタンス素子の各区間を、その隣り合
う区間相互間の対向面が交互に逆方向に拡開して
対向するように配置してなるものである。
回した複数区間からなるインダクタンス素子と、
コンデンサを組合せてなる電磁遅延線において、
前記インダクタンス素子の各区間を、その隣り合
う区間相互間の対向面が交互に逆方向に拡開して
対向するように配置してなるものである。
このような本発明の構成によれば、高い周波数
帯においてもインダクタンス素子における最適な
結合状態を簡単に選定することが可能となつて、
出力波形の歪の向上および立上り時間の高速化
等、遅延特性の改善を図ることができる。
帯においてもインダクタンス素子における最適な
結合状態を簡単に選定することが可能となつて、
出力波形の歪の向上および立上り時間の高速化
等、遅延特性の改善を図ることができる。
以下本発明の詳細を説明する。
第1図および第2図は本発明の電磁遅延線に係
る一実施例を示す上面図および正面図である。棒
状の非磁性体製のボビン1は、幅W方向の寸法が
厚みT方向の寸法より十分長い偏平で断面長方形
状をなし、導線2が単層ソレノイド状にスペース
巻きされてインダクタンス素子3が形成されてい
る。
る一実施例を示す上面図および正面図である。棒
状の非磁性体製のボビン1は、幅W方向の寸法が
厚みT方向の寸法より十分長い偏平で断面長方形
状をなし、導線2が単層ソレノイド状にスペース
巻きされてインダクタンス素子3が形成されてい
る。
インダクタンス素子3は、例えば導線2をボビ
ン1に所定のピツチPで単層ソレノイド状にスペ
ース巻きし、さらにその導線2を交互に所定間隔
Sで逆方向に傾けるように巻回されている。換言
すればある個所ではボビン1の上面1aの隣り合
う並行な導線2間の間隔Gよりも、それと対向す
るボビン1の下面1bの隣り合う並行な導線2間
の間隔が広くなつており、ボビン1の上面1aお
よび下面1b各々において隣り合う並行な導線2
間の間隔が広、狭交互に繰り返して巻回された状
態になつており、ボビン1の上面1aと下面1b
における1ターン分の導線2によつて形成される
面が、隣り合うターンにおける同様な面との間で
交互に逆方向に拡開するように対向している。
ン1に所定のピツチPで単層ソレノイド状にスペ
ース巻きし、さらにその導線2を交互に所定間隔
Sで逆方向に傾けるように巻回されている。換言
すればある個所ではボビン1の上面1aの隣り合
う並行な導線2間の間隔Gよりも、それと対向す
るボビン1の下面1bの隣り合う並行な導線2間
の間隔が広くなつており、ボビン1の上面1aお
よび下面1b各々において隣り合う並行な導線2
間の間隔が広、狭交互に繰り返して巻回された状
態になつており、ボビン1の上面1aと下面1b
における1ターン分の導線2によつて形成される
面が、隣り合うターンにおける同様な面との間で
交互に逆方向に拡開するように対向している。
なお第1図中ピツチP、間隔SおよびGの関係
は、S=P−GおよびG<Pとなつており、導線
2中の矢符は電流の流れる方向を示している。
は、S=P−GおよびG<Pとなつており、導線
2中の矢符は電流の流れる方向を示している。
このインダクタンス素子3は、導線2の1ター
ン分を1区間のインダクタンスとして複数区間を
有し、第2図に示すように各ターン毎に導線2と
アース間を容量Cのコンデンサで接続して集中定
数型の電磁遅延線を構成している。なお、各区間
のインダクタンスは、幅W方向の導線2によつて
主に決定される。
ン分を1区間のインダクタンスとして複数区間を
有し、第2図に示すように各ターン毎に導線2と
アース間を容量Cのコンデンサで接続して集中定
数型の電磁遅延線を構成している。なお、各区間
のインダクタンスは、幅W方向の導線2によつて
主に決定される。
第3図は第1図および第2図に示す電磁遅延線
の等価回路図であり、符号a1は隣り合うインダク
タンスL間の結合係数、符号a2は1個おいた2番
目のインダクタンスL間の結合係数、符号aoはn
番目のインダクタンスL間の結合係数であり、第
3図では最左端のインダクタンスLとの結合関係
を示しているが、その左側にもインダクタンスL
があつてそれらとも結合しており、他のインダク
タンスLについても同様に左右のインダクタンス
Lと結合している。
の等価回路図であり、符号a1は隣り合うインダク
タンスL間の結合係数、符号a2は1個おいた2番
目のインダクタンスL間の結合係数、符号aoはn
番目のインダクタンスL間の結合係数であり、第
3図では最左端のインダクタンスLとの結合関係
を示しているが、その左側にもインダクタンスL
があつてそれらとも結合しており、他のインダク
タンスLについても同様に左右のインダクタンス
Lと結合している。
次に、上述のように構成した電磁遅延線のイン
ダクタンス素子における結合状態を説明する。
ダクタンス素子における結合状態を説明する。
まず、第1図中、左端の1組の導線2a,2b
からなる区間と、その右側の同様な各組の導線か
らなる区間の間の位置関係は、奇数番目の区間と
の間では第4図Aに示すようになる一方、偶数番
目の区間との間では第4図Bに示すようになる。
からなる区間と、その右側の同様な各組の導線か
らなる区間の間の位置関係は、奇数番目の区間と
の間では第4図Aに示すようになる一方、偶数番
目の区間との間では第4図Bに示すようになる。
第4図Aにおいて、導線2a,2c間の相互誘
導をM1、導線2b,2d間の相互誘導をM2、導
線2a,2d間の相互誘導をM3、導線2b,2
c間の相互誘導をM4とすると、導線2a,2c
を流れる電流の向きが同じであるから、M1とM2
は正結合になる反面、導線2a,2cを流れる電
流と導線2b,2dを流れる電流の向きが逆にな
るのでM3とM4は負結合となる。なお、ここで
M1〜M4は、絶対値で示している。
導をM1、導線2b,2d間の相互誘導をM2、導
線2a,2d間の相互誘導をM3、導線2b,2
c間の相互誘導をM4とすると、導線2a,2c
を流れる電流の向きが同じであるから、M1とM2
は正結合になる反面、導線2a,2cを流れる電
流と導線2b,2dを流れる電流の向きが逆にな
るのでM3とM4は負結合となる。なお、ここで
M1〜M4は、絶対値で示している。
従つて、導線2a,2bの区間と導線2c,2
dの区間との相互誘導は、M1+M2−M3−M4と
なるうえ、各導線2a〜2d間の距離関係から
M2>M3=M4>M1となり、第4図Aに示す導線
の配置関係の結合は常に正になることがわかる。
dの区間との相互誘導は、M1+M2−M3−M4と
なるうえ、各導線2a〜2d間の距離関係から
M2>M3=M4>M1となり、第4図Aに示す導線
の配置関係の結合は常に正になることがわかる。
第4図Bにおいて、導線2a,2c′間の相互誘
導をM1′、導線2b,2d′間の相互誘導をM2′、
導線2a,2d′間の相互誘導をM3′、導線2b,
2c′間の相互誘導をM4′とすると、導線2a,2
c′を流れる電流の向きが同じで、導線2a,2
c′と導線2b,2d′では流れる電流の向きが逆で
あるから、M1′およびM2′は正結合かつM1′=
M2′となり、M3′およびM4′は負の結合でかつ
M4′>M3′となる。なおM1′〜M4′は絶対値で示し
ている。
導をM1′、導線2b,2d′間の相互誘導をM2′、
導線2a,2d′間の相互誘導をM3′、導線2b,
2c′間の相互誘導をM4′とすると、導線2a,2
c′を流れる電流の向きが同じで、導線2a,2
c′と導線2b,2d′では流れる電流の向きが逆で
あるから、M1′およびM2′は正結合かつM1′=
M2′となり、M3′およびM4′は負の結合でかつ
M4′>M3′となる。なおM1′〜M4′は絶対値で示し
ている。
従つて、導線2a,2bの区間と導線2c′,2
d′の区間との相互誘導は、M1′+M2′−M3′−
M4′となる。そしてボビン1の巻軸方向の距離D
が小さい場合には、M1′+M2′−M3′−M4′>0に
なつて第4図Bに示す導線の配置関係の結合が正
であるが、距離Dが大きくなるとM1′+M2′−
M3′−M4′<0すなわち導線間の結合が負の状態
となる。第4図Bの導線の配置関係の相互誘導と
距離Dが関係は、Dの最少の場合に正となつて最
も大きく、Dの増大とともに減少して0から負に
反転して負の極小状態を経て負のまま減少する。
その変化の程度は、例えば導線2の間隔Sを一定
のままボビン1の厚みTを短くするほど短い距離
で負になり、極小値の絶対値も大きくなる。しか
も、第4図中の距離Dは、最も近い区間すなわち
2番目のインダクタンス間で2Pとなるから、極
端に両区間が接近することなく容易に結合を負に
なるように配置可能である。
d′の区間との相互誘導は、M1′+M2′−M3′−
M4′となる。そしてボビン1の巻軸方向の距離D
が小さい場合には、M1′+M2′−M3′−M4′>0に
なつて第4図Bに示す導線の配置関係の結合が正
であるが、距離Dが大きくなるとM1′+M2′−
M3′−M4′<0すなわち導線間の結合が負の状態
となる。第4図Bの導線の配置関係の相互誘導と
距離Dが関係は、Dの最少の場合に正となつて最
も大きく、Dの増大とともに減少して0から負に
反転して負の極小状態を経て負のまま減少する。
その変化の程度は、例えば導線2の間隔Sを一定
のままボビン1の厚みTを短くするほど短い距離
で負になり、極小値の絶対値も大きくなる。しか
も、第4図中の距離Dは、最も近い区間すなわち
2番目のインダクタンス間で2Pとなるから、極
端に両区間が接近することなく容易に結合を負に
なるように配置可能である。
また、一般的にこの種の電磁遅延線において良
好な遅延特性を得るには、奇数番目の区間相互の
結合係数a1、a3、a5……は正で、偶数番目の区
間相互の結合係数a2、a4、a6……は負とするこ
とが良いとされている。そして、特に結合係数
a1は0.16〜0.2、結合係数a2は0.02〜0.03、結合係
数a3は0.01〜0.02程度が良いと考えられている
が、実際は浮遊容量等の影響を考慮してそれらに
近い値で実施される。
好な遅延特性を得るには、奇数番目の区間相互の
結合係数a1、a3、a5……は正で、偶数番目の区
間相互の結合係数a2、a4、a6……は負とするこ
とが良いとされている。そして、特に結合係数
a1は0.16〜0.2、結合係数a2は0.02〜0.03、結合係
数a3は0.01〜0.02程度が良いと考えられている
が、実際は浮遊容量等の影響を考慮してそれらに
近い値で実施される。
この点、本発明では、第1図および第3図にお
いて奇数番目の区間に関してはa1>a3>a5……
>0となり、偶数番目の区間に関してはa2<a4
<a6……<0とすることが可能で、さらにa1、
a2、a3等の値も導線2の線径や寸法関係を調整
することによつて好しい値に近く設定することが
可能であるから、立上り時間が速く出力波形歪の
少ない遅延特性を得ることができる。しかも、ボ
ビン1や導線2の寸法を適当に選定することによ
つて、小形で高い周波数帯での使用が可能にな
る。
いて奇数番目の区間に関してはa1>a3>a5……
>0となり、偶数番目の区間に関してはa2<a4
<a6……<0とすることが可能で、さらにa1、
a2、a3等の値も導線2の線径や寸法関係を調整
することによつて好しい値に近く設定することが
可能であるから、立上り時間が速く出力波形歪の
少ない遅延特性を得ることができる。しかも、ボ
ビン1や導線2の寸法を適当に選定することによ
つて、小形で高い周波数帯での使用が可能にな
る。
なお、上述の実施例においては、説明を簡単に
するために、幅W方向の寸法が厚みT方向の寸法
より長いボビン1を用いて厚みT側の導線2の影
響が小さいものとして説明したが、本発明に係る
電磁遅延線の実施に際しては、厚みT側の導線2
を考慮しても容易に設計することができるし、ボ
ビン1にあつても偏平なものに限定されない。例
えば、断面楕円形や断面円形のボビンを用いても
よく、ボビン1の材料も非磁性体に限らない。
するために、幅W方向の寸法が厚みT方向の寸法
より長いボビン1を用いて厚みT側の導線2の影
響が小さいものとして説明したが、本発明に係る
電磁遅延線の実施に際しては、厚みT側の導線2
を考慮しても容易に設計することができるし、ボ
ビン1にあつても偏平なものに限定されない。例
えば、断面楕円形や断面円形のボビンを用いても
よく、ボビン1の材料も非磁性体に限らない。
本発明者は、上述の構成の具体的実施例とし
て、線径0.1mmの導線2を、W=13mm、T=0.2
mm、P=1.5mm、G=0.23mmで20回巻線し、20PF
のコンデンサを各ターン毎に導線2とアース間に
接続して20区間の遅延線を構成した結果、1区間
500Psで計10nsの遅延時間、50Ωの特性インピー
ダンスが得られた。この場合、結合係数の設計値
はa1=0.15995、a2=−0.02049、a3=0.00829、a4
=−0.00383、a5=0.00236、a6=−0.00137とな
り、理論上の遮断周波数930MHzの90%の範囲内
で位相遅延歪を1%以内に抑えることが可能であ
る。
て、線径0.1mmの導線2を、W=13mm、T=0.2
mm、P=1.5mm、G=0.23mmで20回巻線し、20PF
のコンデンサを各ターン毎に導線2とアース間に
接続して20区間の遅延線を構成した結果、1区間
500Psで計10nsの遅延時間、50Ωの特性インピー
ダンスが得られた。この場合、結合係数の設計値
はa1=0.15995、a2=−0.02049、a3=0.00829、a4
=−0.00383、a5=0.00236、a6=−0.00137とな
り、理論上の遮断周波数930MHzの90%の範囲内
で位相遅延歪を1%以内に抑えることが可能であ
る。
上述の実施例では導線2をボビン1に巻回して
インダクタンス素子3を形成したが、導線2を巻
回するほか、アルミナ磁器等のボビンの表面に導
体層をメツキ等によつて形成した後、ボビン表面
を機械的研削、フオトエツチングもしくはレーザ
ビーム加工して形成することも可能である。
インダクタンス素子3を形成したが、導線2を巻
回するほか、アルミナ磁器等のボビンの表面に導
体層をメツキ等によつて形成した後、ボビン表面
を機械的研削、フオトエツチングもしくはレーザ
ビーム加工して形成することも可能である。
また、第5図に示すように、導体箔をエツチン
グして対向する枠片4の間に支持片5を介して複
数の並行な導体条6a,6b,6c……を形成
し、導体条6a,6b,6c……を横切るよう
に、支持片5と導体条6a,6b,6c……の境
目および若干内側並びに枠片4間の中央に僅かな
間隔をおいて仮想線X−X′、X−X′、Y1−Y1′、
Y2−Y2′、Z−Z′を考え、例えば隣り合う導体条
6a,6bにおいてX−X′とY1−Y1′間では間隔
を狭くし、X−X′とX−X′間において斜めに拡
開してX−X′とY2−Y2′間では間隔を広くすると
ともに、導体条6b,6cとの間の関係を導体条
6aと逆の狭広関係にするように、順次導体条6
a,6b,6c……を形成したものをインダクタ
ンス素子に用いることができる。
グして対向する枠片4の間に支持片5を介して複
数の並行な導体条6a,6b,6c……を形成
し、導体条6a,6b,6c……を横切るよう
に、支持片5と導体条6a,6b,6c……の境
目および若干内側並びに枠片4間の中央に僅かな
間隔をおいて仮想線X−X′、X−X′、Y1−Y1′、
Y2−Y2′、Z−Z′を考え、例えば隣り合う導体条
6a,6bにおいてX−X′とY1−Y1′間では間隔
を狭くし、X−X′とX−X′間において斜めに拡
開してX−X′とY2−Y2′間では間隔を広くすると
ともに、導体条6b,6cとの間の関係を導体条
6aと逆の狭広関係にするように、順次導体条6
a,6b,6c……を形成したものをインダクタ
ンス素子に用いることができる。
なお第5図中符号8は、導体条6a,6b,6
cを接続する接続片であり、X−X′、Y1−Y1′、
Y2−Y2′にて導体条6a,6b,6c……を直角
に折曲し、接続片8を枠片4から切断分離して、
導体条6a,6b,6c……の接続片8を接続す
ることにより後述する第6図および第7図に示す
ような単層ソレノイド状のスペース巻きされたイ
ンダクタンス素子9が得られる。
cを接続する接続片であり、X−X′、Y1−Y1′、
Y2−Y2′にて導体条6a,6b,6c……を直角
に折曲し、接続片8を枠片4から切断分離して、
導体条6a,6b,6c……の接続片8を接続す
ることにより後述する第6図および第7図に示す
ような単層ソレノイド状のスペース巻きされたイ
ンダクタンス素子9が得られる。
第6図および第7図は、第5図に展開して示す
インダクタンス素子9を用いて構成した電磁遅延
線を示すもので、導体条6a,6b,6c……を
折曲してボビン1に貼り付け、各導体条6a,6
b,6c……の接続片8を枠片4から切断分離し
て接続片8を重ね合せ接続し、一面にアース電極
10の形成された誘電体板11の対向面に電極1
2を所定のピツチで形成した複合コンデンサ13
のその電極12に、前記接続片8の重ね合せ接続
部を接続し、第1図および第2図に示す電磁遅延
線と同様に構成したものである。
インダクタンス素子9を用いて構成した電磁遅延
線を示すもので、導体条6a,6b,6c……を
折曲してボビン1に貼り付け、各導体条6a,6
b,6c……の接続片8を枠片4から切断分離し
て接続片8を重ね合せ接続し、一面にアース電極
10の形成された誘電体板11の対向面に電極1
2を所定のピツチで形成した複合コンデンサ13
のその電極12に、前記接続片8の重ね合せ接続
部を接続し、第1図および第2図に示す電磁遅延
線と同様に構成したものである。
さらに本発明の電磁遅延線は、第8図に示すよ
うに、ボビン1の対向面、例えば同図中上面1a
および下面1bに、断面楔状(V字状)の巻溝1
4a,14b,14c,14dを形成し、ボビン
1の上面1aの巻溝14a,14cの間隔を広く
し、ボビン1下面1bの巻溝14b,14dの間
隔を狭くし、さらに巻溝14a,14bを一組と
して導線2を複数回巻回してインダクタンス素子
の1区間分とする一方、巻溝14c,14dを一
組として導線2を複数回巻回してインダクタンス
素子の1区間分とした構成を有している。
うに、ボビン1の対向面、例えば同図中上面1a
および下面1bに、断面楔状(V字状)の巻溝1
4a,14b,14c,14dを形成し、ボビン
1の上面1aの巻溝14a,14cの間隔を広く
し、ボビン1下面1bの巻溝14b,14dの間
隔を狭くし、さらに巻溝14a,14bを一組と
して導線2を複数回巻回してインダクタンス素子
の1区間分とする一方、巻溝14c,14dを一
組として導線2を複数回巻回してインダクタンス
素子の1区間分とした構成を有している。
なお、ボビン1の上面1aおよび下面1bにお
いて、各々巻溝14a、〜14dは広狭交互に形
成されている。
いて、各々巻溝14a、〜14dは広狭交互に形
成されている。
このように構成された電磁遅延線も、結合係数
a1、a3、a5……を正結合に、結合係数a2、a4……
を負結合にすることが可能で、各結合係数の値も
任意に設定可能となり、出力波形の歪の向上およ
び立上り時間の高速化を図ることができる。
a1、a3、a5……を正結合に、結合係数a2、a4……
を負結合にすることが可能で、各結合係数の値も
任意に設定可能となり、出力波形の歪の向上およ
び立上り時間の高速化を図ることができる。
また、ボビン1の巻溝に導線を複数回巻回して
構成する場合には、インダクタンスLの値を大き
くすることが可能であるので比較的遅延時間の大
きい遅延線を構成することができる。その場合に
も最適な結合係数を得ることができるので、出力
波形の歪を抑えることができる。さらに、巻溝を
第8図に示すように断面楔状にすれば、導線2が
巻き締るので、巻線が容易かつ正確となる。
構成する場合には、インダクタンスLの値を大き
くすることが可能であるので比較的遅延時間の大
きい遅延線を構成することができる。その場合に
も最適な結合係数を得ることができるので、出力
波形の歪を抑えることができる。さらに、巻溝を
第8図に示すように断面楔状にすれば、導線2が
巻き締るので、巻線が容易かつ正確となる。
本発明の電磁遅延線は、インダクタンス素子を
形成する各区間が、その隣り合う区間相互の対向
面を逆方向に拡開して対向するように配置されて
いれば、その目的達成が可能である。
形成する各区間が、その隣り合う区間相互の対向
面を逆方向に拡開して対向するように配置されて
いれば、その目的達成が可能である。
なお、ここで隣り合う区間相互の対向面とは、
各区間において巻回された導体によつてその巻軸
に垂直に形成される面をいい、上述の第1図に示
す実施例のように1ターンを1区間とする場合に
は1ターン分の導体によつて形成され、また第8
図に示すように複数ターンで1区間を形成する場
合には巻溝内の複数ターンの導体によつて形成さ
れる。さらに、各区間がソレノイド状もしくはが
ら巻きされた導線からなる場合には、その導線の
端面にて形成される面である。
各区間において巻回された導体によつてその巻軸
に垂直に形成される面をいい、上述の第1図に示
す実施例のように1ターンを1区間とする場合に
は1ターン分の導体によつて形成され、また第8
図に示すように複数ターンで1区間を形成する場
合には巻溝内の複数ターンの導体によつて形成さ
れる。さらに、各区間がソレノイド状もしくはが
ら巻きされた導線からなる場合には、その導線の
端面にて形成される面である。
また、本発明にあつては、インダクタンス素子
の各区間を同一ボビンに巻回して形成する場合に
限らず空芯構造としてボビンを省略することもで
きるし、また別個のボビンに導体を巻回して各区
間をその対向面が交互に逆方向に拡開して対向す
るように配置することも可能である。そして個々
のボビンを用いる場合には、磁性体をボビンに用
いることができる。
の各区間を同一ボビンに巻回して形成する場合に
限らず空芯構造としてボビンを省略することもで
きるし、また別個のボビンに導体を巻回して各区
間をその対向面が交互に逆方向に拡開して対向す
るように配置することも可能である。そして個々
のボビンを用いる場合には、磁性体をボビンに用
いることができる。
以上説明したような本発明によれば、奇数番目
の区間の結合係数を正とし、偶数番目の区間の結
合係数を負とするとともに、導線の線径や寸法関
係を調整することによつてそれら結合係数を好し
い値に近づけることが可能となり、出力波形の歪
が小さくかつ立上り時間も速くなり、遅延特性を
向上することができる。
の区間の結合係数を正とし、偶数番目の区間の結
合係数を負とするとともに、導線の線径や寸法関
係を調整することによつてそれら結合係数を好し
い値に近づけることが可能となり、出力波形の歪
が小さくかつ立上り時間も速くなり、遅延特性を
向上することができる。
なお、本発明においては、インダクタンス素子
にコンデンサ形成用の導体を設けて分布定数型の
遅延線を構成することもできる。
にコンデンサ形成用の導体を設けて分布定数型の
遅延線を構成することもできる。
第1図および第2図は本発明の電磁遅延線の一
実施例を示す上面図および正面図、第3図および
第4図A,Bは第1図に示す電磁遅延線の等価回
路図および結合関係を説明する図、第5図は本発
明の電磁遅延線に用いるインダクタンス素子の他
の例を示す展開図、第6図および第7図は第5図
に示すインダクタンス素子を用いた電磁遅延線を
示す正面図および側面図、第8図は本発明のさら
に他の実施例を示す上面図(一部断面で示す)で
ある。 1……ボビン、2……導線、3,9……インダ
クタンス素子、6a,6b,6c……導体条、8
……接続片、13……コンデンサ(複合コンデン
サ)。
実施例を示す上面図および正面図、第3図および
第4図A,Bは第1図に示す電磁遅延線の等価回
路図および結合関係を説明する図、第5図は本発
明の電磁遅延線に用いるインダクタンス素子の他
の例を示す展開図、第6図および第7図は第5図
に示すインダクタンス素子を用いた電磁遅延線を
示す正面図および側面図、第8図は本発明のさら
に他の実施例を示す上面図(一部断面で示す)で
ある。 1……ボビン、2……導線、3,9……インダ
クタンス素子、6a,6b,6c……導体条、8
……接続片、13……コンデンサ(複合コンデン
サ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導体を巻回した複数区間からなるインダクタ
ンス素子と、コンデンサを組合せてなる電磁遅延
線において、前記インダクタンス素子の各区間
を、その隣り合う区間相互間の対向面が交互に逆
方向に拡開して対向するように配置してなること
を特徴とする電磁遅延線。 2 インダクタンス素子が、ボビンに導体を単層
ソレノイド状にスペース巻きしかつ1ターン分を
1区間としてなる特許請求の範囲第1項記載の電
磁遅延線。 3 インダクタンス素子が、ボビンの対向面に
各々形成された巻溝のうち対向する一組の巻溝に
巻回された導線を1区間としてなる特許請求の範
囲第1項記載の電磁遅延線。 4 インダクタンス素子が、ボビンに形成された
巻溝に導線を複数ターン巻回してなる特許請求の
範囲第3項記載の電磁遅延線。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416583A JPH0238010B2 (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | Denjichensen |
| US06/575,603 US4583062A (en) | 1983-01-31 | 1984-01-31 | Electromagnetic delay line having a coil with divergent adjacent turns |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416583A JPH0238010B2 (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | Denjichensen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59140712A JPS59140712A (ja) | 1984-08-13 |
| JPH0238010B2 true JPH0238010B2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=11853527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1416583A Expired - Lifetime JPH0238010B2 (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | Denjichensen |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0238010B2 (ja) |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1416583A patent/JPH0238010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59140712A (ja) | 1984-08-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5521568A (en) | Electrical delay line | |
| US4565981A (en) | Electromagnetic delay line | |
| JPS59140712A (ja) | 電磁遅延線 | |
| EP0001925A1 (en) | Dual section distributed parameter delay-line | |
| JPS6229925B2 (ja) | ||
| JPH0218613B2 (ja) | ||
| JPH0451081B2 (ja) | ||
| JPH0462610B2 (ja) | ||
| JPS607201A (ja) | 電磁遅延線 | |
| JPH0227845B2 (ja) | Denjichensen | |
| JPH0219013A (ja) | 電磁遅延線 | |
| JPH03721Y2 (ja) | ||
| JP2607745Y2 (ja) | 面実装型コイル部品 | |
| JPH0211169B2 (ja) | ||
| JPH0453124B2 (ja) | ||
| JPH0451083B2 (ja) | ||
| JPH0211168B2 (ja) | ||
| JPS58145209A (ja) | 遅延線 | |
| JPH035082B2 (ja) | ||
| JPS5945709A (ja) | 電磁遅延線 | |
| JPH0210668Y2 (ja) | ||
| JPS61154210A (ja) | 分布定数型電磁遅延線 | |
| JPH0215387Y2 (ja) | ||
| JPH055201B2 (ja) | ||
| JPS59186413A (ja) | 電磁遅延線の製造方法 |