JPH0238043Y2 - - Google Patents

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JPH0238043Y2
JPH0238043Y2 JP10190085U JP10190085U JPH0238043Y2 JP H0238043 Y2 JPH0238043 Y2 JP H0238043Y2 JP 10190085 U JP10190085 U JP 10190085U JP 10190085 U JP10190085 U JP 10190085U JP H0238043 Y2 JPH0238043 Y2 JP H0238043Y2
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throttle valve
pressure chamber
engine
intake
primary
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの吸気装置に関するものであ
る。
(従来技術) エンジンにおいては、吸入空気量が増大する高
負荷運転時には吸気通路の通路面積を十分に確保
して吸気充填効率を高めてエンジン出力の向上を
図り、また吸入空気量が比較的少なく従つて吸気
流速が低い低負荷運転時には吸気通路面積を絞つ
て吸気流速を早めて燃料の気化・霧化を促進さ
せ、もつて、エンジンの全負荷域を通じて高水準
の運転性能(出力特性及び燃焼特性)を得るとい
う技術思想は従来公知である。
このような技術思想に立脚する技術的手段とし
ては、例えば、吸気通路を一次側吸気通路と二次
側吸気通路の2つの通路で構成し、一次側吸気通
路にはアクセル機構に連動して開閉作動する一次
側スロツトルバルブを、また二次側吸気通路には
上記一次側スロツトルバルブに連動し且つ該一次
側スロツトルバルブの開度が所定開度以上になる
と開弁作動する二次側スロツトルバルブをそれぞ
れ設け、エンジンの低負荷運転時には一次側吸気
通路のみから吸気導入を行うことによつて吸気流
速を高速に保持して燃料の気化・霧化の促進を図
り、これに対してエンジンの高負荷運転時には一
次側吸気通路と二次側吸気通路の両方から吸気導
入を行うことによつて通路面積を拡大して吸気充
填効率を高めるようにしたものがある。
ところが、このように一次側吸気通路に設けた
一次側スロツトルバルブと二次側吸気通路に設け
た二次側スロツトルバルブとをアクセル機構に連
動させて開閉制御するものにおいては、特に燃料
噴射式のエンジンに適用した場合、下記するよう
な理由によりエンジンの加速時には一時的に混合
気濃度が希薄状態となり、エンジン出力が低下し
て加速ヘジテーシヨン即ち、加速のもたつき現象
が発生するという問題があつた。
即ち、エンジンの加速時にはスロツトルバルブ
が急速に全開近くまで開弁されるわけであるが、
この場合、吸入空気量はスロツトルバルブの開作
動に呼応して急速に増大するが、燃料供給量は吸
入空気量に応じて出力される制御信号に基づいて
決定されるため吸入空気量の増量変化に直ちには
追従できず、吸入空気量の増量変化後、所定の時
間差をもつて増量することになる。従つて、エン
ジンの加速時にには一時的に混合気濃度が希薄化
するものである。
このような欠点を解決することを目的とした従
来技術としては、例えば本出願人の先願(特公昭
59−12849号公報参照)に係るエンジンの吸気装
置がある。この公知例のものは、二次側吸気通路
に、一次側吸気通路に設けられる一次側スロツト
ルバルブに連動して開閉作動する第1の二次側ス
ロツトルバルブと、該第1の二次側スロツトルバ
ルブより吸気上流側に位置し且つ圧力応動式アク
チユエータによつて開閉制御される第2の二次側
スロツトルバルブとを設けるとともに、該アクチ
ユエータと吸気通路とを連通する吸気負圧導入路
中にデイレーバルブを介設し、エンジンの加速時
には一次側スロツトルバルブと第1の二次側スロ
ツトルバルブの急開にかかわらず第2の二次側ス
ロツトルバルブを所定の時間差をもつて開弁させ
(即ち、二次側吸気通路を一次側吸気通路の開通
から所定の時間差をもつて開通させる)、燃料供
給量の増量開始タイミングと吸入空気量の増量開
始タイミングとを可及的に合致させることによつ
て一時的な混合気の希薄化を防止し、これによつ
て加速時における加速ヘジテーシヨンの発生を可
及的に抑制するようにしたものである。
一方、エンジンの冷機時においては、潤滑油温
が低く、摺動部分に対する潤滑性が十分ではな
い。従つて、このようなエンジン冷機時において
エンジンを定格出力付近で運転すると、各摺動部
が異常摩耗等により大きなダメージを受けるため
エンジンの耐久性という面において好ましくな
い。
このような問題を解決する手段としては従来よ
り、エンジン冷機時にスロツトルバルブの最大許
容開度を通常運転時における全開位置よりも小さ
めに規制してエンジン出力をエンジン保護の面か
ら定めた定格出力値よりもさらに低めに抑えるよ
うにしたものが知られている。
このように、エンジンの吸気装置において加速
時における加速ヘジテーシヨンを防止する手段
と、エンジン冷機時におけるエンジン出力を抑制
する手段とはともに公知である。
ところが、この加速ヘジテーシヨンの防止手段
とエンジン出力の抑制手段とは、その構成及び機
能が大きく異なるところからこれらを同時に同一
の吸気装置に組み込むことは困難であり、現在の
ところこの二つの手段を併設した吸気装置は見当
たらない。
しかしながら、エンジンの運転性能及び耐久性
の向上という見地から見ればこの2つの手段を同
一の吸気装置に併設するのが最も効果的であり、
特に近年の如くエンジンの高出力化、高速化が進
む中ではこの2つの手段を併設した吸気装置の開
発が強く望まれていた。
(考案の目的) 本考案はこのような要望に応えんとしてなされ
たものであつて、エンジンの加速時における加速
ヘジテーシヨンを防止して加速性能の向上を図る
とともに、エンジン冷機時における出力規制を確
実ならしめてエンジンの耐久性の向上を図るよう
にしたエンジンの吸気装置を提供することを目的
とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、吸気通路を相互に独立した一次側吸気通路と
二次側吸気通路で構成するとともに、上記一次側
吸気通路にアクセル機構に連動して作動する一次
側スロツトルバルブを、また上記二次側吸気通路
に上記一次側スロツトルバルブと連動する第1の
二次側スロツトルバルブと圧力応動式のアクチユ
エータによつて開閉駆動される第2の二次側スロ
ツトルバルブをそれぞれ設けたエンジンの吸気装
置において、上記アクチユエータを、軸方向に適
宜離間して対向配置した一対のダイヤフラムによ
つて区画された相隣接する第1圧力室と第2圧力
室とを有する圧力応動装置で構成し、且つ上記第
1圧力室あるいは第2圧力室への吸気負圧導入時
に該アクチユエータをして上記第2の二次側スロ
ツトルバルブを閉弁方向に作動せしめ得る如くす
る一方、上記アクチユエータの第1圧力室をエン
ジンの冷機時には該第1圧力室側への空気流通を
阻止する一方向弁を介して上記一次側スロツトル
バルブあるいは第1の二次側スロツトルバルブよ
り吸気下流側の吸気通路に形成した第1ポート
に、またエンジンの暖機時には上記一次側スロツ
トルバルブあるいは上記第1の二次側スロツトル
バルブの近傍位置であつてしかもエンジンのアイ
ドル運転時には該一次側スロツトルバルブあるい
は第1の二次側スロツトルバルブより吸気下流側
に位置しエンジンの非アイドル運転時には該一次
側スロツトルバルブあるいは第1の二次側スロツ
トルバルブより吸気上流側に位置する個所に形成
した第2ポートにそれぞれ連通せしめ、また上記
第2圧力室を上記第1ポートに連通せしめるとと
もに、上記第2圧力室と該第1ポートとを接続す
る通路中に、上記第1ポートから上記第2圧力室
側に向かう空気流を適度に絞る如く作用する絞り
機構を設けたものである。
(作用) 本考案では上記の手段によつて下記する如き作
用が得られる。
(:エンジン冷機時) エンジン冷機時には、アクチユエータの第1圧
力室が一方向弁を介して吸気通路の第1ポート
に、また第2圧力室が絞り機構を介して上記第1
ポートにそれぞれ接続される。
(−a) このため、エンジンのアイドル運転
状態時には、アクチユエータの第1圧力室と第
2圧力室に導入される吸気負圧が大きく、第2
の二次側スロツトルバルブはアクチユエータに
より閉弁保持され、一次側吸気通路からのみの
吸気導入が実現される(通路絞り作用)。
(−b−1) また、エンジンがアイドル運転
状態から加速されて非アイドル運転状態に移行
する時には、第1圧力室及び第2圧力室に導入
される吸気負圧が次第に減少し(正圧に近づ
く)、その結果、第1圧力室は一方向弁が作動
して負圧状態のまま密閉保持される(即ち、第
1圧力室は第2の二次側スロツトルバルブの開
作動には何ら寄与しない)。
(−b−2) これに対して、第2圧力室は絞
り機構によつて絞られながら徐々に吸気が導入
されるため徐々に膨張する。このため、一次側
スロツトルバルブ及び第1の二次側スロツトル
バルブの開作動から所定時間遅れて上記第2の
二次側スロツトルバルブの開作動が開始される
(即ち、二次側吸気通路の開作動遅延作用の実
現)とともに、第2の二次側スロツトルバルブ
は第2圧力室の膨張変位量に相当する開度しか
開弁しないためその開度は第1圧力室と第2圧
力室の両方が膨張変位する場合に比して小さく
なる(即ち、第2の二次側スロツトルバルブの
開度規制によるエンジン出力規制作用の実現)。
(:エンジン暖機時) エンジン暖機時には、アクチユエータの第1圧
力室が吸気通路の第2ポートに、また第2圧力室
が絞り機構を介して吸気通路の第1ポートにそれ
ぞれ接続される。
(−a) このため、エンジンのアイドル運転
時には、アクチユエータの第1圧力室及び第2
圧力室に大きな負圧力が負荷され、該第1圧力
室及び第2圧力室の縮小変位によつて第2の二
次側スロツトルバルブは開弁保持され一次側吸
気通路からのみ吸気導入が実現される(通路絞
り作用)。
(−b) これに対して、エンジンがアイドル
運転状態から加速されて非アイドル運転状態に
移行する場合には、第1圧力室と第2圧力室に
ともに正圧に近い吸気圧が導入され、該第1圧
力室と第2圧力室の膨張変位により第2の二次
側スロツトルバルブの全開作動が許容される。
また第2圧力室の膨張変位が絞り機構の絞り作
用により徐々に行なわれ、第2の二次側スロツ
トルバルブの開作動が第1の二次側スロツトル
バルブの開作動に対して所定の時間遅れをもつ
て行なわれる(即ち、二次側吸気通路の開作動
遅延作用の実現)。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案をより具体的に説
明する。
(構成) 図面には本考案の実施例に係る自動車用エンジ
ンの吸気装置が示されており、図面において符号
1は一次側吸気通路2と二次側吸気通路3とを備
えた吸気マニホールドである。この吸気マニホー
ルド1の一次側吸気通路2と二次側吸気通路3に
はそれぞれ該通路を開閉制御するスロツトルバル
ブが設けられている。即ち、一次側吸気通路2に
は、アクセルペダル(図示省略)により開閉作動
せしめられる一次側スロツトルバルブ4が設けら
れている。これに対して二次側吸気通路3には、
通路方向に相前後して第1の二次側スロツトルバ
ルブ5と第2の二次側スロツトルバルブ6とが取
付けられている。この二次側吸気通路3の2つの
スロツトルバルブのうち、第1の二次側スロツト
ルバルブ5は、その弁軸5aに取付けたレバー3
2を第1連結リンク34を介して上記一次側スロ
ツトルバルブ4の弁軸4aに取付けたレバー31
に連結させており、アクセルペダルの踏込操作に
より該一次側スロツトルバルブ4と連動して開閉
作動せしめられる。
一方、第2の二次側スロツトルバルブ6は、そ
の弁軸6aにレバー33を取付けている。このレ
バー33の一方のレバー端33aには、後に詳述
するアクチユエータ40の作動杆38の一端が連
結されている。又、このレバー33の他方のレバ
ー端33bに設けた係合部37は、第2連結リン
ク35を介して上記第1の二次側スロツトルバル
ブ5のレバー32に対して相対変位可能に連結さ
れている。さらに、この係合部37と第2連結リ
ンク35との間には、常時該係合部37を第2連
結リンク35のストツパー部39に当接せしめる
方向に付勢するスプリング36が取付けられてい
る。従つて、上記第2の二次側スロツトルバルブ
6は、上記アクチユエータ40によりその作動が
規制されている状態においては、上記第1の二次
側スロツトルバルブ5の作動如何にかかわりなく
そのままの位置で位置保持される(即ち、第2連
結リンク35は、第1の二次側スロツトルバルブ
5の変位に伴つてスプリング36を縮小変位させ
ながら係合部37に対して相対変位する)。
一方、アクチユエータ40による第2の二次側
スロツトルバルブ6の規制作用が適度に解除され
ると、該第2の二次側スロツトルバルブ6は第2
連結リンク35及びスプリング36を介して伝達
される第1の二次側スロツトルバルブ5側の変位
を受けて該アクチユエータ40による規制解除範
囲内において開閉作動せしめられる。即ち、見掛
け上は、アクチユエータ40の作動杆38の変位
に追従して第2の二次側スロツトルバルブ6が開
閉駆動される。
尚、第2連結リンク35の長さ寸法は、第1の
二次側スロツトルバルブ5が全閉位置に設定され
ている状態において第2の二次側スロツトルバル
ブ6も同じように全閉位置(鎖線図示、符号6″)
に設定されるように適宜に決められている。
アクチユエータ40は、2重ダイヤフラム方式
の圧力応動装置で構成されており、ケース41と
該ケース41内に前後方向に適宜離間して配置し
た前後一対のダイヤフラム即ち、第1ダイヤフラ
ム47と第2ダイヤフラム48とを有している。
この2つのダイヤフラム47,48によりケース
41の内部は前後方向に相隣接する3つの室、即
ち、第1ダイヤフラム47と第2ダイヤフラム4
8との間に位置する密閉室状の第1圧力室42
と、該第1圧力室42により第2ダイヤフラム4
8側に位置する密閉室状の第2圧力室43と、該
第1圧力室42より第1ダイヤフラム47側に位
置する大気開放形の大気圧室44の3室に区画形
成されている。
第1ダイヤフラム47は、その大気圧室44側
の側面に第1ストツパー51を、また第1圧力室
42側の側面に第2ストツパー52を取付けてい
る。この第1ダイヤフラム47は、大気圧室44
内に導入される大気圧と第1圧力室42内に導入
される吸気圧(負圧又は正圧)との圧力差に応じ
て左右方向に変位可能とされており、大気圧室4
4側への変位は第1ストツパー51の外端面がケ
ース41の第1側壁56に当接(鎖線図示、符号
51′の位置)することによつて、また第1圧力
室42側への変位はその第2ストツパー52の外
端面が後述する第2ダイヤフラム48側の第3ス
トツパー53に当接することによつてそれぞれ規
制される。このように前後方向に変位可能とされ
た第1ダイヤフラム47に上記作動杆38が固定
されている。
一方、第2ダイヤフラム48は、その第1圧力
室42側の側面に上記第1ダイヤフラム47側の
第2ストツパー52が当接可能な第3ストツパー
53を、また第2圧力室43側の側面には第4ス
トツパー54をそれぞれ取付けている。又、第1
圧力室42の前後方向中間部には隔壁55が設け
られている。従つて、上記第2ダイヤフラム48
は、第1圧力室42側においては隔壁55に対し
てその第3ストツパー53が当接することによつ
て(鎖線図示、符号53′)、また第2圧力室43
側においてはケース41の第2側壁57に対して
その第4ストツパー54が当接することによつて
それぞれその変位が規制される。
又、このアクチユエータ40の第1圧力室42
には第1圧力導入口49が、また第2圧力室43
には第2圧力導入口50がそれぞれ形成されてい
る。
このアクチユエータ40の第1ダイヤフラム4
7及び第2ダイヤフラム48のストロークと上記
第2の二次側スロツトルバルブ6との組付上の相
対関係は次のように設定されている。即ち、図面
において実線図示する如く第2ダイヤフラム48
の第4ストツパー54がケース41の第2側壁5
7に当接し、さらにこの第3ストツパー53に対
して上記第1ダイヤフラム47の第2ストツパー
52が当接した第1の作動位置においては、上記
作動杆38は最もアクチユエータ40側に没入
し、該作動杆38を介して上記第2の二次側スロ
ツトルバルブ6をその全閉位置(図面において破
線図示する位置、開度約3゜)に位置決めする。
この第1の作動位置から第1ダイヤフラム47
と第2ダイヤフラム48とがその当接状態を保つ
たまま一体的に前方(矢印A方向)に変位して第
3ストツパー53が隔壁55に当接しそれ以上の
変位が規制された第2の作動位置(図面において
鎖線図示、符号53′51″の位置)においては、
上記第2の二次側スロツトルバルブ6は中間開度
(鎖線図示、符号6′)とされる。なお、この第2
の二次側スロツトルバルブ6の中間開度は、エン
ジンの最大出力をエンジン冷機時における許容エ
ンジン出力値(例えば100PS)に規制し得るよう
にエンジン出力に応じて設定されるものであり、
この実施例においては約13.5゜に設定している。
この第2の作動位置からさらに第1ダイヤフラ
ム47のみが前方に変位し、その第1ストツパー
51がケース41の第1側壁56に当接してその
前方への変位が規制された状態においては、第2
の二次側スロツトルバルブ6は全閉位置(鎖線図
示、符号6″)に設定される。
一方、上記吸気マニホールド1の一次側吸気通
路2の側壁部分には、吸気圧取出し用の2つのポ
ート、即ち、一次側スロツトルバルブ4の開度の
如何にかかわらず、常に該一次側スロツトルバル
ブ4より吸気下流側に位置する第1ポート7と、
一次側スロツトルバルブ4がアイドル開度位置
(図示位置)にある時には該一次側スロツトルバ
ルブ4より吸気下流側に位置し、該一次側スロツ
トルバルブ4の開度がアイドル開度より拡大する
とき該一次側スロツトルバルブ4より吸気上流側
に位置する第2ポート8が形成されている。
この吸気マニホールド1に設けた2つのポート
7,8と、上記アクチユエータ40の2つの圧力
導入口49,50とは、後述する如く3本の圧力
導入路、即ち、その一端が第1ポート7に連通す
る第1圧力導入路11と、第2ポート8に連通す
る第2圧力導入路12と、該第1圧力導入路11
の通路途中から分岐する第3圧力導入路13とを
介して相互に接続されている。
第1圧力導入路11の他端はサーモバルブ17
(即ち、エンジン冷却水温度等のエンジン側温度
の変化に応じて膨縮変位するワツクス等の感温部
材によつてスプール18を駆動し、これによつて
2つの弁ポート(第1弁ポート17aと第2弁ポ
ート17b)を択一的に吐出ポート17cに連通
させるようにした感温式切換バルブ)の第1弁ポ
ート17a(エンジン温度が設定温度、例えばエ
ンジン冷却水温度で68℃以下のエンジン冷機時に
開口する弁ポート)に接続されている。又、この
第1圧力導入路11の上記第3圧力導入路13の
分岐部と上記第1ポート17aとの間には、該第
1弁ポート17a側への吸気導入を阻止する一方
向弁21(実用新案登録請求の範囲中の一方向弁
に該当する)が取付けられている。
第2圧力導入路12は、その他端を上記サーモ
バルブ17の第2弁ポート17b(エンジン冷却
水温度が68℃以上であるエンジン暖機時に開口す
る弁ポート)に接続されている。又、この第2圧
力導入路12の通路途中には、第1弁ポート17
b側への吸気導入を阻止する一方向弁22aと絞
り孔22bを備えた第1デイレーバルブ22が取
付けられている。
第3圧力導入路13は、その他端を上記アクチ
ユエータ40の第2圧力導入口50に接続してい
る。又、この第3圧力導入路13の通路途中に
は、上記第2圧力導入口50側への吸気導入を阻
止する一方向弁23aと絞り孔23bとを有する
第2デイレーバルブ(実用新案登録請求の範囲中
の絞り機構に該当する)が取付けられている。
さらに、上記アクチユエータ40の第1圧力導
入口49と上記サーモバルブ17の吐出ポート1
7cは、第4圧力導入路14によつて接続されて
いる。
(作動並びにその作用) 続いて、この実施例の吸気装置の作動並びにそ
の作用をエンジンの運転状態毎にそれぞれ簡単に
説明する。
(a:エンジン冷機時) エンジン冷機時にはサーモバルブ17により第
1圧力導入路11と第4圧力導入路14とが接続
されており、アクチユエータ40の第1圧力室4
2内には常時第1ポート7から吸気負圧が導入さ
れる。また、アクチユエータ40の第2圧力室4
3にも同様に常時第1ポート7から吸気負圧が導
入される。
(a−1:アイドル運転時) エンジン冷機状態でのアイドル運転時には、ア
クチユエータ40の第1圧力室42と第2圧力室
43の両方に高い負圧が導入されているため、ア
クチユエータ40の第1ダイヤフラム47及び第
2ダイヤフラム48はともに後方(矢印B方向)
に変位し、図面において実線図示する第1の作動
位置に位置保持されている。従つて、吸気導入が
一次側吸気通路2からのみ行なわれ、燃料の気
化・霧化の促進によりエンジンのアイドル運転が
円滑に行なわれる。
(a−2:アイドル運転状態からの加速) アイドル運転状態においてアクセルペダルが大
きく踏み込まれて一次側スロツトルバルブ4と第
1の二次側スロツトルバルブ5が急速にアイドル
開度から全開側に開弁された場合であるが、この
場合にはアクチユエータ40の第1圧力室42と
第2圧力室43にそれぞれ導入される吸気圧が上
昇する(負圧が小さくなる)ため、一方向弁21
が開弁して第1圧力室42が密封状態とされ第1
ダイヤフラム47と第2ダイヤフラム48との相
対間隔がそのまま保持される。これに対して、第
2圧力室43には第2デイレーバルブ23を介し
て徐々に吸気圧が導入されその内圧が上昇する。
従つて、第1ダイヤフラム47と第2ダイヤフラ
ム48は第2圧力室43の膨張変位に伴つて一体
的にしかも徐々に第2の作動位置まで移動し、且
つこの第2の作動位置で保持される。即ち、この
加速時においては、第2の二次側スロツトルバル
ブ6は徐々に全閉位置から中間開度位置まで開弁
され且つ該中間開度位置で保持される。このた
め、アクセルペダルの踏込みによつて一次側スロ
ツトルバルブ4とともに第1の二次側スロツトル
バルブ5が急速に大開度位置まで開かれても第2
の二次側スロツトルバルブ6は徐々にしかも中間
弁位置までしか開かれないため、加速初期におけ
る吸入空気量の急激な増量が抑制され、混合気の
一時的な希薄化による加速ヘジテーシヨンが防止
されるとともに、エンジン出力がエンジン保護上
許容される出力付近までしか上昇しない(即ち、
加速ヘジテーシヨンの防止とエンジン出力の規制
作用の実現)。
尚、アクチユエータ40が第2の作動位置に位
置決めされている時には該アクチユエータ40に
よつて第2の二次側スロツトルバルブ6の中間弁
位置からの開作動が規制されている。このため、
この状態でいくら一次側スロツトルバルブ4及び
第1の二次側スロツトルバルブ5が開作動されて
も第2連結リンク35が第2の二次側スロツトル
バルブ6のレバー33の係合部37に対して相対
変位し、第2の二次側スロツトルバルブ6はその
開度位置のまま保持されるものである。
(b:エンジン暖機時) エンジン暖機時にはサーモバルブ17により第
2圧力導入路12と第4圧力導入路14とが接続
されており、アクチユエータ40の第1圧力室4
2内には一次側スロツトルバルブ4の弁位置に応
じて負圧と正圧とが択一的に導入される。
(b−1:アイドル運転時) アイドル運転時には、アクチユエータ40の第
1圧力室42内に第2ポート8から吸気負圧が、
また第2圧力室43内には第1ポート7から第2
デイレーバルブ23を介して吸気負圧がそれぞれ
導入されている。従つて、アクチユエータ40は
第1の弁位置に位置保持され、上述のエンジン冷
機時と同様に円滑なアイドル運転が実現される。
(b−2:アイドル運転からの加速) 加速要求が出されて一次側スロツトルバルブ4
と第1の二次側スロツトルバルブ5がアイドル開
度から急速に開かれると、アクチユエータ40の
第1圧力室42内には第2ポート8から第1デイ
レーバルブ22を介して正圧が、また第2圧力室
43内には第1ポート7から第2デイレーバルブ
23を介して正圧に近い負圧がそれぞれ導入され
る。従つて、第1ダイヤフラム47と第2ダイヤ
フラム48はともに徐々に矢印A方向に変位し、
第2の二次側スロツトルバルブ6を全閉位置から
徐々に全開側に開弁させる。従つて、上記エンジ
ン冷機時と同様に加速初期における吸入空気量の
急速増量に伴う混合気の一時的な希薄化が防止さ
れ、加速ヘジテーシヨンが防止される(即ち、加
速性能が向上する)。
また、この状態においては、一次側スロツトル
バルブ4の開度即ち、吸気圧の変動に伴つて第1
ダイヤフラム47及び第2ダイヤフラム48が矢
印A−B方向に変位し、第1の二次側スロツトル
バルブ5の弁開度によらず実際の吸気圧(即ち、
エンジン負荷)に応じた二次側吸気通路3の開度
制御が行なわれる。
尚、この実施例においては、アクチユエータ4
0の第1圧力室42に接続される第2圧力導入路
12にも第1デイレーバルブ22を設けてエンジ
ン加速時における第2の二次側スロツトルバルブ
6の開弁遅延作用に寄与せしめるようにしている
が、本考案はこれに限定されるものではなく少な
くともアクチユエータ40の第2圧力室43に接
続される第3圧力導入路13に第2デイレーバル
ブ23が設けられていればよい。
(考案の効果) 本考案のエンジンの吸気装置は、吸気通路を相
互に独立した一次側吸気通路と二次側吸気通路で
構成するとともに、上記一次側吸気通路にアクセ
ル機構に連動して作動する一次側スロツトルバル
ブを、また上記二次側吸気通路に上記一次側スロ
ツトルバルブと連動する第1の二次側スロツトル
バルブと圧力応動式のアクチユエータによつて開
閉駆動される第2の二次側スロツトルバルブをそ
れぞれ設けたエンジンの吸気装置において、上記
アクチユエータを、軸方向に適宜離間して対向配
置した一対のダイヤフラムによつて区画された相
隣接する第1圧力室と第2圧力室とを有する圧力
応動装置で構成し、且つ上記第1圧力室あるいは
第2圧力室への吸気負圧導入時に該アクチユエー
タをして上記第2の二次側スロツトルバルブを閉
弁方向に作動せしめ得る如くする一方、上記アク
チユエータの第1圧力室をエンジンの冷機時には
該第1圧力室側への空気流通を阻止する一方向弁
を介して上記一次側スロツトルバルブあるいは第
1の二次側スロツトルバルブより吸気下流側の吸
気通路に形成した第1ポートに、またエンジンの
暖機時には上記一次側スロツトルバルブあるいは
上記第1の二次側スロツトルバルブの近傍位置で
あつてしかもエンジンのアイドル運転時には該一
次側スロツトルバルブあるいは第1の二次側スロ
ツトルバルブより吸気下流側に位置しエンジンの
非アイドル運転時には該一次側スロツトルバルブ
あるいは第1の二次側スロツトルバルブより吸気
上流側に位置する個所に形成した第2ポートにそ
れぞれ連通せしめ、また上記第2圧力室を上記第
1ポートに連通せしめるとともに、上記第2圧力
室と該第1ポートとを接続する通路中に、上記第
1ポートから上記第2圧力室側に向かう空気流を
適度に絞る如く作用する絞り機構を設けたことを
特徴とするものである。
従つて、本考案のエンジンの吸気装置によれ
ば、 (1) エンジンの冷機時(即ち、潤滑性が十分に得
られない状態)においてはその出力が定格出力
よりも低出力のエンジン保護という面から設定
した許容出力値に規制されるため、エンジンの
摺動部に与えるダメージが少なくその耐久性が
向上する、 (2) またエンジン加速時には、スロツトル機構に
連動して急速に開弁する一次側スロツトルバル
ブと第1の二次側スロツトルバルブの開作動と
同時に二次側吸気通路からの吸気導入が開始さ
れるのではなくこれらの開作動より所定の遅延
時間をもつて第2の二次側スロツトルバルブが
開かれて二次側吸気通路からの吸気導入が開始
されるため、加速初期における吸入空気量の増
量変化が適度に遅延され、該吸入空気量の増量
変化と燃料の増量変化とのタイミングのズレに
起因する混合気の一時的な希薄化による加速ヘ
ジテーシヨンが防止され、加速性能が向上す
る、 等の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係る吸気装置を備えた
エンジンの吸気系のシステム図である。 1……吸気マニホールド、2……一次側吸気通
路、3……二次側吸気通路、4……一次側スロツ
トルバルブ、5……第1の二次側スロツトルバル
ブ、6……第2の二次側スロツトルバルブ、7…
…第1ポート、8……第2ポート、17……サー
モバルブ、21……一方向弁、22……第1デイ
レーバルブ、23……第2デイレーバルブ(絞り
機構)、40……アクチユエータ、42……第1
圧力室、43……第2圧力室、47,48……ダ
イヤフラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気通路を相互に独立した一次側吸気通路と二
    次側吸気通路で構成するとともに、上記一次側吸
    気通路にアクセル機構に連動して作動する一次側
    スロツトルバルブを、また上記二次側吸気通路に
    上記一次側スロツトルバルブと連動する第1の二
    次側スロツトルバルブと圧力応動式のアクチユエ
    ータによつて開閉駆動される第2の二次側スロツ
    トルバルブをそれぞれ設けたエンジンの吸気装置
    であつて、上記アクチユエータを、軸方向に適宜
    離間して対向配置した一対のダイヤフラムによつ
    て区画された相隣接する第1圧力室と第2圧力室
    とを有する圧力応動装置で構成し、且つ上記第1
    圧力室あるいは第2圧力室への吸気負圧導入時に
    該アクチユエータをして上記第2の二次側スロツ
    トルバルブを閉弁方向に作動せしめ得る如くする
    一方、上記アクチユエータの第1圧力室をエンジ
    ンの冷機時には該第1圧力室側への空気流通を阻
    止する一方向弁を介して上記一次側スロツトルバ
    ルブあるいは第1の二次側スロツトルバルブより
    吸気下流側の吸気通路に形成した第1ポートに、
    またエンジンの暖機時には上記一次側スロツトル
    バルブあるいは上記第1の二次側スロツトルバル
    ブの近傍位置であつてしかもエンジンのアイドル
    運転時には該一次側スロツトルバルブあるいは第
    1の二次側スロツトルバルブより吸気下流側に位
    置しエンジンの非アイドル運転時には該一次側ス
    ロツトルバルブあるいは第1の二次側スロツトル
    バルブより吸気上流側に位置する個所に形成した
    第2ポートにそれぞれ連通せしめ、また上記第2
    圧力室を上記第1ポートに連通せしめるととも
    に、上記第2圧力室と該第1ポートとを接続する
    通路中に、上記第1ポートから上記第2圧力室側
    に向かう空気流を適度に絞る如く作用する絞り機
    構を設けたことを特徴とするエンジンの吸気装
    置。
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