JPH02382B2 - - Google Patents

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JPH02382B2
JPH02382B2 JP3634282A JP3634282A JPH02382B2 JP H02382 B2 JPH02382 B2 JP H02382B2 JP 3634282 A JP3634282 A JP 3634282A JP 3634282 A JP3634282 A JP 3634282A JP H02382 B2 JPH02382 B2 JP H02382B2
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JP
Japan
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polyarylene sulfide
sulfide resin
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present
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JP3634282A
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JPS58154757A (ja
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Shunei Inoe
Masaru Okamoto
Masakata Yanagi
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性、耐衝撃性、押出安定性、成形
性、色調および成形品外観が均衡にすぐれたポリ
アリーレンスルフイド樹脂組成物に関するもので
ある。 ポリフエニレンスルフイドに代表されるポリア
リーレンスルフイド樹脂はそれ自体すぐれた耐熱
性を有しており、なかでもガス繊維などの強化剤
で強化した成形材料は、自動車部品やエレクトロ
ニクス関連部品などの分野において金属代替用に
使用されつつあり、大型エンプラに成長する可能
性のある素材として注目を浴びている。 しかしながら非強化のポリアリーレンスルフイ
ド樹脂は押出安定性や成形性が劣り、得られる成
形品も黒色で外観が不良であるばかりか、耐衝撃
性に代表される機械的性質が不十分であるため、
成形材料としてはいまだに使用されていないのが
実状である。 そこで本発明者らはガラス繊維などの強化剤を
用いることなく、ポリアリーレンスルフイド樹脂
の耐衝撃性、押出安定性、成形性および成形品外
観を改良することを目的として鋭意検討した結
果、ポリアリ−レンスルフイド樹脂に特定のオレ
フイン系共重合体を特定量配合することにより、
ポリアリーレンスルフイド樹脂のすぐれた耐熱性
を良好に保持したまま上記目的の諸特性が均衡に
向上し、しかも成形品の色調まで改良されること
を見出し、本発明に到達した。 すなわち本発明はポリアリーレンスルフイド樹
脂100重量部に対し、α−オレフイン70〜99重量
%とα,β−不飽和酸のグリシジルエステル1〜
30重量%からなるオレフイン系共重合体0.5〜50
重量部を含有せしめたことを特徴とするポリアリ
ーレンスルフイド樹脂組成物を提供するものであ
る。 本発明で用いるポリアリーレンスルフイド樹脂
とは一般式〔−Ar−S〕−の繰り返し単位を主要構
成単位とする重合体であり、上記式中のArは少
なくとも1つの炭素6員環を含む2価の芳香族残
基でその具体例としては
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】など(XはF、Cl、 BrまたはCH3、mは1〜3)が挙げられる。な
かでも典型的なポリアリーレンスルフイド樹脂は
一般式
【式】で示されるポリフエニレンス ルフイドであり、例えば米国フイリツプス・ペト
ローリアム社から“ライトン”の商品名で市販さ
れているものが使用できる。 これらのポリアリーレンスルフイド樹脂は分子
量が1万以上、とくに2万〜5万で、融点が270
〜290℃のものが好ましく使用される。上記“ラ
イトン”は通常分子量が2万以下であるが、例え
ば特公昭52−12240号公報記載の方法によれば、
分子量2万以上の高分子量ポリフエニレンスルフ
イドを容易に得ることができる。 本発明で用いるオレフイン系共重合体とはα−
オレフインとα,β−不飽和酸のグリシジルエス
テルからなる共重合体であり、ここでいうα−オ
レフインとしてはエチレン、プロピレン、ブテン
−1などが挙げられるが、エチレンが好ましく用
いられる。またα,β−不飽和酸のグリシジルエ
ステルとは、一般式
【式】(Rは水素原 子または低級アルキル基を示す)で示される化合
物であり、具体的にはアクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジル
などが挙げられるが、なかでもメタクリル酸グリ
シジルが好ましく使用される。オレフイン系共重
合体におけるα,β−不飽和酸のグリシジルエス
テルの共重合量は1〜30重量%、とくに3〜20重
量%が好ましく、1重量%未満では目的とする改
良効果が得られず、30重量%を越えるとポリアリ
ーレンスルフイド樹脂との溶融混練時にゲル化を
生じ、押出安定性、成形性および機械的性質など
が一層低下するため好ましくない。またオレフイ
ン系共重合体には40重量%以下で、かつ本発明の
目的を阻害せしめない範囲であればさらに共重合
可能な他の不飽和モノマ、例えばビニルエーテ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル、スチレンなどを共重合せしめてもよい。 上記オレフイン系共重合体の配合量はポリアリ
ーレンスルフイド樹脂100重量部に対して0.5〜50
重量部、とくに5〜30重量部が好ましく、0.5重
量部未満では目的とする改良効果が得られず、50
重量部を越えるとポリアリーレンスルフイド樹脂
自体のすぐれた耐熱性が低下するばかりか、溶融
混練時にゲル化を生じて機械的性質、押出安定性
および成形性などがかえつて不良になるため好ま
しくない。 上記共重合組成のオレフイン系共重合体を上記
の配合割合でポリアリーレンスルフイド樹脂に配
合することにより、溶融押出時の押出安定性およ
び射出成形下限圧に代表される成形性が著しく向
上し、耐衝撃性、外観および色調が均衡にすぐれ
た成形品を与える樹脂組成物が得られる。かかる
本発明の効果はオレフイン系共重合体として上記
グリシジル基含有共重合体を用いる際に特異的に
得られ、他のよく知られているオレフイン系共重
合体、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合体や
エチレン−プロピレン共重合体を用いる際には同
様の効果を得ることはできない。この理由は明ら
かではないが、おそらくは本発明の組成物におい
て、オレフイン系共重合体中のグリシジル基がポ
リフエニレンスルフイド樹脂と特異的に作用する
ものと考えられる。 なお本発明の樹脂組成物には本発明の目的を損
なわない範囲において通常の添加剤、例えば酸化
防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、離型
剤、充てん剤、繊維状または粉粒状の強化剤、着
色剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、結晶化促
進剤および他の熱可塑性または熱硬化性樹脂など
をさらに配合することができる。 本発明の樹脂組成物の調整手段にはとくに制限
がないが、ポリアリーレンスルフイド樹脂とオレ
フイン系共重体とを、ポリアリーレンスルフイド
樹脂の融点以上の温度で押出機内で溶融混練後、
ペレタイズする方法が代表的である。なお溶融混
練温度は280〜320℃が望ましく、280℃未満では
ポリアリーレンスルフイド樹脂の溶融が不十分と
なり、320℃を越えるとオレフイン系共重合体の
架橋反応や熱分解反応を招くため注意を要する。 かくしてなる本発明の樹脂組成物は射出成形や
押出成形などの通常の方法で容易に成形すること
が可能であり、得られる成形品やフイルムは上述
の如きすぐれた性能を発揮する。 以下に実施例を挙げて本発明の効果をさらに説
明する。 参考例 1 (ポリフエニレンスルフイドの調製) 撹拌機付オートクレーブに硫化ナトリウム5モ
ル、N−メチルピロリドン1.2Kgおよび酢酸リチ
ウム二水和物を第1表に示したモル数仕込み、留
出物を除去しながら加熱して2時間で205℃にし
た。次いでこの系へ1,4−ジクロルベンゼン
5.1モルを仕込み、20分で245℃にした後、さらに
245℃で5〜8Kg/cm2ゲージ圧の条件で反応させ
た。反応生成物を熱湯で数回洗浄し、乾燥するこ
とにより、第1表に示した重量平均分子量および
融点を有する2種の高分子量ポリフエニレンスル
フイドAおよびBを得た。 なお第1表には“ライトンV−1”(フイリツ
プス・ペトロリアム社製ポリフエニレンスルフイ
ド)をポリマNo.Cとして併せて示した。
【表】 実施例1、比較例1 第1表に示した各種ポリフエニレンスルフイド
(A〜C)およびエチレン−メタクリル酸グリシ
ジル(90/10重量比)共重合体を第2表の割合で
ドライブレンドし、290〜310℃に設定したスクリ
ユー押出機により溶融混合した後、混合物をガツ
ト状で押出しストランドカツターでペレタイズし
た。このガツト押出時の押出安定性の目安とし
て、全ガツトに対するペレタイズ可能なガツトの
割合を評価すると共に、ペレツト色調をL値によ
り判定した。 次に各ペレツトを290〜300℃に設定した5オン
スのスクリユーインライン型射出成形機に供し、
金型温度140℃の条件でアイゾツト衝撃試験片、
ダンベル試験片および熱変形温度測定用試験片を
成形した。 ダンベル試験片成形時に成形性の目安となる成
形下限圧を測定すると共に、その離形性、バリの
程度および成形品外観(表面光沢)を評価した。 得られた各試験片について、ASTM D−256
に準じてアイゾツト衝撃強度を測定した。これら
の結果を第2表に示す。
【表】 第2表の結果から明らかな様に、本発明の組成
物(No.1〜3)はポリフエニレンスルフイド単品
(No.4〜6)に比較して押出安定性が著しく向上
しペレツト色調(L値)および成形性の改良効果
も大きいばかりか、耐衝撃性および表面光沢が極
めてすぐれた成形品を与える。 またエチレン−メタクリル酸グリシジル共重合
体の配合量が0.5重量部未満(No.7)では目的と
する効果が殆んど得られず、50重量部を越える
(No.8)と押出機内でゲル化が発生し、押出不可
能となる。 なお、No.1の熱変形温度(18.6Kg/cm2荷重下)
は、114℃であり、No.4の120.5℃に比べてそれほ
ど低下していないことがわかつた。 一方、引張応力および伸度をASTM D−638
に従つて測定したところ、No.1は703Kg/cm2であ
り、No.4の677Kg/cm2よりも大きく、伸びもNo.1は
8.2%であり、No.4の2.9%よりも大きいことがわ
かつた。 比較例 2 第1表(参考例1)のポリフエニレンスルフイ
ド(No.B)100重量部とエチレン−酢酸ビニル共
重合体〔共重合割合80対20(重量比)、日本ユニカ
ー製DQDJ−3868〕10重量部を実施例1と同じよ
うにドライブレンド後押出し、その後成形を行な
つたが、押出安定性はかえつて不良となりペレツ
ト色調および成形性もほとんど向上しなかつた。
成形品のアイゾツト衝撃強度(ノツチ付)は2.6
Kg・cm/cmとほとんど向上しなかつた。 実施例 2 第1表に示した各種ポリフエニレンスルフイド
(A〜C)、エチレン−メタクリル酸グリシジル
(90/10重量比)共重合体を第3表の割合でドライ
ブレンドし、実施例1と同様の操作を行なつて、
ペレツトおよび試験片を得た。得られたペレツト
および試験片について実施例1と同様の評価を行
なつたところ、第3表の結果を得た。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式〔−Ar−S〕−(式中のArは少なくとも
    1つの炭素6員環を含む2価の芳香族残基を示
    す)の繰り返し単位を主要構造単位とするポリア
    リーレンスルフイド樹脂100重量部に対し、α−
    オレフイン70〜99重量%とα,β−不飽和酸のグ
    リシジルエステル1〜30重量%からなるオレフイ
    ン系共重合体0.5〜50重量部を含有せしめたこと
    を特徴とするポリアリーレンスルフイド樹脂組成
    物。
JP3634282A 1982-03-10 1982-03-10 ポリアリ−レンスルフイド樹脂組成物 Granted JPS58154757A (ja)

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JPS58154757A JPS58154757A (ja) 1983-09-14
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