JPH0240207Y2 - - Google Patents

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JPH0240207Y2
JPH0240207Y2 JP1983164137U JP16413783U JPH0240207Y2 JP H0240207 Y2 JPH0240207 Y2 JP H0240207Y2 JP 1983164137 U JP1983164137 U JP 1983164137U JP 16413783 U JP16413783 U JP 16413783U JP H0240207 Y2 JPH0240207 Y2 JP H0240207Y2
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regulating
movable
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金庫やロツカー等の什器において、
その扉を什器本体にロツクするための電子式施錠
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
金庫等の什器における電子式施錠装置は、例え
ば実開昭56−107042号公報に記載されているよう
に、一般に、可動鉄心を備えた電磁ソレノイドを
利用した構成になつている。
すなわち、什器本体における扉の裏面に、閂片
の什器本体への係脱動に連動して長手方向に往復
移動する連動杆を設け、該連動杆に、一端に係合
面を有する係合部を設ける一方、前記扉の裏面
に、通電によつてばねに抗して後退し非通電によ
つてばねにて突出する可動鉄心を備えて成る電磁
ソレノイドを、その可動鉄心が前記連動杆の長手
方向を略直角方向に出没移動するように設けて、
その可動鉄心を、前記連動杆における係合部の係
合面に、当該可動鉄心が突出動したとき前記係合
面に係合して連動杆を閂片の抜け方向に移動不能
にロツクし、扉の表面からの解錠操作にて電磁ソ
レノイドに通電すると、係合面に対する可動鉄心
の係合が解除されてロツクが解除されるように関
連し、且つ、前記連動杆における係合部に、前記
可動鉄心の先端面が接当するロツク解除保持面
を、前記連動杆の長手方向に沿つて前記可動鉄心
の軸線と略直角方向に延びるように形成すること
により、電磁ソレノイドに通電して可動鉄心を後
退させた状態で、扉の表面からのハンドル操作等
にて連動杆を、これに連動する閂片が什器本体か
ら係合解除するように移動させると、可動鉄心の
先端面が係合部におけるロツク解除保持面の個所
に位置して、電磁ソレノイドへの通電を遮断して
も、可動鉄心の先端面がロツク解除保持面に接当
して、ロツク解除状態が保持されるように構成し
ている。
ところが、前記電磁ソレノイドに通電してから
扉を開くまでの間には、ハンドル操作等の一連の
操作のために、ある程度の時間(通常4〜6秒)
を必要とする一方、電磁ソレノイドに対する通電
を遮断すると可動鉄心がばね力にて突出動して再
度ロツク状態に戻つてしまうことになり、従つ
て、従来は、扉を開くための一連の操作が完了す
るまでの時間の間中、電磁ソレノイドへの通電を
維持するようにしていた。
しかし、このように、扉を開くための一連の操
作をする間中、電磁ソレノイドに通電し続ける
と、解錠操作1回当たりに要する消費電力が大き
いため、電磁ソレノイドに対する電源であるとこ
ろの電池の消耗が激しく、しかも、電磁ソレノイ
ドへの通電時間内に扉を開けないと、ただちにロ
ツク状態に戻つてしまい、再度解錠操作からやり
直さなければならないため、扉を開くことに要す
る操作に手間がかかると共に、電池の消耗も一層
増大するのである。
加えて、前記のように電池の消耗が激しいこと
により、大型で強力な電池を使用しなければなら
ないため、施錠装置の維持コストが嵩むと共に、
電池の収容スペースが増大することによつて扉の
デザインが制約を受ける点にも問題があつた。
この点について、先行技術としての特公昭42−
21185号公報には、扉の裏面のうち、閂片に一体
的に取付いた連動杆の近傍部位に、可動鉄心に係
脱する保持爪を回動自在に設け、可動鉄心が電磁
ソレノイドへの通電によつて連動杆との係合を解
除するように後退動すると、保持爪にて可動鉄心
が後退位置に保持され、その状態で連動杆を、そ
の閂片が本体から係合解除する方向に動かすと、
連動杆にて保持爪が回動することにより、保持爪
と可動鉄心との係合が解除されて、可動鉄心の先
端面が連動杆の側面に接当して、可動鉄心が後退
位置に保持され、その状態で、連動杆を、その閂
片が本体に係合する方向に移動させると、可動鉄
心が、ばね力により、その先端面が連動杆の側面
に接当した状態から、その側面が連動杆の後端面
に接当した状態に移行して、自動的にロツクされ
るように構成した考案が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この先行技術によると、電磁ソレノイドに極く
僅かの時間だけ通電するだけで、可動鉄心を連動
杆から係合が解除した後退位置に保持できるの
で、上記の各問題点を解消できる利点を有する。
しかし、その反面、この先行技術では、扉に回
動自在に設けた保持爪の回動を介して、可動鉄心
を後退位置に保持したり突出させたりするもので
あるため、ロツク解除してから扉を開けるまでの
間に、振動等により係止爪と可動鉄心との係合が
不測に解除してしまうとか、或いは、ロツクを解
除してから連動杆を、その閂片が本体から係合解
除するように移動するに際して、連動杆の移動速
度が遅い場合、可動鉄心が素早く突出し過ぎるこ
とにより、可動鉄心が連動杆の側面に接当するこ
となく、連動杆の後端面に接当するように突出し
てしまつたりする虞があり、ロツク解除状態に保
持する機能が不完全である点に問題があつた。
本考案は、電磁ソレノイドに極く僅かの時間だ
け通電するだけで、ロツク解除状態に保持できる
利点を保持しつつ、ロツク解除状態を確実に保持
できるようにした電子式施錠装置を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、金庫等の什
器本体における扉の裏面に、閂片の什器本体への
係脱動に連動して長手方向に往復移動する連動杆
を設け、該連動杆に、一端に係合面を有する係合
部を設ける一方、前記扉の裏面に、通電によつて
ばねに抗して後退し非通電によつてばねにて突出
する可動鉄心を備えて成る電磁ソレノイドを、そ
の可動鉄心が前記連動杆の長手方向と略直角方向
に出没移動するように設けて、その可動鉄心を、
前記連動杆における係合部の係合面に、当該可動
鉄心が突出動したとき前記係合面に係合して連動
杆を閂片の抜け方向に移動不能にロツクするよう
に関連し、且つ、前記連動杆における係合部に、
前記可動鉄心の先端面が接当するロツク解除保持
面を、前記連動杆の長手方向に沿つて前記可動鉄
心の軸線と略直角方向に延びるように形成して成
る電子式施錠装置において、前記連動杆には、前
記可動鉄心を挟んで前記係合部におけるロツク解
除保持面とは反対側の部位に、前記連動杆の長手
方向に延びる規制体を、その一端部が前記係合部
の係合面に近接するように添設し、この規制体に
おける他端部を、前記連動杆に対して、当該規制
体の一端部が前記可動鉄心の軸線と略直角方向に
動き得るように係着し、前記規制体には、当該規
制体の長手方向に沿つて前記係合部のロツク解除
保持面と略平行に延びる規制面を設けて、該規制
面を、前記ロツク解除保持面よりも前記電磁ソレ
ノイド側に突出し、更に、前記規制体には、その
一端部に、前記可動鉄心の側面に対して接当する
傾斜面を設けると共に、その一端部における傾斜
面を前記可動鉄心の側面に接当する方向に付勢す
るばね手段を設ける構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、扉の表面からハンドル
操作する等して閂片を什器本体に係合した状態で
は、電磁ソレノイドにおける可動鉄心がばねにて
突出して、可動鉄心における先端部の側面を連動
杆における係合部の係合面に接当することによ
り、連動杆が、閂片を什器本体から抜け方向に移
動不能とする状態に保持されて、扉がロツクされ
る一方、規制体の傾斜面は前記可動鉄心における
先端部の側面に、当該規制体に対するばね力に抗
して接当した状態になる。
そして、扉の表面からの解錠操作にて電磁ソレ
ノイドに通電すると、可動鉄心がばね力に抗して
後退動して、該可動鉄心における先端部の側面に
対する規制体の傾斜ガイド面の接当が解除される
ことにより、規制体は、ばね手段にて、後退状態
にある可動鉄心の先端面個所に瞬間的に移動する
ことになり、その状態で電磁ソレノイドへの通電
を遮断しても、可動鉄心は、後退状態においてそ
の先端面が規制体の規制面に接当し、後退状態に
保持される。
つまり、電磁ソレノイドに極く僅かの時間だけ
通電するだけで、連動杆が、閂片を什器本体から
抜ける方向に移動させ得るロツク解除状態に保持
される。
次に、扉を開くためのハンドル操作等に関連し
て、連動杆を、閂片が什器本体から係合解除する
ように移動させると、規制体も、その規制面を可
動鉄心の先端面に接当した状態のまま移動し、規
制体の接当面が可動鉄心の先端面から外れると、
可動鉄心の先端面は、今度は、連動杆における係
合部のロツク解除保持面に接当し、やはり、可動
鉄心が係合部よりも後退位置にあるロツク解除状
態が保持される。
この場合、規制体の規制面にて可動鉄心を後退
位置に維持した状態では、規制体にはばね手段の
弾性力は作用しておらず、その姿勢がきわめて安
定した状態にあるから、扉に振動等が加えられて
も規制体が不測に動くことはなく、可動鉄心を後
退位置に保持してロツク解除状態に保持すること
を、確実に行うことができることになる。
更に、規制体の一端部が係合部に近接している
ことと、規制体の規制面が係合部のロツク解除保
持面よりも電磁ソレノイド側に突出していること
とにより、規制体にて可動鉄心を後退位置に保持
した状態から、係合部のロツク解除保持面にて可
動鉄心を後退位置に保持した状態に移行すること
が、連動杆の移動速度等に関係なく、確実に行わ
れるのである。
このように、規制体にて可動鉄心を後退位置に
保持することを確実に行うことができ、しかも、
規制体にて可動鉄心を後退位置に保持した状態か
ら、係合部のロツク解除保持面にて可動鉄心を後
退位置に保持した状態に移行することを確実に行
うことができるから、扉を開く前に再びロツク状
態に戻つてしまうと言う不測の事態を生じること
なく、ロツク解除状態を確実に保持することがで
きるのである。
そして、什器を使用してから扉を閉めて、ハン
ドル操作等にて閂片を什器本体に係合させると、
これに連動して連動杆が移動する。すると、規制
体の一端部が係合部に近接していることと、規制
体の規制面が係合部のロツク解除保持面よりも電
磁ソレノイド側に突出していることとにより、そ
の連動杆の移動の途次において、可動鉄心の先端
面が連動杆における係合部のロツク解除保持面に
接当した状態のまま、規制体の傾斜面が可動鉄心
における先端部の側面に接当することにより、規
制体の一端部はばね手段の弾性力に抗して移動し
て行き、連動杆が、閂片が什器本体に係合した状
態に移動し切ると、可動鉄心が係合部におけるロ
ツク解除保持面から外れ、それと同時に、可動鉄
心がばね力にて突出して、可動鉄心の先端部が、
その側面に規制体の傾斜面を接当した状態のまま
で、係合部の係合面に接当し、これにより、連動
杆が、閂片を什器本体から係合解除する方向に移
動することを阻止する状態に移動不能に保持され
て、扉はロツクされる。
従つて本考案によると、一旦解錠操作にて施錠
ロツクを解除すると、そのロツク解除状態を確実
に保持することができるから、ロツクされた扉を
解錠してから開くことに要する手間を、確実に低
減できる効果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、電子式施錠装置とシ
リンダ錠とを併用した金庫に適用した場合の実施
例を図面(第1〜5図)に基づいて説明すると、
図において符号1は金庫本体を示し、該金庫本体
1における開口部には、扉2を、蝶番3を介して
その一側において水平回動自在に枢着し、該扉2
の前面には、当該扉2を開閉操作するためのハン
ドル4と、電子式施錠装置における解錠手段を組
み込んだパネル6とを取り付ける一方、扉2の裏
面には、シリンダ錠5′及び電磁ソレノイド31
等が取り付いている。
前記パネル6には、電源スイツチ7、パイロツ
トランプ8、電池収容部10、暗照番号を入力す
るための押ボタン式スイツチ9を備えており、詳
しくは後述するように、複数個の押しボタン式ス
イツチ9のうち0から9までの数字を複数個押
し、その押した暗証番号が予め設定した番号に一
致すると前記電磁ソレノイド31に通電して、施
錠ロツクを解除するように構成している。
符号11は、扉2を表面から裏面に貫通する駆
動軸で、該駆動軸11における扉2の前面側に位
置した端部に前記ハンドル4を固着する一方、回
動軸11のうち扉2の裏面側に位置した端部にT
字状レバー12を固着し、該T字状レバー12の
左右両端には、それぞれ扉2の裏面に沿つて上下
動自在に装着した縦連動杆13,14をピン1
5,16にて枢着し、これら両縦連動杆13,1
4の先端に、金庫本体1に係脱する閂片13′,
14′を一体的に形成する。
また、扉2の裏面には、横方向に延びる横連動
杆18をその長手方向に沿つて摺動自在に装着
し、該横連動杆18の基端を、前記一方の縦連動
杆13の中程部にベルクランクレバー17を介し
て連結する一方、該横連動杆18の先端には、金
庫本体1に係脱する閂片18′を一体的に形成す
る。
また、前記シリンダ錠5′は、その鍵挿入部5
が扉2の表面に露出するように取り付けられてお
り、鍵(図示せず)を鍵挿入部5に挿入して回転
させると、錠片5″が突出して前記他方の縦連動
杆14に形成した切り欠き溝19に嵌まることに
より、当該他方の縦連動杆14及び一方の縦連動
杆13の上下動、並びに、横連動杆18の横移動
を不能として、扉2を金庫本体1に対して開き不
能にロツクする一方、鍵を反対方向に回すと、錠
片5″と縦連動杆14の切り欠き溝19との係合
が解除されて、ロツクを解除するように構成され
ている。
符号21は、前記T字状レバー12の上端にピ
ン22にて連結した補助連動杆を示し、該補助連
動杆21は、扉2の裏面に沿つて横方向に延び且
つその長手方向に移動自在となるようガイドピン
23にて支持されており、従つて、該補助連動杆
21は、前記ハンドル4を操作して各閂片13′,
14′,18′が金庫本体1に係合するように縦及
び横連動杆13,14,18を移動操作すると、
これに連動して、その長手方向に沿つて水平往復
移動する。
そして、第3図及び第4図で拡大して示すよう
に、前記補助連動杆21の下端縁に、一端部に係
合面24aを有する係合部24を、補助連動杆2
1の長手方向に沿つて適宜範囲にわたつて延びる
ように設け、該係合部24の下面に、前記電磁ソ
レノイド31における可動鉄心32を後退位置に
保持するためのロツク解除保持面24bを、水平
状に延びるように形成する。
前記電磁ソレノイド31は、ばね37にて常時
突出方向に付勢された可動鉄心32を出没移動自
在に設けており、この電磁ソレノイド32を、可
動鉄心32の軸線が前記補助連動杆21の長手方
向と略直角方向に延びるようにして扉2の裏面に
固着し、前記可動鉄心32の先端には、ブツシユ
35に嵌挿した大径のガイド部33と、該ガイド
部33の先端に取り付いた係合突起34とを一体
的に形成し、該可動鉄心32を、前記係合部24
の係合面24aに対して、各閂片13′,14′,
18′が金庫本体1に係合するように補助連動杆
21が移動した状態にて、可動鉄心32がばね3
7にて突出すると、可動鉄心32における係合突
起34が係合面24aに係合して、各閂片13′,
14′,18′が金庫本体1から係合解除する方向
に移動することが阻止されるように、補助連動杆
21を移動不能に保持してロツクし、電磁ソレノ
イド31に通電すると、可動鉄心32がばね37
力に抗して後退動して係合突起34が係合面24
aから外れて、ロツクが解除されるように関連さ
せる。
更に、前記補助連動杆21の側面には、前記可
動鉄心32を挟んで係合部24と反対側の部位
に、一端部を前記係合面24aに近接させた板ば
ね製の規制体25を、補助連動杆21の長手方向
に沿つて延びるように添設し、該規制体25の他
端部を、当該規制体25の一端部がばね手段の一
例としての自身のばね弾性力に抗して可動鉄心3
2の軸線と略直角方向に動きうるようにリベツト
止め等にて係着し、該規制体25には、当該一端
部の先端に行くに従つて補助連動杆21の側面か
ら隔たるように平面視で傾斜した傾斜面25aを
形成すると共に、その一端部の下面に、前記係合
部24のロツク解除保持面24bと略平行に延び
る規制面25bを、前記ロツク解除保持面24b
よりも若干寸法eだけ電磁ソレノイド31の側に
突出するようにして形成する。
なお、符号36は暗照番号設定装置や電子回路
等を組み込んだボツクスである。
以上の構成において、ロツク状態でシリンダ錠
5′を解錠してから(又は解錠する前に)、扉2の
前面に設けた押しボタン式スイツチ9の複数個
を、予め設定された順序で押すと、電磁ソレノイ
ド31に通電して、その励磁によつて可動鉄心3
2がばね37力に抗して後退動し、可動鉄心32
における係合突起34の先端面34bが規制体2
5の規制面25bよりも下方に下がることにより
ロツクが解除され、これと同時に、規制体25の
一端部と可動鉄心32における係合突起34との
接当が解除されて、規制体25の一端部は、自身
のばね弾性力により、第4図に一点鎖線で示すよ
うに、その規制面25bが平面視で係合突起34
の上端面34bと重なるような位置に移動する。
すると、この状態で前記電磁ソレノイド31へ
の通電を遮断しても、可動鉄心32は、その先端
面34bが規制体25の規制面25bに接当する
のみで、補助連動杆21における係合部24より
も下方に位置した状態に保持されるから、電磁ソ
レノイド31に極く僅かの時間通電するだけで、
ロツクを解除した状態に保持できることになる。
そして、ロツク解除状態において、ハンドル4
を回動操作して、各連動杆13,14,18を、
これらに取付いた閂片13′,14′,18′が金
庫本体1から係合解除するように移動させると、
補助連動杆21も第4図に矢印Dで示すように連
れ移動し、それに伴つて、規制体25の規制面2
5bが係合突起34の先端面34bを滑り移動し
て、規制体25が係合突起34の先端面34bか
ら外れると同時に、係合突起34は、ばね37に
て前記寸法eだけ突出してから、今度は、係合突
起34の先端面34bは、補助連動杆21におけ
る係合部24のロツク解除保持面24bに接当す
ることになり、やはり、ロツクを解除した状態に
保持される。
この場合、規制体25の規制面25bに可動鉄
心32の先端面34bが接当した状態では、規制
体25にはばね力は作用しておらず、安定した姿
勢にあるから、可動鉄心32を後退位置に保持し
てロツク解除状態を保持することを、確実に行う
ことができるのであり、また、規制体25の一端
部が係合部24に近接していることと、規制体2
5の規制面25bが係合部24のロツク解除保持
面24bよりも若干寸法eだけ下方に位置してい
ることとにより、規制体25にて係合突起34を
後退位置に保持した状態から、係合部24のロツ
ク解除保持面24bにて係合突起34を後退位置
に保持した状態に移行することも、確実に行われ
るのである。
次に、扉2を閉めて、ハンドル4を回動操作に
て縦及び横連動杆13,14,18を介して、各
閂片13′,14′,18′を金庫本体1に係合さ
せると、これに連動して、補助連動杆21が、第
5図Aに矢印で示すように移動し、その移動の途
次において、可動鉄心32における係合突起34
の先端面34bが係合部24のロツク解除保持面
24bに接当した状態のまま、規制体25の傾斜
面25aが係合突起34の側面に接当することに
より、規制体25は、その一端部が補助連動杆2
1から遠ざかるように自身の弾性力に抗して変形
し、やがて、係合部24のロツク解除保持面24
aが係合突起34の先端面34bから外れると、
可動鉄心32がばね37力にて自動的に突出し
て、係合突起34の側面が係合部24の係合面2
4aに係合し、扉2がロツクされる。
この場合も、規制体25の一端部が係合部24
に近接していることと、規制体25の規制面25
bが係合部24のロツク解除保持面24bよりも
若干寸法eだけ下方に位置していることとによ
り、係合突起34が後退位置から突出して係合面
24aに係合することが、確実に行われるから、
ロツク解除状態からロツク状態への移行も確実に
行うことができるのである。
第6図に示すのは、規制体25を付勢するばね
手段として、規制体25を板ばねにて形成して、
自身のばね弾性力を利用した場合の他の実施例で
あり、この例では、板ばね製の規制体25の一端
部に折り返し部を設けたもので、このように構成
すると、可動鉄心32の先端面34bは、規制体
25の一端部と折り返し部との両方の下面につい
て形成される規制面に対して接当するから、規制
体25の板厚寸法を厚くしなくても、可動鉄心3
2に対するばね37力によつて規制体25がねじ
り変形することを防止できる利点がある。
また、第7図及び第8図に示すのは、規制体を
板ばね製に代えてレバー式に形成した場合の実施
例である。
すなわち、補助連動杆21に、可動鉄心32を
挟んで係合面24aと反対側の部位に水平方向に
延びる水平ブラケツト27を突設する一方、レバ
ー状の規制体28を平面視で略舟形に形成して、
該規制体28を水平回動自在となるようその他端
部28″において前記水平ブラケツト27に係着
手段の一例としてのピンにて枢着する一方、その
他端部28″には、一端部28′を補助連動杆21
の側面方向に付勢するばね手段の一例としてのつ
る巻きばね29を設けたものである。
この場合も、規制体28における規制面28b
を、補助連動杆21における係合部24のロツク
解除保持面24bよりも若干寸法eだけ下方に位
置し、また、規制体28の先端がつる巻きばね2
9にて補助連動杆21の側面に近接した状態にお
いて、規制体28の一端部28′が平面視におい
て可動鉄心32の先端面と重なるように構成して
いる。
上記の各実施例は、電磁ソレノイド31におけ
る可動鉄心32が係脱する係合部24及び規制体
25,28を、縦連動杆13,14及び横連動杆
18に連結した補助連動杆21に設けた場合であ
つたが、実用登録請求の範囲に言う「連動杆」
は、閂片に一体的に取り付いて、什器本体に対す
る閂片の係脱に直接に連動して移動するものであ
つても、或いは、他の部材を介して間接的に連動
するものであつても良く、従つて、係合部及び規
制体は、実施例における縦連動杆13,14及び
横連動杆18のうち何れかに設けても良いのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は什器の
一例としての金庫の斜視図、第2図は扉の裏面
図、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は第3
図の−視平面図、第5図A,B,Cは各々作
用を示す図、第6図は他の実施例を示す図、第7
図は更に他の実施例を示す図、第8図は第7図の
−視正面図である。 1……金庫、2……扉、13,14……縦連動
杆、18……横連動杆、21……補助連動杆、2
4……係合部、24a……係合面、24b……ロ
ツク解除保持面、25,28……規制体、25
a,28a……傾斜面、25b,28b……規制
面、31……電磁ソレノイド、32……可動鉄
心、33……ガイド部、34b……可動鉄心の先
端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金庫等の什器本体1における扉2の裏面に、閂
    片13′,14′,18′の什器本体1への係脱動
    に連動して長手方向に往復移動する連動杆21を
    設け、該連動杆21に、一端に係合面24aを有
    する係合部24を設ける一方、前記扉2の裏面
    に、通電によつてばね37に抗して後退し非通電
    によつてばね37にて突出する可動鉄心32を備
    えて成る電磁ソレノイド31を、その可動鉄心3
    2が前記連動杆21の長手方向と略直角方向に出
    没移動するように設けて、その可動鉄心32を、
    前記連動杆21における係合部24の係合面24
    aに、当該可動鉄心32が突出動したとき前記係
    合面24aに係合して連動杆21を閂片13′,
    14′,18′の抜け方向に移動不能にロツクする
    ように関連し、且つ、前記連動杆21における係
    合部24に、前記可動鉄心32の先端面34bが
    接当するロツク解除保持面24bを、前記連動杆
    21の長手方向に沿つて前記可動鉄心32の軸線
    と略直角方向に延びるように形成して成る電子式
    施錠装置において、前記連動杆21には、前記可
    動鉄心32を挟んで前記係合部24におけるロツ
    ク解除保持面24bとは反対側の部位に、前記連
    動杆21の長手方向に延びる規制体25,28
    を、その一端部が前記係合部24の係合面24a
    に近接するように添設し、この規制体25,28
    における他端部を、前記連動杆21に対して、当
    該規制体25,28の一端部が前記可動鉄心32
    の軸線と略直角方向に動き得るように係着し、前
    記規制体25,28には、当該規制体25,28
    の長手方向に沿つて前記係合部24のロツク解除
    保持面24bと略平行に延びる規制面25b,2
    8bを設けて、該規制面25b,28bを、前記
    ロツク解除保持面24bよりも前記電磁ソレノイ
    ド31側に突出し、更に、前記規制体25,28
    には、その一端部に、前記可動鉄心32の側面に
    対して接当する傾斜面25a,28aを設けると
    共に、その一端部における傾斜面25a,28a
    を前記可動鉄心32の側面に接当する方向に付勢
    するばね手段29を設けたことを特徴とする金庫
    等の什器における電子式施錠装置。
JP16413783U 1983-10-24 1983-10-24 金庫等の什器における電子式施錠装置 Granted JPS6072865U (ja)

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